皆様こんにちは、たけじょーです。
いよいよ始まりました、王道W第一弾「邪神vs邪神」のプレビュー公開! 発売前のこのワクワク、たまりませんね。
とはいえ連日途切れることなく情報が来るものですから、時事ネタ担当としてはネタに困らなくて嬉しいような、常に尻に火が付いた状態のような……
そんな贅沢な悩みを開陳したところで、今回は時事ネタの王道・「新カード情報」!発表済みのカードをいくつかピックアップし、考察していきたいと思います。
コロコロで先行公開されていた《堕チシ八叉ノ蛇神》《魔誕の穿将ベリュガデス》《~邪眼帝~》についてはこちらの記事で考察済みですので、併せてチェック! 《~邪眼帝~》 、ちゃんと強かった。
目次
ポジション奪取!妖精サイクル
デュエマおじさん驚愕のニュースが飛び込んでまいりました。《一撃奪取》サイクルの上位互換、《Re:奪取》にまさかの更なる上位互換が誕生です。





それがこちらの5枚、《奇跡妖精》サイクル。自身の文明に加えて友好色のクリーチャーも軽減でき、さらにそのタイミングはターン中任意で1回。加えてパワーが3000まで跳ね上がっています。
《一撃奪取》は各ターンに初めて出す自身と同じ文明のクリーチャーのコストを1減らすサイクル。2013年(……12年前⁉)に拡張パック「レイジVSゴッド」にて登場して以来、数多くのデッキで初動を務めた名クリーチャー達です。
《Re:奪取》はそこにG・ストライクとレクスターズが加わったもの。こちらは2021年「禁断龍VS禁断竜」にて登場したアップデート版です。
この時代になると大々的な活躍は多くなく、【闇単アビス】への《Re:奪取 ブラッドレイン》採用程度に留まっていましたが……それ故にでしょうか、かなりの強化を受けての再登場となりました。
軽減タイミングの融通の利かなさが解消されたほか、パワーの上昇によって「出したけど何もせず退場」のあるあるに幾分抗えるように。勿論G・ストライクも据え置きで搭載されています。
そして、なんといっても軽減対象の増加が強烈。 《一撃奪取》《Re:奪取》 は単色デッキで活躍するカードでしたが、今度は2色・3色デッキもなんのその。多色デッキ特有のマナタップイン問題に、軽減で抗うなんてことも可能になるはず!
勿論G-NEO進化の種にしたってOK、多色基盤のギアを1段階上げる要注目の5枚です。 お手持ちの《Re:奪取》入りデッキを見直す良い機会かも。
スチーム・ナイト~呪文はいずこ~
続いて光水闇のスチーム・ナイト!呪文に長ける従来のナイトとは異なり、より純粋にコントロール戦略全般を眼差している印象です。


《~啓示ある天騎士~》はシールド追加に加えて超魂Xでトリガー付与と、防御に特化した1枚。進化後も能力が引き継がれるため、気軽に進化元としても運用できるのがストレスフリーで良い感じ。
《~不死の黄司祭~》はバウンス&ハンデスに加え、手札を捨てさせると相手のクリーチャーをタップ。《冥土人形ヴァミリア・バレル》や≪修羅の死神フミシュナ≫と組み合わせ、令和に【光水闇ハンデス】を再興できそうな強烈な1枚です。
……と、《~邪眼帝~》も含めここまではコントロールっぽいやつらが続いたのですが、なんか毛色の違うカードが1枚。

需要が高まっていく
《~西方より来る激流の竜騎公~》です。
めーっちゃハイスペック。「蒼い《“龍装”チュリス》」「令和の《プラチナ・ワルスラS》」「踏み倒しまでやる《マニフェスト <リーlazy>》」など、さっそくさまざまなあだ名が付けられているそうな。リーlazy>
進化として出せば3コストで着地しつつ、まずは3ドローして山札上に1枚セット。相手の攻撃に反応してデッキトップを確認し、自分の手札の枚数以下なら実行できる……《ウィリデ・ゴル・ゲルス》を彷彿とさせる、牽制と展開を兼ねたテキストになっています。
この文句なく有用な能力に加え、攻めに使えば《プラチナ・ワルスラS》相当のビートダウン性能を発揮。≪音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ≫や《時の法皇 ミラダンテXII》へのチェンジまで可能と、器用万能を地で行っています。
いろいろ出来すぎて使い道が悩ましいところですが、個人的には【水自然レクスターズ】みたいな変則ビートダウンに挑戦してみたいところ。サーチ力を落とした分、さらに強気な盤面勝負が出来そうです。
ゴルファン財団、ビッグに創設
なにかと話題なゴルファンタジスタは光水自然で参戦!《竜社長 ゴルファウンデーション》のおなーりー。

登場時の3ドローで増やした手札から、攻撃時に光・水・自然の5コスト以下クリーチャーを1体ずつ射出!あいも変わらずの剛腕ぶりを発揮してくれそうです。
使い道は当然【ジャイアント】……というのも悪くなさそうですが、文明とコスト以外に縛りがないのでもっと視野を広げて考えてみてもいいのかも。同時に3体も踏み倒せるとなると、予期せぬコンボが編み出せそうです。
進化クリーチャーを踏み倒せる《王来英雄 モモキングRX》・《魔光神官ルドルフ・アルカディア》あたりと組ませて連鎖的な展開を狙ってみたりとか、どうでしょう。ただただ強いカードを出しまくるだけでも十分な脅威になりそう。
あとはこれだけド派手に踏み倒せるのなら、頑張ればループとかもできちゃいそうですよね。《パラディソ・シエル》とか《叡智の聖騎士 スクアーロ/エナジー・ライト》とか、なんか怪しい奴らもいることですし。

そして、取り巻きのジャイアント達も続投する様子。《ソウルスカーレット アカネ》はエレメント除去とマナ召喚を兼ねたS・トリガー!圧倒的令和スペックを見せつける1枚です。
まず受け札として申し分のない単体除去を放ちつつ、コイツが場に残ってターンが返ってこようものならさあ大変。マナ召喚で選択肢を大幅に増強してのカウンターが可能になります。
しかもコスト5のジャイアントですから、各種チェンジにもしっかり対応。こちらは【ジャイアント】の強化パーツとしてすんなり採用されていくんじゃないでしょうか。
……まーた使われそうな《アカネ》が増えたので、カバレージを書く身としてはややヒヤッとしていたり。対戦ログをメモする時の見間違えも怖いし、とっさの書き分けミスると爆発するんですよね……
今度のアビスはジャジーにビート
新たなアビスは火水闇!既に自然文明に参入し、種族・ヴェールアビスを生み出しているアビスですが、今回は火のルージュアビスと水のアズールアビスが顔見せとなりました。
実は私、以前のこの記事で名前を予想。見事的中となりました。わーい。「フランス語で色の名前+アビス」って命名規則みたいです。とすると光が来たらブランシュアビスか……


それはさておき、《ヴォルカ=グルーカ》はバトル除去トリガーかつ超魂Xでバトル中のパワー増加。クセなく使いやすい1枚です。あと《紅唱龍マグマイッピツ》は泣いていい。
《トルネド=ネード》もトリガー獣、出たときに1枚手札交換と1体バウンスを放ち、超魂Xで呪文から選ばれない!
《アクア・サーファー》が泣いてる……のは結構前からですが、この呪文で触れないってのはかなりスゴイ。超魂Xで共有できるので、「呪文で触れない&もう1回除去しないと離れない」がわりと簡単に生まれてしまいます。

で、これらと合わせて使っていくことになるのが《至高の魂 アビスベル=ジャシン帝》に加えてこのカード。《邪龍 ジャジーブラッド》です。
《邪龍 ジャブラッド》派生もこれにて3種類目。《邪魂龍 ジャビビルブラッド》では2ツ首だったところ、さらに進化して三頭龍と化しています。進化したよ!ってわかりやすいのが素敵。
墓地肥やし&回収に除去までついて、おまけにG-NEOなら味方全体にスピードアタッカーとアンブロッカブル付与するW・ブレイカー!テキスト読み上げてるだけですが、誇張抜きで何から何までこなしてくれます。

これら4コスト以下のアビスを《至高の魂 アビスベル=ジャシン帝》と組み合わせ、状況に合わせて繰り出していく……というのが今期のアビス戦略となるのでしょう。
その中でもキーになりそうなのが《ジャジーブラッド》。横並びさせて後続を探してもよし、展開しきったところで進化させて一気に攻め込むもよしと、このカードが攻防両面でのカギになってきそうな予感。
特に攻め性能には目を見張るものがあり、スピードアタッカーによる瞬発力はもちろん、【ヘブンズ・ゲート】のブロッカー軍団をかいくぐるなど貫通力も一級品。
【闇単アビス】【闇自然アビス】との差別化ができるか注目されていた【火水闇アビス】ですが、G-NEOと超魂Xを絡めた中速クリーチャーデッキとしてしっかりと確立されてきそう。主人公の名に偽りなしです。
まとめ
- 妖精サイクル、令和の新定番になりえるか
- 各勢力新カード、どれもこれも強そう
- 残るカードは次回更新で!追いつかないんじゃ~!
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次回は新カードレビュー後編!ASAP更新で参ります!