このデッキはこんな人にオススメ! |
・超大型クリーチャーでワンショットしたい! ・サイキック・クロスギアの実装に感動した ・今ここを見たな?これでお前とも縁ができた! |
みなさんこんにちは!自分の記事をご覧になったことがある方はお久しぶりです!
【格安デュエマ研究所】、研究員の天才トレカライター・H宮田です!
再登場したいしたいと思いながら、連載に加えて引っ越しだなんだと記事執筆にかける時間が少なく……やっと帰ってこれました!
これから時間作ってまたドンドンドンブラ格安デッキ紹介したいなあ。
デュエマに存在する数多のカードたち。
みんなが大好きな高いカード以外にも、まだ見ぬ安くて面白いカードたちはたくさんあるはず!
そんなカードたちを使った格安デッキを紹介する本企画『格安デュエマ研究所』!
北白河さんの【ジョーカーズ・GRエンジン】からバトンを受け取り、第94カイ!となるこんかーい こんかい。(ここまでテンプレ)
今回の主役となるのはもちr
もちろんこの俺の新たな姿!《ボルベルグ・龍覇・ドラゴン》!
うわあ!ビックリした!……ゴホン、全俺待望の《ボルベルグ・龍覇・ドラゴン》が今回の主役。
サイキック・クロスギアという新たなステージに立ったクロスギア強化ギミックの大エースとなるハチャメチャ踏み倒し野郎のこの一枚。
ドラグナーを新しく得たことで「助けて!モルト!!」に対応し、完璧さ だす気まんまんだったのですが……ちょっとその相方が格安範囲にするにはギリギリ厳しいんですよね。
うーん……さすがに10マナ払うの高すぎ それより早く出したくなりますね。
そこのけ 俺が言うぜ。そんなときはデュエマの基本に立ち返るんだ。ドラゴンを速く出したいときに頼るのは……頼りになるお供たち、ファイアー・バード!つまり……
これ勝太と勝舞だ! なるほど、この「踏倒数体 デュエルブラザーズ」を使えば……!
いまだGO!GO! 5から6だ
タッダで出せ 山からチェンジ
GO!GO! どんなときも超次元 ←ここから タダ出しながら
全ギアをクロスしていく
絶対に 俺こそ オンリーワン!
目次
【はじめに】やすたろう
茶番も終わったところで本企画のルール説明を!
『格安デュエマ研究所』は、ガチまとめの豪華ライター陣が持ち回りで、低予算デッキを構築・紹介していく企画になります。
低予算デッキといってもどれくらいの金額を「低予算」とするのかは人によりますが、本企画では第一回格安デュエマ研究所を参考に「シングル価格の合計がクロニクルデッキの定価(=およそ5000円)以内」という基準が採用されています。
この記事におけるシングル価格は、前回同様執筆(2023/02/24)時点のカーナベル通販価格における最も安いバージョンの状態A(最高品)を参考にしています。
状態にこだわらなければさらにお安く構築も可能!?
そしてもちろん忘れちゃいけないのは「安いデッキは高額デッキの代用品ではない」ということ!
安い!強い!面白い!ドキドキワクワクするデッキを今回も紹介するぞ!
それではさっそく、今回のデッキコンセプトからいってみましょう!
【今回のデッキコンセプト】ふみたおしとボルベルグ
《ボルベルグ・龍覇・ドラゴン》が使いたい~!!!
完
制作・著作
カーナベル
……といったら乱暴すぎるのですが、始まりは間違いなくそこなので入れました。使いたいカードが格安範囲になったらみんなこう思うって……!
実際のところ単体でダイレクトアタックまで持ち込める大型クリーチャーとしては破格の値段になっているので、必然的にアドバンスになるとはいえ……考えていた人も多いのでは?
「《ボルベルグ・龍覇・ドラゴン》でワンショットキルを決める」というコンセプトが決まったところで10マナという破格の重さを踏み倒すため、今回は《レッツ・デュエル兄弟》を採用!
5マナ超次元「ホール」呪文によってサイキック・ファイアー・バードを複数展開することができ、マナカーブ的にも5→6とちょうどよくつながりますね。
そしてこのキーカードはどちらも呪文であり、踏み倒しのタネとなるファイアー・バードは超次元ゾーン、山札から出す都合上《ボルベルグ・龍覇・ドラゴン》は手札にあまり来てほしくないところ。
ここから逆算し、コンボデッキに必要なパーツ集め要因として「山札から呪文を探しつつそれ以外をボトム送りに」できるカード……
《ロジック・Re:キューブ》を採用し、デッキカラーが確定!行ってみましょう、今回のデッキレシピはこちら!
【デッキレシピ】こうちくソノ3400
このデッキの価格は3365円!(2023/02/24時点)
再録のない……もっというとカーナベルですら状態Aの美品がほぼないカードが含まれてたりするので、実際に注文するともっとお安く組めるかも?
新ボルベルグ+サイキック・クロスギアのセットはまとめて確保している人も多そうですし、そういう人は古めのカードを一式そろえれば簡単に組めそうですね。お求めは是非是非カーナベルにて!
ここからは採用カードを大まかにキーカード、メインデッキ、超次元ゾーンに分類してそれぞれのデッキでの役割を解説していきます。今回もキャプション芸は一旦封印
【個別カード解説】テとキとスとト
キーカード
《ボルベルグ・龍覇・ドラゴン》
【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / サムライ / ドラグナー / 文明 火 / パワー14000 / コスト10
■スピードアタッカー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、名前が異なるクロスギアを好きな数、自分の手札または超次元ゾーンから出してもよい。
■バトルゾーンにある自分のクロスギアを、コストを支払わずにこのクリーチャーにクロスしてもよい。
75円
動けば烈風の如く、発すれば雷雨の如し。ゆえに絶対無敵!
最強無敵レジェンドクリーチャー《ボルベルグ・クロス・ドラゴン》の新たな姿!
侍流ジェネレートの上位能力ともいえる超次元ゾーンも対象にした無料ジェネレートに加え、コスト・パワー・ブレイク数が一回り大きくなって帰ってきた~!!!
同時に収録されたサイキック・クロスギアの能力を同時に発揮することで、実質ほぼアンブロッカブルの5ブレイク+マナからダイレクトアタック要員を踏み倒し、と単体で勝負を決められる性能になって現代デュエマに復活参戦してきたボルベルグ。
欠点としてそのマナコストがあげられますが、ほぼ同時期に《「助けて!ボルベルグ!」》こと、《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》が収録されたことでその欠点も解消。
しかしながら、格安においては少々きびしいところがあり……
1枚660円の「助けて!ボルベルグ!!」に加えて新ボルベルグをお互いに4枚採用するとその時点で2940円。
超次元ゾーンを活用するデッキのため残り40枚を2060円で構築となると……全部カーナベル最低価格にしてギリギリくらいになっちゃうんですよね。
《炎龍覇 グレンアイラ》面のためにドラグハートも採用したい、など考えていくとちょっとこのよくあるプランを詰めていくのは厳しそうです。
そうなればどのように10マナという重さをごまかしていくのか?
ドラグナーサポートがだめなら、別の種族サポートを使えばいい!ということで、白羽の矢が立ったのがこちら。
《レッツ・デュエル兄弟》
【 呪文 】
文明 火 / コスト6
バトルゾーンにある自分のファイアー・バードをすべて、好きな順序で自分の山札の一番下に置く。その後、その枚数の進化ではないアーマード・ドラゴンが出るまで、山札の上からカードをすべてのプレイヤーに見せる。こうして見せた進化ではないアーマード・ドラゴンをすべてバトルゾーンに出し、残りを自分の墓地に置く。
50円
種族「アーマード・ドラゴン」をサポートする踏み倒し呪文!
踏み倒しのタネにドラゴンのオトモとなるファイアー・バードが必要ですが、デッキから直接大型アーマード・ドラゴンを踏み倒せるのは驚異の一言!
6マナは少々重いですが、マナブーストを一回でも挟めば5ターン目……踏み倒し先がそのターンで勝負を決められるカードならギリギリ問題ないと言えるでしょう。
後述しますが、自然を絡めて最速4ターン目にボルベルグを射出するデッキを考えてみても面白いかも?
わかりやすい欠点としてはファイアー・バードを展開しないといけない点。
マナコスト的に先置きしておくことになると思いますが、そこまでパワーが高いわけでもないので各種除去効果・マッハファイターなどのバトルで狙われやすいんですよね。
そしてその欠点を解消してくれるカードは……超次元ゾーンにありました!
《サコン・ピッピー/星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》
【 サイキック・クリーチャー 】
種族 ファイアー・バード / ハンター / 文明 火 / パワー3000 / コスト2
覚醒 (サイキック)リンク - 自分のターンのはじめに、バトルゾーンに自分の《流星のフォーエバー・カイザー》と《ウコン・ピッピー》があれば、そのクリーチャーとこのクリーチャーを裏返しリンクさせる。(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)
【覚醒後】
《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》
【サイキック・スーパー・クリーチャー】
種族 キング・コマンド・ドラゴン/ハンター / 文明 火 / パワー19000 / コスト20
バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて「スピードアタッカー」を得る。
相手のサイキック・クリーチャーは攻撃・ブロックできない。
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を墓地に置いてもよい。こうして墓地に置いたカード1枚につき、そのカードとコストが同じかそれ以下のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
T・ブレイカー
リンク解除(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、そのサイキック・セルのいずれか1枚を選んで超次元ゾーンに戻し、残りのカードを裏返す)
90円
2マナパワー3000のサイキック・ファイアー・バード!このデッキにおいてはバニラ運用なのでテキストについては一旦忘れてください。
2マナであることが本当にありがたく、5マナの超次元「ホール」呪文で2体同時展開ができるんですね。同時に展開されるためどちらかは生き残りやすい!もちろん、ちょっとだけ除去されづらいパワー3000なのも嬉しいポイント。
このカードを《レッツ・デュエル兄弟》で《ボルベルグ・龍覇・ドラゴン》にする、というのがこのデッキの基本の流れになります。
もちろん2体展開して両方生き残ったら2体の《ボルベルグ・龍覇・ドラゴン》に変身してくれるため、大型クリーチャーが複数枚出ることでよりワンショットキル成功率は上がる事でしょう。
メインデッキ
《ロジック・Re:キューブ》
【 呪文 】
文明 光 / コスト2
■G・ストライク(この呪文を自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■自分の山札の上から4枚を見る。その中から呪文を1枚相手に見せ、手札に加えてもよい。残りを好きな順序で山札の一番下に置く。
120円
《堕呪 ゴンパドゥ》
【 呪文 】
種族 魔導具 / 文明 水 / コスト2
■自分の山札の上から3枚を見る。その中から1枚を自分の手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。
50円
ここからはメインデッキの紹介、まずはコンボパーツサーチ要員としての《ロジック・Re:キューブ》!
山札の上からコンボパーツとなる呪文をサーチしつつ、山札にいてほしい《ボルベルグ・龍覇・ドラゴン》はそのまま山札に戻せるのが強みです。さらに、G・ストライク持ちのため構成上受けがガラ空きになりがちなコンボデッキとしても嬉しい!
《堕呪 ゴンパドゥ》は5枚目以降の《ロジック・Re:キューブ》としての採用ですが、色を合わせた《クリスタル・ケイヴ》でない理由としてはアンタップイン水マナが足りなくなってしまったため。
こちらは見れる枚数が少ない分クリーチャーも回収できるので、《龍剣 星王紅鬼勝》で踏み倒すための多色クリーチャーを探しに行くこともできるのが利点ですね。
逆に言えば、ここは同じ動きのできるカードで多少の調整が効く枠だということです。後述する《ウィザード・チャージャー》と同ターンに発動できる《ア・ストラ・センサー》と入れ替えてみるのもオススメ!
ちなみに《シークレット・クロックタワー》でない理由としては、確認した《ボルベルグ・龍覇・ドラゴン》をボトムではなくボトムから2枚目に置けるため、《レッツ・デュエル兄弟》のライブラリアウト自爆をちょっとだけ防ぎやすくなるから。
テストプレイで盾落ちしたときにけっこうあったんですよこれ……
《ケンザン・チャージャー》
【 呪文 】
文明 光 / コスト3
■自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それが呪文か、「ブロッカー」を持つクリーチャーなら、自分の手札に加える。それ以外なら、山札の一番下に置く。
■チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く)
140円
続いてはこのデッキのマナブースト要員としての3マナ「チャージャー」呪文。
まず第一に、デッキ内3/4のカードを呪文で固めたことでそこそこの確率で手札を減らさないマナブーストとなった《ケンザン・チャージャー》!
3マナで手札が減らないマナブースト、と書くと絶賛高騰中の《豊潤フォージュン》や、懐かしいところだと《ジオ・ブロンズ・マジック》なんかがあげられますね。それらのドローに助けられたことがある人も多いのではないでしょうか?
このデッキではコンボパーツとなる超次元呪文・《レッツ・デュエル兄弟》を拾える、ということで最も優先して3ターン目に撃ちたい「チャージャー」呪文になります。
《ウィザード・チャージャー》
【 呪文 】
文明 水 / コスト3
■自分の山札の上から2枚を見て、そのうちの1枚を自分の山札の一番下に置く。
■チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く)
80円
同コストのチャージャー、かつアンタップイン水マナ要員としての採用となるのが《ウィザード・チャージャー》。
デッキトップ2枚から必要なものをトップ、いらないものをボトムに振り分けるいわゆる占術効果でこちらもコンボパーツを探しに行ける「チャージャー」となっています。見れる枚数は《ケンザン・チャージャー》より多いのですが、2枚ともボトム送りにできないのだけが惜しい……!
《超次元サプライズ・ホール》
【 呪文 】
文明 光 / コスト3
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
次のうちいずれかひとつを選ぶ。
コスト2以下のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
コスト4以下の光または水のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自分の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)
50円
《超次元エナジー・ホール》
【 呪文 】
文明 水 / パワー- / コスト5
カードを1枚引く。
次のうちいずれかひとつを選ぶ。
自分の超次元ゾーンから好きな数のサイキック・クリーチャーをコストの合計が5以下になるように選び、バトルゾーンに出す。
コスト7以下の水のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自分の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)
50円
《超次元エナジー・ホール/超次元サプライズ・ホール》
【 ツインパクトカード 】
文明 光/水 / コスト5
■カードを1枚引く。
■水のコスト7以下のサイキック・クリーチャーを1体、または、コストの合計が5以下になるように好きな数のサイキック・クリーチャーを選び、自分の超次元ゾーンから出す。(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)
【呪文】
カード名:超次元サプライズ・ホール
文明:光
コスト:3マナ
■S・トリガー
■コスト2以下のサイキック・クリーチャーを1体、または、コスト4以下の光または水のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンから出す。
50円
続いての紹介は各種超次元呪文。このデッキで重要であることはまず何よりも《サコン・ピッピー》を呼び出せることであり、その次に求められることが《レッツ・デュエル兄弟》に繋ぎやすいこと。
なので5マナ超次元呪文の中から1ドローで《レッツ・デュエル兄弟》自体をドローすることにも、アンタップインマナを用意することの助けにもつながる《超次元エナジー・ホール》をチョイス。その流れでツインパクト版の《超次元エナジー・ホール/超次元サプライズ・ホール》も採用し、下面であり受けとなる《超次元サプライズ・ホール》を3種類目として採用しています。
さて、ここで気になるのは枚数の振り分け。双方を兼ねるツインパクト版が4毎なのは当然として、なぜ《サコン・ピッピー》を1体しか展開できない《超次元サプライズ・ホール》が4枚で、《超次元エナジー・ホール》は2枚止まりなのか?当然の疑問でしょう。
受けがスカスカすぎるのでS・トリガー8枚体勢にしたい、という部分ももちろんありますが……このデッキ、タップインとなる多色クリーチャーをマナから踏み倒しする前提のわりにタップイン許容できるターン数が少ないんですよね。
定番の1ターン目はいいとして、コンボパーツサーチを諦めれば2ターン目にもおけますが……3ターン目「チャージャー」呪文、4ターン目《超次元エナジー・ホール》、5ターン目《レッツ・デュエル兄弟》とつなぐ場合すべてアンタップインを要求するので……
ここで4ターン目を《超次元サプライズ・ホール》にする、または3ターン目《超次元サプライズ・ホール》→4ターン目「チャージャー」呪文とすることで4ターン目にもタップインを許容できるタイミングが産まれます。その場合、展開できる《サコン・ピッピー》が1体のため除去耐性は低くなる事には注意!
《怒爵電融 バロンブリック》
【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / アウトレイジ / ワイルド・ベジーズ / 文明 水/火/自然 / パワー4000+ / コスト6
■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
■ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず攻撃されない)
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■バトル中、このクリーチャーのパワーを+8000する
50円
《紅封混成 バルガ・アリタ》
【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / グランド・デビル / ボルケーノ・ドラゴン / 文明 水/火 / パワー6000 / コスト6
■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く。)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それがコスト5以下のクリーチャーかコスト5以下の呪文なら、コストを支払わずに使ってもよい。そうしなければ、そのカードを墓地に置く。
50円
《ボルベルグ・龍覇・ドラゴン》から射出するワンショット要員として、EXライフによる除去耐性でよりねじこみやすくするディスペクターたちを採用。
マナゾーンから踏み倒す関係上、マナ基盤としても活躍する必要があるので今回のデッキの3文明のうち2つは持っていてほしいところですね。
第一候補としてジャストダイバー持ちかつ《超次元サプライズ・ホール》をプレイしてさらに打点を増やせる《仙祖電融 テラスネスク》を考えていたのですが……こいつ、アーマード・ドラゴンなんですよね。
うっかりこちらを《レッツ・デュエル兄弟》で捲った日には夢に見るほど後悔しそうなので今回はボツ!
そうしてあらためて候補となったのがジャストダイバーを持つ《怒爵電融 バロンブリック》と、登場時・攻撃時のデッキトップカード踏み倒しを持つ《紅封混成 バルガ・アリタ》。
こうしてみると、《仙祖電融 テラスネスク》を採用したかった理由をそれぞれ別個に持っている面白い組み合わせになりました。
特に《紅封混成 バルガ・アリタ》は山札の上から《超次元エナジー・ホール》をめくり、自身も含めて3体のダイレクトアタック要員を用意するチャンスがある……と書くと、このデッキにぴったりなカードチョイスになってますね。
こういうシナジーが急に湧いてくるのも格安構築の醍醐味!
ただ、やはりEXライフ+ジャストダイバーの確実性を活かしたいため枚数としては《怒爵電融 バロンブリック》が多めの採用になりました。
超次元ゾーン
《魔導の剣聖/次元のロード・オブ・レジェンドソード》
【 サイキック・クリーチャー 】
種族 ビーストフォーク / 文明 自然 / パワー5000 / コスト3
■このクリーチャーは、このクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーにブロックされない。
■自分の他のクリーチャーが出た時、このクリーチャーを《次元のロード・オブ・レジェンドソード》側に裏返し、そのクリーチャーにクロスしてもよい。
【裏面】
カード名:次元のロード・オブ・レジェンドソード
カードの種類:サイキック・クロスギア
文明:自然
コスト:5マナ
マナ:-
■これをクロスしたクリーチャーは、「W・ブレイカー」を得、それよりパワーが小さいクリーチャーにブロックされない。(「W・ブレイカー」を持つクリーチャーは、シールドを2つブレイクする) ■これをクロスしたクリーチャーに《クイーン・オブ・プロテクション》もクロスされていれば、そのクリーチャーはシールドをさらに2つブレイクする。
55円
《魔導器プロテクト/次元のクイーン・オブ・プロテクション》
【 サイキック・クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ソル / 文明 光 / パワー3000 / コスト2
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■自分の他のクリーチャーが出た時、このクリーチャーを《次元のクイーン・オブ・プロテクション》側に裏返し、そのクリーチャーにクロスしてもよい。
【裏面】
カード名:次元のクイーン・オブ・プロテクション
カードの種類:サイキック・クロスギア
文明:光
コスト:5マナ
マナ:-
■これをクロスしたクリーチャーのパワーを+4000し、「ブロッカー」を与える。 ■これをクロスしたクリーチャーに《ロード・オブ・レジェンドソード》もクロスされていれば、そのクリーチャーのパワーを+4000のかわりに+12000する。
55円
ここからはキーカード以外の超次元ゾーン採用カードの紹介、まずは《魔導の剣聖/次元のロード・オブ・レジェンドソード》&《魔導器プロテクト/次元のクイーン・オブ・プロテクション》から。
サイキック・クロスギアとしてリメイクされた2枚同時にクロスされると強力効果を発揮するクロスギアコンビ。
もちろん《ボルベルグ・龍覇・ドラゴン》で呼び出しつつそのままクロスすることが大前提!
このデッキではそれぞれ2枚ずつ採用することで、、「《ボルベルグ・龍覇・ドラゴン》が2枚同時に踏み倒しできた場合にシールドを7枚一気に削れるようにするか大型アンブロッカブル2体にするか選択できる」「《超次元サプライズ・ホール》が2枚同時にトリガーした場合にきちんと2面受けを用意できる」という強みを持たせています。
クリーチャー面からクロスギア面に裏返る条件の関係上、《超次元サプライズ・ホール》で出た《魔導器プロテクト》を放置されてもコンボに支障がないことは覚えておきましょう。
《爆剣士グレンモルト剣/龍剣 星王紅鬼勝》
【 サイキック・クリーチャー 】
種族 ガイアール・コマンド・ドラゴン / ヒューマノイド爆 / 文明 火/自然 / パワー5000 / コスト3
■自分のドラグハートまたはクロスギアがなければ、このクリーチャーは攻撃できない。
■自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚目を墓地に置いてもよい。それがドラゴンなら、このクリーチャーを《龍剣 星王紅鬼勝》側に裏返す。
【裏面】
カード名:龍剣 星王紅鬼勝
カードの種類:サイキック・クロスギア
文明:火/自然文明
コスト:6
■これがクロスされている間、自分の多色クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与え、パワーを+3000する。
■これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、コスト6以下の多色クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。
■このクロスギアを、コストを支払わずにドラゴンにクロスしてもよい。
55円
《ボルベルグ・龍覇・ドラゴン》のもう一振りの愛剣といえばこれ!マナゾーンからコスト6以下の多色クリーチャーを踏み倒すアタックトリガーを付与する、《蒼き団長 ドギラゴン剣》モチーフのクロスギア。
ジャストダイバーを持つ《怒爵電融 バロンブリック》、更なる横展開を狙える《紅封混成 バルガ・アリタ》が踏み倒し先なので生半可なトリガーなら貫通してワンショットキルが可能になります!
このカードを複数枚採用するのもちょっと考えたんですが……今回のデッキ構成では踏み倒し先を複数枚マナに揃えられないと判断しボツに。
《次元のモビル・フォレスト/次元のスカイ・ジェット》
【 サイキック・クロスギア 】
文明 火/自然 / コスト4
■これをクロスしたクリーチャーのパワーを+3000する。
■このカードがどのクリーチャーにもクロスされてない時、自分のクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただしコストは0以下にはならない。
【裏面】
カード名:次元のスカイ・ジェット
文明:火
コスト:5マナ
■これをクロスしたクリーチャーに「パワーアタッカー+4000」を与える。(「パワーアタッカー+4000」を持つクリーチャーは、攻撃中、パワーを+4000される)
■このカードがどのクリーチャーにもクロスされていない時、すべてのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。(「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない)
50円
ここでまさかの、《スカイ・ジェット》☆
《紅封混成 バルガ・アリタ》から踏み倒された超次元呪文で出てくる《サコン・ピッピー》をスピードアタッカー化するための採用となります。
《ボルベルグ・龍覇・ドラゴン》が除去され、《龍剣 星王紅鬼勝》のスピードアタッカー付与が消滅することも同時にケアできますね。
もちろん相手に逆利用されてしまうカードでもあるため、《怒爵電融 バロンブリック》の踏み倒しを狙っている場合は超次元ゾーンでお留守番してもらいましょう。
【デッキの回し方】ちんぷんかんプレイング
1:コンボパーツを探しつつ、「チャージャー」呪文で下準備!
このデッキの序盤にやるべきことはコンボパーツ集めとマナ加速!できるだけ2ターン目にサーチカード、3ターン目に「チャージャー」呪文を撃ちたいところですね。
このとき、デッキボトムに送るカードの順番には気を付けておきたいところ。《ボルベルグ・龍覇・ドラゴン》が一番下になることがないよう、複数枚をボトムに詰め込める効果をきちんと調整しておきましょう。
もしくは初手~再序盤にドローした多色クリーチャーのマナ埋め!前述しましたが、非常にタップインが許されるタイミングの狭いデッキなのでできるだけここで埋めたい……
2:超次元ゾーンから《サコン・ピッピー》を展開だ!
準備ができたら4ターン目、《超次元エナジー・ホール》などから《サコン・ピッピー》を展開!
2体同時展開でき、1ドローで最後のパーツを探しに行ける《超次元エナジー・ホール》、多色カードをマナに埋めながらもプレイできる《超次元サプライズ・ホール》を状況に合わせてうまく使い分けていきましょう。
相手がビートダウンの場合、S・トリガーで《超次元サプライズ・ホール》を撃つチャンスがあるかもしれません。
その時、ブロッカーとして《魔導器プロテクト》を展開するだけでなく《サコン・ピッピー》で殴り返すことを選択肢から外さないように!ここで場に用意できた1枚が踏み倒しの大事なタネになることも……!?
3:《レッツ・デュエル兄弟》から、いざ主役の登場!盾なんか吹っ飛ばせ!
そしていよいよこのデッキの主役の登場!《レッツ・デュエル兄弟》で《サコン・ピッピー》をボトムに送り……デッキから、確実に《ボルベルグ・龍覇・ドラゴン》が登場!
超次元ゾーンからサイキック・クロスギアたちを一斉に踏み倒し!
そのままクロスし、5ブレイクパワー26000の実質アンブロッカブル……合体形態ゴールドンボルベルグンとなって相手のシールドを叩き割りましょう!
このとき、同時に2体踏み倒せている場合は《次元のロード・オブ・レジェンドソード》と《次元のクイーン・オブ・プロテクション》をそれぞれ2本用意できていると思います。2体のボルベルグにそれぞれつけることも、《次元のロード・オブ・レジェンドソード》を集約してシールド追加対策の7ブレイクを狙うことも可能になります。
全ブレイクを狙う攻撃時に《龍剣 星王紅鬼勝》でさらにディスペクターを踏み倒し、そのEXライフを盾に無理やりダイレクトアタックをねじ込んでフィニッシュ!ドーンとハッピーエンド!
《紅封混成 バルガ・アリタ》による横展開フィニッシュも狙えるため、想像以上に止めづらいフィニッシュを仕掛けることが可能です!
最強無敵を誇るボルベルグの力で、格安でも豪快なワンショットを君も決めよう!バトルゾーンでクロスギアと握手!
【デッキの改造案】こうちくスイッチ
このデッキ、いろいろとカスタマイズ性が高い部分があります。たとえば超次元呪文ですが、《超次元ボルシャック・ホール》を採用することでビートダウンへの時間稼ぎ・メタクリーチャーの除去をその枠で担わせることができますね。
そして、ギリギリまで採用を迷っていたカードがこちら!
《ネクスト・チャージャー》
【 呪文 】
文明 火 / コスト3
■自分の手札をすべて、好きな順序で自分の山札の一番下に置いてもよい。そうした場合、同じ枚数のカードを引く。
■チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く)
50円
手札を全てデッキボトムに置き同じ枚数ドロー、を「任意で」行える火の3マナチャージャー。
このデッキ、盾落ちのリスクも考えると2枚以上《ボルベルグ・龍覇・ドラゴン》を手札に素引きしてしまうとかなり厳しい状態になってしまうんですね。
デッキボトムに一気に戻せることでそのケアとなるこのカードは……正直、水文明のカードだったなら《ウィザード・チャージャー》より優先したかもしれないですね……
また、《レッツ・デュエル兄弟》が6マナのカードということで2→4→6の流れで最速プレイするデッキも面白そうですよね。
今回のデッキタイプとはまた違う形にはなるのですが、次のカード達!
《エコ・アイニー》
【 クリーチャー 】
種族 ファイアー・バード / 文明 自然 / パワー2000 / コスト4
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。そのカードがドラゴンであれば、自分の山札の上からさらに1枚、自分のマナゾーンに置く。
50円
《黒龍神の翔天 クロロ》
【 クリーチャー 】
種族 ファイアー・バード / ディスタス / 文明 闇/自然 / パワー2000 / コスト3
■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■自分のターンの終わりに、カードを1枚、自分の墓地からマナゾーンに置いてもよい。
50円
2マナマナブースト呪文から繋がりマナブースト効果を持つファイアー・バード……とても数少ないですが、この2種で8枚とギリギリデッキになりそうな枚数は確保できます!黒赤緑の三色に加えて、青も足した四色……ううっデドダムがほしい……
この記事では《レッツ・デュエル兄弟》の確保も含めて現在のデッキカラーにしているわけですが、思い切ってデッキカラーを変えて自分の好みの動きに切り替えてカスタマイズしてみても楽しいですよ!
【おわりに】きじができたな
以上ここまで、「3400円で縁ができたな!白青赤ボルベルグブラザーズ」のご紹介でした!
みんなも格安で《ボルベルグ・龍覇・ドラゴン》を振り回そう!クロスギアのパワーで勝利を掴め!
5ターン目にほぼ不可避のシールド全ブレイク+カウンターしづらいダイレクトアタック要員ということで、格安ワンショットキルとしてはかなりの強度を誇る自信作です!
何より、自分の大好きなカード・ギミックをこうして活躍させられるデッキを組めたことが嬉しいですね。みんなも格安オリジナルデッキ、組もう!
「実際に組んでみた!」「こんな改造はどう?」「ボルベルグはパワーアップするまでもなく最初からゴールドンだっただろ」「もうキングオージャー始まるんだからギリギリだろこれ」等、記事の感想やアイディアがあれば#格安デュエマ研究所でどんどんツイートしてください!
デュエマの記事についてツイートしたのに遊戯王のモンスターをアイコンにしてる人からお礼や返信がくるかも!?
じかーい、じかいの格安デュエマ研究所は……えっ!?ゆうへいパパさんがとんでもないデッキを!?
大人気のこの企画、これからもどんどん面白いデッキが紹介されていくぞ!次回をお楽しみに!
それではみなさんありがとうございました。次回もまたガチまとめでお会いしましょう!
【格安デュエマ研究所】研究成果一覧