【格安デュエマ研究所】5000円で俺の歌を聴け!カラオケCOMPLEX

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【格安デュエマ研究所】5000円で俺の歌を聴け!カラオケCOMPLEX
このデッキはこんな人におすすめ!
●ジョークカードならではの一風変わったデュエマを味わいたい!
●カラオケの腕前に自信がある!
●ノリを掴む前に初対面でいきなりジョークカードを押し付けるのは悪手だと理解している
●ジョークカードを出されても楽しんでくれるような人は大事にした方が良いことも理解している

 村民・新生活・まんじゅうです。新社会人に何かを言うとインターネットでボコボコにされるので何も言えません。

 締切の都合で、新年度早々ドキつよ再録の恩恵をギリギリ受けられない悲しみを背負う当企画、格安デュエマ研究所

俺たちが閉じ込められている、『桜咲いたら1年生』という言葉が起点のタイムループ

 カードゲームという性質上、どうあってもデッキのランダムな配列に命運を握られてしまうデュエル・マスターズ。サイコロの出目を事前に保存して試合中に披露する……なんてことができない以上、どれだけ一人回しが上手くいったとしてもその恩恵を実戦で受けられるとは限りません。

 しかしこのゲーム、事前に練度を上げることによって確実に試合を有利に進められる要素がひとつ存在します。そう、

 

実在の人物が写ったカードでボケるのは……難しい!

 カラオケです。

 ※《ラップ仙人 デッドマン》はその特性上、多くの場合公式大会では使用できない or 2番目のテキストを参照できません。遊ぶ際はTPOや対戦相手にご配慮ください。

 

 

目次

はじめに:この企画のルール

 『格安デュエマ研究所』は、ガチまとめライターが持ち回りで、低予算デッキを構築・紹介していく企画です。

 具体的にどれくらいの金額を「低予算」とするかは、第一回格安デュエマ研究所にて示された「シングル価格の合計がクロニクルデッキおよびドリーム英雄譚の定価(=約5000円)以内」という基準に則っていきます。

この世界は『ドキつよ以前』と『ドキつよ以後』で大きく変わる──

 (シングル価格は、執筆(2026/4/3)時点のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)として計算)

 既に持っているカードを使ったり、カードの状態にこだわらなければ、さらに安く構築することも可能です。

 本企画では口を酸っぱくして語られていますが、「安いデッキは高額デッキの代用品ではない」というのはお忘れなく。あくまでも「安いけど強い・面白い」と言えるようなデッキを模索してまいります。

 

歌の力でデュエマに勝ちたい:夢『幻』を『REAL』に変えろ

【 呪文 】
文明 闇 / コスト3

■相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■採点機能付きカラオケで1曲歌う。点数が80点以上なら、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■リサイタル⑤ (この呪文を墓地からコスト5を支払って唱えてもよい。そうして唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く)

 《ラップ仙人 デッドマン》。25周年を迎えるデュエマの歴史の中でも唯一の、『採点機能付きカラオケの結果次第で出力が変わる』カードです。大抵の公式大会では使用できない、いわゆるジョークカードというやつですね。

 時は2025年春。格安研究の良いネタになるカードはないものか……とぼんやりカードプールを眺めていた私の目に飛び込んできたのが、この呪文でした。

  • 『カラオケ』という、記事のネタにしやすすぎる奇天烈な属性
  • 『3コスト+2ハンデス』という、プレミアム殿堂級の威力
  • 『公式大会で使用できないジョークカード』という、その特性上間違いなく安いカーナベル販売価格

 こりゃあ良いデッキができそうだ!早速デッキを考えてラップ仙人になろう!……そんな思い付きから、私の半年以上に渡る苦悩が始まりました。その軌跡をここに記します。

 

 ハンデスと言えば青黒、青黒と言えばハンデス。ハンデス方面への知見に乏しかった私は、ひとまずその方向で研究を行うことにしました。

 優秀なシステムクリーチャー・メタクリーチャーが多いこのカラーリングでハンデスしながらペチペチ殴れば、自分には歌う楽しみを・相手には真綿で首を絞められる苦しみを与え続けることができるのでは?そう思った私は意気揚々とデッキメーカーに向き合い、実際にできたデッキで遊んでみました。

 


 笑顔で歌うことも真綿で首を絞めることも叶わず、ただただハンデスをする間もなく首を跳ねられる意味不明なデッキが誕生しました。

 メタクリを置いてハンデスをして、《ラップ仙人 デッドマン》を使い回す機構を整えてからペチペチ殴って……。そんな迂遠な計画をひとつひとつ実行に移しながら生き残れるほど現代はスローではありませんでした。

 少なくともこの方針はよろしくないようです。発想を変えてみましょう。

 

 今やりたいのは『闇のコスト3の呪文をたくさん唱える』ということ。『《ラップ仙人 デッドマン》によるハンデス+α』の動きを継続的に行うことができれば、少なくとも先程と同じ轍は踏まずに済みそうです。具体的には……

 

コイツの5枚目はいつ実装されるんだ
いっぱい食べる君が好き

 いわゆる【ピラッキランデス】のパッケージにタダ乗りすれば、相手の行動を縛り続けながら殴り勝てるのでは?

 折しも当時はデュエキングWDreaM 2025にて《リアリティ・ヴォイド》の再録が決まったタイミング!この追い風に乗らぬ手はない!とウキウキで格安の範疇に収まりそうなパーツをかき集めて再びデッキを組んでみました。

 


 私を待ち受けていたのは、吹けば倒れるガッタガタのカラオケボックスでした。

 ジャンケンに勝って《天龍神の翔天 ピラッキ》→《魔軸の鎖 カメカメン》と動けなければ容易に逆転される、何なら上手くいったところで全然盾orデッキトップから反撃されうるコンセプトそのものの弱さ。序盤に盤面を小突かれるだけでコンセプトも勝ちの可能性も崩壊するような脆弱性……。

 惜しみなく資金を注ぎ込めば……いや注ぎ込んだとしても、「《ラップ仙人 デッドマン》を上手く使えるデッキです!」と声高には言い難いデザインになってしまいました。相手がカラオケに集中している内に山を積み込めばどうとでもできるでしょうが、その先に待つのはジョークでは済まない争いでしょう。

 その後も、ラップ仙人の境地に至らんとする試みは懲りずに続きました。

 

ダイダロス再録キボンヌ
仙台結界で見た

 「呪文を倍加すれば4ハンデスという圧倒的なダメージを与えられるのでは?」という思考の末、「倍加のために《ジェスター・レンサー》を噛ませるくらいなら初めから《魔誕と光喜と楽識と炎怒と哀樹の決断》を使えば良いだろ」という結論に至った《文藍月 Drache der'Zen》軸。

 

地元が観光名所
モーフボールで進むタイプの道

 「3ターン目から盤面に強力なクリーチャーを出して攻撃しつつリソース差を生み出せるのでは?」という思考の末、「色指定無しでコスト5以下まで踏み倒していいなら《絶望と反魂と滅殺の決断》唱えた方が強いだろ」という結論に至った《~神帝、完成せり~》軸。

 

美脚
マリルイRPGの嘘リーク

 「色指定無し+コスト3以下限定で踏み倒せるコイツを使えば、基盤の強さも相まって強力なデッキになるのでは?」という思考の末、「じゃあ普通に【赤青マジック】使った方が間違いなく強いだろ」という当然の結論に至った《芸魔隠狐 カラクリバーシ》軸……。

 考える案のことごとくが、『2ハンデスするだけの呪文は必要ない』という事実を突きつけてきます。人は格安のままラップ仙人にはなれないのか……。そんな悲しみに暮れていた2025年の晩秋、とあるカードと目が合いました。

 

エッグマン乗ってそう
5枚目が来て大丈夫かちょっと不安なカード

 《ARC REALITY COMPLEX》。ターン開始時およびプレイヤーが手札を捨てた時にエネルギーをチャージし、それらを一気に放出することで必殺の一撃を叩き込むことができるクリーチャーです。確かにこのカードは、ハンデスという遅延行為を勝利に変換できる貴重な1枚なのですが……。

 コイツを使った思考の先から、どうしてもデザイナーズ通りに組んだ【ドロマーCOMPLEX】の下位互換のようなデッキができるビジョンが消えてくれず。既存のデッキより明確に弱いリストを成果物として提出する格安道に反する行為、それは避けねばなりません。

 

 【ドロマーCOMPLEX】との差別化を図るなら、《魔軸の鎖 カメカメン》のような『何かの行動のついでに《ラップ仙人 デッドマン》を踏み倒せる能力』を持ったカードがカギになる……。そう考えカードプールを漁ってみても、上手いこと求めるスペックを満たしてくれるカードは見つかりません。

 もっと言えば、《魔軸の鎖 カメカメン》のようでありながら《魔軸の鎖 カメカメン》よりも仕事を多くこなしてくれるカードでなければ現状の打開には至りません。単体ではほとんど仕事をできないカードを2種類も搭載していては、ますます本家【ドロマーCOMPLEX】の影に隠れてしまうでしょうし。

  • ドロマーカラーの範疇で
  • 何かのついでに《ラップ仙人 デッドマン》を踏み倒すことができ
  • それ単品で使っても強力な
  • 既存の【ドロマーCOMPLEX】ではあまり見かけない
  • 格安のカード

 この厳しい要件を満たすカードは、残念ながらその時点では存在しませんでした。

 

グラビティスーツ取得前に戦わされそう

──そう、王道W篇第4弾までは

 

デッキレシピ:カラオケCOMPLEX


 デッキの合計価格は5115円(2026/4/3時点)でした。

 

右から巨大ロボ来てますよ!気付いて!
ピピピ……コレガ……『84テン』……
なんか全部メトロイドに見えてくるな

 《ラップ仙人 デッドマン》を活用しながら《ARC REALITY COMPLEX》の下敷きをなるべく早く7枚まで重ね、相手のカウンター前に《LOVE&ABYSS》をぶつけて殴り勝つのがメインプランです。

 デッキリスト下部の「デッキ価格をシミュレーション」ボタンから欲しいカードを選択して「在庫チェック」ボタンを押すと、直接カーナベルでカードを購入することができます。便利ですね。

 

採用カード解説

メインカード

《ラップ仙人 デッドマン》

【 呪文 】
文明 闇 / コスト3

■相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■採点機能付きカラオケで1曲歌う。点数が80点以上なら、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。

■リサイタル⑤ (この呪文を墓地からコスト5を支払って唱えてもよい。そうして唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く)

50円

 コンセプト。試合の前に「このカード使っても良いですか?」と相手に尋ねることで、怪しいカードを使う前に事前に確認が取れるコミュニケーション能力を持っているアピールをしつつ、(俺はコイツの歌次第でプレ殿級の妨害を食らう羽目になるのか……!?)という動揺を相手に与えることができます。勝負は席に着いた瞬間から始まっているんだ。

 現状の構築では、2ターン目に小型クリーチャーをプレイしつつ3ターン目に一曲歌いながら攻撃できれば、凄まじいアドバンテージを得ることができます。初手の機嫌が良い場合には狙っていきましょう。

 前述の通りこのカードを使っただけでは全然ゲームに勝てないので、上記のような理想的なパターンを除き基本的には《ARC REALITY COMPLEX》をプレイした後に唱えていきたいところです。状況が整うまでは攻めも守りもちょっと頼りないこのデッキにおいては、下手に妨害をするよりも自分の手を進めた方が、最終的に良い気分になれるはずですよ。

 リサイクルならぬリサイタル能力もオマケにしてはかなり強力。特にやることがないタイミングに、手札消費0で相手の動きを強烈に妨害できるのは偉いですね。公開領域から使用できる能力なので、(このカード抱えててもリサイタルでハンデスされるしな……)と相手に考えさせられる点もGood。

 

《ARC REALITY COMPLEX》

【 NEOクリーチャー 】
種族 パンドラボックス / スチーム・ナイト / 文明 光/水/闇 / パワー25000 / コスト3

■NEO進化:光、水、または闇のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■プレイヤーが手札を1枚捨てた時、または自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚を表向きにし、このクリーチャーの下に置いてもよい。
■このクリーチャーの下のカードが6枚以下なら、このクリーチャーはバトルを行えず、離れない。
■このクリーチャーが攻撃する時、カードが7枚以上これの下にあれば、下にあるカードをすべて手札に戻してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーに「ワールド・ブレイカー」を与える。その後、コスト9以下のカードを1枚、自分の手札からコストを支払わずに実行してもよい。

200円

 コンセプト。猛威を振るった《DARK MATERIAL COMPLEX》の系譜を継ぐ、新たな……と言うには若干時が流れたハンデスデッキの切札です。

 一度召喚に成功すれば、ほぼ全ての除去効果を無視して盤面に居座り続けてくれる安心設計。ハンデスとターン経過により7枚分のエネルギーをチャージできたら、必殺のワールド・ブレイク+コスト9以下の好きなカード踏み倒しのご褒美をもらえます。

 下敷きが足りない場合も攻撃+1枚シールドブレイク自体は問題無く実行できるので、超魂Xや《魔軸の鎖 カメカメン》の攻撃時能力起動役としても超優秀。

 何らかの都合で《LOVE&ABYSS》を使用できないような試合では、あえてエネルギーをチャージしきらず無敵のアタッカーとして運用し続けるのもアリですね。何なら2体目の《ARC REALITY COMPLEX》を進化クリーチャーとして召喚して離れないダイレクトアタック要員にするのも面白いでしょう。

 

《LOVE&ABYSS》

【 呪文 】
文明 闇 / コスト9

■プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーはバトルゾーン、手札、墓地にある自身のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。

250

 猫も杓子も複数能力持ちなのが当たり前な現代には珍しい、たった1文だけのテキストを持つ本デッキのフィニッシャー。「G・ストライクで防御札にもなるから~」という令和あるあるな甘えすら削ぎ落したそのストイックさでもって、相手に絶対的な破滅をもたらしてくれます。

 素直に9コストを支払うことはまず不可能なので、《ARC REALITY COMPLEX》経由で唱えていくことになります。《ARC REALITY COMPLEX》の下に1枚敷かれさえすればその攻撃時能力で回収できるため、無理に手札に抱えなくても良いのが嬉しいですね。

 《深淵の洪怖 ソクトー=ソレクトー》を可能な限り2ターン目にプレイしたい都合、初手に入ってきたら迷わずマナに埋めてしまって問題ありません。最終局面でしか活用できないカードをずっと抱えていられるほど、手札に余裕を持ち続けられるデッキでもありませんので。

 

初動クリーチャー

《深淵の洪怖 ソクトー=ソレクトー》

【 クリーチャー 】
種族 アビスロイヤル / フュージョナー / 文明 水/闇 / パワー1000 / コスト2

■ G・ストライク
■ジャストダイバー
■超魂X(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)
■このクリーチャーが攻撃する時、自分はカードを2枚引き、各プレイヤーは自身の手札を1枚選び、捨てる。

210円

 アドバンテージ稼ぎマシン。ジャストダイバーによりほぼ確実に1ターン居座ってくれる優しさが沁みます。

 2ターン目にコイツ→3ターン目に《ARC REALITY COMPLEX》に進化……と動ければ理想的ですが、毎試合都合良く最速でドロマー3色のクリーチャーを召喚できはしないはず。そんな場合は、反撃を恐れず2ドローのために相手のシールドに突っ込むのがベターです。

  

《~鉄装の氷騎士~》

【 NEOクリーチャー 】
種族 サイバーロード / スチーム・ナイト / 文明 水 / パワー1000+ / コスト2

■NEO進化 :光、水または闇のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■パワード・ブレイカー
■これが進化クリーチャーなら、自分の手札1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。
■このクリーチャーが攻撃する時、カードを2枚引いてもよい。

60円

 アドバンテージ稼ぎマシンその2。こちらは純粋に手札を増やしてその後の動きを作りやすくしてくれます。

 序盤は2ドロー装置としての仕事しかできませんが、中~終盤にはNEO進化クリーチャーであることを活かし、超魂X能力を吸収した2コストSA攻撃時2ドロー+αの爆アド生物としても活用できるようになります。《ARC REALITY COMPLEX》を召喚できたからと言ってすぐマナに置いてしまうのはもったいないかもしれませんよ。

 《深淵の洪怖 ソクトー=ソレクトー》にも言えることですが、「2ターン目にクリーチャーを召喚できた!《ARC REALITY COMPLEX》は無いけど《ラップ仙人 デッドマン》は持ってるよ!」という3ターン目を迎えた場合は、3ターン目に《ラップ仙人 デッドマン》を唱えつつ攻撃をしてしまうのも良いでしょう。《ARC REALITY COMPLEX》のカウントは進みませんが、流石に3ターン目に2ドロー+2(or3)ハンデス+1点パンチを決められるような状況なら話は別です。

 

《魔軸の鎖 カメカメン》

【 クリーチャー 】
種族 ビーストフォーク / 暴拳王国 / 文明 光 / パワー3000 / コスト3

■アバレチェーン:自分のクリーチャーが攻撃する時、それがこのターン最初の攻撃なら、コスト4以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。そうしなければ、カードを1枚引く。

90円

 アバレチェーンの上澄み。これを引けないと成立しないコンボ、そのコンボが成立しないと苦しくなるデッキをいくつも生み出した魔性。

 『召喚したターンに即座にアバレチェーン能力を起動できる』という状況でなければプレイしない……という極端な考えで運用した方がベターな、扱いの難しい1枚。流石に3ターン目に「次のターン嫌なことをしますよ!」と声高に宣言している無防備なクリーチャーを許してもらえるほど、現代デュエマは甘くありません。

 アバレチェーン能力はクリーチャーの攻撃時能力と同じタイミングで誘発する能力なので、他に待機している攻撃時能力があれば好きな順序で解決できます。具体的には、

  • 《深淵の洪怖 ソクトー=ソレクトー》の攻撃時能力を先に使用し、引いてきた《ラップ仙人 デッドマン》をアバレチェーン能力で実行する
  • アバレチェーン能力を先に使用して1ドローを行い、《グレートブルーの海幻》の超魂X能力で引いてきた《Dの牢閣 メメント守神宮》を実行する
  • 1体目の《魔軸の鎖 カメカメン》のアバレチェーン能力を使って1ドロー
    →《~鉄装の氷騎士~》の攻撃時能力で2ドロー
    →2体目の《魔軸の鎖 カメカメン》のアバレチェーン能力を使って《六奇怪の四 ~土を割る逆瀧~》を実行する

 こうした動き方ができるわけです。いわゆる先ドロー警察に見咎められないよう、しっかり覚えておきましょう。

 

ナイスな超魂X群

《グレートブルーの海幻》

【 タマシード 】
種族 ポセイディア・ドラゴン / フュージョナー / 文明 水 / コスト3

■シンカライズ
■このタマシードが出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中からクリーチャーとクリーチャーではないカードを最大1枚ずつ手札に加えてもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。
■超魂X(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)
■このクリーチャーが攻撃する時、コスト4以下の、クリーチャーではないカードを1枚、自分の手札からコストを支払わずに実行してもよい。

250円

 コンセプト。このカードが無ければこのデッキは公式大会で使えない変な【ドロマーCOMPLEX】止まりでした。

 上にクリーチャーを乗せなければ発動できない制約はあるものの、その超魂X能力はとても強力。複数枚進化元を後付けできる《ARC REALITY COMPLEX》と組み合わせれば、1度ならず2度・3度と非クリーチャーカードをプレイすることだって夢ではありません。

 cipの3ルック1~2ドローもかなり強力。自身の上に置きたい《ARC REALITY COMPLEX》を自分で探しに行けるので、決め手に欠ける3ターン目には今後を見据えて是非とも使っておきたいですね。

 『「クリーチャーではないカード」という名目でクリーチャー/呪文両面の属性を持つツインパクトカードを回収することは不可能』、ということは必ず覚えておきましょう。《六奇怪の四 ~土を割る逆瀧~》のみが欲しい場合でも、《龍装艦 チェンジザ》を指定して回収することになります。

 

《忍蛇の聖光 c0br4》

【 クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ステラ / シノビ / フュージョナー / 文明 光 / パワー3500 / コスト9

■S・トリガー(このカードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ実行してもよい)
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを3体まで選び、タップする。
■超魂X(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)
ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする。

50円

 白単防御札枠。気を抜くと青単色ばっかりになりがちなデッキなので、意識的に白黒のカードを積んでいく必要があります。

 単なるS・トリガーとして見るならいわゆるスパーク系能力持ちに劣りますが、このカードの神髄はその超魂X能力。《ARC REALITY COMPLEX》の下に滑り込ませられたら、離れない上にバトルも行わない鉄壁のブロッカーを作り出せるんですね。

 白単色土地としても優秀です。手札に来てしまった場合躊躇なくマナゾーンに置けるので、思考リソースの削減に寄与してくれます。物は言いよう。

 

《魔誕の穿将ベリュガデス》

【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / フュージョナー / 文明 闇 / パワー3000 / コスト4

■S・トリガー
■このクリーチャーが出た時、相手のアンタップしているクリーチャーを1体選び、破壊する。
■超魂X (これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)
■このクリーチャーが攻撃する時、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。

50円

 こちらは黒単防御札。2ターン目に召喚したい《深淵の洪怖 ソクトー=ソレクトー》の存在により、白単色より嬉しい色をしています。

 確定除去も超魂Xの攻撃時ハンデスも能動的に活かしたいところではありますが、大抵の場合は他のカードのプレイを優先した方がベターです。運良くシールドから無料で収穫できた場合は《ARC REALITY COMPLEX》のエネルギーチャージを手伝ってもらいましょう。

 

防御カード

《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 ~土を割る逆瀧~》

【 ツインパクトカード 】
種族 ドラゴンギルド / ムートピア / 文明 水 / パワー6000 / コスト6

■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、カードを2枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。
■各ターン、コスト5以下の呪文を自分の手札からはじめて捨てた時、その呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。

────────────呪文────────────
カード名:六奇怪の四 ~土を割る逆瀧~
文明:水
コスト:4マナ

■次の自分のターンのはじめまで、相手は各ターン1度しか、クリーチャーで攻撃もブロックもできない。

110円

 最近デュエプレに実装された人。あっちと違って対クリーチャーアンタッチャブルなんてトンデモ能力はありません。

 基本は呪文面の方を使用することになります。《グレートブルーの海幻》やら《魔軸の鎖 カメカメン》やらと組み合わせるのを考えると、同じようなテキストをしたカード群の中でもまだコレが一番強いんですよね。もう登場から8年も経つのに。

 試合がもつれたら、暇なタイミングでクリーチャー面をプレイしておくと捗ります。自身のcipはもちろん《深淵の洪怖 ソクトー=ソレクトー》の能力でも能動的に手札を捨てることができるので、意外と呪文踏み倒しチャンスには恵まれるはずですよ。

 

《~不死の黄昏司祭~》

【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / ドラゴン・ゾンビ / スチーム・ナイト / 文明 光/水/闇 / パワー4000 / コスト4

■このクリーチャーが出た時、相手のエレメントを1つ選び、持ち主の手札に戻す。その後、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■相手が自身の手札を1枚捨てた時、相手のクリーチャーを1体選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、そのクリーチャーはアンタップしない。

75円

 暇なタイミングでプレイしたいカードその2。『盤面には干渉しにくい性質上、先んじて打点を揃えられると苦しい』というハンデスの弱点をある程度緩和してくれます。

 こちらにはたった3マナで2枚もハンドをもぎ取る=2体をフリーズさせられる呪文がある……という情報のおかげで、相手はそれなりに大きなヘイトをコイツに向けてくれるはずです。その隙にチマチマ座布団重ねをしておきましょう。

 とはいえ最優先でプレイしたいカードでもないので、最序盤に引いてきた場合はちゃちゃっとマナに埋めてしまう方がベターです。ドロマーカラーのカードが1枚マナにあるだけで、このデッキの動きやすさは大きく変わってきますよ。

 

《Dの牢閣 メメント守神宮》

(殿堂カード) 【 D2フィールド 】
文明 光 / コスト4

■S・トリガー(このD2フィールドをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ展開してもよい)
■自分のクリーチャーすべてに「ブロッカー」を与える。(「ブロッカー」を持つクリーチャーをタップして、相手のクリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)
■Dスイッチ:いずれかのプレイヤーが自身のターンに最初のカードを引いた時、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーをすべてタップする。

50円

 出されたら何人も嫌な顔をする、何年経っても色褪せない防御力。ブロッカーにすることで真価を発揮する《ARC REALITY COMPLEX》がいるのなら、搭載しない手はないでしょう。

 このご時世に4マナをタップして展開するのはいささかのんきな気がするので、基本は《グレートブルーの海幻》経由でコストを踏み倒したいところです。

 

デッキの回し方

①熱唱準備!主役を引き込み土台を固めて

漢検にギリ出てきそうな難読さ加減
パワー1000のカッコよさじゃないよこれは
「ワイがやるんですか!?」みたいな右下の顔

 とにかく全力で3~4ターン目に《ARC REALITY COMPLEX》をプレイすることを目指して、マナに色を揃えたり2コスクリーチャー群でデッキを掘っていきます。

 《ARC REALITY COMPLEX》の下敷きとしてもお茶濁しの《ラップ仙人 デッドマン》+αの動きとしても《深淵の洪怖 ソクトー=ソレクトー》の超魂X能力は強力なので、可能な限り2ターン目にはコイツを召喚したいところです。シンプルに手札総量を増やしてくれる《~鉄装の氷騎士~》でもOK。

 《ARC REALITY COMPLEX》を引けていない場合、3ターン目は《グレートブルーの海幻》をプレイできると嬉しいですね。欲しいカードを探しながら後々の布石になってくれます。

 

②エネルギーチャージ!歌の力で勝利を手繰れ

7枚敷くまで力が出ないアーム←確率機?
『リサイタル』の案が出た瞬間の大人たちを見たい
ラップに鼓舞されててほしい生物

 《ARC REALITY COMPLEX》召喚まで漕ぎ着けたら、ここからが本番。エネルギー解放直前の下敷き6枚状態になるまで、《ラップ仙人 デッドマン》やら《深淵の洪怖 ソクトー=ソレクトー》でどんどんハンデスをしていきます。

 公開領域を増やしたいからといって下敷きを7枚以上にしてしまうと、《ARC REALITY COMPLEX》の無敵の魔法が解けてしまいます。(このターン中に勝負を決めないと負ける……!)という状況でない限りは、下敷きを増やさずグッと堪えましょう。

 暇なタイミングで《魔軸の鎖 カメカメン》を横に添えられるといいですね。《ARC REALITY COMPLEX》の攻撃時に取れるアクションはなんぼでも多い方が良いので。

 

③エネルギー解放!お前の歌で愛を伝えろ

なぜそこで愛ッ!?から13年
最近ウッウになった

 手札or《ARC REALITY COMPLEX》の下敷きに《LOVE&ABYSS》が入ったら準備完了!《ARC REALITY COMPLEX》の攻撃時能力で下に敷いた7枚以上のカードを手札に回収しつつ、《LOVE&ABYSS》を唱えながら相手に大打撃を与えましょう!

 大抵の場合はここに至るまでに1回くらい命の危機が訪れているはずなので、《ARC REALITY COMPLEX》を召喚したあたりから《六奇怪の四 ~土を割る逆瀧~》で延命処置を行うターンが来ることを意識して手札を管理できると良いですね。

 

デッキの改造案

 ここからは、コンセプトはそのままにコスト(金額)制限を緩和したデッキの改造案・採用カードについてざっくり解説していきます。

 

《水神 ミヅハノメノカミ》

【 クリーチャー 】
種族 ミズガミ / ロスト・クルセイダー・ドラゴン / 文明 水 / パワー8000 / コスト5

■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーは、呪文によって相手に選ばれない。
■このクリーチャーが出た時または自分のターンのはじめに、相手は自身の山札の上からクリーチャーが出るまで表向きにし、そのクリーチャーを墓地に置き、山札をシャッフルする。自分はこうして墓地に置いたクリーチャーの「このクリーチャーが出た時」で始まる能力をすべて使ってもよい。
■相手のクリーチャーが攻撃するなら、その攻撃先は自分が選ぶ。

280円

 タコさんウインナーの幻影を見せてきた人。予算が許すなら、最優先で採用していただきたいカードです。

 何と言っても特筆すべきは、『相手クリーチャーの攻撃先を自分が選ぶ』能力。下敷きが7枚揃っていない無敵状態の《ARC REALITY COMPLEX》をタップしておくことで、相手の攻撃を全てそちらに逸らして無力化……という動きは、2枚コンボでありながら相当数のデッキを詰ませることができる優れもの。

 コレができるかできないかでデッキの防御力は大きく変わるので、是非とも2~3枚枠を見つけてねじ込んでいただきたいものです。山削り能力と《ラップ仙人 デッドマン》のリサイタル能力のおかげで、このセットが揃いさえすればワンチャン本当に歌っているだけで勝てますよ。

 

《~世紀末の善悪~》

【 G-NEOクリーチャー 】
種族 ゴッド / スチーム・ナイト / 文明 光/水/闇 / パワー6500 / コスト5

■G-NEO進化:光、水、または闇のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、カードを3枚引き、自分の手札を2枚まで捨てる。こうして捨てたカード1枚につき、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■相手が手札から呪文を捨てた時、自分はその呪文を相手の墓地からコストを支払わず唱えてもよい。

2580円

 「ドロマーカラーの最強生物って誰?」と100人に聞いたら70人くらいが挙げそうなヤツ。去年1年だけでホントに充実しましたねこの枠。

 ハンデスというただの遅延行為に付加価値を持たせてくれる、という意味では《ARC REALITY COMPLEX》並みにデッキ強度を高めてくれる1枚。マナコスト通り5ターン目にプレイすることになるのは速度的に不安が残るものの、それでも十分働いてくれることでしょう。

 ドロマーカラーの妨害能力持ち中級クリーチャー、という括りで役割の近しい《~不死の黄昏司祭~》あたりと入れ替えるのがベターですね。

 

《青寂の精霊龍 カーネル/サイレント・ジェラシー》

【 ツインパクトカード 】
種族 エンジェル・ドラゴン / 文明 光/水/闇 / パワー3500 / コスト5

■S・トリガー
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。

────────────呪文────────────
カード名:サイレント・ジェラシー
文明:闇
コスト:2マナ

■相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■自分のシールドを1つ手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。

220円

 こちらはドロマーカラーの防御札。土地としても、手持無沙汰な隙に使うハンデスとしても優秀です。

 《ARC REALITY COMPLEX》が盾落ち・ボトム落ちしようものなら、貧弱なハンデスビートとして生きていくしかないこのデッキ。そうした悲しみを回避しやすくしてくれる呪文面の優しさは、孫の手めいて痒い所に届いてくれます。

 

《~創造、破壊、そして絶望~》

【 クリーチャー 】
種族 クリエイター / スチーム・ナイト / フュージョナー / 文明 水 / パワー3000 / コスト2

■ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
■超魂X(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)
■自分のターンの終わりに、カードを1枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を1枚捨てる。

240円

 最後に紹介するのは初動の採用候補枠。スチームナイト全般そうですがスゴイ名前だ。

 《ARC REALITY COMPLEX》のことを考えるとデザイナーズコンボ的にはこっちの方が適しているのですが、攻撃時誘発能力や超魂Xを活かしやすいNEO進化という属性、予算の兼ね合いからサンプルリストでは《~鉄装の氷騎士~》に席を譲ってもらっています。

 相手の動きを妨げつつ、自分は確実に1ターン盤面に居座れる安心感が沁みますね。2コス初動8枚のどれかと入れ替えるよりは、どこかの枠を削って9枚目以降の初動にすることをオススメします。

 

おわりに

ご観覧ARC REALITOU GOMPLEXAIMASU
君がグレートに記事を読んでくれて、
デッドマンもニッコリ……してくれてたらいいなぁ!

 という訳で、【カラオケCOMPLEX】の紹介でした。

 導入でも書きましたが、長~~~~いこと『《ラップ仙人 デッドマン》を格安デュエマ研究所のサムネにすること』を人生のちいちゃいサブクエストとして設定していたので、ようやくプレッシャーから解放された気持ちです。ちゃんと面白いデッキに仕上がってくれて良かったですよホント。

 どうあってもフリー対戦でしかフルスペックで使えないものの、その縛りに見合う面白さを体験させてくれる(ゲーム外情報を参照する系の)ジョークカードたち。一緒にカラオケに行けるような間柄ならまあ問題はなかろうと思いますが、初めてぶつける場合は相手の了承を得ておきましょうね。

 3コスト2ハンデスをOKしてくれるようなお友達は、是非とも大事にしてあげてください。どうせフリー対戦の場なので、使う度に本当に一曲歌うのか・事前に採点結果をストックしておくのはアリか等の擦り合わせは適宜当人同士でやっていってください。

 

 「実際に組んでみた!」「こんな改造はどう?」などなど、感想やアイディアがあれば#格安デュエマ研究所でツイートしていただければ幸いです。

事前に(コイツは80点以下取らないしな……)と相手に“理解”らせとくのが一番楽

 最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。お相手は村民まんじゅうでした。

 次回の更新をお楽しみに!

 

【格安デュエマ研究所】研究成果一覧


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