目次
挨拶
みなさんこんばんは、こんにちは。
グラノーラはカルビーよりケロッグ派、ドリルフィールドです。
年度も越し心機一転、みなさんはいかがお過ごしですか?
私は元気です。
昨今のコロナ情勢、大変なことになってきましたね。
開かれない大会、休業するショップ、デュエルとは相手と1メートルも満たない距離で顔を突き合わせる関係上、その影響から逃れられることはできず、行き場を失う我々の顔は虚ろ。
さながらデュエルゾンビの様であります。
しかしそんなアンデット決闘者もただ追い込まれていくだけではありません。
精神的窮地に立たされた我々が目を付けたのは、まさしくオーパーツとも言える代物、
それはかつて現在の様にショップがそこら中になく、大規模なオフ会も少なかった時代の産物、
「skypeデュエル」とも呼ばれていた其れは、今「リモートデュエル」と名前を新たにし、再び利用されるようになりました。
現在では「リモートデュエルによる大会」や
オフ会(オンラインなのにオフ会なのかい...?????)
等も週末に行われたりしているみたいなので、興味があればぜひ調べてみてください。
なんとも逞しいですね、この分ならカイトの様にデュエリストとしての生存本能が免疫系を活性化し、熱く燃え盛る抗体が血中のコロナウィルスを焼き尽くす抗体を作り出すまでに時間はかからないでしょう。
しかし一般の方は決闘者細胞を持たないので我々も3密回避を励行しましょうね。
決闘者はパワーカードを、舐る
皆さんは「パワーカード」好きですか?
OK、みなまで言わなくて大丈夫です、答えはわかっていますから。
デュエリストってのは得てして「パワカ」は大好物、その好きっぷりたるや、光に集まるイカの如し。
トップパワカで盤面解決時なんかには狂喜の形相かつ謎の奇声を発しながら発動していることこの上なしなもんですからね。
しかして「パワカ」と一口にいっても思い浮かべるのは人それぞれだと思います。《インフェルニティガン》《真炎の爆発》《ハーピィの羽根帚》《SRベイゴマックス》《デビル・フランケン》《真紅眼融合》《死者蘇生》etc...
皆さんのお気に入りにの「パワカ」は何でしょうか?
私にはあるお気に入りの一枚が存在しています。
そのカードはクセがありながらも、専用構築をすれば一枚で爆発的アドバンテージ (以下爆アド) を叩き出すことが可能でありながら、私の体感(重要)ではあまり使われているところが見られない…
今回の内容は、そんなカードの紹介です。
そのカードとはこちら。
「天地開闢」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキから「カオス・ソルジャー」モンスターまたは「暗黒騎士ガイア」モンスター1体以上を含む戦士族モンスター3体を相手に見せ、相手はその中からランダムに1体選ぶ。
それが「カオス・ソルジャー」モンスターまたは「暗黒騎士ガイア」モンスターだった場合、そのモンスターを自分の手札に加え、残りのカードは全て墓地へ送る。
違った場合、相手に見せたカードを全て墓地へ送る。
そのカードに含まれる致死量のアドバンテージについて
《天地開闢》
「レイジングテンペスト」で収録されたこのカードは「ガイア」及び「カオス・ソルジャー」のテーマサポートです。
基本的にはランダム性の高いサーチ効果なのですが、視点を変えるとこういった見方をすることができます。
「好きな戦士族モンスターを2体墓地へ送る事ができる」
その強さがわからない人はいないと思いますが、軽く説明すると
制限カードである《おろかな埋葬》2枚分
はい、もうそのヤバさがわかりましたね。
そしてそちらをメインにして見ると、急にサーチ効果のヤバさの方も浮き彫りになってきます。
・しかもおみくじに成功すると手札が減らないのがヤバい
・おみくじで手に入るカードはかつての禁止階級にいたカードでヤバい
・本田とカードバトルって言いながら発動すると楽しいのがヤバい
ヤバすぎて語彙力が死んできましたね。そんな語彙力を殺すアドバンテージを含んだ《天地開闢》、実際にはどんなことができるのでしょう?まずはサーチ効果の対象について見ていきます。
あまかけるりゅうのひらめき
《天地開闢》の墓地肥やしをメインとした時に、デッキに採用しやすそうな「ガイア」「カオス・ソルジャー」はこちら。
①:相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:1ターンに1度、このカードより攻撃力が高いモンスターが相手フィールドに特殊召喚された場合に発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで700アップする。
相手依存ではありますが、展開に一役買って出ます。
このカードは通常召喚できない。自分の墓地の光属性と闇属性モンスターを1体ずつゲームから除外して特殊召喚する。自分のターンに1度だけ、次の効果から1つを選択して発動する事ができる。
●フィールド上に存在するモンスター1体をゲームから除外する。この効果を発動する場合、このターンこのカードは攻撃する事ができない。
●このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、もう1度だけ続けて攻撃を行う事ができる。
言わずと知れた禁止階級カード、召喚コストさえ工面できれば。
「聖戦士カオス・ソルジャー」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、除外されている自分の光属性または闇属性のモンスター1体と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
その自分のカードを墓地に戻し、その相手のカードを除外する。
②:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時、自分の墓地のレベル7以下の戦士族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
構築をかなり寄せなければならないものの、うまくいけばかなりのパワー。
うーむ、なんか絶妙な使いにくさがありますね。
もしかしてこのカード、単純に使いづらいから採用されないだけなのでは...??
しかしここで朗報が入ります。
去る2020年4月18日、第11期第1弾ブースター「ライズオブザデュエリスト」が発売されました。そして今回のパックではリメイクモンスターとして《暗黒騎士ガイア》の強化が行われたのです!めでたい!「ガイア」はレイジングテンペストでもリメイクされましたが、前回は儀式モンスターである《カオス・ソルジャー》がメインであったのに対して、今回は融合モンスターである《竜騎士ガイア》がメインのリメイクとなります。
そして喜ばしいことに《天地開闢》の対象も増えたのです。
正直言って今回記事を書こうと思った理由がこれ、実は今《天地開闢》がアツい!なのです。
して、追加されたモンスターとは!?
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのドラゴン族の融合モンスター1体をリリースして発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合、フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示にする。
③:このカードをリリースして発動できる。デッキから「暗黒騎士ガイアソルジャー」以外のレベル7以上の戦士族モンスター1体を手札に加える。
使いづらッッッッッッッ!!!!!
鬼のようにかっこいいイラストからあまりにも使いづらい効果、なんだこれは、たまげたなあ…
シングル価格も安いようですし、箱買いしたならパックから引くのは避けたいカードかもしれません。
しかし追加されたモンスターは一体だけではなかった!
のカード名はルール上「暗黒騎士ガイア」カードとしても扱う。このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合、または相手フィールドに攻撃力2300以上のモンスターが存在する場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分の手札・墓地からドラゴン族・レベル5モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
おー、こいつは中々面白いんじゃないでしょうか、イラストもかっこいいし
レベル5のドラゴンは色々いますからね。
しかしもっと単純な奴はいないのか!?
と、ここでVジャンプ(2020年6月号)に追いガイアが!!
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札からレベル5以上のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:戦士族モンスターをアドバンス召喚する場合、このカードは2体分のリリースにできる。
③:自分・相手のバトルフェイズに、墓地のこのカードを除外し、元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つフィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力は元々の数値になる。
ええやん!(個人の感想です)
相手に依存しない展開効果に加えて、専用構築なら輝く②と③の効果もあって子余るものではなし、レベル4というのも取り回しが利きやすくてよい!
ついに《天地開闢》の始まり、いや、
「ガイアの夜明け」というわけか…
死してなおも、輝く。
戦士族には墓地に送られてから効果を発揮するモンスターがたくさん存在します。
「すっげーおろかな埋葬」こと《スネークレイン》とは種族としてのレベルが違うのだよレベルが。
この項ではそんな、死ぬために生きているような悲しきもののふ達を少し紹介します。
「E・HERO シャドー・ミスト」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「チェンジ」速攻魔法カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「E・HERO シャドー・ミスト」以外の「HERO」モンスター1体を手札に加える。
「幻影騎士団サイレントブーツ」の①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「幻影騎士団」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「ファントム」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。このカードを手札から攻撃力500アップの装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。デッキから「焔聖騎士-ローラン」以外の戦士族・炎属性モンスター1体または装備魔法カード1枚を手札に加える。
・墓地に行ったら手札が増えるモンスター
墓地に送られることでサーチ能力を発揮することができるカード達、特に選択肢が強い者。
!?
こいつら2体落として、おみくじもあてたら1枚消費で3枚回収できるってこと!?
《強欲な壺》2枚分のアドバンテージやん!!
(タイトル回収)
①:墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「D-HERO ディアボリックガイ」1体を特殊召喚する。
「H・C サウザンド・ブレード」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、手札から「ヒロイック」カード1枚を捨てて発動できる。
デッキから「ヒロイック」モンスター1体を特殊召喚し、
このカードを守備表示にする。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「ヒロイック」モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードが墓地に存在し、戦闘・効果で自分がダメージを受けた時に発動できる。
このカードを墓地から攻撃表示で特殊召喚する。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドに「閃刀姫-ロゼ」以外の「閃刀姫」モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが墓地に存在する状態で、EXモンスターゾーンの相手モンスターが、戦闘で破壊された場合、または自分のカードの効果でフィールドから離れた場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。その後、相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、ターン終了時までその効果を無効にできる。
・墓地に行ったら再展開できるモンスター
「ディアボ」は「ネメシス」の登場でアツいカードですね。「サウザンドブレード」は《天地開闢》を相手の攻撃宣言時に発動すると面白い。ロゼちゃん死なないで(´; ω ;`)
自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外して発動する。相手モンスターの攻撃を1度だけ無効にする。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、他の自分のモンスターを相手はカードの効果の対象にできず、攻撃対象にもできない。
また、このカードが墓地に存在する場合、相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。このカードを墓地から表側守備表示で特殊召喚する。この方法で特殊召喚したこのカードは、フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。
「異次元エスパー・スター・ロビン」はフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
このカードが墓地に存在し、自分の手札が0枚の場合、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚し、バトルフェイズを終了する。「タスケナイト」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
・墓地に行ってなお、守ってくれるモンスター
古き良き「ネクガ」。
「ロビン」は守れたら協力。
「タスケナイト」を緊急で使う際はおみくじが外れることを祈りましょう。
「デュエルの女神よ、今だけはカードの引きに幸運をもたらすな!」
・その他
落とすカード2枚でコンボするのもありですね。
①:自分の墓地の「D-HERO」モンスターが3体以上の場合、このカードを手札から捨て、自分の墓地の「D-HERO」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分が発動した魔法カードの効果は無効化され破壊される。
③:自分スタンバイフェイズに自分の墓地からこのカードと「D-HERO」モンスター1体を除外して発動できる。
お互いのプレイヤーは、それぞれデッキから通常魔法カード1枚を選んでデッキの一番上に置く。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが「HERO」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。お互いのプレイヤーは、それぞれデッキから1枚ドローする。
②:このカードが墓地へ送られた場合、次のスタンバイフェイズに発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
「D-HERO」が他に1体墓地にいれば、好きな通常魔法を手札に加えることができます。制限カードの《封印の黄金櫃》でも2ターン待つのに!?
「開闢」が発動条件の制限カード《原初の種》を持ってきてもおもろいかも。
フィールド上のこのカードが墓地へ送られた場合、
デッキから光属性モンスター1体を墓地へ送る事ができる、
また、このカードがデッキから墓地へ送られた場合、
自分の墓地の光属性モンスター1体を選択してデッキの一番上に置く。
「曙光の騎士」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
自分フィールド上のモンスター1体を生け贄に捧げる事で、このターンのエンドフェイズ時までこのカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。
このカードが墓地に存在する場合、1度だけドローフェイズ時にドローしたモンスターカードをお互いに確認して特殊召喚する事ができる。
相手のエンド時に発動して、墓地の光属性をすぐさま特殊召喚できる組み合わせ。
実質《死者蘇生》
「ダッシュガイ」じゃなく光属性の戦士と「曙光」を落とせばサーチとしても使えます。
「幻影騎士団ダスティローブ」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがフィールドに攻撃表示で存在する場合、フィールドの闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを守備表示にし、対象のモンスターの攻撃力・守備力は相手ターン終了時まで600アップする。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「幻影騎士団ダスティローブ」以外の「幻影騎士団」カード1枚を手札に加える。
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンから墓地へ送られた場合に発動できる。このターンに1度だけ、自分は罠カードを手札から発動できる。
解き放たれし処刑人、みんなはこいつが戦士って知ってた?
「ダスティローブ」でサーチした罠モンスターを即座に展開可能な組み合わせ。
このカードは通常の攻撃に加えて、自分の墓地に存在する「チェイン・スラッシャー」の数だけ1度のバトルフェイズ中に攻撃する事ができる。
………??
終わりに
今回は皆さんに是非使ってほしい爆アドアヘアヘカードこと《天地開闢》の紹介でした。興味は持って貰えたでしょうか??
一応、私が昔作ったデッキの紹介動画もはっておきます。(姑息な宣伝)
一年前なんでルール等が違うことを留意ください。
一応、一応ね。
「リモートデュエル」が普及したといってもやはりデュエルとは顔を突き合わせてやりたいというのが決闘者の心。
かのアントワネットも「デュエルがないならデッキを作ればいいじゃない」と申したと古事記に書いてないとかいないとか。
一刻も早くまたデュエルに現を抜かす日々が来ることを祈って、デッキを作っておきましょう。
「貴方の心のアストラル、ドリルフィールド」
記事が面白いと感じたらいいねをポチッと押してね。