【OCG】2024年星杯デッキ入門書【通常モンスターで連続リンク】

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【OCG】2024年星杯デッキ入門書【通常モンスターで連続リンク】

はじめに

みなさんこんにちは。ツルクボーガンです。
今回は【星杯】の解説記事になります。

このテーマは今年、《星杯の神子イヴ》の規制緩和や《オルフェゴール・ガラテアi》の登場など、なかなか大きな動きがあったテーマです。

リンクテーマの先駆けと言える存在ですが、展開力は今でも見劣りしないどころか最近のカードを得て更に加速しているところすらあります。

それでは早速、現在の【星杯】を明らかにしていきましょう。

目次

【星杯】デッキレシピ


【星杯】デッキの特徴

【星杯】はリンクモンスター主体のデッキで、カテゴリ名での結びつきが強い一方で種族・属性等はバラバラです。

下級モンスターを並べる力に長けている上に制約がかかるカードも少なく、かなり自由度の高い展開が可能なテーマです。
また、テーマ内に通常モンスターと通常モンスターをサポートするカードが存在するのも特徴の一つです。

メインデッキのカードのみでの戦闘や除去等は苦手なため、エクストラデッキからモンスターを出せなければ始まりません。良くも悪くも展開に特化したデッキと言った印象です。

「自由度の高いリンク展開を考えたい!」「下級通常モンスターを活用してみたい!」そんな方におススメです。

【星杯】デッキのカードの解説

【星杯】カテゴリのカード

《星遺物-『星杯』》

【 効果モンスター 】
星 5 / 闇 / 機械族 / 攻0 / 守0

このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:EXデッキからモンスターが特殊召喚された場合、このカードをリリースして発動できる。
そのモンスターを墓地へ送る。
②:通常召喚した表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動できる。
デッキから「星遺物-『星杯』」以外の「星杯」モンスター2体を特殊召喚する。
③:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「星遺物」カード1枚を手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

出典:遊戯王公式データベース

レベル5の上級モンスターで、通常召喚した自身がフィールドから離れた場合にデッキから【星杯】モンスターを2体も特殊召喚できるという効果を持ってます。

ひと手間かけてアドバンス召喚する必要こそありますが、一気に頭数を増やしつつ特殊召喚したモンスターの効果で更なる展開も行う事ができる、このデッキの要となるモンスターです。

また、フィールドの自身を墓地へ送る事でEXデッキから特殊召喚したモンスターを除去する効果を持っており、デッキから特殊召喚する効果の使用後に墓地から再度特殊召喚し、妨害として盤面に残す動きも強力です。

《星杯の妖精リース》

【 効果モンスター 】
星 2 / 光 / 天使族 / 攻100 / 守2000

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「星杯」モンスター1体を手札に加える。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。

出典:遊戯王公式データベース

召喚・特殊召喚した場合に【星杯】モンスターを手札に加える効果を持ったレベル2のモンスターです。

一見初動のように見えますが、記事執筆時点ではこの効果で手札に加えた後即座に展開できる【星杯】モンスターは特に存在しないため、どちらかというと展開の途中で経由して頭数を増やすカードとして使います。

墓地から自身を回収する効果も持っており、一度展開に絡められば後続もある程度保証される点も強力です。

《星杯の守護竜》

【 効果モンスター 】
星 1 / 風 / ドラゴン族 / 攻400 / 守400

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのリンク状態のモンスターを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。

出典:遊戯王公式データベース

墓地から除外する事で墓地の通常モンスター1体をリンクモンスターのリンク先に特殊召喚する効果を持ったレベル1モンスターです。

リンク素材にした後も更にモンスターの頭数を増やす手段として役立つ他、ドラゴン族・レベル1という素材として使いやすいステータスも優秀です。

また、手札・フィールドから墓地へ送る事でリンク状態のモンスターを対象とする効果を無効にして破壊する効果も持っており、相手の意表を突く防御札としても活躍する事があります。

《星杯の神子イヴ》

【 シンクロ・チューナーモンスター 】
星 5 / 水 / 魔法使い族 / 攻1800 / 守2100

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードをS召喚する場合、自分フィールドの「星杯」通常モンスター1体をチューナーとして扱う事ができる。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「星遺物」カード1枚を手札に加える。
②:S召喚したこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。自分のデッキ・墓地から「星杯の神子イヴ」以外の「星杯」モンスター1体を選んで特殊召喚する。

出典:遊戯王公式データベース

レベル5のシンクロモンスターで、このカードは例外的に本来チューナーではない【星杯】通常モンスターをチューナー扱いにしてシンクロ召喚する事ができます。

【星遺物】カードのサーチと【星杯】モンスターの特殊召喚の両方を行う事ができる、このデッキの回転を支えている強力なカードです。まずはこのカードのシンクロ召喚を目指す事になるでしょう。

素材に指定があるわけではないためカテゴリ外のカードでシンクロ召喚し、そこから【星杯】の展開に繋げる事も可能です。

【星杯】通常モンスター

【 通常モンスター 】
星 2 / 水 / 魔法使い族 / 攻0 / 守2100

出典:遊戯王公式データベース

【 通常モンスター 】
星 3 / 炎 / サイキック族 / 攻1600 / 守0

出典:遊戯王公式データベース

【 通常モンスター 】
星 4 / 地 / 戦士族 / 攻1800 / 守0

出典:遊戯王公式データベース

3種類存在し、それぞれ違ったステータスを持っています。
必ず全種類を採用する必要は特に無く、用途や採用しているサポートカードによって使い分ける事になるでしょう。

今回のサンプルデッキでは《星杯に選ばれし者》《星杯に誘われし者》の2種を採用しており、これは《星杯の妖精リース》《星杯に選ばれし者》《星杯の守護竜》《星杯に誘われし者》でそれぞれレベル5の組み合わせを作り、《星杯の神子イヴ》のシンクロ召喚を行えるようにするためです。

《星杯竜イムドゥーク》

【 リンクモンスター 】
星 1 / 風 / ドラゴン族 / 攻800 /

トークン以外の通常モンスター1体
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「星杯」モンスター1体を召喚できる。
②:このカードがこのカードのリンク先の相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
その相手モンスターを破壊する。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。
【LINK-1:上】

出典:遊戯王公式データベース

トークン以外の通常モンスター1体を素材にリンク召喚できるリンク1のモンスターで、【星杯】モンスターの召喚権を増やしてくれます。 《星遺物-『星杯』》のアドバンス召喚のためには欠かせません。

また、墓地へ送られた場合に手札の【星杯】モンスターを特殊召喚できる効果も持っており、この効果は【星杯】リンクモンスターの共通効果となっています。

リンク先のモンスターと戦闘を行う場合にそのモンスターを破壊できる効果もいざという時に活躍します。
忘れがちですがちゃんと覚えておきましょう。

《星杯剣士アウラム》

【 リンクモンスター 】
星 2 / 炎 / サイバース族 / 攻2000 /

「星杯」モンスター2体
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードの攻撃力は、自分の墓地の「星遺物」モンスターの種類×300アップする。②:このカードのリンク先の自分の「星杯」モンスター1体をリリースし、そのモンスター以外の自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。
【LINK-2:左下/右下】

出典:遊戯王公式データベース

【星杯】モンスター2体でリンク召喚できるリンク2のモンスターで、リンク先の【星杯】モンスターをリリースし、自分の墓地のモンスターと入れ替えで特殊召喚する効果を持ちます。

特殊召喚する側のモンスターは自由に選ぶことができる上に効果無効等の制約も付かない、とかなり強力で、【星杯】リンクモンスター共通の墓地効果も合わさり展開の中継点として活躍します。

リンク2の中では高めの攻撃力を持ち、更に自身の永続効果によって攻撃力が上昇するためアタッカーとしても優秀です。

《星杯戦士ニンギルス》

【 リンクモンスター 】
星 3 / 地 / 戦士族 / 攻2500 /

リンクモンスター2体以上
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動する。
このカードのリンク先の「星杯」モンスターの数だけ、自分はデッキからドローする。
②:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分及び相手フィールドのカードを1枚ずつ選んで墓地へ送る。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。
【LINK-3:上/左/右】

出典:遊戯王公式データベース

リンクモンスターをリンク素材として指定しているリンク3のモンスターです。

リンク召喚した場合にリンク先の【星杯】モンスターの数だけドローできる効果を持っており、【星杯】の荒い手札消費を補ってくれます。

また、お互いのフィールドのカードを1枚ずつ対象を取らずに墓地へ送る効果も持っており、相手の耐性持ちモンスターを突破する手段としても役立ちます。

【星遺物】カード及び関連カード

《星遺物の守護竜》《守護竜ピスティ》

【 永続魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:このカードの発動時に、自分の墓地のレベル4以下のドラゴン族モンスター1体を対象にできる。その場合、そのモンスターを手札に加えるか特殊召喚する。
②:1ターンに1度、自分フィールドのドラゴン族モンスター1体を対象として発動できる。その自分のモンスターの位置を、他の自分のメインモンスターゾーンに移動する。

出典:遊戯王公式データベース

【 リンクモンスター 】
星 1 / 闇 / ドラゴン族 / 攻1000 /

レベル4以下のドラゴン族モンスター1体
自分は「守護竜ピスティ」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、その②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分はドラゴン族モンスターしか特殊召喚できない。
②:自分の墓地・除外状態のドラゴン族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを、2体以上のLモンスターのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
【LINK-1:右】

出典:遊戯王公式データベース

《星遺物の守護竜》は発動時にレベル4以下のドラゴン族モンスター1体を墓地から特殊召喚できる永続魔法カードです。

特に盤面の条件も無しにモンスターの数を増やす事ができる【星遺物】カードとして重宝します。

また、ドラゴン族モンスターを移動させる起動効果も持っており、これによりこのデッキではドラゴン族モンスターを特殊召喚する効果を持ったリンク1モンスターである《守護竜ピスティ》を移動させ、本来であればやや手間がかかる《守護竜ピスティ》の特殊召喚効果の発動条件を容易に満たす事ができます。

ただし、《守護竜ピスティ》にはフィールドに存在する限りドラゴン族モンスターしか特殊召喚できなくなる制約があるためちゃんと解除できる状況の時だけ使うように心がける必要があります。

《星遺物の加護》

【 通常魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分の墓地のカード名が異なる「星杯」モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
②:自分フィールドのリンク状態のリンクモンスターが戦闘で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。

出典:遊戯王公式データベース

墓地の【星杯】モンスター2体を手札に加える事ができる通常魔法カードです。

手札に加えたモンスターは【星杯】リンクモンスターの墓地効果ですぐに特殊召喚できるため、ルート次第では単純な墓地からの特殊召喚より効率よく展開を伸ばすことができます。

リンクモンスターの戦闘破壊の身代わりとして墓地から除外できる効果も持っており、攻撃力が低く戦闘破壊されやすい傾向にある妨害持ちのリンクモンスターもこれで守る事ができます。

《オルフェゴール・ガラテアi》《星遺物-『星冠』》

【 リンクモンスター 】
星 1 / 闇 / 機械族 / 攻0 /

【リンクマーカー:左下】
「オルフェゴール」モンスター か 「星遺物」モンスター 1体
自分は「オルフェゴール・ガラテアi」を1ターンに1度しかL召喚できない。
このカードはX召喚の素材にできない。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか発動できない。
①:手札を1枚墓地へ送って発動できる。
自分のデッキ・墓地から「星遺物」モンスター1体か「 オルフェゴール・バベル 」1枚を手札に加える。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地から他の 「オルフェゴール」カード 1枚を除外して発動できる。
このカードを特殊召喚する。

出典:遊戯王公式データベース

【 効果モンスター 】
星 6 / 闇 / 機械族 / 攻2000 / 守2000

このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードはリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに手札から守備表示で特殊召喚できる。
②:EXデッキから特殊召喚されたフィールドのモンスターが効果を発動した時、このカードをリリースして発動できる。その発動を無効にし破壊する。
③:通常召喚したこのカードがリリースされた場合に発動できる。デッキから「星遺物」魔法・罠カード1枚を手札に加える。

出典:遊戯王公式データベース

【星遺物】モンスター1体でリンク召喚できるリンク1のモンスターで、手札を1枚捨てる事でデッキから【星遺物】モンスター1体を手札に加える事ができます。

アドバンス召喚した《星遺物-『星杯』》を即座に墓地へ送る手段として役立ち、そのついでに他の【星遺物】モンスターを手札に加えて更に展開を伸ばすことができます。

手札に加える候補としては緩い条件で特殊召喚でき、相手への妨害としても使用できる《星遺物-『星冠』》が使いやすいです。

《星鍵士リイヴ》

【 リンクモンスター 】
星 2 / 光 / サイバース族 / 攻2000 /

モンスター2体
このカードは自分の墓地に「星遺物」カードが存在する場合のみリンク召喚できる。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分メインフェイズに発動できる。デッキから「星遺物」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。このターン、自分の墓地に「星遺物」モンスターが存在しない場合には、そのカードは発動できない。②:リンク召喚したこのカードがリンク素材として墓地へ送られた場合に発動できる。フィールドのカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。

【LINK-2:左/左下】

出典:遊戯王公式データベース

毎ターン【星遺物】魔法・罠カードをデッキからセットする事ができるリンク2のモンスターです。

墓地に【星遺物】カードが存在する場合にしかリンク召喚や効果でセットしたカードの使用が行えませんが、このデッキでは【星遺物】カードである《星遺物-『星杯』》が展開に絡むので無理なくリンク召喚できます。

また、リンク素材として墓地へ送られた場合にフィールドのカード1枚を対象を取らずにデッキに戻すという強力な除去効果も持っています。

【星杯】デッキと相性の良いカード

《原石の皇脈》《原石の鳴獰》

【 永続魔法 】

このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、デッキから「原石の皇脈」以外の「原石」カード1枚を手札に加える。
②:自分フィールドの通常モンスター及び「原石」モンスターの攻撃力は、自分の墓地の通常モンスターの種類×300アップする。
③:通常モンスターのカード名を1つ宣言して発動できる。
宣言した通常モンスター1体を自分の手札・デッキ・墓地から守備表示で特殊召喚する。
このターン、自分は特殊召喚されたフィールドのモンスターの効果を発動できない。

出典:遊戯王公式データベース

【 速攻魔法 】

①:2000LPを払い、通常モンスターのカード名を1つ宣言して発動できる。
相手ターン終了時まで、自分の宣言した通常モンスター及び自分の「原石」モンスターは戦闘では破壊されない。
自分フィールドにモンスターが存在しない場合、さらに宣言した通常モンスター1体を自分のデッキから守備表示で特殊召喚できる。
②:相手がモンスターを召喚した場合、墓地のこのカードを除外し、自分のフィールド・墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターより低い攻撃力を持つフィールドのモンスター1体を除外する。

出典:遊戯王公式データベース

《原石の皇脈》をはじめとする【原石】カードは通常モンスターの特殊召喚と通常モンスターを採用しての相手への妨害を行ってくれる強力な出張ギミックです。

このデッキにおいては、通常モンスターのチューナーや《星杯竜イムドゥーク》が展開において重要であるため、それらを特殊召喚しやすくしてくれるこれらのカードは重宝します。

《カーボネドン》ギミック

【 チューナーモンスター 】
星 1 / 炎 / ドラゴン族 / 攻100 / 守2000

出典:遊戯王公式データベース

【 効果モンスター 】
星 3 / 地 / 恐竜族 / 攻800 / 守600

「カーボネドン」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが炎属性モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動する。
このカードの攻撃力は、そのダメージ計算時のみ1000アップする。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。手札・デッキからレベル7以下のドラゴン族の通常モンスター1体を表側守備表示で特殊召喚する。

出典:遊戯王公式データベース

【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / 恐竜族 / 攻1800 / 守500

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから恐竜族モンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
②:このカード以外のフィールドのレベル4以下の恐竜族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
その後、自分の墓地から恐竜族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。

出典:遊戯王公式データベース

【 通常魔法 】

デッキからレベル6以下の恐竜族モンスター1体を手札に加える。

出典:遊戯王公式データベース

通常モンスターかつチューナーであるドラゴン族・レベル1モンスターの《ガード・オブ・フレムベル》と、墓地から除外する事でその《ガード・オブ・フレムベル》をデッキから特殊召喚できる《カーボネドン》、そしてその《カーボネドン》を墓地へ送る事ができる《魂喰いオヴィラプター》の出張ギミックです。

1枚からレベル5モンスターのシンクロ召喚を行うギミックは他にもいくつか存在しますが、今回の場合は《化石調査》《魂喰いオヴィラプター》のサーチ範囲の広さにより状況に応じたアドリブを利かせやすい点を高く評価しています。

《機械仕掛けの騎士》《機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト-》《セリオンズ“キング”レギュラス》

【 リンクモンスター 】
星 1 / 地 / 機械族 / 攻500 /

【リンクマーカー:左】
Lモンスター以外の元々の攻撃力が1000以下の機械族モンスター1体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがL召喚した場合、自分フィールドの表側表示の永続魔法カード1枚を墓地へ送って発動できる。
デッキから「機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト-」1枚を手札に加える。
②:自分の墓地の攻撃力1000以下の機械族モンスター1体を対象として発動できる。
自分フィールドの他の機械族モンスター1体をリリースし、対象のモンスターを守備表示で特殊召喚する。

出典:遊戯王公式データベース

【 永続魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1度しか発動できず、
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドの表側表示モンスターは機械族になる。
②:自分フィールドの機械族モンスターの攻撃力・守備力は500アップし、
相手フィールドの機械族モンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。
③:墓地のこのカードを除外し、手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから機械族・地属性モンスター1体を手札に加える。

出典:遊戯王公式データベース

【 効果モンスター 】
星 8 / 地 / 機械族 / 攻2800 / 守1600

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地の、「セリオンズ」モンスターまたは機械族モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
②:相手がカードの効果を発動した時、自分の手札・フィールドから「セリオンズ」モンスターカード1枚を墓地へ送って発動できる。
その効果を無効にする。
③:このカードを装備した「セリオンズ」モンスターは、攻撃力が700アップし、このカード名の②の効果を得る。

出典:遊戯王公式データベース

《機械仕掛けの騎士》は《星遺物-『星杯』》を素材にできるリンク1のモンスターで、リンク召喚した場合に自分フィールドの永続魔法カード1枚を墓地へ送る事で《機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト-》を手札に加える事ができます。

その《機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト-》は墓地から自身を除外し手札を1枚捨てる事でデッキから機械族・地属性モンスターを手札に加える事ができ、この効果で汎用性に優れたモンスターである《セリオンズ“キング”レギュラス》の特殊召喚に繋げる事ができます。

《星遺物の守護竜》が使用済みの場合に《機械仕掛けの騎士》をリンク召喚してコストにし、そうして手札に加えた《機械仕掛けの騎士-クロック・ワーク・ナイト-》を更に《オルフェゴール・ガラテアi》等で墓地へ送る、という動きが強力です。

《I:Pマスカレーナ》

【 リンクモンスター 】
星 2 / 闇 / サイバース族 / 攻800 /

Lモンスター以外のモンスター2体
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:相手メインフェイズに発動できる。このカードを含む自分フィールドのモンスターをL素材としてL召喚する。②:このカードをL素材としたリンクモンスターは相手の効果では破壊されない。

【LINK-2:左下/右下】

出典:遊戯王公式データベース

相手メインフェイズに自身を素材としたリンク召喚を行うことができるリンク2のモンスターです。

元々汎用性に優れたモンスターではありますが、このデッキの場合相手ターン中に《星鍵士リイヴ》の除去効果を使用するためにも使えるため特に相性が良いです。

ただし、リンクモンスターをこのカードのリンク素材にする事はできないため、リンク1モンスターを多用するこのデッキでは用意にひと工夫が必要です。

【星杯】デッキの回し方

《星杯の神子イヴ》始動

【使用カード/条件】

  • 《魂喰いオヴィラプター》

【結果】

  • 《セリオンズ“キング”レギュラス》
  • 《I:Pマスカレーナ》
  • 《ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ》
  • 《星遺物-『星冠』》
  • 《星鍵士リイヴ》
  • 2枚ドロー

【手順】

展開ルートを見る ▼

【盤面の解説】

《星杯の神子イヴ》のシンクロ召喚から始まる1枚初動の展開の例です。 相手ターンに《I:Pマスカレーナ》の効果を発動し《星鍵士リイヴ》をリンク素材として墓地へ送る事で、その墓地効果で相手のカードをデッキに戻せます。

その際、《ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ》で再度《星鍵士リイヴ》を特殊召喚すれば返しのターンで《星鍵士リイヴ》の効果発動から入ることができます。《星杯の妖精リース》等の墓地効果も合わさって後続の用意もバッチリです。

《原石の皇脈》+《星遺物-『星杯』》始動

【使用カード/条件】

  • 《原石の皇脈》
  • 《星遺物-『星杯』》
  • 捨てる手札1枚

【結果】

  • 《星杯剣士アウラム》
  • 《星遺物-『星冠』》
  • 《セリオンズ“キング”レギュラス》
  • 《ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ》
  • 《星鍵士リイヴ》
  • 《I:Pマスカレーナ》
  • 《原石の皇脈》
  • 墓地に《原石の鳴獰》、《星杯の妖精リース》《星遺物-『星杯』》

【手順】

展開ルートを見る ▼

【盤面の解説】

《星杯の神子イヴ》のシンクロ召喚より先に《星遺物-『星杯』》のアドバンス召喚を行う展開の例です。

ドローができない分手札消費は最初の展開例より荒くなってしまいますが、こちらの場合は【原石】カードによる追加の妨害や後続の供給が期待できます。

特殊召喚の回数を抑えたい場合の展開例

【使用カード/条件】

  • 《原石の皇脈》
  • 《魂喰いオヴィラプター》

【結果】

  • 《究極伝導恐獣》
  • 《星杯の神子イヴ》
  • 《星遺物に潜む深層》がセット状態

【手順】

  1. 《原石の皇脈》を発動、デッキから《原石の鳴獰》を手札に加える。
  2. 《原石の鳴獰》を発動。《ガード・オブ・フレムベル》を宣言し、それをデッキから特殊召喚。
  3. 《魂喰いオヴィラプター》を召喚し、効果発動。デッキから《オーバーテクス・ゴアトルス》を墓地へ送る。
  4. 墓地へ送られた《オーバーテクス・ゴアトルス》の効果発動。デッキから《究極進化薬》を手札に加える。
  5. 《魂喰いオヴィラプター》《ガード・オブ・フレムベル》を素材に《星杯の神子イヴ》をシンクロ召喚。
  6. シンクロ召喚した《神子イヴ》の効果発動。デッキから《星遺物に潜む深層》を手札に加え、セット。
  7. 《究極進化薬》を発動。墓地の《ガード・オブ・フレムベル》《オーバーテクス・ゴアトルス》を除外し、デッキから《究極伝導恐獣》を特殊召喚。

【盤面の解説】

《原始生命態ニビル》や《増殖するG》等の大量展開を抑制するカードを警戒する場合の展開の例です。

《究極伝導恐獣》の効果で《究極伝導恐獣》自身を破壊し、それを《星遺物に潜む深層》で墓地から特殊召喚する事で再度効果の発動を狙う事ができ、少ない特殊召喚数でも強力な妨害を行えます。

また、《星杯の神子イヴ》の墓地効果で《星杯に誘われし者》を特殊召喚し、《原石の鳴獰》の墓地効果を使用可能にする動きも相手の意表を突きやすいです。

《ガード・オブ・フレムベル》が除外されてしまうため返しの展開ルートが制限されてしまう事は覚えておきましょう。

【星杯】デッキを扱う上でのポイント

位置に注意!

このデッキはリンク召喚を主力とする上にリンクマーカーが左右非対称のモンスターが多く存在するため、他のテーマ以上にモンスターの位置が重要となるテーマです。

マーカーが左に向いたリンクモンスターが多いため、右側のEXモンスターゾーンを優先して使用した方が良い傾向にあります。

【星杯】デッキをカスタムするおすすめカード

《ドラコネット》《守護竜ユスティア》《サイバネット・マイニング》

【 効果モンスター 】
星 3 / 闇 / サイバース族 / 攻1400 / 守1200

①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札・デッキからレベル2以下の通常モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。

出典:遊戯王公式データベース

【 チューナーモンスター 】
星 2 / 水 / ドラゴン族 / 攻0 / 守2100

出典:遊戯王公式データベース

【 通常魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:手札を1枚墓地へ送って発動できる。デッキからレベル4以下のサイバース族モンスター1体を手札に加える。

出典:遊戯王公式データベース

1枚でレベル5のシンクロ召喚に繋がるモンスターのうち、特におすすめのセットです。

こちらの場合は使用後に《星杯剣士アウラム》で特殊召喚する事で《デコード・トーカー・ヒートソウル》に繋げられる等、サイバース族である事を活かした運用が可能な点が魅力の一つです。

また、《ドラコネット》を手札に加える事ができる通常魔法カード、《サイバネット・マイニング》も合わせて採用する事で他のサイバース族モンスターも戦略に組み込むことが可能です。

《青き眼の精霊》《光の霊堂》《青眼の白龍》

【 リンクモンスター 】
星 1 / 光 / ドラゴン族 / 攻300 /

【リンクマーカー:左下】
レベル4以下のドラゴン族・魔法使い族モンスター1体
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがL召喚した場合に発動できる。
デッキから「光の霊堂」1枚を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分はドラゴン族モンスターしか特殊召喚できない。
③:このカードをリリースして発動できる。
自分の手札・墓地から「ブルーアイズ」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で墓地から特殊召喚した効果モンスターは攻撃できず、効果は無効化される。

出典:遊戯王公式データベース

【 フィールド魔法 】

①:このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに光属性・レベル1チューナー1体を召喚できる。
②:1ターンに1度、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
手札・デッキから通常モンスター1体を墓地へ送る。
対象のモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、墓地へ送ったモンスターのレベル×100アップする。
③:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「滅びの爆裂疾風弾」1枚を手札に加える。

出典:遊戯王公式データベース

【 通常モンスター 】
星 8 / 光 / ドラゴン族 / 攻3000 / 守2500

出典:遊戯王公式データベース

《星杯の守護竜》等の効果モンスターを《青眼の白龍》に変換し、《星杯竜イムドゥーク》につなげやすくしてくれる出張セットです。

安定感が上がる他、《原石の皇脈》で高ステータスの通常モンスターを用意しやすくなるため《原石の鳴獰》を強く使いやすくなる、等のメリットがあります。

一方でデッキスロットの消費の割に出番は少ないため、自由枠と相談して採用を決めるのが良いでしょう。

おわりに

いかがだったでしょうか。
制約のない大量展開はルートを考えるのが大変ですね。しかしその分うまく回せた時の感動もあるものです。

《オルフェゴール・ガラテアi》の登場による影響は他の【星遺物】関連テーマでも大きいと思いますので、それらについてもまた別の機会で紹介したいところです。

それでは良きデュエルライフを!


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