目次
1.はじめに
どうもルーシーです。
皆さん遊戯王を買っていますか?
今回は3月7日に販売した「デッキビルドパック シークレット・スレイヤーズ」にて登場したテーマデッキをご紹介したいと思います。
2.これが新テーマカードだ!
【エルドリッチ】とは?
3月7日に発売されたデッキビルドパック シークレット・スレイヤーズ内の新テーマの1つが【エルドリッチ】です。
王様である最上級モンスターカード1種類とそれをサポートする魔法・罠カードによって成り立っているテーマデッキですね。
王様である《黄金卿エルドリッチ》は性能が非常に高く、それをサポートする魔法・罠カードもそのカードが場にいることによって更なる効果を得ることができる仕組みとなっております。
アンデット族が好きな人だけなく、現代遊戯王では魔法・罠をコストにしてもメリットになるカードが増えたので注目されている人も多いではないでしょうか。
【エルドリッチ】とその仲間たちをご紹介!
まずは主軸のカードは《黄金卿エルドリッチ》ですね。
星10 / 光 / アンデット族 / 攻2500 / 守2800
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:手札からこのカードと魔法・罠カード1枚を墓地へ送り、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを墓地へ送る。②:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。このカードを手札に加える。その後、手札からアンデット族モンスター1体を特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したモンスターは相手ターン終了時まで、攻撃力・守備力が1000アップし、効果では破壊されない。
①の効果はかの禁止カードの《焔征竜-ブラスター》に似たような効果。
②の効果は墓地から自身をサルベージして手札からアンデット族を特殊召喚する効果です。
今回は②の効果に注目して作っております。
このカード単品での出張性能が高く採用するにいたりました。
お次に重要なのは《呪われしエルドランド》です。
永続魔法
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分はアンデット族モンスターでしか攻撃宣言できない。②:800LPを払って発動できる。デッキから「エルドリッチ」モンスター1体または「黄金郷」魔法・罠カード1枚を手札に加える。③:このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「エルドリッチ」モンスター1体または「黄金郷」魔法・罠カード1枚を墓地へ送る。
【エルドリッチ】モンスターまたは【黄金郷】魔法・罠カードをサーチできる効果。
重要カードである《黄金卿エルドリッチ》をサーチできるだけでなく数々の【黄金郷】魔法・罠カードをサーチできるのは非常に便利ですね。
お次は【黄金郷】3種類。
《黄金郷のガーディアン》、《黄金郷のコンキスタドール》、《黄金郷のワッケーロ》の3枚で、普通に出すとただの罠モンスターですが【エルドリッチ】モンスターがいるとそれぞれ強力な効果を有するようになります。
《黄金郷のガーディアン》はフィールドのモンスター1体の攻撃力を0にする効果、《黄金郷のコンキスタドール》はフィールドの表側表示のカード1枚を破壊する効果、《黄金郷のワッケーロ》は墓地のカード1枚を除外する効果ですね。
墓地効果は【エルドリクシル】をフィールドにセットする効果です。
そしてお次はその【エルドリクシル】カード。
- 《黒き覚醒のエルドリクシル》は手札・デッキからアンデット族(【エルドリッチ】モンスター)を特殊召喚する効果
- 《白き宿命のエルドリクシル》は手札・墓地からアンデット族(【エルドリッチ】モンスター)を特殊召喚する効果
- 《紅き血染めのエルドリクシル》はデッキ・墓地からアンデット族(【エルドリッチ】モンスター)を特殊召喚する効果
となっております。
墓地効果は【黄金郷】をセットすることができますね。
ちなみに今回は採用しておりません(笑)
【戦華】とは?
IGNITION ASSAULTでカテゴリ化されたテーマデッキ、それが【戦華】デッキです。
モデルはかの有名な三国志をモデルとしており、「風属性が蜀」・「水属性が呉」・「炎属性が魏」の陣営を表しておりますね。
それぞれの陣営によって共通効果が少し異なりますが、【戦華】の永続魔法・永続罠カードである【戦華史略】や他の永続魔法・永続罠を利用することによって展開や妨害をしていくことが基本戦術となっております。
テーマ内、とくに同じ陣営との相性がいいのがポイントでシナジー感が強いです。
同じく中国の『水滸伝』のモチーフである【炎星】のカードとも非常に相性いいですね。
【戦華】たちをご紹介!
それぞれの陣営+魔法・罠カードに分けてご紹介していきたいと思います。
まずは蜀陣営から。
- 《戦華の徳-劉玄》…他に【戦華】がいると攻撃対象不可&相手のモンスターの数が多いと同名カード以外の「戦華」のリクルート&ほかの【戦華】の攻撃宣言時1ドロー。
- 《戦華の義-関雲》…場にのみモンスターがいると特殊召喚&他の【戦華】モンスターのは相手の効果対象にできなくする&相手のモンスターの数が多いと相手モンスターの破壊
- 《戦華の雄-張徳》…【戦華】2体以上いると特殊召喚&自分のターン中相手のモンスターの数×300アップ&モンスターへの2回攻撃
- 《戦華の智-諸葛孔》…【戦華】効果で手札に加わったら特殊召喚&魔法・罠効果を自分の場の【戦華】永続魔法・永続罠を送って無効&《戦華の徳-劉玄》がいるときに【戦華】永続魔法・永続罠を送ってモンスター効果を無効
《戦華の徳-劉玄》が特に重要で初動札として大いに発揮します。
《戦華の智-諸葛孔》も下記で紹介する《戦華の仲-孫謀》との組み合わせることにより素早く展開することができます。
お次は呉陣営。
- 《戦華の仲-孫謀》…他に【戦華】がいると攻撃対象不可&カードを一枚墓地に送ってデッキから【戦華】モンスターをサーチ&他の【戦華】効果が発動するとモンスターをバウンス
- 《戦華の美-周公》…永続魔法・永続罠を墓地に送り【戦華】魔法・罠をサーチ&他の【戦華】効果が発動すると相手の効果モンスターの効果の無効化
- 《戦華の妙-魯敬》…永続魔法・永続罠を墓地に送り【戦華】魔法・罠をサルベージ&他の【戦華】効果が発動すると魔法・罠カードを破壊
こちらも重要なのは《戦華の仲-孫謀》ですね。
上記の《戦華の智-諸葛孔》との組み合わせて使います。
お次は魏陣営です。
- 《戦華の詭-賈文》…永続魔法・永続罠をコストに場のモンスター2体の攻撃力を半分&相手の場のカードが破壊されると同名カード以外のサルベージ
- 《戦華の来-張遠》…【戦華】モンスターが戦闘行う時に特殊召喚してさらにそのモンスターの攻撃力を1000ダウン&このカード以外の【戦華】は戦闘破壊されない&相手の場のカードが破壊されると相手フィールドのカード1枚を破壊
- 《戦華の孟-曹徳》…相手の場のカードが破壊されると手札から特殊召喚&他に【戦華】がいると効果対象にならず破壊されない&相手のモンスターを戦闘で破壊するとそのモンスターのコントロールを得ます。
《戦華の来-張遠》と《戦華の孟-曹徳》は簡単に場に出てくるとともに汎用が高い効果を持っているのでこのカードたちは単体でも強いですね。
とくに 《戦華の孟-曹徳》は攻撃力3000でゴヨウしてくるのはやばいですね…
最後に【戦華】魔法・罠カードをご紹介!
- 《戦華史略-三顧礼迎》 …【戦華】モンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合、そのモンスターとはカード名が異なる【戦華】モンスターをサーチ&このカードが墓地へ送られた場合に手札から【戦華】モンスターを特殊召喚
- 《戦華史略-十万之矢》…①効果は《フォース》&自分の場に属性の異なる【戦華】がいるときにこのカードが墓地へ送られた場合他の【戦華】魔法・罠をセット
- 《戦華史略-孫劉同盟》…2種類以上の属性の【戦華】がいるとき属性一つ宣言してその属性の発動不可&:相手が特殊召喚に成功した場合または【戦華】モンスターの効果を発動した場合自分フィールドの【戦華】モンスターの攻撃力をターン終了時まで【戦華】モンスターの数×300アップ
- 《戦華史略-長坂之雄》…【戦華】モンスターの攻撃宣言時効果発動不可&②:相手のバトルフェイズ開始時魔法・罠カードを墓地へ送って【戦華】モンスターへの攻撃不可&相手の攻撃宣言時に墓地のこのカードを除外して【戦華】をデッキから特殊召喚
ここで重要なカードは《戦華史略-三顧礼迎》ですね。
このカードがあるかないかではデッキの動きが大きく異なってくるレベルですね。
それくらい強いカードです。
基本的に初動のモンスター+《戦華史略-三顧礼迎》で展開していくのが【戦華】デッキとも言えますね。
3.デッキ構築
デッキレシピ
デッキコンセプト
今回のデッキは《黄金卿エルドリッチ》+《やりすぎた埋葬》で【戦華】を展開しようです。
【戦華】単品ですと横に並べるのが難しいため基本的には《炎舞-「天枢」》で展開することが多いですが、今回はそこに《黄金卿エルドリッチ》+《やりすぎた埋葬》で展開する手段を一つ加えました。
デッキに触ることは多い【戦華】デッキですが墓地に触ることは少ないので今回採用してみました。
デッキの動き
基本の動きは【戦華】デッキですのそれ以外ですとデッキコンセプトでも述べたように《黄金卿エルドリッチ》+《やりすぎた埋葬》でデッキの展開力を上げています。
他のギミックとしては《黄金郷のコンキスタドール》の追加破壊効果に反応して 《戦華の孟-曹徳》や《戦華の来-張遠》のカードの効果を狙っていきます。
また総打点が非常に高いため後攻を取ればワンキルを狙うことも不可能ではないです。
4.各カード紹介
装備魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:手札からモンスター1体を捨て、捨てたモンスターより元々のレベルが低い自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。そのモンスターを特殊召喚し、このカードを装備する。②:装備モンスターの効果は無効化される。
①の効果は主に《黄金卿エルドリッチ》を捨てて発動します。
【戦華】はレベル8以下ですので全て対象ですし、高レベルの《戦華の孟-曹徳》でも下級の【戦華】は蘇生できますので腐ることはないです。
②の効果は《黄金卿エルドリッチ》の②の効果でとりはずすことができるので蘇生したモンスターの効果を使うことも容易ですね。
永続魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:このカードの発動時の効果処理として、デッキからレベル4以下の獣戦士族モンスター1体を手札に加える事ができる。②:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分フィールドの獣戦士族モンスターの攻撃力は100アップする。
永続魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、自分のメインフェイズ時に1度だけ、自分は通常召喚に加えて獣戦士族モンスター1体を召喚できる。また、このカードがフィールド上に存在する限り、自分フィールド上の獣戦士族モンスターの攻撃力は100ポイントアップする。
毎度お馴染み獣戦士族のサポートカード。
サーチと追加召喚権付与、さらにコストとしても便利と何をとっても文句のつけようがないですね。
できるだけ3枚入れましょう。
5.おわりに
ここまでお読み頂きありがとうございました!
今回は「デッキビルドパック シークレット・スレイヤーズ」にて登場した《黄金卿エルドリッチ》及び【戦華】デッキをご紹介させていただきました。
今回のデッキビルドパックも非常に面白いテーマデッキで嬉しいですね。
とくに私は【エルドリッチ】と【アダマシア】のテーマが非常に好みです。
【六花】は絵柄が可愛いですよね!
また【戦華】はレギュラーパックである『RISE OF THE DUELIST』も強化される予定ですので楽しみですね。
今回で「デッキビルダーコンテスト」の記事も終了となります。
私は「トレカライターガーデン」の方でも書いていきますので引き続きよろしくお願いしたします。
投票の方もぜひお願いいたします。
それでは最後までお読み頂きありがとうございました!