はじめに
はじめまして。おゆと申します。
普段は友達と遊戯王してる人です。遊戯王はエクシーズまではやっててペンデュラムから離れていました。そしてリンクの時に「星杯」のデッキ見て面白そうと思って復帰しました。大会とか出たことないんで、色々拙い部分はあるとは思いますがよろしくお願いします
【今週の1枚】では毎週自分が好きなカードや興味があるカードをご紹介していきます。このカードの良い所や、簡単な使い方を自分なりに考えてみたので気軽に見て頂けたら幸いです。
目次
今週の一枚
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1枚目からマイナーなカードですが、皆さん知ってますか?
このカード自体は漫画版の遊戯王GXで洗脳された天上院吹雪が使用していました。プラネットシリーズと言われる世界に1枚しかないという惑星がモチーフのカードの1種です。「PLUTO」とは冥王星の事ですが、現在、冥王星は惑星ではなく準惑星と格下げされています。(中学校の時の教科書で読んだ)
しかし、同じパックのプラネットシリーズの多くは字レアにも関わらず、このカードはウルトラレアと何故か優遇されています。人気あったのかな?
このカード、見た目めっちゃかっこよくないですか?
プレデターみたいな宇宙人ぽい見た目でゲームのラスボスとかにいそう。かっこいい。
更に名前。「suppression」ってめっちゃ文字多くてかっこいい。しかも、意味調べたら「抑圧」や「抑制」と制圧という言葉が思い浮かぶ。かっこいい。
効果も相手のカードをパクるという珍しい効果。かっこいい。《餅カエル》の方が強いとか言っちゃダメ。
僕はこのカード初めて見たのは2年前で、一目惚れして3枚買いました。1枚30円だったのもありますが。実際に使ってみようと思いました。しかし、なかなか使いづらく未だに対戦相手に《The suppression PLUTO》!?ってデッキは作れてません。_| ̄|○
【 効果モンスター 】
星 8 / 闇 / 悪魔族 / 攻2600 / 守2000
①:1ターンに1度、カード名を1つ宣言して発動できる。相手の手札を全て確認し、その中に宣言したカードがあった場合、以下の効果から1つを選んで適用する。●相手フィールドのモンスター1体を選んでコントロールを得る。●相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する。その後、破壊したその魔法・罠カードを自分フィールドにセットできる。
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詳しい効果は上を参照に。
なかなか面白い効果で相手の手札を当てれば相手フィールドのカードをなんでも1枚パクれるという効果です。(ただし、ペンデュラムゾーンに貼られたペンデュラムカードは破壊の処理が入るため、破壊はされますがこちらのフィールドには貼れません。)
しかも、パクる効果は対象を取りません。
強そう☺️
しかし、大きな問題点として相手の手札を当てないと効果が使えません。相手が「シャドール」なら回収効果に合わせて使えたら強いですが、相手だよりで使うほどのカードではないです。
また、ステータスは闇属性・悪魔族・レベル8と優秀ですが、このカード自身は特殊召喚効果がないため、どうやって場に出すのかというのも考えないといけない点です。
今回は相手の手札を当てる方法と《The suppression PLUTO》を場に出す方法を考えてみました。
相手の手札を当てる方法
- 《魔導契約の扉》
- 《星の金貨》
- 《通販売員》
- 《PSYフレームロード・Ω》
上2つは結構有名で、特に《魔導契約の扉》は《The suppression PLUTO》をサーチしつつ渡したカードを宣言すれば、相手のカードをパクる事ができます。しかし、渡したカードがコスト等で捨てられる可能性がある為、これらのカードを使う場合は《The suppression PLUTO》の効果をすぐに使いたいところです。
また、この2つはどちらも魔法カードな為サーチ手段が乏しいのも少し扱いにくいです。
【通常魔法】
①:自分の手札から魔法カード1枚を選んで相手の手札に加える。その後、自分のデッキからレベル7・8の闇属性モンスター1体を自分の手札に加える。
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【通常魔法】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分の手札を2枚選んで相手の手札に加える。その後、自分はデッキから2枚ドローする。
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下の2つは少し変わり種です。
《通販売員》は効果でお互いに手札を見せる為、相手の手札を1枚確認できます。更に戦士族なので《聖騎士の追想 イゾルデ》でリクルートができ、後に説明する《The suppression PLUTO》を場に出す方法でも噛み合いがいいです。
【 効果モンスター 】
星 2 / 光 / 戦士族 / 攻1200 / 守1200
①:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。お互いのプレイヤーは、それぞれ手札1枚を相手に見せる。見せたカードが同じ種類だった場合、その種類によって以下の効果を適用する。
●モンスター:お互いのプレイヤーは、それぞれ見せたモンスターを特殊召喚できる。
●魔法:お互いのプレイヤーは、それぞれデッキから2枚ドローする。
●罠:お互いのプレイヤーは、それぞれデッキからカード2枚を選んで墓地へ送る。
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《PSYフレームロード・Ω》はメインフェイズに自身と相手の手札1枚を一緒に一時的に除外する効果があります。その際に表向きで除外するので、そこで確認することができます。
【 シンクロモンスター 】
星 8 / 光 / サイキック族 / 攻2800 / 守2200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。相手の手札をランダムに1枚選び、そのカードと表側表示のこのカードを次の自分スタンバイフェイズまで表側表示で除外する。②:相手スタンバイフェイズに、除外されている自分または相手のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを墓地に戻す。③:このカードが墓地に存在する場合、このカード以外の自分または相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードと墓地のこのカードをデッキに戻す。
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場に出す方法
- 《No.29 マネキンキャット》
- 《デーモンの呼び声》
【 エクシーズモンスター 】
星 2 / 光 / 獣族 / 攻2000 / 守900
レベル2モンスター×2
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを相手フィールドに特殊召喚する。②:このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターと種族または属性が同じモンスター1体を自分の手札・デッキ・墓地から選んで特殊召喚する。
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《No.29 マネキンキャット》は相手フィールドにモンスターが特殊召喚された時に相手フィールド上のモンスター1体を対象に取り、そのモンスターの種族か属性が一緒のモンスター1体を手札、デッキ、墓地から特殊召喚できます。また、《NO.29マネキンキャット》のもう1つの効果で相手の墓地のモンスターを蘇生させる事ができるので能動的に自分のモンスターを好きな所から特殊召喚させる事が可能です。
これで闇属性か悪魔族のモンスターを相手フィールドに特殊召喚したら簡単に《The suppression PLUTO》を特殊召喚する事ができます。昨今は闇属性を主体とするテーマが多いため、墓地に相手モンスターさえいれば狙える事が多いです。
また《暗黒世界ーシャドウディストピアー》や《多次元壊獣ラディアン》と言った手段で相手が闇属性を使わないデッキでも《The suppression PLUTO》を出すことができます。
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少し変わり種として《幻惑の巻物》があります。効果は装備モンスターの属性を好きな属性に変更できます。相手モンスターに装備させれば《NO.29マネキンキャット》の効果が使いやすくなります。
このカードが手札にないと使えないですが、《焔聖騎士ーリナルド》の登場で《聖騎士の追想 イゾルデ》で墓地に送ったこのカードを擬似サーチできるようになりました。(使えるとは言ってない)
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問題点としてはレベル2モンスターを2体揃えないといけないことです。レベル2モンスターは優秀なモンスターも多いですが、カードパワーがあまり高くなく場持ちが悪いです。
そのため、《The suppression PLUTO》を出す前にやられたり、相手に盤面を整えられて《The suppression PLUTO》が出てきてもどうしようも無い状態になる事が多いです。
先程の《通販売員》はレベル2かつイゾルデでリクルートできる為、もう1体レベル2モンスターを出せたらそのまま《NO.29マネキンキャット》に繋げれるため、非常に相性がいいです。
【永続罠】
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分の墓地のレベル5以上の悪魔族モンスター1体を対象として発動できる。手札から悪魔族モンスター1体を捨て、対象のモンスターを特殊召喚する。
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《デーモンの呼び声》は手札の悪魔族を捨てることで墓地のレベル5以上の悪魔族モンスターを特殊召喚できます。《The suppression PLUTO》を墓地に送る手段は《マサイの戦士》や《悪魔の嘆き》など豊富にあり、このカード自身も「デーモン」カードなので《トリック・デーモン》でサーチできます。
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https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=10632
最後に
いかがだったでしょうか。
正直ありきたりな考えばっかりだったかもしれないですが、少しでも参考になったり、このカードに興味を持ってくれたら幸いです。また、相性のいいカードが教えて頂けるととても有難いです。よろしければ教えて下さい!
では次回の【今週の1枚】で( ´ ▽ ` )ノ
サンプルデッキ
今回は《PSYフレームロード・Ω》と《NO.29マネキンキャット》を利用したデッキです。
「仁王立ちΩ」と呼ばれるロックで相手の攻撃を封じつつ、《The suppression PLUTO》を出して相手のカードをパクるという構成です。
基本的には相手が闇属性のモンスター使っている事を前提に考えますが、最悪《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》で相手モンスターを闇属性に変えたあとに《NO.29 マネキンキャット》の効果を使えば《The suppression PLUTO》を出す事も可能です。
《NO.29 マネキンキャット》を出す手段は《シャドール・ファルコン》の効果で《聖なる影 ケイウス》を出し、《シャドール・ハウンド》等で《聖なる影 ケイウス》を表に変えて出します。
使用感は「シャドール」すげーって感じです。《The suppression PLUTO》も出たねって感じで「シャドール」関連のカードはもうちょい調整が必要な気がします。笑
なので軽い参考になって頂ければ😅