はじめに
こんばんは、はみるとんです！
今回は毎回お馴染み、プロデュエリストはみるとんが「新弾テーマ全部組む」という記事となっています！
昨今のデッキビルドパック産テーマはどれも強力なモノが多いですが、今回は特にそのまま環境入りを果たせそうなスペックのあるテーマばかり！
発売前から注目度が非常に高いパックとなりました。
それでは実際にどんなテーマがあるのか見ていきましょう！
【ライゼオル】
テーマの概要
初期の【テラナイト】のようにメインデッキの下級モンスターそれぞれがレベル４を展開する能力を持っているのですが、スペックがとにかく非常に高いのがポイント。
全員が《エクソシスター・マルファ》のような最強展開能力を有しています。
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 炎族 / 攻1700 / 守1000
このカード名の、①の方法による特殊召喚は１ターンに１度しかできず、②の効果は１ターンに１度しか使用できない。
①：このカードは自分の手札・フィールドのカード１枚を墓地へ送り、手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚したターン、自分はランク４のＸモンスターしかＥＸデッキから特殊召喚できない。
②：このカードが召喚した場合に発動できる。
デッキから「アイス・ライゼオル」以外の「ライゼオル」モンスター１体を特殊召喚する。
出典：遊戯王公式データベース
環境視点での評価
展開デッキとして非常に安定した初動率と貫通能力がある上に、ランク４エクシーズが非常に幅広いことで《励輝士 ヴェルズビュート》による捲りの強さ、《深淵に潜む者》による墓地封殺など多岐に渡るメタを貼れる対応力の高さが売り。
その上、《Ｎｏ.４１ 泥睡魔獣バグースカ》の存在によって《増殖するＧ》などの止まりどころが非常に強く、先攻展開デッキの課題である【天盃龍】からの後攻ワンキルに対して非常に強い点が他の展開デッキと比べて評価されています。
発売直後から入賞報告も多く非常に強力なデッキで、今後も期待ですね！
【M∀LICE】
除外を活用するサイバース族テーマで、メインデッキの下級が除外に反応して展開を行う効果を持っており、これによりリソースの増え方がサーチにあまり依存しない事が特徴。
《ドロール＆ロックバード》や《灰流うらら》などに強く出れるほか、サイバース族テーマとしては珍しくメインの動きの中で縛りがつかないため【深淵の獣】などの除外と相性の良い外部ギミックを採用する事が出来るのが強みです。
環境視点での評価
《ディメンション・アトラクター》などの除外系のギミックも採用する事が出来るので墓地利用デッキに対してサイドプランで強く出る事が出来る他、自分のギミックとの相性から【深淵の獣】をメイン採用できることで【デモンスミス】をはじめとした光属性・闇属性の墓地利用ギミックを自然とメタる事が出来ます。
またメインの動きの中でドロー加速が出来る事でサイドから投入した永続カードなどを引き込みやすいのも特徴で、マッチ戦において環境デッキをメタりながら戦う性能が高く、自分から《ドロール＆ロックバード》を撃てる性質も相まってかなりメタゲームに強く出れるテーマとなっています。
【竜華】
海竜、幻竜、恐竜の３種族のカードをデッキ内から引っ張って来て使い分ける事が出来るテーマで、特に《登竜華転生紋》から生じるアドが凄まじいのが魅力。
かなり幅広い展開に派生する事が出来るため、該当種族の様々なテーマを取り込んで構築する事が可能なデッキとなっています。
特に初動となる《創星竜華－光巴》が光属性・ドラゴン族の儀式モンスターである事から【粛声】と相性が良く、展開の終着点として３種の「門」カードを用いて妨害を敷くことが出来ます。
環境視点での評価
初動の安定感と強力な先攻盤面によってテーマとしての強度は非常に評価が高い反面、デッキスロットをかなり大幅に食うギミックである事から相手のデッキに対するサイチェンでの対応が求められ、環境読みと構築力が要求されるテーマとなっています。
また、組み合わせとしてドラゴン族の【天盃龍】とも相性が良く、先手は【竜華】、後手は【天盃龍】として立ち回る事で先後どちらも強く、サイチェン後のプランも先手を押し付けられた際に強く出れる事から【天盃龍】のプランの１つとして注目されています。
総評
３テーマともに初動の安定感と乗り越え性能が高く、特に【ライゼオル】はメジャーな誘発に対しての耐性が高いことから非常に注目度が高いデッキとなっています。
また【竜華】はかなりコンボ寄りのテーマという事で今後相性の良いテーマやプランが発掘される事に期待したいですね。
というわけで、今回はデッキビルドパック「クロスオーバー・ブレイカーズ」の紹介記事でした！どれも非常に地力の高い面白いテーマなので是非組んでみてください！
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました！
