はじめに
読者の皆さま、こんにちは。かもめ先生です。
「かっこよくてテクニカルなテーマで遊びたい!」「環境に合わせて柔軟に戦えるテーマが使いたい!」
今回はそんな方に向けた、ランク5のXモンスターを主軸に戦う【K9(ケーナイン)】デッキの解説記事です。
この記事では、手札誘発メタ効果を持った【K9】デッキの特徴や展開例、相性の良いカードについて解説していきます。
目次
【K9】デッキレシピ


このデッキレシピで行える具体的な展開はこちら ▼
【K9】デッキの特徴
【K9】デッキとは?
【K9】は『デッキビルドパック ジャスティス・ハンターズ』で登場した、レベル5モンスターを中心としたX召喚のテーマデッキです。
「相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動した」ことをトリガーとして効果を発動できるカードが多く、いわゆる「手札誘発カード」の対策・メタをコンセプトにしたテーマとなっています。
まさに犯罪を取り締まる機動隊員のような見た目をしており、世にはびこる悪(手札誘発)を鎮圧せしめん、といったところでしょうか。
しかしながら彼ら彼女ら自身も「異形化」する特性であったり、「拘束解除」とあるように何かしらの実験体かのようなフレーバーも示唆されていたりと、何かしらの背景が示されているので、今後の展開にも期待と言ったところですね。
【K9】デッキの特徴
先述したように「相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動した」ことをトリガーとしていることから、後攻であっても相手の先攻1ターン目の展開に介入して動くことができるのが、【K9】の最大の特徴です。
とくに《K9-17号 イヅナ》は条件を満たしている場合に自分・相手のメインフェイズに手札から呼び出しながら墓地肥やしを行い、《K9-00号 ルプス》は墓地から自己再生しつつ相手ターン中にX召喚を行うことができます。
自分が先攻の場合は「相手の手札が2枚以上」であることで、レベル5モンスターでありながらリリース無しで手札から召喚する共通効果を持っています。
また《K9-66a号 ヨクル》や《K9-66b号 ランタン》は、自身を特殊召喚しながら他のレベル5モンスターや【K9】モンスターを特殊召喚する効果も持っているため、相手の動きに依存せずとも動くことも可能となっています。
【K9】デッキの戦い方
【K9】デッキは《K9-66a号 ヨクル》や《K9-66b号 ランタン》、そしてそれらをサーチできる《“Case of K9”》から動いていきます。
それらからレベル5モンスターを並べ、風属性のランク5Xモンスター《K9-17号 “Ripper”》を出し、そちらで後続を確保していきます。
《K9-66a号 ヨクル》や《K9-66b号 ランタン》から呼び出したモンスターは「光属性XモンスターのX召喚の素材にはできない」という制約を持ちます。
しかしそれらのモンスター以外を素材とする場合には問題ないため、《K9-LC拘束解除》や《K9-EX強制解除》を使ってXモンスターを変身させることで、制約を回避しながら光属性の【K9】Xモンスターを呼びだしていきます。
準備が整ったら、強力な効果を持った《K9-00号 “Hound”》や《K9-EX “Werewolf”》で相手を制圧していきます。
《K9-00号 “Hound”》は特殊召喚したターンにはさまざまな耐性を持っており、さらにお互いのスタンバイフェイズにカード1枚を除外することができるため、【K9】Xモンスターで優先的に相手ターン中に呼び出したいモンスターとなっています。
ランク9の《K9-EX “Werewolf”》は、基本的には速攻魔法《K9-LC拘束解除》《K9-EX強制解除》から呼び出すこととなります。
とくに《K9-EX強制解除》は追加で相手のカード破壊も行えるため、《K9-EX “Werewolf”》の除去・ハンデス効果と併せて使っていくと良いでしょう。
【K9】カードの解説
メインデッキの【K9】モンスター
《K9-17号 イヅナ》

【 効果モンスター 】
星 5 / 地 / 戦士族 / 攻2100 / 守1600
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手の手札が2枚以上の場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
②:相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動した自分・相手ターンのメインフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
③:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「K9-17号 イヅナ」以外の「K9」カード1枚を墓地へ送る。
出典:遊戯王公式データベース
地属性・戦士族の【K9】モンスターです。
①:相手の手札が2枚以上の場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
《K9-17号 イヅナ》の①の効果
②:相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動した自分・相手ターンのメインフェイズに発動できる。
《K9-17号 イヅナ》の②の効果
このカードを手札から特殊召喚する。
①はメインデッキの【K9】モンスターの共通効果であるリリースなし召喚効果、②はお互いのメインフェイズに手札から特殊召喚できる固有効果となっています。
②の効果によって相手の先攻ターンであっても、非ターンプレイヤーであっても《K9-17号 イヅナ》から展開することができます。
発動条件である「相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動した」は汎用の手札誘発モンスターが主な対象ですが、最近のテーマデッキはテーマ内のモンスターでも手札や墓地で発動するものが多いので、自然と条件を満たすことは可能でしょう。
③:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
《K9-17号 イヅナ》の③の効果
デッキから「K9-17号 イヅナ」以外の「K9」カード1枚を墓地へ送る。
③の効果で、デッキから【K9】のカードを墓地へ送ることができます。
基本的には後述する自己再生効果とX召喚効果を持った《K9-00号 ルプス》になるでしょう。
また状況によっては自己回収効果を持った【K9】速攻魔法カードや、墓地から除外することで速攻魔法カードを再セットできる《K9-EW特殊解除実験》なども候補となるでしょう。
《K9-00号 ルプス》

【 効果モンスター 】
星 5 / 地 / 獣戦士族 / 攻2300 / 守200
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動した自分・相手ターンのメインフェイズに発動できる。
このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
②:相手ターンに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターを素材としてX召喚を行う。
③:このカードを素材として持っているXモンスターは以下の効果を得る。
●相手はこのカードを効果の対象にできない。
出典:遊戯王公式データベース
地属性・獣戦士族の【K9】モンスターです。
①:相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動した自分・相手ターンのメインフェイズに発動できる。
《K9-00号 ルプス》の①の効果
このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
①で相手が条件を満たしている場合、お互いのメインフェイズに手札・墓地から自身を特殊召喚することができます。
デメリットでフィールドから離れた場合に除外されてしまいますが、X召喚の素材にしてしまえば墓地へ送られるので次ターン以降も問題なく発動することが可能です。
②:相手ターンに発動できる。
《K9-00号 ルプス》の②の効果
このカードを含む自分フィールドのモンスターを素材としてX召喚を行う。
③:このカードを素材として持っているXモンスターは以下の効果を得る。
《K9-00号 ルプス》の③の効果
●相手はこのカードを効果の対象にできない。
②で相手ターンに自身を含むモンスターでX召喚を行う効果、③でX素材となっている場合にXモンスターに対象耐性を付与する効果を持っています。
先述した《K9-17号 イヅナ》から相手ターン中に墓地へ送れば、①で自己再生しつつ②でX召喚を行うことで、ランク5Xモンスターを呼びだして相手の展開を妨害することができます。
《K9-66a号 ヨクル》

【 効果モンスター 】
星 5 / 闇 / 水族 / 攻2000 / 守1900
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手の手札が2枚以上の場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
②:手札のこのカードと手札のレベル5モンスター1体を相手に見せて発動できる。
その2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは光属性XモンスターのX召喚の素材にはできない。
③:自分メインフェイズに発動できる。
デッキから水族以外の「K9」モンスター1体を手札に加える。
出典:遊戯王公式データベース
《K9-66b号 ランタン》

【 効果モンスター 】
星 5 / 闇 / 炎族 / 攻2000 / 守1900
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手の手札が2枚以上の場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
②:このカードが手札に存在する場合、炎族以外の自分の墓地のレベル5の「K9」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは光属性XモンスターのX召喚の素材にはできない。
③:自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「K9」魔法・罠カード1体を手札に加える。
出典:遊戯王公式データベース
闇属性の水族・炎族の【K9】モンスターです。
コンセプト的にお互いを補完する効果となっています。
②:手札のこのカードと手札のレベル5モンスター1体を相手に見せて発動できる。
《K9-66a号 ヨクル》の②の効果
その2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは光属性XモンスターのX召喚の素材にはできない。
②:このカードが手札に存在する場合、炎族以外の自分の墓地のレベル5の「K9」モンスター1体を対象として発動できる。
《K9-66b号 ランタン》の②の効果
そのモンスターとこのカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは光属性XモンスターのX召喚の素材にはできない。
②の効果で自身と他のモンスターを特殊召喚することができます。
《K9-66a号 ヨクル》は手札のレベル5モンスターを、《K9-66b号 ランタン》は墓地のレベル5【K9】モンスターを呼びだしながら、自身を手札から特殊召喚することができます。
またこの効果で特殊召喚したモンスターは光属性XモンスターのX召喚には用いることができないので、展開の際は気に留めておきましょう。
③:自分メインフェイズに発動できる。
《K9-66a号 ヨクル》の③の効果
デッキから水族以外の「K9」モンスター1体を手札に加える。
③:自分メインフェイズに発動できる。
《K9-66b号 ランタン》の③の効果
デッキから「K9」魔法・罠カード1体を手札に加える。
また③でサーチ効果を持っており、《K9-66a号 ヨクル》は水族以外の【K9】モンスターを、《K9-66b号 ランタン》は【K9】魔法・罠カードをデッキから手札に加えることができます。
②の効果で自身を特殊召喚しながら③でサーチ効果を発動することで、召喚権を残しながら展開に繋げることができます。
もし対応するモンスターが手札・墓地になかったとしても、①の共通効果であるリリースなし召喚から動いて③のサーチ効果を使うことで、基本的な展開を行う事も可能となっています。
EXデッキの【K9】モンスター
《K9-17号 “Ripper”》

【 エクシーズモンスター 】
星 5 / 風 / 戦士族 / 攻2300 / 守1800
レベル5モンスター×2
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから「K9」カード1枚を手札に加える。
このターンに相手がモンスターの効果を発動している場合、さらに自分のデッキ・墓地から「K9」速攻魔法カード1枚を自分フィールドにセットできる。
②:相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
その効果を無効にする。
出典:遊戯王公式データベース
風属性・戦士族のランク5【K9】Xモンスターです。
①:このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
《K9-17号 “Ripper”》の①の効果
デッキから「K9」カード1枚を手札に加える。
このターンに相手がモンスターの効果を発動している場合、さらに自分のデッキ・墓地から「K9」速攻魔法カード1枚を自分フィールドにセットできる。
①の効果で、X素材1つを取り除くことでテーマのカードをサーチすることができます。
さらにこのターン相手がモンスター効果を発動していれば、デッキ・墓地から【K9】速攻魔法カードをセットすることができます。
セットターンなのでこのターンは発動できませんが、実質的な追加のサーチとなっているので、発動できる場合は積極的に使っていくと良いでしょう。
②:相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
《K9-17号 “Ripper”》の②の効果
その効果を無効にする。
②の効果で、相手が手札・墓地で発動したモンスターの効果を無効にすることができます。
実質的な手札誘発のメタとなっているので、こちらが先攻の場合に立てておくことで誘発ケアとして用いることが可能となっています。
もちろん普通に相手の展開に使うモンスターの手札・墓地効果の妨害としても活用できるので、状況に応じて展開すると良いでしょう。
《K9-00号 “Hound”》

【 エクシーズモンスター 】
星 5 / 光 / 獣戦士族 / 攻2500 / 守2500
レベル5モンスター×2
①:このカードは特殊召喚されたターンには戦闘及び相手の効果では破壊されない。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手がモンスターの効果を発動する度に、このカードの攻撃力は500アップする。
③:自分・相手のスタンバイフェイズに、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
出典:遊戯王公式データベース
光属性・獣戦士族のランク5【K9】Xモンスターです。
光属性のXモンスターなので、《K9-66a号 ヨクル》《K9-66b号 ランタン》を用いた展開では呼びだせないので注意が必要です。
①:このカードは特殊召喚されたターンには戦闘及び相手の効果では破壊されない。
《K9-00号 “Hound”》の①の効果
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手がモンスターの効果を発動する度に、このカードの攻撃力は500アップする。
《K9-00号 “Hound”》の②の効果
①の効果で特殊召喚ターンに戦闘・効果破壊耐性、②の効果で相手の効果発動をトリガーとした永続的な打点強化が可能です。
相手ターンに出しておけば後述する③の除去効果を発動させることができ、自分ターンで出しておけば強力なアタッカーでありながら汎用Xモンスターである《天霆號アーゼウス》の条件を満たすカードとして活用することができます。
③:自分・相手のスタンバイフェイズに、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
《K9-00号 “Hound”》の③の効果
そのカードを除外する。
③の効果でお互いのスタンバイフェイズに、フィールドのカード1枚を対象の取って除外することができます。
タイミングがスタンバイフェイズというのがすこし使いにくいですが、最近ではお互いのメインフェイズにしか発動できないカードも多いので、そうしたカードを除去してしまえば状況を優位にすることが可能でしょう。
《K9-EX “Werewolf”》

【 エクシーズモンスター 】
星 9 / 光 / 獣戦士族 / 攻3300 / 守2500
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:X素材を持っているこのカードは、その数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃できる。
②:相手が効果を発動した時、このカードのX素材を1つ取り除き、発動ターンによって以下の効果を発動できる。
●自分ターン:相手フィールド及び墓地のカードをそれぞれ1枚まで除外する。
●相手ターン:相手の手札を確認し、その内の1枚を選んでエンドフェイズまで表側で除外する。
出典:遊戯王公式データベース
光属性・獣戦士族のランク9【K9】Xモンスターです。
ランク9なのでメインデッキの【K9】モンスターを用いた展開で出すことはできず、速攻魔法カードの効果で呼びだすこととなります。
①:X素材を持っているこのカードは、その数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃できる。
《K9-EX “Werewolf”》の①の効果
②:相手が効果を発動した時、このカードのX素材を1つ取り除き、発動ターンによって以下の効果を発動できる。
《K9-EX “Werewolf”》の②の効果
●自分ターン:相手フィールド及び墓地のカードをそれぞれ1枚まで除外する。
●相手ターン:相手の手札を確認し、その内の1枚を選んでエンドフェイズまで表側で除外する。
①の効果でX素材の数まで連続攻撃でき、②の効果で発動ターンに応じた除去が可能となっています。
②の効果は相手ターンでれば一時的なピーピングハンデス、自分ターンでは相手のフィールド・墓地のカードを対象に取らず除外することができます。
いずれも強力な効果なので相手の展開の隙を突いて出しておくと、致命的な妨害として活用することも可能でしょう。
【K9】魔法・罠カード
《“Case of K9”》

【 永続魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、デッキから「K9」モンスター1体を手札に加える事ができる。
②:相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動したターン、自分フィールドの「K9」モンスターの攻撃力は900アップする。
③:魔法&罠ゾーンのこのカードが効果で破壊された場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「K9」速攻魔法カード1枚を自分フィールドにセットできる。
出典:遊戯王公式データベース
【K9】名称を持った永続魔法カードです。
①:このカードの発動時の効果処理として、デッキから「K9」モンスター1体を手札に加える事ができる。
①の効果処理で、デッキから【K9】モンスターを手札に加えることができます。
《K9-66a号 ヨクル》や《K9-66b号 ランタン》はリリースなし召喚や自己特殊召喚効果を持ちながら、サーチ効果を持っているのでそれらを優先的に持ってくると良いでしょう。
②:相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動したターン、自分フィールドの「K9」モンスターの攻撃力は900アップする。
③:魔法&罠ゾーンのこのカードが効果で破壊された場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「K9」速攻魔法カード1枚を自分フィールドにセットできる。
②の効果は【K9】モンスターの打点強化、③の効果で破壊された場合にデッキから【K9】速攻魔法カードをセットすることができます。
②の効果は複数枚重複させることができるので、2枚目以降の《“Case of K9”》にもしっかりと意味を持たせることが可能です。
また③の破壊された際の効果は自分のカード効果でもトリガーとすることができるので、余裕があるときに破壊しておくと対応の幅も広がることでしょう。
《K9-LC拘束解除》

【 速攻魔法 】
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの「K9」Xモンスターまたはランク5のXモンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターとはカード名が異なる「K9」Xモンスター1体を、対象のモンスターの上に重ねてX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する。
②:自分の「K9」モンスターが戦闘を行ったターンのバトルフェイズ終了時に発動できる。
墓地のこのカードを自分フィールドにセットする。
出典:遊戯王公式データベース
《K9-EX強制解除》

【 速攻魔法 】
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドの「K9」Xモンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターとはカード名が異なる「K9」Xモンスター1体を、対象のモンスターの上に重ねてX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する
その後、相手フィールドのカード1枚を破壊できる。
②:自分の「K9」モンスターが戦闘を行ったターンのバトルフェイズ終了時に発動できる。
墓地のこのカードを自分フィールドにセットする。
出典:遊戯王公式データベース
【K9】名称を持った永続魔法カードです。
名称は「リベレイション」「フォース・リベレイション」となっています。
①:自分フィールドの「K9」Xモンスターまたはランク5のXモンスター1体を対象として発動できる。
《K9-LC拘束解除》の①の効果
その自分のモンスターとはカード名が異なる「K9」Xモンスター1体を、対象のモンスターの上に重ねてX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する。
①:自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドの「K9」Xモンスター1体を対象として発動できる。
《K9-EX強制解除》の①の効果
その自分のモンスターとはカード名が異なる「K9」Xモンスター1体を、対象のモンスターの上に重ねてX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する
その後、相手フィールドのカード1枚を破壊できる。
《K9-LC拘束解除》は【K9】Xモンスターかランク5のXモンスターを対象に、カード名の異なる【K9】Xモンスターをフリーチェーンで呼びだすことができます。
《K9-EX強制解除》はお互いのメインフェイズで対象も【K9】Xモンスターとなっていますが、追加効果で相手フィールドのカード破壊も可能となっています。
《K9-LC拘束解除》は妨害などを用いた後の素材のないランク5Xモンスターを変身させる、《K9-EX強制解除》は妨害効果狙いで用いるなどといったところで、差別化されていると言えるでしょう。
②:自分の「K9」モンスターが戦闘を行ったターンのバトルフェイズ終了時に発動できる。
《K9-LC拘束解除》の②の効果
墓地のこのカードを自分フィールドにセットする。
②:自分の「K9」モンスターが戦闘を行ったターンのバトルフェイズ終了時に発動できる。
《K9-EX強制解除》の②の効果
墓地のこのカードを自分フィールドにセットする。
②の効果は共通のもので、自分の【K9】モンスターが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時の再セットとなっています。
いずれもデメリットや制約がないため、毎ターン発動することができればかなりのアドバンテージを稼ぐことが可能です。
もちろんEXデッキに呼び出す【K9】Xモンスターは必要となるので、デッキ構築の際は採用枚数も意識して組むようにすると良いでしょう。
《K9-EW特殊解除実験》

【 通常罠 】
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の手札・墓地から「K9」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、「K9」Xモンスター1体をこの効果で特殊召喚したモンスターの上に重ねてX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する。
この効果でEXデッキから特殊召喚したモンスターは次のターンのエンドフェイズに破壊される。
②:自分・相手のエンドフェイズに、墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「K9」速攻魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
出典:遊戯王公式データベース
【K9】名称を持った通常罠カードです。
名称は「エクスペリメンタル・リベリション」となっています。
①:自分の手札・墓地から「K9」モンスター1体を特殊召喚する。
《K9-EW特殊解除実験》の①の効果
その後、「K9」Xモンスター1体をこの効果で特殊召喚したモンスターの上に重ねてX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する。
この効果でEXデッキから特殊召喚したモンスターは次のターンのエンドフェイズに破壊される。
①の効果で手札・墓地から【K9】モンスターを特殊召喚しつつ、さらにそのままEXデッキから【K9】XモンスターをX召喚扱いで特殊召喚できます。
この効果で呼びだしたモンスターはデメリットで次ターンのエンドフェイズに破壊されてしまいますが、【K9】速攻魔法カードなどでX召喚の素材にしてしまうことで回避できます。
②:自分・相手のエンドフェイズに、墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「K9」速攻魔法カード1枚を対象として発動できる。
《K9-EW特殊解除実験》の②の効果
そのカードを自分フィールドにセットする。
②の効果で、自身を墓地から除外することで墓地の【K9】速攻魔法カードをセットすることができます。
【K9】速攻魔法カードは自身の効果でも再セットが可能ですが、こちらでエンドフェイズにセットしておけばそのまま次のターンに発動できるので速攻性があります。
①の効果で【K9】Xモンスターを呼びだしながら、②の効果で速攻魔法をセットすることで、次ターンの展開・妨害どちらにも活用することができます。
【K9】デッキと相性が良いカード
《無孔砲塔-ディセイブラスター》

【 ペンデュラムモンスター 】
星 5 / 光 / 機械族 / 攻500 / 守2000
【Pスケール:青5/赤5】
①:このカードがPゾーンに存在する限り、このカードと同じ縦列で発動した魔法・罠・モンスターの効果は無効化される。
【モンスター効果】
このカード名の①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
①:カードが存在しない縦列がある場合、このカードはその縦列の自分フィールドに手札から特殊召喚できる。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードと同じ縦列で発動した魔法・罠・モンスターの効果は無効化される。
③:モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。
自己特殊召喚効果をもった、レベル5のPモンスターです。
呼びだしやすいレベル5モンスターというだけでなく、自身と同じ縦列で発動したカード効果を無効化できるので、相手の妨害をはじくカードとしても重宝します。
相手の両端のゾーンを封じることもでき、地味ながらも良い仕事をしてくれます。
《N・As・H Knight》

【 エクシーズモンスター 】
星 5 / 水 / 水族 / 攻1700 / 守2700
レベル5モンスター×2
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドに「No.」モンスターが存在する限り、このカードは戦闘では破壊されない。
②:自分・相手のメインフェイズに、このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
EXデッキから「No.101」~「No.107」のいずれかの「No.」Xモンスター1体を選び、このカードの下に重ねてX素材とする。
その後、このカード以外のフィールドの表側表示モンスター1体を選んでこのカードの下に重ねてX素材とする事ができる。
オーバーハンドレッドナンバーズをサポートする、水属性のランク5Xモンスターです。
【K9】の「光属性XモンスターのX召喚の素材にできない」制約下でも出せるランク5でありながら、フリーチェーンのモンスター除去効果を持っています。
この辺りのカードは、より強力なランク5Xモンスターがでれば、環境に応じて逐一採用を変えると良いでしょう。
《カオティック・エレメンツ》

【 通常魔法 】
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分のデッキ・墓地からレベル5以上で炎族・水族の光・闇属性モンスター1体を手札に加える。
その後、自分の墓地に炎族・水族モンスターが3体以上存在する場合、フィールドのカード1枚を破壊できる。
②:相手フィールドに炎族・水族の光・闇属性モンスターが存在する場合、
墓地のこのカードを除外し、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
デッキ・墓地から炎族・水族の上級モンスターを手札に加える効果を持った通常魔法カード。
【K9】では《K9-66a号 ヨクル》《K9-66b号 ランタン》が対応しており、展開の安定性に一役買っています。
また追加効果でカード破壊も行うことができ、中盤以降はそちら目的でも活用することができるでしょう。
【K9】デッキの回し方
《K9-66a号 ヨクル》+レベル5モンスター1体からの展開例
【使用カード/条件】
- 手札に《K9-66a号 ヨクル》
- 手札にレベル5モンスター1体
【結果】

- 《K9-17号 イヅナ》
- 《K9-17号 “Ripper”》
- 《N・As・H Knight》
- 《“Case of K9”》
- 手札に《K9-EX強制解除》
- 墓地に《K9-00号 ルプス》
【手順】
- 手札の《K9-66a号 ヨクル》の効果を発動、自身と手札のレベル5モンスター1体を特殊召喚
- 《K9-66a号 ヨクル》の効果を発動、デッキから《K9-66b号 ランタン》を手札に加える
- 《K9-66a号 ヨクル》とレベル5モンスター1体を素材として、EXデッキから《K9-17号 “Ripper”》をX召喚
- 《K9-17号 “Ripper”》の効果をX素材1つ(《K9-66a号 ヨクル》)取り除いて発動、デッキから《K9-EX強制解除》を手札に加える
- 手札の《K9-66b号 ランタン》の効果を墓地の《K9-66a号 ヨクル》対象に発動、自身と対象のモンスターを特殊召喚
- 《K9-66b号 ランタン》の効果を発動、デッキから《“Case of K9”》を手札に加える
- 手札から《“Case of K9”》を発動、効果処理としてデッキから《K9-17号 イヅナ》を手札に加える
- 手札から《K9-17号 イヅナ》を(相手手札が2枚以上の場合)リリース無しで召喚して効果を発動、デッキから《K9-00号 ルプス》を墓地へ送る
- 《K9-66b号 ランタン》《K9-66a号 ヨクル》を素材として、EXデッキから《N・As・H Knight》をX召喚
【盤面の解説】
《K9-66a号 ヨクル》とレベル5モンスターを用いた、基本的な展開の一例です。
《K9-66a号 ヨクル》や《K9-66b号 ランタン》の特殊召喚効果とサーチ効果を活用して、ランク5モンスターを複数展開していきます。
《K9-17号 “Ripper”》はテーマのカードをサーチするだけでなく、相手の手札・墓地のモンスター効果を無効にする手札誘発メタが可能です。
もしこのターン中に相手が手札・墓地のモンスター効果を使用していれば、《K9-17号 “Ripper”》のサーチの追加効果でさらにデッキから【K9】速攻魔法カードもセットできます。
また同じ条件で墓地の《K9-00号 ルプス》も特殊召喚可能なので、そちらでさらに追加でランク5Xモンスターを展開しても良いでしょう。
この展開では《K9-17号 “Ripper”》の効果で《K9-EX強制解除》をサーチし、妨害としてモンスター吸収効果を持った《N・As・H Knight》を呼び出しています。
《K9-EX強制解除》はお互いのメインフェイズに《K9-17号 “Ripper”》を変身させつつ相手カード1枚を対象に取って破壊、その効果で《K9-EX “Werewolf”》を出しておけば、相手の手札を確認しながらハンデスも可能です。
【K9】に総じていえることですが決まった展開はあまりなく、相手のデッキに合わせて呼び出すモンスターや立ち回りが変わるという感じなので、状況に応じて対応するようなプレイングを心がけると良いでしょう。
相手ターン中に《K9-17号 イヅナ》からの展開例
【使用カード/条件】
- 《K9-17号 イヅナ》
【結果】
- 《N・As・H Knight》

【手順】
- 相手が手札・墓地のモンスター効果を使用
- 相手メインフェイズに手札の《K9-17号 イヅナ》の効果を発動、自身を特殊召喚
- 《K9-17号 イヅナ》の効果を発動、デッキから《K9-00号 ルプス》を墓地へ送る
- 処理後に墓地の《K9-00号 ルプス》の効果を発動、自身を特殊召喚
- 《K9-00号 ルプス》の効果を発動、自身と《K9-17号 イヅナ》を素材としてEXデッキから《N・As・H Knight》をX召喚
【盤面の解説】
《K9-17号 イヅナ》を用いた、基本的な相手ターンの展開です。
相手が手札・墓地でモンスター効果を発動している場合に《K9-17号 イヅナ》を手札から特殊召喚でき、さらに《K9-00号 ルプス》を落とすことでそちらも特殊召喚することができます。
《K9-00号 ルプス》は相手ターン中にX召喚する効果を持っているので、相手の展開中にモンスター吸収による妨害が可能な《N・As・H Knight》を呼び出すことができます。
この場合に呼び出すモンスターは他のランク5でもよく、手札・墓地の効果無効を持った《K9-17号 “Ripper”》や、モンスター効果の発動無効を持った《先史遺産ヴィマナ》などでも良いでしょう。
また少し応用的なところでは、《K9-00号 ルプス》1体を素材として《厄災の星ティ・フォン》を出すということも可能です。
状況に合わせてさまざまなXモンスターを呼びだして、うまく立ち回っていきましょう。
【K9】デッキをカスタムするおすすめカード
【アーティファクト】関連カード
《アーティファクト-ミョルニル》

【 効果モンスター 】
星 5 / 光 / 天使族 / 攻1300 / 守1800
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
②:魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。このカードを特殊召喚する。
③:相手ターンに、このカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の「アーティファクト」モンスター1体を対象として発動する。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果の発動後、次のターンの終了時まで自分は「アーティファクト」モンスターしか特殊召喚できない。
《アーティファクト-デュランダル》

【 エクシーズモンスター 】
星 5 / 光 / 天使族 / 攻2400 / 守2100
レベル5モンスター×2
1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
●フィールド上でモンスターの効果が発動した時、
または通常魔法・通常罠カードの発動時にこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
その効果は「相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を選んで破壊する」となる。
●このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
お互いの手札を全て持ち主のデッキに戻してシャッフルする。
その後、それぞれデッキに戻した枚数分だけドローする。
光属性・天使族・レベル5で構成されあランク5のテーマデッキで、自身を魔法カード扱いでセットする共通効果を持っています。
とくに《アーティファクト-ミョルニル》は、《アーティファクト-ダグザ》《召煌女クインクエリ》とつなぐこと相手フィールドに出すことができ、強力なロック効果を適用させることができます。
また《アーティファクト-デュランダル》も、《ドロール&ロックバード》と組み合わせることで実質的な全ハンデスができるため、非常に強力なコンボカードとなっています。
【クリストロン】関連カード
《水晶機巧-サルファドール》

【 効果モンスター 】
星 5 / 水 / 機械族 / 攻1900 / 守2250
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札・墓地に存在する場合、自分フィールドの「クリストロン」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、このカードを特殊召喚する。
このターン、自分は機械族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「水晶機巧-サルファドール」以外の「クリストロン」カードを2枚まで墓地へ送る(同名カードは1枚まで)。
《水晶機巧-グリオンガンド》

【 シンクロモンスター 】
星 9 / 水 / 機械族 / 攻3000 / 守3000
チューナー2体以上+チューナー以外のモンスター1体
①:このカードがシンクロ召喚に成功した場合、そのシンクロ素材としたモンスターの数まで相手のフィールド・墓地のモンスターを対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
②:S召喚したこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、このカード以外の除外されている自分または相手のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
【クリストロン】は水属性・機械族モンスターで統一された、S召喚テーマデッキです。
S召喚テーマデッキでありながら相手ターンに動くことで展開するテクニカルなテーマとなっており、【K9】のコンセプトとも似通っています。
テーマの核である《水晶機巧-サルファドール》がレベル5となっており、【K9】が相手の手札誘発カードを止めてくれるため、無理なく合わせやすいテーマとなっています。
《レボリューション・シンクロン》

【 チューナーモンスター 】
星 3 / 地 / 機械族 / 攻900 / 守1400
このカード名の、①の効果は1ターンに1度しか使用できず、②の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
①:「パワー・ツール」Sモンスターまたはレベル7・8のドラゴン族SモンスターをS召喚する場合、手札のこのカードもS素材にできる。
②:このカードが墓地に存在し、自分フィールドにレベル7以上のSモンスターが存在する場合に発動できる。
自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードのレベルは1になる。
地属性・機械族のレベル3チューナーです。
ランク5の《無限起動リヴァーストーム》からサーチできるチューナーで、レベル5が横並びしやすい【K9】でS召喚のギミックを採用可能となります。
レベル8のドラゴン族Sモンスターを出すことができるようになり、このカード自体にも自己再生効果があるので、さまざまな展開へと繋ぐことができます。
おわりに
いかがだったでしょうか。
【K9】デッキはかなりテクニカルな動きができる、非常にユニークで楽しいテーマデッキです!
後攻であっても相手のターンから動くことができるのですこし難度の高いデッキではありますが、使えば使うほどいろんなことが増えてくる優秀なテーマとなっています!
興味を持っていただけたなら是非とも実際にカードを手に取ってプレイしてみていただければ幸いです。
ここまでのご精読、ありがとうございました!