目次
1.はじめに
どうもルーシーです。
今回で二つ目の記事ということで書かしていただきます。
引き続き第4回トレカライターコロシアム(TWC)での評価お待ちしております。
さて早速ですが今回は【シャドール】デッキについて紹介させて頂きます。
というのも12月7日に【ストラクチャーデッキ-リバース・オブ・シャドール-】が発売するからですね。
※執筆時は12月5日です。
ただ今回はデッキ紹介ではなく、あくまで【シャドール】の軌跡を辿っていこうと思います。
デッキはまだ練り切れていないので…(笑)
それではどうぞ。
2.シャドールの登場
2014年4月19日あるパックが発売されます。
『ザ・デュエリスト・アドベント(DUEA)』
記念すべき第9期の第1弾となるパックです。
このパックでアニメ産ではないデュエルターミナルに関連したテーマが3つ登場します。
【テラナイト】【竜星】
そして今回のテーマである【シャドール】です。
巷ではもっぱらルールの変更、ペンデュラム召喚の登場といった登場に沸いていました。
しかし同時に新たなる時代の幕開けということでそれぞれのテーマデッキの強さにも注目されていました。
というのも前期の8期終盤にて【征龍】の登場以降強さのインフレが目立っていました。
2014年4月のリミットレギュレーションでは【征龍】の規制により次の環境、強いてはルール変更によってインフレが抑えられるのではないかという希望があったためです。
※ちなみに【征龍】はこの規制でもまだ環境トップレベルでした。
その最中登場したカードがこれです。
《未来融合-フューチャー・フュージョン》以降長らく再登場しなかったデッキ融合である。
この登場によって遊戯王プレイヤーは確信しました。
「ああ、まだインフレは続くんだ」と。
3.シャドールは環境へ、そして規制とともに消えゆく……が
シャドールは環境へと
『ザ・デュエリスト・アドベント(DUEA)』で初登場した【シャドール】は登場以降瞬く間に環境デッキへと昇りつめます。
この時期の《エルシャドール・ネフィリム》がとにかく強かったのが原因ですね。
というのも《影依融合》で《エルシャドール・ネフィリム》を出した場合、光属性を落とせるのですが当時とても強かった《超電磁タートル》や【カオス】が同時に投入できたのが強かったためですね。
もちろん《エルシャドール・ネフィリム》も当時としては強くデッキエースとしては最強格でした。
当時は破壊耐性はまだ少なく、例え破壊耐性があっても攻撃力2800もあったため戦闘破壊され、さらに破壊したとしても次のターンには《影依融合》で復活するという……
今でも強いですが当時はずば抜けて強かったですね。
もちろんメインデッキに入るシャドールも強く、今までは融合すればディスアドバンテージだったものが融合すればなぜかアドバンテージになるという意味不明な現象が起きていました。
そのようなこともあり【シャドール】は環境トップになりました。
2014年7月1日のリミットレギュレーションでも規制が少なく2014年10月1日のリミットレギュレーションの《エルシャドール・ミドラーシュ》、《エルシャドール・ネフィリム》、《堕ち影の蠢き》が制限になるまで居座り続けますね。
この後【シャドール】中堅デッキへと落ち着くことへと相成りました。
ちなみに2018年10月1日のリミットレギュレーションにて【シャドール】のパーツは全て解除されております。
ストラクチャーデッキ-リバース・オブ・シャドール-
9期初期以降新規カードがない中(シャドールのペンデュラムもいましたがあれは特殊でしたので……)10期にて《シャドール・ネフィリム》が追加されました。
それ以降も相性の良いカードは増え続けましたがまた追加がなく、【シャドール】には苦難の日々が続きました。
しかしそれも転機が訪れました。
2019年6月にて行われたストラクチャーデッキの「テーマ」投票によって数々の強豪を押しのけ【シャドール】1位に輝いたのです。
そしてついに12月7日にてストラクチャーデッキ-リバース・オブ・シャドール-は発売されます。
4.シャドールの新カード紹介
出典:公式遊戯王OCG様より
シャドールの詳しいデッキ紹介&動き、カードリストはガチまとめ様がしっかりまとめられていますのでこちらとこちらをどうぞ。
私は新規カードをご紹介します。
なお、執筆当時は未発売カードとなっておりますので詳しい画像は用意できませんが公式ホームページであるYU-GI-OH.jp様の【シャドール】のページをこちらに置いておきます。
《聖なる影 ケイウス》
①の効果は手札から「シャドール」の特殊召喚。
表側守備表示または裏側守備表示でもいけるのはなかなか良いのですが後述する《影霊の翼 ウェンディ》はデッキからの特殊召喚ですので採用枚数は少なりそうですね。
②は手札から「シャドール」モンスターを捨てることによって発動する自分のモンスターのステータスアップ。
全体で上がるのは悪くはないですが、メインに入る「シャドール」はレベル5までですのでそこまでアップはしないですね。
あくまで補助的役割が多そうですが、《エルシャドール・ミドラーシュ》がいる状態で相手の攻撃宣言時とかにうまく使えれば良い機能がしそうではありますね。
《影霊の翼 ウェンディ》
①、②とともにデッキから「シャドール」を特殊召喚できる効果です。
①のみ表側表示でも出せますが、どちらにしても強力なことには変わりありません。
【シャドール】の展開力を補うカードですので多めにデッキに入れることになりそうですね。
また《緊急テレポート》で特殊召喚できるリバースモンスターという珍しいカードでもあります。
《影依の巫女 エリアル》
①の効果は除外されているシャドールを特殊召喚できる効果。
能動的に除外できるシャドールは後述する《影光の聖選士》くらいしかないため使いにくと思いますが《闇の誘惑》といった能動的に除外できるテーマ外のカードを利用すれば問題ないでしょう。
②の効果はお互いの墓地からカードを除外する効果。
基本的には相手の妨害用と考えていいでしょう。
《影光の聖選士》
①の効果はシャドールの万能蘇生カード。
表側守備表示か裏側守備表示で出せるので臨機応変に使えますね。
②の効果は自身と他のシャドールのカードを除外することによって自分フィールドの裏側表示モンスターを表側守備表示にするか、表側表示モンスターを裏側守備表示にすることができます。
同じターンには同時に使えませんが、どちらも強力ですね。
罠なので投入枚数を考えなければなりませんが……。
《エルシャドール・アプカローネ》
今回出た新しい融合のシャドール。
召喚条件は属性が異なる「シャドール」モンスター2体ということで上記の闇属性以外のシャドールを使えば簡単に出せますね。
効果で①は特殊召喚時フィールドのカード1枚無効にする効果。
蘇生といった特殊召喚でも使えます。
②は戦闘で破壊されない効果。
このモンスター自体は攻撃力2500に留まりますので心強いですね。
③は今までの効果――ではなく墓地へ送られた時にサーチかサルベージしその後手札を1枚捨てる効果ですね。
念願のサーチ及びサルベージですが今までの融合モンスターと違って簡単にアドバンテージを稼げるわけではありませんが他のシャドールのシナジーもあるので非常に強いですね。
新カードによる新しい動き
あくまで予想の範囲ではありますが大会に出るようなデッキであれば《影霊の翼 ウェンディ》と《エルシャドール・アプカローネ》は間違いなく入ってくることでしょう。
両方とも【シャドール】の安定性向上に役に立ちます。
ただ現状は相手のターンで《エルシャドール・ミドラーシュ》を立てる動きが強いので相手ターンに《影霊の翼 ウェンディ》で《シャドール・ファルコン》を出す動きがメジャーになるかもしれませんね。
その他はちょっとどうなるかわかりませんね。
メインデッキに入れるシャドールカードは多すぎても事故になるので難しいところです。
他の方々のデッカーたちに期待したいところですね!
5.おわりに
ここまでお読み頂きありがとうございました!
今回はストラクチャーデッキ-リバース・オブ・シャドール-及びシャドールの軌跡を紹介させていただきました。
従来のシャドールの強化がどうなるか楽しみで仕方ないですね!
ということで皆さんも2019年12月7日発売予定のストラクチャーデッキ-リバース・オブ・シャドール-を是非お買い求めください!(ダイレクトマーケティング)
では機会があればお次の記事でお会いしましょう!
今回はここまでありがとうございました。