【保護者向け】小学生の競技デュエマ支援ガイド

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【保護者向け】小学生の競技デュエマ支援ガイド
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トントン親父です。3回目の記事投稿となります。

今回は「小学生の競技デュエマ支援ガイド」と題しまして、我が家を題材に親子DMPの実際を紹介したいと思います。これから競技デュエマを始める親子や現在ランキングを走っている親子DMP、親子DMPを支援したい競技デュエマ界隈の方々の参考になれば幸いです。

目次

1.基本的生活習慣

何はともあれ、健康第一。規則正しい生活リズムが大切です。朝起きて、遅刻せず学校へ行き、休み時間や放課後は友達と遊び、帰宅後に宿題を済ませ、塾に通い、塾の課題をこなす。3食バランスよく食べ、お風呂でリラックスし、家族団らんの時間を取り、早く寝る。整理整頓をして、自分で身なりを整え、時間を考えて行動する。特別なことは何もありません。

とは言うものの、そこは小学生。理想通りにはいかないものです。我が家もいろいろと苦労しています。特に、日ごろのカード整理はなかなかどうしてうまくいかず、「混沌8割、整理整頓2割」といった状況です。保護者としては「褒める8割、叱る2割」のバランスで頑張っています。

大人DMPのようには片付かないのです・・・

2.言葉遣いや立ち振る舞い

デュエマはコミュニケーションゲームです。「お願いします」「ありがとうございました」といった挨拶は基本ですし、カード名や効果を相手に聞こえるように発話するのも大切です。必要なら丁寧にジャッジを呼ぶ必要があります。(ジャッジコールに関しては、トントン少年はこれからな感じですが・・・)

礼に始まり礼に終わる。自然とできれば良いですね。

細かい事ですが、我が家では「シャカパチは止めましょう」としています。手札の情報を相手に伝えて良いことはありませんが、ハンドシャッフルをシャカパチでする必要はありません。思考や盤面に集中するために不要な動作を減らすことが競技者として必要だとしています。シャカパチの音が威圧的であったり、シャカパチでスリーブの裏面が擦れて消耗したり、下手をするとマークドになったりとデメリットがあることもその理由です。

読者の皆様もシャカパチには一家言あろうかとは思います。

3.事務手続き

DMP登録は保護者がやりました。一番悩むのはDMPネームだと思います。DMPネームは先着順ですので、候補を挙げては先約ありを繰り返す小一時間でした。トントン少年の「トントン」は息子の発案、「少年」は保護者の発案です。(関西最強の小学生DMP、イシン少年にあやかって「少年」をつけてみました)

本人にスマホを持たせていないので、イザジンやDMPランキングの大会エントリーは保護者がやっています。都内2ブロックCSは数が少ないので受付開始してからすぐにエントリーするようにしています。

公式デッキシートは本人に手書きで記入させています。文字を書く習慣を身につけさせたり、本人にスマホを持たせていなかったりという事情もありますが、真意は別にあります。「自分で出来ることは自分でやる」という家庭の教育方針を競技デュエマでも実践しているからです。ガチまとめ様の「DECK MAKER」にデュエマ大会用デッキシート出力機能が実装されているのは重々承知しております。保護者としましては、家庭教育の一環として息子の競技デュエマを支援しておりますので、どうかご了承ください。

4.カードやスリーブ、交通費などの経済的なこと

競技デュエマに必要な道具については「今更だけど聞けないこと~CSってどうやって出るだべさ!?~」「大会に初めて行く人必見!デッキレシピの書き方!」「【ZweiLance流】大型大会徹底対策【GP9th直前準備号】」に紹介がありますので、ここでは我が家の実情を紹介します。

カードやスリーブ、デッキケース、プレイマットなど、必要なものは全て揃えます。交通費や食費、GPなどの大型大会なら宿泊費など、環境整備は小学生ではどうにもならず、保護者にしかできません。経済的な支援は必要不可欠なことです。

カードは「2ブロック対応の新弾が出たら3ボックス(コモン、アンコモン、レアがそれなりに揃う+VRやSRで当たりを引きたい)」「原則として4枚、GRなら2枚を揃える(経験上、突然必要になる)」としています。シングルカードの入手は母親の理解も必要な部分ですので、本人の日頃の行いが最重要項目となります(お手伝いとか学業とか)

「父親が買ったボックスよりも、母親が買ったバックの方が当たりが出やすい」実績があります。トホホ。

スリーブはメインデッキは「KMCパーフェクトサイズ」と「KMCハイパーマット」、超GRゾーンは「お気に入りのスリーブ」と「ブロッコリー スリーブプロテクター エンボス&クリア M 」を使っています。 これらは懇意にして頂いているアメニティードリーム吉祥寺店のオススメです。 使いやすくコストパフォーマンスに優れた組み合わせだと感じています。

デッキケースは薄くてカバンに入れやすい「R LINE カードケース(絶版)」、プレイマットは「トレカ魂テーブルゲーム用プレイマットA2」、プレイマットはソフトケースで管理しています。

カードのレアリティに関しては、「反りがないもの」が我が家のハイレアリティです。《セイレーン・コンチェルト》であれば「聖拳編第1弾」収録のものは使いますが、「ペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパック」収録のものは使いません。

立場が違えばレアリティ基準も違うもの。皆様の基準は?

5.大会引率などの日程調整

CS出場のスケジューリングは結構大切なポイントです。学校や塾の予定と、引率しながら出場する父親の予定、引率だけする母親の予定を調整します。我が家では、大会に近い金曜日や土曜日、大会直後の月曜日に塾や家族イベントを入れないようにしています。

とはいうものの、小学校には運動会や宿泊行事、塾だと模擬試験や短期集中講習など、家庭にも年中行事があります。さらにトントン少年は2ブロックプレイヤーということで参加できるCSにも限りがあります。我が家ではこの「日程調整」が一番の関門となっています。

都内2ブロックは少なくて本当に困っています。

6.デュエルパートナー

保護者が自宅で調整相手をしています。時間は夕食後の1~2時間程度に集中して構築・対戦・調整を繰り返します。このため保護者もCSに参加しています。Magic: The Gatheringや殿堂フォーマットと違い、2ブロックは相手ターンに積極的にプレイすることはほとんどないので何とかなっています。

とはいうものの、CS本選レベルを要求する息子のデュエルパートナーはなかなか大変です。テンプレデッキで相手をしますが、CS本選レベルの動きをしている自信はありません。

「お父さん、ちゃんとやって!」と叱られることもしばしば・・・

7.調整会コミュニティへの引率

家庭内での調整には限界があります。この問題を解決するには、CSに出場する調整会コミュニティに受け入れてもらう必要があります。ここで大切なのは「(小学生であっても)言葉遣いや立ち振る舞いが落ち着いている」ことです。自分の手札を見て「最強」や「最悪」を口走ったり、カード評価で「最強」や「絶対」を連発したり、調整の勝ち負けに一喜一憂したりするようでは受け入れてもらえません。逆に、自分からは何も言えないようであれば、コミュニケーションが成り立ちません。

一方、保護者としては「信頼できる模範的な大人たち」のコミュニティに息子を預けたいものです。感情がコントロールできなかったり、罵詈雑言にまみれていたり、過激な絵柄のスリーブやプレイマットを使っていたりする大人に息子を預けることはありません。多感な小学生の息子を「学んできなさい」といって安心して送り出したいのです。

子供にとって「保護者と先生以外」の大人の言動は、影響が大きいものです。

幸いにして、我が家は調整会コミュニティに恵まれ、人としての成長と大会での結果を得ることができました。感謝です。

吉祥寺DMコミュニティの皆様には感謝しております。

8.大会結果掲載やSNS情報交換など

大会で上位になるとDMPネームとデッキの公開が求められます。デッキの公開・非公開は本人に任せていますが、原則として公開した方が良いと考えています。様々なコメントが頂けることが本人の成長を促す可能性があるからです。

SNSに関しては保護者運営のTwitterのみとしていますし、DMも保護者が代理で送受信しています。スマホビューの日は未定です。

9.親子でCSに出場

親子でCSに出場すると「環境を体験しているので自宅での調整相手になれる」「親子のデュエマコミュニケーションが濃厚になる」「CSの大変さや喜びを共有できる」「保護者の席が確保されてデュエマができる」「他の親子DMPと情報交換ができる」など様々なメリットがあります。

一方、親子でCSに出場しているので「デュエマ支出が約2倍になる」という負担や「息子がドロップしたら親もドロップ」という事態、「親子対決」というハプニングもあります。 (親子対決は何度かありましたが、息子の全勝です)

「今を一緒に戦えない親子DMPに次とか時間ができたらとかを言う資格はない」のかもしれませんね

10.学業との両立

ガチまとめはTCGプレイヤーにとって有益な情報を提供するサイトです。トレカライターガーデンで学業に関する教育論をどうこう振り回すことは控えたいところですが、小学生DMPの競技デュエマを支援する観点から我が家の教育方針を紹介します。

  1. 競技デュエマと学業を同等に扱う
  2. 「不確定な結果」よりも「具体的な取り組み」を認めて褒める
  3. 「才能」よりも「努力」を認めて褒める

具体的には、「学校の宿題や塾の課題を終えてからデュエマ」が原則です。「模擬試験やCSの結果よりも、学習の取り組みや真剣な調整」、「教科やデュエマの才能よりも、日々の学習やデュエマの研究」を認めて褒めることです。第1回の投稿でも触れましたが、「やりたいこと」と「やるべきこと」の充実が良いサイクルを生み出すと信じています。

勉強と競技デュエマの相乗効果を目指しています。対立させたら負のスパイラルかもしれません。

まとめ

今回は、小学生の競技デュエマの支援を、我が家の親子DMPを例に紹介しました。各ご家庭の事情は異なりますので、一つの例だと思ってください。

小学4年生の秋にCS初参加してから約1年半。4年生の終わりに2ブロックプレイヤーになってから約1年。試行錯誤の日々が続いています。暖かく見守ってやってください。

コメントやアドバイスが頂けたら幸いです。


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