新章メクレイド、メクレエゴ
こんにちは。あるいはお久しぶりです。北白河と申します。
いやあ。きますね、アビス・レボリューション。
まさかメクレイドの正体が種族指定のトップ踏み倒しだとは思いませんでしたね。ちょっと雑な気もしますが、陣営を示す種族カテゴリと既存種族を同時にサポートする形での種族サポート……と考えるといろいろできそうです。
……まさか、王来篇で回顧ネタの時のらせんブロックやったから次は2軸の種族ネタのローウィンブロックって言うんじゃないでしょうねこれ。
でもこの流れだとその次は友好3色のアラーラブロックなので、白青黒のカラーリングに新規が来ますね。このまま行きましょう。
というわけで、今回もやっていきましょうか。
この記事があなたの良い暇潰しになれば、これほど嬉しいことはありません。
それでは、今日のカードはこちら。
《 魔獣星樹ギガゲドー 》
【 クリーチャー 】
種族 キマイラ / スターライト・ツリー / 文明 光/闇 / パワー5000 / コスト3
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手のクリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは、プレイヤーを攻撃できない。
■自分のクリーチャーが出た時、自分のシールドを1つ手札に戻してもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
■このクリーチャーが破壊された時、自分の山札の上から1枚目をシールド化してもよい。
DM22-EX2で登場した、コモンの生物です。
あまりにも見たまんまのイラスト通り、原作の勝舞編で登場したG(ゲドー)をモチーフにしたカードですね。でもなんでお前突然樹になったの……!?
スペックとしては、端的に言えば「生物が出るとシールド回収ができるようになる」というもの。もう何も言わなくてもわかるかと思いますが、名誉月光王国民です。こういうカードを!十王篇でなんで刷らなかった!
……ところでですね。実は今月、格安研究所のきたしー回が休みなんですよ。先月旅行行ってたうちに3月分の執筆予定全部埋まっちゃったみたいで。
でも、デッキを作る筋肉はサボってるとすぐに鈍っちゃうんですよ。このままでは、原稿料来月以降の研究に支障をきたしてしまいそうですね。
やるか……デッキ作りをよ……!
というわけで、今回から飽きるまでしばらくの間、格安ネタのストックから「これもう使わんからええやろ……」というアイデアを消化していくシーズンに入ろうと思います。どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
まずこういう「生物が出た時になんかする」カードを運用するうえで欠かせないのが、「そのなんかをすることによって生物を出せるカード」を探すこと。要するに、この手の効果は2枚コンボを探したいわけですね。
コンテンツとしてある程度の文字数稼ぎが必要な研究所と違って長々とやるのもアレなんで、手短にいきましょうか。今回このカードの相棒となるのはこちら。
《 パルフェル・トリセラティ 》(50円)です。
この2体が揃うと、シールド回収→手札からの踏み倒し→シールド回収……というループが発生。シールドか手札がなくなるまで延々と光の4コス生物が並びますし、その生物がシールド追加効果を持っていれば倍率はさらにドンです。
他にもオシオキムーンなんかを置いておけば、ガンガン誘発してアドが稼げそうな気配!なんだかいかにもデッキになりそうですね。
というわけで、デッキになりました。そのレシピがこちら。
月光王国なんてありませんでした。
いやその、コスト4以下の光のオシオキムーン、なんかまともなやつが(デッキとあんまり噛み合わない)《 月の魔法ツカイ 》くらいしかなくて……。まともなカードを!十王篇でなんで刷らなかった!
やりたいこととしては2T《 未来設計図 》でパーツ探し→3T《 魔獣聖樹ギガゲドー 》→4T《 Disカルセ・ドニー 》で《 パルフェル・トリセラティ 》出して始動の流れ。
シールド補充持ちを並べて展開を継続し、そのうち手札に《 Disカルセ・ドニー 》+《 シェケダン・ドメチアーレ 》を揃えて手札補充……って感じでしょうか。
「シールド追加処理を後回しにして盾を0にしてから《 レオ 》の革命0を処理して盾を増やす」ギミックを使えば、手札と盾が切れてももうちょっとだけ粘れてお得ですよ。
あとはアホみたいに並んだブロッカーで1ターン耐えて殴るだけです。お疲れ様でした。
ぶっちゃけ価格計算はしてないんですが、(2Tに緑、3T目に白黒がアンタップインで必要になる構成に絶叫して投入した)《 新世界王の闘気 》以外はかなりお安く済むんじゃないですかね。それこそ、5000円くらいで。
もし改造したい場合は、任意のオシオキムーンを投入したり《 音奏 ハイオリーダ 》のような「シールドが増えた時に誘発するカード」なんかを入れても楽しいんじゃないかと思ってます。
もちろん、任意の勝ち手段を積めるともっといいですね。パッと思いつく範囲だと、《 Disカルセ・ドニー 》で出る《 魔光神官ルドルフ・アルカディア 》+《 無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース 》とか。
これは墓地に狙ったパーツを落とすギミックが要るのでちょっとアレそうですが、まあ《 Disカルセ・ドニー 》から文明指定なしで5マナ生物が出せるならなんとかなるんじゃないですかね。各自なんとかなっていってください。(丸投げ)
カードの要請に応えるカードを考えてから探すと捗るぞ
というわけで、《 魔獣星樹ギガゲドー 》でした。
ちなみに、このデッキをボツにした理由は「ざっくり組んでから調べたら8割くらい一致するデッキがすでに公開されてたから」です。しかもこのデッキより完成度高いやつが!
こういう時にビルダーとして敗北感を覚えると同時に、俺もいいデッキを組んで他人に敗北感をガンガン覚えさせていきたいなという欲望も感じますね。性格、悪くなっていきましょう。
さて、次回予告のコーナーです。
弊社のECサイトにはカードごとに「一緒に買ってるランキング」というお遊び要素があるのですが、皆様にはそのランキングのみを見て次回のカードを当ててもらいます。
というわけで、次回のテーマはこちらです。各自予習していってください。
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それでは、次の記事で。北白河でした。