こんにちは、ウィンターです。今月ついに新弾である「ゴールド・オブ・ハイパーエンジェル」が発売されました!秋といえば、食欲の秋、運動の秋、そして新能力の秋!
今回の弾から「ハイパー・エナジー」「ヨビニオン」「バラバラエティ」と新規能力が3つも増えました。どの能力もクリーチャーの横展開に関係のある能力となっています。特に「ハイパー・エナジー」は見た目のマナコストが重いクリーチャーに付与されているので、パートナー候補になるクリーチャーも多いです!
「ハイパー・エナジー」は前弾までの「ハイパー化」に代わる形で収録されています。そのため、これまでの弾にいた夜の四天王たちも「ハイパー・エナジー」をもつクリーチャーにリニューアルされています。
そこで今回はそんな四天王たちから、楽しさの化身たる《楽しみの夜 フミビロム・パラダイス》でデュエパーティー!
ドロー効果に加え、手札を捨てた時に発動するバウンス効果を生かして戦況を有利に進めましょう。
このデッキは公式サイト掲載のプレイレベル2を想定したデッキです。水文明単色ですが「ハイパー・エナジー」で場に出しやすく、ゲームに介入しやすいデッキになったと思います。
カーナベルではこれから紹介する【 楽しみの夜 フミビロム・パラダイス 】のデッキパーツをまとめて購入することもできます。当日の15時までにご注文頂ければ、即日発送で 【 楽しみの夜 フミビロム・パラダイス 】 のデッキパーツをお届けします!
《楽しみの夜 フミビロム・パラダイス》ってどんなカード?
今回パートナーにする《楽しみの夜 フミビロム・パラダイス》について能力のおさらいです。
【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / 文明 水 / パワー12000 / コスト9
■ハイパーエナジー(このクリーチャーを召喚する時、コストが異なる自分のクリーチャーを好きな数タップしてもよい。こうしてタップしたクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない)
■ブロッカー
■ジャストダイバー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、カードを3枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を2枚捨てる。
■自分の手札を捨てた時、捨てた手札と同じコストを持つ相手のエレメントをすべて、持ち主の手札に戻す。
出た時またはアタック時に手札交換を行い、手札からカードが捨てられた時に発動する効果をもちます。手札交換効果は3枚引いて2枚捨てる効果なので、損失無く行うことが可能です。攻撃時にも使用できるため、山札を掘り進める力が非常に強いです。
メインとなるのはカードを捨てた時に使用できる手札戻し効果です。捨てたカードと同じマナコストのカードをまとめて対処可能なので、同じようなコストの多いデッキに対して非常に有効です。手札に戻す範囲にエレメントが含まれているので、クロスギアやタマシード、フィールドといった触りづらいカードにも対処可能です。
効果を使用するためには手札を捨てる必要があるので、パートナーの効果で基本的には運用していくことになります。一方で、最近のデュエパーティー向けのカードはやたらと全員に手札破壊を要求するので、相手の効果を悪用して捨てることも可能です。特に《謀遠 テレスコ=テレス》はデュエパーティーでもよく使用されます。
【 クリーチャー 】
種族 アビスロイヤル / 文明 闇 / パワー5000+ / コスト5
■ブロッカー
■パワード・ブレイカー
■相手のターンのはじめに、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■相手が自身の手札を1枚捨てた時、自分はカードを1枚引いてもよい。
■手札が1枚もないプレイヤーひとりにつき、このクリーチャーのパワーを+5000する。
上手く手札破壊を利用して戦況を有利にしていきましょう。
デッキリスト
まずはデッキリストです。
デッキの動かし方:序盤
序盤はパートナーの召喚のためにクリーチャーを展開していきます。コスト軽減能力のクリーチャーが1体でもいれば、2体のクリーチャーを用意することで4ターン目には着地可能です。上手く引き込むことが出来たら場に出して、軽減のタネとして使っていきましょう。
この際、ついでに展開しておきたいクリーチャーが《アクア・アンカー》です。
【 クリーチャー 】
種族 リキッド・ピープル / 文明 水 / パワー2000 / コスト4
相手のクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引いてもよい。そうした場合、自分の手札を1枚捨てる。
相手のクリーチャーの攻撃に反応して手札交換を行うクリーチャーです。デュエパーティーであればどの対戦相手が攻撃したときでも使用できるため、発動タイミングは多いです。とくにパートナーがいると、相手ターンの手札交換で除去を打つことも出来るようになるので出来れば出しておきましょう。
また、パートナーの効果の都合上ツインパクト・クリーチャーを多めに採用しています。序盤であれば場に出しておき、軽減のタネとして運用出来るので暇さえあればどんどんクリーチャーを並べていきましょう。
デッキの動かし方:中盤
中盤はパートナーで手札交換しながら、盤面のエレメントをどんどん手札にもどしてしまいましょう。デッキに採用しているカードのコストを散らしているので、手札に戻せないことはほぼありません。手札をどんどん回して相手のエレメントを戻し、盤面に定着させないようにしましょう。
ちなみに、ツインパクトカードを捨てた時は上面・下面のどちらのコストを参照するかを選んで発動します。《同期の妖精/ド浮きの動悸》を捨てても、2マナと4マナのカードを同時に戻すことは出来ません。一番効果的なコストを選んで効果を解決しましょう。
また、このデッキにはちょっとしたコンボとして、相手ターンでも手札に戻す効果が使用できるようなギミックを採用しています。必要なのは、相手ターンにドローをするクリーチャーとドローしたときに手札交換を行うことが出来るクリーチャーの2種です。
相手ターンにドローをするクリーチャー
《歌舞音愛 ヒメカット/♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて》
【 ツインパクトカード 】
種族 マジック・マーメイド / マジック・ソング / 文明 水 / パワー2000 / コスト2
種族:マジック・マーメイド
■マジック・フレンド・バースト(このクリーチャーが出た時、自分の他のマジック・クリーチャーを1体タップしてもよい。そうしたら、このクリーチャーの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱える。)
■相手のターン中、相手がそのターンで2枚目以降のカードを引いた時、自分もカードを1枚引いてもよい。
────────────呪文────────────
カード名:♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて
文明:水
コスト:4マナ
種族:マジック・ソング
■相手のエレメントを2つまで選び、持ち主の手札に戻す。
《龍素記号Bg ニュートン専用パンツァー》
【 クリーチャー 】
種族 クリスタル・コマンド・ドラゴン / 文明 水 / パワー6000 / コスト6
■相手がカードを引いた時、同じ枚数のカードを引いてもよい。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
・ドローしたときに手札交換を行うことが出来るクリーチャー
《蒼神龍ヴェール・バビロニア》
【 クリーチャー 】
種族 ポセイディア・ドラゴン / オリジン / 文明 水 / パワー4000 / コスト5
自分がカードを1枚引く時、1枚のかわりに2枚引いてもよい。そうした場合、自分の手札を1枚捨てる。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手の手札を見て、その中から1枚選ぶ。相手はそれを自分自身の山札の一番下に戻した後、カードを1枚引く。
《 起源神エレクトロン 》
【 クリーチャー 】
種族 ゴッド / オリジン / 文明 水 / パワー4000+ / コスト5
ブロッカー自分がカードを引く時、1枚のかわりに2枚引いてもよい。そうした場合、自分の手札を1枚捨てる。G・リンク《神核アトム》の左横、または《起源神クォーク》の上側(バトルゾーンに自分の指定ゴッドがあれば、このカードをリンクしてもよい。リンクしたゴッドは、各ゴッドの特性〔パワーや能力〕を持つ1体のクリーチャーとなる。バトルゾーンを離れる時は、どちらか1枚を選ぶ)
この2種を場にそろえると、相手ターンにドローし手札を捨てる機構が生まれます。相手がうっかりドローをすると場のエレメントがどんどん手札に戻っていく地獄絵図の完成です。また受け札として採用されている《裏斬の取引 パルサー》も相手のターンに手札を捨てることが可能です。
【 クリーチャー 】
種族 アウトレイジ / シノビ / 文明 水 / パワー6000 / コスト3
■ニンジャ・ストライク5(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが5枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなかったら、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを山札の下に置く)
■このクリーチャーは攻撃できない。
■このクリーチャーが出た時、カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。
■自分の墓地にカードが6枚以上あれば、このクリーチャーに「ブロッカー」を与える。
上手くニンジャストライクを合わせると相手の大量展開もまとめて対処可能です。盤面にエレメントを微塵も残さないコンボで相手を追い詰めていきましょう。
デッキの動かし方:終盤
当たり前ですが、パートナーの効果や手札に戻す効果を使用するためにドローをするためあっという間に山札がなくなります。使用する余裕があるときは《der'Zen Mondo/♪必殺で つわものどもが 夢の跡》を使っておくと確実です。
【 ツインパクトカード 】
種族 マジック・コマンド / マジック・ソング / 文明 水 / パワー3000 / コスト3
種族:マジック・コマンド
■このクリーチャーが出た時、相手のエレメントを1つ選び、持ち主の手札に戻す。
────────────呪文────────────
カード名:♪必殺で つわものどもが 夢の跡
文明:水
コスト:8マナ
種族:マジック・ソング
■残りのゲーム中、自分の山札にカードがなくなっても、自分はゲームに負けない。
■カードを5枚引く。その後、自分の山札にカードがなければ、このターンの後に自分のターンを追加する。
5枚ドローに加え、ゲーム中に山札切れで敗北することがなくなります。これを使っておけばついうっかりドローし過ぎても安心です。ちょっとした面白山札回復として《水上第九院 シャコガイル》を採用しています。
【 クリーチャー 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー13000 / コスト9
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の墓地にあるカードをすべて山札に加え、シャッフルする。
■相手のターンのはじめに、カードを5枚引き、その後、自分の手札を3枚捨てる。
■自分の山札の最後の1枚を引く時、ゲームに負けるかわりに勝つ。
出た時に墓地のカードをデッキに戻すため、コストが重いですが山札回復として機能します。また、相手ターンのはじめに5枚ドローし3枚手札を捨てるのでパートナーの手札戻し効果を使うチャンスになります。自分のターンまでの間に3回相手のターンが来る都合上、15枚ドローするので回復した山札があっという間に消えるのが若干のデメリットです。
山札回復は他にも《サイバー・N・ワールド》《最終命令:3150-1059》《蒼神龍アナザー・ワールド》を採用しています。
これらは手札と墓地をデッキにもどして引き直すカード群です。相手のエレメントをどんどん手札に戻す都合上、相手の手札が6枚以上にあふれていることが基本になるでしょう。そんな相手に使用することで、実質的な手札破壊として機能します。
山札回復を上手く組み合わせて、パートナーの効果を最大限使用していきましょう。
その他カードについて
今回はパートナーの効果を生かすために、ツインパクトクリーチャーを増量した他にも新弾のカードを多めに採用しています。「ハイパー・エナジー」を使いやすくするために展開の手助けをするカードが多いです。他のデッキでも採用が検討されるので、参考にしてみてください。
《ツイン・シックス》
【 クリーチャー 】
種族 スプラッシュ・クイーン / 文明 水 / パワー2000 / コスト2
■ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)
■自分のコスト6以上のカードを使うコストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■自分のコスト6以上のクリーチャーが出た時、カードを1枚引いてもよい。
コスト6以上のカードを使うコストを1軽減し、コスト6以上のクリーチャーが出ると1ドローするクリーチャーです。軽減効果をもつクリーチャーの中でもジャストダイバーによって除去を受けづらく、リソース源になってくれる点が非常に強力です。大抵のパートナーはコスト軽減できるはずなので水文明を含むデュエパーティーであれば、とりあえず採用しても仕事のあるクリーチャーと言えるでしょう。
《爆蘭月 スケルハンター》
【 クリーチャー 】
種族 グレートメカオー / 文明 水 / パワー7000 / コスト7
■ハイパーエナジー(このクリーチャーを召喚する時、コストが異なる自分のクリーチャーを好きな数タップしてもよい。こうしてタップしたクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、カードを2枚引いてもよい。
■相手のクリーチャーは、出たターン、攻撃できない。
■相手のクリーチャーは、ターンのはじめ以外、アンタップしない。
出た時にドローしつつ、クリーチャーが出たターンにアタック出来なくなり、ターンのはじめ以外のアンタップを封じます。パートナーの手札戻しと組み合わせて、「ハイパー・エナジー」のコストでタップしたクリーチャーを守る機能を果たします。また、デュエパーティーではカードの効果でアンタップさせることが多いので、アンタップ封じの効果もしっかり活躍します。
《響乱の不死帝 ブルース》
【 クリーチャー 】
種族 マジック・アウトレイジ / 文明 水 / パワー3000 / コスト3
■S・トリガー
■このクリーチャーが出た時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
→相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
→相手のコスト2以下のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。
シールドトリガーをもち、出た時にクリーチャーを1体手札に戻すか2マナ以下のクリーチャーを全て戻すか選択します。3マナと非常にお手軽で通常プレイも気になりません。とくに現代のハイスペック妨害クリーチャーは2マナ以下に集中しているため、まとめて対処可能です。
《芸馬猫刃 スゴローニャ》
【 クリーチャー 】
種族 マジック・モンスター / ゲーム・コマンド / 文明 水 / パワー6000 / コスト5
■このクリーチャーを、[水(3)]を支払って召喚してもよい。そうしたら、このクリーチャーが出た時、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻す。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
2マナ軽減して出すことでマナのカードを強制で1枚手札に戻すクリーチャーです。コストを軽くすることでなぜかマナ回収というメリットがついてくると考えるといいでしょう。水のコマンドを手軽に用意しながらマナ回収ができるので、いぶし銀の活躍が出来る1枚です。
このデッキを改造するなら?
今回のデッキはパートナーの「ハイパー・エナジー」を生かすために、チャージャーの採用を抑えクリーチャー展開に寄せています。もっとチャージャーを増やして、マナコストの重いカードを使う構築もアリだと思います。その場合は新弾の水のヨビニオンを複数採用し、効率的にクリーチャー展開が出来るようにするといいでしょう。
《ヨビニオン・ハルカス》
【 クリーチャー 】
種族 リキッド・ピープル / 文明 水 / パワー6000 / コスト5
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■ヨビニオン(このクリーチャーが召喚によって出た時、自分の山札の上から、これよりコストが小さいクリーチャーが出るまで表向きにしてもよい。そのクリーチャーを出す。残りをシャッフルし、山札の下に置く)
■自分のクリーチャーが出た時、そのクリーチャーと同じコストを持つ自分の他のクリーチャーがなければ、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、選んだクリーチャーは攻撃もブロックもできない。その後、カードを1枚引く。
また、除去を受けづらいクリーチャーの増量も視野に入ります。水単色のディスペクターや選ばれないクリーチャーを採用して、「ハイパー・エナジー」をより使いやすくすることも出来ます。特に《オニカマス》は相手の足止めと「ハイパー・エナジー」のコストを兼ねてくれるので、改造時の採用候補になるでしょう。
《異端流し オニカマス》
【 クリーチャー 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー2000 / コスト2
■相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)
■相手のターン中に、相手が召喚以外の方法でクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのクリーチャーを持ち主の手札に戻してもよい。
ただし、《異端流し オニカマス》は選ばれない分、ヘイトの上がり方も高いカードです。遊ぶ環境次第では真っ先にプレイヤーが狙われてしまう可能性もあるので、採用の際は気を付けましょう。
おわりに
今回は「ハイパー・エナジー」を満喫しつつ、パートナーの効果を最大限生かして戦うデッキを目指しました。2024年12月に発売が予定されている新弾でも続投が決まっているので、今後も強化されていくテーマでしょう。この段階で作っておいて損がないデッキだと思いますので、興味がある方は作成してみてはいかがでしょうか。
最後に、カーナベルでは【 楽しみの夜 フミビロム・パラダイス 】デッキやデュエパーティーのデッキを組みたい方に向けて、今回の記事内で紹介した【 楽しみの夜 フミビロム・パラダイス 】関連カードや相性の良いカードを豊富に準備しております!15時までの注文で即日発送のカーナベルでぜひカードを揃えて【 楽しみの夜 フミビロム・パラダイス 】を楽しんでください!