| ・このデッキはこんな人におすすめ! |
| ・「ジョーカーズってなんだか高そう……」というイメージがある ・本当の《禁断英雄モモキングダムX》を知りたい ・闇落ちしてみたい |
格安デュエマ研究所では初めましてになります。Shinと申します。
普段は「全てのジョーカーズを語る」ということを目標に、記事を投稿しております。
この度は格安デュエマ研究員の先輩、村民まんじゅうさんより紹介を頂き、こちらで書かせていただくこととなりました。
どうぞよろしくお願い致します!
さて、新人として自己紹介して早速ですが。
禁断の力に飲まれ、闇のジョーカーズの力を振るうことにします。
目次
はじめに:この企画のルール
「格安デュエマ研究所」とは、ガチまとめライターが持ち回りで低予算デッキを構築・紹介していく企画となっています。

具体的な金額の基準は、第1回格安デュエマ研究所で示されました、「シングル価格の合計がクロニクルデッキおよびドリーム英雄譚の定価(=約5000円)以内」という基準を元にしています。
(シングル価格は、執筆(2024/8/30)時点のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)として計算)
皆様のお持ちのカードで、より安く、より様々なカードを投入できるのも本企画の魅力。
「結局、高いデッキの方が強いんじゃないの?」という疑問に答えられるべく、面白さや強さを求めて日々研究員達は邁進しています。
合言葉は「安いけど強い・面白い」です。
本デッキが変えたいイメージ①:「ジョーカーズ、ほんのり高いな~」
ドリーム・クリーチャーを2体も排出し、うち1つは2種類もある為に3種類のドリームレアが存在する我らがジョーカーズ。
それ以外にも、基本的にビクトリーレア以外の全てのレアリティにカードが存在するジョーカーズ。
まさにピンからキリまでという形で、話題になればなるほど、その高額さが目立ってしまう特徴があります。
ですが、1ボックスで確実に手に入るマスターカード/キングマスターカードを多くプールに持つ為、「安く組むぞ!」と思ってさえいれば、あなたの元に相応しい切り札が現れるでしょう。
そんな中でも注目なのが今回のテーマとなっているカード、《禁断英雄モモキングダムX》です。
本デッキが変えたいイメージ②:「【JO退化】【ガイアハザード退化】じゃない《モモキングダム》って何するの?」
【JO退化】。歴代最強のデッキと名高い、【退化】デッキの総決算。
《禁断英雄モモキングダムX》を《バッドドッグ・マニアクス》や《怒りの影ブラック・フェザー》などで破壊し、デッキの中の唯一の非進化レクスターズである《未来王龍モモキングJO》から各種《モモキング》へと繋げるデッキ。
デッキの基盤たる2枚のプレミアムコンビ殿堂入り後は《自然の四君子ガイアハザード》が採用された【ガイアハザード退化】が台頭。すっかり【退化】が《禁断英雄モモキングダムX》の代名詞となってしまいました。
さて、本来の《禁断英雄モモキングダムX》とはどういう戦術だったのか。
ものすごく大まかに言ってしまえば《轟く侵略レッドゾーン》と《禁断~封印されしX~/伝説の禁断ドキンダムX》のデッキタイプである【赤単レッドゾーン】をリメイクする、というものでした。
そもそも《モモキングダムX》カードを下に重ねていくデザインが《禁断~封印されしX~》の封印を解いていくギミックと同じ構造をしており、メインデッキのみで【赤単レッドゾーン】を再現しようとした結果の産物だったのです。
しかしレクスターズのカードプールは全文明を縦断している関係で特定の色となると狭く、満足いく形の【モモキングダムX】を組むことができませんでした。
ドリーム英雄譚デッキ「モモキングの書」で、こうしたレクスターズが増えるまでは。
デッキレシピ:モモキングダムX・赤黒レクスターズ
デッキ全体の総額は3800円でした。
採用カード解説
《モモキングダム》とそれを支えるカード達
《禁断英雄モモキングダムX》

(使用禁止カード) (プレミアム殿堂コンビカード) 【 スター進化クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 禁断 / レクスターズ / 文明 闇/火 / パワー99999 / コスト2
■禁断スター進化:このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から進化ではないレクスターズが出るまで表向きにし、それをこのクリーチャーの下に置く。その後、山札をシャッフルする。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
■自分の他のレクスターズが出た時、自分の山札の上から1枚目を表向きにしてこのクリーチャーの下に置いてもよい。
■このクリーチャーは、カードが6枚以上含まれていなければ、攻撃できず、相手に選ばれない。
■このクリーチャーに含まれるカードが6枚になった時、このターン、相手のクリーチャーすべてのパワーを-99999する。
■T・ブレイカー
100円
本デッキのコンセプト。2~3ターン目のプレイを目指して手札を調整する必要があります。
このカードが場にあることがゲームメイクそのものにも大きく影響するので
- このカードを手札に加えること
- 赤と黒のマナを用意するために、多色及び単色のマナチャージを丁寧に行うこと
が絶対条件として求められてきます。
しかしそれはそう難しいことではありません。次のカード達でばっちり支えます。
《メラメラ・ジョーカーズ》

【 呪文 】
種族 ジョーカーズ / 文明 火 / コスト1
■ジョーカーズを1枚、自分の手札から捨ててもよい。そうしたら、カードを2枚引く。
50円
火ジョーカーズ単色の手札交換カード。
《ジョジョジョ・ジョーカーズ》では補えない色の部分をしっかりとカバーしながら、確実に《モモキングダムX》まで掘り進めるという要求をカバーするカードとなっています。
非ジョーカーズレクスターズを採用する必要がなくなり、デッキ全体をジョーカーズで固められるようになったことで、カードで手札を調整することが容易になりました。
こちらはカードタイプの指定がないので、同時に撃つことがない2枚目のこのカードや《ダムダム・ジョーカーズ》を切ってデッキを回していきましょう。
《ダムダム・ジョーカーズ》
《モモキングダムX》と同時収録の、強力な初動呪文2種類目。
結果的にアクセスできる枚数は《メラメラ・ジョーカーズ》と変わらず、1コストの動きとしてはこの上ない強力さを持ちます。
ジョーカーズ・クリーチャーのみの回収であることから、《メラメラ・ジョーカーズ》を回収して更に山札を掘り進めることはできない点は注意が必要。
《うしおこまる》

【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / レクスターズ / 文明 闇/火 / パワー3000 / コスト2
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーが出た時、自分のシールドを1つ墓地に置く。その後、カードを1枚引く。
■このクリーチャーの攻撃の終わりに、このクリーチャーを破壊する。
50円
《モモキングダムX》が引けない際に2コストの動きとして手札を回す1枚。
《モモキングダムX》プレイ後の3ターン目にも上記の《ジョーカーズ》呪文に加えてこのカードをプレイすることで手札を整えながら《モモキングダムX》の下にカードを仕込むことができます。
ブロッカーを持っており、どうしても起動までラグのある《モモキングダム》の着地前に負けてしまうことのないよう、最低限の防御力を備えています。
最強戦略「侵略」を使いこなそう!
《モモキングダムX》を展開した後、必要なことは下のカードを増やすこと。
合計で4枚のカードを下に入れることで、禁断スター進化で進化元にしたカードと自身を含めて6枚の条件を達成することができます。
さながら封印を外すようにプレイできるレクスターズの侵略持ちカード達と、その進化元がゲームを支えてくれます。
《モモスターキャンベロ》

【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / レクスターズ / 文明 火 / パワー2000 / コスト4
■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■スピードアタッカー
■このクリーチャーが出た時、または「G・ストライク」能力で相手に見せた時、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。
■シンカパワー:このクリーチャーが進化する時、自分の手札をすべて捨ててもよい。そうしたら、カードを3枚引く。
75円
侵略元として優秀なレクスターズ。
登場時のブロッカー破壊によって、確実にプレイヤーに攻撃を通すことができます。下にカードを6枚貯めた《モモキングダムX》と侵略レクスターズによって、確実にリーサルを通しにいくのが本デッキの攻めの基本。
また、このカードの特権としてシンカパワーによる手札交換があります。4ターン目まで《モモキングダムX》を引けなかった場合でも《キャンベロ<レッゾ.star>》との組み合わせで登場制限とドローでデッキを回していくことができるのが優秀です。
メインの役割としては当然アタッカーですが、G・ストライクによる打点の減量とブロッカー除去によるカウンター性能も見逃せない1枚です。
《キャンベロ<レッゾ.star>》

【 スター進化クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / ソニック・コマンド / レクスターズ / 文明 火 / パワー7000 / コスト5
■スター進化:レクスターズまたは火のクリーチャー1体の上に置く。
■侵略:火のコスト4以上のレクスターズ(自分の火のコスト4以上のレクスターズが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、次の相手のターン、相手はクリーチャーを1体しか出せない。
■このカードが離れた時、その下にあったクリーチャーをアンタップする。
80円
全盛期の超高額カードという立ち位置から、何度も再録を繰り返してお求めやすくなった我らが侵略レクスターズの切り札。
侵略によって現れながら、相手のクリーチャーの登場を1度に限定するという強力なロック効果を持ちます。とりあえずプレイすることで相手の行動を制限できますし、除去やチャンプブロックをされても離れた時のアンタップ効果で打点を温存することが可能。
条件はコスト4以上なので、トリガーの《王道英雄キング・モモキングKG》から侵略して《モモキングダムX》の下にカードを重ねながら、バトル効果で自爆してもう一度《キング・モモキングKG》攻撃という芸当も可能になります。
《超戦英雄モモキング・NEXT》

【 スター進化クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / レッド・コマンド・ドラゴン / レクスターズ / 文明 火 / パワー6000 / コスト6
■G・ストライク
■スター進化 :レクスターズまたは火の、クリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
■侵略 :火のコスト4以上のレクスターズ(自分の火のコスト4以上のレクスターズが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に置いてもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、相手のコスト2以下のエレメントをすべて破壊する。
75円
待望の全体除去持ち侵略レクスターズ。このカードの存在が【モモキングダムX】のコンセプトを大幅に強化したと言えます。
従来の《レッドゾーン》+《禁断》のように同時に複数枚のカードで侵略を行う際にどうしてもメタカードは重く、置換でないタイプのメタカードですら処理できずに負けてしまう、ということもありました。そのカード達を軒並み処理できることで、《モモキングダムX》の下にカードを貯める、という工程が更に通りやすくなったと言えます。
クリーチャーでなくエレメントである為クリーチャーに限らない妨害を乗り越えられることも持ち味。G・ストライクでデッキ全体の強度も高めてくれています。
トリガーも潤沢!
相手ターンにレクスターズをプレイすることが、そのまま《モモキングダム》のカウントを進め、状況によってはパワーマイナスでのカウンターが可能です。禁断カウンターさながらの動きを実現するのは、充実したレクスターズトリガーの力があります。
《王道英雄キング・モモキングKG》

【 スター進化クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / ヒーロー・ドラゴン / レクスターズ / 文明 火 / パワー12000+ / コスト7
■自分のレクスターズがあれば、自分のシールドゾーンにあるこのクリーチャーに「S・トリガー」を与える。
■スター進化 :レクスターズまたは火の、クリーチャー1体の上に置く。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
■このクリーチャーが出たターンの間、バトル中、このクリーチャーのパワーを+1000000する。
370円
このデッキを成立させられるようになった理由の一つ。
《モモキングダムX》というメインの動きでまず離れないレクスターズを擁立させられることと、その上でトリガーでレクスターズを出すという行為そのものが工程されることがこのカードの大きなメリットです。
《モモキングダムX》に重ねてしまうとそれまでの積み重ねを打ち消してしまうので、他のトリガーやそれまでの展開を前提としますが、メインの動きの中で進化元もしっかり確保できる構成となっています。
出た時に限らず、攻撃時にもバトルでき、バトル対象を侵略先が引き継ぐことから、《キャンベロ<レッゾ.star>》での処理能力の向上に貢献します。多くの相手を確実に処理できる100万のパワーも魅力。
《ゴルドエッグ・ザ・スロットン》

【クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / レクスターズ / 文明 火 / パワー5000 / コスト4
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から4枚を見る。その中からレクスターズを1体相手に見せ、手札に加えてもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。
50円
このデッキを支えるもう1種類の中継ぎ。レクスターズ限定ではありますが、手撃ちとトリガーの両方で十分に使えるサーチ性能を持っています。
相手の攻撃に対応して次のターンに対応できる侵略先を持ってくるのはもちろん、自身が侵略元になれる点が魅力。《キング・モモキングKG》と同時にトリガーすれば、手札を減らさず進化元も確保できるので《モモキングダムX》の有無に関わらず強力です。
貴重な単色なので、序盤に手札に来てもマナ置きでそのままゲームを進められる点も優秀。《モモキングダムX》の下の枚数のカウントを相手ターンにも進めながら、これだけのゲームメイクを可能にします。
《さびらびりん》

【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / レクスターズ / 文明 闇 / パワー5000 / コスト4
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーの攻撃の終わりに、このクリーチャーを破壊する。
50円
トリガーブロッカーのレクスターズ。
単体でもこのカラーリングでは珍しいレベルの防御性能を持ちますが、《モモキングダムX》の下の枚数を稼ぐという点ではこれ以上ない黒のカードとなります。
同時に《キング・モモキングKG》の進化元としても優秀なカードとなっています。《ダムダム・ジョーカーズ》を強く唱える為には欠かせない黒のカードなので、単純なスタッツ以上の使用感のあるカードです。
デッキの回し方
①まずは《モモキングダムX》を建てよう!禁断建国のターン!
まずは6種類の《メラメラ・ジョーカーズ》以外の赤単色を使って軽快な手札交換から始めましょう!2~3ターン目までに必要なのは黒と《モモキングダムX》、理想なのは黒単色ですが赤黒多色でも十分。
多色を埋めているターンには《ダムダム・ジョーカーズ》を唱えたり、《モモキングダムX》が引けなければ《うしおこまる》でデッキを掘り進めましょう。
3ターン目までに1体の《モモキングダムX》、理想形は2体の《モモキングダムX》が成立していることです!
②《モモキングダムX》を解放せよ!禁断開国のターン!
ここでミソになってくるのが《キャンベロ<レッゾ.star>》の使い方。
このカードには以下のような多くの役割があります。
- 《モモキングダムX》がない時でも、1枚プレイして相手の動きを制限
- 《モモキングダムX》がある時にしっかりと相手にロックをかけながら攻撃し、枚数を稼ぐ
- 他の4コスト以上のレクスターズクリーチャーの攻撃回数を増やすための自爆特攻
- 多重侵略の最後に重ねることで、アンタップ効果との選択を迫る実質的なトリガーケア
大まかなものはこのくらいで、更に対戦中に無限の使い道・攻め筋が生まれることとなります。
ただ、連続侵略や分けて打点を作るという運用のために、絶対に手札が必要になってきます。
そこを補うのがこちらの2種類のカード。
この2枚の効果を駆使しながら、確実に《モモキングダムX》の下のカードの枚数を稼いでいきましょう。
《キャンベロ<レッゾ.star>》だけで補い切れない侵略先は《超戦英雄モモキング・NEXT》でカバー。
もちろん、このデッキは攻めるだけが勝ち筋ではありません。
トリガーでレクスターズをプレイすることによっても、《モモキングダムX》の枚数を加速させることができます。トリガーの多くはそのまま侵略元になれたり、進化元として使えたりしますし、プレイするだけで枚数の整った《モモキングダムX》のマイナス効果をぶつけることが可能です。
③禁断の力と英雄の力でフィニッシュだ!
順調にゲームが進んでいれば、《モモキングダムX》がT・ブレイクを放ち、経過でW・ブレイクも通っているはずなので、しっかりと勝利に必要な打点を叩き込んでいると思います。
ブロッカーを並べて籠城するタイプの相手に対しても、《モモキングダムX》のマイナス効果で突破口が作れますし、豊富な除去とロックが相手を追い詰めているでしょう。
デッキの改造案
《ガヨウ神<シューマッハ.star>》

【 スター進化クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / アウトレイジMAX / レクスターズ / 文明 火 / パワー6000 / コスト4
■スター進化:レクスターズまたは火のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚捨て、その後、カードを2枚引く。こうして捨てた手札がジョーカーズなら、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。
■このカードが離れた時、下にあったクリーチャーをアンタップする。
100円
レクスターズの中でも侵略元+手札交換+除去の3種類をこなせる強力な1枚。
ジョーカーズ指定であることがネックでしたが、この度デッキ内が全てジョーカーズ/レクスターズとなった為採用が検討できるようになりました。
赤単色かつ進化要求であることから、呪文初動である本デッキでの運用が少し難しいカードではありますが、進化元をしっかり維持できるのであれば強力なカードとして運用することができます。
《富士山ン<ジャック.star>》

【 スター進化クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / ロスト・クルセイダー / レクスターズ / 文明 火 / パワー6000 / コスト5
■スター進化:レクスターズまたは火のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
■侵略:火のコスト4以上のレクスターズ(自分の火のコスト4以上のレクスターズが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーが出た時、バトルゾーンにある相手のコスト4以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
70円
様々なデッキに置換タイプの踏み倒しメタが増えた昨今。
対応するためにはこのカードのように処理できるコストが高いカードの手打ちでの展開が求められます。
マナを置いていくという行為そのものはそこまでこのデッキで関係ないので、侵略先を増やすというメリットを享受しながら対応力があげられるこのカードもおすすめです。
《王道ダチ キャンベロ》

【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 火 / パワー1000 / コスト2
■このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚捨て、カードを1枚引く。こうしてジョーカーズ・カードを捨てたら、カードをもう1枚引く。
150円
本デッキにおいて最も欲しい要素である、レクスターズクリーチャーでないばかりにスタメン落ちしてしまった、第三の《キャンベロ》。
手札交換の質、クリーチャーが場に出ることなどそれ以外の要素は完璧であり、上記の《ガヨウ神<シューマッハ.star>》を採用するのであれば十分に採用検討ができるカードであると言えるでしょう。
増えた墓地の運用法が気になるところだと思うので、次の改造案で補完していきます。
《無龍<デッゾ.star>》

【 スター進化クリーチャー 】
種族 マスター・ドラゴンZ / ソニック・コマンド / レクスターズ / 文明 闇 / パワー8000 / コスト5
■G・ストライク
■スター進化:レクスターズまたは闇のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
■侵略:闇のコスト4以上のレクスターズ(自分の闇のコスト4以上のレクスターズが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、コストが異なるクリーチャーを好きな数、自分の墓地から手札に戻す。
100円
リソースを得るために墓地に触るのに、墓地回収がない、という時に改造案として提案できるのがこちらのカード。コストの異なるクリーチャーを回収する、初期型の【モモキングダムX】から採用されているカードになります。近年増加したジョーカーズの墓地も増える手札交換カードとの相性が良いのですが、侵略先を用意するとなると大幅にデッキ構造を変えなければならないので、今回の記事では見送りました。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
様々なデッキが存在し、様々な切り札があなたを待っている、そんな種族がジョーカーズ。
「ちょっと高いな……」という気持ちや「メジャーじゃないデッキでは一体何をするんだろう?」という疑問が、この記事を読んで解消できていましたら、大変嬉しく思います。
「このデッキが面白い!」「こんな改造もあるんじゃない?」などありましたら、是非ともページ下のリンクから記事を共有してください!《MAX‐Gジョラゴン》のアイコンの人間から、勢い良くリプライが飛んでくることでしょう。


それではここまで、全てのジョーカーズを愛する男・Shinがお送りしました!
貴方の元に素敵な切り札が訪れますよう。
【格安デュエマ研究所】研究成果一覧
























