はじめに
どうも皆さんこんにちはこんばんはおはようございます。ARAKING!です。なんかコロナ何ちゃらのせいで高校の入学式が延期になっちゃいました。ちょっと悲しいけど、とりあえずは安堵してます。
まあそんな訳なので、筆を執った次第なんですが、今回は題材を、俺の相棒である《無敵剣 カツキングMAX》に絞り、お届けしていきたいと思います。
今までのスタンスとは違う形への挑戦です。頑張ります。
このカードを活用したデッキも交えながら、楽しく書いていけたらと思います。つかの間ですが、最後まで読んで頂けたら嬉しいです!
それと、前回の記事も貼っておくので、よかったらどうぞ!
それでは早速本題に入りたいと思います!ごゆっくり!!!
目次
DMD-13 スーパーデッキMAX カツキングと伝説の秘宝
このデッキを見て、懐かしいと思う方も少なからずいるのではないでしょうか。
このデッキは、2013年11月ごろに(もう6年以上経つのか…)、タカラトミーがクリスマス商戦に先駆けて発売された構築済みデッキ【DMD-13 スーパーデッキMAX カツキングと伝説の秘宝】のリストをそのまま再現したものになります。
出典:デュエル・マスターズ
このデッキは、収録内容がとにかく豪華です。今なお一戦級のカードである《永遠のリュウセイ・カイザー》や《ボルバルザーク・エクス》、のちにプレミアム殿堂となる《蒼狼の始祖アマテラス》や《ヒラメキ・プログラム》、さらには《ドンドン吸い込むナウ》などの汎用カード等、豪華再録に加えて、新規でマナ召喚を持つ目玉カード《無敵剣 カツキングMAX》と、今から見ても豪華です。
このデッキのコンセプトは、マナを増やし、溜まったマナから《無敵剣 カツキングMAX》の能力でクリーチャーを召喚して大怪獣バトルを繰り広げるといった、いわばビッグマナに近いものになっています。
ですが、それだけではありません。E3期の目玉能力である【ドロン・ゴー】を活かしたコンボが盛り込まれています。
【ドロン・ゴー】について軽く説明すると、破壊された時に、指定されたキーワードを名前に持つエグザイルクリーチャー(クリーチャーの一種)を1体、手札から踏み倒すというものです。
マナ送り等破壊以外の除去でやられた時にはドロンできないというピーキーな能力ですが(漫画でも盾送りにされてたし)、これを活用するために自分から破壊していきます。
バトルゾーンに《無敵 ドン・カツドン》がいる状態で、呪文《ヒラメキ・プログラム》を唱えます。効果で《無敵 ドン・カツドン》を破壊し、山札からコストが1大きい《シンカイサーチャー》を場へ。(この構築の中のコスト6クリーチャーは、これと《蒼狼の始祖アマテラス》しかいないため、高確率で場に出る)そして《シンカイサーチャー》の能力で山札から《無敵剣 カツキングMAX》を手札に加え、待機させていた《無敵 ドン・カツドン》の【ドロン・ゴー】を発動。手札に加えた《無敵剣 カツキングMAX》をバトルゾーンに出す!
というものです。複雑なように見えますが、当時ガキの俺でも、漫画見てたらすぐ覚えました。
さらにこれ、山札を一回見るので、シールドに何が埋まってるのかわかるんですよ。高等テクニックなんですが、なんとこれ、漫画で勝太君使ってるんですよね!勝太君案外やりおるんですよね。
とまあ、こんな感じのデッキなんです。もっと細かく解説してもいいんですが、そうなると時間がいくらあっても足りません。まあ、またの機会に。
それでは、このデッキに収録された俺の相棒、《無敵剣 カツキングMAX》について、詳しく見ていきましょう。
《無敵剣 カツキングMAX》
能力
さて、まずは肝心の能力から見ていきましょう。
簡単に砕いて能力を説明すると、
- 場に出たらパワー8000以下のクリーチャーを破壊する
- 自分のターンに一体、マナからクリーチャーを召喚できる(コストは払う)
- Wブレイカー
- ドロン・ゴー《無》(アウト)
- エグザイル特有の、指定されたドロン・ゴーのキーワード持ちを出せなくする効果
と、こんな感じです。個々の能力について、上から順に見ていきましょう。
まず、登場時のパワー8000以下破壊。最近はパワーのインフレが激しいものの、かなりのクリーチャーを破壊できちゃいます。個人的には《ドンジャングルS7》を破壊できる点がありがたいですね。なんだかんだでお世話になります。
次に、といってもこれがメインなのですが、デュエマの中でも希少な、マナから自分のクリーチャーを召喚できる能力(以下マナ召喚と呼びます)を持っています。この能力はとても強力で、実質マナを手札として扱えるようなものです。さらに種族などによる制限もありません!!自分のターンに一回しかこの能力は使えませんが、それでも充分強力です。
余談ですが、種族などの制限無しにマナ召喚ができるカードは《蛇手の親分ゴエモンキー!》《成長類石塊目 ジュランクルーガ》《大革命のD ワイルド・サファリ・チャンネル》《バングリットX7》、そしてこの《無敵剣 カツキングMAX》しかないです(間違ってたらすまん)。1万種類以上のデュエマのカードがある中で、たったの5種類です!どれだけマナ召喚が強力か、お分かりいただけたかと思います。
追記:どうやら次の弾でマナ召喚持ちの新規がくるそうです。《無敵剣 カツキングMAX》と同じく多色クリーチャー。酷いですね。これはもうアウトレイジの王国つくってもらわないと気が済みません。
ついでWブレイカー。人間でいうところの大卒の肩書きのようなものです!(そんなことはない)学歴社会の中、Wブレイカーを最低限持っていないと、渋谷のギャルに「えーWブレイカーすら持っていないんですか〜w」と、鼻で笑われてしまいます!(実際はそんなことないです)(謝罪案件)
そんなWブレイカーをちゃんと持っています。偉いです。
そして、エグザイルクリーチャーのみが持つ、ドロン・ゴー。前述の通り、破壊された時に、指定されたキーワードを持つエグザイルクリーチャーを1体、手札から出すことができる能力です。《無敵剣 カツキングMAX》の持つキーワードは《無》(アウト)。デザイナーズコンボである《無法伝説 カツマスター》へのドロン・ゴーの他に、《無敵剣 カツキングMAX》の二枚目があればそれを手札から出したり、ドロン・ゴー前の《無敵 ドン・カツドン》にドロン・ゴーすることも可能です。
あとはほぼ全てのエグザイルクリーチャーが持つ、指定のキーワード持ちエグザイルクリーチャーをバトルゾーンに出せなくする能力。簡単に言うと、《無敵剣 カツキングMAX》《無敵 ドン・カツドン》のいずれか1枚しかバトルゾーンに1体しか出せなくなる、デメリット能力です。この能力が無ければ、エグザイルクリーチャーは活躍できたはずです。なんでだよおおおおお(泣)
とまあこんな感じです。わりかし強いです。強いんです。流石俺の相棒です。
デメリットによる使いづらさはありますが、このカード、使ってみたいと思いませんか???一長一短。ピーキーなカードこそ、ビルダーの腕の見せ所です。
背景を紐解く
黒羽のDMチャンネル様がE3の背景ストーリーをまとめて動画にしていらしたので、そちらを貼っておきます。是非見てください!!!!!!!わかりやすいです!!
《無敵剣 カツキングMAX》は、《武闘将軍 カツキング》がレイジクリスタルを手にしてパワーアップした姿で、《無法伝説 カツマスター》にドロン・ゴーをする前の、いわば中間形態です。(その動画には記載されていませんが)
(尚、中間形態にはもう一種《超法剣 カツキングGANG》があるのですが、今回は割愛します。ゆるして!)
レイジクリスタルの正体は、過去の英雄達が残した友情の証です。
さて、パワーアップ前の《武闘将軍 カツキング》と、パワーアップ後の《無敵剣 カツキングMAX》を比べた際に、能力がガラリと変わっているのに気づいた方も多いのではないでしょうか。
《武闘将軍 カツキング》の能力は、スピードアタッカーや∞パワーアタッカー、アンタップクリーチャーを攻撃可能など、ゴリゴリのアタッカーです。
それに比べ、《無敵剣 カツキングMAX》は、マナ召喚という、どちらかというとコントロール向けのものになっています。
これにはおそらく、レイジクリスタルの力が影響していると思われます。よく漫画であるじゃないですか。最初1匹狼って感じだったけれど、最後の方で仲間の大切さに気付いて、共闘していく感じのやつ。(語彙力なさすぎ)
そう、まさにそんな感じだと思うんですよ!(細かくストーリー見るとちょっと違うけど)めっちゃかっこいいと思いませんか!?そうです、かっこいいんですよ!
とまあ、こういうことなんですわ。最高です。背景ストーリーなんかわかんない!フレーバー読んだことない!って方も、これを機に是非調べたり、読んだりしてみてください。よりカードを知ることができると思います。
デッキ紹介
さて、ここからは、《無敵剣 カツキングMAX》の使い方を、僕が組んだことのある様々なデッキと共に見ていきましょう!
それではれっつらごー!
ドロン・ゴーカツマスター
このデッキは、《無法伝説 カツマスター》にドロン・ゴーして、押し切ろうというコンセプトになります。(1年くらい前に作ってた奴です)
当時殿堂だった《ヒラメキ・プログラム》と似たような効果を持つ《蝕王の晩餐》を《光器アマテラス・セラフィナ》で打ち、墓地に落としておいた《無敵剣 カツキングMAX》を出そうという寸法です。
また、たまたまパックで2枚当たった《偽りの王 ヴィルヘルム》のUGCも投入し、かなりのパワーで押し切る形でした。この時はまだGRなんていない平和な世界でしたねー。
今回は紹介するデッキが多いので細かいカード解説は省かせていただきますが、興味ある方は色々いじって遊んでみてはいかがでしょう。最近のカードとも様々相性が良かったりします。
ダブルキンググラスパー
皆さんは、「全てを破壊するグラスパー」というデッキをご存知でしょうか。
これは、【フェアリープロジェクト】様での「チェイングラスパー」というデッキタイプの呼ばれ方なのですが、名前からしてなんかヤバそうですよね。
じつは僕、面白そうだったのでこのデッキを組んだんですよ。持ってるパーツが多かったので、案外早く組めました。
このデッキは、《ミステリー・キューブ》や《幻影 ミスキュー》によって、ループパーツを博打で引き当ててループをしようという、とても変則的なデッキです。(細かいことは下のカードの解説欄に書いておきます)(動きがわからない人向けに、フェアリープロジェクト様の動画を貼っておきます、是非どうぞ!)
そしてこのデッキでは構成上、自然の8コストのクリーチャーを沢山入れないといけません。これ大事です。
ですが、このデッキでは運が絡むので、《グレート・グラスパー》1枚のみがめくれてしまった場合など、ループできないことも多々あるのです。
今までだったらこの隙に《MEGATOON・ドッカンデイヤー》にデイヤーーーーーーッ!!されて負けてしまいます。まずいですよ!
しかし、時は十王篇。COVID-19による経済の暗雲を断ち切るが如く、あるカードが登場します。
新主人公カード、《勝熱英雄 モモキング》です。
要は、自然の8コストで、ゴリゴリ殴る系で、《グレート・グラスパー》が攻撃した時に出てくる。
こんなもん、強いじゃないですか。
そして、このカードは、新能力【キリフダッシュ】を持っています。
簡単に言うと、自分のクリーチャーの攻撃でシールドをブレイクしていたら、その攻撃の後にコストを支払って召喚できる能力です。
そして、この【キリフダッシュ】には、ゾーンの制限がありません。墓地から召喚ができる状況なら墓地からでも、マナから召喚できる状況ならマナからでも、【キリフダッシュ】できちゃいます。
皆さん、お気づきでしょうか。自然の8コストのクリーチャーで、マナ召喚ができるクリーチャーがいることを…
最高の、噛み合い。ジョー君の切り札と勝太君の切り札のベストマッチ!マジヤベーイ!!!
今回のレシピはループ要素を全て抜き、ゴリゴリ殴る構築にしていますが、ループとハイブリッドにするのも面白そうですね、誰かやってください()
2人の王が並び立つ、なのでデッキ名は【ダブルキンググラスパー】としています。エモいですよね?そう、エモいんです。
偽5cコントロール
これは、僕が長らく愛用し、現在進行形で練りに練っている、偽5cコントロールの8代目になります。
実は《無敵剣 カツキングMAX》とめっちゃむっちゃよっしゃ相性良いカードがありまして、それがこの《蒼龍の大地》なんですよー。
強制バトルさせてドロン・ゴーを狙ったり、受けとして機能したり、《無敵剣カツキングMAX》を出して後続を召喚可能にしたりと、小回り効きまくりです。必須中の必須。ほんとに最強。
偽5cコントロールの7代目では、このカードをフル活用するために、《無限杖 フェニクジャーラ》を採用していました。そのくらいのパワーカードです。
そして、わざわざ《無限杖 フェニクジャーラ》基盤を崩してでもリニューアルしようと思ったのが、
ドロン・ゴー誘発可能な全破壊能力持ち!《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》と、
パワー50000の壁、《大樹王 ギガンディダノス》の登場です。
前者は速攻相手に使えばとても強力なうえに、《無敵剣 カツキングMAX》を巻き込むことで、《無法伝説 カツマスター》へとドロン・ゴー。二体の3点スピードアタッカーで奇襲をかけることができるのも強みです。発売前弱いとか言ってごめんなさい
後者は僕が偽5cコントロールの三代目ごろから必ずと言っていいほど採用している《龍仙ロマネスク》との相性がいいうえ、全ハンデス+攻撃ロックと、《無敵剣 カツキングMAX》から出せる最強クラスのデカブツです。こんなん強いに決まってます。使わない以外の選択肢はない。
そんなこんなで、かなり面白い形のデッキになりました。《無敵剣 カツキングMAX》を活かしつつ、様々なカードを使い分ける器用さすらあります。最高。
あ、超GRゾーンは何入れてもいいです。個人的には《マシンガン・トーク》はかなりオススメですね。
細部は解説してると大変なので割愛ですが、様々なコンボが他にもあり、かなり面白く、楽しいデッキとなっています。普通の【5cコントロール】だと思って対戦してきた相手に一泡吹かせてやりましょう!!
余談なんですが、僕、《怒流牙 サイゾウミスト》持ってなくて、プロキシで使ってるんですよ。せっかくなので、本物の画像とプロキシの写真を貼っておきますね。
結論
ここまで見てきて、《無敵剣 カツキングMAX》には、様々な使い方があり、それらを活かすと一癖も二癖もあるデッキを組むことができることを理解いただけたことと思います。
というより、もはやパワーカードの域にまで入っているのではないでしょうか。何故みんな使わないのか?僕からしたら疑問ですね。
ちなみに、《無敵剣 カツキングMAX》は、かの有名な《BAKUOOON・ミッッァイル》との相性も抜群で、ドロン・ゴーとマナ召喚を活かしてGR召喚の試行回数を稼ぐことすらやってのけます。ま、諸悪の根源が殿堂入りしてしまったので無意味になったのですがね。
とまあここまで書いたところで、とある説を考えついたので、それを唱えて今回の結論としたいと思います。
十王篇になって、3種のキングマスターカードが出ましたよね?
《勝熱英雄 モモキング》《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》《大樹王 ギガンディダノス》です。
《無敵剣 カツキングMAX》はこれら全てと相性が抜群だと前述しました。
この事から推測するに、十王篇のラストには、《無敵剣 カツキングMAX》が登場するんじゃないか説!!!!!!!!(多分かすりもしてない)
あとがき
さて、ここまで見てくださった皆様、本当にありがとうございます!!!
《無敵剣 カツキングMAX》の強さが存分に伝わっていたでしょうか?値段も安いので、皆様是非使ってあげてください!!!お願いします!!!!!!!
僕は、このようなピーキーなカードこそ、無限の可能性があると思うんですよ。いつかこのカードを使ってCS優勝とかしてみたいものです。
あ、せっかくなので僕のtwitterのリンク貼っておきます(毎回貼ってるなあ)。暇な方はフォローどうぞ!今回細かいデッキ解説を省いたので、質問箱の方に知りたい部分を投げてもらえれば、そこで答えたりしたいと思います。
https://twitter.com/ARAKING68178073
この記事が少しでも皆様の役に立てたなら幸いです。
それでは、この辺で!見ていただきありが《トライガード・チャージャー》!!