目次
はじめに
はじめまして!前回マイフェイバリットカードである《スカルライダー》の記事を投稿させて頂きましたおみと申します。
《スカルライダー》への偏愛からテキスト欄が59文字しかないモンスターであるにも関わらず、14000字弱の記事になってしまいましたが、一番私が好きなモンスターのデッキについての記事なのでお時間がある際にでもご一読下さいますと非常にうれしいです!
今回はファーストフード感覚で気軽に読んで頂ける《ハングリーバーガー》のデッキ紹介となります。
今回の構築の発端は、 LVP3で登場した《ユニオン・キャリアー》の持つ可能性で初期儀式モンスターを活躍させたい!と思ったからです。
はみるとん様の記事にもあった様に《ユニオン・キャリアー》は今後新規カードが登場するたびに可能性が増えていく非常に汎用性の高いモンスターです。
可能性が増えすぎて禁止カードになるかもしれませんね
その可能性を活かして今回は《ハングリーバーガー》を活躍させるデッキとなっております。
デッキリスト
デッキコンセプト
《ハングリーバーガー》に《最強の盾》及び《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》を装備し、つよつよバーガーで相手を倒そうと言うデッキです。
儀式モンスターの中でこの2枚の組み合わせを装備できるのは他に《ガルマソード》、《リトマスの死の剣士》も存在しますが、《ガルマソード》はリリースコストを捻出し辛く、展開に絡めづらいレベル7である点、《リトマスの死の剣士》は元々の守備力が0の為、《最強の盾》を活用出来ないと言う点において《ハングリーバーガー》が優れていると言えます。
今回の構築では、《V・HERO ヴァイオン》、《D-HERO ディアボリックガイ》 から《聖騎士の追想 イゾルデ》を経由し、 《ユニオン・キャリアー》 へ繋ぐ事でつよつよバーガーの誕生を狙いたいと思います。
以下に簡単なカード紹介を記載します。
カードの紹介
《ハングリーバーガー》
《ハングリーバーガー》
【 儀式モンスター 】
星 6 / 闇 / 戦士族 / 攻2000 / 守1850
「ハンバーガーのレシピ」により降臨。場か手札から、星の数が合計6個以上になるようカードを生け贄に捧げなければならない。
今回の主役です。レベル6、闇属性、戦士族というステータスを存分に活かします。
《V・HERO ヴァイオン》
《V・HERO ヴァイオン》
【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / 戦士族 / 攻1000 / 守1200
「V・HERO ヴァイオン」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「HERO」モンスター1体を墓地へ送る。
②:1ターンに1度、自分の墓地から「HERO」モンスター1体を除外して発動できる。
デッキから「融合」1枚を手札に加える。
召喚、特殊召喚時に《D-HERO ディアボリックガイ》 を墓地へ送ります。また《E・HERO シャドー・ミスト》を墓地へ送り、HEROモンスターをサーチしたり、墓地のHEROモンスターを除外することで《融合》をサーチ出来る強力なモンスターです。
《焔聖騎士-リナルド》
《焔聖騎士-リナルド》
【 効果モンスター 】
星 1 / 炎 / 戦士族 / 攻500 / 守200
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに戦士族・炎属性モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。この方法で特殊召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、「焔聖騎士-リナルド」以外の戦士族・炎属性モンスター1体または装備魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
《聖騎士の追想 イゾルデ》 の効果により特殊召喚した際にコストに使用した装備魔法カードを回収する事が出来ます。これにより今回は《最強の盾》を疑似的にサーチします。
《リビング・フォッシル》をサルベージしリンク4へつなげたり、場に戦士族・炎属性モンスターが存在する場合、手札からチューナーモンスター扱いとして特殊召喚する効果も有用です。
《ユニオン・キャリアー》
《ユニオン・キャリアー》
【 リンクモンスター 】
星 2 / 光 / 機械族 / 攻1000 /
種族または属性が同じモンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。①:自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。元々の種族または元々の属性が対象のモンスターと同じモンスター1体を手札・デッキから選び、攻撃力1000アップの装備カード扱いとして対象のモンスターに装備する。この効果でデッキから装備した場合、ターン終了時まで自分はその装備したモンスターカード及びその同名モンスターを特殊召喚できない。
【LINK-2:右/下】
デッキから《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》を装備させ、お手軽EXデッキ封殺へと導きます。今回のような使い方以外にも様々な使用法が考えられる、まさに可能性を運んでくるモンスターです。
《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》
《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》
【 チューナーモンスター 】
星 1 / 闇 / ドラゴン族 / 攻400 / 守300
「破壊剣-ドラゴンバスターブレード」の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに自分フィールドの「バスター・ブレイダー」1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのモンスターを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
②:このカードが装備されている場合、相手はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。
③:このカードが装備されている場合に発動できる。
装備されているこのカードを特殊召喚する。
冤罪ドラゴンスレイヤーおじさんのお連れさんですね。
《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》
《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》
【 効果モンスター 】
星 9 / 炎 / 戦士族 / 攻3000 / 守2200
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分のフィールド・墓地から装備魔法カード1枚を除外して発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:このカードが攻撃するダメージステップ開始時に発動できる。このカード以外のフィールドの表側表示モンスター1体を選び、攻撃力500アップの装備カード扱いとしてこのカードに装備する(1体のみ装備可能)。③:モンスターの効果が発動した時、自分フィールドの表側表示の装備カード1枚を墓地へ送って発動できる。その発動を無効にし破壊する。
装備カードを用いるデッキなので無理なく採用可能です。相手モンスターを装備状態にする強力な除去、装備カードを取り除きモンスター効果を無効にし破壊する効果も強力です。
《沈黙の剣士-サイレント・ソードマン》
《沈黙の剣士-サイレント・ソードマン》
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 戦士族 / 攻1000 / 守1000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの戦士族モンスター1体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。
①:自分・相手のスタンバイフェイズに発動する。
このカードの攻撃力は500アップする。
②:1ターンに1度、魔法カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にする。
③:フィールドのこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
手札・デッキから「沈黙の剣士-サイレント・ソードマン」以外の「サイレント・ソードマン」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
戦士族を中心にしたデッキの為、容易に特殊召喚が可能です。盤面に添えておくことで相手の魔法カードの発動をけん制します。《沈黙の剣》を落とすことでサーチ可能な点も良いですね。
後半の効果で《サイレント・ソードマン LV7》をリクルートすると《ハングリーバーガー》を儀式召喚出来なくなるため、《サイレント・ソードマン LV7》は採用していません。悲しみ。
《最強の盾》
《最強の盾》
【 装備魔法 】
戦士族モンスターにのみ装備可能。
装備モンスターの表示形式によって以下の効果を適用する。
●攻撃表示:装備モンスターの攻撃力は、その元々の守備力分アップする。
●守備表示:装備モンスターの守備力は、その元々の攻撃力分アップする。
《ハングリーバーガー》が何故か戦士族の為、装備可能となっています。
《天威無双の拳》
《天威無双の拳》
【 カウンター罠 】
①:自分フィールドに効果モンスター以外の表側表示モンスターが存在し、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。その発動を無効にする。②:セットされたこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。EXデッキから効果モンスター以外のモンスター1体を特殊召喚する。
《ハングリーバーガー》は効果を持たないモンスターの為使用可能です。つよつよバーガーにセットで付けてハッピーになりましょう。
セットされたこのカードが相手の効果で破壊された場合の効果で《炎の剣士》を特殊召喚する事が可能です。やったね!
(炎の剣士は《簡易融合》対応の戦士族・炎属性モンスターとして真面目に採用しています。)
採用したかったカード
《巨大化》
【装備魔法】
自分のLPが相手より少ない場合、装備モンスターの攻撃力は元々の攻撃力の倍になる。自分のLPが相手より多い場合、装備モンスターの攻撃力は元々の攻撃力の半分になる。
ビックマ〇クにしてあげたかった
(攻撃力が半分になった場合は半額だから…と言い訳しましょう)
以下、簡単な展開例です。
展開例
【初手】
- 《V・HERO ヴァイオン》
- 《ハングリーバーガー》
- 《ハンバーガーのレシピ》
(《V・HERO ヴァイオン》は《終末の騎士》or《ヒーローアライブ》or《増援》 、儀式パーツは《儀式の準備》、《儀式の下準備》でも可能です。)
- 《V・HERO ヴァイオン》通常召喚。効果で《D-HERO ディアボリックガイ》A を墓地へ送る。
- 《D-HERO ディアボリックガイ》A 効果発動。自身を墓地から除外し 《D-HERO ディアボリックガイ》Bをデッキから特殊召喚。
- 《V・HERO ヴァイオン》 、《D-HERO ディアボリックガイ》Bの2体で 《聖騎士の追想 イゾルデ》をリンク召喚。
- 《聖騎士の追想 イゾルデ》のリンク召喚成功時効果で《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》を手札に加える。
- 《聖騎士の追想 イゾルデ》 の効果を発動。《最強の盾》を墓地へ送り、《焔聖騎士-リナルド》をデッキから特殊召喚。
- 《焔聖騎士-リナルド》の特殊召喚成功時効果で墓地の《最強の盾》を手札に加える。
- 《聖騎士の追想 イゾルデ》、《焔聖騎士-リナルド》 の2体で《ユニオン・キャリアー》をリンク召喚
- 墓地の《D-HERO ディアボリックガイ》B効果発動。自身を墓地から除外し 《D-HERO ディアボリックガイ》Cをデッキから特殊召喚。
- 《ハンバーガーのレシピ》を発動。場の《D-HERO ディアボリックガイ》 Cをリリースし《ハングリーバーガー》を儀式召喚。
- 《ユニオン・キャリアー》の効果発動。デッキから《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》を場の《ハングリーバーガー》へ装備。
- 手札の《最強の盾》を発動。場の《ハングリーバーガー》へ装備
【最終盤面】
- 《ユニオン・キャリアー》
- 《ハングリーバーガー》(攻撃力4850)
- 《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》(装備状態)
相手はEXデッキからモンスターを特殊召喚出来ないまま攻撃力4850のハングリーバーガーを突破しなければならないのです。震えろ。
《ダイナレスラー・パンクラトプス》は知りません。
《ライトニング・ストーム》も知りません。
《天威無双の拳》や《沈黙の剣士-サイレント・ソードマン》を添える事が出来れば盤面の強度が上がり、次のターン以降に《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》とつよつよバーガーで相手を攻める事が可能です!
おわりに
今回は簡単なご紹介ということで、一番やりたい動きである基本の展開パターンをご紹介させていただきました!
《融合》や《プロキシー・F・マジシャン》を用い《鋼鉄の魔導騎士-ギルティギア・フリード》をフィニッシャーとして融合召喚したりもしますね!ハンバーガーを素材にして”鋼鉄”の”魔導騎士”が生まれるのはさっぱり理解出来ませんけどね。
初期のカードでも新規カードを用いる事でこういった戦い方が出来るんだよ!ということを皆さまに少しでもお伝えできたなら幸いです。
初期儀式モンスター愛好家が増える事を願って締めの言葉とさせて頂きます。
ここまで読んで下さり誠にありがとうございました!