目次
あいさつ
皆さんこんにちは、ドリルフィールドです。
大分気温も下がってきたように感じますが、いかがお過ごしでしょうか?
コロナがまた勢いを増してきましたね、やっとオフ会が開かれるようになってきて、遊戯王もやっと勢いを取り戻そうとしてきたところにこの始末。
私の友人も企画していたオフ会を中止せざるを得なくなり、すごく残念です。
年末も近づいてきていますが、今年は粛々とした年越しを迎える事になりそうですね。
そんな状況ではありますが、我々決闘者達は皆、デッキを考えることが可能です!
いつデュエルの機会がやってきてもいい様に、デッキ構築は日頃から取り組んでおくのが肝要ですよね。
「コンボが中々思いつかない」「思い描いているようにデッキが組めない」
例えばそんな状況でデッキ構築がストップしてしまうとしても、
自信の考えの届く範囲までは頑張って思考を広げておけば、新カードやSNSなんかで、何か情報をキャッチした時に、すぐに自身のデッキに活かせるかもしれません。
これは可能性の話などではなく、つい数日前に私が身をもって経験している事実であります。
デッキ構築は一日にしてならず!
というわけで今回も皆さんのデッキ構築の一助になるべく、デッキ紹介をさせていただきます!
今回のデッキ紹介は、今までの様なテーマを設けておりません。
デッキ自体も結構単純だと思うので、気楽に読んでみて下さい!
デッキレシピ&デッキ解説
今回のデッキは、「ペンデュラム召喚のススメ」以来の、ペンデュラム召喚活用デッキです。
といっても今回は、ペンデュラムモンスターを使って、何回もEXデッキから大量召喚を行うのではなく
初動でペンデュラムスケールを揃えれる動きに加え、構築時点でデッキ内のモンスターを全てそのスケールで召喚できるようにすることで、手札のモンスターを自由に展開する
というものです。
なので、このデッキは「Pスケールを揃えるフェーズ」「エースモンスターを展開するフェーズ」と、2段階のフェーズに分けてデッキを動かしていきます。
エースモンスターの紹介の前に、まずはスケールの揃え方を説明しましょう。
初動
スケールを揃えるのに必要な手札は
《超重武者ダイ-8》か《超重武者装留イワトオシ》のどちらか1枚と何らかのモンスターカード1枚(手札コスト)です。
「超重武者ダイ-8」の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
このカードの表示形式を変更する。
②:このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。
その場合、このカードは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
③:自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。
自分フィールドの表側守備表示のこのカードを攻撃表示にし、デッキから「超重武者装留」モンスター1体を手札に加える。
①:自分メインフェイズに自分フィールドの「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのモンスターを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
②:このカードの効果でこのカードを装備したモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「超重武者装留イワトオシ」以外の「超重武者」モンスター1体を手札に加える。
以下、手順です。
【初手が《超重武者装留イワトオシ》の場合】
①《超重武者装留イワトオシ》を召喚し、1体で《超重武者カカ-C》をリンク召喚、《超重武者装留イワトオシ》の効果で《超重武者装留チュウサイ》をサーチ。
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。このカードはリンク素材にできない。
①:自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
②:自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、手札からモンスター1体を捨て、自分の墓地の「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
「超重武者装留チュウサイ」の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに自分フィールドの「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドのこのモンスターを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
②:このカードの効果でこのカードが装備されている場合、相手は装備モンスター以外の自分のモンスターを攻撃できない。
③:このカードの効果でこのカードを装備した自分のモンスターをリリースして発動できる。
デッキから「超重武者」モンスター1体を特殊召喚する。
②《超重武者カカ-C》の効果で墓地から《超重武者装留イワトオシ》を特殊召喚。
③《超重武者装留チュウサイ》を《超重武者カカ-C》に装備し、効果でデッキから《超重武者テンB-N》を特殊召喚。
「超重武者テンB-N」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手フィールドにモンスターが2体以上存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、「超重武者テンB-N」以外の自分の墓地のレベル4以下の「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
④《超重武者テンB-N》の効果で墓地から《超重武者装留チュウサイ》を特殊召喚。
⑤《超重武者装留イワトオシ》と《超重武者テンB-N》で《リプロドクス》をリンク召喚、《超重武者装留イワトオシ》の効果で《超重輝将サン-5》をサーチ。
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:以下の効果から1つを選択して発動できる。
●種族を1つ宣言して発動できる。このカードのリンク先の全ての表側表示モンスターの種族はターン終了時まで宣言した種族になる。
●属性を1つ宣言して発動できる。このカードのリンク先の全ての表側表示モンスターの属性はターン終了時まで宣言した属性になる。
【P効果 青8/赤8】
①:自分の墓地に魔法・罠カードが存在する場合、このカードはPスケールは4になる。
②:1ターンに1度、自分の「超重武者」モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
そのモンスターはもう1度だけ続けて攻撃できる。
【モンスター効果】
このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。
「超重輝将サン-5」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、自分フィールドの「超重武者」モンスターを2体までリリースして発動できる。
リリースした数だけ自分はデッキからドローする
⑥「リプロドクス」の効果で《超重武者装留チュウサイ》を「鳥獣族」に変更し、《王神鳥シムルグ》をリンク召喚。
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードはリンク素材にできない。
①:このカード及びこのカードのリンク先の鳥獣族モンスターは相手の効果の対象にならない。
②:このカードが戦闘で破壊される場合、代わりに自分フィールドの「シムルグ」カード1枚を破壊できる。
③:自分・相手のエンドフェイズに発動できる。使用していない自分・相手の魔法&罠ゾーンの数以下のレベルを持つ、鳥獣族モンスター1体を手札・デッキから特殊召喚する。
⑦エンドフェイズに《王神鳥シムルグ》の効果でデッキから《LL-コバルト・スパロー》を特殊召喚。
「LL-コバルト・スパロー」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから鳥獣族・レベル1モンスター1体を手札に加える。
②:フィールドのこのカードを素材としてX召喚した風属性モンスターは以下の効果を得る。
●このカードは相手の効果の対象にならない。
⑧《LL-コバルト・スパロー》の効果で《ペンデュラム-チョ》をサーチ。
【P効果 青0/赤0】
①:このカードを発動したターンの自分メインフェイズに1度だけ、自分の墓地のモンスターまたは除外されている自分のモンスターの中から、「ペンデュラムーチョ」以外のPモンスター1体を対象として発動できる。
そのPモンスターを自分のエクストラデッキに表側表示で加える。
【モンスター効果】
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分のエクストラデッキから、「ペンデュラムーチョ」以外の表側表示のレベル1のPモンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、フィールドから離れた場合に除外される。
これでスケール0の「ムーチョ」とスケール8の「サン-5」が揃いました。
【初手がダイ-8の場合】
①《超重武者ダイ-8》を召喚、効果で《超重武者装留イワトオシ》をサーチし、そのまま《超重武者ダイ-8》に装備。
②《超重武者ダイ-8》1体で《超重武者カカ-C》をリンク召喚、《超重武者装留イワトオシ》の効果で《超重武者装留チュウサイ》をサーチ。
③《超重武者カカ-C》の効果で《超重武者装留イワトオシ》を墓地から特殊召喚。
④《超重武者装留チュウサイ》の効果で《超重武者カカ-C》を墓地に送り、デッキから《超重武者テンB-N》を特殊召喚。
⑤《超重武者テンB-N》の効果で《超重武者ダイ-8》を特殊召喚し、その2体で《RR-フォース・ストリクス》をエクシーズ召喚。
①:このカードの攻撃力・守備力は、このカード以外の自分フィールドの鳥獣族モンスターの数×500アップする。
②:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。デッキから鳥獣族・闇属性・レベル4モンスター1体を手札に加える。
⑥《RR-フォース・ストリクス》の効果で《RR-シンギング・レイニアス》をデッキから手札に加える。
「RR-シンギング・レイニアス」の①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
①:自分フィールドにXモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
⑦《RR-シンギング・レイニアス》を手札から特殊召喚し、《RR-シンギング・レイニアス》《RR-フォース・ストリクス》《超重武者装留イワトオシ》で《王神鳥シムルグ》をリンク召喚。
⑧《超重武者装留イワトオシ》の効果で《超重輝将サン-5》、エンドフェイズに《王神鳥シムルグ》の効果で《LL-コバルト・スパロー》を特殊召喚し、《ペンデュラム-チョ》をサーチ。
おおよそは同じですが、こちらのパターンではEXデッキに《リプロドクス》を温存したり、後述する《妖精伝姫-シラユキ》のための墓地コストが稼げる点が優れています。
もし先攻をとることに成功した場合、《王神鳥シムルグ》で特殊召喚するモンスターを《霞の谷の巨神鳥》にしてもいいかもしれません。
このカードの効果は同一チェーン上では1度しか発動できない。
①:魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、 自分フィールドの「ミスト・バレー」カード1枚を対象として発動できる。 その自分の「ミスト・バレー」カードを持ち主の手札に戻し、その発動を無効にし破壊する。
《王神鳥シムルグ》は相手のターン終了時にも効果を発動できますので、上手く維持する事に成功したら、スケールを揃えるだけでなく非常に大きなリターンが見込めます。
但し、維持に失敗するとスケールが揃わなくなるので、手札や相手のデッキと相談してプレイしましょう。
これらの初動に成功すると、全てのモンスターがペンデュラム召喚する事ができるようになりますので、相手に合わせてエースを展開していきます。
今回のデッキのエースはこちらの2体!
このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。
①:このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。
その場合、このカードは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
②:1ターンに1度、自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、相手の墓地の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたカードはフィールドから離れた場合に除外される。
この効果は相手ターンでも発動できる。
【P効果 青8/赤8】
①:自分のPモンスターが攻撃する場合、そのモンスターはその戦闘では破壊されず、その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
②:自分のPモンスターが攻撃したダメージステップ終了時に発動する。
相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、攻撃したそのモンスターの攻撃力分ダウンする。
このカードをS召喚する場合、自分フィールドのP召喚したPモンスター1体をチューナーとして扱う事ができる。
【モンスター効果】
①:このカードがP召喚したPモンスターをチューナーとしてS召喚に成功した場合、自分の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
②:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
相手のLPを半分にする。
③:モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。
エース展開
《超重荒神スサノ-O》《涅槃の超魔導剣士》このデッキのエースは2枚看板ですが、そのどちらも殆ど同じ条件でシンクロ召喚する事ができます。
まずは《超重荒神スサノ-O》
このカードは相手の墓地から魔法や罠を奪う事が可能で、相手が使ったカードによってはうっかりと妙なシナジーを発揮し「エセ友情コンボ」を狙う事も可能です。
相手が強いカードを使う程強くなる、使うのがめちゃくちゃ楽しくて面白いモンスターです!
召喚方法は以下!
①フィールド上に《超重武者テンB-N》を含めたレベル4モンスター2体+レベル1チューナーを揃える。
②レベル4モンスターとチューナーで《アクセル・シンクロン》をシンクロ召喚。
自分は「アクセル・シンクロン」を1ターンに1度しかS召喚できない。
①1ターンに1度、デッキから「シンクロン」モンスター1体を墓地へ送り、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●墓地へ送ったそのモンスターのレベル分だけ、このカードのレベルを上げる。
●墓地へ送ったそのモンスターのレベル分だけ、このカードのレベルを下げる。
②相手メインフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターをS素材としてS召喚する。
②相手メインフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターをS素材としてS召喚する。
③《アクセル・シンクロン》の効果で《ジェット・シンクロン》をデッキから墓地に送りつつ、レベルを1つ上げる。
「ジェット・シンクロン」の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「ジャンク」モンスター1体を手札に加える。
②このカードが墓地に存在する場合、手札を1枚墓地へ送って発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
④《アクセル・シンクロン》と《超重武者テンB-N》で《超重荒神スサノ-O》をシンクロ召喚。
簡単!
相方となるチューナー、レベル4モンスターはどちらかを《超重武者テンB-N》が特殊召喚してくれるので、簡単に揃うと言うことができますね。
次に《涅槃の超魔導剣士》
相手のライフを半分にする効果や、墓地の好きなカードを回収する効果を持ち、出すタイミングによって、非常に強力なフィニッシャーになりえます。
しかもこのデッキでは経由するシンクロモンスターも超強力!
召喚方法は以下!
①フィールド上にレベル4モンスター2体とレベル1チューナー、ペンデュラム召喚されたレベル1のペンデュラムモンスターを揃える。
②ペンデュラムモンスターを除いた3体のモンスターで《氷結界の龍 トリシューラ》 をシンクロ召喚。
①:このカードがS召喚に成功した時に発動できる。相手の手札・フィールド・墓地のカードをそれぞれ1枚まで選んで除外できる。
③《氷結界の龍 トリシューラ》とペンデュラムモンスターで《涅槃の超魔導剣士》をシンクロ召喚。
超簡単!
こちらも《超重武者テンB-N》を使えば簡単に揃う上に、《超重荒神スサノ-O》降臨後ならば、《ジェット・シンクロン》も利用できます。
そして今回のデッキは、これらの召喚条件「レベル4モンスター2体+レベル1チューナー+@」を簡単に揃えられるようにするために、全体が構築してあります。
ここからは、特徴的なカードの役割を説明していきます!
各カードの役割解説
…といっても今回はあまり深く掘り下げるところも少ない感じです!
まずは先述した《妖精伝姫-シラユキ》について。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分の手札・フィールド・墓地からこのカード以外のカード7枚を除外して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
このカードは《超重荒神スサノ-O》、《超重輝将サン-5》と《超重武者ダイ-8》の、墓地に魔法・罠カードがあると弱体化してしまう要素をカバーするために入っています。要するに《妖精伝姫-シラユキ》の効果で墓地を常にモンスターだけにしてしまえという事ですね。そして《妖精伝姫-シラユキ》自信もレベル4モンスターとして、先ほどのエースの召喚素材に加わることができます。
しかし、《妖精伝姫-シラユキ》の効果発動のためにはカード7枚もの除外が必要、2、3枚の魔法カードを墓地から消し去るためだけに非常にリソースが奪われることになります。
それを軽減するために以下のカード達を採用しました。
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは直接攻撃できない。
②:このカードが除外された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードの攻撃力は、除外されている自分の恐竜族モンスターの数×200アップする。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが墓地からの特殊召喚に成功した場合、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。このターン、そのモンスターは戦闘・効果では破壊されない。
②:このカードが除外されたターンのエンドフェイズに発動できる。このカードを手札に加える。
《ジャイアント・レックス》は《妖精伝姫-シラユキ》で除外するとフィールドに帰ってくるだけでなく、《妖精伝姫-シラユキ》同様にエースの召喚素材です。
《背護衛》は2枚目の《ジャイアント・レックス》、こちらは帰ってくるのは手札ですが、ペンデュラム召喚できるので無問題。
①:自分の手札・デッキ・墓地から「EMディスカバー・ヒッポ」1体を選んで特殊召喚する。
その後、自分フィールドに「カバートークン」(獣族・地・星1・攻/守0)を可能な限り特殊召喚できる。
このトークンはリリースできない。
「カバートークン」がモンスターゾーンに存在する限り、自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。
この効果で「カバートークン」を特殊召喚した場合、ターン終了時まで相手は「カバートークン」以外のモンスターを攻撃対象にできない。
《超カバーカーニバル》は防御面で《妖精伝姫-シラユキ》とのコンボが光る1枚、単体でこのカード+トークン4体で最大5枚分のコストになれます。
更にそれだけではなく、このカード自身のデメリットを《妖精伝姫-シラユキ》が消し去り、「カバートークン以外のモンスターを攻撃できない」の部分でそのターンの戦闘をシャットアウトできます。
《十二獣ドランシア》を使ったコンボ
《十二獣ドランシア》は自信のカードも破壊する効果を持っているため、《超重武者ツヅ-3》を破壊できれば《超重武者ツヅ-3》の効果で《超重荒神スサノ-O》を墓地から蘇生する事ができます。
「十二獣ドランシア」は1ターンに1度、同名カード以外の自分フィールドの「十二獣」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
①:このカードの攻撃力・守備力は、このカードがX素材としている「十二獣」モンスターのそれぞれの数値分アップする。
②:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
「超重武者ツヅ-3」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、「超重武者ツヅ-3」以外の自分の墓地の「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
このコンボも《超重荒神スサノ-O》の召喚同様、《超重武者テンB-N》+レベル4モンスター+《超重武者ツヅ-3》の盤面を作り、《超重武者テンB-N》とレベル4モンスターで《十二獣ライカ》をエクシーズ召喚し、その上に《十二獣ドランシア》を重ねるだけなので簡単です。
復活した《超重荒神スサノ-O》は《十二獣ドランシア》を従えているのでさらに強力!
その他のカード達
このカードが墓地に存在する場合、自分フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を手札に戻して発動する。
このカードを墓地から特殊召喚し、自分は400ポイントダメージを受ける。「BF−精鋭のゼピュロス」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
《BF-精鋭のゼピュロス》は《王神鳥シムルグ》が長く生き残ったり、サーチしたいカードが皆手札に来てしまった際に、《王神鳥シムルグ》の効果でデッキから出しておくと、《超重武者テンB-N》を使いまわせたりしてお得。
このカードを手札から墓地に捨てる。
相手の墓地に存在するカード1枚をゲームから除外する。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。
《D.D.クロウ》は《LL-コバルト・スパロー》からサーチできる妨害札。
このカードを手札から墓地へ送り、相手フィールド上に表側表示で存在する効果モンスター1体を選択して発動する。
選択した相手モンスターの効果をエンドフェイズ時まで無効にする。
この効果は相手のメインフェイズ時のみ発動する事ができる。
《エフェクト・ヴェーラー》はデッキの性質に合った妨害札、レベル1のチューナーでもあるので、エースの召喚素材に混ぜ込みやすい。
自分フィールド上にレベル1のモンスターが存在する場合に発動できる。
デッキからレベル1モンスター1体を手札に加える。
このターン、この効果で手札に加えたモンスターまたは同名カードの召喚に成功しなかった場合、エンドフェイズ時に自分は2000ポイントダメージを受ける。
《ワンチャン!?》は上記妨害札のサーチ、ペンデュラムスケールが破壊された際のリカバリー、チューナーの確保、とできる事が多い、状況に合わせて選ぼう。
このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。
①:このカードがS召喚に成功した時、自分の墓地の機械族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
自分の墓地に魔法・罠が存在する場合、このターン自分はそのモンスター及びその同名モンスターを召喚・特殊召喚できない。
②:このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。
その場合、このカードは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
《超重剣聖ムサ-C》は《ジェット・シンクロン》を引いてしまって、《アクセル・シンクロン》のレベルが変更できなくなった際に、《超重荒神スサノ-O》の召喚に必要になります。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキからカード1枚を選んで墓地へ送る。
②:自分のデッキのカードが効果で墓地へ送られた場合に発動する。自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
③:表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合、または戦闘で破壊された場合、自分の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
《ライトロード・ドミニオンキュリオス》はこのデッキでは召喚方法が明確に定められていません、全体的に種族が異なる地属性が多く採用されているので簡単に召喚することができます。
初動で《リプロドクス》を使わなかったらここで使ってもいいですね、効果でデッキから墓地に送るカードも、状況に合わせて選ぶことができます。
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:「破械雙王神ライゴウ」以外のカードの効果でフィールドのカードが破壊された場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
②:このカード以外のモンスターが戦闘で破壊された時、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
③:自分・相手のエンドフェイズにフィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
①:このカードは、このカードのリンク素材としたモンスターの数によって以下の効果を得る。
●2体以上:このカードのリンク先にモンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動する。そのモンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
●3体以上:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。手札からモンスター1体を特殊召喚する。
●4体:このカードがリンク召喚に成功した時に発動できる。自分はデッキから4枚ドローし、その後手札を3枚選んで好きな順番でデッキの下に戻す。
《破械雙王神ライゴウ》及び《鎖龍蛇-スカルデット》はフィールドにとっ散らかったアドバンテージを収束させるためのカード。エース召喚のためにはモンスターゾーンが3~4空いている必要があるので重要。
《破械雙王神ライゴウ》は《十二獣ドランシア》と並ぶと①の効果が更に強力。召喚条件は《リンクリボー》で満たしましょう。
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手モンスターの攻撃宣言時、このカードをリリースして発動できる。その相手モンスターの攻撃力はターン終了時まで0になる。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドのレベル1モンスター1体をリリースして発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。この効果は相手ターンでも発動できる。
デッキ解説は以上になります!
しかし今回は、あと少しだけ皆さんにお話したいことがあるのです。
それは、本当は今回のデッキ紹介のテーマにする予定だったことについて。
よければもう少しお付き合いください。
初動を作るという事
実は、今回のデッキ紹介に紐づけて話したかったテーマがありました。
それは今回の記事のタイトルにもある通り
「初動について」
初動…それはデュエルをする際に、最も初めに対戦相手に披露する事になるデッキの動き。
例えばそれは《E・HERO エッジマン》を召喚して《エッジ・ハンマー》を伏せてターンエンドや
特殊召喚を駆使して《ライトロード・ドミニオンキュリオス》を召喚して、何かキーカードを墓地へ送ったり
あるいは《シューティング・クェーサー・ドラゴン》をシンクロ召喚する事だったり
モンスターと特定の罠カードを伏せてターンエンド、でもデッキによっては初動と言う事ができます。
今回のデッキでは【《王神鳥シムルグ》をリンク召喚して、ペンデュラムスケールを揃える】ですね。
その後、その過程で墓地に行ったカードや、ペンデュラム召喚を駆使して戦います。
この「初動」についてなのですが…
皆さんはデッキを構築する際「初動」をどれ位意識してデッキを組んでいますか?
自信が定めた初動を行うためのカード、初手に来てほしいカードをデッキの中に何枚くらい用意しているでしょうか?
3枚?6枚?多いデッキでは9枚以上もあるかもしれません。
今回のデッキでは《超重武者ダイ-8》と《超重武者装留イワトオシ》で6枚、サブの《黒き森のウィッチ》も入れれば8枚でしたが、人によってはもしかしたら初動は定めず、手札と相手に合わせてデュエルを進行するタイプのデッキを組んでいる場合もあると思います。それもまた一つです。
しかし私はここ最近で、
デッキを動かす力を持ったカード達が多く登場し、それらを駆使する事ができる決闘者達の速度がどんどんと早まりつつあり、徐々に、デッキに「しっかりとした初動」があるかどうかで、デッキとしてのパワーに差が出るように感じてきています。
実際のデュエルシーンでも、デッキの初動を上手く終える事ができると、その後は相手の動きに集中してデッキを回せるようになり、非常に安定したデュエルをできているように感じますね。
最近のテーマカテゴリは、テーマ側に初動が既に用意されており、非常に扱いやすいものが増えていますが、オリジナルのデッキを組む、達成したいコンボがある場合には自身で初動を考えなければならない場合も多いです。
私、ドリルフィールドは、オリジナルデッキを作る身でありながら、デッキ構築を行う際、この「初動」を考えるのが非常に苦手で、今まで作るデッキは一部を除いてほとんどの場合、およそ初動が存在せず、デュエルの中でやりたい動きを整えていくデッキばかり組んできました。
それ故に、今まででそういったデッキを構築する能力は鍛えられてきたように感じてはいたのですが…
しかしやはり、このままだとデッキ構築の可能性が閉ざされてしまうと感じ、最近は何とかしっかりした初動を持ったデッキを作るように心がけ始めました。
初めはデッキのバランスが崩れてかなり苦心していたのですが、少しずつ安定してきたように思うので、今回は後付けでその旨をお話しさせて頂きました。
初動は、他のデッキに流用できることも多いので、これから少しでも有益な「初動」を持つデッキ紹介を皆さんにお伝えできればと思います。
まだへたっぴなんで期待はしないでね。
最後に一つ注意なのは、初動ばっかり気にして、デッキ構築を余りに初動に偏重したら、中盤以降に腐るカードが増えたりするので、そればっかりが良いデッキとも言えません。
一番良いデッキは
【「初動」を持ち、それが達成できなかったり、通らなかったりしても、サブプランを持つ。デュエルの中で上手く理想の状況に持っていける。また、初動札に中盤以降も役割がある。】
そういう塩梅ですね。
そんなこんなで皆さんも、デュエルに行き詰ったら一度デッキの初動を見つめ直してみて下さい!
まとめ
今回のデッキは、初動、中盤、後半を意識した、安定度が高めの、相手とデュエルする事を意識したデッキの紹介でした、如何でしたでしょうか?
このデッキは私が持っているデッキの中で、2番目に古株で、ずっと改良を続けているデッキです。
なんせリンクモンスターが来る前から使っていますから、お気に入りのデッキです。
当初に比べて中身は大きく様変わりしましたが、基本コンセプトはほぼ変わっていませんが、以前はもっと多くの魔法カードが入っており、ペンデュラムスケールを《マジカル・アブダクター》で揃えていました。
【P効果 青3/赤3】
①:このカードがPゾーンに存在する限り、自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く。
②:1ターンに1度、このカードの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。デッキからPモンスター1体を手札に加える。
【モンスター効果】
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く。
②:このカードの攻撃力は、このカードの魔力カウンターの数×100アップする。
③:1ターンに1度、このカードの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。
デッキから魔法使い族・レベル1モンスター1体を手札に加える。
それ故にスケールを揃える初動の安定感が低く、ペンデュラム召喚の幅も以前より狭かったのですが、今回新たな初動を手に入れて、安定感が増したわけです。
デッキ名の【怪鳥オオハク】は、日本で確認できる飛翔が可能な鳥の中で、最も重量が大きい「オオハクチョウ」から付けました、「超重」と「鳥獣」のデッキなので。
こちらのデッキは以下の動画でも使用、紹介をしています。視聴して頂けたら嬉しいです。
デュエルの方は、簡易編集ですがデッキはブン回ってます。
デッキ紹介は、初動が動き付きなんで文章よりわかりやすいと思います。
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冷えてきたので、お互い体調に気を付けていきましょう。
以上!
貴方の心のアストラル、ドリルフィールド