【2024年版】デアリジャガイストの回し方と必勝テクニック【オリジナル/アビス/ジャガイスト】

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【2024年版】デアリジャガイストの回し方と必勝テクニック【オリジナル/アビス/ジャガイスト】

はじめに

こんにちは。

しおじです。

今回はDMGP2023 2ndでベスト4に入賞していた注目デッキ【デアリジャガイスト】を解説していきます。

環境デッキとして注目されている【黒緑アビス】よりも1色多いこのデッキはどのような動きをするのでしょうか...

目次

【デアリジャガイスト】特徴

流行っている【黒緑アビス】とは違い、火文明のカードである《百鬼の邪王門》、《鬼寄せの術》、《「必然」の頂 リュウセイ/「オレの勝利だオフコース!」》を採用したことにより、受け札の採用とメタクリーチャーの除去が可能になっています。

また、【黒緑アビス】のようにメクレイドをしていくのではなくリソースを伸ばすカードを出してゆっくりコントロールしていくのが基本的な戦法になっています。

【デアリジャガイスト】の特徴は大きく3つあります。

1つ目 ネチネチコントロール

【黒緑アビス】と違いマナブーストをしなくても《鬼寄せの術》があればリソースを伸ばすクリーチャーを早出し出来るので手札を切らすことがありません。

メクレイドも余裕があるときやどうしようもない時にしか基本的には使わないので、無難に無難にゆっくりゆっくりコントロールしていきます。

初心者でリソース管理が苦手な人にはとても厄介です。

2つ目 受け札

【黒緑アビス】ではG・ストライクと《ア:グンテ》のようなシールドに無ければならない受け札しか採用出来ませんでした。

しかし、【デアリジャガイスト】は《百鬼の邪王門》の採用により受け札を手札に持って構えることが可能になりました。

相手ターン中の《邪幽 ジャガイスト》でカウンターを決めることも可能です。

3つ目 メタクリーチャー除去

環境デッキの中で最も注目されているのはなんと言っても【アナカラージャオウガ】です。

【アナカラージャオウガ】はクリーチャーを展開することが多くメタクリーチャーを複数立てて打点を溜めてフィニッシュをしてきます。

そんな【アナカラージャオウガ】の盤面を1枚で崩壊させられるのが《「必然」の頂リュウセイ/「オレの勝利だオフコース!」》です。

このカード1枚で相手の盤面を崩壊させたり、このカードを見せることで充分でない打点で攻撃させて《百鬼の邪王門》でカウンターしたりすることが出来ます。

【デアリジャガイスト】サンプルリスト

DMGP2023 2ndの入賞リストをそのまま使って解説していきます。


採用カード解説

コンセプトカード

《鬼寄せの術》

【 呪文 】 
種族 鬼札王国 / 文明 闇/火 / コスト2 

■自分のシールドを1つ選び、手札に戻す。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
■このターン、次に召喚する自分の闇または火のクリーチャーの召喚コストを最大4少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にならない。 

《謀遠 テレスコ=テレス》や《フットレス=トレース/「力が欲しいか?」》を早出しして相手のリソースを刈り取ったり、自分のリソースを伸ばしたりするのが主な役割です。

《フットレス=トレース/「力が欲しいか?」》で回収して再度使用出来る点も強力。

シールドのカードを手札に加えているので手札の枚数は変わらず、リソースを伸ばすカードを出しているのでどんどん手札が増えていきます。

受け札が《百鬼の邪王門》なのでシールドを回収する効果もデメリットにはなりません。

《百鬼の邪王門》

【 呪文 】 
種族 鬼札王国 / 文明 闇/火 / コスト6 

■鬼エンド:クリーチャーが攻撃する時、シールドが1つもないプレイヤーがいて、自分のマナゾーンに闇のカードと火のカードがそれぞれ1枚以上あれば、この呪文を自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。
■自分の山札の上から4枚を墓地に置く。その中から、闇または火のコスト6以下の進化ではないクリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出す。その後、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その2体をバトルさせる。 

赤黒の入るデッキではお馴染みのカード。

相手ターン中に《邪幽 ジャガイスト》を捲ると大量展開からのカウンターも可能。

攻め札としても受け札としても使えるのでガンガン手札に抱えましょう。

信眼!ジェンゲガーvs.シェケダン

【 クリーチャー 】 
種族 アビスロイヤル / メカ・デル・ディネロ / 文明 闇 / パワー3000 / コスト5 

■このクリーチャーが出た時、自分のシールドを1つ手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
■自分のシールドゾーンのカードが離れた時、カードを1枚、自分の墓地から手札に戻してもよい。

このカードもリソースを伸ばすクリーチャー。

《鬼寄せの術》でシールドから手札に加えるだけで墓地回収が出来、それだけで手札が増えていきます。

使えばよく分かる隠れリソースカードです。

《「必然」の頂リュウセイ/「オレの勝利だオフコース!」》

【 ツインパクトカード 】 
種族 レッド・コマンド・ドラゴン / ジャイアント・ハンター / ゼニス / ジャイアント・スキル  / 文明 火 / パワー12000 / コスト10 

種族:レッド・コマンド・ドラゴン/ジャイアント・ハンター/ゼニス
■G・ストライク
■T・ブレイカー
■自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
■各ターンに一度、自分がゲームに負ける時、かわりに自分のハンターを1つ破壊してもよい。

────────────呪文────────────
カード名:「オレの勝利だオフコース!」
文明:火
コスト:6マナ
種族:ジャイアント・スキル
■相手のクリーチャー1体につき、この呪文を唱えるコストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■パワー4000以下のクリーチャーをすべて破壊する。

主に呪文面を使用します。

環境で最も多い【アナカラージャオウガ】のメタとして採用されています。

【アナカラージャオウガ】はクリーチャーを展開して、《CRYMAX ジャオウガ》を投げて攻撃します。

《百鬼の邪王門》のケアの為に多面展開をして打点を貯めるとこのカードが裏目になり、中途半端な打点で攻撃すると《百鬼の邪王門》が裏目になります。


採用候補カード

《一王二命三眼槍》

【 クリーチャー 】 
種族 デモニオ / 鬼札王国 / 文明 闇/火 / パワー6000 / コスト5 

■自分がゲームに負ける時または相手がゲームに勝つ時、これが相手のターンで、自分のマナゾーンに闇のカードと火のカードがそれぞれ1枚以上あれば、かわりに自分の手札にあるこのカードを相手に見せ、山札の下に置いてもよい。
■スピードアタッカー 
■W・ブレイカー
■鬼エンド:このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、シールドが1つもないプレイヤーがいれば、自分の山札の一番下のカードを墓地に置く。それがコスト5以下のクリーチャーなら、バトルゾーンに出してもよい。 

敗北回避。

デュエルマスターズで今1番使われてる敗北回避カードです。

スピードアタッカー持ちで鬼エンドで山札の下からクリーチャーを出せるので受け札だけじゃなくアタッカーにもなります。

受け札が少ないと感じた時には採用をオススメします。

《魔天降臨》

(殿堂カード) 【 呪文 】 
文明 闇 / パワー- / コスト6 

S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい) 
各プレイヤーは自分自身のマナゾーンにあるカードをすべてそれぞれの手札に戻し、同時に、自分自身の手札をすべてタップしてそれぞれのマナゾーンに置く。

フィニッシャーでとても珍しい、手札とマナのカードを交換する呪文。

手札を刈り取った後に唱えれば、相手のマナはスッカラカンになります。

マナを使わなければ基本的にカードを使えないデュエルマスターズにおいてマナが無くなることは致命的です。

《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》

【 クリーチャー 】 
種族 アビスロイヤル / 文明 闇 / パワー4000 / コスト4 

■スレイヤー
■このクリーチャーが出た時、相手の手札を見てクリーチャーを1体選び、捨てさせる。
■シビルカウント3:このクリーチャーが攻撃する時、自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードが合計3つ以上あれば、相手の墓地にあるカードを1枚選んでもよい。そのカードの、出た時にトリガーする能力を、自分が1つ使ってもよい。その後、相手はそのカードを山札の下に置く。

クリーチャーのみピーピングハンデス。

序盤はそれで相手の有効札をピンポイントに抜いてテンポをとることが出来ます。

このクリーチャーが真価を発揮するのはシビルカウント3を達成したときです。

攻撃時に相手の墓地のクリーチャーをボトム送りにすることでそのクリーチャーの登場時能力をパクります。

環境内では【アナカラージャオウガ】の《飛翔龍 5000VT》をパクって相手の盤面を飛ばすなんてことも可能。

《飛翔龍 5000VT》が入ってるデッキのほとんどが《飛翔龍 5000VT》が刺さるので今の環境では強力です。

回し方

序盤は《フットレス=トレース/「力が欲しいか?」》や《謀遠 テレスコ=テレス》などのクリーチャーを早出しし、リソースを伸ばします。

中盤は伸ばしたリソースで相手の盤面を除去したり自分の盤面をつくったりして攻撃の為の準備をします。

理想的な詰め方はクリーチャーで1枚だけシールドをブレイク。

その後、《謀遠 テレスコ=テレス》でシールドブレイクで増えた手札をハンデスを繰り返すものです。

このデッキは基本的にはコントロールデッキなので環境デッキの理解が重要です。

相手がすることや出来ることが分からなければ対応することが出来ません。

ですので、環境デッキを一通り回してみるのをオススメします。

おわりに

いかがだったでしょうか。今回の記事の内容をまとめると、

● ネチネチコントロール

●攻めにも使える受け札

● 多面展開を1枚で簡単除去

マナ置き次第で【黒緑アビス】に擬態して相手を惑わせられるのが、このデッキの隠れた強みです。

自分の練習次第でいろんな環境デッキを狩れる可能性のあるこのデッキ。

ネチネチコントロールやリソース管理が好きな方は是非組んでみてはいかがでしょうか。


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