クリスマスが今年もやってくる
こんにちは。あるいはお久しぶりです。北白河と申します。
ついに来ましたね、クリスマスシーズン。皆様はどうやって過ごされるかはもうお決まりでしょうか?
きたしーは整体に行ってきます。バッキバキの背中は、ついに完治しませんでした。
というわけで、今回もやっていきましょうか。
この記事があなたの良い暇潰しになれば、これほど嬉しいことはありません。
それでは、今日のカードはこちら。
《超銀河弾 HELL》
【 呪文 】
種族 ナイト / 文明 火 / パワー- / コスト10
■相手のクリーチャーをパワーの合計が9000以下になるように好きな数選び、破壊する。その後、こうして破壊したクリーチャー1体につき、相手のシールドをひとつ選び、持ち主の墓地に置く。
楽しかった出来事を消し去るように
DM-31で登場したベリーレアの呪文にして、設定的には当時のナイトの最終奥義と言える一枚ですね。
仰々しいその名前の由来は、おそらく割り振り火力の代名詞こと《 地獄万力 》からきているものと思われます。
……ところで、なんでこのカードを選んだか、わかりますか?
実はこのカードがここに来るの、結構前から決まっていましてね。
「《 暗黒皇グレイテスト・シーザー 》と《 「俺」の頂 ライオネル 》のディスペクターが出るので、シーザーの必殺技として前回の神帝に続いてやっていきましょう」「それに合わせて、もう出ているはずの「終末王来大戦」のストーリーの話とかできたらいいですね」ってよしもとさんと話したのがだいたい11月の頭くらいのことです。
……お前何勝手に再構成しとんじゃ《 龍魂珠 》ァ!
やっぱり種族にドラゴンってついてるやつはクソですね。
ついでに言うと、フレーバーでもぜんぜんHELL使ってませんでした。ドキンダンテのほうが使いこなしてたじゃねえか!
予定が全部パーになっても、一度決まっちゃった記事は止まりません。それが社会です。
というわけで、今回は予定を変更して。この弾丸がストーリーにもたらした結果についてかいつまんで語っていこうと思います。
このカードが登場した戦国編のストーリーは「クソ平和になったからスポーツ感覚でバトルトーナメントしようぜ!」って言って遊んでたらどんどんエスカレートしていき「優勝するためなら核兵器とかガンガン使うぜ!」っていうやべー奴が出てきた……でだいたい片付いちゃうんですが。
この核兵器が《 超銀河弾 HELL 》。核の使い手のやべー奴が《 暗黒皇グレイテスト・シーザー 》です。
「第百回戦国武闘会」(上記のバトルトーナメントのことです)の決勝戦にて、シーザーはこの核兵器をバカスカ乱射。
その影響により「時空の裂け目」が開き、太古存在であるオリジンがそこから登場します。
その後、「オリジン討伐の余波で超次元の門が開く」→「その力を得た『Z』たちが暗躍」→エイリアン「ククク『Z』など我々の計画の駒に過ぎぬ…」→アンノウン「クククエイリアンなど我々の計画の駒に過ぎぬ…」→シャングリラ「クククアンノウンなど我々の計画の駒に過ぎぬ…」→オラクル「シャングリラサイコー!一番好きなゼニスです!」という物語の玉突き事故が発生。
これを辿っていった結果、神化編からE3の実に5年に及ぶ背景ストーリーのなんやかんやの責任が 《 超銀河弾 HELL 》と《 暗黒皇グレイテスト・シーザー 》におっかぶさることになりました。
そのせいでシーザーは「諸悪の根源」として一生弄られ続けることとなりましたとさ。めでたしめでたし。
「長年にわたる大異変の発端がウッキウキ核兵器乱射おじさんのせい」という点はさすがに公式にとってもちょっとアレだったらしく、再三にわたって「いやこいつだけのせいじゃないから!」という弁解…もとい設定開示が行われていたりもします。
以下、めぼしい後付け設定リストです。
- HELLだけでは時空の裂け目を空ける威力はなくて、向こう側からも時空の裂け目を開こうとしてるタイミングとたまたまかち合った(《 超次元バリバリ・ホール 》フレーバー)
- シーザーはそもそもロマノフの手で肉体に《 暗黒王デス・フェニックス 》の魂を封じられた一般ナイトである(《 イビルアイ・アドバンテージ 》フレーバー)
- 「アンノウンは時空の裂け目とか関係なくすでに暗躍していた」「シーザーがいなくともシャングリラは生まれていた」(開発主任K氏のtwitter)
なんだか商業的なストーリーの理由をうまいこと舗装しようとしてる感はありますが、着々とシーザー及びHELLの名誉回復の流れは整ってきていると言えるでしょう。
ここまでやってくれるなら、起源神のストーリー的なアレもうまいこと舗装して新規を出したりもできるんじゃないですかね?
ちなみに、シーザーは最終的には対戦相手の《 超聖竜シデン・ギャラクシー 》により《 超銀河剣 THE FINAL 》によって一族郎党まとめて葬り去られます。
こっちもやってることはおおむね核兵器じゃねえか!
平行世界のどこかでは、ウッキウキでシデンがTHE FINALを振るった結果時空の裂け目が開いて、シーザーがサムライ一同をHELL一発で全滅させるパターンとかもあったのかもしれませんね。
パジャマを脱いだら出かけよう
というわけで、《 超銀河弾 HELL 》でした。
石と棍棒を用いて行われたであろう第百一回戦国武闘会の歴史も、どこかで語っていってほしいものですね。
何もなければ、来週の今頃には「世界の1/6」についてなんらかの記事が上がるはずです。お楽しみに。
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それでは、次の記事で。北白河でした。