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自己紹介(という名のダイマ)
《螺旋融合》した《竜魔道騎士ガイア》に《アームズ・エイド》つけた人。 細かいことは前の記事を見ていただきたい。
https://gachi-matome.com/p-yg-clm-twc5th-30/
今回の議題は…?
《アルバスの落胤》を心ゆくまで使い倒して相手を不快にして勝ちたいという歪み切った欲望を抱いてしまったが故にこの議題である。(遠い目) ぼ、ボクは悪くない!強いて言うなら《アルバスの落胤》がカッコいいのが悪い!(責任転嫁)
まずは《アルバスの落胤》を使って出せるモンスターを調べよう
こういう時は大人しく遊戯王Wikiを見るのが早い……
その中でも汎用性の高いモンスターをピックアップした。
- 攻撃力2500以上のモンスターと《灰燼竜バスタード》
- トークン以外の闇属性モンスターと《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》
- 闇属性モンスター2体と《捕食植物トリフィオヴェルトゥム》
- ドラゴン族ではない闇属性モンスターと《沼地のドロゴン》
- 闇属性・ドラゴン族モンスターと《ヴァレルロード・F・ドラゴン》
辺りが採用候補(対戦するデッキによっては《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》なんて選択肢もありますが、とりあえずそこら辺は置いておく。)
《アルバスの落胤》を呼ぶカードを選ぶ前にこいつを使う理由をちょっとだけ
ここらへんで《アルバスの落胤》とドラグマの関係をちょこっとだけ話そう。(知ってる人も多いだろうが) 元々通常のドラグマデッキにおける《アルバスの落胤》の立ち位置は「別に居なくても問題ない」なのだが、こういうカードを使い倒したくなるのが変人の習性なので度し難い…
アルバスを呼ぶカード『ドラグマ関連編』
ドラグマのサポートカードのうち一部のカードが《アルバスの落胤》もカード名指定しているカードが何枚か存在するので、リストアップした。
《ドラグマ・エンカウンター》・・・ドラグマ及び《アルバスの落胤》を手札か墓地から特殊できる。基本的にフリチェの蘇生カードとして使おう。
《灰燼竜バスタード》・・・墓地に送られたターンのエンドフェイズにデッキからドラグマモンスターか《アルバスの落胤》をサーチor特殊召喚できる。上記の《ドラグマ・エンカウンター》をサーチできる《教導の聖女エクレシア》も特殊候補だ。
《天底の使徒》・・・エクストラからモンスターを墓地に送ってそのモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つドラグマモンスターか《アルバスの落胤》をサーチできる。ただし、発動後にEXデッキから特殊召喚出来なくなるので《ドラグマ・エンカウンター》を持ってくるために《教導の聖女エクレシア》を持ってくるのが良いだろう。
アルバスを呼ぶカード『融合関連編』
本人が融合する効果持ってるだけあって《灰燼竜バスタード》に直接カード名が記載されているため、融合召喚関連のサポートカードの恩恵を得られるのはとても大きな利点である。使えるサポートカードを以下に示していこう。
《竜魔導の守護者》・・・手札1枚をコストに「融合」通常魔法カードまたは「フュージョン」通常魔法カードをサーチできる優れモノ。《アルバスの落胤》の効果を使いたい場合は《融合派兵》を、そうでない場合は《置換融合》を持ってこよう。
《融合派兵》・・・展開制限こそつくが、デッキから《アルバスの落胤》を呼んでこれるバカモノカード。《融合派兵》は通常魔法の為上記の《竜魔導の守護者》でサーチ可能なのもポイント高い。
《融合再生機構》・・・呼ぶカードとは言い難いが相手ターンにも《アルバスの落胤》を出してやりたい放題する関係上、融合素材回収が通常より生きやすい為とても相性の良いカード。ただし、今回は別のフィールド魔法を扱いたい為不採用。
方向性は大体決まったけど…
アルバス最大の弱点、闇属性以外の初動
いかんせん出せるモンスターの縛りが微妙にキツい!全体的に「闇属性」を指定してるカードが多すぎて《灰燼竜バスタード》以外が出しづらい!
こういう妨害系のカードは相手の初動を潰して嫌がらせするのが基本なのに《灰燼竜バスタード》だとそれができないのは大問題。
闇属性の初動カードは多い部類だから腐る可能性は低めとはいえこういう妨害はやっぱり能動的にやりたいよね…
闇属性指定が多いなら闇属性にしてしまえば良いのよ!
全体を闇属性にするといえば《DNA移植手術》なんていうカードがあるけど、永続罠はサーチ手段が少ない。
やっぱり全体闇属性と言えばこのカード、《闇黒世界-シャドウ・ディストピア-》と専用サーチ手段の《悪王アフリマ》。こいつらを採用すれば初手に大体くるし、なんならトークンじゃなければなんでも《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》の融合素材にできるようになって《アルバスの落胤》の対応力がグッと上がる。
とはいえやっぱりサブギミックは欲しい…
アルバス以外にも打点は欲しいよね
困ったらあの方をお呼びすれば大体のことはできる…そう。《水晶機巧-ハリファイバー》先生である。とはいえこのまま採用しても確実にドラグマの動きを阻害してエクストラの枠を使うだけなので明確に《アルバスの落胤》をサポートできる動きをしたいところだ。
アルバスはドラゴン族、ドラゴンリンクもハリファイバー使ってたよね…そうか!
というわけでいつぞやのドラゴンリンクで大活躍していたとある動きをリスペクトしてみようと思う。
ドラゴンリンクの《水晶機巧-ハリファイバー》といえば《星杯の神子イヴ》から出して《ガード・オブ・フレムベル》と《星杯の守護竜》を出してわちゃわちゃするカードだったが、今は《守護竜エルピィ》はいないし《星杯の神子イヴ》もいないしそもそもそんな枠もないので《水晶機巧-ハリファイバー》を出すだけで完結する動きをしたいと思う。
ここからは《水晶機巧-ハリファイバー》から《アルバスの落胤》を出しつつ《ヴァレルロード・ドラゴン》に繋いで相手の盤面をボロボロにできる中盤以降向けのムーブを紹介しよう。
ハリファイバー先生とアルバスくん
前提条件:墓地に《アルバスの落胤》+《水晶機巧-ハリファイバー》出した後に手札が1枚
とりあえず《水晶機巧-ハリファイバー》出すまではカット。お好きなギミックをどうぞ。
《水晶機巧-ハリファイバー》効果で《レッドローズ・ドラゴン》を特殊召喚。
《水晶機巧-ハリファイバー》1体でリンク召喚、《リンクロス》へ。
その効果でリンクトークンを2体生成。トークン1体と《レッドローズ・ドラゴン》でシンクロ召喚、《古神ハストール》。
《レッドローズ・ドラゴン》 効果で《ホワイトローズ・ドラゴン》を特殊召喚。そのまま《ホワイトローズ・ドラゴン》1体でリンク召喚、《守護竜ピスティ》をリンク召喚。
トークンと《リンクロス》で《破壊剣士の守護絆竜》をリンク召喚、リンクマーカーが2つ向いているので《守護竜ピスティ》の効果、墓地から《アルバスの落胤》を特殊召喚。効果で相手モンスターと融合する。
《古神ハストール》、《守護竜ピスティ》、《破壊剣士の守護絆竜》でリンク召喚、《ヴァレルロード・ドラゴン》。《古神ハストール》効果で相手モンスター1体を攻撃不可+効果無効にする。
最終盤面:《ヴァレルロード・ドラゴン》+《アルバスの落胤》で出した融合モンスター+《ヴァレルロード・ドラゴン》の効果でコントロールを得た相手モンスター+《古神ハストール》が貼り付いた相手モンスター
ではハリファイバーを出すのに適したチューナーとは
相変わらず《水晶機巧-ハリファイバー》先生に頼りっぱなしだが、《水晶機巧-ハリファイバー》先生をお呼びするのにもチューナーが必要だ。
では《水晶機巧-ハリファイバー》先生をお呼びする為のチューナーとして《アルバスの落胤》と「種族・属性が一致し」「専用の特殊召喚カードが存在する」「チューナー」モンスター…それは紛れもなく奴ら。
《ヴァレット・シンクロン》と《ヴァレット・トレーサー》の2枚だ。
《灰燼竜バスタード》は正規融合すれば《ヴァレット・シンクロン》や《守護竜ピスティ》で蘇生して墓地に行った場合も問題なくサーチ・リクルート効果が使えたりする。
でも《クイック・リボルブ》で呼ぶのもう1種類欲しいよね
個人的な考え方で、あくまでこれが絶対であると言うつもりは更々ないのだが、ある1種類のカードを使うためだけにテーマ内サポートカードを積むと事故る確率が高くなると思っている。
とはいえヴァレットは割とテーマの横の繋がりがきっちりしてるから他のモンスター積むのもな…そういえば《ヴァレット・リチャージャー》って蘇生対象は割と広い。
じゃあこれでいっか。素引きしても困らないどころか巧妙な罠になるから3積みしようそうしよう。
巧妙な罠…?
例えば相手のフィールドに無効効果を使用し終わった《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》が存在していて、②の破壊効果を使用して自分の《灰燼竜バスタード》辺りが破壊されそうなタイミングで《クイック・リボルブ》で《ヴァレット・リチャージャー》を特殊召喚すると、そのまま効果発動に繋がり、墓地から《アルバスの落胤》を特殊召喚して相手モンスターと融合する効果で分からん殺しが可能である。
そんなこんなで完成したのがこちら
アルバスコントロール、略してバスコン。徹底的に《アルバスの落胤》を立てて嫌がらせをしてあげよう。
ちなみに《天底の使徒》で手札に加えるモンスターは《教導の聖女エクレシア》にして《アルバスの落胤》準備済みの場合は《ドラグマ・エンカウンター》、そうでない場合は《教導の騎士フルルドリス》を持ってこよう。
《教導の鉄槌テオ》くんは趣味で採用されているので《教導の騎士フルルドリス》2枚にしても良いかも。
エクストラに投入されている《PSYフレームロード・Ω》は基本的に出てこないので《天底の使徒》で落とす用だ。
使い切った《灰燼竜バスタード》を戻して再度サーチを狙ったり、あるいは《融合派兵》のために戻したりしよう。
終わりに
今回の記事のデッキも徹夜してあんまり動いてない頭を酷使しながら適当に繋いでいったデッキの割には綺麗に纏まったかなと思う。
長々と語るのも面倒なので最後に一言だけ。
《アルバスの落胤》を使ってみてね!