『新ルールで《D.D.クロウ》が若干強化!?』
遊戯王公式より、4月から『効果の発動前に、発動する場所に存在しなくなったカードの発動について』のルールが変更となるとのお知らせがありました。(少しややこしいですね)
そのルールの説明例として《D.D.クロウ》が取り上げられることで、Twitterのトレンドに『《D.D.クロウ》』が表示される異例の事態になりました。
【効果モンスター】
星1/闇/鳥獣族/攻 100/守 100
①:このカードを手札から墓地へ捨て、
相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
今回はこの話題を集めた『効果の発動する場所』に関するルール変更についての簡単な解説と、なぜ《D.D.クロウ》がこんなに注目を集めたのかを紹介します!
オマケで、このルール変更で注目が集まるテーマについてもご紹介します!
目次
4月から変更されるルールとは?
ネット上で話題になったルール変更は以下のものとなります。
出典:遊戯王公式
【旧処理の例】
「クリッター」をコストとして発動した「死のデッキ破壊ウイルス」の発動にチェーンして、「D.D.クロウ」の効果が発動し、墓地から「クリッター」が除外された場合でも、「クリッター」の効果は一連のチェーン処理後に発動します。(この場合でも、「クリッター」の効果は墓地で発動した扱いとなります。)
【新処理の例】
「クリッター」をコストとして発動した「死のデッキ破壊ウイルス」の発動にチェーンして、「D.D.クロウ」の効果が発動し、墓地から「クリッター」が除外された場合、「クリッター」の効果は一連のチェーン処理後に発動しません。
要するに『効果の処理に移る前に、そのカードがその発動場所を離れると効果が不発となる』というルール改定です。
逆に一旦効果が発動してしまえば、その後《D.D.クロウ》で墓地の《クリッター》を除外してもその発動を無効化することができません。
なぜTwitterトレンドになるほど話題になった?
このルール変更を一部のプレイヤーが『《D.D.クロウ》が墓地で発動する効果を全て無効にできる!《墓穴の指名者》より強い!』と解釈して広めてしまい、そのツイートに対して多くのプレイヤーからツッコミが入る結果となり、Twitterトレンドに載る結果となりました。
【 速攻魔法 】
①:相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。次のターンの終了時まで、この効果で除外したモンスター及びそのモンスターと元々のカード名が同じモンスターの効果は無効化される。
しかし、以前よりも妨害できる範囲が広がり、より優秀な手札誘発モンスターになったことには代わりありませんので、4月からはしっかりと活用していきましょう。
相手が効果の発動コストとして、『墓地で発動する効果を持ったカード』を墓地へ送ったら、すかさず《D.D.クロウ》でそのカードを除外してしまいましょう!
《D.D.クロウ》効果を持った集団、【インフェルノイド】に注目!
《D.D.クロウ》のカード単体で見るとインパクトが少ないですが、テーマ単位で『フリーチェーンで相手の墓地のカードを除外できる』共通効果を持った【インフェルノイド】は、よりインパクトのある強化内容となりましたね!
新ルール以降は【インフェルノイド】を使ってみるというのはいかがでしょうか?
おわりに
《D.D.クロウ》は『《墓穴の指名者》のような無効性能』を持った訳ではありませんが、ルール変更後はより妨害性能がアップすることに間違いはありませんので、今後注目の手札誘発カードといえますね!
そしてテーマ単位では【インフェルノイド】が注目を集めるかも!
同時に、4月からは罠モンスターに関するルール変更もありますので、4月になる前にチェックしておくと快適に遊戯王がプレイできますよ。
→【遊戯王ニュース】罠モンスタールール変更!新テーマ【エルドリッチ】がさっそく強化!?
ガチまとめでは遊戯王に関するニュース情報を随時発信していきますので、ぜひフォローお願いします!