始めましてのご挨拶
どうも、ミルク金時と申しますー!
この記事を皮切りに、私もこのガチまとめさんの方でデュエマの記事を書かせていただくことになりました! デュエマを始めたのはつい2年前ほどですが、以前から見ていたサイトだけに、いやはや夢の舞台ですな(ごますり)。
「誰じゃ貴様ァッ!」と言われますと、実は私、とあるパズルとドラゴンがタイトルに共存しあう某アプリゲームの「攻略班」兼「ライター」兼「ディレクター」という何とも長々とした肩書を持つ者だったりします。そんな私ですが昔からカードゲームが好きで、遊戯王に始まりデジモン、アンジュ、WIXOSS・・・様々なものに触れてきました。
その中でもついに2年ほど前から始めたこの「デュエマ」はプレイのしやすさに加え、シールドトリガーという逆転要素を持ちながらも様々な攻め方があって・・・。シンプルながらも奥深い、そんなデュエマの世界は私にぶっ刺さったんですね。今となっては友人だけでなく、ショップに行って大会に出たりと、今まで触れてきたカードゲーム以上に熱が入ってアグレッシブにプレイをしております。
熱が加速していくと、今やっている「ライター」という職業にフォーカスが向くわけです。この楽しさを皆さんに伝えられたらどれほど良いことか。そこからコメントなどを頂けたら交流によってより広い世界に身を投じれるのではないか。
そう思ってしまったらもう止まりません。かくして私はこのガチまとめさんの門を叩いたのであります。
そんなこんなありまして、今のこの場に至るわけです。これからデュエマを通して、「楽しい」を知ってもらう。そのためにこの地に参上し仕ったわけであります。
そんなわけで、ご挨拶と私の身の上話はこの辺にいたしまして、早速記事の方にまいりたいと思います。
これからぜひぜひよろしくお願いいたします!!
ギガンディダノスの実力
みなさんは先日発売された「十王篇」の第1弾「切札x鬼札 キングウォーズ!!!」は楽しんでいらっしゃいますでしょうか?
ついに始まった新たなる環境。発売前から期待は募りに募り、いざ発売となって一気に気持ちが弾けていきました。
そんな「切札x鬼札 キングウォーズ!!!」にて、発売前からふと話題に上がっていたこちらのカード《大樹王 ギガンディダノス》。 フシギバースという新しいギミックを持ちながら、全ハンデス+攻撃させないという出したらほぼ勝ちな圧倒的な破壊力。このザ・デカブツ感はまさに男心くすぐる新弾の期待の星とも言える存在でした。
【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント・ドラゴン / 不死樹王国 / 文明 闇/自然 / パワー50000 / コスト12
■ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の手札をすべてマナゾーンに置く。
■自分は、このクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーに攻撃されない。
フシギバース [dn14](自分のクリーチャーを1体タップしてマナゾーンに置き、 [dn14]からそのクリーチャーのコストを引いた数のコストを支払って、このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。ただし、コストは [dn02]より少なくならない)
しかし、この《大樹王 ギガンディダノス》くん。注目されど、そこまで大々的に使われていない印象があります。
それも致し方ないこと。4ターン目あたりには決着の着いてしまっている現環境において、フシギバースを使えると言えど、このザ・デカブツは場へ出すに至らないのであります。
場に出せば勝ち、しかし場に出せない。まさにハリネズミのジレンマ。この切なさに名前をつけてしまいたい。
だがしかし、この 《大樹王 ギガンディダノス》 には間違いなくゲームエンドへ導く力がある。 この昂ぶった男心に対して忠実になるためにも、どうにかして場に出したいところ。如何様にして場に出すか・・・。
そこで私、1つ思いつきます。
・・・速さに追いつけないなら、速さを抑制すれば良いのではないか・・・?
そう考え、とあるデッキに力を借りることとしました。
5C蒼龍との結託
相手の速さを抑制しつつ、このザ・デカブツである 《大樹王 ギガンディダノス》 を場に出す。 この2つの条件を満たしてくれる“とあるデッキ”を思い出したわけです。
それがかの「5C蒼龍」。 彼ならば、2つの条件を満たしつつ、最大限 《大樹王 ギガンディダノス》 くんを活かしてくれるのではなかろうか。
物は試し、デッキを組み上げ実際に回してみることとします。
デッキレシピはこんな感じ。
今までの「5C蒼龍」以上に受け、もといカウンターに特化した形となっています。
今回のデッキの勝ち筋は大胆に『2パターン』。
まずは先ほどより話に上がっている 《大樹王 ギガンディダノス》 で返しの手段を奪い、《勝利宣言 鬼丸「覇」》《古代楽園モアイランド》等とのロックで落としきる手段。 こちらは昔からの5Cコントロールらしい勝ち方。ただし、時は十王篇。 《大樹王 ギガンディダノス》 さえ出せればゆっくりと着実に盤面を固めていけるため、安定感としてはかなり向上しているのではないかと思います。
【 クリーチャー 】
種族 ヒューマノイド / レッド・コマンド・ドラゴン / ハンター / エイリアン / 文明 火 / パワー9000+ / コスト10
■スピードアタッカー
■パワーアタッカー+5000
■このクリーチャーが攻撃する時、相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。(ガチンコ・ジャッジ:各プレイヤーは自身の山札の上から1枚目を見せ、それを一番下に置く。そのカードのコストが相手以上であれば、自分の勝ちとする)
■T・ブレイカー
【 クリーチャー 】
種族 グランセクト / スペシャルズ / 文明 自然 / パワー18000 / コスト10
■Q・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを4つブレイクする)
■相手は呪文を唱えたりフィールドを展開できない。
■このクリーチャーがバトルに勝った時、相手のシールドを3つまで選び、持ち主のマナゾーンに置く。
もう1つは、《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》《偽りの名 ゾルゲ》による俗に言う「ゾルゲループ」によるライブラリアウトという手段。
【 クリーチャー 】
種族 アンノウン / 文明 水/火/自然 / パワー8000 / コスト8
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■このクリーチャーまたは自分の他のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある別のクリーチャーを1体選んでもよい。そうした場合、その2体はバトルする。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / ワンダフォース / 文明 水/火/自然 / パワー15000 / コスト8
■スピードアタッカー
■マッハファイター
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルに勝った時、GR召喚する。その後、カードを1枚引いてもよい。
■マスターJGR:このクリーチャーがシールドを1つ以上ブレイクする前に、GR召喚を2回する。その後、カードを2枚引いてもよい。
■各ターンはじめて自分のシールドが1つ以上ブレイクされる時、かわりに相手のシールドを1つブレイクする。
こちらは 《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》の効果で出したGRクリーチャーを《偽りの名 ゾルゲ》の効果で《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》とバトル。すると、自ずとパワーの低いGRクリーチャーに対して 《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》 がバトルに勝ち新たにGR召喚。これをループして《ツタンメカーネン》を無限に出し、相手をライブラリアウトさせる、いわば極悪非道GR地獄です。
【 GRクリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / ワンダフォース / 文明 ゼロ / パワー2000 / コスト3
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、各プレイヤーはカードを1枚引く。(ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札に含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
《ツタンメカーネン》では自分のデッキもなくなるのでは?
そこは心配ご無用。無限にGR召喚を繰り返す中で、《バクシュ 丙-二式》で手札の《怒流牙 サイゾウミスト》を墓地へ落とし《ヨミジ 丁-二式》で蘇生。墓地をデッキに戻したら、《怒流牙 サイゾウミスト》を《偽りの名 ゾルゲ》の効果で《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》とバトルさせて墓地へ。したらば、あら不思議。《バクシュ 丙-二式》を出した後の盤面に戻ってくるではありませんか。
と、この流れを使うことで自身の山札は復活し続け、ただひたすらに相手のデッキがすり減っていきます。
【 GRクリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / デリートロン / 文明 闇 / パワー2000 / コスト3
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、各プレイヤーは自身の手札を1枚選んで捨てる。 (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント / シノビ / 文明 光/水/自然 / パワー7000 / コスト7
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■ニンジャ・ストライク 7
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の墓地にあるカードをすべて山札に加えてシャッフルする。その後、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置く。次の自分のターンのはじめに、自分のシールドを1つ、マナゾーンに置く。
【 GRクリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / デリートロン / 文明 闇 / パワー2000 / コスト4
■マナドライブ7(闇):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが7枚以上で闇文明があれば、このクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、このクリーチャーの◇能力を使う。
◇コスト8以下の進化ではないクリーチャー1体またはコスト8以下のオーラを1枚、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
この流れならば、相手に一切の反撃の手を与えないため、確実にゲームエンドさせることができます。シールドトリガーから《蒼龍の大地》《コクーン・シャナバガン》がめくれれば、相手ターンでもゲームエンドできる、というのもこのループの強みとしてあります。
実際の戦績
5C蒼龍との結託を果たした《ギガンディダノス》。いかほどの実力を持っているのか・・・。
今回、私の持つ「赤緑モルトNEXT」「龍終アバレガン」の2種類と戦わせてみることとしました。どちらもスピードとパワーを併せ持つデッキ。これを受け流すことができれば上々と言えるでしょう。
両者がどんなデッキであるか。気になる方は、同じくガチまとめさんに掲載されているデッキ解説をご覧ください!
【モルトNEXTデッキ】全てがわかるガチ解説 | デュエルマスターズ - テーマ解説 | ガチまとめ
【2020年 龍終アバレガン】回し方、対策方法が分かる解説記事! | デュエルマスターズ - テーマ解説 | ガチまとめ
さて、どんな対戦結果が得られたか。単刀直入にお伝えしましょう。
どちらも8〜9割の勝利を収めることができました!
今回試合展開として最も多かったのが、《ウマキン☆プロジェクト》《獅子王の遺跡》が素早くマナ基盤を確保。その後《謎帥の艦隊》《蒼龍の大地》で攻撃を止め、 《大樹王 ギガンディダノス》 でゲームセット、という流れでした。 予想以上に 《大樹王 ギガンディダノス》 へのアクセスが簡単、それでいて相手を確実に抑え込む力があります。そのおかげでここまでの高速パワー型のデッキ相手にも引けを取るどころか、むしろ押し込む結果へと導いてくれました。 圧倒的な受け札の厚さ。これはどれほどのアタックが鋭く素早い相手であっても有効なようです。
ただし、裏を返せばアタックの飛んでこない「ループ」デッキ相手では、かなり厳しい戦いを強いられそうです。アタックされないんじゃあ受けの強さも機能せず、ザ・デカブツ降臨とはいかないですからね・・・。こればかりはコントロールデッキの宿命、受け入れるしかないやもしれません。
さて。今後十王篇のカードプールが増えれば、さらなる実力を発揮してくれること間違いなしな 《大樹王 ギガンディダノス》 。 始まったばかりの十王篇であっても活躍してくれる男のロマン。ぜひみなさんも使ってみては?
そんな感じで、今回はここまで。ではではー!