目次
こんにちは、たけっしーです!
今回は新弾『TERMINAL WORLD3』から個人的に注目している「テラナイト/セイクリッド」を紹介します✨
新規カードによって大きく強化されたことで今アツいテーマとなっているので是非最後までご覧ください👀
【テラナイト/セイクリッド】の特徴
「テラナイト」「セイクリッド」の2つのカテゴリが合体しており、それぞれ強力なエクシーズモンスターを用いて戦うテーマとなっています。
テーマの強みとして《星守の騎士プトレマイオス》によるターンスキップという実質的な先攻ワンキル手段を持っていることです。
手数もそれなりに持っているため展開系として競技シーンで活躍出来るスペックがあります。
環境でランク4を用いるテーマとして【ライゼオル】が挙げられますが、差別点としては盤面干渉手段を多く持つ点でしょうか。
それでは各種新規カードを見ていきましょう👇
【テラナイト/セイクリッド】新カード解説
まずは『TERMINAL WORLD3』で登場した新規カード5種を紹介します。
モンスター2種、魔法1種、エクシーズモンスター2種が登場しています。
《セイクリッド・カストル》
効果モンスター
星４/光属性/天使族/攻1700/守 600
このカード名の(1)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚した場合に発動できる。 デッキから「セイクリッド・カストル」以外の「セイクリッド」モンスター１体を特殊召喚する。 このターン、自分は光・闇属性モンスターしかＥＸデッキから特殊召喚できない。
(2)：このカードをＸ素材としている「セイクリッド」Ｘモンスターは以下の効果を得る。
●１ターンに１度、相手が魔法カードの効果を発動した時に発動できる。 自分フィールドのＸ素材を２つ取り除き、その効果を無効にし破壊する。
「セイクリッド」版《アイス・ライゼオル》とも言えるわかりやすい1枚初動で、①②どちらも強力な効果です。
②は名称ターン1ではなく、《セイクリッド・カストル》を素材にしたエクシーズモンスターの数だけ魔法カードを無効に出来るため積極的に素材に入れていきたいところですが、「セイクリッド」エクシーズモンスターにしか付与されないため注意です。
《星騎士キュグニ》
効果モンスター
星４/光属性/戦士族/攻1500/守1000
このカード名はルール上「セイクリッド」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚した場合に発動できる。 デッキから「テラナイト」、「セイクリッド」モンスター１体を手札に加える。
(2)：自分フィールドの他の光属性モンスター１体を対象として発動できる。 そのモンスターとこのカードのレベルを１つ上げる。
(3)：モンスター３体以上を素材とする「テラナイト」ＸモンスターをＸ召喚する場合、 このカードは２体分のＸ素材にできる。
登場時に「テラナイト」「セイクリッド」モンスターをサーチする優秀な1枚初動カードです。
先程の《セイクリッド・カストル》から特殊召喚することで展開することが多いでしょう。
①のサーチ先の筆頭は手札から特殊召喚可能な《星騎士リュラ》や《セイクリッド・カドケウス》で、ここから更に《星守の騎士団》にアクセスすることでカードを増やしていき展開することが出来ます。
③の効果により2体分のエクシーズ素材になるため素材が重めな「テラナイト」「セイクリッド」エクシーズモンスターに即座に繋がるため先攻の盤面形成では勿論、《星輝士トライヴェール》《星輝士デルタテロス》が後攻向きな性能であるため捲りにおいて重要な存在と言えます。
②のレベル変動効果でランク5に繋げることが出来るため、《セイクリッド・プレアデス》や《星輝士セイクリッド・ダイヤ》を着地させることが出来るのもポイントです。
展開では3体素材のエクシーズモンスターを出力するためにとにかく優先的に供給したいですね。
《神星なる繋束》
通常魔法
このカード名のカードは１ターンに１枚しか発動できない。
(1)：以下の効果から１つを選択して発動できる。 このターン、自分はＸモンスターしかＥＸデッキから特殊召喚できない。
●自分の手札を１枚選んで捨て、同じ種族のモンスターが自分フィールドに存在しない 「テラナイト」、「セイクリッド」モンスター１体をデッキから特殊召喚する。
●自分フィールドの「テラナイト」、「セイクリッド」モンスターの数まで 相手フィールドの表側表示モンスターを対象として発動できる。 そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
メインとなるのは1つ目の効果で、手札1枚をコストにデッキから「テラナイト」「セイクリッド」を特殊召喚できる初動兼貫通札です。
テーマ専用の《ワン・フォー・ワン》のようなカードですね。
特殊召喚するのは直接盤面にモンスターを増やす効果を持つ《セイクリッド・カストル》が筆頭ですが、先程紹介した《星騎士キュグニ》や《セイクリッド・カドケウス》も展開に繋がるため初動に対する無効系への貫通札として使う際は候補になるでしょう。
2つ目の効果は通常魔法ということもあり使い勝手はそこまで良くありませんが、場合によっては盤面の妨害を踏んだり無力化出来るため選択する場面もあるでしょう。
このカード自体は「テラナイト」「セイクリッド」名称を持たずサーチ出来ないため注意です。
《超神星輝士セイクリッド・トレミスΩ7》
エクシーズ・効果モンスター
ランク７/光属性/機械族/攻2700/守2700
レベル７モンスター×３
「超神星輝士 セイクリッド・トレミスΩ７」は自分メインフェイズ２に１度、 自分フィールドの「テラナイト」、「セイクリッド」Ｘモンスターの上に重ねてＸ召喚する事もできる。
(1)：このカードは自分の墓地・除外状態の「テラナイト」モンスターが７種類以上である限り、 攻撃力・守備力が２７００アップし、相手が発動した効果を受けない。
(2)：自分・相手ターンに１度、このカードのＸ素材を任意の数だけ取り除き、 その数だけ相手フィールドのモンスターを対象として発動できる。 そのモンスターをデッキに戻す。
新規のエクシーズモンスターです。
7×3と素材は重いものの制約は無いため、汎用カードとしていずれランク7を多用するデッキで採用圏内になるかもしれません。
メイン2に「テラナイト」「セイクリッド」エクシーズモンスターに重ねて特殊召喚出来るため後攻では捲りと蓋の選択肢になり、①の条件を満たすことが出来れば高打点の要塞と化します。
②の効果が強力ですが、先攻では自身の効果で特殊召喚することが出来ないため、主に《煉獄の騎士ヴァトライムス》《星守の騎士団》を用いて特殊召喚します。
【テラナイトセイクリッド】では主力の妨害手段の1つとなりそうです。
《星騎士セイクリッド・デルタテロス》
エクシーズ・効果モンスター
ランク４/光属性/戦士族/攻2500/守2500
レベル４モンスター×３体以上
(1)：自分フィールドのランク５以上の、「テラナイト」、「セイクリッド」Ｘモンスターを相手は効果の対象にできない。
(2)：１ターンに１度、このカードのＸ素材を１つ取り除いて発動できる。 デッキから「テラナイト」、「セイクリッド」モンスター１体を手札に加える。 その後、光属性モンスター１体の召喚を行う事ができる。
(3)：このカードがフィールド以外から墓地へ送られた場合に発動できる。 自分の手札・除外状態の「テラナイト」、「セイクリッド」モンスター１体を特殊召喚する。
【テラナイトセイクリッド】の展開の起点となるエクシーズモンスターです。
②③の効果が展開で非常に重要で、なんと名称ターン1がないため使い回して展開することもあります。
《セイクリッド・カストル》（デッキから特殊召喚）→《星騎士キュグニ》（モンスターサーチ）→《セイクリッド・カドケウス》（魔法サーチ）→エクシーズしたこのカードで更に展開を伸ばすのが基本のムーヴとなります。
モンスターの並び方は【ライゼオル】に近いものを感じますね。
③は主にエクシーズ素材から墓地に送られた際に発動して展開を伸ばします。
《原始生命態ニビル》を受けた後のリカバリー手段にもなるためケアする際はこのカードを素材にしたエクシーズモンスターを用意するか、
受けた後に《星守の騎士団》の①で蘇生→《星守の騎士団》の②で素材にエクシーズモンスターを特殊召喚して効果発動→③で蘇生から展開を修正
といった流れを意識した展開を行います。
サンプルレシピ
基本展開としては《星守の騎士プトレマイオス》によるターンスキップでの実質的な先攻ワンキルを目指しつつ、状況次第で手札誘発の受けを優先した妥協妨害を作れる立ち回りで盤面を固めます。
ギミックは初動と妨害への貫通札になるカードはそれぞれ3枚採用。
展開過程で経由するカードは1枚採用、残りの自由枠に手札誘発を投入した分かりやすい構築となっています。
【テラナイト/セイクリッド】の基本展開
今回は《セイクリッド・カストル》1枚から《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》を着地させながら《星守の騎士プトレマイオス》の7素材効果によるターンスキップで実質的な先攻ワンキルを行う展開例を紹介します。
- 《セイクリッド・カストル》初動
1．《セイクリッド・カストル》を通常召喚し①を発動。デッキから《星騎士キュグニ》を特殊召喚。
2．《星騎士キュグニ》の①を発動し、デッキから《セイクリッド・カドケウス》をサーチ。
3．手札の《セイクリッド・カドケウス》の①を発動し、自身を特殊召喚。②の効果でデッキから《星守の騎士団》をサーチ。
4．《セイクリッド・カストル》《星騎士キュグニ》を素材に《星騎士セイクリッド・デルタテロス》をエクシーズ召喚。②を発動し、デッキから《星騎士アルテア》をサーチし、召喚。
5．《セイクリッド・カドケウス》《星騎士アルテア》を素材に《星騎士セイクリッド・カドケウス》をエクシーズ召喚。
6．《星騎士セイクリッド・カドケウス》の②を発動。デッキから《セイクリッド・カストル》を除外し、効果をコピーしてデッキから《星騎士リュラ》を特殊召喚。
7．《星騎士リュラ》の②を発動。デッキから《天架ける星因士》をサーチ。
8．《星騎士セイクリッド・デルタテロス》《星騎士セイクリッド・カドケウス》を素材に《蝕の双仔》をエクシーズ召喚。
9．《星守の騎士》を発動し、墓地から《セイクリッド・カドケウス》を特殊召喚。
10.《星騎士アルテア》の②を発動。自身を墓地から特殊召喚し、①を発動。《蝕の双仔》を破壊。
11．チェーン1《蝕の双仔》の②を発動。チェーン2で《星騎士セイクリッド・デルタテロス》の③を発動。除外から《セイクリッド・カストル》、墓地から《星騎士セイクリッド・デルタテロス》をそれぞれ特殊召喚。
12．モンスター3体を素材に《星守の騎士プトレマイオス》をエクシーズ召喚。①を発動し、《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》を特殊召喚。
13．《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》を素材に《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》をエクシーズ召喚。
14．《星騎士セイクリッド・デルタテロス》の②を発動。デッキから《星騎士デネブ》をサーチし、召喚。
15．《星騎士デネブ》の①を発動。デッキから《星騎士アルタイル》をサーチ。
16．《星騎士セイクリッド・デルタテロス》を対象に《天架ける星因士》を発動。デッキから《星騎士ベガ》を特殊召喚し、《星騎士セイクリッド・デルタテロス》をバウンス。
17．《星騎士ベガ》の①を発動。手札から《星騎士アルタイル》を特殊召喚。
18．《星騎士アルタイル》の①を発動。墓地から「テラナイト」モンスターを特殊召喚。
19．モンスター5体を素材に《星騎士セイクリッド・カドケウス》をエクシーズ召喚。①を発動し、墓地から《セイクリッド・カストル》《天架ける星因士》を回収。
20．《星騎士セイクリッド・カドケウス》を素材に《セイクリッド・トレミスM7》をエクシーズ召喚。
21．《セイクリッド・トレミスM7》を対象に《星守の騎士団》の②を発動。《星守の騎士プトレマイオス》を特殊召喚。
22．《星守の騎士プトレマイオス》（7素材）の①を発動。次の相手ターンをスキップ。
手札には《セイクリッド・カストル》《天架ける星因士》が残っているため、次のターンはワンショットのためにモンスターを並べて攻撃して勝利になります。
展開で重要なのは《星騎士セイクリッド・デルタテロス》の効果をフル活用すること、
《星守の騎士プトレマイオス》のターンスキップを目指す際は最終的に5素材の《セイクリッド・カドケウス》を着地させ、《セイクリッド・トレミスM7》を重ねて《星守の騎士団》の②で《星守の騎士プトレマイオス》を特殊召喚して7素材にするのがポイントになります。
今回は上記の展開を紹介しましたが、手札誘発の受け等は考慮していないため、実戦ではターンスキップを目指さずに妨害の受けを作りながら《超神星輝士セイクリッド・トレミスΩ7》《セイクリッド・プレアデス》のバウンスや《セイクリッド・カストル》の魔法無効等で盤面を固める展開を選択することもあるでしょう。
今後は使い手の研究により展開が最適化されていくと思うので今後の発展に期待したいですね。
今回のまとめ
今回は新弾『TERMINAL WORLD3』で強化された「テラナイト/セイクリッド」を紹介しました。
『TERMINAL WORLD3』のテーマの中でも特に注目しているプレイヤーが多く、競技シーンの活躍が見られるデッキになるので気になった方は是非研究してみてください✨
最後に告知になりますが、12/20（土）に僕が開催する『第14回 Mogi杯 個人戦』があります!
関西では年内最後のCSとなるので是非遊びにきてください✨
それでは👋
今後もガチまとめではホットな話題を取り上げていきますので、ぜひ 公式X(旧Twitter) のフォローをよろしくお願いします！
