みなさん、こんにちは!ユベルと申します!
昨今では当たり前となった破壊耐性持ちのモンスター達・・・皆さんはどのように攻略していますか?先行で、対象に取れない、戦闘及び効果で破壊されないモンスター達を並べられて、盤面を崩せず、手も足も出せずに負ける・・・そんな苦い経験をした遊戯王プレイヤーの方は少なくないと思います。最近(2020年2月現在)猛威を振るっている《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》はその代表格ではないでしょうか。
《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》
【 融合モンスター】星8 /闇 /魔法使い族 / 攻3000/守2500
「ブラック・マジシャン」+「真紅眼の黒竜」またはドラゴン族の効果モンスター ①:このカードは効果の対象にならず、効果では破壊されない。②:自分メインフェイズに発動できる。相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊し、その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。この効果は1ターン中に、このカードの融合素材とした通常モンスターの数まで使用できる。③:1ターンに1度、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、手札を1枚捨てて発動できる。その発動を無効にして破壊し、このカードの攻撃力を1000アップする。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
そんな破壊耐性持ちのモンスター達を突破するための方法を紹介しようと思います。今回は、対象に取らず、破壊を介さないという最も強力な処理方法についてのご紹介です。《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》に枕を濡らしたそこのあなたの決闘生活にも役に立てるかと思いますので、是非ご覧いただけたらと思います!
いっぱいあるのは分かったけど、結局どのカード選んだらいいの?っていうせっかち・素早さ極ぶりの方々もいらっしゃるかと思いますので、個人的に使いやすいと思うカードの紹介もしますので、参考になれば幸いです。
目次
相手のモンスターを対象に取らず、墓地へ送る
モンスター
メインデッキに入るモンスター
- 《終焉龍 カオス・エンペラー》
- 《捕食植物サンデウ・キンジー》※捕食カウンターの置かれたモンスターのみ
- 《マグナヴァレット・ドラゴン》
- 《ラーの翼神竜-不死鳥》
- 《ケンドウ魂 KAI-DEN》※自分のPゾーンのカードと同じ縦列のカードのみ
- 《スモウ魂 YOKO-ZUNA》※自分のPゾーンのカードと同じ縦列のカードのみ
- 《夢幻転星イドリース》※リンクモンスターのみ
- 《海竜神-ネオダイダロス》
- 《混沌帝龍 -終焉の使者-》
- 《サイバー・エルタニン》※表側表示モンスターのみ
- 《究極伝導恐獣》※守備表示モンスターのみ
エクシーズモンスター
- 《塊斬機ラプラシアン》
- 《宵星の機神ディンギルス》
- 《No.24 竜血鬼ドラギュラス》
- 《No.7 ラッキー・ストライプ》
- 《十二獣ワイルドボウ》
リンクモンスター
- 《オルフェゴール・ロンギルス》※リンク状態のモンスターのみ
- 《星杯戦士ニンギルス》
魔法
- 《サイバネット・ユニバース》※EXゾーンのモンスターのみ
- 《サモンオーバー》※特殊召喚されたモンスターのみ
- 《宝玉の氾濫》
- 《超融合》
罠
- 《裁きの光》
- 《時空のペンデュラムグラフ》
- 《星遺物の選託》※リンクモンスターのみ
- 《びっくり箱》
- 《リ・バウンド》
- 《闇からの呼び声》※死者蘇生の効果で特殊召喚されたモンスターのみ
おススメカード
《終焉龍 カオス・エンペラー》
【ペンデュラムモンスター】星8/闇/ドラゴン族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。
「終焉龍 カオス・エンペラー」は1ターンに1度、自分の墓地の光属性と闇属性モンスターを1体ずつ除外した場合のみ、手札・EXデッキから特殊召喚できる。
①:1ターンに1度、LPを半分払って発動できる。
EXモンスターゾーン以外の自分フィールドのカードを全て墓地へ送り、墓地へ送った数まで相手フィールドのカードを選んで墓地へ送る。
その後、相手の墓地へ送った数×300ダメージを相手に与える。
②:特殊召喚した表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合にデッキの一番下に戻る。
【P効果 青1/赤1】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:1000LPを払い、除外されている自分のドラゴン族モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを破壊し、そのモンスターを手札に加える。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
このカードはペンデュラムモンスターのため、《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の効果で簡単にサーチが行えます。また、闇属性・ドラゴン族なため《妖醒龍ラルバウール》の効果で自身を対象とすることでもサーチすることができます。効果発動後のデメリットはありませんが、弱点として「自身のみ」では除去が行えないので、サーチに使用した《妖醒龍ラルバウール》等を巻き込んで除去を行ってください。
個人的にすごくデザインが好きなモンスターです(顔以外)。翼のデザインや手の大きさ、足の大きさやしっぽの形や長さ、体のアーマーのような物までとにかくかっこいいなと思います(顔以外)。小さいときにはじめて《混沌帝龍 -終焉の使者-》を見た時のような感動があるそんなモンスターです(顔以外)。なんでこいつしゃくれてるくせにさらさらヘアーなんだよ・・・
《宵星の機神ディンギルス》
【エクシーズモンスター】ランク8/闇/ 機械族/攻2600/守2100
レベル8モンスター×2
自分は「宵星の機神ディンギルス」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、自分フィールドの「オルフェゴール」リンクモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。①:このカードが特殊召喚に成功した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。●相手フィールドのカード1枚を選んで墓地へ送る。●除外されている自分の機械族モンスター1体を選び、このカードの下に重ねてX素材とする。②:自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
このカードはレベル8のモンスターであればなんでも素材にできます。また、オルフェゴールリンクモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚することができるため、
- 《終末の騎士》or《スクラップ・リサイクラー》の効果で《オルフェゴール・ディヴェル》を墓地へ
- 《オルフェゴール・ディヴェル》の効果でデッキからオルフェゴールモンスターを特殊召喚
- 《終末の騎士》or《スクラップ・リサイクラー》とオルフェゴールモンスターで《オルフェゴール・ガラテア》をリンク召喚
- 《オルフェゴール・ガラテア》を素材として《宵星の機神ディンギルス》をエクシーズ召喚
の流れで、初動1枚から簡単に特殊召喚することができます。また、効果の発動条件が「特殊召喚に成功する」であるため、墓地等から特殊召喚することによっても除去を行うことができます。
このカードは星遺物のストーリーに関連したモンスターで、すごく切ない背景を持っています。自分はこのストーリーを知った時、このカードにこれ以上つらい思いはさせたくないと思いました。そのため、これ以上仲間が傷つくことのないように、このモンスターに場と墓地を往復してもらい、相手モンスターを殺戮してもらうようにしています。星遺物のストーリー自体はとても面白く、マスターガイド6でも見ることができるので是非読んでみてください!
《超融合》
【速攻魔法】
手札を1枚捨てる。自分または相手フィールド上から融合モンスターカードによって決められたモンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。このカードの発動に対して、魔法・罠・効果モンスターの効果を発動する事はできない。(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)
出典:遊戯王OCGカードデータベース
次は有名除去カード《超融合》です。このカードの特徴であり強みは何といってもチェーンができないことです。最近はヴァレルリンクモンスターやオルフェゴールモンスター、《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》などの強力な【闇属性】モンスターが場に並んでいることが多いため、フィールドの闇属性モンスターで融合召喚することができる《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》や《捕食植物トリフィオヴェルトゥム》をEXデッキに出張させると問題なく使用することができると思います。場合によっては、対サイバースリンクデッキや対転生炎獣デッキとして《星杯の守護竜アルマドゥーク》や《ダイプレクサ・キマイラ》の採用も良いと思います。
ちなみに、このカードに関連した「俺とお前を超融合」という遊戯王界隈では有名なセリフがあるのですが、筆者(男)はこの言葉をフリー対戦で相手の男性の方に言われ、動揺し負けた経験があります。念のために言っておきますが、対戦相手の方はいたって普通の方で、変な意味は込めていませんよ、本当ですよ。
相手のモンスターを対象に取らず、手札へ戻す
モンスター
メインデッキに入るモンスター
- 《裏ガエル》
- 《ウォーターリヴァイアサン@イグニスター》※攻撃力2300以下のみ
- 《霊魂鳥神-彦孔雀》
- 《守護者スフィンクス》
- 《軍荼利》※シンクロモンスターのみ
- 《ケルベク》
- 《幻影の壁》
- 《時械神メタイオン》
- 《ジュラック・プティラ》※攻撃してきたモンスターのみ
- 《旋風機ストリボーグ》※同じ縦列の相手モンスターのみ
- 《嵐竜の聖騎士》
- 《N・グラン・モール》
- 《ハイパーハンマーヘッド》
- 《プロフィビット・スネーク》
- 《霞の谷の戦士》
融合モンスター
- 《メタルフォーゼ・ミスリエル》
シンクロモンスター
- 《サイバース・クアンタム・ドラゴン》
エクシーズモンスター
- 《ヴェルズ・ウロボロス》
- 《星輝士 トライヴェール》
- 《神騎セイントレア》
- 《フォトン・アレキサンドラ・クィーン 》
- 《妖精騎士イングナル》
リンクモンスター
- 《天球の聖刻印》
- 《アカシック・マジシャン》
魔法
- 《魔界大道具「ニゲ馬車」》
- 《魔界台本「ファンタジー・マジック」》
- 《マグネット・フィールド》
罠
- 《イグナイト・バースト》
- 《大騒動》
- 《大番狂わせ》※特殊召喚されたレベル7以上のモンスターのみ
- 《雷の天気模様》
- 《神風のバリア -エア・フォース-》※相手フィールド上の攻撃表示モンスターのみ
- 《スピリットの誘い》
- 《門前払い》
おススメカード
《サイバース・クアンタム・ドラゴン》
【シンクロモンスター】星7/闇/サイバース族/攻2500/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:自分フィールドにリンクモンスターが存在する限り、相手はこのカード以外の自分フィールドのモンスターを、攻撃対象に選択できず、効果の対象にもできない。
②:1ターンに1度、このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。その相手モンスターを持ち主の手札に戻す。この効果を発動した場合、このカードはもう1度だけ続けて攻撃できる。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
《サイバース・クアンタム・ドラゴン》はチューナーにも非チューナーにも素材指定が無く、非チューナーも1体でシンクロ召喚することが可能です。また、除去だけではなく、味方のモンスターに耐性を付与することができるため、防御面でも活躍してくれるでしょう。
筆者はこのカードをデータベースで検索するとき、最初ずっと《サイバース・クアンタム・ドラゴン》ではなくクオンタム・ドラゴンだと思って検索していたためヒットせず、俺が見たあのカードは幻だったのか、とあきらめてティーブレイクに移行した、そんな思い出のあるモンスターです!
相手のモンスターを対象に取らず、デッキへ戻す
モンスター
メインデッキに入るモンスター
- 《双星神 a-vida》
- 《創星神 tierra》
- 《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》
- 《ナンバーズハンター》※No.Xモンスターのみ
- 《バックリンカー》※EXモンスターゾーンのみ
- 《ライトロード・モンク エイリン》※守備表示モンスターのみ
- 《リバーシブル・ビートル》※同じ縦列の表側表示のモンスターのみ
- 《イグナイト・スティンガー》
- 《イビリチュア・ジールギガス》
- 《時械神カミオン》
- 《ダイナミスト・レックス》
- 《 カオスポッド》
- 《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》
- 《時械神ガブリオン》
- 星遺物-『星鍵』※相手のリンクモンスターのみ
融合モンスター
- 《レインボー・ネオス》
- 《究極宝玉神 レインボー・オーバー・ドラゴン》
シンクロモンスター
- 《爆竜剣士イグニスターP》
- 《古神クトグア》※ランク4エクシーズモンスターのみ
エクシーズモンスター
- 《クイーンマドルチェ・ティアラミス》
- 《クロノダイバー・リダン》
リンクモンスター
- 《双穹の騎士アストラム》
- 《星鍵士リイヴ》
- 《グラビティ・コントローラー》
魔法
- 《閃刀術式-ベクタードブラスト》
- 《超量必殺アルファンボール》
- 《ブンボーグ・ベース》
- 《牙竜咆哮》
- 《U.A.ターンオーバー・タクティクス》
- 《シューティング・ソニック》
- 《真竜の目覚め》
罠
- 《星遺物の対焉》
- 《セイクリッドの流星》
- 《セフィラの聖選士》
- 《波紋のバリア -ウェーブ・フォース-》※相手フィールドの攻撃表示モンスターのみ
- 《イタチの大暴発》
- 《強制退出装置》
おススメカード
《双穹の騎士アストラム》
【リンクモンスター】リンク4/光/サイバース族/攻3000 /
EXデッキから特殊召喚されたモンスター2体以上
①:リンク召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードは相手の効果の対象にならず、相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
②:このカードが特殊召喚されたモンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、発動できる。このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、その相手モンスターの攻撃力分アップする。
③:リンク召喚したこのカードが相手によって墓地へ送られた場合に発動できる。フィールドのカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。
【LINK-4:左/右/左下/右下】
出典:遊戯王OCGカードデータベース
除去効果だけではなく、効果への耐性や攻撃誘導効果も持っているため、攻防両面で活躍することができます。使えばわかるその強さ!
青いカード枠に青い鎧のデザイン。すばらしいデザイナーズコンボですね。このカードには幼馴染の女の子がいるのですが、最近は《I:Pマスカレーナ》と仲良くしているあたりが、都会デビューした田舎の少年感がでていてすごく好きです!
相手のモンスターを対象に取らず、除外する
モンスター
メインデッキに入るモンスター
- 《インフェルノイド・ヴァエル》
- 《死霊王 ドーハスーラ》
- 《真竜皇アグニマズドV》
- 《ZS-幻影賢者》※攻撃力3000以下のモンスターのみ
- 《デュアル・アセンブルム》
- 《トワイライトロード・ファイター ライコウ》
- 《天照大神》
- 《古代の機械合成竜》
- 《A・O・J アンノウン・クラッシャー》※戦闘を行った光属性モンスターのみ
- 《異次元の女戦士》
- 《異次元の戦士》
- 《EMターントルーパー》
- 《業火の重騎士》※特殊召喚されたモンスターのみ
- 《創星神 sophia》
- 《sophiaの影霊衣》
- 《TG ハルバード・キャノン/バスター》※特殊召喚されたモンスターのみ
- 《D.D.アサイラント》
- 《伝説のフィッシャーマン三世》
- 《トリシューラの影霊衣》
- 《破壊竜ガンドラ-ギガ・レイズ》
- 《メタファイズ・ダイダロス》※特殊召喚された表側表示モンスターのみ
- 《百万喰らいのグラットン》
融合モンスター
- 《アームド・ドラゴン・カタパルトキャノン》
- 《E・HERO ネビュラ・ネオス》
- 《召喚獣エリュシオン》
- 《タイムマジック・ハンマー》
- 《青眼の双爆裂龍》
- 《ブレイブアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》
シンクロモンスター
- 《氷結界の龍 トリシューラ》
- 《フォーチュンレディ・エヴァリー》
- 《時械神祖ヴルガータ》
- 《スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン》
エクシーズモンスター
- 《幻子力空母エンタープラズニル》
- 《No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon》※同一ターンに召喚、特殊召喚、セットされた相手モンスターのみ
- 《No.77 ザ・セブン・シンズ》※特殊召喚されたモンスターのみ
リンクモンスター
- 《混沌の戦士 カオス・ソルジャー》
- 《トポロジック・ゼロヴォロス》
- 《バイナル・ブレーダー》
魔法
- 《アンプリファイヤー》
- 《異形神の契約書》
- 《ベイオネット・パニッシャー》
- 《ライジング・オブ・ファイア》
- 《ゲーテの魔導書》
- 《システム・ダウン》※機械族モンスターのみ
- 《SPYRAL GEAR-エクストラアームズ》
- 《静冠の呪眼》
- 《氷結界の鏡》
- 《滅びの呪文-デス・アルテマ》
- 《煉獄の消華》
- 《神々の黄昏》
罠
- 《Kozmo-エナジーアーツ》
- 《D-タクティクス》
- 《アマゾネスの急襲》
- 《U.A.ペナルティ》
- 《サイコ・リアクター》
- 《邪悪なるバリア -ダーク・フォース-》※守備表示モンスターのみ
- 《重量オーバー》※レベル2以下のモンスターのみ
- 《スカーレッド・レイン》※フィールド上の一番レベルが高いモンスター以外のその他のモンスターのみ
- 《好敵手の記憶》
- 《破壊剣一閃》
- 《ブラック・ソニック》※攻撃表示モンスターのみ
- 《拮抗勝負》
おススメカード
《氷結界の龍 トリシューラ》
【シンクロモンスター】星9/水/ドラゴン族/攻2700/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、相手の手札・フィールド上・墓地のカードをそれぞれ1枚までゲームから除外する事ができる。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
古より伝わる最強カード、《氷結界の龍 トリシューラ》の紹介です。素材のモンスターに縛りはありませんが、非チューナーモンスターが2体以上必要な点には注意が必要です。このカードをシンクロ召喚するだけで相手のカードを3枚も除去できる点が単純に強力です。
このカードの初出はデュエルターミナルという、今ではよく見かけるカードをスキャンして遊ぶタイプのゲームだったんですが、筆者は当時子供だったので機械の使い方がよくわからず、説明に沿ってボタンをポチポチしていたらいつの間にか終わっていて「お、おう・・」ってなった思い出があります。そのせいでデュエルターミナルが怖くなり、生涯でその1回くらいしかプレイしませんでした、すみませんでした。ちなみに出たカードは《幻影の壁》だったと思います。
装備カード扱いとして装備する
モンスター
メインデッキに入るモンスター
- 《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》
融合モンスター
- 《DDD怒濤壊薙王カエサル・ラグナロク》
リリースする
モンスター
メインデッキに入るモンスター
- 《海亀壊獣ガメシエル》
- 《壊星壊獣ジズキエル》
- 《怪粉壊獣ガダーラ》
- 《怒炎壊獣ドゴラン》
- 《多次元壊獣ラディアン》
- 《粘糸壊獣クモグス》
- 《雷撃壊獣サンダー・ザ・キング》
- 《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》
- 《ラーの翼神竜-球体形》
- 《原始生命態ニビル》
おススメカード
《怒炎壊獣ドゴラン》
【効果モンスター】星8/ 炎/ 恐竜族/攻3000/守1200
①:このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。
②:相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
③:「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
④:1ターンに1度、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを3つ取り除いて発動できる。相手フィールドのモンスターを全て破壊する。この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
大会等でもよく見られるのではないでしょうか。【壊獣】シリーズの紹介です。このシリーズの、他の処理方法にはない最大のメリットは効果を受けないモンスターも処理できるところです。使い勝手は非常にいいのですが、《KYOUTOUウォーターフロント》を使用する場合は注意が必要です。《海亀壊獣ガメシエル》、《壊星壊獣ジズキエル》、《怪粉壊獣ガダーラ》、《粘糸壊獣クモグス》の4種は相手ターンにも発動することができる効果を持っているため、《KYOUTOUウォーターフロント》にカウンターがたまっている状態で相手のフィールドに特殊召喚してしまうと効果を使用される場合があります。
モンスターデザインは日本が誇る怪獣特撮映画に登場する怪獣がモチーフになっています。怪獣映画といえば子供が喜ぶなんてイメージもあるかと思いますが、自分の勤務している会社が破壊される描写が出てすごくスカッとしたなんて声も聴くぐらい、日本の大人に対しても重要な存在なんですよね。あなたも【壊獣】を使って、相手のモンスターを処理して、スカッとしてみてはいかがでしょうか。
コントロールを得る
これは自身の破壊耐性を持っていないモンスターと相手の破壊耐性持ちのモンスターのコントロールを入れ替えることで処理を容易にしたり、破壊耐性持ちのモンスターのコントロールを奪い特殊召喚の素材にすることで処理を行う方法です。リンク召喚の登場によって大幅に強化された処理方法です。
モンスター
メインデッキに入るモンスター
- 《寝ガエル》※2体の《寝ガエル》の間に存在するモンスターのみ
リンクモンスター
- 《ヴァレルロード・ドラゴン》
罠
- 《異次元トンネル-ミラーゲート-》
おススメカード
《ヴァレルロード・ドラゴン》
【リンクモンスター】リンク4/闇/ドラゴン族/攻3000 /
効果モンスター3体以上
①:このカードはモンスターの効果の対象にならない。
②:1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。この効果の発動に対して相手はカードの効果を発動できない。この効果は相手ターンでも発動できる。
③:このカードが相手モンスターに攻撃するダメージステップ開始時に発動できる。その相手モンスターをこのカードのリンク先に置いてコントロールを得る。そのモンスターは次のターンのエンドフェイズに墓地へ送られる。
【LINK-4:左/左下/右下/右】
出典:遊戯王OCGカードデータベース
このカードは処理能力だけではない器用な使い方ができます。②の効果には相手はチェーンすることができないため、自身のモンスターの召喚・特殊召喚時や攻撃宣言時に②の効果を発動することで、《激流葬》や《聖なるバリア -ミラーフォース-》のようなカードを回避することができます。
ちなみに、リボルバーのエースカード達はこのカードに様々なアタッチメントを加えて強化した姿です。その素体となったこのモンスターはまさにストライクガン〇ムといえるでしょう。このことを意識するとしないとで勝率が大幅に変わる可能性がないとは言い切れないかもしれないので注意しましょう。
おわりに
ここまで見てくださってありがとうございます。ほかにも対象に取らずに破壊する方法や対象に取るが破壊を介さない方法についても別記事で紹介したいと思います。では、よい遊戯王ライフを!