【OCG】2024年 ピュアリィデッキ 入門書【重なる思い出――ピュアリィたちと紡がれる色彩の物語】

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【OCG】2024年 ピュアリィデッキ 入門書【重なる思い出――ピュアリィたちと紡がれる色彩の物語】

はじめに

読者の皆さま、こんにちは。かもめ先生です。

「かわいらしいモンスターが主役のテーマデッキを使ってみたい!」「安定感のあるXモンスターを主軸とするデッキを組んでみたい!」

今回はそんな方に向けた、とっても愛らしいモンスター《ピュアリィ》が主役となるテーマピュアリィ】デッキの解説記事です。

この記事では、さまざまなXモンスターに進化させることで展開する【ピュアリィ】デッキの特徴や展開例、相性の良いカードについて解説していきます。

目次

【ピュアリィ】デッキレシピ


※なぜか《エピュアリィ・ノアール》がメインデッキに登録されてしまうためダミカードにしてます

このデッキレシピで行える具体的な展開はこちら ▼

【ピュアリィ】デッキの特徴

【ピュアリィ】デッキとは?

愛くるしい見た目をした四足歩行のいきもの《ピュアリィ》と、彼ら(彼女ら)にまつわる思い出や出来事をモチーフとしたテーマデッキです。

《ピュアリィ》や《ピュアリィ・リリィ》といった基本の形態から、さまざまな思い出を通していろんな形態(Xモンスター態)へと進化していく、というのがテーマのコンセプトになっているようです。

《ピュアリィ・プリティメモリー》で綺麗にしてもらった思い出から《エピュアリィ・ビューティ》に進化したり、《ピュアリィ・デリシャスメモリー》で満腹になった思い出から《エピュアリィ・プランプ》に進化したりと、イラストからそうした関連性を思い描くことができるようになっています。

そうした《ピュアリィ》たちと主人であるプレイヤーとの絆を垣間見せてくれる、イラスト・フレーバーともにとても愛らしいテーマとなっています

【ピュアリィ】デッキの特徴

主役である《ピュアリィ》はレベル1の光属性・天使族モンスター、【ピュアリィ】Xモンスターはランク2・7となっているように、テーマ内のモンスターではX召喚の条件が満たせないものとなっています。

基本的には《ピュアリィ》の効果である「【ピュアリィ】速攻魔法カード1枚を相手に見せ、そのカード名が記されたXモンスター1体をこのカードの上に重ねてX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する」ことで呼び出すこととなります。

各種ランク2の【ピュアリィ】Xモンスターには、それぞれに対応する【ピュアリィ】速攻魔法が設定されているので、それらを状況に合わせてX召喚していくこととなります。

これらのX召喚の条件となる【ピュアリィ】速攻魔法カードには、共通で「手札を1枚捨て、デッキからレベル1の【ピュアリィ】モンスターを特殊召喚する」効果を持っています。

これによってテーマの速攻魔法すべてが、《ピュアリィ》《ピュアリィ・リリィ》をリクルートできるカードとなっているため、初動の安定感が非常に高いという訳ですね。

またランク7の【ピュアリィ】Xモンスターは、「X素材を5つ以上持っている自分のランク2Xモンスターの上に重ねてX召喚」することで呼び出すことができます。

ランク2の【ピュアリイ】Xモンスターは、自分が発動した【ピュアリィ】速攻魔法カードを自身のX素材にする効果を持っているので、それを活用してX素材を貯めることでランク7【ピュアリィ】Xモンスターに進化させることとなります。

【ピュアリィ】デッキの戦い方

前述したように、【ピュアリィ】はすべてのテーマの速攻魔法がリクルート効果を持っていることから、序盤から一気にモンスターを展開することができます。

手札のコストさえ確保できるのであれば、1ターン目からX素材を5つ以上持った「相手の発動したカード効果を受けない」耐性を持った《エクスピュアリィ・ノアール》を呼び出すこともできます。

もちろん強力な耐性と妨害性能を持った《エクスピュアリィ・ノアール》を出すだけでなく、コントロール寄りの戦い方も可能です。

とくに除去効果を持ったランク2の《エピュアリィ・ノアール》、フリーチェーンで相手モンスターを無効化できる《エピュアリィ・ビューティ》、相手スタンバイフェイズ毎に1ドロー効果をXモンスターに与える《ピュアリィ・スリーピィメモリー》などなど。

アドバンテージを稼ぐことができる効果を持ったカードも多く、デッキの自由枠も多いため、プレイヤーの考え方によって構築を柔軟に変化させることもできます。

またこれら以外にも、戦闘後にサーチ効果を持つ《エピュアリィ・ハピネス》と《ピュアリィ・ハッピーメモリー》の連続攻撃効果の付与、《ピュアリィ・デリシャスメモリー》の戦闘破壊耐性付与を組み合わせたワンキルコンボなんかもあったりします。

《エクスピュアリィ・ノアール》が有効な環境や相手であればそれの早期着地を狙ったり、そうでなければ手札誘発などを多めに採用してコントロール寄りで戦いながら詰めて最後はワンキルで決めに行ったりと、いろんな戦い方ができるというのも【ピュアリィ】デッキの特徴と言えるでしょう。

【ピュアリィ】カードの解説

メインデッキの【ピュアリィ】モンスター

《ピュアリィ》

《ピュアリィ》

【 効果モンスター 】
星 1 / 光 / 天使族 / 攻100 / 守100

①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分のデッキの上からカードを3枚めくる
その中から「ピュアリィ」魔法・罠カード1枚を選んで手札に加える事ができる
残りのカードを好きな順番でデッキの下に戻す。
②:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
手札の「ピュアリィ」速攻魔法カード1枚を相手に見せ、そのカード名が記されたXモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚し、見せたカードをそのXモンスターの下に重ねてX素材とする。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

テーマの顔とも言える、レベル1・光属性の天使族モンスターです。

①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分のデッキの上からカードを3枚めくる。
その中から「ピュアリィ」魔法・罠カード1枚を選んで手札に加える事ができる。
残りのカードを好きな順番でデッキの下に戻す。

《ピュアリィ》の①の効果

①の効果で召喚・特殊召喚した際に、不確定ではありますが【ピュアリィ】魔法・罠カードを手札に加えることができます。

後述するサーチ効果を持った《ピュアリィ・リリィ》と違い、《ピュアリィ》は名称ターン1の制約もないため、【ピュアリィ】速攻魔法などを使って特殊召喚すればするだけこのランダムサーチ効果を発動させることができます。

デッキの構成上テーマの魔法・罠カードを多く採用するため、基本的に手札に加えることができるので純粋に手札のアドバンテージを増やすことができ、手札消費の粗さをカバーしてくれます。

②:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
手札の「ピュアリィ」速攻魔法カード1枚を相手に見せ、そのカード名が記されたXモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚し、見せたカードをそのXモンスターの下に重ねてX素材とする。

《ピュアリィ》の②の効果

②の効果は【ピュアリィ】Xモンスターの基本となる召喚方法で、EXデッキの対応する【ピュアリィ】速攻魔法のXモンスターを、このカードと見せたカードを素材としてX召喚扱いで特殊召喚します。

こちらも後述する《ピュアリィ・リリィ》と違い名称ターン1の制約がないため、手札さえあれば複数体の【ピュアリィ】Xモンスターを呼び出すこともできます。

《ピュアリィ》《ピュアリィ・リリィ》は【ピュアリイ】速攻魔法でデッキから呼び出したり《ストレイ・ピュアリィ・ストリート》で墓地から蘇生したりとさまざまな手段で呼び出すことができるので、状況に応じて使い分けるように意識しておきましょう。

《ピュアリィ・リリィ》

《ピュアリィ・リリィ》

【 効果モンスター 】
星 1 / 闇 / 天使族 / 攻100 / 守100

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから速攻魔法カード以外の「ピュアリィ」カード1枚を手札に加える。
②:自分の墓地の「ピュアリィ」速攻魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカード名が記されたXモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚し、対象のカードをそのXモンスターの下に重ねてX素材とする。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

後に登場した、メインデッキに採用できる闇属性の【ピュアリィ】モンスターです。

①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから速攻魔法カード以外の「ピュアリィ」カード1枚を手札に加える。

《ピュアリィ・リリィ》の①の効果

①の効果で速攻魔法でない【ピュアリィ】カードを手札に加えることができます。

デッキのエンジンである永続魔法《ピュアリィ・マイフレンド》や、耐性付与やリソース回収効果を持ったフィールド魔法《ストレイ・ピュアリィ・ストリート》が有力な候補となってくるでしょう。

【ピュアリィ】速攻魔法からこのカードを呼び出し、さらにこの効果で《ピュアリィ・マイフレンド》し、さらにそちらで【ピュアリィ】速攻魔法をサーチすることで展開していくことができます。

②:自分の墓地の「ピュアリィ」速攻魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカード名が記されたXモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚し、対象のカードをそのXモンスターの下に重ねてX素材とする。

《ピュアリィ・リリィ》の②の効果

②の効果は《ピュアリィ》と同じく、【ピュアリィ】Xモンスターを呼び出す効果となっています。

手札を消費する《ピュアリィ》と違い墓地のカードを使用するため、手札のアドバンテージを失わずに済むのがメリットとなっています。

ただしこちらは名称ターン1の制約を持っているため、展開ルートに応じて名称指定のない《ピュアリィ》と使い分けるようにしましょう。

EXデッキの【ピュアリィ】モンスター

《エピュアリィ・ハピネス》

《エピュアリィ・ハピネス》

【 エクシーズモンスター 】
星 2 / 光 / 天使族 / 攻2000 / 守100

レベル2モンスター×2
①:このカードが戦闘を行ったダメージステップ終了時に発動できる。
デッキから「ピュアリィ」カード1枚を手札に加える。
このカードが「ピュアリィ・ハッピーメモリー」をX素材としている場合、フィールドの表側表示モンスター1体を選んで攻撃力を半分にできる。
②:自分が「ピュアリィ」速攻魔法カードを発動した時に発動できる。
フィールドのそのカードをこのカードの下に重ねてX素材とする。
その後、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで持ち主の手札に戻す事ができる。
この効果は1ターンに3度まで使用できる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《ピュアリィ》が正統進化ような姿をした、ランク2・光属性の【ピュアリィ】Xモンスター。

《ピュアリィ・ハッピーメモリー》に対応している【ピュアリィ】Xモンスターでもあります。

①:このカードが戦闘を行ったダメージステップ終了時に発動できる。
デッキから「ピュアリィ」カード1枚を手札に加える。
このカードが「ピュアリィ・ハッピーメモリー」をX素材としている場合、フィールドの表側表示モンスター1体を選んで攻撃力を半分にできる。

《エピュアリィ・ハピネス》の①の効果

①の効果で、戦闘を行った際にデッキから【ピュアリィ】カードをサーチしつつ、フィールドのモンスターの攻撃力を半減させることができます。

この①の効果はターン1使用の制約もなく、X素材になっている《ピュアリィ・ハッピーメモリー》の効果で攻撃回数が増えていれば、その数までサーチ効果を誘発させることができます。

②:自分が「ピュアリィ」速攻魔法カードを発動した時に発動できる。
フィールドのそのカードをこのカードの下に重ねてX素材とする。
その後、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで持ち主の手札に戻す事ができる。
この効果は1ターンに3度まで使用できる。

《エピュアリィ・ハピネス》の②の効果

②の効果は【ピュアリィ】Xモンスターの共通効果で、自分が発動した【ピュアリィ】速攻魔法カードを自身のX素材にすることができます。、

《エピュアリィ・ハピネス》固有の効果として、X素材とした後に相手フィールドの魔法・罠カードを対象に取らずにバウンスするという除去効果も付随しています。

この②のX素材追加効果と、モンスターに戦闘破壊耐性を付与できる《ピュアリィ・デリシャスメモリー》と併せることで、ワンキルコンボを成立させることができます。

《ピュアリィ・デリシャスメモリー》で相手の攻撃表示モンスターを戦闘破壊できなくしつつ《エピュアリィ・ハピネス》のX素材としてステータス強化し、《エピュアリィ・ハピネス》の攻撃力半減効果を使いながらX素材の《ピュアリィ・ハッピーメモリー》に付与された連続攻撃を行えば、相手ライフに一気にダメージを与えることができます。

《エピュアリィ・ノアール》

《エピュアリィ・ノアール》

【 効果モンスター 】
星 2 / 闇 / 天使族 / 攻1000 / 守2000

レベル2モンスター×2
①:1ターンに1度、手札を1枚捨て、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる(このカードが「ピュアリィ・スリーピィメモリー」をX素材としている場合、対象を2枚にできる)。
そのカードを手札に戻す。
②:1ターンに3度まで、自分が「ピュアリィ」速攻魔法カードを発動した時に発動できる。
フィールドのそのカードをこのカードのX素材とする。
その後、デッキから「ピュアリィ」罠カード1枚を自分フィールドにセットできる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

新たに登場した《ピュアリィ・リリィ》の進化体である、闇属性のランク2【ピュアリイ】Xモンスター。

こちらは《ピュアリィ・スリーピィメモリー》に対応しています。

①:1ターンに1度、手札を1枚捨て、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる(このカードが「ピュアリィ・スリーピィメモリー」をX素材としている場合、対象を2枚にできる)。
そのカードを手札に戻す。

《エピュアリィ・ノアール》の①の効果

①の効果は手札コストこそ必要なものの、相手フィールドのカード1枚をバウンスするという汎用的な除去効果です。

ほかのランク2【ピュアリィ】Xモンスターにはない除去効果ということもあって、初動の展開における露払いとしても非常に便利なものとなっています

②:1ターンに3度まで、自分が「ピュアリィ」速攻魔法カードを発動した時に発動できる。
フィールドのそのカードをこのカードのX素材とする。
その後、デッキから「ピュアリィ」罠カード1枚を自分フィールドにセットできる。

《エピュアリィ・ノアール》の②の効果

②は他の【ピュアリィ】Xモンスターと同様の、発動した速攻魔法を自身のX素材にする効果です。

《エピュアリィ・ノアール》の固有効果としては、さらにデッキから【ピュアリィ】罠カードをセットすることができるという、純粋にアドバンテージ回復ができる効果となっています。

しかもこの効果は3回まで発動できるため、手札こそ必要なものの1ターンで3枚の罠カードをデッキからセットできるという訳ですね。

《エクスピュアリィ・ノアール》

《エクスピュアリィ・ノアール》

【 エクシーズモンスター 】
星 7 / 闇 / 天使族 / 攻1100 / 守2800

レベル7モンスター×2
このカードはX素材を5つ以上持っている自分のランク2モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
①:X素材を5つ以上持っているこのカードは相手が発動した効果を受けない
②:このカードのX素材を2つ取り除き、相手のフィールド・墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主のデッキの一番下に戻す。
このカードがレベル1の「ピュアリィ」モンスターをX素材としている場合、この効果は相手ターンでも発動できる

出典:遊戯王OCGカードデータベース

【ピュアリィ】デッキのエースである、強力な耐性と除去効果を持った闇属性・ランク7の【ピュアリィ】Xモンスター。

【ピュアリィ】デッキでは基本的に素材が5つ以上となったランク2【ピュアリィ】Xモンスターに重ねるか、《ピュアリィープ!?》の効果で呼び出すこととなります。

①:X素材を5つ以上持っているこのカードは相手が発動した効果を受けない。

《エクスピュアリィ・ノアール》の①の効果

①の効果が非常に強力で、自身のX素材が5つ以上ある際に相手が発動したカード効果を受けないという効果です。

この強力な耐性付与効果と、戦闘破壊耐性付与ができる《ピュアリィ・デリシャスメモリー》を組み合わせれば、非常に突破が困難な壁モンスターとして活用することができます。

②:このカードのX素材を2つ取り除き、相手のフィールド・墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主のデッキの一番下に戻す。
このカードがレベル1の「ピュアリィ」モンスターをX素材としている場合、この効果は相手ターンでも発動できる。

《エクスピュアリィ・ノアール》の②の効果

②の効果は、自身のX素材2つを使うことで相手のフィールド・墓地のカードをデッキバウンスする除去効果となっています。

【ピュアリィ】デッキでは基本的に《ピュアリィ》か《ピュアリィ・リリィ》がX素材になっているので、フリーチェーンで発動することができます。

またこの効果はターン1使用の制約がないため、素材があるだけ除去効果を発動させることができるというのが、非常に強力です。

もちろん①の5素材以上の場合における耐性付与も強力であるため、状況にあわせてどちらを重視するかは考える必要があるでしょう。

【ピュアリィ】魔法・罠カード

《ピュアリィ・マイフレンド》

《ピュアリィ・マイフレンド》

【 永続魔法 】

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:500LPを払って発動できる。
デッキから「ピュアリィ・マイフレンド」以外の「ピュアリィ」カード3枚を相手に見せ、相手はその中からランダムに1枚選ぶ。
その1枚を自分の手札に加え、残りをデッキに戻す。
②:自分フィールドの表側表示の「ピュアリィ」Xモンスターが相手によってフィールドから離れた場合に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
自分の墓地から「ピュアリィ」速攻魔法カードを3枚まで選んで手札に加える(同名カードは1枚まで)。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《ピュアリィ・リリィ》からサーチすることができる、【ピュアリィ】名称の永続魔法。

①:500LPを払って発動できる。
デッキから「ピュアリィ・マイフレンド」以外の「ピュアリィ」カード3枚を相手に見せ、相手はその中からランダムに1枚選ぶ。
その1枚を自分の手札に加え、残りをデッキに戻す。

《ピュアリィ・マイフレンド》の①の効果

①の効果は、ライフを支払うことでデッキから【ピュアリィ】カード3枚を選びそのうちの1枚をランダムに手札に加えるという、ランダム要素のあるサーチ効果です。

ランダムとは言うものの同名カードも指定できるので、3枚採用している場合は実質的な確定サーチとなります。

②:自分フィールドの表側表示の「ピュアリィ」Xモンスターが相手によってフィールドから離れた場合に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
自分の墓地から「ピュアリィ」速攻魔法カードを3枚まで選んで手札に加える(同名カードは1枚まで)。

《ピュアリィ・マイフレンド》の②の効果

②の効果は、相手によって【ピュアリィ】Xモンスターが除去されてしまった際に、墓地から【ピュアリィ】速攻魔法を3枚まで手札に加えるという、手札回収効果です。

受け身な効果ではあるものの、一気に手札が+3という非常にアドバンテージが稼げる効果でもあります。

状況によってはわざとこちらの【ピュアリィ】Xモンスターを自爆特攻させて戦闘破壊させて【ピュアリィ】速攻魔法を墓地から回収し、そこから再展開して盤面を固めるといった使い方も必要となるでしょう。

《ピュアリィ・スリーピィメモリー》

《ピュアリィ・スリーピィメモリー》

【 速攻魔法 】

①:このターン、自分が受ける戦闘・効果ダメージは1度だけ0になる。
さらに、以下の効果を適用できる。
自分の手札を1枚選んで捨て、デッキからレベル1の「ピュアリィ」モンスター1体を特殊召喚する。
②:このカードを素材として持っている「ピュアリィ」Xモンスターは以下の効果を得る。
相手スタンバイフェイズに発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《ピュアリィ》モンスターをリクルートできる【ピュアリィ】速攻魔法カードのうちの1枚。

①:このターン、自分が受ける戦闘・効果ダメージは1度だけ0になる。
さらに、以下の効果を適用できる。
●自分の手札を1枚選んで捨て、デッキからレベル1の「ピュアリィ」モンスター1体を特殊召喚する。

《ピュアリィ・スリーピィメモリー》の①の効果

①はターン中のダメージを1度だけ0にするという、《ピュアリィ・スリーピィメモリー》の固有効果部分です。

下段の追加部分は【ピュアリィ】速攻魔法カードの共通効果となっており、手札1枚を捨てることでデッキから【ピュアリィ】モンスターを特殊召喚することができます。

この追加効果ですべての【ピュアリィ】速攻魔法カードが《ピュアリィ》《ピュアリィ・リリィ》を呼び出せるカードとなっているので、【ピュアリィ】デッキは非常に安定感のあるデッキとなっているわけですね。

ちなみに①の上段部分の効果は「このターン、~~1度だけ」となっていますが、2枚目以降の《ピュアリィ・スリーピィメモリー》を発動できるという裁定が出ているので、他の【ピュアリィ】速攻魔法と同様にターン1使用を気にせず発動することができますので安心してくださいね。

②:このカードを素材として持っている「ピュアリィ」Xモンスターは以下の効果を得る。
●相手スタンバイフェイズに発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。

《ピュアリィ・スリーピィメモリー》の②の効果

②の効果も【ピュアリィ】速攻魔法の共通効果となっており、自身を素材としている【ピュアリィ】モンスターに付与する効果となっています。

《ピュアリィ・スリーピィメモリー》が付与する効果は、「相手スタンバイフェイズに1ドロー」という、非常にシンプルなアドバンテージ源となるものです。

一見ただの1ドローかと思いきや、「素材としている《ピュアリィ・スリーピィメモリー》の数だけ発動する」「同一スタンバイフェイズに別のXモンスターが重なって特殊召喚されていれば、そちらの効果としても発動する」という挙動となるため、組み合わせることで相手スタンバイ中に何枚もドロー効果を誘発させることができます。

とくに相手ターンに【ピュアリィ】Xモンスターを呼び出せる【ピュアリィ】罠カードと非常に相性が良く、そちらを活用すれば2、3枚のドローを見込むことができます。

《ストレイ・ピュアリィ・ストリート》

《ストレイ・ピュアリィ・ストリート》

【 フィールド魔法 】

①:自分フィールドの「ピュアリィ」モンスターは特殊召喚されたターンには相手の効果の対象にならない
②:1ターンに1度、自分フィールドの表側表示の「ピュアリィ」Xモンスターが相手によってフィールドから離れた場合に発動する。
自分のデッキ・墓地からレベル1の「ピュアリィ」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
③:お互いのエンドフェイズに、フィールドの「ピュアリィ」Xモンスター1体を対象として発動できる。
自分のデッキ・墓地から「ピュアリィ」速攻魔法カード1枚を選び、そのモンスターの下に重ねてX素材とする。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《ピュアリィ・リリィ》の効果でサーチができる、【ピュアリィ】フィールド魔法。

①:自分フィールドの「ピュアリィ」モンスターは特殊召喚されたターンには相手の効果の対象にならない。

《ストレイ・ピュアリィ・ストリートの①の効果

①の効果は、特殊召喚ターン限定ではあるものの【ピュアリィ】モンスターに効果対象にならない耐性を付与するというものです。

現代遊戯王ではフリーチェーンで発動できる除去効果もたくさんありますが、多くは対象を取るものとなっているので、こちらをあらかじめ発動しておくことでそれらの除去を未然に防ぐことが可能となっています。

②:1ターンに1度、自分フィールドの表側表示の「ピュアリィ」Xモンスターが相手によってフィールドから離れた場合に発動する。
自分のデッキ・墓地からレベル1の「ピュアリィ」モンスター1体を選んで特殊召喚する。

《ストレイ・ピュアリィ・ストリートの②の効果

②の効果は、自分の【ピュアリィ】Xモンスターが相手によって除去された際にデッキ・墓地から《ピュアリィ》《ピュアリィ・リリィ》を特殊召喚する効果です。

前述した《ピュアリィ・マイフレンド》の②の効果と併せれば、手札・フィールドのリソースを一気に回復させることができます。

③:お互いのエンドフェイズに、フィールドの「ピュアリィ」Xモンスター1体を対象として発動できる。
自分のデッキ・墓地から「ピュアリィ」速攻魔法カード1枚を選び、そのモンスターの下に重ねてX素材とする。

《ストレイ・ピュアリィ・ストリートの③の効果

③の効果は、お互いのエンドフェイズにデッキの【ピュアリィ】速攻魔法を【ピュアリィ】XモンスターのX素材にできるというもの。

強力な効果を持つ《エクスピュアリィ・ノアール》のX素材を供給したり、【ピュアリィ】速攻魔法のX素材効果を活用するために発動したりと、さまざまな場面で状況に合わせて活用することができます。

《ピュアリィープ!?》

《ピュアリィープ!?》

【 通常罠 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドの「ピュアリィ」Xモンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターとはランクが異なる「ピュアリィ」Xモンスター1体を、対象のモンスターの上に重ねてX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは次のターンのエンドフェイズに持ち主のEXデッキに戻る。
②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「ピュアリィ」モンスターを3体まで対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻す。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《エピュアリィ・ノワール》の効果でセットできる、【ピュアリィ】通常罠カード。

①:自分フィールドの「ピュアリィ」Xモンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターとはランクが異なる「ピュアリィ」Xモンスター1体を、対象のモンスターの上に重ねてX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは次のターンのエンドフェイズに持ち主のEXデッキに戻る。

《ピュアリィープ!?》の①の効果

①の効果で、自分の【ピュアリィ】Xモンスターとランクの異なる【ピュアリィ】XモンスターをX召喚扱いで呼び出すことができます。

基本的には、除去効果を持った《エクスピュアリィ・ノアール》を相手ターンに呼び出す手段としての利用になるでしょう。

前述した《ピュアリィ・スリーピィメモリー》のX素材時の効果と相性が良く、相手スタンバイに《ピュアリィ・スリーピィメモリー》を素材とした【ピュアリィ】Xモンスターの効果でドロー効果を使用後に《ピュアリィープ!?》で別の【ピュアリィ】Xモンスターを重ねれば、そちらの効果として再びドロー効果を発動することができます。

②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「ピュアリィ」モンスターを3体まで対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻す。

《ピュアリィープ!?》の②の効果

②の効果は、このカードを墓地から除外することで墓地の【ピュアリィ】モンスターをデッキに戻すというリソース回復効果です。

【ピュアリィ】は展開こそ得意なものの、実はデッキのリソース回復手段に乏しいため、ゲームが長引くとすこし苦しくなってしまうことがあります。

そうした状況にならないように早期に決着をつけてしまうのがベストではありますが、長期戦になってしまった場合はこの②のリソース回復効果も頭に入れてプレイするように心がけておきましょう。

【ピュアリィ】デッキと相性が良いカード

手札誘発カード

《灰流うらら》

《灰流うらら》

【 チューナーモンスター 】
星 3 / 炎 / アンデット族 / 攻0 / 守1800

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。
その効果を無効にする。

●デッキからカードを手札に加える効果
●デッキからモンスターを特殊召喚する効果
●デッキからカードを墓地へ送る効果

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《増殖するG》

《増殖するG》

【 効果モンスター 】
星 2 / 地 / 昆虫族 / 攻500 / 守200

このカードを手札から墓地へ送って発動する事ができる。このターン、相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、自分はデッキからカードを1枚ドローする。この効果は相手ターンでも発動する事ができる。「増殖するG」は1ターンに1度しか発動できない。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

【ピュアリィ】は安定した展開力を保ちながら、デッキの自由枠が確保しやすいため、さまざまな汎用カードをデッキに採用することができます。

《ピュアリィ・スリーピィメモリー》のX素材時の効果で相手スタンバイにドローすることができることから、手札誘発カードは相性が良いと言えるでしょう。

もちろん環境によっては【ピュアリィ】速攻魔法カードの手札コストに活用できるカードであったり、【壊獣】モンスターなどの汎用除去モンスターだったりを採用するのも良いかと思います。

ランク1Xモンスター他

《LL-アセンブリー・ナイチンゲール》

《LL-アセンブリー・ナイチンゲール》

【 エクシーズモンスター 】
星 1 / 風 / 鳥獣族 / 攻0 / 守0

レベル1モンスター×2体以上
①:このカードの攻撃力は、このカードのX素材の数×200アップする。
②:このカードは直接攻撃でき、X素材を持ったこのカードは、その数まで1度のバトルフェイズに攻撃できる
③:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
ターン終了時まで、自分フィールドの「LL」モンスターは戦闘・効果では破壊されず、自分が受ける戦闘ダメージは0になる。
この効果は相手ターンでも発動できる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《天霆號アーゼウス》

《天霆號アーゼウス》

(制限カード) 【 エクシーズモンスター 】
星 12 / 光 / 機械族 / 攻3000 / 守3000

レベル12モンスター×2
「天霆號アーゼウス」は、Xモンスターが戦闘を行ったターンに1度、自分フィールドのXモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。①:このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。このカード以外のフィールドのカードを全て墓地へ送る。この効果は相手ターンでも発動できる。②:1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。手札・デッキ・EXデッキからカード1枚を選び、このカードの下に重ねてX素材とする。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

【ピュアリィ】速攻魔法のリクルート効果で、レベル1の【ピュアリィ】モンスターを展開することが容易なことから、これらのランク1Xモンスターも採用できます。

とくに直接攻撃化できる《LL-アセンブリー・ナイチンゲール》と、そこから重ねてX召喚可能な《天霆號アーゼウス》は、【ピュアリィ】では難しい全体除去からのリセットができるため、採用しておくと戦える幅が広がることでしょう。

もちろん上記以外のランク1Xモンスターや、レベル1を参照するリンクモンスターなども採用を検討する余地があります。

《錬装融合》

《錬装融合》

【 通常魔法 】

「錬装融合」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の手札・フィールドから、「メタルフォーゼ」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
②:このカードが墓地に存在する場合に発動できる。
墓地のこのカードをデッキに加えてシャッフルする
その後、自分はデッキから1枚ドローする。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《錬装融合》は、②の墓地効果で自身をデッキに戻すことで1ドローが行える通常魔法カードです。

【ピュアリィ】デッキでは速攻魔法からの展開が基本となりますが、その際の手札消費を少しでも減らすために、こうしたアドバンテージに変換できるカードも相性が良いと言えるでしょう。

【ピュアリィ】デッキの回し方

《ピュアリィ・スリーピィメモリー》と手札コスト1枚からの展開例

【使用カード/条件】

  • 《ピュアリィ・スリーピィメモリー》
  • 手札コスト1枚

【結果】

  • 《ピュアリィ・マイフレンド》
  • 《エクスピュアリィ・ノアール》(3素材、相手ターン)
  • 2ドロー(相手ターン)

【手順】

  1. 手札から《ピュアリィ・スリーピィメモリー》を発動し、手札1枚を捨てデッキから《ピュアリィ・リリィ》を特殊召喚
  2. 《ピュアリィ・リリィ》の効果を発動し、デッキから《ピュアリィ・マイフレンド》3枚を見せてそのうちの1枚を手札に加える
  3. 手札から《ピュアリィ・マイフレンド》を発動
  4. ライフ500を支払って《ピュアリィ・マイフレンド》の効果を発動、デッキから《ピュアリィ・プリティメモリー》を手札に加える
  5. 《ピュアリィ・リリィ》の効果を発動し、EXデッキから《エピュアリィ・ノアール》をX召喚扱いで特殊召喚して自身と墓地の《ピュアリィ・スリーピィメモリー》をX素材とする
  6. 手札から《ピュアリィ・プリティメモリー》を発動し、お互いのライフを1000回復する
  7. 《エピュアリィ・ノアール》の効果を発動し、発動した《ピュアリィ・プリティメモリー》を素材にして、デッキから《ピュアリィープ!?》をセットする

相手ターンの展開

  1. 相手スタンバイフェイズに《エピュアリィ・ノアール》の効果(X素材の《ピュアリィ・スリーピィメモリー》の効果)を発動し、デッキから1枚ドローする
  2. 処理後に《ピュアリィープ!?》を《エピュアリィ・ノアール》対象に発動し、EXデッキから《エクスピュアリィ・ノアール》をX召喚扱いで重ねて特殊召喚
  3. その後《エクスピュアリィ・ノアール》の効果(X素材の《ピュアリィ・スリーピィメモリー》の効果)を発動し、デッキから1枚ドローする

【盤面の解説】

《ピュアリィ・スリーピィメモリー》と手札コスト1枚から、相手ターン中に《エクスピュアリィ・ノアール》を呼び出す展開の一例です。

デッキのエンジンカードである《ピュアリィ・マイフレンド》を経由しつつ、フリーチェーンの除去効果を持った《エクスピュアリィ・ノアール》を呼び出すことができます。

相手スタンバイフェイズに《ピュアリィープ!?》を発動することで、《ピュアリィ・スリーピィメモリー》のX素材効果を2回誘発させ、相手ターン中に2ドローすることで実質的な手札消費をなくしています。

また3素材の《エクスピュアリィ・ノアール》が存在しているので、1回はフリーチェーンのデッキバウンス効果を発動できるため、妨害としても最低限の仕事をさせることができます。

フィールド魔法《ストレイ・ピュアリィ・ストリート》を発動しておけば、このターン中は呼び出した《エクスピュアリィ・ノアール》を効果の対象にできないため除去もされづらいことでしょう。

もちろん他の手札のカード次第では、《エクスピュアリィ・ノアール》の素材を増やせるように展開したり、《エピュアリィ・ノアール》の効果でさらに《ピュアリィ・シェアリィ!?》をセットして置いたりと、展開の幅を広げることも可能となっています。

《エクスピュアリィ・ノアール》の先攻展開の一例

【使用カード/条件】

  • リクルート効果を発動できる【ピュアリィ】速攻魔法カード(ここでは《ピュアリィ・プリティメモリー》)
  • 2枚目の【ピュアリィ】速攻魔法カード(ここでは《ピュアリィ・ハッピーメモリー》)
  • 手札コスト1枚(魔法・罠カード)

【結果】

  • 《エクスピュアリィ・ノアール》(6素材)
  • 《ピュアリィ・マイフレンド》

【手順】

  1. 手札から《ピュアリィ・プリティメモリー》を発動してお互いのライフを1000回復し、手札1枚(コストに魔法カード)を捨てデッキから《ピュアリィ・リリィ》を特殊召喚
  2. 《ピュアリィ・リリィ》の効果を発動し、デッキから《ピュアリィ・マイフレンド》を手札に加える
  3. 手札から《ピュアリィ・マイフレンド》を発動
  4. ライフ500を支払って《ピュアリィ・マイフレンド》の効果を発動、デッキから《ピュアリィ・デリシャスメモリー》3枚を見せてそのうちの1枚を手札に加える
  5. 手札から《ピュアリィ・デリシャスメモリー》を《ピュアリィ・リリィ》対象に発動し、戦闘破壊耐性を付与
  6. 《ピュアリィ・リリィ》の効果を発動し、EXデッキから《エピュアリィ・プランプ》をX召喚扱いで特殊召喚して自身と墓地の《ピュアリィ・デリシャスメモリー》をX素材とする
  7. 《エピュアリィ・プランプ》の効果を発動、墓地の魔法・罠カード2枚を自身の素材にする
  8. 手札から《ピュアリィ・ハッピーメモリー》を《エピュアリィ・プランプ》対象に発動し、効果破壊耐性を付与
  9. 《エピュアリィ・プランプ》の効果を発動し、発動した《ピュアリィ・ハッピーメモリー》を素材にする
  10. EXデッキから《エピュアリィ・ノアール》を、5素材となった《エピュアリィ・プランプ》に重ねてX召喚する

【盤面の解説】

先攻1ターン目からX素材を6つ持った《エピュアリィ・ノアール》を展開するルートの一例です。

《エピュアリィ・ノアール》の①の耐性効果が有効な相手であれば、先攻から呼び出すことで一方的に有利なゲーム運びが可能となります。

この展開では《エピュアリィ・プランプ》の墓地の魔法・罠カードをX素材とする効果を活用するため、【ピュアリィ】速攻魔法の手札コストなどで墓地に魔法・罠カードを用意する必要があります。

もちろん後攻1ターン目や、運よく自分・相手の墓地に魔法・罠カードがあるの状況なのであれば、手札コストの指定もなく同様に展開することができます。

5つ以上のX素材を持った《エピュアリィ・ノアール》は非常に強力ではありますが、除去効果でX素材を消費すると耐性も消えてしまうので、有効かどうかは相手デッキ次第でもあります。

そのため自分の手札やリソースなども考慮した上で、先攻から《エピュアリィ・ノアール》を立てるかどうか考えながら展開していくようにしましょう。

【ピュアリィ】デッキをカスタムするおすすめカード

【暗黒界】関連カード

《暗黒界の術師 スノウ》

《暗黒界の術師 スノウ》

【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / 悪魔族 / 攻1700 / 守0

このカードがカードの効果によって手札から墓地へ捨てられた場合、自分のデッキから「暗黒界」と名のついたカード1枚を手札に加える。相手のカードの効果によって捨てられた場合、さらに相手の墓地に存在するモンスター1体を選択し、自分フィールド上に表側守備表示で特殊召喚する事ができる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《暗黒界の龍神 グラファ》

《暗黒界の龍神 グラファ》

【 効果モンスター 】
星 8 / 闇 / 悪魔族 / 攻2700 / 守1800

このカードは「暗黒界の龍神 グラファ」以外の自分フィールド上に表側表示で存在する「暗黒界」と名のついたモンスター1体を手札に戻し、墓地から特殊召喚する事ができる。このカードがカードの効果によって手札から墓地へ捨てられた場合、相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。相手のカードの効果によって捨てられた場合、さらに相手の手札をランダムに1枚確認する。確認したカードがモンスターだった場合、そのモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

【暗黒界】は手札から捨てられることで効果を発動できる闇属性・悪魔族モンスターのテーマです。

【ピュアリィ】速攻魔法カードの効果で捨てれば、【ピュアリィ】モンスターを展開しつつ【暗黒界】の効果を誘発させることができるので、アドバンテージを稼ぎながらモンスターを展開することができます。

【イシズティアラメンツ】関連カード

《ティアラメンツ・シェイレーン》

《ティアラメンツ・シェイレーン》

(制限カード) 【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / 水族 / 攻1800 / 守1300

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、自分の手札からモンスター1体を選んで墓地へ送る。
その後、自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
②:このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
融合モンスターカードによって決められた、墓地のこのカードを含む融合素材モンスターを自分の手札・フィールド・墓地から好きな順番で持ち主のデッキの下に戻し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《古衛兵アギド》

《古衛兵アギド》

(制限カード) 【 効果モンスター 】
星 4 / 地 / 天使族 / 攻1500 / 守1300

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札・デッキからカードが相手の墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、自分の墓地から「古衛兵アギド」以外の天使族・地属性・レベル4モンスター1体を選んで特殊召喚できる。
②:このカードが手札・デッキから墓地へ送られた場合に発動できる。
お互いのデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。
その後、自分の墓地に「現世と冥界の逆転」が存在する場合、自分または相手のデッキの上からカードを5枚墓地へ送る事ができる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

【ピュアリィ】速攻魔法の効果では手札をカード効果で捨てているため、【ティアラメンツ】の効果を誘発させることができます。

【イシズティアラメンツ】のギミックで墓地のリソースを戻しながらモンスターを展開することができるため、純構築の【ピュアリィ】とはまた違ったアーキタイプのデッキとして活用することが可能となります。

《救いの架け橋》

《救いの架け橋》

【 通常罠 】

このカード名の①②の効果はそれぞれデュエル中に1度しか適用できない。
①:フィールドのレベル10以上のモンスターの種族が2種類以上の場合に発動できる。
このカード以外のお互いの手札・フィールド・墓地のカードを全て持ち主のデッキに戻す。
その後、お互いにデッキから5枚ドローする。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「宝玉獣」モンスター1体フィールド魔法カード1枚を手札に加える

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《救いの架け橋》は墓地効果で、デッキから【宝玉獣】とフィールド魔法カードをサーチすることができる通常罠カードです。

【ピュアリィ】速攻魔法の手札コストに使いながら、墓地効果で手札を補充しながら《ストレイ・ピュアリィ・ストリート》もサーチできるため、非常に相性が良いと言えるでしょう。

おわりに

いかがだったでしょうか。

【ピュアリィ】はそのかわいらしい見た目とは裏腹に、非常に高いデッキパワーと安定性を併せ持った、優秀なテーマデッキです。

とくに最近の環境では活躍している場面も多く、しっかりと遊戯王を楽しみたい方には是非ともオススメしたいデッキとなっています!

興味を持っていただけたなら是非とも実際にカードを手に取ってプレイしてみていただければ幸いです。

ここまでのご精読、ありがとうございました!


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