はじめに
2021年10月16日、「BATTLE OF CHAOS」にて、DDに4枚の新規カードが追加。
この4枚の新規カードによってDDに革命が起こりました。
具体的な変化を挙げると
- メインデッキ、エクストラデッキのモンスターをDDでかためても十分に戦えるようになった
- 以前は採用されることが少なかったDDモンスターが実践で活躍するようになった
- 基本的な初動枚数が3枚から2枚になり、事故率が下がった
- 以前よりペンデュラム召喚を積極的に使うようになり、ペンデュラムテーマ感が高まった
- 採用圏内の契約書カードの種類が増え、悪魔と契約している感が高まった
- DD魔法・罠カードをサーチできるようになり、以前は見向きもされなかったカードにスポットライトが当たるようになった
- 制圧盤面の選択肢が増え、対戦相手によって展開を変える柔軟な戦い方ができるようになった
- 汎用カードを入れることができる枠が若干増えた
赤馬零児デッキとしても強化されていますし、環境デッキに噛みついていきたい人にもおススメできるテーマになっております。
目次
【DD】デッキレシピ
【DD】デッキの特徴
DDDモンスターの多くは 「自分フィールドにDDモンスターが特殊召喚された場合、自分の墓地の「DD」モンスター1体を特殊召喚する。」効果を持っています。
この効果を使いながら展開していき、 その過程で融合、リンク、ペンデュラム、エクシーズ、シンクロ召喚をしながら最終的に制圧力のあるモンスターを並べていくのがDDデッキの特徴です。
【DD】デッキの回し方①
【使用カード/条件】
・手札に《DD魔導賢者ケプラー》と《DDグリフォン》が存在している(《DDグリフォン》は《DD魔導賢者コペルニクス》でも大丈夫です)
【手順】
- 《DD魔導賢者ケプラー》を通常召喚し、《地獄門の契約書》をサーチ
- 《地獄門の契約書》の効果で《DD魔導賢者コペルニクス》をサーチ
- 《DDグリフォン》の効果で自身を特殊召喚
- 《DDグリフォン》と《DD魔導賢者ケプラー》を素材にして《DDD深淵王ビルガメス》をリンク召喚
- 《DDD深淵王ビルガメス》の効果で《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》と《DDオルトロス》をデッキからPゾーンに置く
- 《DD魔導賢者コペルニクス》と《DDグリフォン》をペンデュラム召喚
- 《DD魔導賢者コペルニクス》の効果で《DDネクロ・スライム》を墓地に送る
- 《DD魔導賢者コペルニクス》と《DDグリフォン》を素材に《DDD怒濤王シーザー》をエクシーズ召喚
- 《DDオルトロス》の効果で《DDオルトロス》と《DDD怒濤王シーザー》を破壊
- 墓地へ送られた《DDD怒濤王シーザー》の効果で《魔神王の契約書》をサーチ
- 墓地の《DDネクロ・スライム》の効果で《DDネクロ・スライム》と《DD魔導賢者コペルニクス》を除外し、《DDD烈火王テムジン》を融合召喚
- 《DDD深淵王ビルガメス》の上に重ねて《DDD赦俿王デス・マキナ》をエクシーズ召喚
- 《DDD烈火王テムジン》の効果で《DDD怒濤王シーザー》を墓地から特殊召喚
- 《DDD怒濤王シーザー》の上に重ねて《DDD狙撃王テル》をエクシーズ召喚
- 《DDD狙撃王テル》の効果でエクシーズ素材となっている《DDD怒濤王シーザー》を墓地に送り、《DDD狙撃王テル》の攻撃力守備力を1000ポイントダウンして相手に1000ダメージを与える
- 《魔神王の契約書》の効果で《DDD狙撃王テル》と墓地の《DDD怒濤王シーザー》を素材に《DDD烈火王テムジン》を融合召喚
- 墓地へ送られた《DDD狙撃王テル》の効果で《特許権の契約書類》を墓地に送る
- 《特許権の契約書類》の効果でエクストラデッキの《DDオルトロス》を手札に加える
- 《DDD烈火王テムジン》と《DDD烈火王テムジン》を素材に《DDD怒涛大王エグゼクティブ・シーザー》をエクシーズ召喚
- 《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》のペンデュラム効果で墓地の《DDグリフォン》を特殊召喚し、1000ダメージを受ける
- 墓地から特殊召喚された《DDグリフォン》の効果で《DDヘッドハント》をサーチする
- 効果ダメージを受けたので、手札の《DDオルトロス》を特殊召喚
- 《DDグリフォン》と《DDオルトロス》を素材に《DDD呪血王サイフリート》をシンクロ召喚
【盤面の解説】
- 《DDD呪血王サイフリート》で魔法・罠カードの効果を無効
- 《DDD怒涛大王エグゼクティブ・シーザー》で2回、モンスターを特殊召喚する効果を含むモンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊
- 《DDD赦俿王デス・マキナ》で相手フィールドのモンスターカードが効果を発動した時に、X素材を2つ取り除くか自分フィールドの「契約書」カード1枚を破壊しX素材とする(最大4回)
- 《DDDヘッドハント》の効果で相手モンスターの効果を無効にしつつコントロールを奪取
【DD/契約書】カードの解説
《DD魔導賢者ケプラー》と《DDグリフォン》の2枚を使った展開を振り返りながらカード紹介をしていきたいと思います。
1.《DD魔導賢者ケプラー》を通常召喚し、《地獄門の契約書》をサーチ
2. 《地獄門の契約書》の効果で《DD魔導賢者コペルニクス》をサーチ
《DD魔導賢者ケプラー》
【 ペンデュラムモンスター 】
星 1 / 闇 / 悪魔族 / 攻0 / 守0
【Pスケール:青10/赤10】 ①:自分は「DD」モンスターしかP召喚できない。 この効果は無効化されない。 ②:自分スタンバイフェイズに発動する。 このカードのPスケールを2つ下げる(最小1まで)。 その後、このカードのPスケール以上のレベルを持つ、 「DD」モンスター以外の自分フィールドのモンスターを全て破壊する。 【モンスター効果】 「《DD魔導賢者ケプラー》」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。 ①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、 以下の効果から1つを選択して発動できる。 ●このカード以外の自分フィールドの「DD」カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを持ち主の手札に戻す。 ●デッキから「契約書」カード1枚を手札に加える。
DDデッキの展開の起点になるカード。
通常召喚・特殊召喚に成功した場合にデッキから契約書カードを手札に加えることができます。
《地獄門の契約書》をサーチすることでさらにDDモンスターをサーチすることが可能です。
《地獄門の契約書》
【 永続魔法 】
「《地獄門の契約書》」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分メインフェイズに発動できる。デッキから「DD」モンスター1体を手札に加える。②:自分スタンバイフェイズに発動する。自分は1000ダメージを受ける
また、《魔神王の契約書》をサーチすることで手札、フィールド、墓地のDDを素材にDDD融合モンスターを融合召喚することができます。
【 永続魔法 】「《魔神王の契約書》」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分メインフェイズに発動できる。自分の手札・フィールドから、悪魔族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。「DD」融合モンスターを融合召喚する場合、自分の墓地のモンスターを除外して融合素材とする事もできる。②:自分スタンバイフェイズに発動する。自分は1000ダメージを受ける。
自分フィールドのDDカードを手札に戻す効果はほとんど使いませんが、ペンデュラムゾーンのDDカードを手札に戻す使い方もできますね。
ペンデュラム効果はスタンバイフェイズにPスケールを2つ下げ、そのスケール以上のレベルを持つDDモンスター以外のモンスターを破壊してしまうデメリット効果。
自分フィールドにDDモンスターしか存在しないことが多いので特に問題はありませんが、スケールが10から8に下がってしまうと ★8の《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》がペンデュラム召喚できなくなってしまいます。
そのため、《DDD呪血王サイフリート》や《DDD烈火大王エグゼクティブ・テムジン》でスケールが下がる効果を無効化するプレイが必要になる場面もあります。
レベル1なので《ワン・フォー・ワン》や《ジャックインザハンド》や《ワンチャン⁉》などのサポートを受けることができます。また、攻撃力守備力が0なので《ピリレイスの地図》でサーチすることも可能です。
3.《DDグリフォン》の効果で自身を特殊召喚
4.《DDグリフォン》と《DD魔導賢者ケプラー》を素材にして《DDD深淵王ビルガメス》をリンク召喚
《DDグリフォン》
【 ペンデュラムモンスター 】
星 4 / 闇 / 悪魔族 / 攻1200 / 守1200
【Pスケール:青1/赤1】
このカードのP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの悪魔族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、自分のフィールド・墓地の「契約書」魔法・罠カードの種類×500アップする。
その後、このカードを破壊する。
【モンスター効果】
このカード名の①②③のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「DD」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
②:このカードがP召喚に成功した場合、手札から「DD」カードまたは「契約書」カード1枚を捨てて発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
③:このカードが墓地からの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「《DDグリフォン》」以外の「DD」カード1枚を手札に加える。
①のモンスター効果は自分フィールドにDDモンスターが存在する場合に、自身を手札から特殊召喚する効果。
DDDモンスターはDDモンスターにも分類されるため、DDDモンスターがフィールドに存在する場合でも特殊召喚する事が可能です。
下級DDモンスターと《DDグリフォン》の2枚から《DDD深淵王ビルガメス》をリンク召喚する事が可能になったので、DDデッキの安定性が格段に向上しました。
P効果は、自分フィールドの悪魔族モンスターの攻撃力を、ターン終了時まで自分フィール・墓地の「契約書」の種類×500アップさせる効果。自分フィールドか墓地のどちらかに契約書が存在している場合のみ発動可能です。
2種類の「契約書」カードがフィールドか墓地に存在していれば上昇値は1000になり、攻撃力が高いモンスターを突破する際に役に立ちます。
②の効果はP召喚に成功した場合に手札のDDカードか契約書カードを捨てて1枚ドローする効果。《地獄門の契約書》を2枚引いてしまった場合や、墓地効果を持つ《DDネクロ・スライム》、《DDラミア》などを捨てると無駄がないですね。
③の効果は後ほど紹介します。
5.《DDD深淵王ビルガメス》の効果で《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》と《DDオルトロス》をデッキからPゾーンに置く
6.《DD魔導賢者コペルニクス》と《DDグリフォン》をペンデュラム召喚
《DDD深淵王ビルガメス》
【 リンクモンスター 】
星 2 / 闇 / 悪魔族 / 攻1800 /
「DD」モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキからカード名が異なる「DD」Pモンスター2体を選んで自分のPゾーンに置き、自分は1000ダメージを受ける。この効果を発動したターン、自分は「DD」モンスターしか特殊召喚できない。②:リンク召喚したこのカードが相手モンスターの攻撃または相手の効果で破壊された場合に発動できる。自分のEXデッキ・墓地から「DD」モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
【LINK-2:左下/右下】
DDモンスター2体で出せるリンクモンスター。
デッキから好きなDDペンデュラムモンスターをPゾーンに置くことができ、この効果を使って展開を発展させていくのがDDデッキの基本になります。
セッティング候補となるDDペンデュラムモンスター
- 《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》DDが特殊召喚された場合、墓地のDDを蘇生
- 《DD魔導賢者トーマス》エクストラデッキのDDペンデュラムモンスターを手札に加える
- 《DDオルトロス》魔法・罠カーと、DDか契約書の2枚を選択して破壊
- 《DDグリフォン》
フィールドのDDモンスターの攻撃力をフィールド、墓地の契約書の数×500ポイントアップさせ、自身を破壊する - 《DD魔導賢者ケプラー》スケールがDDの中で最高値の10、上級DDをペンデュラム召喚する際にセッティングする
スケールを自由にそろえることが可能なので、ビルガメスのリンク素材にしたペンデュラムモンスターを容易にペンデュラム召喚する事ができます。
②の効果は相手によって破壊された場合にエクストラデッキか墓地からDDモンスターを特殊召喚する効果。
召喚条件を無視して特殊召喚できるので《DDD怒涛大王エグゼクティブ・シーザー》を出して次のターンに契約書カードをサーチしたり、《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》を出してさらにDDDモンスターを墓地から釣り上げることができます。
《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》
【 ペンデュラムモンスター 】
星 8 / 闇 / 悪魔族 / 攻2200 / 守3000
【P効果 青5/赤5】「《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分が「DD」モンスターを特殊召喚した場合、自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚し、自分は1000ダメージを受ける。このターン、相手が受ける戦闘ダメージは半分になる。【モンスター効果】「《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》」の①のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の「DDD」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。②:1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの「DD」モンスター1体をリリースし、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。
自分がDDモンスターを特殊召喚に成功した場合、P効果で墓地のDDモンスターを特殊召喚する事ができます。
DDモンスターをペンデュラム召喚した際に発動することもできますし、《DDD深淵王ビルガメス》の上に《DDD赦俿王デス・マキナ》を重ねてエクシーズ召喚し発動することも可能です。
この効果を保留させたほうが強い展開パターンもあるため、どのタイミングでP効果を使うかを見極める必要があります。
モンスター効果は召喚・特殊召喚に成功した場合に墓地のDDDモンスターを特殊召喚する効果。
P効果はDDモンスターを特殊召喚できるためDDDモンスターも特殊召喚できますが、モンスター効果はDDDモンスターしか特殊召喚できないので注意が必要です。
また、自分フィールドのDDモンスター1体をリリースし相手フィールドのモンスター1体を除外できるので、相手の盤面を崩す際に活躍します。
フィールドから墓地に送られると効果を発動する《DDD怒涛王シーザー》や《DDD狙撃王テル》をコストにすると無駄がないですね。
この効果は名称指定のターン1ではないので、一度フィールドから退かしてもう一度出しなおすことで再度効果を使用することが可能です。
スケールは上スケールとも下スケールとも使える5。★4のモンスターをペンデュラム召喚できるので、スケール3の《DDオルトロス》と相性が良いです。
7.《DD魔導賢者コペルニクス》の効果で《DDネクロ・スライム》を墓地に送る
《DD魔導賢者コペルニクス》
【 ペンデュラムモンスター 】
星 4 / 闇 / 悪魔族 / 攻0 / 守0
【Pスケール:青1/赤1】①:自分は「DD」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。②:このカードがPゾーンに存在する限り1度だけ、自分にダメージを与える魔法カードの効果が発動した場合、その効果を無効にできる。その後、このカードを破壊する。【モンスター効果】「《DD魔導賢者コペルニクス》」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「《DD魔導賢者コペルニクス》」以外の「DD」カードまたは「契約書」カード1枚を墓地へ送る。
召喚・特殊召喚に成功した場合にデッキからDDカードを墓地に送ることができます。
墓地効果をもつ《DDネクロ・スライム》や《DDスワラル・スライム》、《DDラミア》を墓地に送ることで展開をサポートします。
- 《DDネクロ・スライム》→墓地で融合
- 《DDスワラル・スライム》→墓地から除外して手札からDDを特殊召喚
- 《DDラミア》→墓地から出てくる★1チューナー
【 効果モンスター 】
星 2 / 闇 / 悪魔族 / 攻200 / 守200
《DDスワラル・スライム》」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが手札に存在する場合、自分メインフェイズに発動できる。「DDD」融合モンスターカードによって決められた、このカードを含む融合素材モンスターを手札から墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。②:墓地のこのカードを除外して発動できる。手札から「DD」モンスター1体を特殊召喚する。
【 チューナーモンスター 】
星 1 / 闇 / 悪魔族 / 攻100 / 守1900
「《DDラミア》」の効果は1ターンに1度しか発動できない。①:このカードが手札・墓地に存在する場合、手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から「《DDラミア》」以外の「DD」カードまたは「契約書」カード1枚を墓地へ送って発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
【 効果モンスター 】
星 1 / 闇 / 悪魔族 / 攻300 / 守300
「《DDネクロ・スライム》」の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが墓地に存在する場合に発動できる。「DDD」融合モンスターカードによって決められた、このカードを含む融合素材モンスターを自分の墓地から除外し、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
また、《DD魔導賢者コペルニクス》を使うことで、《地獄門の契約書》1枚から《DDD深淵王ビルガメス》をリンク召喚する事が可能です。
- 《地獄門の契約書》の効果で《DD魔導賢者コペルニクス》をサーチ
- 《DD魔導賢者コペルニクス》を通常召喚
- 《DD魔導賢者コペルニクス》の効果で《DDラミア》を墓地に送る
- 《地獄門の契約書》を墓地に送り《DDラミア》を特殊召喚
- 《DD魔導賢者コペルニクス》と《DDラミア》で《DDD深淵王ビルガメス》をリンク召喚
P効果は自分にダメージを与える魔法カードの効果を無効にし、自身を破壊する効果。《地獄門の契約書》や《魔神王の契約書》のダメージを与える効果を無効にすることができます。
8.《DD魔導賢者コペルニクス》と《DDグリフォン》を素材に《DDD怒濤王シーザー》をエクシーズ召喚
9. 《DDオルトロス》の効果で《DDオルトロス》と《DDD怒濤王シーザー》を破壊
10.墓地へ送られた《DDD怒濤王シーザー》の効果で《魔神王の契約書》をサーチ
《DDD怒濤王シーザー》
【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 水 / 悪魔族 / 攻2400 / 守1200
悪魔族レベル4モンスター×2
「DDD怒涛王シーザー」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。このターンに破壊されたモンスターをバトルフェイズ終了時に、自分の墓地から可能な限り特殊召喚する。次のスタンバイフェイズに自分はこの効果で特殊召喚したモンスターの数×1000ダメージを受ける。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「契約書」カード1枚を手札に加える。
《DD魔導賢者コペルニクス》や《DDグリフォン》、《DDオルトロス》などの★4の悪魔族モンスター2体でエクシーズ召喚します。
①の効果は発動ターンに破壊された自分のモンスターをバトルフェイズ終了時に墓地から可能な限り特殊召喚する効果。バトルフェイズがない先攻1ターン目や、メインフェイズ2以降は発動することができません。
次のスタンバイフェイズにこの効果で特殊召喚したモンスターの数×1000ダメージを受けてしまうので、計画的に使う必要がありますね。
②の効果はフィールドから墓地へ送られた場合に契約書カードをサーチする効果。《DDD深淵王ビルガメス》のリンク素材にしたり、《DDラミア》や《DDオルトロス》の効果で墓地に送ることで効果を発動させることができます。
《DDオルトロス》
【 ペンデュラム・チューナー 】
星 4 / 闇 / 悪魔族 / 攻600 / 守1800
【Pスケール:青3/赤3】
①:1ターンに1度、フィールドの魔法・罠カード1枚とこのカード以外の自分フィールドの「DD」カードまたは「契約書」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
【モンスター効果】
①:自分が戦闘・効果でダメージを受けた時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが特殊召喚に成功したターン、自分は悪魔族モンスターしか特殊召喚できない。
P効果はフィールドの魔法・罠カードと、《DDオルトロス》以外のDDカードまたは契約書カードの2枚を破壊する効果。
例えば《地獄門の契約書》で《DDオルトロス》をサーチし、相手の魔法・罠カードと《地獄門の契約書》を破壊することができます。
また、フィールドの魔法・罠カードとして《DDオルトロス》自身》を対象とすることができるので、《DDオルトロス》と自分フィールドの《DDD怒濤王シーザー》を破壊し、《DDD怒濤王シーザー》の効果を発動させることができます。
②の効果は戦闘や効果によってダメージを受けた際に自身を手札から特殊召喚する効果。
相手モンスターの攻撃で戦闘ダメージを受けた時や、《DDD深淵王ビルガメス》や《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》、契約書カードの効果でダメージを受けた時に特殊召喚できます。
特に《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》と相性が良く、《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》のP効果でDDモンスターを蘇生して1000ダメージを受け、さらに《DDオルトロス》を手札から特殊召喚できます。
例えば、Pゾーンに《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》が存在している時に《DDグリフォン》を特殊召喚した場合、チェーン1で《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》のP効果、チェーン2で《DDグリフォン》のサーチ効果を発動し、《DDグリフォン》でサーチした《DDオルトロス》を《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》の効果処理後に特殊召喚することが可能です。
11.墓地の《DDネクロ・スライム》の効果で《DDネクロ・スライム》と《DD魔導賢者コペルニクス》を除外し、《DDD烈火王テムジン》を融合召喚
《DDネクロ・スライム》
【 効果モンスター 】
星 1 / 闇 / 悪魔族 / 攻300 / 守300
「《DDネクロ・スライム》」の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが墓地に存在する場合に発動できる。「DDD」融合モンスターカードによって決められた、このカードを含む融合素材モンスターを自分の墓地から除外し、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
《DD魔導賢者コペルニクス》や《DDD狙撃王テル》の効果で墓地に送り、《DDネクロ・スライム》とDDモンスターの2枚を墓地から除外することでDDD融合モンスターを融合召喚します。
この効果で融合召喚するのがこのカード。
《DDD烈火王テムジン》
【 融合モンスター 】
星 6 / 炎 / 悪魔族 / 攻2000 / 守1500
「DD」モンスター×2「《DDD烈火王テムジン》」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがモンスターゾーンに存在し、自分フィールドにこのカード以外の「DD」モンスターが特殊召喚された場合、自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。②:このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、自分の墓地の「契約書」カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
DDデッキの展開力の源となる融合モンスター。
《DDスワラル・スライム》、《DDネクロ・スライム》 、《魔神王の契約書》の効果で融合召喚可能です。
DDモンスターが特殊召喚された場合、墓地のDDモンスターを特殊召喚することができます。
例えば手札に《DDスワラル・スライム》と《DDラミア》、《DD魔導賢者ケプラー》の3体存在している場合、《DDスワラル・スライム》と《DDラミア》で《DDD烈火王テムジン》を融合召喚し、《DDスワラル・スライム》の墓地効果で手札の《DD魔導賢者ケプラー》を特殊召喚することで《DDD烈火王テムジン》の効果で《DDラミア》を蘇生できます。
この時、《DDD烈火王テムジン》とD《DD魔導賢者ケプラー》の効果が同じタイミングで発動しているので、D《DD魔導賢者ケプラー》の効果をチェーン1、《DDD烈火王テムジン》の効果をチェーン2で発動することでD《DD魔導賢者ケプラー》に灰流うららをうたせなくさせることができます。
展開の中で《DDD烈火王テムジン》の効果を発動できるタイミングが複数ある場合が多いのですが、そのうちのどこで発動させるのが最善かを考えながらプレイするのがポイントですね。
なおダメージステップに発動することはできないので、戦闘で破壊された《DDD深淵王ビルガメス》の効果でDDモンスターを特殊召喚した場合や、戦闘ダメージを受けた際に《DDオルトロス》を特殊召喚しても《DDD烈火王テムジン》の①の効果を使用することはできません。
②の効果は戦闘または相手の効果によって破壊されたら墓地の契約書カードを回収する効果。自分のターンに自爆特攻して《地獄門の契約書》を回収し、メインフェイズ2に使用するといったこも可能です。
12.《DDD深淵王ビルガメス》の上に重ねて《DDD赦俿王デス・マキナ》をエクシーズ召喚
13.《DDD烈火王テムジン》の効果で《DDD怒濤王シーザー》を墓地から特殊召喚
《DDD赦俿王デス・マキナ》
【 エクシーズ・ペンデュラム 】
星 10 / 闇 / 悪魔族 / 攻3000 / 守3000
【Pスケール:青10/赤10】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:もう片方の自分のPゾーンにカードが存在する場合、自分のフィールド・墓地のPモンスター1体を対象として発動できる。
もう片方の自分のPゾーンのカードを特殊召喚し、対象のPモンスターを自分のPゾーンに置く。
【モンスター効果】
悪魔族レベル10モンスター×2
このカードは自分フィールドの「DDD」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
①:「《DDD赦俿王デス・マキナ》」は自分のモンスターゾーンに1体しか表側表示で存在できない。
②:相手フィールドのモンスターカードが効果を発動した時に発動できる(同一チェーン上では1度まで)。
このカードのX素材を2つ取り除くか自分フィールドの「契約書」カード1枚を破壊し、その相手のカードをこのカードのX素材とする。
③:自分スタンバイフェイズに発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。
DDDモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚できるペンデュラムエクシーズモンスター。自分モンスターゾーンに1体しか存在できないので《DDD赦俿王デス・マキナ》の上に《DDD赦俿王デス・マキナ》を重ねる行為はできません。
《DDD深淵王ビルガメス》の効果で《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》をセッティングし、《DDD深淵王ビルガメス》の上に《DDD赦俿王デス・マキナ》を重ねてエクシーズ召喚すれば、《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》のP効果でDDモンスターを墓地から特殊召喚する事が可能です。
②の効果は、相手フィールドのモンスターカードが効果を発動した時にX素材を2つ取り除くか自分フィールドの「契約書」カード1枚を破壊し、その相手のカードをX素材とする効果。
モンスターカードの発動に対して発動できるので、ペンデュラムモンスターカードのペンデュラムゾーンへの発動、ペンデュラムモンスターカードのペンデュラム効果の発動、装備カードとして魔法&罠ゾーンに存在するモンスターカードの効果の発動の、いずれに対してもチェーンして発動できます。
また、「手札やデッキに戻し、〇〇する」効果に対して発動した場合、戻す処理が行われないため、効果を不発にさせることが可能です。
また、ターン1制限がついていないため条件を満たせば1ターンに複数回発動することも可能です。例えばエクシーズ素材が1つでフィールドに契約書カードが存在している場合、契約書カードを破壊して相手のモンスターをエクシーズ素材にし、エクシーズ素材を2つ取り除いてもう一度発動することができます。
③の効果は自分スタンバイフェイズに自身をPゾーンに置く効果。すでにPゾーンが埋まっている場合は発動できません。この効果によってさらに強力なP効果が使用できるようになります。
P効果はもう片方のPゾーンのカードを特殊召喚し、フィールド・墓地のペンデュラムモンスターをセッティングする効果。Pゾーンの《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》を特殊召喚することでDDDモンスターを墓地から特殊召喚したり、スケールが小さいモンスターをセッティングすることで幅広いレベルのペンデュラム召喚が可能になります。
14.《DDD怒濤王シーザー》の上に重ねて《DDD狙撃王テル》をエクシーズ召喚
15.DDD狙撃王の効果でエクシーズ素材となっている《DDD怒濤王シーザー》を墓地に送り、《DDD狙撃王テル》の攻撃力守備力を1000ポイントダウンして相手に1000ダメージを与える
《DDD狙撃王テル》
【 エクシーズモンスター 】
星 5 / 闇 / 悪魔族 / 攻2300 / 守2000
レベル5モンスター×2
このカードは自分フィールドのランク4の「DDD」Xモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
①:自分が効果ダメージを受けたターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力を1000ダウンし、相手に1000ダメージを与える。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「DD」カードまたは「契約書」カード1枚を墓地へ送る。
DDD怒涛王シーザーの上に重ねることで簡単にエクシーズ召喚可能です、
①の効果は効果ダメージを受けたターンに発動でき、X素材を1つ取り除いてフィールドの表側表示モンスター1体の攻撃力・守備力を1000ダウンし、相手に1000ダメージを与える効果。
自分のモンスターを対象にして発動することもできるので、展開の途中で相手にダメージを与えることも可能です。
このカードの本命は②の効果。フィールドから墓地へ送られた場合にデッキからDDカードまたは契約書カードを墓地に送ることができます。
《DDネクロ・スライム》を墓地に送って《DDD烈火王テムジン》の効果を融合召喚し、さらなる展開に繋げたり、《特許権の契約書類》を墓地に送ることでリソースを確保することが可能です。
またこの効果はターン1の制約がついていないので、フィールドと墓地を往復することで複数回使用できます。
なおエクシーズ素材となっているDDD怒涛王シーザーが墓地へ送られても、フィールドから墓地へ送られたことにならないので効果を発動することはできません。
16.《魔神王の契約書》の効果で《DDD狙撃王テル》と墓地の怒濤王シーザーを素材に《DDD烈火王テムジン》を融合召喚
《魔神王の契約書》
【 永続魔法 】
「《魔神王の契約書》」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分メインフェイズに発動できる。自分の手札・フィールドから、悪魔族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。「DD」融合モンスターを融合召喚する場合、自分の墓地のモンスターを除外して融合素材とする事もできる。②:自分スタンバイフェイズに発動する。自分は1000ダメージを受ける。
手札、フィールド、墓地のモンスターを素材にDD融合モンスターを融合召喚します。(墓地のモンスターを素材にする場合は除外)
例えば、手札の《DDラミア》と墓地の《DD魔導賢者コペルニクス》で《DDD烈火王テムジン》を融合召喚できますね。
《DDD狙撃王テル》の場合は《DDネクロ・スライム》を墓地に送ることで、DDD怒涛王シーザーの場合は《魔神王の契約書》をサーチすることで融合召喚にアクセスすることが可能です。
17.墓地へ送られた《DDD狙撃王テル》の効果で《特許権の契約書類》を墓地に送る
18.《特許権の契約書類》の効果でエクストラデッキの《DDオルトロス》を手札に加える
《特許権の契約書類》
【 フィールド魔法 】
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの「DDD」モンスターと同じ種類(融合・S・X・リンク)のモンスターを相手が特殊召喚した場合に発動できる。
相手に1000ダメージを与える。
このターン、このカードがフィールドに存在する間、相手はその特殊召喚したモンスターと同じ種類のモンスターを特殊召喚できない。
②:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の墓地のモンスター及び自分のEXデッキの表側表示のPモンスターの中から、「DD」モンスター1体を選んで手札に加える。
②の効果は墓地へ送られた場合に墓地もしくはエクストラデッキのDDモンスターを手札に加える効果。
《DDD赦俿王デス・マキナ》や《DDオルトロス》の効果で破壊したり、《DDラミア》で墓地に送ったり、《DD魔導賢者コペルニクス》や《DDD狙撃王テル》の効果でデッキから墓地に送ることで、DDモンスターを回収することができます。
エクストラデッキに表側で存在している《DDD赦俿王デス・マキナ》を選ぶことはできません。
①の効果は自分フィールドの「DDD」モンスターと同じ種類(融合・S・X・リンク)のモンスターを相手が特殊召喚した場合に相手に1000ダメージを与え、さらに《特許権の契約書類》が存在する間、同じ種類のモンスターを特殊召喚を封じる効果。
単一の召喚方法を駆使するデッキに対してはかなりの制圧力を発揮します。相手によって場に残すDDDを変える必要があるので、使いこなすのが難しいカードとも言えますね。
DDヘッドハントでエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターを奪取した場合、そのモンスターはDDDモンスターとして扱うので、シナジーがあります。
19.《DDD烈火王テムジン》と《DDD烈火王テムジン》を素材にDDD怒涛大王エグゼクティブ・シーザーをエクシーズ召喚
《DDD怒涛大王エグゼクティブ・シーザー》
【 エクシーズモンスター 】
星 6 / 水 / 悪魔族 / 攻2800 / 守1800
悪魔族レベル6モンスター×2
①:モンスターを特殊召喚する効果を含む、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。その発動を無効にし破壊する。その後、このカード以外の自分フィールドの「DD」モンスター1体を選び、そのモンスターとこのカードの攻撃力をターン終了時まで1800アップできる。②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「契約書」カード1枚を手札に加える。
★6の悪魔族2体でエクシーズ召喚可能。
- 《DD魔導賢者コペルニクス》、《DDD狙撃王テル》→《DDネクロ・スライム》
- 《DD魔導賢者ケプラー》、《DDD怒濤王シーザー》→《魔神王の契約書》
- 《地獄門の契約書》、《DDグリフォン》→《DDスワラル・スライム》
のように融合手段にアクセスする手段は多いので、2回《DDD烈火王テムジン》を融合召喚できればテムジン2体で以外と簡単にエクシーズ召喚できます。
モンスター効果を特殊召喚する効果を含むモンスター効果、魔法・罠カードの発動を無効にして破壊することができます。ターン1制限がないので2回特殊召喚効果を打ち消すことができ、展開デッキに対しては高い制圧力を誇ります。
DDデッキでは先攻にこのカードをたたせることを目標の一つとして展開することが多いですね。
なお、特殊召喚する効果を含む魔法・罠のカードの発動を無効にするため、一度カードの発動を行ってからあらためて効果を発動する永続魔法、永続罠やフィールド魔法の効果を無効にすることはできないので注意が必要です。《魔神王の契約書》や烙印劇城デスピア、《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》のP効果などが該当します。
また、無効にして破壊した後にフィールドのDDモンスターとDDD怒涛大王エグゼクティブ・シーザーの攻撃力を1800も上昇させることができます。
例えば《DDラミア》の効果の発動やフィールドの《DDD烈火王テムジン》の効果の発動を無効にして破壊することで、自分のターンに攻撃力上昇を目的として使うこともできますね。
墓地で発動した特殊召喚する効果を無効にした場合は、破壊することができないので攻撃力を上げることはできません。
②の効果は《DDD怒濤王シーザー》と同様、フィールドから墓地へ送られた場合に契約書カードをサーチする効果。除去されても2ターン目以降のリソースを確保することができます。
20.《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》のペンデュラム効果で墓地の《DDグリフォン》を特殊召喚し、1000ダメージを受ける
21.(チェーン1)墓地から特殊召喚された《DDグリフォン》の効果でDDヘッドハントをサーチする
22.(チェーン2)効果ダメージを受けたので、手札の《DDオルトロス》を特殊召喚
墓地から特殊召喚された《DDグリフォン》の③の効果を発動し、これに対して相手がなにも発動しなかった場合、チェーン2で《DDオルトロス》の効果を発動します。
《DDヘッドハント》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドに「DDD」モンスターが存在する場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールを次のターンのエンドフェイズまで得る。
この効果でコントロールを得たモンスターの効果は無効化され、攻撃宣言できない。
この効果でコントロールを得たモンスターがEXデッキから特殊召喚されたモンスターの場合、そのモンスターは「DDD」モンスターとしても扱う。
ブレイクスルー・スキルと大捕り物を合わせたような効果を持つDD罠カード。
相手フィールドのモンスターの効果にチェーンして発動することで、その効果を無効にしつつ、コントロールを奪うことができます。
さらに、エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターを奪った場合、DDDモンスターとして扱うため、《DDD赦俿王デス・マキナ》を重ねてエクシーズ召喚したり、《魔神王の契約書》で融合素材にすることが可能です。
DDD怒涛大王エグゼクティブ・シーザーや《DDD赦俿王デス・マキナ》に加えてDDヘッドハントを伏せることで妨害の幅が広がります。
《DDD呪血王サイフリート》
【 シンクロモンスター 】
星 8 / 闇 / 悪魔族 / 攻2800 / 守2200
チューナー+チューナー以外の「DD」モンスター1体以上「《DDD呪血王サイフリート》」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードの効果は次のスタンバイフェイズまで無効化される。この効果は相手ターンでも発動できる。②:このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。自分は自分フィールドの「契約書」カードの数×1000LP回復する。
フリーチェーンで魔法・罠の効果を無効にできる★8シンクロモンスター。
《DDオルトロス》+《DDグリフォン》、《DD魔導賢者コペルニクス》で出すことが多いですね。
是非とも先攻で立てたいモンスターの1体です。
発動を無効ではなく効果を無効にするため、発動タイミングの自由度が高く、この特性を利用することで禁じられた一滴や冥王結界波などのモンスター効果をチェーンして発動できないカードを無効にできることがあります。
例えば、相手がモンスターのみを墓地に送って禁じられた一滴を発動した場合、それにチェーンして魔法カードである墓穴の指名者を発動し、さらにそれにチェーンして《DDD呪血王サイフリート》の①の効果を禁じられた一滴を対象に発動して無効にすることが可能です。
また、手順21で《DDグリフォン》の効果でDDDの人事権をサーチすることで、罠カードをコストにされなかった場合、禁じられた一滴を無効にすることが可能です。
《DDDの人事権》
【 通常罠 】
①:自分の手札・フィールド・墓地の「DD」モンスター及び
自分のPゾーンの「DD」カードの中から合計3枚選んで持ち主のデッキに戻す。
その後、デッキから「DD」モンスター2体を手札に加える。
自分の魔法・罠も無効にできるので、契約書のダメージを無効化することも可能です。効果を使わずに相手ターンが終わりそうな場合や、無限泡影の効果で無効にされそうな場合は自分の契約書を無効にしておくとお得ですね。
なお、《地獄門の契約書》のダメージ効果にチェーンして無効化してしまうと、そのターンサーチ効果が使えなくなってしまいます。
②の効果は戦闘・効果で破壊された場合、フィールドの契約書の数×1000ポイント回復する効果。ライフがどんどん削られていくテーマなので、この効果が救いになることもあります。《DDオルトロス》で自ら破壊して回復することもできますね。自分フィールドに契約書カードが存在しなくても発動する強制効果なので注意が必要です。
その他よく使用するDDモンスター
《DDD烈火大王エグゼクティブ・テムジン》
【 融合モンスター 】
星 8 / 炎 / 悪魔族 / 攻2800 / 守2400
レベル5以上の「DD」モンスター+「DD」モンスター「《DDD烈火大王エグゼクティブ・テムジン》」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがモンスターゾーンに存在し、自分フィールドにこのカード以外の「DD」モンスターが召喚・特殊召喚された場合、自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。②:1ターンに1度、自分ターンに魔法・罠カードの効果が発動した時に発動できる。その発動を無効にする。
DDモンスターと★5以上のDDモンスターで融合召喚できます。
自分のターンに1度、魔法・罠カードの発動を無効にすることができるので、《DDD烈火大王エグゼクティブ・テムジン》の融合召喚からスタートすると、相手の魔法・罠を1枚無効にしつつ展開することが可能になります。
先攻で出した場合、相手の泡影抱擁をケアすることができるため、《DDD深淵王ビルガメス》の効果を通したいときにも役立ちます。
また、自分の魔法・罠の発動も無効にできるので、《地獄門の契約書》のダメージ効果にチェーンして発動を無効にし、そのターンにサーチ効果を使用することができます。
《DDD双暁王カリ・ユガ》
【 エクシーズモンスター 】
星 8 / 闇 / 悪魔族 / 攻3500 / 守3000
レベル8「DD」モンスター×2
①:このカードがX召喚に成功したターン、このカード以外のフィールドのカードの効果は発動できず、無効化される。
②:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。この効果は相手ターンでも発動できる。
③:このカードのX素材を1つ取り除き、自分の墓地の「契約書」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを自分フィールドにセットする。
★8DDモンスター2体でエクシーズ召喚できます。
エクシーズ召喚したターンフィールドのカードの効果を無効化し、相手はフィールドのカードを発動することができなくなります。
さらにこの効果はチェーンブロックを作らないので、No.41泥酔魔獣バグースカの効果が適用される前にフィールド全体を無効にすることが可能です。神の宣告などで召喚を無効するか、出す前にスキル・ドレインを発動しなければDDD双暁王カリ・ユガの効果を無効化することはできません。
1枚採用すると、ここぞという場面で活躍してくれるカードですね。
《DDD烈火大王エグゼクティブ・テムジン》と、その融合素材にした《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》で出すこともできますし、エクストラデッキに《DD魔導賢者ケプラー》が存在していれば、
- 《DDD深淵王ビルガメス》の効果で《DD魔導賢者トーマス》と《DDオルトロス》をセッティング
- 《DD魔導賢者トーマス》のP効果でエクストラデッキの《DD魔導賢者ケプラー》を手札に加える
- 《DDオルトロス》のP効果で《DD魔導賢者トーマス》と、DDカードか契約書カードを破壊
- 《DD魔導賢者ケプラー》をセッティング
- 《DD魔導賢者トーマス》をP召喚
- 《DD魔導賢者トーマス》の効果でPゾーンのDD魔導賢者契約書カードを破壊し、デッキから《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》を特殊召喚
- 《DD魔導賢者トーマス》と《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》でDDD双暁王カリ・ユをエクシーズ召喚
このような手順で簡単に出すことが可能です。
《DD魔導賢者トーマス》
【 ペンデュラムモンスター 】
星 8 / 闇 / 悪魔族 / 攻1800 / 守2600
「《DD魔導賢者トーマス》」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分のPゾーンの「DD」カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊し、デッキからレベル8の「DDD」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。このターン、この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、相手が受ける戦闘ダメージは半分になる。【P効果 青6/赤6】「《DD魔導賢者トーマス》」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分メインフェイズに発動できる。自分のエクストラデッキから表側表示の「DD」Pモンスター1体を手札に加える。
【DD】デッキの回し方②
【使用カード/条件】
手札に《DD魔導賢者コペルニクス》と《DDグリフォン》が存在している(どちらかが《地獄門の契約書》でも大丈夫です)
【手順】
- 《DD魔導賢者コペルニクス》を通常召喚
- 《DD魔導賢者コペルニクス》の効果で《DDネクロ・スライム》を墓地へ送る
- 《DDグリフォン》を自身の効果で特殊召喚
- 《DD魔導賢者コペルニクス》と《DDグリフォン》で《DDD深淵王ビルガメス》をリンク召喚
- 《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》と《DDオルトロス》をセッティングし1000ダメージを受ける
- 《DD魔導賢者コペルニクス》と《DDグリフォン》をP召喚
- 《DD魔導賢者コペルニクス》と《DDグリフォン》で《DDD怒濤王シーザー》をエクシーズ召喚
- 《DDD怒濤王シーザー》と《DDD深淵王ビルガメス》で2体目の《DDD深淵王ビルガメス》をリンク召喚
- 墓地へ送られた《DDD怒濤王シーザー》の効果で《魔神王の契約書》をサーチ
- 《DDネクロ・スライム》の効果で《DD魔導賢者コペルニクス》と《DDネクロ・スライム》を除外し、《DDD烈火王テムジン》を融合召喚
- 《DDD深淵王ビルガメス》の上に重ねて《DDD赦俿王デス・マキナ》をエクシーズ召喚
- 《DDD烈火王テムジン》の効果で《DDD怒濤王シーザー》を蘇生
- 《DDD怒濤王シーザー》に重ねて《DDD狙撃王テル》をエクシーズ召喚
- 《DDD狙撃王テル》の効果でエクシーズ素材の《DDD怒濤王シーザー》を墓地に送り、 DDD狙撃王の攻撃力守備力を1000ポイントダウンして相手に1000ダメージ
- 《DDオルトロス》のP効果で《DDオルトロス》と《DDD狙撃王テル》を破壊
- 《DDD狙撃王テル》の効果で《特許権の契約書類》を墓地に送る
- 《特許権の契約書類》の効果でエクストラデッキの《DDオルトロス》を手札に加える
- 《魔神王の契約書》の効果で《DDD狙撃王テル》と《DDD深淵王ビルガメス》を除外して《DDD烈火王テムジン》を融合
- 《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》のP効果で《DDグリフォン》を蘇生し1000ダメージを受ける
- 《DDグリフォン》の効果でヘッドハントをサーチ
- 効果ダメージを受けたので手札の《DDオルトロス》を特殊召喚
- 《DDD烈火王テムジン》2体でDDD怒涛大王エグゼクティブ・シーザーをエクシーズ召喚
- 《DDオルトロス》と《DDグリフォン》で《DDD呪血王サイフリート》をシンクロ召喚
【DD】デッキと相性が良いカード
《フルール・ド・バロネス》
【 シンクロモンスター 】
星 10 / 風 / 戦士族 / 攻3000 / 守2400
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:1ターンに1度、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
②:このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
③:お互いのスタンバイフェイズに、自分の墓地のレベル9以下のモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを持ち主のEXデッキに戻し、そのモンスターを特殊召喚する。
レベル10のシンクロモンスター。★6の《DDD烈火王テムジン》と★4チューナーの《DDオルトロス》で出すことが多いです。
①の効果はフィールドのカード1枚を対象として破壊する起動効果。
相手のカードを除去するのはもちろん、自分のターンに《DDD怒濤王シーザー》や《DDD狙撃王テル》を破壊することで、フィールドから墓地へ送られた場合の効果を発動させることができます。
②の効果は魔法・罠・モンスターの効果の発動を無効にして破壊する効果。
また、フルール・ド・バロネスを使うことで原始生命態ニビルをケアしながら展開することができます。
【条件】
手札に《DDスワラル・スライム》、《DDグリフォン》と任意のDDモンスターの合計3枚が存在している
【手順】
- 《DDスワラル・スライム》の効果で《DDスワラル・スライム》と《DDグリフォン》を素材に《DDD烈火王テムジン》を融合召喚
- 墓地の《DDスワラル・スライム》の効果で手札のDDモンスターを特殊召喚
- 《DDD烈火王テムジン》の効果で墓地の《DDグリフォン》を特殊召喚
- 《DDグリフォン》の効果で《DDオルトロス》をサーチ
- 《DDオルトロス》を通常召喚
- 《DDオルトロス》と《DDD烈火王テムジン》でフルール・ド・バロネスをシンクロ召喚
以降は《DDD深淵王ビルガメス》をリンク召喚して《DDオルトロス》と《DD魔導賢者コペルニクス》をP召喚し、《DDD怒濤王シーザー》をエクシーズ召喚することでさらなる展開が可能です。
《天霆號アーゼウス》
【 エクシーズモンスター 】
星 12 / 光 / 機械族 / 攻3000 / 守3000
レベル12モンスター×2
「天霆號アーゼウス」は、Xモンスターが戦闘を行ったターンに1度、自分フィールドのXモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。①:このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。このカード以外のフィールドのカードを全て墓地へ送る。この効果は相手ターンでも発動できる。②:1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。手札・デッキ・EXデッキからカード1枚を選び、このカードの下に重ねてX素材とする。
エクシーズモンスターが戦闘を行ったターンに、エクシーズモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚し、素材を2つ取り除くことで天霆號アーゼウス以外のカードを一掃することができます。
DDDモンスターの上に重ねて《DDD赦俿王デス・マキナ》をエクシーズ召喚し、戦闘を行えば簡単に召喚条件を満たすことができるので、相性が良いです。
1枚あると相手の盤面をかえす際に重宝するのでオススメのカードですね。
《DDD怒濤王シーザー》の①の効果で戦闘破壊された《DDD怒濤王シーザー》自身を特殊召喚し、メインフェイズ2に《DDD狙撃王テル》と天霆號アーゼウスを重ねるコンボも可能です。
【DD】デッキをカスタムするおすすめカード
ハリファイバーセット
フォーミュラ・シンクロン+《DDD呪血王サイフリート》で相手ターンにフルール・ド・バロネスをシンクロ召喚することができます。
また、チューナーである《DDラミア》を使い倒すことができるようになるので、《DDD烈火王テムジン》+《DDラミア》でDDD疾風王アレクサンダーをシンクロ召喚し、DDD疾風王アレクサンダー+《DDラミア》でクリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンのシンクロ召喚を狙うことができます。
水晶機巧-ハリファイバーでDDゴーストを特殊召喚すれば、墓地を肥やしながら展開することが可能になり、DDD極智王カオス・アポカリプスでDDゴーストを除外すれば、除外されているDDを墓地に戻しつつ《DDD呪血王サイフリート》のシンクロ召喚に繋げることができます。
《DDゴースト》
【 チューナーモンスター 】
星 2 / 闇 / 悪魔族 / 攻600 / 守300
①:このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の、「DDゴースト」以外の「DD」モンスター1体または「契約書」カード1枚を対象として発動できる。
その同名カード1枚をデッキから墓地へ送る。
②:このカードが除外された場合、除外されている自分のカードの中から、「DDゴースト」以外の「DD」モンスター1体または「契約書」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを墓地に戻す。
以前は水晶機巧-ハリファイバーを使った展開が一般的でしたが、DDだけで制圧盤面を作ることが可能になったので必須ギミックではなくなりました。
現在水晶機巧-ハリファイバーを入れるタイプと入れないタイプの2パターンが存在しています。
水晶機巧-ハリファイバーを入れた場合先攻の制圧力が高まり、水晶機巧-ハリファイバー を抜いた場合、空いた枠に2枚目の《DDD赦俿王デス・マキナ》や《DDD深淵王ビルガメス》を入れることで安定感を高めることができます。
《DDケルベロス》
【 ペンデュラムモンスター 】
星 4 / 闇 / 悪魔族 / 攻1800 / 守600
【Pスケール:青6/赤6】
①:1ターンに1度、自分フィールドの「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを4にし、攻撃力・守備力を400アップする。
【モンスター効果】
①:このカードが手札からP召喚に成功した時、「DDケルベロス」以外の「DD」モンスターが自分フィールドに存在する場合に自分の墓地の永続魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
P効果でDDモンスターのレベルを4に変更することができるので、《DDD怒濤王シーザー》が出しやすくなります。
スケールは6
スケール5の《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》やスケール6の魔導賢者トーマスと相性が悪いのが難点ですね。
DDケルベロス相性が良いのがこのカード
《GO-DDD神零王ゼロゴッド・レイジ》
【 ペンデュラムモンスター 】
星 10 / 闇 / 悪魔族 / 攻0 / 守0
①:このカード以外の自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
以下の効果から1つを選び、ターン終了時まで適用する。
●このカードは直接攻撃できる。
●相手は魔法&罠ゾーンのカードの効果を発動できない。
●相手は手札・墓地のカードの効果を発動できない。
②:相手のLPが4000以下の場合、このカードの攻撃宣言時に発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、相手のLPの数値分アップする。
③:このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
【P効果 青0/赤0】
このカード名の①②のP効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがPゾーンに存在し、自分が効果ダメージを受ける場合、そのダメージは0になる。
②:このカードがPゾーンに存在する限り、自分はレベル5以上の「DD」モンスターを召喚する場合に必要なリリースをなくす事ができる。
スケールが0なので、★1の《DD魔導賢者ケプラー》をP召喚することができます。
《DDオルトロス》とともにセッティングすることで《DD魔導賢者ケプラー》と★4DDをP召喚し、《DD魔導賢者ケプラー》のレベルを4に変更することで《DDD怒濤王シーザー》がエクシーズ召喚可能になります。
【使用例】《DD魔導賢者ケプラー》1枚
- 《DD魔導賢者ケプラー》を通常召喚し、《地獄門の契約書》をサーチ
- 《地獄門の契約書》で《DDグリフォン》をサーチ
- 《DDグリフォン》を自身の効果で特殊召喚
- 《DD魔導賢者ケプラー》と《DDグリフォン》でDD深淵王ビルガメスをリンク召喚
- DDケルベロスとGO-DDD神零王ゼロゴッド・レイジをセッティング
- 《DD魔導賢者ケプラー》と《DDグリフォン》をP召喚
- DDケルベロスのP効果で《DD魔導賢者ケプラー》のレベルを4に変更
- DDD怒涛王シーザーをエクシーズ召喚
- DDD怒涛王シーザーに重ねて《DDD狙撃王テル》をエクシーズ召喚
《No.77 ザ・セブン・シンズ》
【 エクシーズモンスター 】
星 12 / 闇 / 悪魔族 / 攻4000 / 守3000
レベル12モンスター×2
このカードは自分フィールドのランク10・11の闇属性Xモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
この方法で特殊召喚したターン、このカードの①の効果は発動できない。
①:1ターンに1度、このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て除外し、除外したモンスターの中から1体を選んでこのカードの下に重ねてX素材とする。
②:フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。
《DDD赦俿王デス・マキナ》の上に重ねてエクシーズ召喚できる攻撃力4000 のエクシーズモンスター。悪魔族なので《DDオルトロス》を特殊召喚した後に出すことができます。
破壊耐性があるので安定して天霆號アーゼウスを出すことができ、また2体目の 《DDD赦俿王デス・マキナ》を出すことも可能になります。
《DDD赦俿王デス・マキナ》を間接的に墓地へ送ることができるようになるので、 再利用しやすくなる強みもありますね。
《常闇の契約書》
【 永続罠 】
①:自分のPゾーンに「DD」カードが2枚存在する場合、相手はフィールドのモンスターを魔法・罠カードの効果の対象にできず、アドバンス召喚のリリースにできず、融合・S・X召喚の素材にもできない。
②:自分スタンバイフェイズに発動する。
自分は1000ダメージを受ける。
両方のPゾーンにDDカードが存在している場合、フィールドのモンスターを使った融合・シンクロ・エクシーズ・アドバンス召喚を封じ、さらにモンスターを対象に取れなくさせることができます。
リンク召喚やデッキ融合は封じることはできませんが、特定のデッキに対しては抜群の制圧力を発揮します。
《影のデッキ破壊ウイルス》
【 通常罠 】
①:自分フィールドの守備力2000以上の闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。
相手フィールドのモンスター、相手の手札、相手ターンで数えて3ターンの間に相手がドローしたカードを全て確認し、その内の守備力1500以下のモンスターを全て破壊する。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
自分の守備力2000以上の闇属性モンスターをリリースして、相手のフィールド、手札の守備力1500以下のモンスターを全て破棄することができます。さらに3ターンの間、相手がドローした守備力1500以下のモンスターも破壊します。
《DDD赦俿王デス・マキナ》の守備力が3000なので、DDDモンスターの上に《DDD赦俿王デス・マキナ》を重ねるだけで発動条件を満たすことができるので相性が良いですね。
DDデッキが苦手とする「ふわんだりぃず」は主に守備力1500以下のモンスターで構成されているため、対策カードとしてサイドデッキに入れる選択肢もあります。
【DD】《DDD深淵王ビルガメス》でよくセッティングする組み合わせ
《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》&《DDオルトロス》
★4~★5のモンスターのP召喚が可能。
エクストラデッキに★4のDDが2体、もしくはエクストラデッキと墓地に★4のモンスターが1体ずつ存在している場合によく使用する組み合わせ。
《DDD怒濤王シーザー》を出した後に《DDオルトロス》のP効果で《DDオルトロス》とDDD怒涛王シーザーを破壊することで契約書をサーチできる。
また、《DDD狙撃王テル》を破壊することで《DDネクロ・スライム》を墓地に送り《DDネクロ・スライム》で《DDD烈火王テムジン》を融合召喚、《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》のP効果でDDモンスターを蘇生し、《DDD烈火王テムジン》の効果でさらにDDモンスターを蘇生させることができる。
この時、《DDD怒濤王シーザー》のエクシーズ素材になったグリフォンを蘇生させることでDDDヘッドハントをサーチでき、《DDD怒濤王シーザー》を蘇生させれば、その《DDD怒濤王シーザー》素材に2体目の《DDD深淵王ビルガメス》のリンク素材にすることで契約書カードをサーチできる。
《DD魔導賢者トーマス》&《DDグリフォン》
★2~★5のモンスターのP召喚が可能。
《DDグリフォン》のP効果をフィールドの《DDD深淵王ビルガメス》を対象に発動し、攻撃力を上げつつ自身を破壊、さらに《DD魔導賢者トーマス》の効果でエクストラデッキから手札に加えることで、《DDグリフォン》の①の効果で特殊召喚することができます。
★4DDをP召喚していれば《DDD怒濤王シーザー》をエクシーズ召喚することができ、そこから展開を発展させることが可能です。
フィールドか墓地に契約書カードが存在しなければ《DDグリフォン》のP効果を発動させることができないので注意が必要です。
純DDを組みたい方に
メインデッキ、エクストラデッキのモンスターを全てDDモンスターにしたい方も多いと思います。ガチ構築も純DD構築も基本的な動かし方は同じです。
メインギミックに必要なカードは以下のカードなので、これらに追加でDDカードや闇の誘惑などのドローソースを加えると組みやすいと思います。
- 《DD魔導賢者ケプラー》×3
- 《DD魔導賢者コペルニクス》×3
- 《DD魔導賢者トーマス》×1
- 《DDグリフォン》×3
- 《DDオルトロス》×2
- 《DDスワラル・スライム》×3
- 《DDネクロ・スライム》×1
- 《DDラミア》×1
- 《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》×1
- 《地獄門の契約書》×3
- 《魔神王の契約書》×1
- 《特許権の契約書類》×1
- 《DDD烈火王テムジン》×2
- 《DDD烈火大王エグゼクティブ・テムジン》×1
- 《DDD呪血王サイフリート》×1
- 《DDD深淵王ビルガメス》×2
- 《DDD怒濤王シーザー》×1
- 《DDD怒涛大王エグゼグティブ・シーザー》×1
- 《DDD狙撃王テル》×1
- 《DDD赦俿王デス・マキナ》×1
おわりに
DDはデッキ構築、展開ルートの選択肢が無数に存在するため、使いこなすにはかなりの練度を必要とします。
しかし、言い換えるならば飽きが来ず、使えば使うほど強くなる。そんなテーマだと思います。
DDについて分からないこと、相談したいことがあったらここを訪ねてみてください。
【オープンチャット】DDD研究室
DDに関する情報を共有し、構築や展開ルートを議論するオープンチャットです。現在200名以上が参加しています。入退室自由です。
【ブログ】DDD研究所
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