目次
はじめに
2020年11月21日、その名の通り「革命」が起こります。
『レジェンドスーパーデッキ 蒼龍革命』の発売です。
殿堂入り後も一定数の使用者がいるほどの人気を誇る《蒼き団長 ドギラゴン剣》がリメイクされて帰ってきました。
《蒼き守護神 ドギラゴン閃》は《蒼き団長 ドギラゴン剣》の性能と比較すると若干パワー不足なことから、発売前の下馬評はそこまで良いものではありませんでした。
しかし現在は、メインデッキ40枚のみで戦う「オリジナルレギュレーション」で、環境トップの一角として猛威を振るっています。
今回紹介するデッキは、そんな《蒼き守護神 ドギラゴン閃》をメインに構築された【赤青エクス】です。
リメイクされて弱体化を受けてもなお有り余る『団長』のパワーで下馬評を覆して暴れまわるこのデッキ、あなたも体験してみませんか?
また、カーナベルでは【赤青エクス】のデッキパーツをまとめて購入することができます。
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【赤青エクス】の特徴
《"龍装"チュリス》や《龍装者 バルチュリス》から、《蒼き守護神 ドギラゴン閃》や《蒼き団長 ドギラゴン剣》に「革命チェンジ」して一気に攻め込むのがこのデッキのコンセプトです。
そして、最大の特徴は「打点を作り出すターンが早い」という点です。
最速3ターン目から繰り出される《"龍装"チュリス》と《蒼き守護神 ドギラゴン閃》のコンボによる強力な打点を受け止められるデッキはそう多くはありません。
また、《"龍装"チュリス》は革命チェンジによって手札に戻ってくるので、後続の確保が容易な点もこのデッキのいいところです。
仮に《"龍装"チュリス》と《蒼き守護神 ドギラゴン閃》による打点を処理されてしまったとしても、《ボルシャック・サイバーエクス》や、2枚目の《蒼き守護神 ドギラゴン閃》から再度打点を作り出すことができます。
《"龍装"チュリス》以外に《龍装者 バルチュリス》からも革命チェンジができるので、攻めるプランも豊富です。
相手の準備が整っていない3ターン目から4ターン目に強力な打点を押し込むのが、【赤青エクス】の主な勝ち方です。
【赤青エクス】サンプルデッキリスト
今回紹介するサンプルリストは、《月光電人オボロカゲロウ》と《麗泳者 マツバメモノ》を採用して、理想のフィニッシュターンをかなり前に寄せて構築しています。
《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》と《カダブランプー》や《瞬閃と疾駆と双撃の決断》を組み合わせた形や、《王立アカデミー・ホウエイル》を採用した形よりも、 とにかく早いのがこのサンプルリストの特徴です。
攻め方のバリエーションが多彩になる点が特徴
これらのカードについては、記事の後半にあるその他の採用候補カードで解説します。
採用カード解説
初動
・ドロー系カード
《熱湯グレンニャー》《月光電人オボロカゲロウ》
【 クリーチャー 】
種族 フレイム・モンスター / ブルー・モンスター / 文明 水/火 / パワー1000 / コスト2
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引いてもよい。
【 クリーチャー 】
種族 グレートメカオー / 文明 水 / パワー1000 / コスト2
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンにある文明ひとつにつき、カードを1枚引いてもよい。その後、引いたカードと同じ枚数の手札を、好きな順序で自分の山札の一番下に置く。
合計8枚と、少し多めに採用しています。
《 月光電人オボロカゲロウ 》は《 水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー 》と違い、2ターン目にプレイできる点と、召喚したターンに確実に手札交換が可能な点が強みです。
《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》は、基本的には召喚した次のターン以降でないと手札補充の役割を果たすことができないため、バトルゾーンに生き残る必要があります。
これは非常に大きなデメリットで、攻撃する前に処理されてしまっては1ターンパスしているのと同義になってしまいます。
とにかく早く相手を攻めたいデッキなので、3ターン目に手札交換も行わずにパスするのはかなりのテンポロスとなってしまいます。
それに対して《月光電人オボロカゲロウ》は、2ターン目から召喚することが可能で、召喚したターンに手札交換を行えます。
《"龍装"チュリス》と《蒼き守護神 ドギラゴン閃》さえ手札に揃えてしまえば打点を生み出すことができるので、手札を交換して質を高める行為はとても強力です。
また、単純に2コストのクリーチャーの総数が増えるのも特徴です。
《蒼き守護神 ドギラゴン閃》の性質上、ファイナル革命の効果で山札からクリーチャーが出てこないパターンも頻出します。
しかし、2ターン目になんらかのクリーチャーを召喚していた場合、3ターン目の《"龍装"チュリス》から《蒼き守護神 ドギラゴン閃》への革命チェンジでクリーチャーが出せなくても、相手のシールドを1枚まで減らせます。
仮に盤面を全て処理されてしまったとしても、次のターン以降に《ゴリガン砕車 ゴルドーザ/ダイナマウス・スクラッパー》1枚でダイレクトアタックまで持ち込むことができます。
その他にも、2ターン目にクリーチャーを召喚しておくことで、3ターン目にスピードアタッカーを持つクリーチャーを召喚するだけで《龍装者 バルチュリス》の踏み倒し条件を達成できるなど、攻めのパターンを増やせるのも特徴です。
・ 《異端流し オニカマス》
【 クリーチャー 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー2000 / コスト2
■相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)
■相手のターン中に、相手が召喚以外の方法でクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのクリーチャーを持ち主の手札に戻してもよい。
コストが軽い踏み倒しメタとして優秀な上に、相手に選ばれないことが非常に強力です。
《ボルシャック・サイバーエクス》の破壊効果で簡単に処理されてしまわないように、パワー1000である《月光電人オボロカゲロウ》や《熱湯グレンニャー》を横に添えられるとベストです。
メインフィニッシャー
・ドギラゴン系統
《蒼き守護神 ドギラゴン閃》《蒼き団長 ドギラゴン剣》
【 クリーチャー 】
種族 メガ・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ハムカツ団 / 文明 光/火 / パワー13000 / コスト8
■革命チェンジ:光または火のコスト5以上のドラゴン
■ブロッカー
■T・ブレイカー
■自分のターンの終わりに、自分の多色クリーチャーをすべて、アンタップする。
■ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から進化ではない多色クリーチャーを、コストの合計が6以下になるように好きな数選び、バトルゾーンに出す。残りを好きな順序で山札の下に置く。
(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 メガ・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ハムカツ団 / 文明 火/自然 / パワー13000 / コスト8
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジ―火または自然のコスト5以上のドラゴン
■自分の多色クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
■T・ブレイカー
■ファイナル革命ーこのクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、コストが合計6以下になるよう、進化ではない多色クリーチャーを自分のマナゾーンまたは手札から選び、バトルゾーンに出す。
このデッキのメインアタッカーです。
基本的にはこの2種類への革命チェンジを目指すので、少しでも引ける確率を上げるために、最大枚数の5枚採用しています。
《蒼き守護神 ドギラゴン閃》のファイナル革命には少し癖があり、ランダム要素を含みます。
【 クリーチャー 】
種族 メガ・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ハムカツ団 / 文明 光/火 / パワー13000 / コスト8
■革命チェンジ:光または火のコスト5以上のドラゴン
■ブロッカー
■T・ブレイカー
■自分のターンの終わりに、自分の多色クリーチャーをすべて、アンタップする。
■ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から進化ではない多色クリーチャーを、コストの合計が6以下になるように好きな数選び、バトルゾーンに出す。残りを好きな順序で山札の下に置く。
ファイナル革命からクリーチャーを出す確率を上げるためには多色クリーチャーの採用枚数を増やす必要がありますが、そうしてしまうとデッキ内の多色の枚数が多くなってしまい、序盤の事故の要因になります。
また、《蒼き団長 ドギラゴン剣》と違って、手札やマナから狙ったクリーチャーを出すことができず、スピードアタッカーも付与できません。
(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 メガ・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ハムカツ団 / 文明 火/自然 / パワー13000 / コスト8
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジ―火または自然のコスト5以上のドラゴン
■自分の多色クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
■T・ブレイカー
■ファイナル革命ーこのクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、コストが合計6以下になるよう、進化ではない多色クリーチャーを自分のマナゾーンまたは手札から選び、バトルゾーンに出す。
スピードアタッカー付与がない影響で相性のいい多色クリーチャーが限られている上に、ランダム要素を含むので、突破力と決定力に難があるのが《蒼き守護神 ドギラゴン閃》の欠点です。
その突破力と決定力を補うためにも、ファイナル革命で狙ったクリーチャーが出せなくても攻めきれるように構築段階から意識するのが重要です。
・《ボルシャック・サイバーエクス》
【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / サイバー・コマンド / 文明 水/火 / パワー7000 / コスト6
■革命チェンジ:水または火のコスト3以上のドラゴン(自分の水または火のコスト3以上のドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶︎相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーを1体選び、破壊する。
▶︎相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
主に《異端流し オニカマス》のような踏み倒しメタクリーチャーの突破や、ドギラゴン系統の革命チェンジが引けなかった際の打点補強として使います。
《蒼き守護神 ドギラゴン閃》のファイナル革命から出せた際は、盤面0から一気に5打点を生成しつつ盤面を処理できるので、《蒼き守護神 ドギラゴン閃》の欠点である突破力と決定力を補う要素でもあります。
「革命チェンジ」サポート
・《"龍装"チュリス》
【 クリーチャー 】
種族 ドラゴンギルド / ビートジョッキー / 文明 火 / パワー5000 / コスト5
■B・A・D2(このクリーチャーを、コストを2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりにこのクリーチャーを破壊する)
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
非常に使い勝手のいい革命チェンジ元です。
3ターン目に《蒼き守護神 ドギラゴン閃》や《蒼き団長 ドギラゴン剣》に革命チェンジするのが、言わずもがなの黄金コンボです。
革命チェンジで手札に戻ってくるので、後続の打点としても重宝します。
・《龍装者 バルチュリス》
【 クリーチャー 】
種族 ドラゴンギルド / ビートジョッキー / 文明 火 / パワー4000 / コスト5
■自分のクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーが自分の手札にあり、その攻撃がこのターン2度目のクリーチャーによる攻撃で、このターン自分の《 龍装者 バルチュリス 》をバトルゾーンに出していなければ、攻撃の後、このクリーチャーをバトルゾーンに出してもよい。
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
革命チェンジ元として優秀な他にも、シールドトリガーをケアしたり、革命チェンジが引けない際の打点補強として活躍したりと、役割が非常に多いです。
《ゴリガン砕車 ゴルドーザ/ダイナマウス・スクラッパー》と組み合わせた3打点生成は、《蒼き守護神 ドギラゴン閃》のトリプルブレイクで残った2枚のシールドを攻撃しつつダイレクトアタックが狙えるので、覚えておきましょう。
自由枠
・《終末の時計 ザ・クロック》
【 クリーチャー 】
種族 アウトレイジMAX / 文明 水 / パワー3000 / コスト3
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、ターンの残りをとばす。(次のプレイヤーのターンをすぐに始める)
シールドトリガーで踏ませればほぼ確実に耐えることができます。
トリガーで踏んだ返しのターンにドギラゴン系統で一気に打点を作れることから、1ターン耐える行為のリターンが非常に大きいので、最大枚数採用しています。
相手のシールドを全て割り切ってこのカードを踏ませれば勝ちという明確な勝ち筋を増やせるので、ループデッキが蔓延する環境にならない限りは、採用することをお勧めします。
・《麗泳者 マツバメモノ》
【 クリーチャー 】
種族 ムートピア / 美孔麗王国 / 文明 水/火 / パワー3000 / コスト3
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引く。
非常に単純なカードですが、《蒼き守護神 ドギラゴン閃》から出すことができるほかに、攻めのパターンが増える点が特徴です。
今回のサンプルリストは2コストのクリーチャーを12枚採用しているため、2ターン目にクリーチャーを召喚しやすくなっています。
続く3ターン目にこのカードを召喚して総攻撃すると《龍装者 バルチュリス》の踏み倒し条件を達成できるので、かなり早いターンから革命チェンジを狙えます。
また、《蒼き守護神 ドギラゴン閃》のファイナル革命から出した場合も、2コストクリーチャーと《蒼き守護神 ドギラゴン閃》と合わせて5打点になるので、次のスピードアタッカーでダイレクトアタックを狙えます。
仮に2コストクリーチャーが召喚できていなかった場合でもシールドを1枚まで削れるので、《ゴリガン砕車 ゴルドーザ/ダイナマウス・スクラッパー》によるダイレクトアタックの圏内に入ります。
このカードも、《蒼き守護神 ドギラゴン閃》の欠点である突破力と決定力を補う要素として強力なカードです。
・《ゴリガン砕車 ゴルドーザ/ダイナマウス・スクラッパー》
【 ツインパクトカード 】
種族 ビートジョッキー / 文明 火 / パワー4000 / コスト4
■スピードアタッカー
■このクリーチャーは、各ターンはじめて攻撃する時、アンタップする。
■ラスト・バースト(このクリーチャーが破壊された時、このカードの呪文側をコストを支払わずに唱えてもよい)
【呪文】
カード名:ダイナマウス・スクラッパー
文明:火
コスト:5マナ
■相手のクリーチャーを、パワーの合計が6000以下になるように好きな数選び、破壊する。
このデッキのフィニッシャーといっても過言ではありません。
《蒼き守護神 ドギラゴン閃》のファイナル革命で追加打点が出せなかった場合でも、2ターン目にクリーチャーさえ召喚していればこのカードでダイレクトアタックが狙えます。
革命チェンジ系のカードが引けない場合でも攻め切れるほどのパワーがあり、デッキ全体の決定力を引き上げることができるので、お勧めです。
【赤青エクス】の回し方
①初動クリーチャーを展開する
各種ドロー系カードを利用して、メインの打点となる革命チェンジ系のカードを揃えることを目指しましょう。
【赤青エクス】のミラーマッチなど、《異端流し オニカマス》が有効に働く対面であれば、《異端流し オニカマス》を優先してプレイします。
②革命チェンジで相手に攻撃する
ドギラゴン系統への革命チェンジをメインに攻撃します。
《"龍装"チュリス》からの革命チェンジや、2コストクリーチャーと《麗泳者 マツバメモノ》を組み合わせた《龍装者 バルチュリス》からの革命チェンジなど、攻めるプランは多彩です。
手札に応じた攻め方で、相手のシールドに攻撃していきましょう。
③各種スピードアタッカーでダイレクトアタック
革命チェンジで手札に戻ってきた《"龍装"チュリス》や、《ゴリガン砕車 ゴルドーザ/ダイナマウス・スクラッパー》と《龍装者 バルチュリス》など、豊富なスピードアタッカーでダイレクトアタックを狙います。
《蒼き守護神 ドギラゴン閃》単体では決定力が足りず、シールドトリガーや盤面処理などでゲームを決めきれないことが多いので、後続としてこれらのスピードアタッカーを手札にキープしておくのが重要です。
その他の採用候補カード
・《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》
【 ツインパクトカード 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー1000 / コスト3
■スマッシュ・バースト(このクリーチャーが攻撃する時、このカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱えてもよい)
【呪文】
カード名:クリスタル・メモリー
文明:水
コスト:4マナ
■S・トリガー
■自分の山札を見る。その中から1枚選び、手札に加える。その後、山札をシャッフルする。
攻撃時に《クリスタル・メモリー》を唱えることができる、バトルゾーンに生き残ればそれだけで勝ちが見込めるほどのパワーを持っているカードです。
ただ、【アナカラーデッドダムド】で採用されている《虹速 ザ・ヴェルデ》に処理される展開がどうしても厳しく、今回は採用を見送りました。
3ターン目に出したこのクリーチャーが生き残りやすい環境になれば、真っ先に採用候補に挙がるでしょう。
・《カダブランプー》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 火 / パワー4000+ / コスト4
■キリフダッシュ [ff02](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを [ff02]支払って召喚してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーを1体選び、アンタップする。そのターン、そのクリーチャーのパワーを+2000する。
攻めのパターンを幅広くできるカードです。
特に《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》と非常に相性がよく、4ターン目に《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》が2回攻撃すれば勝利目前です。
その他にも、《卍 デ・スザーク 卍》によってタップインされた《"龍装"チュリス》を無理矢理アンタップさせて攻めの起点を作れるなど、とても器用に動きます。
《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》が採用しやすい環境であれば、かなり強力です。
・《瞬閃と疾駆と双撃の決断》
【 呪文 】
文明 火 / コスト3
■次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
→コスト3以下のクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出す。
→このターン、自分のクリーチャー1体に「スピードアタッカー」を与える。
→自分のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーの最初の攻撃の終わりに、そのクリーチャーをアンタップする。
《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》を3ターン目にスピードアタッカーで走らせたり、バトルゾーンの打点を一気に補強したりと、非常にパワフルなカードです。
代表的な例として、【ジョー星ゼロルピア】に《希望のジョー星》を展開された場合でも、バトルゾーンに残っているクリーチャーに2回攻撃を付与することでダイレクトアタックが狙いやすくなります。
このカードのバリューを最大限に引き出すための要求値が少し高いのが難点です。
・《王立アカデミー・ホウエイル》
【 呪文 】
文明 水 / コスト4
■カードを3枚引く。
手札を増やして力を溜め込むことができるカードです。
《蒼き団長 ドギラゴン剣》はファイナル革命で手札からもクリーチャーを出せるのでとても相性が良く、狙ったクリーチャーを出しやすくなることから、3枚ドローから得られるリターンが非常に大きいです。
対して《蒼き守護神 ドギラゴン閃》のファイナル革命は山札からしかクリーチャーを出せないので、溜め込んだ手札を活かす手段がそこまでないことから、《蒼き団長 ドギラゴン剣》ほど相性が良いわけではないという印象です。
突破力と決定力を補えるカードではありませんが、革命チェンジの安定性と、ゲームが長引いた際の対応力は格段にアップするので、環境がコントロール寄りになった際は採用する価値がかなり上がると思います。
おわりに
いかがだったでしょうか。攻撃的なデッキが好きな方や、これから【赤青エクス】を使おうとしている方に、このデッキの魅力が伝われば幸いです。
いわゆるビートダウンに分類されるデッキは総じて非常に奥が深く、序盤のマナチャージや攻撃する順番、メタクリーチャーを出すタイミングなど、どれをとっても様々なパターンが存在します。
【赤青エクス】の動きをマスターすれば、きっと他のビートダウンデッキもうまく扱えるようになると思います。
俗に言う「スルメデッキ」です。味が無くなるまで噛んじゃってください!
最後に、カーナベルでは【赤青エクス】デッキを組みたい方に向けて、今回の記事内で紹介した【赤青エクス】関連カードや相性の良いカードを豊富に準備しております!
「大会や友達との対戦で早く遊びたい!」という方は当日15時までの注文で即日発送にてお届けしますので、カーナベルでぜひカードを揃えて 【赤青エクス】 を楽しんでください!