デュエル・マスターズの魅力は、そのイラストにもある!
そんなイラストを部門ごとに選び抜いて紹介。読者投票で一番人気を決めちゃおう!というのが今回の企画だ。
投票ツイートは記事内に埋め込んであるので、ぜひお気に入りの1枚に投票してほしい。
目次
企画概要
遡ること某月某日――
次の企画なんですけど、独断と偏見で選ぶデュエマイラストランキング!なんてどうですかね?
えっ!?そんな合法的に記事を私物化していいんですか!!!??
(私物化はダメでは)
大丈夫ですか!?ひたすら《解体人形ジェニー》はカワイイとか言い続けるクソ記事になりますよ!?
……
カッコイイ部門とかオモシロ部門とか、いくつかのジャンルに分けて紹介してみるのはどうでしょう?
《解体人形ジェニー》はカッコイイってことですか?
ジェニーから離れてください!!!!
――かくして、よしもとさんの名采配?により、部門別イラストランキングの開催が決定したのであった!
~この企画のルール~
- 各部門ごとに、イラストが印象的な4つのカードを紹介する。
- カードとしての強さは考慮しない。
- 4つの中で優劣は付けず、読者投票によって部門内1位を決めてもらう。
- 4枚はなるべく系統の異なるイラストを選出する。
- コラボカード・ジョークカードは含めない。
最後のルールはほら、《ひみつのフィナーレ!》とかノミネートしてもちょっと困るよね的な……
それではエントリー、行ってみよう!
イラストランキング エントリー一覧
部門① カッコイイ部門
まずはデュエマの花形、ド派手でカッコ良いクリーチャーたちのイラストを見ていくぞ!
エントリーNo.1 《ボルメテウス・武者・ドラゴン》
まずは王道とも言えるカッコ良さ、アーマード・ドラゴンから《ボルメテウス・武者・ドラゴン》だ。
デュエマの人気復活の立役者であり、決して強いカードではないものの圧倒的な人気を誇った――いわば「カッコ良さでデュエマを救った」とも言えるクリーチャー。この企画のトップバッターに相応しい、はず!
《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》を反転させたかのような真っ赤な甲冑が、彩度の低い背景に映える姿が印象的だ。
エントリーNo.2 《超神星DEATH・ドラゲリオン》
《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》が闇に転生した……というコンセプトで描かれたというイラスト。
細部の装飾にもパワーアップが施されており、ぜひ拡大してじっくり見てほしい。
Toshiaki Takayama先生は《NEX》系統をはじめ数多くの人気カードを手掛けている。宗教画を思わせるような神秘的なディティールにも注目だ。
エントリーNo.3 《燃える革命 ドギラゴン》
ドラゴンを越えるドラゴンとして、初代レジェンドカードを務めたドギラゴン。
こちらも《武者》と同じく、特に低年齢層から絶大な人気を誇ったカード。
「革命」の象徴としてデュエマそのものを蘇らせた。
見やすさを意識してカードデザインが見直された結果、イラストの存在感も際立っている。
「燃える」の名に相応しい赤いボディと、カードフレームの赤の相乗効果が美しい。
エントリーNo.4 《聖霊王アルカディアス》
……ぶっちゃけると、本当はここにロボット系として、ジョーカーズやチーム銀河のクリーチャーをエントリーするつもりだった。
じゃあデュエマを代表するロボ・メカ系のデザインは?と考えると、やはり《聖霊王アルカディアス》を差し置くわけには……ということでここに登場してもらった。
「デュエマにガ●ダムを越えるカッコ良いロボを!」という製作陣の願いから生まれたというアルカディアス。そういう意味ではすべてのロボ系クリーチャーの元祖にして本家なのかもしれない。
部門① カッコイイ部門 投票はこちらのツイートから!
部門② シブい部門
ハデさに注目したカッコイイ部門とはちょっと毛色の違う、シブい味わいのカードたちをこちらでエントリーしてみたぞ。
エントリーNo.1 《銃神兵ディオライオス》
履帯、砲身、剥き出しのパイプに錆びついた装甲。こんなん嫌いなやつおる???
錆びた金属と火薬の臭いすら感じさせる黎明期のアーマロイド、それを使役するヒューマノイドたち。
後世のイラストではあまり見られない武骨な雰囲気が、独特の味わいを醸し出している。
エントリーNo.2 《緑神龍グレガリゴン》
DM-08『超神龍の復活』というパック名がそのまま題されそうなイラスト。
土の中から今まさに復活した龍。アース・ドラゴンという種族、そしてDM-08の物語を凝縮したかのようなイラストだ。
じっと見ていると、零れ落ちる土塊の音が聞こえてくるような錯覚に陥らないだろうか?
エントリーNo.3 《闘争類拳嘩目ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》
カードとしての強さと実績は言わずもがな。今回は視点を変えて、イラストに注目してほしい。
呪文面で武装を取り払うから素手喧嘩(ステゴロ)なのか、はたまた体の模様が握り拳をイメージしているのか。
いくぶん想像の域を出ない解釈ではあるものの、「ステゴロ」と「ステゴサウルス」を掛けたネーミングがイラストで表されているのだ。
そもそも、ジュラシック・コマンド・ドラゴンはその名に反して恐竜型フォルムを持つ者が少ない。太古のロマンを思わせる《ステゴロ・カイザー》は、イラストも魅力的なカードではないだろうか。
エントリーNo.4 《グレンマ入道》
十王篇の敵キャラ側、「王国」の5陣営は硬派な雰囲気のイラストも多い。
中でも鬼札王国の面々は、妖怪としてのアプローチでサムライとは異なった和風クリーチャーを生み出しているのが面白いところだ。
中でも《グレンマ入道》は、絶滅状態にあったメルト・ウォリアーを妖怪として再構築している点も興味深い。
過去の種族が新たな解釈で生まれ変わる面白さも、デュエマイラストを眺める楽しみの一つかもしれない。
部門② シブい部門 投票はこちらのツイートから!
部門③ ヘンテコ部門
デュエマといえば、カッコ良いクリーチャーと同じくらい目立つのがヘンテコなイラスト。古今東西、「何だコレ?」と言いたくなるようなカードをここで紹介だ。
エントリーNo.1 《混沌魚》
一見しただけだと何なのかよく分からない不思議なイラスト。
その名の通り混沌だけど、その名の通り魚なのかと言われると「???」となるんじゃないだろうか。
イラストレーターは、黎明期デュエマで数多くの名アートを手掛けたAkifumi Yamamoto先生。
特徴的なメリハリの利いた絵柄が印象的だ。
エントリーNo.2 《ダンディ・ナスオ》
現代デュエマに慣れていると忘れそうになるけれど、初期デュエマの硬派な?世界観において、ワイルド・ベジーズのコミカルさは異彩を放っていた。
中でも《ダンディ・ナスオ》。「ナスオ」ってお前。
1頭身のくせにベルトを巻いてたり、植物のくせに木製の棍棒を持っていたり、言うほどダンディじゃなかったりと、冷静になって見てみるとじわじわ来るイラストではないだろうか。
エントリーNo.3 《チョートッQ》
「小学生のジョーが考えた」感に溢れるフォルムが魅力的。
頭が新幹線で、首から下はあっさりした人型というアンバランスさが、従来のクリーチャーとは違う・ジョーが生み出した存在であることを際立たせている。
と同時に、新幹線とランナー風の胴体という、「とにかく速く走る!」という説得力も併せ持った不思議なイラストだ。
エントリーNo.4 《ポクチンちん》
絶対に怒られそうな名前をイラストでカバーするファインプレー。
もしデュエマにイラストがなく、文字だけで遊ぶゲームだったならばこのカードは世に出せなかったのではないか。
木魚と鈴(りん。チーンっていうやつ。調べた)のキャラクターだから《ポクチンちん》。イラストが名前の言い訳をして説得力を持たせているのが面白い。
部門③ ヘンテコ部門 投票はこちらのツイートから!
部門④ 美少女部門
うおおおおおおおおおお!!!!!みんな待たせたな!!!!!
特に前フリはいらないな!!?行くぞォォォォォ!!!!!
エントリーNo.1 《春風妖精ポップル》
うおおおおおおお!!!!!
スノーフェアリーは候補が多すぎて絞りようがなかったので、代表して初期スノーフェアリーから《春風妖精ポップル》をエントリー。
女性キャラクターが少なめだった黎明期デュエマにおいて、おそらく初めて「かわいい女の子」として登場したのが《ポップル》ではないだろうか?
特に、書籍付録として登場したプロモ版は、青空と花畑が続く中を軽やかに飛び回るポップルが非常に美麗。
ピンクを基調とした衣装が目を引きつつ、やや小さめに描かれた姿からは小柄なイメージも伝わってくる。
《神秘の宝箱》に描かれていたり、《桜風妖精ステップル》としてリメイクされたりしている点からも、イラスト人気の高さが伺えるぞ。
総括すると、ポップルはカワイイ。これ。
エントリーNo.2 《逆転王女プリン》
うおおおおおおお!!!!!
というわけで、エピソードシリーズのメインヒロイン・プリンからは《逆転王女プリン》をノミネート。
躍動感ある構図と煌びやかな衣装と肌が魅力……なだけではない。
このカード、バリエーションが多いのだ。
思わず並べたくなってしまう華やかさもまた、《逆転王女プリン》の魅力だ。
もちろん、他のプリン系統もそれぞれ独自の魅力があるうえ、現在進行形で派生カードが増え続けているのでヒトリダケナンテエラベナイヨー……
総括すると、プリンはカワイイ。これ。
エントリーNo.3 《龍覇少女隊ハラグロX》
うおおおおおおお!!!!!
華やかな《逆転王女プリン》達を並べるのが楽しいなら、いっそ1枚のカードで3人描かれてればいいじゃない!
そんなメッセージ性を勝手にキャッチして、《ハラグロX》もエントリーだ。
種族にスノーフェアリーを持たないせいで《ステージュラ》くんは推せなくなっちゃったからね、代わりに推しておくね……
ちなみに、特にマリニャンは髪型や衣装を大きく変えたバリエーションも存在するオシャレさんだ。
総括すると、ハラグロXはカワイイ。これ。
エントリーNo.4 《爆壁 ヒビキ 18y》
ボ ク っ 娘 で 負 け ヒ ロ イ ン
※負けヒロインかどうかについては解釈の分かれるところではありますが、独断と偏見が本記事のコンセプトのためご容赦ください。
ボ ク っ 娘 で 負 け ヒ ロ イ ン
※大事なことなので2回言いました。
……わかってる。
《モエル》系統や《アイラ》系統、《ハクメイ童子》もノミネートしたかった。したかったんだけど……
ボ ク っ 娘 で 負 け ヒ ロ イ ン
部門④ 美少女部門 投票はこちらのツイートから!
さいごに
……後半は何やら脱線していた気もするけど、好きなイラストについて語り合うのもデュエマの魅力だよね!#デュエマイラストランキングのハッシュタグで、ぜひみなさんの声も聞かせてほしい。
最後に、筆者の個人的な思い出話を一つ。
時は『転生編』、近所の少年たちとデュエマをしていたときのこと。
少年たちの同級生と思しき女の子が「男子ってほんとそういうの好きだよねー」と定番のセリフを吐きながら通りかかる。
彼女が一瞥した僕たちの手元には――当時最新のスーパーレア《クリスタル・ツヴァイランサー》。
「えっ!?何これ凄い!カッコいい!え、他にもこういうのあるの!?」
呆れ顔が嘘のように、女の子は1枚のカードイラストに惹き寄せられたのだ。
……まぁ、そこから彼女がデュエマプレイヤーに目覚めたとかではないのだけれど、イラストの力を強く感じた出来事だった。
そんな魅力を持つデュエマのイラストたち。今回は本当にごく僅かなカードしか紹介できなかったのは、筆者としても非っ常ーーーに心苦しい。
ぜひここで挙げていないカードについても、#デュエマイラストランキングで熱く語っていただければ幸いだ。(4つの部門に該当しなかった、可愛い動物系カードもいいよね!)
ちなみに、本文で触れたカード以外で筆者の一番好きなイラストは《襲撃者エグゼドライブ》!疾走感と、爬虫類らしいツルッとした頭部がカッコイイよね!
というわけでイラストランキングを紹介するターンは終了!手札に戻ります!また次回の記事で!
えっちょっ、やめて、ハンデスやめて