【全国大会2019】日本一決定戦の軌跡【参加レポート】

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【全国大会2019】日本一決定戦の軌跡【参加レポート】

はじめに

日本一決定戦”2019”が2022年に開催されました。一参加者である自分にとって、これほどまでに嬉しいことはありません。

2019年に共に競い合ったライバルと決着をつけるための闘い。今回はそんな「デュエル・マスターズ 全国大会2019日本一決定戦」の参加レポートを◆ドラ焼きがお送りします。

事前メタゲーム予想、使用デッキの解説、当日のレポートの三部構成で紹介していきますので、是非最後までお付き合いください。

目次

アドバンス事前メタゲーム予想

CSで多く結果を残しているのは【4cドラグナー】、【ガイアッシュ覇道】といったドラゴン基盤のデッキでした。

それらに速度で対抗する【火単我我我】、【JO退化】。

ハンデス+《とこしえの超人》のパッケージで対抗する【5cコン】、【アナカラーダークネス】というのが大雑把な環境の見取り図です。

いずれにせよドラゴン系統のデッキが環境の中心なのは変わらないという認識で調整を進めていきました。

結論としてはドラゴン系統のデッキが中心の環境に見えて、実際は速いデッキの勝率が頭一つ抜けているというのがこの時のアドバンス環境の真実です。

だからこそ、【ガイアッシュ覇道】、【アナカラーダークネス】といった”受からない”デッキは弱い。

【火単我我我】か【JO退化】で受けを貫く側に回るか、【4cドラグナー】か【5cコン】で受けに回るかという選択をすることになります。

各4つのデッキをそれぞれ見ていくこととします。


【火単我我我】


3,4ターンキルの再現性が現環境で最も優れているのがこのデッキの一番の強み。

《最終龍覇 ロージア》1枚くらいの受けならば貫通することも出来、【4cドラグナー】相手にもほぼ「ドラサイを踏まない確率=勝率」というような戦いが出来る点が魅力です。

弱点があまり存在せず、現環境の優等生デッキだと認識しています。


【JO退化】


【火単我我我】よりも再現性は劣るものの、相手の受けを貫通する力が魅力のデッキです。

《アルカディアス・モモキング》を減らし、《無双龍騎 ボルバル・モモキング》を多く採用することで《ドラゴンズ・サイン》を踏んでも貫通が狙えるため、「ドラサイを踏んでも勝てる」点が【火単我我我】との差別点です。

しかし、その分安定感に劣るため実際どれだけ勝てるのかということを検証を重ねなくてはなりません。

結果としては【火単我我我】よりもやや「ドラサイモルトデッキ」に勝ちやすいという勝率が出ていました。

ただし、それでも【火単我我我】vs【JO退化】のマッチアップでは【火単我我我】に軍配が上がります。

そういう点を加味して、自分達の調整グループは【JO退化】よりも【火単我我我】の方が母数が多いと考えていました。


【4cドラグナー】


デュエルマスターズのメインフォーマットのような扱いを受けているのは「オリジナル環境」ですが、それと「アドバンス環境」の最大の差はこのデッキの存在だと言っても過言ではありません。

《最終龍覇 ロージア》+《邪帝斧 ボアロアックス》+《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》の受けパッケージはジャスキル+1打点の攻撃を否定しながらカウンターをしてくる。

《ドラゴンズ・サイン》+《最終龍覇 グレンモルト》のパッケージは受けでも攻めでもこなす何でも屋。

デッキパワーが高くどの対面とでも戦える反面、マークされている可能性が高くて見かけ以上に立ち位置は良くないデッキでした。

ただ、事前予想では母数が多いことが予想されるデッキの一つでありましたし、絶対に当たることになるであろうデッキタイプでもありました。


【5cコン】


《ドラゴンズ・サイン》+《最終龍覇 グレンモルト》&《龍風混成 ザーディクリカ》の受けパッケージをそのままに、より受けに特化したのが【5cコン】。

G・ストライクを8枚以上、その他STも多く積めることから「ドラサイを踏ませなかった試合も一定は勝てる」というのが強みの受けデッキです。

実際調整段階では【4cドラグナー】、【ガイアッシュ覇道】、【火単我我我】、【JO退化】といった主要な環境デッキ全てに勝ち越しと、まずまずの結果となっていました。

しかし、基本的に相手に攻撃されたのを受けて返すデッキであることから、都合良くトリガーを踏ませられないと勝てず、相手の練度が高ければ高いほど勝率が出ません。(それでも勝ち越しはする)

普段のCSであれば使用候補にも入れられるデッキではありますが、全国大会で自分達が使うのかと言われると・・・・というようなデッキでした。

あとは満遍なく勝てはする分、これに当たれば圧倒的に勝てる、というような対面がなかったり、【アナカラーダークネス】や【水単ムートピア】といった逆立ちしても勝てない対面が存在することも使用を躊躇った理由の一つです。

【5cコン】は地雷耐性が無いデッキで、環境外のデッキと当たると厳しい戦いになりがち。

【アドバンス】で選択したデッキ

さて、このようなデッキが存在する中、私たち調整グループが選択したのは【JO退化】でした。

ただし、テンプレートをそのままというわけではなく、不利対面となる相手に対するアプローチなども盛り込みましたので、それらは後で紹介していきたいと思います。

ひとまずアドバンスのメタゲーム予想はこのくらいにしてオリジナルの予想に移っていきましょう。


オリジナル事前メタゲーム予想

オリジナル環境は「群雄割拠」、「環境デッキが多く存在」・・・etc

なんていう言葉は幻です。

実際のところ、現オリジナル環境は完成された3つのデッキが牛耳る「3強の環境」だと私たちは結論付けました。

ただし、敢えて言っておきますがそれ以外のデッキを使うのが駄目なわけでは決してありません。

これから紹介する「3強」の内2つ、あるいは3つに勝てるようなデッキであればメタゲームに食い込むことが出来ます。そのため今回は3強に対してのカウンターとなり得るデッキも紹介しておきたいと思います。

3強デッキはどれも完成度が高く生半可なメタデッキでは突破が困難なことも付け加えておきます。

私たちは3つ全てに勝てるデッキを作る事が出来ませんでしたが、是非チャレンジしてみてください。


【火単我我我】


アドバンスと同じく、再現性の高さから環境内の優等生とも言えるデッキです。

弱点はというと、アドバンスよりもその強さが認知されているため、メタられやすいデッキになっている点と言えるでしょう。

その例が、実際に日本一決定戦で2位になった「受け枚数を増やした【5cコン】」や、3位になった【4c邪王門】たちです。

オリジナル環境においては特に、「火単への勝率をどれくらいのラインにおくか」という作戦が各参加者の中で立てられていたことでしょう。

ある程度割り切って良いなら【JO退化】を、五分欲しいなら【火単我我我】を、有利が欲しいなら【4c邪王門】や【MDW】を、というような感じです。

また、【火単我我我】を使う上で最も警戒しないといけないのは三強の中の一つである【グルメ墓地ソース】です。

テンプレとなる《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》入り構築では負け越してしまうため、《一番隊 チュチュリス》、《轟車 “G-突”》、《“逆悪襲”ブランド》といったカードでの対策は必須となることが予想されました。


【グルメ墓地ソース】


現環境でも最強格のデッキだと自分は思っています。

メタられにくさ、受け性能、切り返し性能、ゲームプランの豊富さ、など強みが多くあり、やっていることもほぼアンフェア(殴らない)デッキなので、現環境で最強のアンフェアデッキという立ち位置だと思っています。

ただし、唯一の弱点は【JO退化】に勝てないこと。

そしてこの後説明しますが、【JO退化】は現環境でかなり立ち位置が良く、優勝するまでの間に必ず当たります。

全国大会でベスト8を目標にするならアリな選択ではありますが、優勝は絶対に狙えない。そんなデッキが【グルメ墓地ソース】です。


【JO退化】


【JO退化】の強みは【火単我我我】を対策してきた受けデッキに対して勝率を出しやすい点、【グルメ墓地ソース】に圧倒的有利が付いていることから当日イージーに予選抜けが出来るかもしれない点などです。

アドバンスと同じく一番の敵は【火単我我我】ですが、前述の通り【グルメ墓地ソース】への突破力を考えると《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》が抜けがちです。

《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》が入っていれば4.4割、入っていなければ4.8割くらいで勝負が出来ます。どちらにせよ不利なマッチアップではあるものの、使用する上で”追い風”となる要素の一つでありました。


3強以外のデッキ

3強以外に自分が使用候補としてマークしていたのが【ドロマー墓地退化】、【MDW】の2種類でした。

【ドロマー墓地退化】は【火単我我我】、【JO退化】に有利に戦え、かつ《聖霊王アルファディオスGS》を採用すれば【グルメ墓地ソース】とも戦えるデッキでした。

しかし、その再現性に難があり、かつ、特に【JO退化】への勝率が安定しません。

その日会場で一番運の良い人間になれるなら使っても良いなあ・・・と考えていましたが、「それなら【JO退化】を使えば良いそれが私の出した結論でした。

そしてもう一つの3強以外のデッキが【MDW】。

このデッキは盾で返すことに特化したデッキであり、実際デッキの美しさで言えば3強にも引けを取りません。

ただし、使う上で一番大事なのは当たり運です。本戦のどこかで、【グルメ墓地ソース】、【水魔導具】、【アナカラー墓地退化】などと当たればその時点で敗退はほぼ確実。

メタ読み一点狙いで持ち込むのはアリなデッキでしたが、自分達はそれよりも”丸い”選択を取ることとしました。

【オリジナル】で選んだデッキ

さて、ここまでオリジナルについて見てきましたが私たちが選んだデッキはアドバンスと同じく【JO退化】でした。

正直な話アドバンスに関してはすぐにデッキが決まったものの、オリジナルは難航しました。

ギリギリまで他の選択肢の検討を行った上で、最終的には「火単からテスタが抜けがち」という点が決め手となって【JO退化】を選択しました。

そしてご存知の方も多いと思われますが、今大会で使用した【JO退化】はテンプレでは採用されないカードも数枚採用されています。その点も重点的に解説していきたいと思います。

使用デッキ解説

キーカードは「ゴッモモ」

今回私たち調整グループがオリジナル、アドバンス両レギュレーションで採用したキーカードが《神帝英雄 ゴッド・モモキング》となります。

【 スター進化クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ・ドラゴン / ゴッド / レクスターズ / 文明 水/火 / パワー11000 / コスト8

■スター進化:レクスターズ、水のクリーチャー、または火のクリーチャー1体の上に置く。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーの攻撃の終わりに、カードを2枚まで引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。こうして名前に《モモキング》とあるカードを捨てたら、このクリーチャーをアンタップする。こうしてレクスターズを捨てたら、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。

このカードの強みは基本的には《無双龍騎 ボルバル・モモキング》との対比で語ることが出来ます。

《無双龍騎 ボルバル・モモキング》が4点で自分の手札を2枚増やすのに対し、《神帝英雄 ゴッド・モモキング》は2点で非公開領域のカードを2枚加えつつ自分の手札を1枚増やします。

《神帝英雄 ゴッド・モモキング》で2回殴れば《無双龍騎 ボルバル・モモキング》と同じだけのリソースを回収でき、リソースとして見たときに強さはほぼ同格。

むしろ、非公開領域に4枚触れる《神帝英雄 ゴッド・モモキング》の方が上です。

また、自分のシールドを減らさないため、同型、【火単我我我】といったデッキ相手に使用するのにもリスクが少ないです。

巷で言われている《キャンベロ〈レッゾ.Star〉》のロックをすり抜けられるという点も確かに魅力ですが、どちらかと言うと自分の盾を減らさずに打点を伸ばし、リソースを抱えられるのがこのカードの強みです。

また、現環境では《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》の影響で最初の2点のリスクは比較的低いことが多いです。そのため最初の2点を《神帝英雄 ゴッド・モモキング》で攻撃し、《禁断のモモキングダム》や《キャンベロ〈レッゾ.Star〉》を引き込みに行くような動きも可能です。

《神帝英雄 ゴッド・モモキング》は、各進化カードの5枚目以降というイメージ。

これだけでなく、《ガル・ラガンザーク》、《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》、《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》といった【JO退化】が苦手とするカードへの回答にもなるカードです。

STで出てきた《ガル・ラガンザーク》をバウンス出来る。
JOとゴッド、どちらかしか宣言出来ないため突破が容易に。
攻撃回数を制限されなくなる。

最大の弱点は文明が弱いことです。《アルカディアス・モモキング》と同じく積み過ぎは厳禁となります。

これは余談ですが、2月にパラレルマスターズが発売された直後からグループ内でずっと研究を重ねており、当初は《エボリューション・エッグ》型の【JO退化】に1~2枚採用することで《進化設計図》型にも負けないリソース勝負が出来るようになる、という意味合いで使用していました。

そこから調整を重ねた結果、《進化設計図》型に採用しても良いという結論が出てました。

もしも次の殿堂発表で《進化設計図》が規制されるようなことがあれば、その時が《神帝英雄 ゴッド・モモキング》の本領が発揮されるのかもしれません。

「ゴッモモ」についてはこれくらいにして、使用したデッキリストを見ていきます。


アドバンス【JO退化】


オリジナルではバリューの高い《アルカディアス・モモキング》ですが、アドバンスにおいては微妙なので不採用。この結論は全国の多くのプレイヤーが出していた結論でしたね。

《神帝英雄 ゴッド・モモキング》の強みを説明してきましたが、アドバンスにおいては《無双龍騎 ボルバル・モモキング》が優先されます。

《最終龍覇 グレンモルト》の突破には《無双龍騎 ボルバル・モモキング》が必要になることが理由です。

《ドラゴンズ・サイン》→《最終龍覇 グレンモルト》で《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》を装備されてもバトル+《キャンベロ〈レッゾ.Star〉》侵略で突破が可能なのが《無双龍騎 ボルバル・モモキング》にしかない強みです。

因みに【4cドラグナー】の超次元に《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》が採用されていない場合は、《神帝英雄 ゴッド・モモキング》で殴ってるだけで勝てたりします。

《将龍剣 ガイアール》ではなくて、《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》の方がオススメ。

【4cドラグナー】を重く見て《無双龍騎 ボルバル・モモキング》3、《神帝英雄 ゴッド・モモキング》1の配分ですが、《アルカディアス・モモキング》を採用しないで良いアドバンスにおいてはもっと積極的に《神帝英雄 ゴッド・モモキング》を採用しても良いでしょう。

また、今回の構築の変わっている部分として《斬罪 シ蔑ザンド》が採用されていることが挙げられます。

【 オレガ・オーラ 】
種族 マフィ・ギャング / デリートロン / 文明 闇 / パワー+4000 / コスト4

■無月の大罪2(このオーラを使うコストを2少なくしてもよい。そうしたら、このターンの終わりに、自分のクリーチャーを1体破壊する)
■これを付けたクリーチャーに「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)
■これをクリーチャーに付けた時、各プレイヤーはそれぞれ自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。

これは【火単我我我】を対策するために採用しています。

また、そのためには後攻2ターン目に《斬罪 シ蔑ザンド》を使った時に1:1交換以上を取れることが絶対条件でした。

そのため、《新世界王の破壊》と《シェイク・シャーク》を採用し、条件付きではあるものの後攻2ターン目に1:2交換が可能な構築にしてあります。

よく採用が見られる、《モウドク 乙-一式》は後手2ターン目に機能しないので不採用。

しかし、この作戦は諸刃の剣であると調整メンバー間でも認識していました。

《斬罪 シ蔑ザンド》は《ガル・ラガンザーク》を破壊出来る、《最終龍覇 グレンモルト》のウエポンを剥がせる事がある、同型で1ターン稼げる場合があるなどというメリットがなくもないですが、基本的には対【火単我我我】専用カードです。

《怒りの影ブラック・フェザー》の方が丸くて、デッキとして美しいのは言うまでもありません。

それでも、このデッキの最大の課題は【火単我我我】であると捉え、そのためには少なくとも3枚は採用しないと有利にならないという調整結果からこの構築を使用しました。

実際当日の環境は【JO退化】が最大母数の23、【火単我我我】がそれに次いで11と、この作戦がハマっていたのかと聞かれると失敗だったとも言えるかもしれません。

アドバンスで【JO退化】を使った調整メンバー4人の内3人が【火単我我我】と当たり、勝ち越しているのは運が良かったのか、それとも作戦勝ちなのかはまだ結論が出ていませんが、もしももう一度やり直すとしても私は《斬罪 シ蔑ザンド》を3枚積んでいると思います。


オリジナル【JO退化】


特徴的な部分は《神帝英雄 ゴッド・モモキング》が2枚採用、《無双龍騎 ボルバル・モモキング》が0枚であるというところです。

これに関しても最後まで悩んだ部分でした。自然文明が16枚というのは少ないですし一種の賭けでもあります。

ですが《神帝英雄 ゴッド・モモキング》は1枚は積みたいので、ゴッド:ボルバルは1:1か2:0に2択で悩み続けていました。

一人回しを行って《無双龍騎 ボルバル・モモキング》が文明として貢献してくれるのかを確かめるなど、様々な方法でどちらが良いのかを確かめていきました。

自分達の結論としては、自然文明16も17もそんなに変わらないけど、ゴッモモが1と2ではデッキの動きの幅が大きく違うというものです。それで自然文明が引けずに負けたとしても誰も後悔はありません。

因みに《新世界王の破壊》を1枚だけ入れるのか、《新世界王の闘気》4でいくのかは完全に好みですので好きなように配分して大丈夫です。

デッキに関しては以上です。

リストに関してはメンバー全員で出した結論であり、自分達に出来る最大限の答えを出せたのは良かったと感じています。

また、オリジナル、アドバンス共に《未来王龍 モモキングJO》のバージョンを分けています。

これについてはフェアリーchで紹介していますので、是非そちらをご覧ください。

参加レポート

当たった対面は以下の通りです。(敬称略)

戦績表

予選(アドバンス4回戦)

R1 キリコグラスパー(ユウキング) 後攻
R2 JO退化(TIGHT) 先攻
R3 JO退化(ぐってぃ) 後攻
R4 火単我我我(香夜) 先攻

予選(オリジナル3回戦)

R5 JO退化(セキボン) 後攻
R6 JO退化(ぴゅう) 先攻
R7 JO退化(ナツメ) 先攻

本戦(オリジナル2本先取)

準々決勝 JO退化(ナツメ) 先攻スタート ○○
準決勝 5cネバードラサイ(NJ) 先攻スタート ✕✕
三位決定戦 4c邪王門(おんそく) 先攻スタート

結果 4位

メタ読みとしてはアドバンス、オリジナル共にここまで【JO退化】に偏るとは思っていませんでした。

《神帝英雄 ゴッド・モモキング》があるとはいえ、正直5分なのは変わらないためただただ運が良かった、というのが今回の勝因とも言えるでしょう。

だからこそ、それだけ運が良かったにも関わらず優勝出来なかったことは悔しいですし、今でも準決勝で負ける場面を夢に見ます。

この悔しさをバネにして、次はもっと上を目指します。

さて、個人的に印象に残った試合を2試合だけ簡単に振り返っておきます。


予選4回戦(アドバンス) vs火単我我我(香夜選手)


予選最終戦で勝てば全勝で折り返しだったため、確実に取りたい試合で前に座られたのは【JO退化】が苦手とする【火単我我我】でした。

何度も試行回数を重ねた上で、構築段階で有利までもっていった相手でしたが、実際チューニングの強みが出た試合になりました。

先攻2ターン目の《進化設計図》では《禁断英雄 モモキングダムX》が入らなかったものの、複数枚カードをキャッチ出来、ハンドキープの余裕を作れました。そのまま、3,4ターンと連続で《斬罪 シ蔑ザンド》を投げ相手にリーサルを許さないようにしました。

そのまま5ターン目の《進化設計図》トップデックから一気に走りきって勝ちました。3,4ターン目に《ブルンランブル》《シェイク・シャーク》を連続で捲った時には調整仲間への感謝が止まらなかったですね。


準決勝(オリジナル) vs5c(NJ選手)


配信卓でも残っているマッチですが、やはり一番記憶に残っているのは3本目。ラストの盾から《ナウ・オア・ネバー》がトリガーした場面です。

あの時の択として、《禁断英雄 モモキングダムX》でシールドを割り切るか、それとも1枚のシールドを残してエンドかという択が存在していました。

因みにその時の自分の手札は《雪溶の鎖/堕牛の一撃》と《怒りの影ブラック・フェザー》です。

これから語ることはその盤面の状況を分かっていないと伝わらないかもしれません。

なので自分とNJ選手の準決勝3本目の最終局面をYoutubeで見た上で考えてくださると幸いです。

※準決勝3本目の最終局面 7:30:00 頃からご覧いただくと状況がわかりやすいです。


もしも殴っていなかったら・・・

もしも取らなかった選択肢の方、つまりは盾を残してエンドの場合、次のターンに《堕牛の一撃》を唱え、《アルカディアス・モモキング》まで引き込むことが出来れば勝っていたかもしれません。

しかし、その択は溜めた1ターンの間に相手が《ナウ・オア・ネバー》を唱え、《ロスト・Re:ソウル》を使うと破綻するプランです。

因みに、NJ選手の手札枚数と試合展開の様子からすると《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》を持っている確率が薄いのはテーブルに座っている段階から分かっていることでした。

ですが、実際に《ロスト・Re:ソウル》を撃たれたとしてもNJ選手は最後の盾に祈ることになるのは明白でした。G・ストライクでも良いから攻撃を耐えきることが出来ればNJ選手の勝ち。

そのため、溜める択も全然悪くない択であると当時も今でも考えています。


実際に取った「殴る」という選択の理由

そして実際に取った方の択の裏目は、《ナウ・オア・ネバー》、《ドラゴンズ・サイン》、《灰燼と天門の儀式》のいずれかを踏むことです。ただ、既に墓地に《龍風混成 ザーディクリカ》が2枚落ちていましたし、《ドラゴンズ・サイン》は踏んでもまだゲームになっているのではないか、というようにも見えていました。

それに《灰燼と天門の儀式》を踏んだとしても公開領域には《ナウ・オア・ネバー》がないため《SSS級天災 デッドダムド》さえ絡まなければ次のターンにジャスキルを組むだけの隙は生まれるのではないかという風にも見えていました。

なので、本当に踏んではいけないのは実は《ナウ・オア・ネバー》、《灰燼と天門の儀式》の2種だけではないか、仮に踏んだとしても今踏めばまだゲームは続くのではないかと読みました。

実際のところは、NJ選手は3枚目の《龍風混成 ザーディクリカ》をキープしており、《ドラゴンズ・サイン》も有効なトリガーでした。

それから、殴った理由はもう一つあります。ラストの盾から《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》を踏むのも、相手が次のトップデックでそれを引くのも結局確率は同じということです。

殴らずに溜めれば相手が引かなかった時に確定勝ちになるかもしれない。殴って踏まなければ確定勝ちになる。

そして、相手がトップデックで引く確率と踏む確率はほぼ同じで、《灰燼と天門の儀式》の差でしかない。

この二つを天秤にかけた時に殴った方が太いと思って殴りました。


第三の選択肢

殴る殴らないの択に関しては以上ですが、もう一つ分岐が存在していました。

それが《禁断英雄 モモキングダムX》の解放タイミングです。

最初の《神帝英雄 ゴッド・モモキング》のWブレイクで《ドラゴンズ・サイン》を踏んだタイミングで解放することを選びましたが、《キャンベロ〈レッゾ.Star〉》のまま一度止まり、次のターン以降に解放を残す、というのが正着だと今では考えています。

そのタイミングのステイであれば相手の手札も細く、5マナのカードをプレイ出来ない可能性もありました。

唯一裏目はNJ選手が《SSS級天災 デッドダムド》を持っていて、《キャンベロ〈レッゾ.Star〉》ごと自分の場の《未来王龍 モモキングJO》が破壊されることでした。

この裏目を踏んでも、一応は《禁断英雄 モモキングダムX》を退化させて攻撃にいくことが可能。

そうされなかった場合、次のターンに《堕牛の一撃》から《アルカディアス・モモキング》まで到達出来ていれば勝ち。そうでなくても、《禁断英雄 モモキングダムX》の解放が残っているので優位に立てます。

この場合、残っているNJ選手の盾3枚から踏み倒し系の呪文+Gストライクが最低でもないと耐えることが出来ませんし、盾さえ割り切ってしまえば場の《禁断英雄 モモキングダムX》の解放を生かして押し切ることも出来たでしょう。

実際の所、自分は次の2点で《ロスト・Re:ソウル》を踏んでおり、山の上を振り返ってみても《アルカディアス・モモキング》は無かったので、このプレイを取ったとしても負けていました。

しかし、《禁断英雄 モモキングダムX》の解放を残して押し切ることを狙う方が相手の盾の要求値が高く、勝ち筋も多いためこちらのプレイを取るべきでした。

《禁断英雄 モモキングダムX》の解放タイミングは勝敗に直結するということです。

おわりに

さてようやく私の、いや私たちの2019年が終わりました。

結果としては自分自身は4位で惜しくも入賞を逃したものの、一緒に調整しアドバンスとオリジナルでデッキをシェアしたセキボン選手が優勝、カイザ選手がベスト8でした。

今回調整グループ内ではデッキ構築を主に担当していたので、ビルダーとしてはこの結果に満足しています。

ただ、プレイヤーとしては・・・・まだまだ自分の挑戦は続いていきます。

公式大会でこのように上位に残れたのは初めてのことで、配信に映ったのも初めてだったわけですがプレイヤーとして多くの経験を積ませていただきました。

10月に開催されるGP10thではより成長した自分になっていられるよう、研鑽を続けて参ります。

沢山の応援をありがとうございました。今後ともガチまとめのライター活動をはじめとした、様々な活動を応援していただけると幸いです。

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