きたしーはアンバサダー記事以来のモカさんファンです
こんにちは。あるいはお久しぶりです。北白河と申します。
いやあ始まりましたね、ばにらさんのデュべり部。
原則として旬のカードやリクエスト消化に縛られがちな弊企画と違って、ばにらさん特有の知識で多様なカードをピックアップしてくれることでしょう。
というわけで。
《 捜神兵グチェラリオン 》の回、待ってますね。
というわけで、今回もやっていきましょうか。
この記事があなたの良い暇潰しになれば、これほど嬉しいことはありません。それでは、今日のカードはこちら。
《神帝スヴァ》
【 クリーチャー 】
種族 ゴッド / オリジン / 文明 闇 / パワー6000+ / コスト5
G・リンク《 神帝アージュ 》の右横、《 神帝マニ 》または《 神帝ヴィシュ 》の上側。
このクリーチャーのパワーは、自分の墓地にあるゴッド1体につき+2000される。
このクリーチャーが《 神帝アージュ 》とリンクしていて攻撃する時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選んでもよい。そのターン、そのクリーチャーのパワーは-8000 される。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)
自分の、名前に《 神帝スヴァ 》と書かれているカードがバトルゾーンを離れた時、自分はゲームに負ける。
名前の元ネタはインドのチャクラの名前だよ
「劇場版デュエル・マスターズ 黒月の神帝(ルナティック・ゴッド・サーガ)」のカギを握る一枚にして、その前売り特典として登場したカードです。
なんか見慣れない言葉が出てきましたが、要するに北陽が出てきたやつの続編となる映画版ですね。
ちなみにこちらのゲスト声優は櫻井孝宏と平野綾。芸能人を呼ばないだけで、ここまで声優にコストをかけられるようになるんですね。
映画内で「ほかの神帝とは別格の力を持つ破壊神」と言われるだけあり、《 神帝アージュ 》とリンクしている（≒四神が成立して無限攻撃が可能になっている）と攻撃のたびにマイナス除去を飛ばしまくる…という攻撃的なものとなっています。
実はパック収録版の神帝は盤面に触れる効果を一切持っていないので、そういった意味でも既存の神帝との差別化を図ったスペックと言えるでしょう。
また、劇中で召喚されると同時に使用者と融合しているという描写からか、「バトルゾーンを離れるとゲームに負ける」という形での原作再現が行われています。
……「相手の切り札を打ち破ると同時にゲームセット」というムーブが映画のストーリー的に求められたというのもあるのでしょうが、いくらなんでも直接的すぎる！
「4体神になったこのカードを3回除去する」ためだけに作られた《 神羅ライジング・NEX 》といい、ストーリーと一致させるためにカードデザインが不自然になるのは痛し痒しですね。
実際このデメリット効果のせいで【神帝】は「カード指定除去で即死」という事故死がありうるので、「そもそも積まない」というパターンもあったりしますね。スヴァがいないほうの四体神でも無限攻撃まではできるし。
さてそんな彼（というかどっちかというと「神帝」という概念そのもの）ですが、もうすぐやってくる「終末王龍大戦」にて《 終末縫合王 ミカドレオ 》としてディスペクトされることが判明！
出典： Twitter
「終末縫合王！？」「終末縫合王だと！？」「何者だ！？」どよめき立つヴォーソス勢！
当初の予告を打ち破る登場に、「邪帝縫合王ではないのか！？」とグンバイをへし折ったり、「黒月ノ／夜闇ニ紛レ／終末縫合王……」と字余りのハイクを詠むものも続出したといいます。
いろいろ鑑みるに、「ライオネル+グレイテスト・シーザー」「神帝+ザ＝デッドマン」のディスペクターが分解再構成され、「王」の魂を二つ持つディスペクターが誕生した…という話の流れなのでしょうか。
《 不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン 》《 覚醒連結 XXDDZ 》などシリーズの最終決戦を行った者同士のディスペクターが登場しているあたり、おそらく残りカスとなったシーザーやデッドマンもその枠として登場する…んじゃないかと思ってたり。
要するに「『戦国』を冠するグレイテスト・シーザー+シデン・ギャラクシー」「『龍魂』とかを冠するザ＝デッドマン+グレンモルト」のディスペクターが来そうなんですが…
なあ聞いてんのか《 闘魂混成 エンペラー・アクターシャ 》（仮）！お前ら別に戦ってないだろ！闘魂編に主人公いないのを差っ引いても《 光器ナスターシャ 》は主役になりえないだろ！《 無垢の宝剣 》とかが泣いてんぞ！
あなたのチャクラはどこから？私はアバチュから！
というわけで、《 神帝スヴァ 》でした。
そういえば、《 神の覚醒者サイキック・スヴァ 》ってのもいましたね。
「大型超次元呪文を撃ったうえで四神を完成させると覚醒」という「クリア後のやりこみ要素」みたいなカードでしたが…あれ実戦投入した人、いるんでしょうか？
ところで、記事本編でもお話ししたように来週には 「王来篇 第4弾 終末王龍大戦」の発売日がありますね。
そうです、そちらの販促記事のために来週は休載となります。見た目以上に執筆に負担かかりますからねあれ。
何もなければ、再来週の今頃には「なんか新弾でも降り注いでた魔弾」についてなんらかの記事が上がるはずです。お楽しみに。
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それでは、次の記事で。北白河でした。
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