【バルカディアNEX入り!】墓地退化の回し方、相性がいいカードが分かるデッキ解説記事!【王来篇 新ルール】

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【バルカディアNEX入り!】墓地退化の回し方、相性がいいカードが分かるデッキ解説記事!【王来篇 新ルール】

はじめに

十王篇が終わり、王来篇が始まります。それに伴い大きなルール変更が発表されました。

所謂進化元の再構築に関するルールです。

今までは進化クリーチャーの一番上のカードが何かしらの効果で別のゾーンに移動した場合、進化元の再構築といわれる現象が起きていました。

しかし、3月16日より適用される新ルールでは再構築は起こりません

これからは一番上のカードが別のゾーンに移動した場合、下にあったカードはそのままの状態で残ります

これにより、【墓地退化】というデッキタイプが強化を受けました。

今までは場に残すことの出来なかった進化クリーチャーを退化させて場に残すことが出来るようになりました。

主に《竜魔神王バルカディア・NEX》が新しい採用候補となります。

ということで今回の記事では今かなり熱い【墓地退化】デッキの、デッキレシピ、回し方等を解説していきます。

新シリーズに向けての準備には絶好の記事だと思うので、是非最後までお付き合いください。ただし、新ルールは3月16日からなので注意してくださいね。

また、カーナベルでは【墓地退化】のデッキパーツをまとめて購入することができます。

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目次

【墓地退化】の特徴

【墓地退化】デッキは退化を利用して早期に大型獣の踏み倒しを狙うコンボデッキです。

まずは墓地進化で、踏み倒したい大型獣を進化元とした進化クリーチャーを用意します。

進化元
墓地進化

そして、カードを手札に戻すカードを使って進化の一番上のカードだけを移動させます。

《死神術士 デスマーチ》だけをバウンス

これにより、3月16日から適用されるルールでは進化元がそのままの状態で残ります。

これによって、普段では出すのに苦労するようなカードも簡単に場に残す事が出来るようになります。

新ルールのおかげで場に残るようになりました。

この退化は、「場に出す」という行為をしているのではありません(どちらかといえば、「場に残る」)。

そのため退化で残すカードは場に出た時の効果を使う事は出来ません

そのため、出た時の能力以外に強力な効果を持っている大型獣を退化させることを狙っていくことになります。

超強力な大型クリーチャーが最速で4ターン目に出てくるコンボデッキで勝利を目指します。

【墓地退化】サンプルリスト

以下が今回紹介するサンプルリストになります。


「オリジナル環境で強いデッキ」になるように構築しましたが、そのままアドバンス構築として使う事も出来ます。

採用カード解説

退化させたい大型獣

・《竜魔神王バルカディア・NEX》

【 進化クリーチャー(進化GV) 】
種族 エンジェル・コマンド / デーモン・コマンド / アーマード・ドラゴン / 文明 光/闇/火 / パワー25000 / コスト15

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

進化GV―自分のエンジェル・コマンド、デーモン・コマンド、アーマード・ドラゴンのいずれか3体を重ねた上に置く。

相手は呪文を唱えることができない。

このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体破壊し、自分の山札を見る。その中からドラゴンまたはコマンドを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。

ワールド・ブレイカー

今、話題となっているカードになります。

進化クリーチャーなので、スピードアタッカーと同様に退化させたタイミングから攻撃でき、ワールドブレイカーかつ相手の呪文を封じる効果によって一気に勝負を決めに行ける性能をしています。

今までの退化でよくあった、『折角コンボを決めたのに負けてしまう…』なんてことはこれからは滅多に起こらないことでしょう。

攻撃時には後述する《∞龍 ゲンムエンペラー》や《奈落の葬儀人デス・シュテロン》を展開出来ます。状況に応じて選択しましょう。


・《∞龍 ゲンムエンペラー》

【 クリーチャー 】
種族 ∞マスター・ドラゴン / チーム零 / 文明 水/闇 / パワー∞ / コスト∞

■ムゲンクライム 4(自分のクリーチャーを4体タップし、 [wd04]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
■∞ (ルビ:インフィニティ)ブレイカー(「∞ ブレイカー」を持つクリーチャーは、相手のシールドを好きな数ブレイクできる)
■ブロッカー
■コスト5以下のクリーチャーの能力とコスト5以下の呪文の効果を無視する。

《 竜魔神王バルカディア・NEX 》から踏み倒すカードとして優秀であり、かつ、退化コンボで場に出すことも出来るカードです。

《竜魔神王バルカディア・NEX》と同時に場に並ぶと、相手の呪文を封じつつコスト5以下のクリーチャーの能力も封じる事が出来るので、殆どのカードは使い物にならなくなります。

同時に自分のST等も意味がなくなってしまう場合もあるので注意しましょう。


・《奈落の葬儀人デス・シュテロン》

【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / 文明 闇 / パワー13000 / コスト9

■各ターンの終わりに、プレイヤーは手札をすべて捨てる。
■T・ブレイカ―
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、クリーチャーをすべて破壊する。

《∞龍 ゲンムエンペラー》と同じく《竜魔神王バルカディア・NEX》と退化コンボのどちらからでも場に出すことの出来る切り札カードです。

毎ターンのエンド時に手札を捨てる効果、クリーチャーを全除去する効果はどちらも自分にも影響があるので使いどころを見極めたいカードです。

《竜魔神王バルカディア・NEX》の踏み倒し効果発動時に、相手がSTを多く採用しているデッキだったり、侵略0を採用しているデッキの場合は、《∞龍 ゲンムエンペラー》よりも優先して場に出します。

【ギャラクシールド】は受けが強く、手札破壊に弱いので優先して出したい。
【デッドダムド】には入っていることがあるので手札破壊でケアしましょう。

《 竜魔神王バルカディア・NEX 》で踏み倒し先を選ぶ際に、選択肢がある方が強いと考えて《∞龍 ゲンムエンペラー》と《 奈落の葬儀人デス・シュテロン 》の両方を採用しています。

どちらかといえば《∞龍 ゲンムエンペラー》を出す状況の方が多いと考えて3:2の比率にしています。


退化のコンボパーツ

・《死神術士デスマーチ》《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー》

【 進化クリーチャー(墓地進化)】
種族 デスパペット / 文明 闇 / パワー1000 / コスト1

ブロッカー
墓地進化-闇のクリーチャーを1体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
このクリーチャーがバトルする時、そのバトルの終わりまで、バトルしている相手クリーチャーのパワーは-4000される。

【 進化クリーチャー(墓地進化)】
種族 パラサイトワーム / デビルマスク / 文明 闇 / パワー4000 / コスト2

墓地進化-闇のクリーチャーを1体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
このクリーチャーが破壊された時、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。

墓地進化の中でも最も軽量なものと、次点で軽量なものを4:2で採用しています。

コンボが決まらないことには勝てないデッキなので出来る限り多く採用したいカードになります。

《∞龍 ゲンムエンペラー》の効果によって効果が失われたとしても、進化クリーチャーは召喚酔いしないままです。

一気にトドメまでの打点を作り上げましょう。


・《龍脈術 落城の計》《堕呪 エアヴォ

【 呪文 】
文明 水 / コスト3

■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■バトルゾーンにあるコスト6以下のカードを1枚選び、持ち主の手札に戻す。 

【 呪文 】
種族 魔導具 / 文明 水 / コスト4

■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■バトルゾーンにある、コスト7以下のカードを1枚選び、持ち主の手札に戻す。

墓地進化カードと同じく、これら2枚も出来る限り多く採用したいカードです。

また、《 堕呪 エアヴォ 》に関しては相手の《 奇天烈 シャッフ 》をかわす役割があります。

《龍脈術 落城の計》を狙って3宣言してくる相手の意表をつきます。

墓地肥やしカード等

・《エマージェンシー・タイフーン》《サイバー・チューン》

【 呪文 】
文明 水 / パワー- / コスト2

S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)カードを2枚まで引く。その後、自分の手札を1枚捨てる。

【 呪文 】
文明 水 / コスト3

■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■カードを3枚引く。
その後、自分の手札を2枚捨てる。 

退化コンボに必要なパーツを揃えるためにドローを進めつつ、墓地に退化で場に残したい大型クリーチャーを捨てていきます。

《戦略のD・H アツト》のようなクリーチャーカードで手札と墓地を整える構築に比べると、多色カードが少なくてすむ点がこれらを採用する強みになります。

『クリーチャー墓地肥やしの型』の強みについては後述します。

また、これらの手札交換カードはどちらもSTです。その点を生かして、次に紹介する《斬隠蒼頭龍バイケン》も採用しています。


・《斬隠蒼頭龍バイケン》

【 クリーチャー 】
種族 ポセイディア・ドラゴン / シノビ / 文明 水 / パワー6000 / コスト6

W・ブレイカー
相手のターン中にこのクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。そうした場合、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。
自分のシノビの「ニンジャ・ストライク」能力を使った時、カードを1枚引いてもよい。

手札交換が出来るSTを受け札として使うことが出来るようになるカードです。

また、相手のハンデスカードを牽制することも出来ます。特に「オリジナル環境」においてのキーカードである、《絶望と反魂と滅殺の決断》に対しても有効なカードです。

相手が《絶望と反魂と滅殺の決断》をハンデス2回として使った場合…

  1. 1回目のハンデスで《斬隠蒼頭龍バイケン》を捨てる
  2. 《斬隠蒼頭龍バイケン》の置換効果が割り込み場に出る、そしてその効果によって自身を手札に戻す
  3. 2回目のハンデスで再び《斬隠蒼頭龍バイケン》を捨てる
  4. 相手のクリーチャーを手札に戻しても良いし、再び自身を戻しても良い

このような手順で相手の《 絶望と反魂と滅殺の決断 》を実質無力化することが出来ます

これらは《斬隠蒼頭龍バイケン》を採用する強み、ひいては《エマージェンシー・タイフーン》《サイバー・チューン》を採用する強みとも言うことが出来るでしょう。


・《伊達人形ナスロスチャ》

【 クリーチャー 】
種族 デスパペット / 文明 闇 / パワー4000 / コスト3

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札を見て、その中からカードを1枚自分の墓地に置く。その後、自分の山札をシャッフルする。

闇の単色カードとしてデッキ全体の色バランスを整えてくれていて、かつ、狙ったカードを墓地に落とせるという使い勝手の良い墓地肥やしカードです。

打点にもなるので、3ターン目にこのカードを場に出して、4ターン目に退化を決めれば一気にトドメを刺すことも出来るようになります。

手札に墓地に送りたいカードがある場合には、《一なる部隊 イワシン》を墓地に送りましょう。手札を整えつつ墓地の質を上げることが出来ます。


・《一なる部隊 イワシン》

【 クリーチャー 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー1000 / コスト2

■このクリーチャーがどこからでも自分の墓地に置かれた時、カードを1枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を1枚捨てる。

《エマージェンシー・タイフーン》《サイバー・チューン》といった手札補充カードをサポートして素早く手札にコンボパーツを揃えることを狙います。

また、場に出しておくとどうなるでしょうか?

このカードが相手ターン中に破壊されて墓地に送られた場合には、手札から《斬隠蒼頭龍バイケン》を捨てて一気に攻めに転じることも出来ます。

知らない相手からすれば思わぬトラップであり、知っている相手でも除去し辛い打点として活用できるでしょう。

【墓地退化】回し方

とにかくコンボを揃える事に全力

このデッキはコンボデッキです。墓地に《竜魔神王バルカディア・NEX》等の大型獣、手札に墓地進化カードと退化用カードを揃える事を目指してドローと墓地肥やしを進めていきます。

揃ったらコンボを始動して一気にゲームを終わらせましょう。

コンボさえ決まればほぼ勝ちなのがこのデッキの強みです。

《竜魔神王バルカディア・NEX》から何を踏み倒すのか、あるいはどの大型獣を退化させるのが勝ちに繋がりやすいのかには注意して選択しましょう。


ドローのしすぎに注意

《竜魔神王バルカディア・NEX》はデッキからしか踏み倒しを行えません。《∞龍 ゲンムエンペラー》を出したいのにもうデッキに1枚も残っていない…なんて状況になると困ります。

なのでコンボパーツが揃っているのに無駄にドローを重ねるのは控えます。

もしも過剰にドローをしてしまうと、《竜魔神王バルカディア・NEX》の効果で《斬隠蒼頭龍バイケン》を踏み倒すことになってしまうかも・・・・

ポセイディア・ドラゴン

クリーチャー主体型の強みとは?

今回紹介した形は呪文の手札交換カードを主体に構築したものでした。最後にクリーチャーを多く採用する形について差別点を説明したいと思います。

具体的なデッキレシピはこちらになります。


見ての通り多色カードの枚数が多くなっています。この点はデメリットと言えるでしょう。

ただし、序盤からクリーチャーを展開していける構築なため、例えば【ジョー星ゼロルピア】に対してはカード除去で相手の《希望のジョー星》をどかしながら小型クリーチャーで攻撃していく、というようなプレイを取ることが出来ます。

また、序盤からクリーチャーを並べていくため、《∞龍 ゲンムエンペラー》をムゲンクライム4で出すことも狙うことが出来ます。

そのため、サンプルリストでは4枚採用しています。

このように、狙うコンボは同じでも動き方が変わってきます。

自分はよりコンボが決まりやすいことに重きを置いて呪文型にしましたが、クリーチャー型にしてムゲンクライムを多く採用するというようなアプローチも可能でしょう。

おわりに

いかがだったでしょう。今回自分がサンプルリストとして挙げているものはオリジナル環境を想定して構築したものですが、そのままアドバンス環境で使うことも出来ます。

今のアドバンス環境を戦い抜くにはやや安定感に欠けるかもしれませんが、デッキの性質上、「今なら勝てる」という時期がいつか来るでしょう。

勿論オリジナルではこのまま使ってかなり強いデッキです。

是非新時代の【墓地退化】を、ひいてはデュエルマスターズの新ルールを体感してください!

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