はじめに
読者の皆さま、こんにちは。かもめ先生です。
「メタビートを得意とするテーマデッキを組みたい!!」「カッコよさと不気味さを兼ね備えたデッキを使いたい!!」
今回はそんな方に向けたコントロール型の融合召喚のテーマ【ミュートリア】デッキの解説記事です。
この記事では、さまざまなメタ効果を駆使する【ミュートリア】デッキの特徴や展開例、相性の良いカードについて解説していきます。
目次
【ミュートリア】デッキレシピ
このデッキレシピで行える具体的な展開はこちら ▼
【ミュートリア】デッキの特徴
【ミュートリア】デッキは、サイキック族で統一された【ミュートリア】モンスターの効果を使い、さまざまなメタ効果を持った3種類の【ミュートリア】大型モンスターと2種類の融合モンスターを駆使して戦う、メタビート型のテーマデッキです。
【ミュートリア】下級モンスターたちはさまざまな固有効果と、モンスター・魔法・罠をコストに対応する【ミュートリア】上級モンスターをリクルートする共通効果を持っています。
リクルートできる【ミュートリア】大型モンスターは、すべてレベル8に統一されているものの、種族はさまざまに分かれています。
モンスターカードをコストとした《ミュートリアル・ビースト》は魔法カードに対するメタ効果、罠カードをコストとした《ミュートリアル・アームズ》はモンスターに対するメタ効果といったように、それぞれがカード種類に対するメタ効果を持っています。
この特性を活かし相手のデッキや盤面の状況に応じて、適切なメタ効果を発動できる【ミュートリア】大型モンスターを出しながら戦っていくというのが、基本コンセプトとなっています。
また【ミュートリア】融合モンスターも、メタビートやコントロール向きの性質を持っています。
中でも【ミュートリア】モンスター2体を素材とする《シンセシス・ミュートリアス》は特に扱いやすく、融合召喚時にフィールドのカードを除去する効果を持っています。
通常罠である《ミュートリアスの産声》を使って相手ターンに出せば妨害として、一定の条件下でデッキ・墓地を素材とできる通常魔法《フュージョン・ミュートリアス》で自分ターンに出せば除去として活用することができます。
また【ミュートリア】大型モンスター・融合モンスターは、相手によって破壊された際に除外されている【ミュートリア】カードを回収する効果を持っています。
他にも除外からモンスターを特殊召喚したり、除外されているモンスターを融合素材にできたりと、何かと除外を活用することを要求される場面が多々あります。
そのため除外ゾーンの管理が非常に重要となっているので、なるべく【ミュートリア】モンスター・魔法・罠を1枚ずつ、常に除外しておくようなプレイングを心がけておきましょう。
【ミュートリア】カードの解説
【ミュートリア】デッキは、下級モンスターの効果でモンスター・魔法・罠カードをコストとして、それぞれに対応する上級モンスターを特殊召喚し、それらの効果を駆使して相手をコントロールするデッキです。
この項ではそうした【ミュートリア】カードの中でも、とくに出番の多いカードを中心に解説していきたいと思います。
【ミュートリア】下級モンスター
《被検体ミュートリアM-05》
【 効果モンスター 】
星 2 / 水 / サイキック族 / 攻0 / 守500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「被検体ミュートリアM-05」以外の「ミュートリア」モンスター1体を手札に加える。
②:このカードをリリースし、手札または自分フィールドの表側表示のカード1枚を除外して発動できる。
除外したカードの種類により以下のモンスター1体を手札・デッキから特殊召喚する。●モンスター:「ミュートリアル・ビースト」●魔法:「ミュートリアル・ミスト」●罠:「ミュートリアル・アームズ」
《被検体ミュートリアST-46》
【 効果モンスター 】
星 3 / 水 / サイキック族 / 攻500 / 守0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「ミュートリア」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②:このカードをリリースし、手札または自分フィールドの表側表示のカード1枚を除外して発動できる。
除外したカードの種類により以下のモンスター1体を手札・デッキから特殊召喚する。
●モンスター:「ミュートリアル・ビースト」●魔法:「ミュートリアル・ミスト」●罠:「ミュートリアル・アームズ」
【ミュートリア】デッキのエンジンとなる、サーチ・リクルートの効果を持ったモンスター2種。
レベル2・3と分かれているものの、水属性・サイキック族の共通のステータスとなっています。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
《被検体ミュートリアM-05》の①の効果
デッキから「被検体ミュートリアM-05」以外の「ミュートリア」モンスター1体を手札に加える。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
《被検体ミュートリアST-46》の①の効果
デッキから「ミュートリア」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
①の効果で自身の召喚・特殊召喚成功時に、《被検体ミュートリアM-05》は【ミュートリア】モンスター、《被検体ミュートリアST-46》は【ミュートリア】魔法・罠カードを手札に加えることができます。
後述する②の効果コストとなるカードをサーチできるほか、自己特殊召喚効果を持つ《被検体ミュートリアST-46》や、条件付きでデッキ・墓地を素材に融合できる《フュージョン・ミュートリアス》をサーチすることで、さらなる展開に繋げることができます。
②:このカードをリリースし、手札または自分フィールドの表側表示のカード1枚を除外して発動できる。
《被検体ミュートリアM-05》《被検体ミュートリアST-46》の②の効果
除外したカードの種類により以下のモンスター1体を手札・デッキから特殊召喚する。
●モンスター:「ミュートリアル・ビースト」●魔法:「ミュートリアル・ミスト」●罠:「ミュートリアル・アームズ」
②の効果は、自身をリリースして手札・自分フィールドの表側表示のカード1枚を除外することで、対応する【ミュートリア】上級モンスターをできから特殊召喚することができます。
コスト | 対応するモンスター | 備考 |
モンスター | 《ミュートリアル・ビースト》 | 魔法カードの効果発動を無効 |
魔法 | 《ミュートリアル・ミスト》 | 罠カードの効果発動で2ドロー |
罠 | 《ミュートリアル・アームズ》 | モンスター効果発動で1体除外 |
【ミュートリア】上級モンスター自身もまた、それぞれに対応するメタ効果を有しています。
盤面の状況や相手デッキの特性に応じて、リクルート先を柔軟に対応するように心がけましょう。
《変異体ミュートリア》
【 効果モンスター 】
星 1 / 水 / サイキック族 / 攻0 / 守0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「ミュートリア」カードが存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードをリリースし、手札・デッキから「ミュートリア」カード1枚を除外して発動できる。
除外したカードの種類により以下のモンスター1体を手札・デッキから特殊召喚し、自分はそのモンスターの元々の攻撃力分のLPを失う。
●モンスター:「ミュートリアル・ビースト」●魔法:「ミュートリアル・ミスト」●罠:「ミュートリアル・アームズ」
出典:遊戯王OCGカードデータベース
『BATTLE OF CHAOS』に収録される【ミュータント】下級モンスター。
他の【ミュートリア】下級モンスターと同じく水属性・サイキック族となっており、非常に緩い条件で手札から自身を特殊召喚する効果を持っています。
①:自分フィールドに「ミュートリア」カードが存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
《変異体ミュートリア》の①の効果
《被検体ミュートリアM-05》からこのカードをサーチすれば、そのまま自身を手札から特殊召喚することができます。
②:このカードをリリースし、手札・デッキから「ミュートリア」カード1枚を除外して発動できる。
《変異体ミュートリア》の②の効果
除外したカードの種類により以下のモンスター1体を手札・デッキから特殊召喚し、自分はそのモンスターの元々の攻撃力分のLPを失う。
●モンスター:「ミュートリアル・ビースト」●魔法:「ミュートリアル・ミスト」●罠:「ミュートリアル・アームズ」
②の効果は《被検体ミュートリアM-05》《被検体ミュートリアST-46》と同様に、対応する【ミュートリア】上級モンスターをリクルートする効果です。
しかしながら《変異体ミュートリア》はコストとなるカードをデッキから賄うことができるので、手札・フィールドの状況にも縛られず任意の【ミュートリア】上級モンスターを呼び出すことができます。
ただしリクルート先の【ミュートリア】上級モンスターの元々の攻撃力分の失ってしまうので、ライフ管理に注意して運用するようにしましょう。
【ミュートリア】上級モンスター
《ミュートリアル・ビースト》
【 効果モンスター 】
星 8 / 地 / 獣族 / 攻2400 / 守2400
このカードは「ミュートリア」カードの効果でしか特殊召喚できない。
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは相手モンスターの効果の対象にならない。
②:相手が魔法カードの効果を発動した時、自分の手札・フィールドからカード1枚を除外して発動できる。
その発動を無効にし除外する。
③:このカードが相手によって破壊された場合、除外されている自分の「ミュートリア」罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
モンスターをコストとしてリクルートされる、魔法カードのメタ効果を内蔵した【ミュートリア】上級モンスター。
レベル8・地属性・獣族となっており、攻守2400と同じ数値のステータスを有しています。
①の効果で相手モンスター効果の対象にならない効果、③の効果で相手によって破壊された際に除外されている【ミュートリア】罠カードを回収する効果を持っています。
②:相手が魔法カードの効果を発動した時、自分の手札・フィールドからカード1枚を除外して発動できる。
《ミュートリアル・ビースト》の②の効果
その発動を無効にし除外する。
②の効果は、相手の魔法カードの効果発動に対して発動できる無効効果となっています。
すでに表側表示となっている永続魔法などの効果発動も無効にした上でさらに除外してしまうため、最近増えてきた墓地効果を持った魔法カードも無力化することができます。
効果発動に手札・フィールドのカードを要求するので、場に残っている重要度の低い【ミュートリア】カードをコストにしたり、自身を除外して他の【ミュートリア】カードの発動条件を満たしたりして、なるべく消費の少ない方法を考えながら発動するようにしましょう。
《ミュートリアル・ミスト》
【 効果モンスター 】
星 8 / 風 / 魔法使い族 / 攻2700 / 守2900
このカードは「ミュートリア」カードの効果でしか特殊召喚できない。
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは相手の魔法カードの効果の対象にならない。
②:相手が罠カードの効果を発動した時、自分の手札・フィールドからカード1枚を除外して発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
③:このカードが相手によって破壊された場合、除外されている自分の「ミュートリア」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
魔法カードコストとしてリクルートされる、罠カードのメタ効果を内蔵した【ミュートリア】上級モンスター。
レベル8・風属性・魔法使い族となっており、2900という高い守備力を持っています。
①の効果で相手の魔法カードの対象にならない効果、③の効果で相手によって破壊された際に除外されている【ミュートリア】モンスターを回収する効果を有しています。
②:相手が罠カードの効果を発動した時、自分の手札・フィールドからカード1枚を除外して発動できる。
《ミュートリアル・ミスト》の②の効果
自分はデッキから2枚ドローする。
②の効果は、相手が罠カードの効果発動をした際に2ドローするというものです。
ドロー効果こそ強力なものの発動した罠カードの効果自体は無効にならないので、除去効果に対してであればその対象カードをコストに発動したり、場合によっては自身をコストにしたりして、うまく立ち回るように意識しましょう。
《ミュートリアル・アームズ》
【 効果モンスター 】
星 8 / 炎 / 機械族 / 攻3000 / 守1000
このカードは「ミュートリア」カードの効果でしか特殊召喚できない。
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは相手の罠カードの効果の対象にならない。
②:相手がモンスターの効果を発動した時、自分の手札・フィールドからカード1枚を除外し、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
③:このカードが相手によって破壊された場合、除外されている自分の「ミュートリア」魔法カード1体を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
罠カードコストとしてリクルートされる、モンスター効果のメタ効果を内蔵した【ミュートリア】上級モンスター。
レベル8・炎属性機械族となっており、攻撃力3000と高い打点を持っています。
①の効果で相手の罠カードの対象にならない効果、③の効果で相手によって破壊された際に除外されている【ミュートリア】魔法カードを回収する効果を有しています。
②:相手がモンスターの効果を発動した時、自分の手札・フィールドからカード1枚を除外し、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
《ミュートリアル・アームズ》の②の効果
そのモンスターを除外する
②の効果は、相手モンスターの効果が発動した際にフィールドのモンスター1体を対象に取って除外する、という除去効果となっています。
《ミュートリアル・ミスト》と同様、発動した効果そのものは無効にできないので過信は禁物です。
とは言え、このカード自体が3000という高い打点を持っているので、突破するためには相手もモンスターを展開しなければならないという場面も多いので、うまくタイミングを見極めながら除去効果を狙っていきましょう。
【ミュートリア】融合モンスター
《シンセシス・ミュートリアス》
【 融合モンスター 】
星 9 / 水 / サイキック族 / 攻2500 / 守2000
属性が異なる「ミュートリア」モンスター×2
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが融合召喚に成功した場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
②:相手が効果を発動した時に発動できる。
このターン、表側表示のこのカードはその効果及び、同じ種類(モンスター・魔法・罠)の相手の効果を受けない。
③:融合召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
除外されている自分の「ミュートリア」カード1枚を選んで手札に加える。
属性が異なる【ミュートリア】モンスター2体を素材として融合召喚が可能な【ミュートリア】融合モンスター。
①:このカードが融合召喚に成功した場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
《シンセシス・ミュートリアス》の①の効果
そのカードを破壊する。
①の効果は、自身が融合召喚に成功した際に、フィールドのカード1枚を対象に取って破壊する効果です。
自分ターンに《フュージョン・ミュートリアス》で融合召喚して相手の盤面を崩したり、相手ターンに《ミュートリアスの産声》で融合召喚して相手の展開を妨害したりと、さまざまに活用することができます。
②:相手が効果を発動した時に発動できる。
《シンセシス・ミュートリアス》の①の効果
このターン、表側表示のこのカードはその効果及び、同じ種類(モンスター・魔法・罠)の相手の効果を受けない。
②の効果は、相手の発動したカードと同じ種類のカード効果を受けなくするというものです。
モンスター効果に依存したデッキであればモンスター効果に対して発動したり、強力な罠カードの除去を多用するデッキであれば罠カードに対して発動することで、自身を守り続けることができます。
2500打点なので戦闘破壊されてしまうこともしばしばありますが、その際は③の回収効果に繋げることができるので、粘り強く立ち回っていくことが可能です。
③:融合召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
《シンセシス・ミュートリアス》の③の効果
除外されている自分の「ミュートリア」カード1枚を選んで手札に加える。
《究極体ミュートリアス》
【 融合モンスター 】
星 10 / 闇 / サイキック族 / 攻3500 / 守3000
レベル8以上の「ミュートリア」モンスター×3
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:カードの効果が発動した時、その効果と同じ種類(モンスター・魔法・罠)の「ミュートリア」カードを自分の手札・墓地及び自分フィールドの表側表示のカードの中から1枚除外して発動できる。
その発動を無効にし除外する。
②:融合召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
除外されている自分の「ミュートリア」カード3種類(モンスター・魔法・罠)をそれぞれ1枚まで選んで手札に加える。
レベル8以上の【ミュートリア】モンスター3体を要求する【ミュートリア】融合モンスター。
①:カードの効果が発動した時、その効果と同じ種類(モンスター・魔法・罠)の「ミュートリア」カードを自分の手札・墓地及び自分フィールドの表側表示のカードの中から1枚除外して発動できる。
《究極体ミュートリアス》の①の効果
その発動を無効にし除外する。
①の効果は相手がカードの効果を発動した際に、同じ種類の【ミュートリア】カードを手札・フィールド・墓地から除外することで無効にして除外するという、強力な妨害効果となっています。
墓地のカードをコストにすれば消費も抑えられ、さらに除外しておくことでその他の【ミュートリア】カードの発動条件も満たすことができます。
ただし名称指定のターン1制限があるので、同一ターンで複数回の発動されてしまう可能性も考慮した上で無効にするように心がけておきましょう。
②:融合召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
《究極体ミュートリアス》の②の効果
除外されている自分の「ミュートリア」カード3種類(モンスター・魔法・罠)をそれぞれ1枚まで選んで手札に加える。
しかし②の効果の存在から、破壊による除去であれば最大3枚のカードを回収できるので、相手にとってはかなりプレッシャーを与えることができます。
《究極体ミュートリアス》に限らず、【ミュートリア】上級モンスターはそれぞれで除外からの回収効果を内蔵しているので、ある程度は【ミュートリア】カードを除外しておくようにしましょう。
【ミュートリア】魔法・罠カード
《ミュートリア進化研究所》
【 フィールド魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、手札及び除外されている自分のモンスターの中から、レベル4以下の「ミュートリア」モンスター1体を選んで特殊召喚できる。
②:自分フィールドの「ミュートリア」モンスターの攻撃力は、除外されている自分の「ミュートリア」カードのカード名の種類×100アップする。
③:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
手札から「ミュートリア」モンスター1体をデッキの一番下に戻し、自分はデッキから1枚ドローする。
《被検体ミュートリアST-46》からサーチすることができる【ミュートリア】フィールド魔法。
除外されているカード枚数に応じて【ミュートリア】モンスターの攻撃力を強化する②の効果、手札の【ミュートリア】モンスター1体をドローに変換する③の効果を持っています。
①:このカードの発動時の効果処理として、手札及び除外されている自分のモンスターの中から、レベル4以下の「ミュートリア」モンスター1体を選んで特殊召喚できる。
《ミュートリア進化研究所》の①の効果
①の効果は、カード発動時の効果処理で手札・除外から【ミュートリア】下級モンスターを特殊召喚するというもの。
序盤であれば召喚権を使わない手札からの初動として、中盤以降は除外を活用した展開として活用することができます。
この効果の存在から、常に1、2体の【ミュートリア】下級モンスターを除外しておくように意識しておくと良いでしょう。
①:自分のフィールドゾーンに「ミュートリア進化研究所」が存在する場合、相手メインフェイズに発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
《被検体ミュートリアGB-88》の①の効果
また《ミュートリア進化研究所》が存在することで、相手ターンに手札から特殊召喚できる《被検体ミュートリアGB-88》も活用することができます。
②:相手ターンに、このカードが特殊召喚に成功した場合、このカードをリリースし、手札または自分フィールドの表側表示のカード1枚を除外して発動できる。
《被検体ミュートリアGB-88》の②の効果
自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、レベル8の「ミュートリア」モンスター1体を選んで特殊召喚する
相手ターンに特殊召喚した《被検体ミュートリアGB-88》は、自身と手札・フィールドのカードをコストとして、除外されているレベル8の【ミュートリア】モンスターを特殊召喚することができます。
準備こそ必要ではありますが奇襲性の高いギミックとなっているので、ここでもやはり【ミュートリア】カードの除外を意識しながら立ち回るようにしておきましょう。
《フュージョン・ミュートリアス》
【 通常魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分の手札・フィールドから、「ミュートリア」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
このターンに相手がカードの効果を発動している場合、自分のデッキ・墓地のモンスターをそれぞれ1体まで融合素材とする事ができる。
【ミュートリア】専用の【フュージョン】通常魔法です。
①:自分の手札・フィールドから、「ミュートリア」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
《フュージョン・ミュートリアス》の①の効果
このターンに相手がカードの効果を発動している場合、自分のデッキ・墓地のモンスターをそれぞれ1体まで融合素材とする事ができる。
手札・フィールドから素材となるモンスターを除外して、【ミュートリア】融合モンスターを融合召喚することができます。
もしこのターン中に相手がカード効果を発動していれば、融合素材をデッキ・墓地から1体ずつ補うことができます。
2体素材を要求する《シンセシス・ミュートリアス》とは特に相性が良く、条件さえ満たしていればデッキと墓地だけで素材として融合召喚が可能となっています。
【フュージョン】カードであるため《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の効果でコピーすることもできます。
こちらの展開が妨害されてしまっていても、モンスター2体から《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》を出してこのカードをコピーすれば、《シンセシス・ミュートリアス》を融合召喚して盤面を返していくことも可能でしょう。
《ミュートリアスの産声》
【 通常罠 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分・相手のメインフェイズに発動できる。
自分のフィールド・墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「ミュートリア」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを持ち主のデッキに戻し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
フィールド・墓地・除外から素材となるモンスターをデッキに戻すことで、融合召喚することができる【ミュートリア】通常罠。
①:自分・相手のメインフェイズに発動できる。
《ミュートリアスの産声》の①の効果
自分のフィールド・墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「ミュートリア」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを持ち主のデッキに戻し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
墓地や除外のモンスターを素材とすることで、実質的にカードを消費せず【ミュートリア】融合モンスターを呼び出すことができます。
相手ターンに除去効果を持った《シンセシス・ミュートリアス》や、無効効果を持った《究極体ミュートリアス》を融合召喚すれば、妨害カードとしても機能させることが可能です。
またこのカードは他にも、【ミュートリア】下級モンスターのリクルート効果を再発動するためのリソース回復という役割も担っています。
ただしここまででもお話ししているように、他の【ミュートリア】カードの発動条件を満たすため、ある程度はカードを除外しておくように意識しておきましょう。
【ミュートリア】デッキと相性が良いカード
《ネメシス・コリドー》
【 効果モンスター 】
星 4 / 風 / 雷族 / 攻1900 / 守600
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:「ネメシス・コリドー」以外の除外されている自分のモンスター1体を対象として発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターをデッキに戻す。
②:「ネメシス・コリドー」以外の除外されている自分の「ネメシス」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。
除外されているモンスター1体をデッキに戻すことで、手札から特殊召喚することができるレベル4の雷族モンスター。
【ミュートリア】除外を多用するので、このカードも無理なく採用することができるでしょう。
特殊召喚の効果は手札で発動する効果なので、《超雷龍-サンダー・ドラゴン》の特殊召喚条件を満たしつつ、その素材となることができます。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手はドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事ができない。
《超雷龍-サンダー・ドラゴン》の①の効果
《超雷龍-サンダー・ドラゴン》は相手のサーチや回収を封じるという強力なメタ効果を持っているので、妨害の1つとして活用することができます。
《緊急テレポート》
【 速攻魔法 】
自分の手札またはデッキからレベル3以下のサイキック族モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズ時にゲームから除外される。
手札・デッキからレベル3以下のサイキック族モンスターをリクルートすることができる速攻魔法。
【ミュートリア】ではデッキをリリースコストにできる《変異体ミュートリア》、サーチ効果を持った《被検体ミュートリアM-05》《被検体ミュートリアST-46》が対応しています。
いずれも【ミュートリア】カードのサーチや【ミュートリア】上級モンスターをリクルートする効果を持っているので、それらにアクセスできるカードとして採用することができます。
《スキルドレイン》
1000ポイントのライフコストを支払うことで、フィールド上のモンスター効果をすべて無効化できる、強力なメタ効果を持った永続罠。
フィールド上のモンスターのみ無効化される効果なので、リリースやコストとしてフィールドから離れた【ミュートリア】モンスターの効果は、《スキルドレイン》の影響化でも適用することができます。
特に魔法無効の効果を持つ《ミュートリアル・ビースト》は、自身をコストに発動することで《ハーピィの羽根箒》等から《スキルドレイン》を守ることができるので、非常に相性が良いと言えるでしょう。
また【ミュートリア】モンスターのコストとしてフィールドのこのカードをコストにすれば、任意のタイミングで解除することもできます。
【ミュートリア】デッキの回し方
《被検体ミュートリアM-05》と手札コスト1枚からの展開例
【使用カード/条件】
- 《被検体ミュートリアM-05》
- 手札コスト1枚(この例では罠カード)
- ライフコスト2400
【結果】
- 《ミュートリアル・ビースト》
- 《ミュートリアル・アームズ》
- 除外ゾーンに《ミュートリアル・ミスト》
【手順】
- 手札から《被検体ミュートリアM-05》を召喚
- 《被検体ミュートリアM-05》の効果を発動して、デッキから《変異体ミュートリア》を手札に加える
- 手札の《変異体ミュートリア》の効果を発動して、手札から自身を特殊召喚
- 《変異体ミュートリア》をリリースしデッキから《ミュートリアル・ミスト》を除外して効果を発動、デッキから《ミュートリアル・ビースト》を特殊召喚しライフ2400を失う
- 《被検体ミュートリアM-05》をリリースし手札から罠カード1枚を除外して効果を発動、デッキから《ミュートリアル・アームズ》を特殊召喚する
【盤面の解説】
《被検体ミュートリアM-05》と手札コスト1枚から、魔法無効効果を持った《ミュートリアル・ビースト》と、モンスター除去効果を持った《ミュートリアル・アームズ》を特殊召喚する展開です。
この例では手札コストに罠カードを使用していますが、モンスターをコストにしても《変異体ミュートリア》側のコストを罠カードにすることで同様の盤面にすることができます。
またコストに除外したのが【ミュートリア】罠カードであるなら、《ミュートリアル・ビースト》が相手によって破壊された際に回収することができるので、無駄にはなりにくいでしょう。
また《ミュートリアル・ミスト》を除外しているので、相手ターンに《ミュートリア超個体系》などで《被検体ミュートリアGB-88》を特殊召喚すれば、そのまま《ミュートリアル・ミスト》の特殊召喚に繋げることができます。
《被検体ミュートリアST-46》と手札コスト1枚からの展開例
【使用カード/条件】
- 《被検体ミュートリアST-46》
- 手札コスト1枚(この例ではモンスターカード)
【結果】
- 《ミュートリアル・ビースト》
- 《ミュートリアの産声》
- 墓地・フィールドに属性の異なる【ミュートリア】モンスター2体
【手順】
- 手札から《被検体ミュートリアST-46》を召喚
- 《被検体ミュートリアST-46》の効果を発動して、デッキから《ミュートリアの産声》を手札に加える
- 《被検体ミュートリアST-46》をリリースし手札からモンスターカード1枚を除外して効果を発動、デッキから《ミュートリアル・ビースト》を特殊召喚する
- 手札から《ミュートリアの産声》をセット
【盤面の解説】
《被検体ミュートリアST-46》と手札コスト1枚から、魔法効果無効を持った《ミュートリアル・ビースト》と、相手メインフェイズに墓地・除外を素材として融合召喚が行える《ミュートリアの産声》を構える展開例です。
《ミュートリアル・ビースト》による魔法効果無効と、《ミュートリアの産声》から呼び出せる《シンセシス・ミュートリアス》の融合召喚時の効果でカード1枚破壊と、2妨害を構えることができます。
手札コストがモンスターの場合は《ミュートリアル・ビースト》、魔法カードの場合は《ミュートリアル・ミスト》、罠カードの場合は《ミュートリアル・アームズ》の選択肢となります。
それぞれ妨害できる範囲が異なるので、相手のデッキに合わせてこの展開を取るかどうかは考える必要があります。
《被検体ミュートリアST-46》からサーチ可能なフィールド魔法《ミュートリア進化研究所》には手札交換効果があるので、手札の状況によってはそちらをサーチすることも考られるでしょう。
また後攻などで相手がこのターン中にカードの効果を使っているのであれば、デッキ・墓地を素材に融合召喚できる《フュージョン・ミュートリアス》も選択肢の一つとなります。
《ミュートリア進化研究所》を活用した展開例
※例:このデッキのキーカード2枚を使用してこんな展開ができます。序盤はこの盤面を目指そう。
【使用カード/条件】
- 《被検体ミュートリアM-05》
- 《被検体ミュートリアST-46》
- 手札コスト1枚(この例ではモンスターカード)
- ライフコスト3000
【結果】
- 《ミュートリアル・アームズ》
- 《No.68 摩天牢サンダルフォン》
- 除外ゾーンに《変異体ミュートリア》《ミュートリアの産声》
- 次の相手ターン終了時までお互いの墓地からの特殊召喚不可
【手順】
- 手札から《被検体ミュートリアST-46》を召喚
- 《被検体ミュートリアST-46》の効果を発動して、デッキから《ミュートリア進化研究所》を手札に加える
- 手札から《ミュートリア進化研究所》を発動し、発動時の効果処理として手札から《被検体ミュートリアM-05》を特殊召喚
- 《被検体ミュートリアST-46》の効果を発動して、デッキから《変異体ミュートリア》を手札に加える
- 手札の《変異体ミュートリア》の効果を発動して、手札から自身を特殊召喚
- 《変異体ミュートリア》をリリースしデッキから《ミュートリアの産声》を除外して効果を発動、デッキから《ミュートリアル・アームズ》を特殊召喚しライフ3000を失う
- 《被検体ミュートリアST-46》をリリースし場の《ミュートリア進化研究所》を除外して効果を発動、デッキから《ミュートリアル・ミスト》を特殊召喚する
- 《被検体ミュートリアM-05》をリリースし手札からモンスターカード1枚を除外して効果を発動、デッキから《ミュートリアル・ビースト》を特殊召喚する
- 《ミュートリアル・ビースト》《ミュートリアル・ミスト》を素材として、《No.68 摩天牢サンダルフォン》をエクシーズ召喚
- 《No.68 摩天牢サンダルフォン》の素材1つを取り除いて効果を発動、相手のターン終了時までお互いに墓地から特殊召喚ができなくなる
【盤面の解説】
手札から特殊召喚する効果を持つ《ミュートリア進化研究所》を活用し、モンスター除去効果を持つ《ミュートリアル・アームズ》と、墓地メタを持つ《No.68 摩天牢サンダルフォン》を並べる展開例です。
【ミュートリア】上級モンスターはすべてレベル8で統一されているので、相手の魔法を警戒する場合は《ミュートリアル・ビースト》を残して《ミュートリアル・アームズ》を素材にすることもできます。
②:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。相手ターン終了時まで、このカードは効果では破壊されず、お互いに墓地のモンスターを特殊召喚できない。
《No.68 摩天牢サンダルフォン》の②の効果
《No.68 摩天牢サンダルフォン》の②の効果は、一度発動ができれば《No.68 摩天牢サンダルフォン》が除去されたり《スキルドレイン》が発動したりしても、墓地からの特殊召喚ができなくなる効果は適用され続けます。
【ミュートリア】は手札やデッキ、除外からは特殊召喚を使うものの、墓地からの特殊召喚はテーマ内にほとんど存在しないので、この効果の適用下でも問題なく展開することができます。
もちろんここで出すエクシーズモンスターは《No.68 摩天牢サンダルフォン》に限らず、魔法無効効果を持つ《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》やカード破壊を防ぐ《宵星の機神ディンギルス》も存在するので、相手のデッキに合わせて選択肢を変えることができます。
【ミュートリア】デッキをカスタムするおすすめカード
【サンダー・ドラゴン】関連カード
《雷電龍-サンダー・ドラゴン》
【 効果モンスター 】
星 5 / 闇 / 雷族 / 攻1600 / 守1500
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:このカードを手札から捨てて発動できる。デッキから「雷電龍-サンダー・ドラゴン」1体を手札に加える。この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードが除外された場合またはフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「雷電龍-サンダー・ドラゴン」以外の「サンダー・ドラゴン」カード1枚を手札に加える。
《雷獣龍-サンダー・ドラゴン》
(準制限カード) 【 効果モンスター 】
星 6 / 闇 / 雷族 / 攻2400 / 守0
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:このカードを手札から捨てて発動できる。自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から「雷獣龍-サンダー・ドラゴン」以外の「サンダー・ドラゴン」カード1枚を選んで手札に加える。
②:このカードが除外された場合またはフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「サンダー・ドラゴン」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。
【サンダー・ドラゴン】は、テーマ内で除外を活用するギミックを持った融合テーマです。
【ミュートリア】モンスターの効果発動のコストとして【サンダー・ドラゴン】モンスターを除外することで、【ミュートリア】モンスターの効果を起動しつつ【サンダー・ドラゴン】モンスターの効果の発動トリガーとすることができます。
相手のサーチを封じることができる《超雷龍-サンダー・ドラゴン》や、実質的にフリーチェーンで発動できる除去を持った《雷神龍-サンダー・ドラゴン》も採用できるので、総合的なデッキパワーを引き上げることができるでしょう。
【メタファイズ】関連カード
《メタファイズ・ネフティス》
【 効果モンスター 】
星 8 / 光 / 幻竜族 / 攻2400 / 守1600
①:このカードが「メタファイズ」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。フィールドにセットされた魔法・罠カードを全て除外する。
②:このカードが除外された場合、次のターンのスタンバイフェイズに除外されているこのカードをデッキに戻して発動できる。デッキから「メタファイズ・ネフティス」以外の「メタファイズ」カード1枚を手札に加える。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
《メタファイズ・デコイドラゴン》
【 ペンデュラムモンスター 】
星 2 / 光 / 幻竜族 / 攻300 / 守200
このカード名の①②のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分のモンスターが攻撃対象に選択された時、自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「メタファイズ」モンスター1体を対象として発動できる。フィールドのこのカードを除外し、対象のモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
②:このカードが除外された次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。除外されているこのカードを特殊召喚する。
【P効果 青1/赤1】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分のモンスターが攻撃対象に選択された時、自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「メタファイズ」モンスター1体を対象として発動できる。このカードを除外し、対象のモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
除外ギミックを活用できる、光属性・幻竜族モンスターで統一されたハイビート型のテーマ。
除外された次のターンのスタンバイフェイズに、【メタファイズ】カードをサーチできる《メタファイズ・ネフティス》や、自身を特殊召喚できる《メタファイズ・デコイドラゴン》は、特に扱いやすい効果となっています。
【ミュートリア】デッキのメリットとしてはビートダウンの打点を底上げできる点、【メタファイズ】デッキのメリットとしては能動的に除外を活用できるカードを増やすできるという点から、おたがいにシナジーし合える関係と言えるでしょう。
《マクロコスモス》
【 永続罠 】
自分の手札またはデッキから「原始太陽ヘリオス」1体を特殊召喚する事ができる。また、このカードがフィールド上に存在する限り、墓地へ送られるカードは墓地へは行かずゲームから除外される。
表側表示で存在する限り、墓地へ送られるカードをすべて除外してしまう効果を持った永続罠。
《スキルドレイン》と同様、【ミュートリア】デッキではこのカードの影響化であっても無理なく運用でき、さらに相手デッキにとっては決定的とも言えるメタ性能を持ったカードとして採用を検討できます。
また永続罠であるという点からフィールドに残り続けるので、【ミュートリア】モンスター効果の発動コストとして使うことができるのもポイントとなっています。
おわりに
いかがだったでしょうか。
【ミュートリア】デッキは展開型のデッキと比べると地味な印象を受けがちですが、使えば使うほど強さを実感できる奥深いテーマデッキです。
テクニカルな動きが多く相応のプレイングこそ求められますが、使いこなすことができれば、かなり強力なメタビートが可能な良テーマと言えるでしょう。
興味を持っていただけたなら是非とも実際にカードを手に取ってプレイしてみていただければと思います。
ここまでのご精読、ありがとうございました!