はじめに
『【ジャンド】デッキを組んで遊んでみたい!』
『【ジャンド】デッキを組んでクリアマインドに至りたい・・・』
この記事はそんな方へ向けて書かれたデッキテーマ解説記事です。
この記事では【ジャンド】デッキの魅力をお伝えしていきます!
また、デッキを組みたくなった方はそのまま【ジャンド】関連カードをまとめて購入することもできます!
当日の15時までにご注文頂ければ、即日発送で【ジャンド】のデッキパーツをお届けします。
目次
【ジャンド】デッキの特徴
【ジャンド】デッキは遊☆戯☆王5D'sの主人公不動遊星のイメージも強い、高速シンクロ召喚デッキです。
【ジャンド】は、【ジャンクドッペル】の略称であり、シンクロ召喚に特化したデッキです。
デッキ名の由来となる《ジャンク・シンクロン》《ドッペル・ウォリアー》を始めとしたシンクロ召喚サポートカードを駆使して、遊星さながらの高速シンクロ召喚で戦うことができます。
【ジャンド】デッキレシピ
『コピーしてデッキを作成する』をタップして『初手ドロー』を行えば、実際の【ジャンクドッペル】デッキのイメージが掴めますので、ぜひお試しください
【ジャンド】デッキの魅力
爽快かつ強力!連続シンクロ&ドロー!
【ジャンド】は、シンクロ召喚を扱うデッキの中でも、特に連続したシンクロ召喚に特化したデッキです。
コンボを繋いで連続シンクロを決める動きは、5D'sさながらのスピード感を味わえます。また、その性質上《TG ハイパー・ライブラリアン》のドロー効果を何度も発動することができ、爽快であると同時に強力な勝ち筋になります。
ロマンだけじゃない、実戦的な超エース!
【ジャンド】のエースである《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》は、「Sモンスターのチューナー+チューナー以外のSモンスター2体以上」という召喚条件を持つ超大型のシンクロモンスターです。一見厳しいように見えますが、このデッキは1ターンで召喚できるコンボを数多く有しています。
【 シンクロモンスター 】
星 12 / 風 / ドラゴン族 / 攻4000 / 守4000
Sモンスターのチューナー+チューナー以外のSモンスター2体以上
このカードはS召喚でしか特殊召喚できない。
①:フィールドのこのカードをエンドフェイズまで除外して以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
●相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。
それを無効にし、そのモンスターを破壊する。
●相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
その攻撃を無効にし、その後バトルフェイズを終了する。
さらに、このカードは召喚条件に見合った強力さで、召喚できれば大きく勝利に近づくことができます。絶対的エースを実戦で運用できるのも、このデッキの魅力です。
展開パターンは無限!?思考する楽しさ!
【ジャンド】はコンボデッキであり、手札の複数のカードを組み合わせて展開していきます。
そのため、手札の組み合わせの数だけ展開パターンが存在します。そこに相手の妨害も加えると、展開パターンは無限に存在するといっても過言ではありません。
それだけに使いこなすには熟練が必要ですが、考えに考えて最適解を導き出せた時の楽しさはひとしおです。ドローしたカードから脳内で展開を繋いでいく様は、5D'sファンにはお馴染みの遊星の思考シーンそのもの!
【ジャンド】使用カード解説
モンスターカードについて
今なお愛されるチューナーの元祖!《ジャンク・シンクロン》!
【 チューナーモンスター 】
星 3 / 闇 / 戦士族 / 攻1300 / 守500
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地に存在するレベル2以下のモンスター1体を表側守備表示で特殊召喚する事ができる。この効果で特殊召喚した効果モンスターの効果は無効化される。
通常召喚時に、墓地からレベル2以下のモンスターを蘇生できます。
1枚でレベル5のシンクロモンスターや《水晶機巧-ハリファイバー》、《聖騎士の追想 イゾルデ》になれるほか、《ドッペル・ウォリアー》から《アクセル・シンクロン》に繋ぐことで幅広いシンクロ召喚を行えます。
その性能をフルに活かせ!《ジェット・シンクロン》!
【 チューナーモンスター 】
星 1 / 炎 / 機械族 / 攻500 / 守0
「ジェット・シンクロン」の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「ジャンク」モンスター1体を手札に加える。
②このカードが墓地に存在する場合、手札を1枚墓地へ送って発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
シンクロ素材として墓地に送られた場合に【ジャンク】モンスターをサーチする効果と、手札1枚をコストに墓地から特殊召喚する効果を持ちます。
近年は、《水晶機巧-ハリファイバー》の素材・呼び出し先として多くのデッキに採用されるカードですが、このデッキではその効果をフルに活かします。通常召喚から単体で《ドッペル・ウォリアー》を起動できるほか、サーチ効果も《ジャンク・シンクロン》や《ジャンク・コンバーター》をサーチできるため、重要な役割を持ちます。
フィールド・墓地を整える!《クイック・シンクロン》!
【 チューナーモンスター 】
星 5 / 風 / 機械族 / 攻700 / 守1400
このカードは手札のモンスター1体を墓地へ送り、手札から特殊召喚する事ができる。このカードは「シンクロン」と名のついたチューナーの代わりにシンクロ素材とする事ができる。このカードをシンクロ素材とする場合、「シンクロン」と名のついたチューナーをシンクロ素材とするモンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。
手札のモンスターを墓地に送ることで、手札から特殊召喚できるチューナーモンスターです。
シンクロ召喚できるモンスターに制限があり、このデッキでは条件を満たすシンクロモンスターを採用していないため、主に《水晶機巧-ハリファイバー》の素材として運用します。また、コストとして《ジャンク・シンクロン》で蘇生するモンスターや《ジェット・シンクロン》など墓地で発動できるモンスターを墓地に送ることで、フィールドと墓地を調整できます。
【シンクロン】を強力サポート!《ジャンク・コンバーター》!
【 効果モンスター 】
星 2 / 地 / 戦士族 / 攻400 / 守200
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札からこのカードとチューナー1体を捨てて発動できる。デッキから「シンクロン」モンスター1体を手札に加える。
②:このカードがS素材として墓地へ送られた場合、自分の墓地のチューナー1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。
手札からチューナーと一緒に捨てることで【シンクロン】をサーチする効果と、シンクロ素材になった場合に墓地からチューナーを特殊召喚する効果を持ちます。
役割が違う三種類の【シンクロン】を使い分けられるほか、自身がレベル2であるため、サーチした《ジャンク・シンクロン》で即座に蘇生してシンクロ素材とすることで、②の効果に繋げます。《聖騎士の追想 イゾルデ》のリンク召喚にも使用できます。
チューナー以外のモンスターを大量供給!《ドッペル・ウォリアー》!
【 効果モンスター 】
星 2 / 闇 / 戦士族 / 攻800 / 守800
自分の墓地に存在するモンスターが特殊召喚に成功した時、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。このカードがシンクロ召喚の素材として墓地へ送られた場合、自分フィールド上に「ドッペル・トークン」(戦士族・闇・星1・攻/守400)2体を攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
蘇生をトリガーに手札から特殊召喚できる効果と、シンクロ素材になった場合にレベル1のトークンを2体特殊召喚できる効果を持ちます。
①の効果で手札から特殊召喚し、シンクロ素材にすることで、連続シンクロの起点となるカードです。シンクロ素材にできればチューナー以外のモンスターはこれ1枚で賄えるほどの強力カードであり、今回の構築では、このカードを《聖騎士の追想 イゾルデ》でリクルートすることでデッキの安定化を図っています。
魔法カードについて
【シンクロン】をサーチ&墓地肥やし!《調律》!
【 通常魔法 】
自分のデッキから「シンクロン」と名のついたチューナー1体を手札に加えてデッキをシャッフルする。その後、自分のデッキの上からカードを1枚墓地へ送る。
【シンクロン】モンスターをサーチした後、デッキトップを墓地に送ります。
《ジャンク・コンバーター》と同じく【シンクロン】を使い分けられるほか、デッキトップを墓地に送る効果も墓地肥やしが重要となるこのデッキと噛み合っています。
エクストラデッキのモンスターに関して
【ジャンド】はシンクロ召喚デッキなので、エクストラデッキにはシンクロモンスターを多く採用することになります。
リンクモンスターは、シンクロ素材を場に揃えるためのカードを採用しています。
連続シンクロで大量ドロー!《TG ハイパー・ライブラリアン》!
【 シンクロモンスター 】
星 5 / 闇 / 魔法使い族 / 攻2400 / 守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:このカードがフィールドに存在し、自分または相手が、このカード以外のSモンスターのS召喚に成功した場合に発動する。このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、自分はデッキから1枚ドローする。
自分または相手がシンクロ召喚に成功する度に、カードをドローできます。
登場当時から【ジャンド】を象徴するシンクロモンスターです。連続シンクロをコンセプトとするこのデッキでは、最初にシンクロ召喚しておくことで、何枚ものカードをドローすることができます。
レベル2モンスターを大量展開!《天輪の双星道士》!
【 シンクロ・チューナーモンスター 】
星 2 / 光 / 天使族 / 攻100 / 守800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体
「天輪の双星道士」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚に成功した時に発動できる。
自分の手札・墓地からチューナー以外のレベル2モンスターを4体まで選んで守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はSモンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できない。
シンクロ召喚成功時に、手札・墓地に存在するレベル2のチューナー以外のモンスターを4体まで特殊召喚します。
このデッキの連続シンクロルートを成立させるシンクロチューナーその1です。蘇生対象には《ドッペル・ウォリアー》や《ジャンク・コンバーター》が含まれ、それぞれがシンクロ素材となった時の効果は無効化されないため、その効果まで使用することができます。
チューナーモンスターを蘇生!《武力の軍奏》!
【 シンクロ・チューナーモンスター 】
星 3 / 風 / 機械族 / 攻500 / 守2200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚に成功した場合、自分の墓地のチューナー1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
②:このカードをS素材としたSモンスターは、フィールドに表側表示で存在する限りチューナーとして扱う。
シンクロ召喚成功時に、チューナーを蘇生します。
このデッキの連続シンクロルートを成立させるシンクロチューナーその2です。チューナーの数を増やすことは単純にシンクロ召喚の数を増やすことに繋がるため、こちらもルートには欠かせません。
更なるシンクロ召喚への足掛かり!《A BF-雨隠れのサヨ》!
【 シンクロモンスター 】
星 2 / 闇 / 鳥獣族 / 攻800 / 守100
チューナー+チューナー以外のモンスター1体
①:「BF」モンスターを素材としてS召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
②:このカードは1ターンに2度まで戦闘では破壊されない。
戦闘で2回破壊されない効果を持つ、レベル2のシンクロモンスターです。
このカード単体での役割はあまりありませんが、レベル1のチューナーとチューナー以外のモンスターをチューナー以外のモンスターに変換したり、《天輪の双星道士》や後述の《A BF-五月雨のソハヤ》で蘇生して、更なる召喚への足掛かりにするモンスターです。
《A BF-雨隠れのサヨ》を蘇生してシンクロ!《A BF-五月雨のソハヤ》!
【 シンクロモンスター 】
星 5 / 闇 / 鳥獣族 / 攻1500 / 守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「A BF-五月雨のソハヤ」の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:「BF」モンスターを素材としてS召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
②:このカードがS召喚に成功した時、自分の墓地の「A BF」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
③:このカードが墓地へ送られたターンの自分メインフェイズにこのカード以外の自分の墓地の「A BF-五月雨のソハヤ」1体を除外して発動できる。
このカードを特殊召喚する。
【BF】モンスターを素材にしたときにチューナーになる効果とシンクロ召喚に成功した時に【A BF】モンスターを蘇生する効果を持ちます。
《A BF-雨隠れのサヨ》を蘇生することができ、さらに《A BF-雨隠れのサヨ》を素材にすればチューナーとして、素材にしなければチューナー以外のモンスターとして扱えるため、中継のシンクロモンスターとして非常に優秀です。
レベル調整で更なるシンクロへ!《アクセル・シンクロン》!
【 シンクロ・チューナーモンスター 】
星 5 / 闇 / 機械族 / 攻500 / 守2100
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分は「アクセル・シンクロン」を1ターンに1度しかS召喚できない。
①1ターンに1度、デッキから「シンクロン」モンスター1体を墓地へ送り、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●墓地へ送ったそのモンスターのレベル分だけ、このカードのレベルを上げる。
●墓地へ送ったそのモンスターのレベル分だけ、このカードのレベルを下げる。
②相手メインフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターをS素材としてS召喚する。
デッキから【シンクロン】モンスターを墓地に送ってレベルを調整する効果と、相手メインフェイズでのシンクロ召喚効果を持っています。
《ジャンク・シンクロン》と《ドッペル・ウォリアー》を素材にシンクロ召喚し、効果でレベルを調整することで、幅広いシンクロモンスターを召喚できます。また、コストとした《ジェット・シンクロン》を自身の効果で蘇生することもできます。
墓地送り+相手ターンシンクロ!《シューティング・ライザー・ドラゴン》!
【 シンクロ・チューナーモンスター 】
星 7 / 光 / ドラゴン族 / 攻2100 / 守1700
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。
フィールドのこのカードより低いレベルを持つモンスター1体をデッキから墓地へ送り、そのモンスターのレベルの分だけこのカードのレベルを下げる。
このターン、自分は墓地へ送ったそのモンスター及び同名モンスターのモンスター効果を発動できない。
②:相手メインフェイズに発動できる。このカードを含む自分フィールドのモンスターをS素材としてS召喚する。
シンクロ召喚成功時にデッキからモンスターを墓地に送ってレベルを調整する効果と、相手メインフェイズでのシンクロ召喚効果を持っています。
レベルを調整したうえで相手ターンでのシンクロを行えるため、狙ったモンスターを召喚しやすくなります。また、次のターン以降であれば、墓地に送ったモンスターを活用することもできます。
無敵の守護能力!《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》!
【 シンクロモンスター 】
星 12 / 風 / ドラゴン族 / 攻4000 / 守4000
Sモンスターのチューナー+チューナー以外のSモンスター2体以上
このカードはS召喚でしか特殊召喚できない。
①:フィールドのこのカードをエンドフェイズまで除外して以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
●相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。
それを無効にし、そのモンスターを破壊する。
●相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
その攻撃を無効にし、その後バトルフェイズを終了する。
自身を除外することで、効果無効・召喚無効・バトルフェイズ終了の効果を使用できる超大型のシンクロモンスターです。
「エンドフェイズまで除外する」というコストにより、効果が適用されたかどうかに関わらず、効果宣言のタイミングで場を離れ、エンドフェイズに帰還することができます。そのため、通常のチェーンに乗る効果ではほぼ対処できません。このカードを召喚できれば勝利は大きく近づくため、まず召喚を目指したいモンスターです。
【ジャンド】デッキの回し方〜概要〜
【ジャンド】デッキの回し方①:手札と墓地を駆使して、チューナーを含むモンスターを展開しよう!
まずは、シンクロ素材となるモンスターを展開します。
《調律》や《増援》、《ジャンク・コンバーター》を使ってキーカードをサーチしたり、《おろかな埋葬》でモンスターを墓地に送ったりして展開していきます。
モンスターを蘇生することで《ドッペル・ウォリアー》の特殊召喚条件を満たし、さらに展開していくことができます。
【ジャンド】はシンクロデッキのため、展開するモンスターにはチューナーモンスターを含む必要があります。
【ジャンド】デッキの回し方②:リンクモンスターで場を整理!
モンスターを展開しても、チューナーとチューナー以外のモンスター、そのどちらも揃っていなければシンクロ召喚は行えません。
展開したモンスターがどちらかに偏ってしまったときは、リンクモンスターを使用して場を整理しましょう。
チューナー以外のモンスターに偏ってしまった場合には、《水晶機巧-ハリファイバー》を使って複数回使えるチューナーである《ジェット・シンクロン》や《リ・バイブル》を召喚しましょう。
チューナーに偏ってしまった場合には、戦士族モンスターから《聖騎士の追想 イゾルデ》を召喚し、《ドッペル・ウォリアー》にアクセスしましょう。《剛炎の剣士》は軽い条件でリンク召喚できる戦士族で、手札に戦士族が2枚揃わなくても《聖騎士の追想 イゾルデ》まで繋ぐことができます。
【ジャンド】デッキの回し方③:《TG ハイパー・ライブラリアン》をシンクロして連続シンクロ!
最初に《TG ハイパー・ライブラリアン》を召喚しておくことで、それ以降のシンクロ召喚のたびにカードをドローできます。
単純に妨害カードを引き込んで相手ターンに備えることもできますが、展開札を引き込むことができれば、そのカードでシンクロ召喚、さらにドローと、大きくアドバンテージを稼ぐことができます。
【 シンクロモンスター 】
星 5 / 闇 / 魔法使い族 / 攻2400 / 守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:このカードがフィールドに存在し、自分または相手が、このカード以外のSモンスターのS召喚に成功した場合に発動する。このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、自分はデッキから1枚ドローする。
【ジャンド】デッキの回し方④:相手ターンシンクロを構えよう!
自分のターンに使っても強力な《氷結界の龍 トリシューラ》ですが、《シューティング・ライザー・ドラゴン》や《アクセル・シンクロン》の効果で相手ターンにシンクロ召喚できれば、妨害としても優秀なカードになります。
それらのカードは自身のレベルを調整する効果も持っており、狙ったシンクロを行いやすいです。
また、《シューティング・ライザー・ドラゴン》の効果で墓地に送ることもできる《妖精伝姫-シラユキ》は、自身の効果を使った後にシンクロ素材とすることで、相手モンスターを裏側守備表示にする効果を再度使用できます。
【ジャンド】デッキの回し方⑤:決めろ、デルタアクセルシンクロ!
このデッキの絶対的エースモンスター、《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》を召喚します。
シンクロするには、シンクロモンスター3体のレベルの合計を12にする必要があります。
《TG ハイパー・ライブラリアン》がフィールドにいるときに《A BF-雨隠れのサヨ》を素材として《A BF-五月雨のソハヤ》をシンクロ召喚することで一気に素材を揃えたり、《天輪の双星道士》で《A BF-雨隠れのサヨ》を蘇生してレベル8のシンクロモンスターとシンクロしたりするのがよく使う方法です。
【ジャンド】デッキの回し方〜具体例〜
ここでは実際に【ジャンド】カードを使用したテーマ内のデッキの回し方の例を、実際のカードと共に紹介します。
《ジャンク・シンクロン》と《ドッペル・ウォリアー》のコンボで大量ドロー展開!
【条件】
墓地にレベル1のチューナーモンスター
【使用カード】
《ジャンク・シンクロン》+《ドッペル・ウォリアー》
【結果】
デッキから5枚ドロー+《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》+墓地に《妖精伝姫-シラユキ》+カードを5枚墓地へ
- 《ジャンク・シンクロン》の効果でレベル1チューナーを蘇生、《ドッペル・ウォリアー》を特殊召喚
- 《ジャンク・シンクロン》と《ドッペル・ウォリアー》で《TG ハイパー・ライブラリアン》をシンクロ召喚、ドッペル・トークン2体を特殊召喚
- レベル1チューナーとドッペル・トークンで《天輪の双星道士》をシンクロ召喚、《天輪の双星道士》の効果で《ドッペル・ウォリアー》を特殊召喚、《TG ハイパー・ライブラリアン》の効果で1枚ドロー
- 《天輪の双星道士》とドッペル・トークンで《武力の軍奏》をシンクロ召喚、《武力の軍奏》の効果で《天輪の双星道士》を特殊召喚、《TG ハイパー・ライブラリアン》の効果で1枚ドロー
- 《武力の軍奏》と《ドッペル・ウォリアー》で《アクセル・シンクロン》をシンクロ召喚、ドッペル・トークン2体を特殊召喚、《TG ハイパー・ライブラリアン》の効果で1枚ドロー
- 《アクセル・シンクロン》の効果で《ジェット・シンクロン》を墓地に送ってレベルを6に
- レベル6になった《アクセル・シンクロン》とドッペル・トークンで《シューティング・ライザー・ドラゴン》をシンクロ召喚、《シューティング・ライザー・ドラゴン》の効果で《妖精伝姫-シラユキ》を墓地に送ってレベルを3に、《TG ハイパー・ライブラリアン》の効果で1枚ドロー
- 墓地の《ジェット・シンクロン》を蘇生、《ジェット・シンクロン》とドッペル・トークンで《A BF-雨隠れのサヨ》をシンクロ召喚、《TG ハイパー・ライブラリアン》の効果で1枚ドロー
- レベル3になった《シューティング・ライザー・ドラゴン》と《TG ハイパー・ライブラリアン》で《混沌魔龍 カオス・ルーラー》をシンクロ召喚、効果でカードを5枚墓地に
- 《天輪の双星道士》《A BF-雨隠れのサヨ》《混沌魔龍 カオス・ルーラー》で《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》をシンクロ召喚
チューナーだけでも展開!《聖騎士の追想 イゾルデ》活用ルート!
【条件】
デッキに装備魔法2枚+《ドッペル・ウォリアー》以外の戦士族モンスター1枚+レベル3モンスター1体 、相手のエクストラデッキが13枚以上
【使用カード】
《ジャンク・シンクロン》+《ジェット・シンクロン》+《クイック・シンクロン》
【結果】
デッキから5枚ドロー+《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》
- 《ジェット・シンクロン》を墓地に送り、《クイック・シンクロン》を特殊召喚
- 《ジャンク・シンクロン》を通常召喚し、効果で《ジェット・シンクロン》を特殊召喚
- 《ジェット・シンクロン》で《リンクリボー》をリンク召喚、《リンクリボー》と《クイック・シンクロン》で《剛炎の剣士》をリンク召喚し、さらに《ジャンク・シンクロン》とで《聖騎士の追想 イゾルデ》をリンク召喚、効果で戦士族モンスターを手札に加え、装備魔法2枚をデッキから墓地に送って《ドッペル・ウォリアー》を特殊召喚
- 自身の効果で《ジェット・シンクロン》を特殊召喚し、《聖騎士の追想 イゾルデ》 と《ジェット・シンクロン》で《水晶機巧-ハリファイバー》をリンク召喚、《リ・バイブル》を特殊召喚
- 《リ・バイブル》と《ドッペル・ウォリアー》で《武力の軍奏》をシンクロ召喚、《武力の軍奏》と《ドッペル・ウォリアー》の効果で《リ・バイブル》とドッペル・トークン2体を特殊召喚、さらに《リ・バイブル》とドッペル・トークン1体で《A BF-雨隠れのサヨ》をシンクロ召喚
- 《武力の軍奏》と《A BF-雨隠れのサヨ》で《TG ハイパー・ライブラリアン》をシンクロ召喚
- この時点でエクストラデッキを7枚使用しているため、《リ・バイブル》を自身の効果で特殊召喚
- 《リ・バイブル》と《ドッペル・ウォリアー》で《武力の軍奏》をシンクロ召喚、《天輪の双星道士》の効果で《ドッペル・ウォリアー》と《A BF-雨隠れのサヨ》を特殊召喚、《TG ハイパー・ライブラリアン》の効果で1枚ドロー
- 《天輪の双星道士》と《ドッペル・ウォリアー》、《A BF-雨隠れのサヨ》で《瑚之龍》をシンクロ召喚、ドッペル・トークン2体を特殊召喚、《TG ハイパー・ライブラリアン》の効果で1枚ドロー
- 《瑚之龍》とドッペル・トークンで《シューティング・ライザー・ドラゴン》をシンクロ召喚、《シューティング・ライザー・ドラゴン》の効果でレベル3のモンスターを墓地に送ってレベルを4に、《瑚之龍》《TG ハイパー・ライブラリアン》の効果でそれぞれ1枚ドロー
- レベル4になった《シューティング・ライザー・ドラゴン》とドッペル・トークンで《A BF-五月雨のソハヤ》をシンクロ召喚、《A BF-五月雨のソハヤ》の効果で《A BF-雨隠れのサヨ》を特殊召喚、《TG ハイパー・ライブラリアン》の効果で1枚ドロー
- 《武力の軍奏》の効果でチューナーとなった《TG ハイパー・ライブラリアン》と《A BF-五月雨のソハヤ》、《A BF-雨隠れのサヨ》で《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》をシンクロ召喚
このように、《ドッペル・ウォリアー》を使用して、大量にドローしながら連続シンクロを繋ぐことができます。
また、《ドッペル・ウォリアー》をドローできずとも、リンクモンスターを活用することでシンクロを繋いでいくことができます。
その他、【ジャンド】デッキの展開ルートは無限に近い数存在します。
お気に入り展開ルートなどがあればコメント欄でぜひ教えて下さい。
記事に掲載させて頂きます。
【ジャンド】の回し方〜気をつけるポイント〜
ルート成立のカギは「チューナーの数」!
【ジャンド】において、初手からどんなルートを通るかを考えるにあたって必要なのが「チューナーの数」という考え方です。
シンクロモンスターは、チューナーがいなければシンクロ召喚できません。そのため、素材にシンクロモンスターを要求する《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》は、チューナーを3体要求していると言い換えることもできます。
シンクロ召喚に使用できるチューナーの数を考えれば、リンク素材にするモンスターや、《水晶機巧-ハリファイバー》で特殊召喚するチューナー、使用するシンクロモンスターを適切に選びやすくなります。
オススメの対戦動画
おわりに
11期から、リンクモンスターが必須でなくなり、展開の幅も広がりました。
また、今回は《聖騎士の追想 イゾルデ》を軸とした構築をご紹介しましたが、展開力の高いサイバース族を使用し、《リンク・ディサイプル》と《リンク・ディヴォーティー》のコンボでシンクロ素材を揃えていく構築や、《幻獣機アウローラドン》をベースにした構築などカスタマイズ性も高く、工夫次第で自分だけの構築を見つけることができるのもこのデッキの魅力です。
遊☆戯☆王5D'sや遊星が好き、頭を使うデッキを使いたい、ルール改訂の影響を感じてみたい方は是非一度使ってみてください!