目次
はじめに
こんにちは!ティーです。
今回は、前回に引き続き「一昔前の環境デッキ」を紹介していきたいと思います。
楽しんでいただけると幸いです。
それでは早速、デッキ紹介をしていきたいと思います!
デッキレシピ
【赤単轟轟轟】です。
《“轟轟轟”ブランド》
《“轟轟轟”ブランド》。7マナがタダで出てきて、それはそれは早すぎます。今でも大活躍のカードですね。
それでは、解説の方へ。
デッキ解説
目指せ最速1ターンキル!
このデッキは、場合によっては1ターンキルも可能です。
先攻ターンということが1つ目の条件です。
どうやればいいかというと・・・
先攻ターン。手札には《“轟轟轟”ブランド》、《ニクジール・ブッシャー》、コスト1の火のクリーチャーと、残り2枚があります。
マナチャージをして、コスト1の火のクリーチャーを召喚します。
《ニクジール・ブッシャー》の能力で、火のクリーチャー、手札1枚、シールド1枚を山札の下に置き、《ニクジール・ブッシャー》を召喚します。
残りの手札は1枚です。
《“轟轟轟”ブランド》のマスターG・G・Gで、そのまま《“轟轟轟”ブランド》を召喚します。
このとき、山札の上3枚が《“轟轟轟”ブランド》なら、一気にスピードアタッカーのW・ブレイカーが4体並びます。
相手のシールドに邪魔なS・トリガーがなければ、そのままダイレクトアタックが決まります。
しかし、このコンボを達成できることは極極極稀です。
本当に偶然でも、これが決まったら相手に「不正をした」と言われると思います。
しかし【赤単轟轟轟】は環境デッキ。そのコンボが決まらずとも、十分な速さを誇ります。
とにかく速い!
1ターン目に《凶戦士ブレイズ・クロー》や《ホップ・チュリス》などを出し、2ターン目か3ターン目くらいに《“轟轟轟”ブランド》を出す動きが理想的です。
《“轟轟轟”ブランド》ではなく、《“罰怒”ブランド》でのフィニッシュも強力です。
1コストの火のクリーチャー+《ニクジール・ブッシャー》の動きを2ターン目にすれば、1マナで《“罰怒”ブランド》を出すこともできます。
そうすれば、《ニクジール・ブッシャー》もスピードアタッカーになるので、強力です。
クリーチャーを何体か並べられたら、次のステップへ!
「殴っても殴り返されない」状況を!
ある程度クリーチャーが並んだら、《ドリル・スコール》を唱えます。
【赤単轟轟轟】側はマナはあまり必要ないので、墓地に置かれてもへっちゃらです。
しかし相手は1マナ消されると次のターンいい動きができないことが多く、なんとかS・トリガーで持ちこたえても逆転できない場合が多いです。
こうして、【赤単轟轟轟】はすぐに環境トップを陣取りました。
大会で【赤単轟轟轟】の使用率が非常に高く、もはやじゃんけんの勝者がゲームの勝者ということが幾度となく起きました。
その結果、《“轟轟轟”ブランド》の殿堂入りが決まりました。
しかし1枚でも十分に強く、「これが4積みは恐ろしかったな」と度々感じます。
彼の活躍は止まることを知らないようです。
それでは、次のデッキへ。
デッキレシピ
【青単ムートピア】です。
《セイレーン・コンチェルト》
1マナでマナを1枚アンタップできるカードです。
この間も、そして今も、大暴れしているカードです。
では、解説へ。
デッキ解説
まずは手札を増やす!
1ターン目は、《ガード・グリップ》や《卍獄ブレイン》、《海底鬼面城》などで手札を整えます。
2ターン目は《異端流し オニカマス》を出したり、《アストラ・センサー》やドロー呪文を唱えたりします。
勝負所は3〜4ターン目です。
G・ゼロでクリーチャーを大量展開!
手札のコスト1呪文と《セイレーン・コンチェルト》を唱えます。
4ターン目にこれをする場合は、3ターン目に《歩く賄賂 コバンザ》を出せているととてもいいです。
実質ノーコストで呪文を唱えられる《セイレーン・コンチェルト》を駆使して、なんとか呪文を5回以上唱えます。
そうしたら現れるのが・・・
《次元の嵐 スコーラー》です。
こいつを出して、追加ターンを獲得します。
手札にない場合は、《超宮兵 マノミ》などで探しにいきましょう。
追加ターンに一斉攻撃を仕掛けるので、できるだけクリーチャーの数は減らしたくありません。
《奇石 ミクセル》などがいる場合は、《超宮城 コーラリアン》でどかしてから《次元の嵐 スコーラー》を出しましょう。
できるだけたくさんのクリーチャーを並べたら、追加ターンへ。
追加ターン、一斉攻撃!
追加ターンに入ったら、相手に一斉攻撃を仕掛けます。
《次元の嵐 スコーラー》や《超宮城 コーラリアン》はW・ブレイカー持ちなので、案外簡単にダイレクトアタックまで届きます。
耐えられても、G・ゼロで出た大量のクリーチャーを止めるのはなかなか至難の業です。
《次元の嵐 スコーラー》は登場以来いつでも活躍を見せています。
そんな彼、殿堂入りの予想が多数出ていましたが、結局のところ今は殿堂となっていません。
しかし【青単ムートピア】を止めるために、【ゴクガサイクル】や【オプティマスループ】などにも採用されていた《セイレーン・コンチェルト》が殿堂入りしました。
しかし、《次元の嵐 スコーラー》の活躍は止まらず、【ネバーループ】や【カリヤドネループ】などのデッキで存在を常に証明し続けています。
【青単ムートピア】は【青白スコーラー】となって、活躍を続けています。
果たして、《次元の嵐 スコーラー》は殿堂入りするのか?
もしその結果になったとしても、いつまでも活躍を続けることでしょう。
それでは、そろそろ次へ。
デッキレシピ
【大地サイクリカ】というデッキです。
《母なる大地》
《母なる大地》。【大地サイクリカ】は、この凶悪カードを使ったループデッキです
では早速、デッキ解説の方へ。
デッキ解説
まずはマナを増やそう!
このデッキは、マナが6枚以上あるときにループができます。
とにかく、まずはしっかりマナを増やします。
2マナでマナ加速ができるカードは合計して9枚採用されています。
序盤にどれだけマナの質をよくできるかが勝負ですね。
ちゃんとマナを増やしたら、早くもループに入ります。
ループ方法
では、ループ方法を紹介したいと思います。
初期盤面:バトルゾーンにクリーチャーが一体以上。マナは6枚以上で《龍素記号 Sr スペルサイクリカ》、《黒神龍ザルバ》、《ボルバルザーク・エクス》がある状態。
手順1:手札から《母なる大地》を唱える。能力で自分のクリーチャー1体をマナに置いて、マナから《龍素記号 Sr スペルサイクリカ》を出し、その能力で墓地から《母なる大地》を唱え、手札に戻す。
手順2:《龍素記号 Sr スペルサイクリカ》で唱えた《母なる大地》の能力で《龍素記号 Sr スペルサイクリカ》をマナに置き、《黒神龍ザルバ》をマナから出す。
手順3:手札から《母なる大地》を唱え、《黒神龍ザルバ》をマナに置き、マナから《龍素記号 Sr スペルサイクリカ》を出し、墓地から《母なる大地》を唱え、手札に戻す。能力で《龍素記号 Sr スペルサイクリカ》をマナに置き、《ボルバルザーク・エクス》マナからを出す。その能力で、自分のマナを全てアンタップする。
このあと、手札から《母なる大地》を唱え、《ボルバルザーク・エクス》をマナに置いて《龍素記号 Sr スペルサイクリカ》を出せば手順1に戻ります。
そうすれば、相手は山札のカードを全て引かなければいけない状態になります。
これが、【大地サイクリカ】です。
【大地サイクリカ】の強いところは、《蒼狼の始祖アマテラス》から即死ループを始めることができるところにあります。
《蒼狼の始祖アマテラス》の能力で山札から《母なる大地》を唱え、そのまま《蒼狼の始祖アマテラス》をマナに置いてマナから《龍素記号 Sr スペルサイクリカ》を出し、能力で《母なる大地》を墓地から唱えて、マナから《ボルバルザーク・エクス》を出せば、ループの手順1に入れます。
強いですね。
他のデッキでも活躍していた《母なる大地》は、プレミアム殿堂入りしました。
しかし、《母なる大地》は【大地サイクリカ】を中心に殿堂ゼロで活躍を見せています。
さすが、プレミアム殿堂に入るほどの力。優勝もたくさんしています。
《母なる大地》の殿堂ゼロでの活躍は、終わりを見せないようですね。
では、最後のデッキ解説へ。
デッキレシピ
【赤青ジョーカーズミッツァイル】です。
ついこの間まで環境トップだったデッキですね。
《BAKUOOON・ミッツァイル》
《BAKUOOON・ミッツァイル》。ちょっと前までも、そして今も、活躍を続けているカードです。
では、デッキ解説へ。
デッキ解説
まずは展開!
序盤は、《トムのゼリー》や《花美師ハナコ》、《Wave All ウェイボール》などを展開します。
特に《Wave All ウェイボール》は、呪文を唱えるたびに展開ができるので優先して召喚したいカードです。
中盤に入ったら、大量展開をします。
大量にGR召喚!
3ターン目〜4ターン目に《“魔神轟怒”万軍投》を唱え、大量展開を目指します。
このとき、《メラメラ・ジョーカーズ》や《ザババン・ジョーカーズ》を唱えれば、コストを減らすことができます。
出たGRクリーチャーは《夢のジョー星》でタップ、即時に《BAKUOOON・ミッツァイル》で破壊し、とにかく大量のクリーチャーを並べます。
《パッパラパーリ騎士》なども上手く使って、《BAKUOOON・ミッツァイル》を何度も召喚します。
過剰打点を形成できたら、《本日のラッキーナンバー!》を唱えて殴りにいきます。
相手をとことんロックして、逆転されない状況を!
《ジェイ−SHOCKER》のJトルネードや、《無限合体 ダンダルダBB》での《本日のラッキーナンバー!》などで安全にダイレクトアタックを決めます。
これが、【赤青ジョーカーズミッツァイル】です。
文句なしの環境トップでしたが、《BAKUOOON・ミッツァイル》の殿堂入りで最強の名は崩れることとなりました。
しかし《BAKUOOON・ミッツァイル》の環境支配は止まりを見せていません。
これからの環境にも目が離せませんね。
終わりに
いかがでしたか?
今回は2回目ですが、やはり昔の環境を知るのは楽しいですね。
評価次第で、さらに続編もやるかもしれません。
なにか質問とか感想とかがありましたら、下のコメントのところに書いてもらえると嬉しいです。
では、また次回の記事でお会いしましょう。
さようなら。