【第5回TWC】今からでも余裕でついてこれるラッシュデュエル~現環境編~

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【第5回TWC】今からでも余裕でついてこれるラッシュデュエル~現環境編~
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こんにちはアニと申します。

今回、初めてトレカライターコロシアムに参加させて頂く事になりました。

遊戯王OCGとラッシュデュエルの環境考察やデッキ紹介を中心に更新していきますので、良かったらご覧ください。

第一回目は、最近僕がハマっているTCG「ラッシュデュエル」のルールと環境についてお話したいと思います。

既にラッシュデュエルをやっている方はもちろん、やった事が無い方にも興味を持って頂けると嬉しいなと思います。

タイトルに書いてあるように出来たばかりのカードゲームであり、新型コロナウイルスの影響でまだ一度も大会が開催されていない状態なので、全プレイヤーが初心者といった感じです。つまり今からでも余裕でついてこれます

ラッシュデュエルの大まかなルール

①.1番の特長は召喚権が無限にある事です。

通常召喚はもちろんアドバンス召喚も何度でも行えますので、上級モンスターや最上級モンスターを1ターン目から展開しまくる事が可能です。

②.2つ目の特長はドローフェイズに手札が5枚になるようにドローを行える事です。沢山召喚して手札が空になっても返しターンには手札が5枚になります。

この①と②のルールが遊戯王OCGと最も違う点です。このルールのお陰でド派手なゲーム性とシーソーゲーム感を手に入れたように思います。

③.モンスターゾーンや魔法罠ゾーンが3枠しかありません。そしてメインフェイズ2もありません。アプリゲームのデュエルリンクスっぽい感じですね。モンスターゾーンやフェイズが少ない分シンプルでゲームの進行が分かりやすくなりました。

ちなみにラッシュデュエルには”チェーンを組むカード”は存在していません。あくまでもメインターゲットは低年齢層ですから、あえて分かりにくい部分を無くしたのでしょう。

ルールを見て分かるように遊戯王OCGとラッシュデュエルは似て非なるカードゲームと言えます。

現環境に存在するデッキ

現状スターターデッキ2種類+ブースターパック1種類しか発売されていない為、カードプールが狭く環境に存在するデッキの種類も多くありません。

「魔法使い族デッキ」と「ドラゴン族デッキ」と「魔法使い族とドラゴン族の混合デッキ」の3種類くらいです。

これから時間が経てば増えていくでしょうが、現時点では上記3デッキの特長だけ抑えておけば問題ないと思います。

魔法使い族デッキ

主人公のエースモンスター。
ブラマジ枠。
最高打点は3900になる。

1番の特長は魔法使い族専用罠の《ダーク・リベレイション》を擁している所ですね。

OCGでいう所の《聖なるバリア~ミラー・フォース~》的なカードです。

最強の罠カード。
墓地に魔法使い族が4体いないと発動が出来ない。
魔法使い族スターターに収録。

メイン2が無いラッシュデュエルではバトルフェイズ中に盤面をブッパされると立て直しが出来ないまま相手にターンを渡す事になるので、そのまま返しにワンキルされる……なんて事も。

そういう意味ではOCGでの《聖なるバリア~ミラー・フォース~》以上のパワーカードと言えます。攻防一体の最強カードですね。

スターター発売時点ではこのカードが強すぎた事やバック破壊カードが少なかった事から《ダーク・リベレイション》を握った方が勝つ””魔法使い族のミラー戦が多発””ドラゴン族スターターを買う人がいない”という状況になっていました。

魔法使い族デッキと対戦する際には《ダーク・リベレイション》のケアを最優先に考えながらプレイする必要がありますね。それくらい重要なカードです。

魔法使い族モンスターに関してですが、サイズこそドラゴン族に劣るもののテクニカルな効果を持つモンスターが多いのが特長です。

手札の魔法使い族モンスターを墓地へ送り、1ドロー。
使い勝手抜群。
相手の墓地のモンスターを2体までデッキに戻す。

《ささやきの妖精》は攻守こそ低いものの、相手の墓地ソースを削れるので前述した《ダーク・リベレイション》のケアになりますし、後述するドラゴン族相手にも刺さる効果となっています。

OCG同様、ラッシュデュエルでも墓地は第二の手札的な扱いになるでしょうし、これから先も使われるカードではないかなと思います。

このようなモンスターが多いのが魔法使い族の特長ですね。

※次回の「魔法使い族デッキ」のデッキ紹介記事にて各カードの特長や採用理由なんかも書いていきたいと思います。

ドラゴン族デッキ

一番の特長は最上級モンスターの質が高い事です。

サイズはもちろん、優秀な効果を持ったモンスターが揃っています。

現時点で最高打点。単体で超えられるのはパンプアップされた
《セブンスロード・マジシャン》だけ。
二回攻撃可能。捲り能力が高い。
打点も最強クラス。
バック破壊効果を持つ唯一のモンスター。素の打点も割と高い。

このように高打点かつ優秀な効果を持つ最上級モンスターが多くいるのがドラゴン族の特長です。モンスター同士の殴り合いであれば魔法使い族に対してかなりの有利を取れます。

ちなみに下級モンスターはアドバンス召喚をサポートするモンスターが揃っています。

墓地から《ドラゴンズ・アップセッター》を蘇生。そのまま最上級モンスターのアドバンス召喚が可能。
墓地から《ドラゴンズ・セットアッパー》を蘇生。そのまま最上級モンスターのアドバンス召喚が可能。

このようなアドバンス召喚をサポートするモンスターを駆使し、最上級モンスターを並べていくのが理想の展開ですね。

スターターデッキ発売時点ではバック破壊手段が乏しく《ダーク・リベレイション》を越えられずにいましたが、複数のバック破壊手段を得た今、ドラゴン族デッキも魔法使い族デッキに並ぶ強さになった印象です。

魔法使い族+ドラゴン族の混合デッキ

こちらはブースターパック発売前に見られた構築です。

ちなみに僕もこのデッキを使っていました。

魔法使い族デッキにタッチで上級ドラゴン族と《炎竜の熱閃》を採用し、《ダーク・リベレイション》を破壊しやすくした構築になります。

数少ないバック破壊魔法。
発動条件が緩く使い勝手が良い。

カードプールが狭い状況であれば混合型という選択肢もアリでしたが、ブースターパックにより各種族のモンスターや種族サポートが増えた事であまり見かけなくなりました。種族で統一した方がメリットが多いですからね。

ブースターパックにバック破壊魔法の《ハンマークラッシュ》が収録されたのも大きな要因です。

手札を1枚墓地へ送り、相手の魔法罠を破壊する。

このカードの登場で《火竜の熱閃》の為にドラゴン族を混ぜる必要が無くなってしまったので。

下記のレシピはその時に使っていたものになります。

最上級モンスター 5枚
《セブンスロード・マジシャン》 3枚
《連撃竜ドラギアス》 2枚

上級モンスター 7枚
《火口の番竜》 1枚
《グラビティ・プレス・ドラゴン》 3枚
《風使いトルネ》 3枚

下級モンスター 14枚
《スペル・アーチャー》 3枚
《魔獣ウォルフラム》 3枚
《ダーク・ソーサラー》 3枚
《ミスティック・ディーラー》 3枚
《ルミナス・シャーマン》 2枚

魔法 8枚
《マジカル・ストリーム》 3枚
《火竜の熱閃》 3枚
《風精の加護》 2枚

罠 6枚
《ダーク・リベレイション》 3枚
《火の粉のカーテン》 3枚

個人的にグッドスタッフみたいな混ぜ混ぜデッキは好きなので、機会があればまた作ってみたいですね。

戦士族なので種族サポートは無いがシンプルにスペックが高い。

《魔将ヤメルーラ》みたいな種族を無視しても採用したくなるようなハイスペックモンスターがこれから沢山出てくれると嬉しいですね。

はい、という事で今回はラッシュデュエルのルールと現環境について書いてみました。

まだ始まったばかりのカードゲームですし、大会すら開かれてない状態なので正直メタも何もあったもんじゃないですが、少しでも参考になれば幸いです。

次回はラッシュデュエルのデッキ紹介、その次はOCGの中堅デッキ(忘れ去られた過去テーマ)のデッキ紹介なんかもしていく予定なので良かったらご覧ください。

それでは。


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