目次
はじめに
どうもこんにちは、ターンUです。
突然だが、トレカライターコロシアムというのは、人気度を基準にしてその順位を決めるシステムであるのはご存じだろうか? そう、高い順位になるためには皆さんに読まれ、なおかつ面白い、もしくはタメになる記事を書かなければならないのだ。しかし、私が今まで書いてきた記事はどうだっただろうか?
初めはクローラーという謎の蟲についての解説。次は《星神器デミウルギア》を使った世界の滅ぼし方。はっきり言って万人受けするとは言い難いものである。
そのため、今回はまじめに遊戯王ストーリーを考察して露骨な人気度稼ぎ皆さんに楽しい読み物を提供できればいいと思う。
《ジェムナイト・クリスタ》って誰?
通常モンスター
星7/地属性/岩石族/攻2450/守1950
クリスタルパワーを最適化し、戦闘力に変えて戦うジェムナイトの上級戦士。 その高い攻撃力で敵を圧倒するぞ。 しかし、その最適化には限界を感じる事も多く、仲間たちとの結束を大切にしている。
早速だが、今回の記事の主役《ジェムナイト・クリスタ》君を紹介させていた抱く。彼はジェムナイトの中のリーダー格の存在であり、様々な存在と融合して戦ったり、闇落ちしたり、復活したり、竜になったりととにかく波乱万丈な人生を送っている。
これらすべてが元は《ジェムナイト・クリスタ》だというのだから驚きである。まさにDT世界の主人公といっても過言ではないだろう。
DT世界のゴタゴタについては、すでに多くの記事で解説されているためそちらを見てもらうとしてそんな主人公、《ジェムナイト・クリスタ》が最終的にどうなったかというと、端的に言えば光の中へと消えた。
光の向こうでは、ストーリー中で死亡した《リチュア・ナタリア》や《リチュア・ノエリア》、《ジェムナイト・パール》が出迎えに来ており、《ジェムナイト・クリスタ》も死亡したと思われていた。しかし、実は近年それを否定するようなカードが発表されていたのだ。
え? 僕また何かやっちゃいました?
リンク・効果モンスター
リンク2/地属性/岩石族/攻1450
【リンクマーカー:左下/右下】 「ジェム」モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。 デッキから「ジェムナイト」カード1枚を手札に加える。 (2):1000LPを払って発動できる。 自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、 「ジェムナイト」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターをデッキに戻し、 その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン直接攻撃できない。
それがこちらのカードである。新マスタールールになり今までの動きを封じられたジェムナイトたちの救世主なのだが、注目すべきはその絵である。
背中にセフィラ由来と思われる翼があるが、明らかに《ジェムナイト・クリスタ》が鎧をまとっている、もしくはキャストオフしている最中を表している。いやお前ら中身あったんかーいという突っ込みは置いておいて、少なくともDT世界の出来事においてこのような絵が出来上がる場面はない。つまり、《ジェムナイト・クリスタ》が光の中に消えた後の出来事であるのではないか? という疑惑が発生するのだ。
この説には、もう一つ根拠がある。それは、《竜剣士ラスターP》の存在である。
ペンデュラム・チューナー・効果モンスター
星4/光属性/ドラゴン族/攻1850/守 0
【Pスケール:青5/赤5】
(1):1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンにカードが存在する場合に発動できる。 そのカードを破壊し、そのカードの同名カード1枚をデッキから手札に加える。 【モンスター効果】 このカードを素材として、「竜剣士」モンスター以外の 融合・S・Xモンスターを特殊召喚する事はできない。
彼は竜剣士の物語の主人公であり、一見DT世界の住人である《ジェムナイト・クリスタ》とは関係ないように見える。しかし、髪の色と質感を見てほしい。まったく同じように見えるのはただの偶然だろうか? よくよく見ると、鎧のデザインも似ているように見える。
また、このカードでは彼の進化を遂げた姿《竜剣士マスターP》の素顔を見ることができる。発表当時は《竜魔王ベクターP》と同じ顔をしていると話題になったが、《ジェムナイト・ファントムルーツ》の顔にも似ているように見えないだろうか? そういえば、《ジェムナイト・クリスタ》は《智天の神星龍》などで闇と光二つの力を手に入れている。また、《竜魔王ベクターP》の魔力の源泉はこの次元のものではないと噂されているらしい。
これらから導き出される結論。それは
《ジェムナイト・クリスタ》は竜剣士として異世界転生を果たしたのではないか?説である。
彼はどのように転生したのか?
しかし、少し待ってほしい。いくら《ジェムナイト・クリスタ》と《竜剣士ラスターP》が似ているといっても、他人の空似ということもあるのではないだろうか? 同一人物というからには、一体どのように別世界に移動したのかも突き止めなければならない。
これは非常に難しい問題だ。ジェムナイトにもセフィラにも《ジェムナイト・クリスタ》の世界移動を可能にするようなものはどこにも…
いた。
そう、メタファイズである。こちらも一見《ジェムナイト・クリスタ》とは関係がなさそうに見えるが、もちろんそんなことはない。よく画像を見てほしい。
まず、《メタファイズ・エグゼキューター》の見た目。どことなく大木に見えないだろうか? 下半身は植物の張り巡らされた根のようにも見える。
また、竜のようになっている腕も注目してほしい。まるで一つ目にも見える部分、よく見ると竜星のマークのようなものがあることが確認できる。
さて、皆さんもうお分かりだろうか? 竜星の力を得ている大木…。そう、神星樹である。
つまり、この《メタファイズ・エグゼキューター》は神星樹が何らかの力で変質した存在であり、彼こそが《ジェムナイト・クリスタ》を別世界へと送り込んだ執行者なのではないだろうか?
で、結局どこ行ったの?
わからん!!
それが最終的な私の結論である。
…だって竜剣士の物語結局どうなったかわからないからしょうがない。《真竜皇V.F.D.》を倒せたかどうかすらわかる材料がないため、現在彼が何をしているのかは闇に包まれている。
しかし、一つ言えることがある。
《メタファイズ・エグゼキューター》の下部の球体、これは《星神器デミウルギア》に非常にそっくりなのである。つまり、DT世界と竜剣士世界と星遺物世界三つは平行世界なのではないかという推測が成り立つ。《ジェムナイト・クリスタ》が星遺物の世界にやってくる日も近いのかもしれない―。
さいごに
最後に、我々調査隊が約3分にも及ぶ研究の末発見したアナグラムでこの説を決定的なものにして終わりたいと思う。
《ジェムナイト・クリスタ》《星神器デミウルギア》《暗遷士 カンゴルゴーム》《ジェムナイト・ファントムルーツ》
これら4枚のカードからある一定の法則にのっとり文字を抽出、並べ替えると…?
イ セ カ イ
異世界
なんだこれは、たまげたなぁ…。
以上、読んでいただきありがとうございました。
(これらはあくまで推測のため、間違っていたとしても一切責任は負いません)