【遊戯王】遊戯王史上最悪の環境? 征竜って知ってる?【対戦ありがとうございました~対あり~】

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【遊戯王】遊戯王史上最悪の環境? 征竜って知ってる?【対戦ありがとうございました~対あり~】

目次

【征竜】ってなに?

どうも、ひうごです。

2013年2月16日

この日、伝説が始まった。

LORD OF THE TACHYON GALAXY発売

パッケージイラストは《No.107 銀河眼の時空竜》

そのパックに収録された「とある竜たち」に遊戯王の環境は大きな影響を受けることになる。

そう、【征竜】である。

炎、風、水、地の四属性の強化として発表されたこのカード群。

気づけば出張デッキパーツとしてではなく、この【征竜】のみを主軸とするデッキが開発され、いつしか環境は【征竜】だらけに……。

当時のプレイヤーは何度倒しても墓地から湧いてくるこのモンスターに恐怖を覚えただろう。

下級征竜モンスター、並びに最上級征竜モンスターの全8種類がリミットレギュレーションにより禁止カードを経験するという前代未聞のカード群なのである。

今回はこの【征竜】についてと、それを使った※ゲートボールである【征竜ミラー】について紹介していこうと思う。

※ゲートボール……遊戯王を過去のリミットレギュレーションやルールで行うこと。現在の禁止カードなども使えたりする。古参プレイヤーを年配の方に見立て、年配の方がするイメージの強いゲームであるゲートボールからその名がつけられたという。

【征竜】たち

下級征竜は共通効果としてそれぞれの属性の最上級征竜をデッキから特殊召喚する効果を持っており、下級征竜で出された最上級征竜はこのターンは攻撃することができない

最上級征竜は攻守の合計が4600になっている。

また、最上級征竜は共通の効果として以下の四つの効果を持っている。

  • 手札から同じ属性のモンスターとともに墓地へ捨てて発動できる固有効果。
  • ドラゴン族か同じ属性のモンスターを自分の手札・墓地から2体除外して発動できる、自身を手札・墓地から特殊召喚する効果。
  • 自身が特殊召喚されている場合に相手エンドフェイズに発動する自身を手札に戻す効果
  • 自身が除外された場合に発動できる、デッキから自身と同じ属性のドラゴン族モンスター1体を手札に加える効果。

《焔征竜-ブラスター/Blaster, Dragon Ruler of Infernos》

《焔征竜-ブラスター/Blaster, Dragon Ruler of Infernos》

効果モンスター(禁止カード)
星7/炎属性/ドラゴン族/攻2800/守1800
自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族または炎属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。このカードを手札・墓地から特殊召喚する。特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。また、このカードと炎属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。このカードが除外された場合、デッキからドラゴン族・炎属性モンスター1体を手札に加える事ができる。「焔征竜-ブラスター」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

出典:遊戯王OCGデュエルモンスターズ

最上級征竜の中で一番攻撃力が高く、アタッカーとして優秀なのがこの《焔征竜-ブラスター》

当時は攻撃力2800がいわゆる「攻撃力が高い」とされるラインであり、後述の《クリムゾン・ブレーダー》にも相打ちをとれる。

手札から捨てる固有効果はフィールドのカードを一枚破壊するというシンプルかつ強い効果。

相手の虚無空間に対する回答にもなるなど、とても頼りになる効果である。

最上級征竜が準制限時代には自身が除外された時の効果によって《ガード・オブ・フレムベル》をサーチする動きもあった。

《嵐征竜-テンペスト/Tempest, Dragon Ruler of Storms》

《嵐征竜-テンペスト/Tempest, Dragon Ruler of Storms》

効果モンスター(制限カード)
星7/風属性/ドラゴン族/攻2400/守2200
このカード名の(1)~(4)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。(1):手札からこのカードと風属性モンスター1体を墓地へ捨てて発動できる。デッキからドラゴン族モンスター1体を手札に加える。(2):ドラゴン族か風属性のモンスターを自分の手札・墓地から2体除外して発動できる。このカードを手札・墓地から特殊召喚する。(3):このカードが特殊召喚されている場合、相手エンドフェイズに発動する。このカードを手札に戻す。(4):このカードが除外された場合に発動できる。デッキからドラゴン族・風属性モンスター1体を手札に加える。

出典:遊戯王OCGデュエルモンスターズ

去年の10月に制限カードとして復活を果たし、 現代遊戯王においても現在環境デッキである【ドラゴンリンク】に採用されているこの 《嵐征竜-テンペスト》は読者の方の記憶にも新しいカードだろう。

当然ではあるが、現在新テキストの存在する征竜は 《嵐征竜-テンペスト》のみである。

手札から捨てる固有効果は最上級征竜の中でも一番使いやすく、ドラゴン族なら縛りなしでサーチすることができるため、最上級征竜、下級征竜はもちろん《光と闇の竜》を手札に加えるのにも使える。

また、自身を特殊召喚する際のコストとして、征竜では必ずと言っていいほど使われる《幻獣機ドラゴサック》を使用できるのも評価できる。

自身が除外された時の効果では、《デブリ・ドラゴン》《ドラグニティ-コルセスカ》といった優秀なチューナーモンスターをサーチすることができ、効果面では非の打ちどころのない性能である。

しかし、攻撃力2400、守備力2200という微妙なステータスのため、自身の効果や《風征竜-ライトニング》から特殊召喚する際には《増殖するG》に気を付けたい。

《増殖するG》を発動されるとそこで止まれば《クリムゾン・ブレーダー》の餌食に、止まらず動いて征竜をもう一体特殊召喚、続けてドラゴサックを特殊召喚、幻獣機トークンを特殊召喚までいけば合計4ドローを許してしまう。

《巌征竜-レドックス/Redox, Dragon Ruler of Boulders》

《巌征竜-レドックス/Redox, Dragon Ruler of Boulders》

効果モンスター(禁止カード)
星7/地属性/ドラゴン族/攻1600/守3000
自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族または地属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。このカードを手札・墓地から特殊召喚する。特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。また、このカードと地属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、自分の墓地のモンスター1体を選択して特殊召喚する。このカードが除外された場合、デッキからドラゴン族・地属性モンスター1体を手札に加える事ができる。「巌征竜-レドックス」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

出典:遊戯王OCGデュエルモンスターズ

守備力が3000と非常に高く、征竜のメインギミックのみで戦闘によって突破できるのは《星態龍》くらいだろうか。

そのため、先行で《巌征竜-レドックス》一体のみを守備表示で立てておくだけでノーダメージでターンが返ってくる確率は高い。

ただし盤面が《巌征竜-レドックス》のみだと、相手の手札によってはワンキルパターンが存在するため注意が必要である。

手札から捨てる固有効果は所謂自分の墓地専用の《死者蘇生》効果である。

余った《増殖するG》などをコストに使い終わった《エフェクト・ヴェーラー》や墓地へ送られてしまったエクストラデッキのモンスターなどを蘇生することができる。

最上級征竜が準制限時代には自身が除外された時の効果によって《幻木龍》をサーチする動きもあった。

《瀑征竜-タイダル/Tidal, Dragon Ruler of Waterfalls》

《瀑征竜-タイダル/Tidal, Dragon Ruler of Waterfalls》

効果モンスター(禁止カード)
星7/水属性/ドラゴン族/攻2600/守2000
自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族または水属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。このカードを手札・墓地から特殊召喚する。特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。また、このカードと水属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、デッキからモンスター1体を墓地へ送る。このカードが除外された場合、デッキからドラゴン族・水属性モンスター1体を手札に加える事ができる。「瀑征竜-タイダル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

出典:遊戯王OCGデュエルモンスターズ

攻撃力2600、守備力2000と、 《嵐征竜-テンペスト》 ほどではないもののやはりすこし頼りないステータスである。

手札から捨てる固有効果の方は、《おろかな埋葬》と同じ効果である。

この効果で《エクリプス・ワイバーン》を墓地に送り、効果によって光属性または闇属性のドラゴン族・レベル7以上のモンスター1体(ほとんどの場合は《光と闇の竜》)を除外し、他の征竜のコストとして《エクリプス・ワイバーン》を除外し、先ほど除外したドラゴンを手札に持ってくることができる。

《瀑征竜-タイダル》は【海皇】デッキで使われていたイメージの方が強いのではなかろうか。

最上級征竜が準制限時代には自身が除外された時の効果によって《幻水龍》をサーチする動きもあった。

全盛期征竜たちを支えたカード

《超再生能力/Super Rejuvenation》

《超再生能力/Super Rejuvenation》

速攻魔法
(1):このカードを発動したターンのエンドフェイズに、このターン自分の手札から捨てられたドラゴン族モンスター、及びこのターン自分の手札・フィールドからリリースされたドラゴン族モンスターの数だけ、自分はデッキからドローする。

出典:遊戯王OCGデュエルモンスターズ

【征竜】デッキに採用されているカードの中でもひときわ目立つパワーカード

下級征竜の効果を二回使うだけでエンドフェイズに四枚カードをドローできる

マジでアホである。

このカード一枚で大きくアドバンテージ差をつけられ、そのまま勝敗が決することもある。

さらに恐ろしいのは、《超再生能力》が速攻魔法であるという点だ。

どういうことかというと、《超再生能力》で引いた《超再生能力》をそのまま発動できるのである。

四枚ドローのうち一枚が《超再生能力》だった場合、発動すればもう四枚ドローできて計7枚のドローが可能ということだ。

無論、 《超再生能力》で引いた《超再生能力》で引いた《超再生能力》もそのまま発動できる。

【征竜】は現代遊戯王もびっくりなくらいに召喚権を使わないデッキであるため、ドラゴン族二体をリリースして最上級征竜をアドバンス召喚すればもう二体分のドローを稼ぐこともできる

《封印の黄金櫃/Gold Sarcophagus》

《封印の黄金櫃/Gold Sarcophagus》

通常魔法(制限カード)
(1):デッキからカード1枚を選んで除外する。このカードの発動後2回目の自分スタンバイフェイズに、この効果で除外したカードを手札に加える。

出典:遊戯王OCGデュエルモンスターズ

単純にアドバンテージ損がないこのカード。

デッキから任意の属性の最上級征竜を除外することによって、その効果を発動することができる。

たとえば、 《巌征竜-レドックス》 を除外し、《地征竜-リアクタン》をサーチすることで、その効果を発動し、デッキから 《巌征竜-レドックス》を特殊召喚することができる。

征竜の時代の遊戯王では、2ターン目以降もターンが重なることも多く、2ターン後にこのカードで除外したカードが手札に加わることも計算に入れて使用したい。

また、サーチ方法が《エクリプス・ワイバーン》《嵐征竜-テンペスト》等しかない 《光と闇の竜》 を除外することもできる。

《七星の宝刀/Sacred Sword of Seven Stars》

《七星の宝刀/Sacred Sword of Seven Stars》

通常魔法
「七星の宝刀」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札または自分フィールドの表側表示モンスターの中から、レベル7モンスター1体を除外して発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。

出典:遊戯王OCGデュエルモンスターズ

最上級征竜は皆レベル7で、かつ除外された場合に発動される効果があり、そして収録パックが同じという完全に意識した組み合わせなカード。

このカードと征竜の計二枚を消費して二枚ドロー、加えてコストとして除外した征竜の効果で一枚サーチ。

十分に強いのだが、しかし、しっかりとつけられているターン1制限と、除外した征竜は黄金櫃とは違って帰ってこない点に注意したい。

【征竜ミラー】について

実は征竜といってもひとくくりにはしにくい

なぜなら、その強靭なパワーがゆえに最上級征竜がすべて禁止になるまでの約一年間、姿かたちを変えながら環境に居座り続けたからだ。

今回は僕たちが良く遊んでいる【全盛期】を紹介していきたい。

所謂、【征竜】【魔導】【ヴェルズ】環境である。

世界大会の様子を見てもらえれば分かると思うが、強大なドラゴンとそれに立ち向かう魔法使いと坊主たち……。

とてもかっこいい

リミットレギュレーションは2013年3月制限マスタールール2に則ってこのゲームは進行する。

2013年3月制限はこちらをみてもらうとして、マスタールール2と現在のルールにおいておおきく違う点が3つほどある。

それは

  • エクストラモンスターゾーン無し
  • 先攻ドローあり
  • フィールドゾーンは二人で一つ

である。

細かいことを言えば、エンドフェイズの効果処理についてなどいろいろあるが、おおむねこれでゲームはできる。

特に先攻ドローは忘れやすいので注意しよう。

征竜ミラーの構築

今回紹介する征竜ミラーは友人であるちわわが考案したものをベースとしている。

カードプールのツイートをしていなかったのでこれで

一応本人が書いた征竜のブログも貼っておく。

他の記事も面白いものが沢山あるので読むことをお勧めする。

本人は当時のレアリティかつテキストをなるべく揃えたいという強いこだわりのもと、征竜をミラー分揃えていた。

そんな征竜ミラーのレシピがこれだ。

エクストラデッキとサイドデッキはシンクロとエクシーズで分けているだけなので気にしないでください。

詳しいデッキレシピはこちら

征竜ミラーといっても、メインデッキ40枚、エクストラデッキ15枚同じものを使うわけではない。

メイン60枚、エクストラ20枚から自分の好きなように選んでデッキを組むのである。

たとえば、メイン40枚にする人もいるし、中には60枚そのまま使う人もいた。

デッキメイクにはセンスと経験が光ってくるのだ。

でも使い方が……

そんなこと言われても、当時やってねーからわかんねーよ!

という方がいるかもしれない。

そんな方のために、使用用途が分かりづらいカードの使用方法やエクストラデッキの説明をここに書き記しておく。

詳しい使い方やトリッキーな使い方も書こうとも思ったが、あまり書きすぎるとカードの使い方を自分で考案する面白みがなくなってしまうと思ったため、少しだけ紹介していきたいと思う。

《速攻のかかし/Swift Scarecrow》と《威嚇する咆哮/Threatening Roar》

《速攻のかかし/Swift Scarecrow》

効果モンスター
星1/地属性/機械族/攻 0/守 0
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時にこのカードを手札から捨てて発動できる。その攻撃を無効にし、その後バトルフェイズを終了する。

出典:遊戯王OCGデュエルモンスターズ

一見ただの遅延にしか使えなさそうだが、このカードが光ってくるのは危機的状況である《クリムゾン・ブレーダー》 の効果を食らってしまった場合だ。

《クリムゾン・ブレーダー》の効果を一度食らってしまうと、次のターンから中途半端なステータスのモンスターを伏せるとまた《クリムゾン・ブレーダー》にやられてしまい……という負のスパイラルに陥ってしまう。

そんな時に《速攻のかかし》 があればノーガードでターンを渡してもまたターンが返ってき、再度体制を立て直すことが可能になるのだ。

しかし、このカードは最強というわけでもない。

《速攻のかかし》の効果であるバトルフェイズの強制終了は、攻撃がこの効果によって無効にならなければ適用されないのだ。

《速攻のかかし》の効果にチェーンされ《月の書》でその自分の攻撃モンスターを裏返せば、そのモンスターで攻撃はできなくなるもののバトルフェイズは続行されるのである。

しかし、この世にはどうあがいても攻撃宣言できなくなるカードも存在する。

それがこちら

《威嚇する咆哮/Threatening Roar》

通常罠
(1):このターン相手は攻撃宣言できない。

出典:遊戯王OCGデュエルモンスターズ

以前の記事でも紹介したことがあるこのカード。

征竜においては重要なカードとなる。

この二種類のカードの善し悪しをそれぞれ挙げると

《速攻のかかし》

  • 増殖するGで引いてそのまま使える。良
  • 伏せカードでないので意表をつける。良
  • レドックスのコストにできる。良
  • 《月の書》で躱される。悪

《威嚇する咆哮》

  • モンスターが自分フィールドにいても使える。良
  • 無効化する術がない。良
  • エンドフェイズに《サイクロン》で割られる可能性がある。悪

等になる。

どちらがいいか吟味して自分のデッキに投入したい。

《オベリスクの巨神兵/Obelisk the Tormentor》

《オベリスクの巨神兵/Obelisk the Tormentor》

効果モンスター
星10/神属性/幻神獣族/攻4000/守4000
このカードを通常召喚する場合、3体をリリースして召喚しなければならない。(1):このカードの召喚は無効化されない。(2):このカードの召喚成功時には、魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。(3):このカードは効果の対象にならない。(4):自分フィールドのモンスター2体をリリースして発動できる。相手フィールドのモンスターを全て破壊する。この効果を発動するターン、このカードは攻撃宣言できない。(5):このカードが特殊召喚されている場合、エンドフェイズに発動する。このカードを墓地へ送る。

出典:遊戯王OCGデュエルモンスターズ

決してネタカードとして入っているわけではない。

実際に当時このカードを投入している人もいた。

攻守ともに4000とあの《星態龍》も凌ぐパワー&パワー。

それに加え、対象に取られないという効果。

メインギミックから対処するのはなかなか難しい。

《幻獣機ドラゴサック》の効果により幻獣機トークンを出せばそれだけで召喚できてしまうので、召喚難易度は低め。

4000のパワーがあればゲームエンドに持っていくことも容易いだろう。

《幻獣機ドラゴサック/Mecha Phantom Beast Dracossack》

《幻獣機ドラゴサック/Mecha Phantom Beast Dracossack》

エクシーズ・効果モンスター
ランク7/風属性/機械族/攻2600/守2200
レベル7モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。自分フィールドに「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)2体を特殊召喚する。(2):自分フィールドにトークンが存在する限り、このカードは戦闘・効果では破壊されない。(3):1ターンに1度、自分フィールドの「幻獣機」モンスター1体をリリースし、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。

出典:遊戯王OCGデュエルモンスターズ

征竜とはどうしても切っても切り離せない関係なのが《幻獣機ドラゴサック》

先攻盤面でこの《幻獣機ドラゴサック》を立てておけばとりあえずワンキルはされず、このカードが盤面に残った場合は自身をリリースして効果を使うところから入れるので安全に相手のカードを除去できる。

また、トークン生成の(1)の効果を使わずに 《幻獣機ドラゴサック》 自身をコストに(3)の破壊効果を使えば《エフェクト・ヴェーラー》《禁じられた聖杯》をケアしながらカードを破壊できる。

風属性なので墓地に送られた後も《嵐征竜-テンペスト》の特殊召喚のコストとして機能する。

《No.11 ビッグ・アイ/Number 11: Big Eye》

《No.11 ビッグ・アイ/Number 11: Big Eye》

エクシーズ・効果モンスター
ランク7/闇属性/魔法使い族/攻2600/守2000
レベル7モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターのコントロールを得る。この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。

出典:遊戯王OCGデュエルモンスターズ

こちらも征竜とは切り離せない関係性のカード。

先ほどの破壊耐性を持った《幻獣機ドラゴサック》などを奪って使える。

効果を発動したのち、《エフェクト・ヴェーラー》 等でその効果が無効になっても攻撃はできないことに注意しよう。

また、使い終わった《No.11 ビッグ・アイ》は残しておくとさらに相手の《No.11 ビッグ・アイ》に奪われ……となるので、アドバンス召喚の素材にするなり《幻獣機ドラゴサック》で破壊するなりして処理はしっかりしておこう。

《水精鱗-ガイオアビス/Mermail Abyssgaios》

《水精鱗-ガイオアビス/Mermail Abyssgaios》

エクシーズ・効果モンスター
ランク7/水属性/水族/攻2800/守1600
エクシーズ素材を持っているこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、レベル5以上のモンスターは攻撃できない。また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。このカードの攻撃力よりも低い攻撃力を持つ相手フィールド上のモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。この効果は相手ターンでも発動できる。

出典:遊戯王OCGデュエルモンスターズ

《水精鱗-ガイオアビス》は攻守ともに優れたモンスター。

特に攻撃力2800ラインの出せるエクシーズモンスターはこの《水精鱗-ガイオアビス》 だけなので重宝していきたい。

《瀑征竜-タイダル》二体でしかエクストラデッキから出せないが、その分かなりの信頼度がある。

征竜ではほとんどの場合レベル5以上のモンスターで攻撃するため、強力なロックとなる。

反面、自分のレベル5以上のモンスターも攻撃することができないので注意しよう。

《アームズ・エイド/Armory Arm》

《アームズ・エイド/Armory Ar

シンクロ・効果モンスター
星4/光属性/機械族/攻1800/守1200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に装備カード扱いとしてモンスターに装備、または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚できる。この効果で装備カード扱いになっている場合のみ、装備モンスターの攻撃力は1000ポイントアップする。また、装備モンスターが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。

出典:遊戯王OCGデュエルモンスターズ

玄人好みの一枚。

攻撃力を1000上げる効果と、破壊したモンスターの攻撃力分のバーンダメージ相手に与える効果を持つ。

幻獣機トークンとレベル1チューナーでシンクロ召喚することができ、戦闘破壊しにくい相手の《星態龍》等を突破するのにも使える。

このカードは使い方次第で相手のライフを大幅に削ることもできるので、ぜひ考えてみてほしい。

《ブラック・ローズ・ドラゴン/Black Rose Dragon》

《ブラック・ローズ・ドラゴン/Black Rose Dragon》

シンクロ・効果モンスター
星7/炎属性/ドラゴン族/攻2400/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。フィールドのカードを全て破壊する。(2):1ターンに1度、自分の墓地から植物族モンスター1体を除外し、相手フィールドの守備表示モンスター1体を対象として発動できる。その相手の守備表示モンスターを表側攻撃表示にし、その攻撃力はターン終了時まで0になる。

出典:遊戯王OCGデュエルモンスターズ

《ブラック・ローズ・ドラゴン》はどこをとっても征竜と噛み合いがいいカード。

レベル7ドラゴン族シンクロモンスターなので、デブリドラゴンの効果により使い終わった《風征竜-ライトニング》を墓地から釣り上げてきてシンクロ召喚することができる。

また、幻獣機トークン二体レベル1チューナーでも出すことができ、非常に出しやすい。

そのうえ効果がわかりやすく強く、さらにもし効果を止められても他の征竜と合わせてランク7エクシーズを立てることができる。

《閃こう竜 スターダスト/Stardust Spark Dragon》

こう スターダスト/Stardust Spark Dragon》

シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して発動できる。選択したカードは、このターンに1度だけ戦闘及びカードの効果では破壊されない。この効果は相手ターンでも発動できる。

出典:遊戯王OCGデュエルモンスターズ

場合によってはとても頼りになるカード。

特に《虚無空間》とこのカードを立てれば相手にかなりの苦戦を強いることができる。

《クリムゾン・ブレーダー 》から戦闘破壊されるのを防いだり、単純に場持ちがいいカードでもある。

ただし、攻撃力が2500とほかのレベル8シンクロと比べると少し低めなのが難点。

《クリムゾン・ブレーダー/Crimson Blader》

《クリムゾン・ブレーダー/Crimson Blader》

シンクロ・効果モンスター
星8/炎属性/戦士族/攻2800/守2600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。次の相手ターン、相手はレベル5以上のモンスターを召喚・特殊召喚できない。

出典:遊戯王OCGデュエルモンスターズ

もうすでに名前は何度もこの記事で目にしているだろうが、満を持しての登場である。

征竜ミラーにおいてこのカードの効果が通るということはすなわちピンチである。

最上級征竜は当然だがすべてレベル5以上、下級モンスターにアタッカーはいないため、効果が成立してしまうと次の相手ターンをどうにかしてしのぎ切るしか生き残る道がない。

そこで先ほど紹介した《速攻のかかし》《威嚇する咆哮》が必要なのである。

この効果は戦闘破壊したモンスターが墓地に送られないと発動しないため、戦闘破壊したモンスターが墓地以外の場所に行ってしまうと効果を発動できない

そのため、幻獣機トークンを戦闘破壊しても効果は発動しない。

加えてこのカードは、戦闘破壊した後にこのカード自身が場に残っていないと効果が発動しないため、相手の《クリムゾン・ブレーダー》を警戒するならば、攻撃力2800ラインのモンスターか《幻獣機ドラゴサック》等の戦闘破壊に強いモンスターのみを最終盤面には残してターンを返したい。

《ギガンテック・ファイター/Colossal Fighter》

《ギガンテック・ファイター/Colossal Fighter》

シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻2800/守1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードの攻撃力は、お互いの墓地の戦士族モンスターの数×100ポイントアップする。このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、自分または相手の墓地の戦士族モンスター1体を選択し、自分フィールド上に特殊召喚できる。

出典:遊戯王OCGデュエルモンスターズ

《ギガンテック・ファイター》は主に相手モンスターのせん滅に使用されることが多い。

2800ラインのモンスターが相手フィールドにたくさん並ぶことは多く、そんな状況をこのモンスター一枚で打開することができる。

蘇生効果にターン1制限がついていないため戦闘破壊される、もしくは相打ちし続ける限りは無限に特殊召喚することができる。

この効果は墓地効果であるため《エフェクト・ヴェーラー》が効かないのも有効な点だ。

ただし、墓地に戦士族がいると攻撃力が変動することは忘れないでおこう。

星態龍/Star Eater》

星態龍/Star Eater》

シンクロ・効果モンスター
星11/光属性/ドラゴン族/攻3200/守2800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードはS召喚でしか特殊召喚できない。(1):このカードのS召喚は無効化されない。(2):このカードのS召喚成功時には、魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。(3):このカードは攻撃する場合、ダメージステップ終了時まで他のカードの効果を受けない。

出典:遊戯王OCGデュエルモンスターズ

【征竜ミラー】のエクストラデッキにおいて一番レベルの高いシンクロモンスターであり、かつ元々の攻撃力が一番高い。

このカードはほぼすべてのモンスターを戦闘破壊することができ、守備力が2800ライン、その上ドラゴン族であるという征竜の最終兵器的立ち位置のモンスターである。

《デブリ・ドラゴン》+各最上級征竜や、レベル1チューナー+幻獣機トークン+各最上級征竜の組み合わせでシンクロ召喚することができる。

(3)の効果により《速攻のかかし》の効果を受けないことから、フィニッシャーとしても優秀である。

【征竜ミラー】で意識すること。

征竜ミラーでは柔軟な発想力と対応力カードプールの広さ、併せて先を読む力が非常に重要である。

そのためアドリブの動きがかなり多い

なので、ここでは基本的なセオリーを紹介していく。

優先事項と先行盤面

まず、征竜において序盤で意識することは最上級征竜を全属性デッキから出すこと。

属性を色に見立てて「征竜の色を揃える」なんて言われ方もする。

これが征竜で戦う上で一番重要なことである。

四種類の征竜の効果を一ターンに一体ずつ使えるのと、一ターンに三種類しか使えないのとでは、勝敗に大きく関わってくる。

次に、目指す先行盤面は主に二種類である。

  • 《幻獣機ドラゴサック》
  • 《巌征竜-レドックス》

この二つだ。

特にドラゴサックは、征竜のリソースを貯めることができ、なおかつ先行で立てたあと相手にワンキルまで行かれることはまずない

後手ワンキルが怖いからと言って中途半端なステータスのモンスターを出すくらいなら、何もフィールドに出さずにターンを渡す方がいい。

中途半端なステータスのモンスターを適当に出すのは一番危ない行為である。

理由はもう、お分かりだろう。

《増殖するG》の打ち方

《増殖ぞうしょくするG/Maxx "C"》

効果モンスター
星2/地属性/昆虫族/攻 500/守 200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できず、相手ターンでも発動できる。(1):このカードを手札から墓地へ送って発動できる。このターン、以下の効果を適用する。●相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、自分はデッキから1枚ドローしなければならない。

出典:遊戯王OCGデュエルモンスターズ

場合にもよるが征竜ミラーにおいてこのカードは「相手の動きを止めるため」よりも「自分の手札を増やすため」に発動したい。

例えば、《地征竜-リアクタン》の効果の発動に対してはこのカードを発動しないほうがいいケースが多い。

もしも発動してしまうと、《巌征竜-レドックス》単体で止まれてしまうからだ。

相手が《水征竜-ストリーム》《風征竜-ライトニング》から発動した場合、そこに増殖するGを発動すれば、《クリムゾン・ブレーダー》の警戒もあって《瀑征竜-タイダル》《嵐征竜-テンペスト》だけを出して止まるということは、やはりしにくい。

こういったことを考えながら増殖するGは使っていきたい。

2800+2600+2600=8000

これは、征竜を扱う上で覚えておきたい数字である。

相手のフィールドが空の時はこの攻撃力のモンスターで攻撃すれば、当然ではあるがちょうどライフが0になる。

例えば、《焔征竜-ブラスター》《幻獣機ドラゴサック》《瀑征竜-タイダル》の三体なんかが一番並べやすいのではなかろうか。

きっちりと8000ライフ削れるうえにしっかりと出しやすいというこの美しさ

惚れます。

最後に。

当時の遊戯王のシーンは征竜だらけで、征竜、魔導以外のデッキを使う人にとっては苦痛が多かったはずだ。

何度倒しても蘇る不死身のドラゴン対象を取らずに除外してくるおっさんの速攻魔法。

そんな辛い思いをしてきた方が暗黒期と呼ぶのも仕方がないと思う。

時は流れて現代。

特にリンク召喚が導入されてからは様々なデッキがその新規をもらい、どんなデッキでも活躍できるチャンスが増えてきたと思う。

そんなとき、ふとこの征竜を思い出してみてほしい。

嫌な思い出はあるだろうが、ぜひ手に取って遊んでみてほしい。

そこには当時のプレイヤーが絞り出した知恵と、努力の結晶が詰まっている。

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コメント (6)

匿名

なんか忘れてるような

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匿名

ヴェルズは魔導にフルボッコにされてたし征竜にも先攻取ってブラスター引かれないお祈りしなきゃ勝てない糞ゴミだったような

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魔導vs征竜は確かに持ってるもの勝ちの面が強かったけどミラーはプレイングでかなり左右されて面白かったよこの環境。 
暗黒期って呼んでるのはカジュアル勢だけでトーナメント意識してやってる人達からの評判はそんな悪くなかった記憶ある。

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遊者ぽよりん

少し、この時代を遊びたいと思っている俺がいる。

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匿名

ギガンテックはサックやアイや閃光竜ら2500、2600打点を攻撃表示で置いたまま不用意にG投げた相手に聖杯で2900、3000打点に変えて特攻して誘発で止められないデッキ切れ勝利を狙うのが主な仕事。アームズエイドは相手につけてギガンテック3回特攻する用。それ対策に先制展開は全部守備で出す必要があった。
サンプルデッキが子征竜3枚選択を許さない、ガフレ無し、渓谷1枚の欠陥
クリブレがゲーム決めるのは正しいけど100%プレイングで止めれるのに一切使われてない咆哮とか語ってる。
環境のメタゲームで使われた様々なカード(ドロール、エネコン、闇の護符剣等)は選択カードに入れてすらもらえない。

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匿名

征竜時代も遊戯王の情報は追っかけてたけど、トーナメントレベルの磨かれた情報はあまり見かけないよね、今も昔もね
征竜詳しい人たちが自分の時代の征竜評をリレー形式で書いてたりしないかなー

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