目次
はじめに
どうも皆さん、ミソです。
これを書いているのは9/10ですが、まだまだ暑いですね。
どうでもいいんですが、前回キーボードがイカれまくった事件がありましたので、今回キーボードを新調して望んでいます。
新しいキーボードはかなり薄く、スベスベでサラサラなので気分は涼しい感じがします。
このスベスベサラサラがいつベタベタになるのか、その時のことを考えると今から気が重いです。
ほんとにどうでもいい話をしてしまいましたね。
ですがこういう本題に入る前の話をアイスブレイクと言いまして、氷を溶かすように、緊張感のある場の空気を溶かしていくために雑談をする、的な意味を持っています。
そもそもこの記事に緊張感があるのかという話は禁止です。やめてください。
さて、今回は私の「Sweet Revenge」というデッキの紹介です。
《煌々たる逆転の女神》のデッキですね。
《煌々たる逆転の女神》
【 効果モンスター 】
星 6 / 光 / 天使族 / 攻1800 / 守2000
①:自分フィールドにカードが存在せず、自分の手札がこのカード1枚のみの場合、相手モンスターの攻撃宣言時にこのカードを手札から捨てて発動できる。相手フィールドのカードを全て破壊する。その後、自分はデッキからモンスター1体を特殊召喚できる。
「Sweet Revenge」というデッキ名は、《煌々たる逆転の女神》の海外版の名前から取っています。 (Goodess of Sweet Revenge )
《煌々たる逆転の女神》の効果は発動出来れば強い系のカードで、しかし発動にとんでもない条件があるいつものパターン。
どうやって活かしていくのか、という話は一旦置いといて、まずはデッキレシピをご覧ください。
デッキレシピ
レシピにするとかなりぐちゃぐちゃっとしたデッキですね…
このデッキを使用して対戦した動画、レシピを紹介した動画もあるのですが、その頃からエクストラの面がかなり変わりました。
何故かというとPHANTOM RAGEにて《天霆號アーゼウス》というとんでもカードが来たからですね。
《天霆號アーゼウス》
【エクシーズモンスター】
星12/光/機械族/攻3000 /守3000
レベル12モンスター×2
「天霆號アーゼウス」は、Xモンスターが戦闘を行ったターンに1度、自分フィールドのXモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。①:このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。このカード以外のフィールドのカードを全て墓地へ送る。この効果は相手ターンでも発動できる。②:1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。手札・デッキ・EXデッキからカード1枚を選び、このカードの下に重ねてX素材とする。
この《天霆號アーゼウス》くん、 リセット効果故かなり《煌々たる逆転の女神》と相性が良い。
まぁリセット効果を全て相性が良いと捉えているだけで、この《天霆號アーゼウス》に相性の良くないデッキなんて少ないと思いますが、デッキとしてのパワーが底上げされて、なおかつデッキとしての動きとも合っているので、今回エクストラへの追加と、それに伴う再編を行いました。
また、エクストラの再編に合わせてデッキの中身も少し変更しています。
変更したことによって戦い方、意識が少し変わってくるので、そこも書き連ねたいと思います。
メインギミックは動画に出した時から変わっていないので、予め動画を見ていたらより楽しめるかもしれません(ダイマ)
動画一覧
基本コンセプト
基本コンセプトはもちろん《煌々たる逆転の女神》を使用して勝つこと。←これ大事
《煌々たる逆転の女神》を使って勝つ、ということは、基本的に「相手に《煌々たる逆転の女神》を持っていることを悟られないように戦う」ことが必要です。
仮に《煌々たる逆転の女神》をサーチして戦うとすれば、もちろん相手は《煌々たる逆転の女神》を警戒してしまうわけですね。
そうすると《煌々たる逆転の女神》を使用して勝つ、ということは難しくなるわけです。
つまり奇襲性を高める戦い方でなければならない、と言うことですね。
なので直接サーチは行わず、ドローによるランダムハンドインを目指します。
そんでもって《煌々たる逆転の女神》を使用した際に出すモンスターはとんでもなく強いモンスターをチョイスします。
なぜならそいつで勝たないと《煌々たる逆転の女神》で勝ったとは言えないからです。
《煌々たる逆転の女神》の効果を使用した際、自分の手札はゼロ、場もゼロなわけですから、本当に一枚で勝たなければなりません。
そこでチョイスしたモンスターはこちらです。
《大天使クリスティア》
星 8 / 光 / 天使族 / 攻2800 / 守2300
自分の墓地に存在する天使族モンスターが4体のみの場合、このカードは手札から特殊召喚する事ができる。この効果で特殊召喚に成功した時、自分の墓地に存在する天使族モンスター1体を手札に加える。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、お互いにモンスターを特殊召喚する事はできない。このカードがフィールド上から墓地へ送られる場合、墓地へは行かず持ち主のデッキの一番上に戻る。
最 強
デッキから特殊召喚できるモンスターでこのカードより強いのいますか?僕は知りません。
まとめると《煌々たる逆転の女神》を使用して《大天使クリスティア》を出す、これがコンセプトです。
こう聞くとえげつないデッキですね。主に《大天使クリスティア》のせいで。
僕自身《大天使クリスティア》を出されたらキレて地球破壊爆弾を四次元ポケットから取り出して使用するぐらいのことはすると思います。それぐらい理不尽なカードです。
その理不尽なカードのパワーを借りて勝つ。それが今回のコンセプト。
それでは闇に堕ちたミソのデッキを是非ご覧ください。
※このデッキ、動画や記事にした時点で奇襲性なくなるので、使う際はこの記事や動画の存在を隠してご使用ください。
基本ギミック
《煌々たる逆転の女神》の使用条件を満たすためには、相手の攻撃宣言時に手札と場のカードを空にしなければなりません。
そこで使用するカードはこちら。
《妖精伝姫-シラユキ》
星 4 / 光 / 魔法使い族 / 攻1850 / 守1000
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分の手札・フィールド・墓地からこのカード以外のカード7枚を除外して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
まぁシラユキ大先生ですよね。
むしろ《煌々たる逆転の女神》を使用するデッキを使ってる人で《妖精伝姫-シラユキ》を使わない人は存在するんでしょうか、そんなレベル。
《煌々たる逆転の女神》は相手の攻撃宣言時に自分の場と手札が空でないといけないのですが、攻撃宣言時に《妖精伝姫-シラユキ》の効果のコストで全てを除外して、それにチェーンする形でも発動出来ます。
なのでフリーチェーンで手札まで除外できる《妖精伝姫-シラユキ》はかなり相性がいいわけなんですね。
その《妖精伝姫-シラユキ》の準備もしつつ、諸々の条件を整えなければなりません。
今回のデッキでやらなければならないことはこちらです。
- 《妖精伝姫-シラユキ》を墓地へ送る
- 《煌々たる逆転の女神》をランダムドローで手札に加える
- 手札に来てしまった《大天使クリスティア》をデッキに戻す
- 《煌々たる逆転の女神》を使用する際に墓地の天使族モンスターを3体にする
以上です。
これらの条件を整えればデッキとしての動きは完成したと言っていいです。
また《煌々たる逆転の女神》を使用して勝つ、というのがコンセプトだと話はしましたが、正直に申し上げると準備の段階で勝ってもいいという気持ちではいます。
しかし自分の中でラインがあって、準備の段階で勝つときも「盤面が返されていたとしても《煌々たる逆転の女神》を使用することは出来ていた」というラインが「デッキとして成功しているライン」です。
これにより「もしかしてこのデッキ《煌々たる逆転の女神》要らなくね?」ということを言ってくる人間に対して牽制することが出来ます。すなわち精神の安定が保たれます。プシュー
それぐらい《煌々たる逆転の女神》はナイーブなカードということですね。
少し逸れましたが、これは準備の段階の強さが結構なもので、なんなら《妖精伝姫-シラユキ》が相手に与える脅威はかなりのものなので、どうしても準備中に勝ってしまうことが多いんですね。
《煌々たる逆転の女神》を使用して勝つのは、体感では勝った試合の1割程度でしょうか。
しかし先ほど申し上げた「《煌々たる逆転の女神》を握っている状況で盤面を返されずに勝った」という試合は勝ち試合の8割ぐらいです。自分の中で決めたデッキコンセプトのラインはクリアしていると言えます。
そんなわけでその結構な強さの準備段階をご説明いたします。
まずは何はともあれ《妖精伝姫-シラユキ》を墓地へ送ることです。
そしてその中で、一緒に送ったら強いモンスターがいます。
《ジャイアント・レックス》
星 4 / 地 / 恐竜族 / 攻2000 / 守1200
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは直接攻撃できない。
②:このカードが除外された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードの攻撃力は、除外されている自分の恐竜族モンスターの数×200アップする。
こいつズルくね?って言われるモンスターですね。
レシピを見ていただいたら分かると思いますが、《妖精伝姫-シラユキ》と《ジャイアント・レックス》で作成するランク4のモンスターが4体います。
《クロノダイバー・リダン》《フレシアの蟲惑魔》《ライトドラゴン@イグニスター》《励輝士 ヴェルズビュート》 の4体ですね。
デッキ内のレベル4の少なさを考えるとランク4の数は多いですね。
それだけ《妖精伝姫-シラユキ》と《ジャイアント・レックス》のコンビは何回も出せるモンスターだということです。
そして、なんと《妖精伝姫-シラユキ》と《ジャイアント・レックス》を1コンボで揃える方法があるんですね。
それがこちらです。
《 妖精伝姫-シラユキ 》と《ジャイアント・レックス》のコンボ
このコンボを使用すると墓地に7枚カードが揃うので《妖精伝姫-シラユキ》のコストもちょうど賄えます。
ですので、デッキの初動の動きとしてはランク7を作るのが至上命題となります。
ランク7の作り方に関しては《超量妖精アルファン》を特殊召喚すれば超量の動きでランク7まで行けるのと《ダイナレスラー・パンクラトプス》や《天啓の薔薇の鐘》と《森羅の賢樹 シャーマン》などを使用して作成します。
初手からランク7にいけるのは体感8割ぐらいですかね。
超量を採用しているのは《超量士ホワイトレイヤー》と《超量妖精アルファン》が天使族であること、《超量士ブルーレイヤー》と合わせて墓地の数をコントロールできるからです。
墓地の天使族が3体の時に《煌々たる逆転の女神》を使用出来れば、《煌々たる逆転の女神》の効果で《大天使クリスティア》が特殊召喚された際に墓地の天使族が4体になります。
《大天使クリスティア》は墓地へ送られる場合にデッキトップに戻りますから、自身の特殊召喚効果を使用でき、その際に《煌々たる逆転の女神》をリクルートできるので、《大天使クリスティア》からの《煌々たる逆転の女神》がループします。
そして《煌々たる逆転の女神》をランダムドローするために《森羅の施し》や《冷薔薇の抱香》、《飢鰐竜アーケティス》《デコード・トーカー・ヒートソウル》でドローをしていきます。
《森羅の施し》は《大天使クリスティア》をデッキに戻す役割も兼ねています。
また、《ダイナレスラー・パンクラトプス》を採用している理由としては、《煌々たる逆転の女神》《大天使クリスティア》で突破できないモンスターが相手の場にいる場合、《魂喰いオヴィラプター》を経由して《究極伝導恐獣》で突破するプランに切り替えるためです。
他にも細かい戦い方はいくつかありますが、基本的なギミックとしては上記の通りです。
動画からの変更点
冒頭で動画から《天霆號アーゼウス》の登場以降エクストラが変更になった、と言いましたが、どこが変わったのかをご説明いたします。
先ほども貼りましたが、これが現在のエクストラです。
元々は《LL-アセンブリー・ナイチンゲール》と《天霆號アーゼウス》は入っておらず、《No.60 刻不知のデュガレス》と《超戦士カオス・ソルジャー》が入っておりました。
《No.60 刻不知のデュガレス》と《超戦士カオス・ソルジャー》の採用理由に関しては動画の方をご覧ください。
《天霆號アーゼウス》はさておき、なぜ《LL-アセンブリー・ナイチンゲール》が採用されたのかを記しておきます。
《LL-アセンブリー・ナイチンゲール》
【 エクシーズモンスター 】
星 1 / 風 / 鳥獣族 / 攻0 / 守0
レベル1モンスター×2体以上
①:このカードの攻撃力は、このカードのX素材の数×200アップする。
②:このカードは直接攻撃でき、X素材を持ったこのカードは、その数まで1度のバトルフェイズに攻撃できる。
③:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
ターン終了時まで、自分フィールドの「LL」モンスターは戦闘・効果では破壊されず、自分が受ける戦闘ダメージは0になる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
実はデッキを組んだ当初は採用されていたんですよね、この 《LL-アセンブリー・ナイチンゲール》さん。
その時の採用理由としては、単純に5体のモンスターが並び、《超量妖精アルファン》にてレベル1に変更することが出来るために相手のライフを削り切れる火力であるから、でした。
しかしながら単純にランク4で戦うことが多く、《超量妖精アルファン》まで展開して3~4体以上並ばないと労力に合ったリターンが得られないことが理由となってエクストラから抜けていきました。
しかしながら、 《天霆號アーゼウス》の登場により評価が一変します。
何故なら3体以上でエクシーズ召喚しなければリターンが得られないモンスターであったのが、2体で十分すぎるリターンを得られるようになったからです。
《LL-アセンブリー・ナイチンゲール》はダイレクトアタックを行えるので、 《天霆號アーゼウス》の特殊召喚条件に非常にマッチしており、なおかつ破壊耐性もあるのでその特殊召喚が通りやすく、素材も2体以上なので3体以上素材にすれば《天霆號アーゼウス》の効果を複数回使用可能な可能性があります。
以上がエクストラの変更点です。
ここからはエクストラ内容は変更していないが、《天霆號アーゼウス》の登場により役割が変更されたカード達を紹介します。
《励輝士 ヴェルズビュート》
【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 光 / 悪魔族 / 攻1900 / 守0
レベル4モンスター×2
相手の手札・フィールド上のカードを合計した数が自分の手札・フィールド上のカードを合計した数より多い場合、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
このカード以外のフィールド上のカードを全て破壊する。
この効果を発動したターン、相手プレイヤーが受ける全てのダメージは0になる。
この効果は自分のメインフェイズ時及び相手のバトルフェイズ時にのみ発動できる。
《ライトドラゴン@イグニスター》
【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 光 / サイバース族 / 攻2300 / 守1500
レベル4モンスター×2
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。自分フィールドの「@イグニスター」モンスターの数まで、相手フィールドの表側表示モンスターを選んで破壊する。②:このカード以外の自分のサイバース族モンスターが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。自分の墓地からリンクモンスター1体を選んで特殊召喚する。③:自分フィールドのモンスターが効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。
《フレシアの蟲惑魔》
【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 地 / 植物族 / 攻300 / 守2500
レベル4モンスター×2
①:X素材を持ったこのカードは罠カードの効果を受けない。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、「フレシアの蟲惑魔」以外の自分フィールドの「蟲惑魔」モンスターは戦闘・効果では破壊されず、相手の効果の対象にならない。
③:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、発動条件を満たしている「ホール」通常罠カードまたは「落とし穴」通常罠カード1枚をデッキから墓地へ送って発動できる。この効果は、その罠カード発動時の効果と同じになる。この効果は相手ターンでも発動できる。
全部ランク4ですね。
《励輝士 ヴェルズビュート》に関しては、リセット効果の後、相手ターンでも圧力をかけることが仕事としてあったのですが、正直もうその役割は《天霆號アーゼウス》で良いですね。
《励輝士 ヴェルズビュート》と合わせて2回のリセット効果を使用出来れば確実に勝利に近づくことができます。
《ライトドラゴン@イグニスター》に関しては、正直《ブルートエンフォーサー》と合わせて《デコード・トーカー・ヒートソウル》にいくためのモンスターだったのですが、除去&破壊耐性を持っているとなればこちらも《天霆號アーゼウス》に行きやすい。
《フレシアの蟲惑魔》は《狡猾な落とし穴》とセットで使用するのですが、攻撃力の低さ故守備表示で耐えるしかありませんでした。
しかしながら《狡猾な落とし穴》で2体も除去できれば、攻撃を通して《天霆號アーゼウス》に行けばよい、とんでもないですね。
つまりメインデッキの動きも、例えばドロー効果を主に使っていた《超量士グリーンレイヤー》の手札から超量を特殊召喚する効果を重宝するようになりますし、《No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク》に行けない時や阻害された時にランク4を使用して戦線を維持することが出来ます。
まとめると、ランク7にいかずともランク4で戦うことが出来るようになった、ということですね。
細かいところで言うと《狡猾な落とし穴》で自分のモンスターを破壊して《天霆號アーゼウス》の効果でデッキから《妖精伝姫-シラユキ》などの必要なモンスターをエクシーズ素材にすることもできますね。
なんにせよ《天霆號アーゼウス》という化け物カードを頭に入れて戦えという話です。
最後に
いかがでしたでしょうか。
PHANTOM RAGEにて思わぬ強化を頂けた「Sweet Revenge」の現状をお伝えしたかったので個人的には満足です。
身内にはネタがバレている分、動画で使いづらいデッキなので、こういった記事で紹介できるのはうれしいですね。
興味が湧いた方はぜひパーツを購入して、作成してみてください。
細かいところは書ききれなかったので、もし分からないところがあればコメントください。
以上、読んでくれてありがとう。
ミソ