このデッキはこんな人におすすめ! |
●攻めも守りもガチャも、一つのデッキで全部やりたい! ● 《<マン.Star>》 とかいうはっちゃけた名前が脳裏に焼き付いて離れない! ●《一撃奪取》のお株を奪ったからには《奇跡妖精》にも活躍してもらわないと気が済まない! |
皆様こんにちは、たけじょーです。
普段は最新情報・時事ネタでコラムを書かせて頂いているのですが……この度念願かなって当企画、格安デュエマ研究所に参戦させて頂く運びとなりました!

あんたの背だけを追って
先輩方の200回を超える道程に胸を躍らせてきた身としてはこんなに嬉しいことはありません。
というか、200回ですよ200回。ほぼ毎週、新しくて独特なデッキを出し続けて3年半超。すげー企画すぎる……。自然と身も心も引き締まるというものです。
そんなわけで気合十分、元気横溢。加えて前々から温めていた「格安」ネタに、最新弾が強化を入れてくれるという追い風も吹きました。早速やっていきましょう!
今日のテーマは、いいとこどり。《サッヴァーク <マン.Star>》のお出ましです。
目次
はじめに:この企画のルール
『格安デュエマ研究所』は、ガチまとめライターが持ち回りで、低予算デッキを構築・紹介していく企画です。
具体的にどれくらいの金額を「低予算」とするかは、第一回格安デュエマ研究所にて示された「シングル価格の合計がクロニクルデッキおよびドリーム英雄譚の定価(=約5000円)以内」という基準に則っていきます。

(シングル価格は、執筆(2025/5/9)時点のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)として計算)
既に持っているカードを使ったり、カードの状態にこだわらなければ、さらに安く構築することも可能ですよ。
本企画では都度都度語られていますが、「安いデッキは高額デッキの代用品ではない」というのはお忘れなく。あくまでも「安いけど強い・面白い」と言えるようなデッキを模索してまいります!
……俺、格安デュエマ研究所の「詠唱」してる……! ”幻想”じゃねえよな……!?
コンセプト: 《サッヴァーク <マン.Star>》
ということで改めて、今回の主役はこちら。

【 スター進化クリーチャー 】
種族 マスター・ドラゴン / スターノイド / レクスターズ / 文明 光/水 / パワー7500 / コスト4
■スター進化:レクスターズ、光のクリーチャー、または水のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにシールド化してもよい。
「顔だけは見たことあるな」「名前だけ聞いたことあるぞ」みたいな方、少なからずいらっしゃるんじゃないでしょうか。
要点をかいつまめば、「4コスト」「即攻撃可能」「マスター・ドラゴン」「攻撃時にランダム表向き楯追加」となります。
……これだけだとイマイチなにがしたいか分からないカードなのですが、同じく光・水文明に配られた名ギミック・ギャラクシールドと組み合わせることで、その本領が発揮されることとなります。
アタックトリガーでギャラクシールド持ちを送り込むことができれば、次ターン開始時に無料で着地。シールド経由のガチャという、かなり珍しいゲーム体験を味わうことが出来るわけですね。

【 呪文 】
種族 裁きの紋章 / 文明 ゼロ / コスト7
■アタック・チャンス:マスター・ドラゴン(自分のマスター・ドラゴンが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)
■相手のクリーチャーをすべてタップする。それらは、次の相手のターンのはじめにアンタップしない。
■自分のマスター・ドラゴンをすべてアンタップしてもよい。
■この呪文を自分の手札から唱えた後、墓地に置くかわりに、表向きのまま自分のシールド1つの上に置く。
そしてマスター・ドラゴン種族を持たされていることで、アタック・チャンス《天ニ煌メク龍終ノ裁キ》を使用可能なのもポイント。単純に攻撃回数が倍になるので、ガチャのチャンスも2倍に増やせます。
相手からしてみればそこそこ以上のサイズのスター進化クリーチャーがW・ブレイクで襲い掛かってきながら後続を装填してくるという状況。
除去で 《サッヴァーク <マン.Star>》 を退かしつつ、ギャラクシールドを割って止めるという、二方面への同時対処を要求する意味でも結構やりおるクリーチャーなんです。
そして、「それでも4コストはちょっと遅いよな……」とお思いの皆様、ご安心ください。
早出し、出来ます。最速3ターン目から躊躇なく攻め込み、勝利を掴みましょう!
というわけで、以下デッキレシピです。改造案もあるよ!
デッキレシピ


デッキの合計価格は4945円(2025/5/9時点)でした。
《サッヴァーク <マン.Star>》 で刻みつつ後続のギャラクシールドを準備し、固めた防御で相手の切り返しをシャットアウト。そのままテンポよく殴りぬけるのがメインプランです。
つまりは、ビートダウン×カウンター×ガチャという驚異の欲張り三種盛りがこのデッキの持ち味ということ。望むものは全て手に入れていきましょう。
デッキリスト下部の「デッキ価格をシミュレーション」ボタンから欲しいカードを選択して「在庫チェック」ボタンを押すと、直接カーナベルでカードを購入することができます。超便利!
採用カード解説
コンセプトカード
《サッヴァーク <マン.Star>》

【 スター進化クリーチャー 】
種族 マスター・ドラゴン / スターノイド / レクスターズ / 文明 光/水 / パワー7500 / コスト4
■スター進化:レクスターズ、光のクリーチャー、または水のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにシールド化してもよい。
50円
このデッキにおける切札兼、メインエンジンです。コイツの攻撃回数が出力に直結すると言って差し支えありません。
動き方は上述の通り。とにかく乗っけて殴り、シールドガチャ(仮称)を回しに行きましょう。デッキ40枚中27枚、実に67.5%の確率でトリガー・GS・ギャラクシールドのどれかが当たります。良心的。
7500というパワーもいぶし銀。やや時代の流れに押されている感は否めませんが、それでも同コスト帯のクリーチャーには当たり負けしにくいラインです。恐れずに突っ込みましょう!
《天ニ煌メク龍終ノ裁キ》

【 呪文 】
種族 裁きの紋章 / 文明 ゼロ / コスト7
■アタック・チャンス:マスター・ドラゴン(自分のマスター・ドラゴンが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)
■相手のクリーチャーをすべてタップする。それらは、次の相手のターンのはじめにアンタップしない。
■自分のマスター・ドラゴンをすべてアンタップしてもよい。
■この呪文を自分の手札から唱えた後、墓地に置くかわりに、表向きのまま自分のシールド1つの上に置く。
60円
本ッッッッッ当に格好が良いカード。おっきな声で名前を読み上げながら唱えましょう。
コスト0で唱えられる全タップ&アンタップ封じだけでも強烈極まるのですが、なんとここにマスター・ドラゴンアンタップまでついているのだから驚きです。
《サッヴァーク <マン.Star>》 と組み合わせて相手の小粒をタップキルしつつ、シールドガチャを再使用するのがこのデッキの最強ムーブ。もちろん勇気の4点パンチを決めたってOK!光・水とは思えない爆発力を体験できますよ。
《超光喜 エルボロム》

【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / 超化獣 / 文明 光/水 / パワー6000 / コスト4
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、カードを1枚引く。その後、自分の手札を1枚、シールド化してもよい。
■ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
────────────ハイパーモード────────────
パワー:8500
■各ターンの終わりに、このターン自分のシールドゾーンにカードが置かれていたら、「S・トリガー」を持つ呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。
680円
《サッヴァーク <マン.Star>》 不在の際のサブプランには、笑い声が特徴的な彼にお越しいただきました。本筋よりお高くつくのが玉に瑕。
マナカーブ的な繋がりの良さもさることながら、最速3ターンで《ヘブンズ・ゲート》をぶっ放せるのはコイツならではの利点。もう一つのゲームプランとして頭に置いておきましょう。
実はトリガーの枚数は少なめなので、不発となる時もままあります。その時でも恵まれたボディと手札を減らさない1ドロー、そして「なんか除去しなきゃヤバそう」な雰囲気で役目を果たしてくれます。健気だね。
初動カード
《奇跡妖精メルクリ》&《奇跡妖精ヴェヌス》

【 クリーチャー 】
種族 スノーフェアリー / 文明 水 / パワー3000 / コスト2
■G・ストライク (このカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、表向きにし、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■各ターンに一度、自分の光、水、または闇のクリーチャーの召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。
85円

【 クリーチャー 】
種族 スノーフェアリー / 文明 光 / パワー3000 / コスト2
■G・ストライク (このカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、表向きにし、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■各ターンに一度、自分の光、水、または自然のクリーチャーの召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。
85円
最新弾「邪神VS蛇神」から堂々の加入となりました。これまでは《Re:奪取 マイパッド》《Re:奪取 アクロアイト》を採用していた枠ですが、明確なアップデートを二つもたらしています。
まず、速攻性能。ターン中の軽減タイミングが任意となったことにより、「出して即進化」をするときも軽減が載せられるように。結果、2+(4-1)=5コストで 《サッヴァーク <マン.Star>》 の即時打点運用が可能になりました。
《サッヴァーク <マン.Star>》 を活かしやすくなったのは勿論ながら、光・水でビートダウンを組む際の壁、即時打点が組みづらいという問題をも解決してくれています。偉すぎる。
加えて、基礎パワーの高さ。3000という数値はお世辞にも高いとは言えないものの、メタクリーチャーの殴り返しには十分貢献できる値です。《Re:奪取》、パワー1000だったから……
実際調整段階では、相手の《検問の守り 輝羅》を殴り倒してギャラクシールド出撃!という場面も見かけました。もう《凶戦士ブレイズ・クロー》に相打ち取られたりしないんだから!
《記憶の炎 ボルメテウス・エナジー / 魂と怒りの盾》

【 ツインパクトカード 】
種族 ミリオン・フレイム / 文明 光/水 / パワー4000 / コスト3
■ブロッカー (このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーが出た時、または離れた時、カードを1枚引く。
────────────呪文────────────
カード名:魂と怒りの盾
文明:光/水
コスト:4マナ
■S・トリガー (この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■クリーチャーを1体選び、シールド化する。
65円
なんかちっちゃくて可愛いボルメテ。手札を減らさない進化元にして、確定除去トリガーも兼ね備えた頼もしい1枚です。
私の持論として「デッキを組む際は1種類で良いから確定除去を積むべし」というのがありまして……少ないスロットの中、初動を減らさずに落とし込めるこのカードの登場には躍り上がったものです。
《超光喜 エルボロム》からの面制圧といった使い方もできるほか、手打ちしても僅か4コスト。苦しい長期戦でも光る、お気に入りの1枚です。二度と「《聖魔連結王 ドルファディロム》で詰み」なんて言わせない。
リソース補充カード
《十・二・神・騎》

【 呪文 】
種族 チーム銀河 / 文明 水 / コスト3
■ギャラクシールド [ww02](このカードを使うコストの代わりに、[ww02]を支払ってもよい。そうしたら、このカードを表向きにし、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く)
■自分のターンのはじめに、この呪文が表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして唱える。
■自分の山札の上から4枚を見る。その中の1枚を手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。
50円
山札上4枚から1枚をサーチできるギャラクシールド呪文。手札の総数こそ増えませんが、回収するカードに条件指定がないのが非常に嬉しい所です。
とにかく 《サッヴァーク <マン.Star>》 が欲しい、≪魂と怒りの盾≫さえあれば、ダメ押しに《龍終ノ裁キ》を……シチュエーションに合わせ、最も必要なカードを探しにいきましょう。
コストの軽さやギャラクシールドを加味しても評価してのチョイスですが、「いいからリソース量だ!」というあなたは《サイバー・ブレイン》を入れましょう。《超光喜 エルボロム》とも仲良しなのでこれはこれでアリです。
ガチャのアタリカード
《「雷光の聖騎士」》

【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / エンジェル・コマンド / チーム銀河 / 文明 光/水 / パワー8500 / コスト6
■ギャラクシールド [lw04]
■自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選び、裏向きにして新しいシールドとして持ち主のシールドゾーンに置く。
■自分のシールドがブレイクされる時、このクリーチャーがバトルゾーンまたは表向きで自分のシールドゾーンにあれば、シールドブレイクのかわりに自分の手札を1枚捨ててもよい。
200円
格安で使っていいんだ……。《サファイア・ペンダット》ありがとう。
手札と引き換えに味方ギャラクシールドを守りつつ、除去までこなす優等生です。動きに絡むと後続展開が格段にやりやすくなります。
手打ちしても4コストと軽めなのもGOOD。タイムラグこそありますが、 《サッヴァーク <マン.Star>》 で越えられないクリーチャーへの除去として積極的に活用していきましょう。
《「新時代の福音」》

【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / エンジェル・コマンド / チーム銀河 / 文明 光/水 / パワー9500 / コスト7
■ギャラクシールド [lw03](このカードを使うコストの代わりに、 [lw03]を支払ってもよい。そうしたら、このカードを表向きにし、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く)
■自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。
■W・ブレイカー
■誰もターンを追加できない。
■自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにいずれかのシールドゾーンにある表向きのカードを1枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。
65円
世界の新たな創成……は出来ませんが、味方全体に表向き楯と引き換えの除去耐性をつけてくれます。 《サッヴァーク <マン.Star>》 で埋まった余分のカードを使って、強気の盤面勝負に出られますよ。
あと、サイズの割には軽い3コストでギャラクシールド可能なのも見逃せません。進化元としての運用も出来なくはないですので、切羽詰まったときには思い出してください。
追加ターン阻止については、あの、その、うん。「枯れ木も山の賑わい」ってことわざがありまして。
《「激情の福音」》

【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / チーム銀河 / レクスターズ / 文明 光/水 / パワー9000 / コスト7
■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
<ギャラクシールド>[光/水(4)](このカードを使うコストの代わりに、[光/水(4)]を支払ってもよい。そうしたら、このカードを表向きにシールド化する)
■自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、カードを3枚引いてもよい。
50円
プッツンしてニアサーでも起こしそうな名前に反した、至ってクールな3ドローが持ち味。手札がカツカツなこのデッキにおけるオアシスです。
GS持ちのギャラクシールドのため、手打ちできる防御札としても、割りたくないギャラクシールドとしても機能するところにデザインの妙を感じますね。
序盤に捲れても超嬉しい他、長期戦では生命線になり得る存在でもあります。可能な限り着地させて、追加の《天ニ煌メク龍終ノ裁キ》を引き込みに行きましょう。
《「正義帝」》&《「正義星帝」》

【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / チーム銀河 / 文明 光/水 / パワー13000 / コスト8
■ギャラクシールド [lw06]
■自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。
■相手のターン中、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、自分の手札に加えるシールドカードすべてに「S・トリガー」を与える。
■T・ブレイカー
■自分のクリーチャーは攻撃もブロックもされない。
50円

【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / チーム銀河 / 文明 光/水 / パワー15000 / コスト8
■G・ストライク
■<ギャラクシールド>[光/水(6)]
■このクリーチャーを表向きでシールドゾーンに置いた時、カードを3枚引いてもよい。
■自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きでシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の手札を好きな枚数、表向きにシールド化する。
470円
それぞれデッキに1枚の大当たり枠。《「正義帝」》ならトリガー付与で防御しつつ味方全体を《弾丸透魂スケルハンター》化し、《「正義星帝」》ならドローと更なる大量展開が狙えます。
「ガチャデッキなら1枚差しの浪漫が欲しいよな!」という理想と、「思ったより価格上限厳しいッスわ」という真実がぶつかり合った結果この配分になったという説もありますね。リメイクまだかなー。
カウンターカード
《ヘブンズ・ゲート》

【 呪文 】
文明 光 / パワー- / コスト6
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
進化クリーチャーではない光の「ブロッカー」を持つクリーチャーを2体まで、自分の手札からバトルゾーンに出す。
50円
ビートダウンに《ヘブンズ・ゲート》を入れちゃいました。生ハムメロンめいた印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、このマリアージュ、一度味わうとクセになること請け合いです。
主な役割はこちらより早いデッキへの切り返し。最速で突っ込んできた速攻デッキにはこのカードとGSで対処します。上述の通り、《超光喜 エルボロム》からの展開ルートとしても有用。
そして 《サッヴァーク <マン.Star>》 ならではの、「見えている天門」セットの構え。表向きでブレイクを待っている《ヘブンズ・ゲート》、めちゃくちゃな圧を放ってくれます。割れるもんなら割ってみな!
《煌世主 サッヴァーク†》

【 クリーチャー 】
種族 マスター・ドラゴン / メタリカ / 文明 光 / パワー17000 / コスト10
■相手のクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドゾーンにある表向きのカードを3枚、裏向きにしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出す。
■ブロッカー
■ ドラゴン・T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3つブレイクする。各ブレイクの前に、自分の山札の上から1枚目を、裏向きのまま新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置くか、表向きにして自分のシールド1つの上に置く)
■自分のシールドゾーンに表向きのカードが3枚以上あれば、このクリーチャーはバトルゾーンを離れない。
240円
もう一人のサッヴァークにして、もう一つのカウンターギミック。
表向き楯3枚を裏返すことで、相手の攻撃に反応して登場します。一見厳しい条件ですが、なんと 《サッヴァーク <マン.Star>》 +《龍終ノ裁キ》で2回攻撃するとアッサリ達成可能です。1+1+1=3なんだ!
この動きをするとシールドガチャ2回でだいたい1枚くらいギャラクシールドが埋まっていたりするので、そこを割りに来た相手を迎撃してやりましょう。
パワー17000と体格にも恵まれており 《龍終ノ裁キ》 にも対応。《ヘブンズ・ゲート》からも出て、表向き楯を補給するドラゴン・T・ブレイカー!このデッキに必要な全てを備えた、出せば大体勝つ1枚です。
デッキの回し方
盤面勝負に強く、ほどよく早くて、受けも可能な【マンスターギャラシ】。その性質上、こちらと殴り合ってくれる速攻~中速デッキにはかなり有利な立ち位置にあります。早速使い方を伝授いたしましょう!
①兎にも角にも進化元セット
まずは進化とハイパー化の種になる小型クリーチャーを準備。《奇跡妖精メルクリ》か《奇跡妖精ヴェヌス》ならコスト軽減まで乗って超便利です。
手札が芳しくなければ《十・二・神・騎》で整えましょう。≪記憶の炎 ボルメテウス・エナジー≫なら一挙両得!手札の減らない進化元のありがたみ、実際に回してみるとじわじわ染みてくるはずです。
あんまりにも進化元が引けないときは《「新時代の福音」》をギャラクシールドしてみるのも一手。相手にクリーチャーがいなければ……というのはなかなかレアケースでしょうが、テクニックとして覚えておくといいかも。
②いざ進化!ガチャにて正義執行
マナが足りれば躊躇う必要なし! 《サッヴァーク <マン.Star>》 を乗っけて即攻撃、レッツ・シールドガチャです。大型ギャラクシールドを狙って山札を捲りましょう。
《龍終ノ裁キ》を合わせて引けていれば破壊力倍増。2回目の攻撃先はケースバイケースですが……経験則としてはわりかしツッパってもOK。なにせ、相手のクリーチャーは動けなくなってますので。
そのままギャラクシールド獣が着地してしまえば流れはこちらのもの!防御は任せて、 《サッヴァーク <マン.Star>》 でコツコツ攻めたてていきましょう。
③反撃にクロスカウンター!目指せ完全勝利
仮にS・トリガーから反撃されたり、相手の超速攻が決まっても諦めないで。《ヘブンズ・ゲート》と《煌世主 サッヴァーク†》がついています。
《サッヴァーク <マン.Star>》 を無視して攻めに来る相手には《ヘブンズ・ゲート》で、必死に殴り返してくるクリーチャーには 《煌世主 サッヴァーク†》 で対応。そこからさらに打点を伸ばし、ダメ押しの優勢を築いてしまいましょう。
GSもそれなり以上に投入されていますので、生半可な攻めではこのデッキは墜ちません。決死の反撃にカウンターを決めて、目指すは完封勝利です!
デッキの改造案
ここからは、コンセプトはそのままにコスト(金額)制限を緩和したデッキの改造案・採用カードについて解説していきます。
《「絶対の楯騎士」》

【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / チーム銀河 / 文明 光 / パワー11500 / コスト8
■ギャラクシールド [ll06](このカードを使うコストの代わりに、 [ll06]を支払ってもよい。そうしたら、このカードを表向きにし、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く)
■自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが表向きでシールドゾーンに置かれた時、あるいはバトルゾーンに出た時または攻撃する時、自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚を手札に加え、もう1枚を表向きにして、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。
1900円
お願いします、入れてあげてください。俺の格安力(かくやすぢから)では1枚ねじ込むことすら叶わなかったんだ……
《ヘブンズ・ゲート》対応のギャラクシールドかつ後続の装填も可能と、全ての要素を余すところなく美味しくいただけます。 《サッヴァーク <マン.Star>》 からガチャの引き直しができるのも嬉しすぎるポイント。
強制的に山札を削りまくっちゃうところだけ要注意です。2枚か3枚くらいの採用がちょうどいいんじゃないでしょうか。
《「蒼刀の輝将」》

【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / チーム銀河 / 文明 水 / パワー6000 / コスト6
■ギャラクシールド [ww03](このカードを使うコストの代わりに、[ww03]を支払ってもよい。そうしたら、このカードを表向きにし、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く)
■自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが表向きでシールドゾーンに置かれた時、またはバトルゾーンに出た時、カードを1枚引く。
580円
なんか……こんな高級だったっけ君……!?な一枚。《楯教の求道者 ザゼ・ゼーン》や《超天使 ゴルドラン・ゴルギーニ》など、相性のいいカードが増えたのが一因でしょうか。
3コストのギャラクシールドで進化元にもなりつつ、適宜1ドローを入れてくれる優等生。 《サッヴァーク <マン.Star>》 で捲れたら即ドローなのも嬉しい所です。
入れるなら《十・二・神・騎》のスロットになるでしょう。もちろんあちらにはサーチという強みがあるので、ここはお好みで。
《凄惨なる牙 パラノーマル》&《進軍する巨砲 クロムウェル》

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 アウトレイジ / 文明 闇 / パワー7000 / コスト7
■W・ブレイカー
■シールド・ゴー(このクリーチャーが破壊された時、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに表向きのまま加える。このクリーチャーが表向きで、シールドゾーンを離れる時、かわりに自分の墓地に置く)
■このカードが自分のシールドゾーンに表向きであれば、バトルゾーンにある相手のクリーチャーすべてのパワーは-3000される。
50円

【 クリーチャー 】
種族 アウトレイジ / 文明 火 / パワー4000 / コスト5
■このクリーチャーが、各ターンはじめて攻撃する時、アンタップする。
■シールド・ゴー(このクリーチャーが破壊された時、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに表向きのまま加える。このクリーチャーが表向きで、シールドゾーンを離れる時、かわりに自分の墓地に置く)
■このクリーチャーが自分のシールドゾーンに表向きであれば、バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて「スピードアタッカー」を得る。
190円
いつから 《サッヴァーク <マン.Star>》 相方はギャラクシールドだけだと錯覚していた……?もう一つの表向きシールド活用ギミック、シールド・ゴーのお出ましです。
何分昔のギミックですので、現実的なラインで採用するとしたらこの二種類かな、と。前者は【ダッカルパラノーマル】でも暴れた強力な1枚であり、タップキル戦術と好相性。後者はスピードアタッカー付与で奇襲を実現。
いずれも唯一無二の魅力がありますが、問題はその文明です。 《サッヴァーク <マン.Star>》 から捲る以外に役割が持てない、というのはいささか厳しいものがあります。
ガチャデッキとしての純度?は上がるので、ピーキーさを求めるあなたに是非。
《ヘブンズ・ゲート》(DMX-22)

【 呪文 】
文明 光 / パワー- / コスト6
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
進化クリーチャーではない光の「ブロッカー」を持つクリーチャーを2体まで、自分の手札からバトルゾーンに出す。
1300円
オタクとは、愛する心でございます!!!!!!!!!
おわりに
という訳で、【マンスターギャラシ】の紹介でした。この名前で本当にいいのかな、ネーミングに自信なし。
昨年秋の《記憶の炎 ボルメテウス・エナジー / 魂と怒りの盾》だったり、この間の《奇跡妖精》だったり、忘れたころに好相性なカードが出てくるこのデッキ。
王道Wでも光水闇・光水自然が勢力としてプッシュされてますので、将来的にはまだまだ伸びるかも? 超魂XやG-NEO進化と組ませてもいい味変が出来そうなので、先物買いしてやってもいいぞ!という方は是非。
「実際に組んでみた!」「こんな改造はどう?」などなど、感想やアイディアがあれば#格安デュエマ研究所でツイートしていただければ幸いです。

それでは、今回はこの辺りで。今後も格安デュエマ研究所をお楽しみに!時事ネタ記事も読んでね~~~~!
【格安デュエマ研究所】研究成果一覧
