デッキレシピ【エレメン帝王】 -網目のシナジーをつなぐ-

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デッキレシピ【エレメン帝王】 -網目のシナジーをつなぐ-

【エレメン帝王】デッキレシピ

《光帝クライス》《天帝従騎イデア》の「帝」デッキのキーカードが戦士族で《聖騎士の追想 イゾルデ》のサーチ、リクルートに対応することに目をつけ、「帝王」ギミックを使うことで「エレメントセイバー」のキーカード《霊神の聖殿 》を引き込んで戦うデッキです。

【エレメン帝王】の動き

まず、やることは

①イゾルデをリンク召喚して《光帝クライス》をサーチして《帝王の深怨》をいつでも発動可能にして、《汎神の帝王》の②の効果を使っているなら《天帝従騎イデア》をリクルートしてさらにデッキを掘り下げる。《汎神の帝王》に触れていず《霊神の聖殿》に触れている場合は、《エレメントセイバー・マカニ》をリクルートして《エレメントセイバー・ウィラード》を場に出して耐性でしのぎます。

《帝王の深怨》から《汎神の帝王》をサーチして、①の効果で2ドローしながら、隙を見て《冥帝エレボス》《終末の騎士》《ダーク・グレファー》《トレード・イン》で墓地に落とします。盤面は《エレメントセイバー・ウィラード》の耐性と《霊神の聖殿》の打点強化で優位に進めます。

《ダーク・アームド・ドラゴン》などの墓地の属性を参照するモンスターを「エレメントセイバー」モンスターの墓地効果でサポートして出して、墓地に送られても、《冥帝エレボス》のサルベージ効果で再び回収して盤面に出します。

【エレメン帝王】の初動

《聖騎士の追想 イゾルデ》を出さないとすべては始まらないので、このデッキでは《終末の騎士》《ダーク・グレファー》から《D-HERO ディアボリックガイ》を落として別の《D-HERO ディアボリックガイ》を出してリンク召喚につなぎます。《召喚僧サモンプリースト》も前者2種を呼べるのでフル投入。リクルートのコストに《汎神の帝王》を使えた場合には《帝王の深怨》をサーチしておいて、《光帝クライス》を見せることで《汎神の帝王》を加えることで実質ノーコストで済みます。

他には、《フォトン・スラッシャー》《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》と任意の戦士族や、《霊神の聖殿》《エレメントセイバー・ウィラード》をサーチして無理やり特殊召喚することで、戦士族の数を増やします。

「エレメントセイバー」の採用枚数と理由

このデッキでは《聖騎士の追想 イゾルデ》から装備魔法2枚落として呼べる《エレメントセイバー・マカニ》《エレメントセイバー・アイナ》の固有効果が、それぞれサーチ・蘇生と非常に強力なため、《霊神の聖殿》のサーチ効果からそのまま召喚することも踏まえて複数枚採用しています。

《エレメントセイバー・マカニ》は特に《霊神の聖殿》のサーチ効果からそのまま召喚して《霊神の聖殿》の肩代わり効果を使用することで、墓地を肥やしながら《エレメントセイバー・ウィラード》のサーチや次のターンの《エレメントセイバー・アイナ》での蘇生が見えるため、3枚投入。《エレメントセイバー・アイナ》は中盤以降につかいことが多いため、2枚で十分です。

《エレメントセイバー・ナル》は単体では《トレード・イン》で落としてしまった「霊神」モンスターを回収する役割だけですが、《エレメントセイバー・ウィラード》での耐性付与は落としたモンスターの属性によって変化するためピン差しです。似たような《エレメントセイバー・マロー》は固有効果が墓地肥やしで過剰に墓地を肥やしすぎることになると判断し、今回は外しました。

《エレメントセイバー・モーレフ》は端的に言えば、《月の書》を持っているので、単純に制圧系をどかしたり、相手ターンの妨害に使います。《霊神の聖殿》の墓地肥やしを相手ターンに使えるのは強みです。

《エレメントセイバー・ウィラード》は属性変更を持たない上級モンスターですが、墓地に送ったモンスターの属性で様々な耐性を付与できます。このデッキでは《霊神の聖殿》でデッキから《エレメントセイバー・ナル》《エレメントセイバー・マカニ》を落として次のターンの《エレメントセイバー・アイナ》での蘇生を目指していきます。

【エレメン帝王】のやりたいこと

それは《冥帝エレボス》のサルベージ効果で《ダーク・アームド・ドラゴン》を何度も出して、盤面をこじ開けて《霊神の聖殿》の打点強化と合わせて一気に勝負を決めることです。

《ダーク・アームド・ドラゴン》は特殊召喚可能な状況は基本的に3枚除去になりがちですが、墓地で属性を好きに変えられる「エレメントセイバー」ならターン1のない除去を連発することもできます。

また、《ダーク・アームド・ドラゴン》がたとえ《神の宣告》などであっけなく除去されたとしても《冥帝エレボス》で使いまわせ、墓地の闇属性が少なくとも「エレメントセイバー」で数の調整ができれば、再び出陣も可能です。

最初は《霊神の聖殿》の打点強化と各種「エレメントセイバー」でアド取り、《エレメントセイバー・ウィラード》の耐性付与で着実にしのぎ、ラストは《ダーク・アームド・ドラゴン》を筆頭とする大型モンスターでとどめを刺す。

どこか、皆様の頭の片隅に残ってくれれば幸いです。

最後に「このカードはどういう使い方をしますか?」などの意見があれば、ぜひコメントお願いします。


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