【2025年 ブラック・マジシャンデッキ 入門書】これが俺の切り札にして最強の僕!!超魔導の力が、新たな世界を切り拓く!!

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【2025年 ブラック・マジシャンデッキ 入門書】これが俺の切り札にして最強の僕!!超魔導の力が、新たな世界を切り拓く!!

はじめに

読者の皆さま、こんにちは。かもめ先生です。

「原作主人公・武藤遊戯が使ったあのカードが使いたい!!」「魔法・罠カードを主体としたテクニカルなデッキが使いたい!」

今回はそんな方に向けた、魔法使い族モンスターを主体とした【ブラック・マジシャン】デッキの解説記事です。

この記事では、さまざまなサポートカードを駆使して戦う【ブラック・マジシャン】デッキの特徴や展開例、相性の良いカードについて解説していきます。

目次

【ブラック・マジシャン】デッキレシピ


【ブラック・マジシャン】デッキの特徴

【ブラック・マジシャン】デッキとは?

原作遊戯王の主人公・武藤遊戯が使用する、闇属性の魔法使い族モンスター《ブラック・マジシャン》を主軸としたテーマデッキです。

魔法使い族らしくさまざまな魔法・罠カードを駆使して、テクニカルに戦うのが特徴となっています。

またさまざまな融合モンスターを使用できるのも特色となっていて、《ティマイオスの眼》などで呼び出すことができます。

とくに《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》は非常に強力で、強固な耐性と万能無効効果を持った、最強のエースモンスターです。

こうした融合モンスターを、状況に応じて呼びだしながら戦うことができます。

また最近では武藤遊戯(表遊戯)が使用したカードをイメージした【光の黄金櫃】が登場しました。

このテーマのカードの中にもいくらか【ブラック・マジシャン】に関するものがあるので、そちらも併せて採用することができます。

こうしたさまざまなカードを使って、原作遊戯王で活躍する武藤遊戯のように、トリッキーに相手の戦術をかわしながら戦っていきましょう。

【ブラック・マジシャン】デッキの戦い方

【ブラック・マジシャン】デッキでは、やはりさまざまな【ブラック・マジシャン】魔法・罠カードにアクセスするのが最重要となります。

《マジシャンズ・ロッド》《黒の魔導陣》は、テーマの魔法・罠カードにアクセスしながら中盤以降のリソースカードともなるため、優先的に使いたいカードとなっています。

また最新カードで新たな融合モンスター《滅びの黒魔術師》も登場しました。

《滅びの黒魔術師》は魔法カードが発動しているターンにレベル6以上の闇属性・魔法使い族モンスターを除外することで呼び出すことができ、【ブラック・マジシャン】魔法・罠カードをサーチすることができます。

これでさらに新規カード《ティマイオスの眼光》をサーチすれば、そのままこのカードをデッキに戻すことで、さまざまな【ブラック・マジシャン】融合モンスターを呼びだすことが可能です。

これらのカードを使って【ブラック・マジシャン】融合モンスターや【ブラック・マジシャン】魔法・罠カードに繋ぐことができれば、相手デッキとやり取りしながら、じわじわとアドバンテージを稼いでいきましょう。

《マジシャンズ・ロッド》を回収して召喚からのサーチや、《黒の魔導陣》《永遠の魂》で毎ターン《ブラック・マジシャン》蘇生+相手カード除外などを駆使して、テクニカルに相手を追い詰めていきましょう。

【ブラック・マジシャン】カードの解説

メインデッキの【ブラック・マジシャン】モンスター

《マジシャンズ・ロッド》

《マジシャンズ・ロッド》

【 効果モンスター 】
星 3 / 闇 / 魔法使い族 / 攻1600 / 守100

「マジシャンズ・ロッド」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。
「ブラック・マジシャン」のカード名が記された魔法・罠カード1枚をデッキから手札に加える
②:このカードが墓地に存在する状態で、自分が相手ターンに魔法・罠カードの効果を発動した場合、自分フィールドの魔法使い族モンスター1体をリリースして発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。

出典:遊戯王公式データベース

レベル3の闇属性・魔法使い族モンスター。

①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。
「ブラック・マジシャン」のカード名が記された魔法・罠カード1枚をデッキから手札に加える

①の効果で自身の召喚成功時に、【ブラック・マジシャン】魔法・罠カードをサーチできます。

召喚権を使う必要はありますが、上級・最上級モンスターが多い《ブラック・マジシャン》では、さほど気にすることもないでしょう。

②:このカードが墓地に存在する状態で、自分が相手ターンに魔法・罠カードの効果を発動した場合、自分フィールドの魔法使い族モンスター1体をリリースして発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。

②の効果で相手ターン中に魔法・罠カードを発動した際に、自分の魔法使い族モンスターをリリースすることでこのカードを回収することができます。

①の召喚時効果と組み合わせることで、毎ターン【ブラック・マジシャン】魔法・罠カードをサーチするギミックとして機能します。

とはいえ自分のモンスターの数は減ってしまうため、速攻展開が多い現代遊戯王の環境では、使いどころはしっかりと考えるよう意識しておきましょう。

《マジシャンズ・ソウルズ》

《マジシャンズ・ソウルズ》

【 効果モンスター 】
星 1 / 闇 / 魔法使い族 / 攻0 / 守0

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが手札にある場合、デッキからレベル6以上の魔法使い族モンスター1体を墓地へ送り、以下の効果から1つを選択して発動できる。●このカードを特殊召喚する。●このカードを墓地へ送る。その後、自分の墓地から「ブラック・マジシャン」または「ブラック・マジシャン・ガール」1体を選んで特殊召喚できる。②:自分の手札・フィールドから魔法・罠カードを2枚まで墓地へ送って発動できる。墓地へ送った数だけ自分はデッキからドローする。

出典:遊戯王公式データベース

手札交換効果をもったレベル1の闇属性・魔法使い族モンスター。

①:このカードが手札にある場合、デッキからレベル6以上の魔法使い族モンスター1体を墓地へ送り、以下の効果から1つを選択して発動できる。●このカードを特殊召喚する。●このカードを墓地へ送る。その後、自分の墓地から「ブラック・マジシャン」または「ブラック・マジシャン・ガール」1体を選んで特殊召喚できる。

①の効果でコストでデッキからレベル6以上の魔法使い族モンスターを墓地へ送りながら、自身を特殊召喚するか、《ブラック・マジシャン》《ブラック・マジシャン・ガール》を特殊召喚するかを選ぶことができます。

このカードは《儀式の準備》→《イリュージョン・オブ・カオス》を経由することでアクセスすることができ、後述する《滅びの黒魔術師》を呼びだせるカードとして重宝します。

②:自分の手札・フィールドから魔法・罠カードを2枚まで墓地へ送って発動できる。墓地へ送った数だけ自分はデッキからドローする。

②の魔法・罠カードをドローに変換する効果も使いやすく、魔法・罠カードが多い【ブラック・マジシャン】デッキでは、手札にダブついた魔法・罠カードを処理するカードとしても有用です。

展開カードを引き込んで盤面の強度を上げたり、手札誘発を引き込んで相手ターンでの妨害の質を上げたりと、無駄のない効果となっています。

《魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール》

《魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール》

【 効果モンスター 】
星 6 / 闇 / 魔法使い族 / 攻2000 / 守1700

このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは手札を1枚捨てて、手札から特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したこのカードのカード名は「ブラック・マジシャン・ガール」として扱う
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「光の黄金櫃」1枚を手札に加える
③:このカードの攻撃力は、「光の黄金櫃」のカード名が記されたお互いの墓地のモンスターの数×300アップする。

出典:遊戯王公式データベース

《黒き魔術師-ブラック・マジシャン》

《黒き魔術師-ブラック・マジシャン》

【 効果モンスター 】
星 7 / 闇 / 魔法使い族 / 攻2500 / 守2100

このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドに「光の黄金櫃」が存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、カード名を「ブラック・マジシャン」として扱う。
③:このカードが効果で破壊された場合、フィールドにレベル5以上のモンスターが存在していれば発動できる。
このカードを特殊召喚する。
その後、デッキから「ブラック・マジシャン」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットできる。

出典:遊戯王公式データベース

【光の黄金櫃】に関連する、レベル6とレベル7の闇属性・魔法使い族モンスター。

①:このカードは手札を1枚捨てて、手札から特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したこのカードのカード名は「ブラック・マジシャン・ガール」として扱う。

②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「光の黄金櫃」1枚を手札に加える。

《魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール》は、鍵となる《光の黄金櫃》をサーチする効果を持っており、なおかつ自身を特殊召喚する効果も持っています。

これによって魔法カードの発動+レベル6以上の闇属性・魔法使い族モンスターの条件が成立するため、後述する《滅びの黒魔術師》を呼びだせるカードとして活用できます。

②:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、カード名を「ブラック・マジシャン」として扱う。

③:このカードが効果で破壊された場合、フィールドにレベル5以上のモンスターが存在していれば発動できる。
このカードを特殊召喚する。
その後、デッキから「ブラック・マジシャン」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットできる。

また《黒き魔術師-ブラック・マジシャン》も、【ブラック・マジシャン】ではかなり扱いやすい効果を持っています。

モンスターゾーンで自身を《ブラック・マジシャン》として扱う効果を持ち、自身が破壊された場合にデッキから【ブラック・マジシャン】魔法・罠カードをセットする効果を持っています。

③のセット効果は自分のカードの破壊でもトリガーさせることができるので、原作さながらのカードコンボを演出することができるでしょう。

EXデッキの【ブラック・マジシャン】モンスター

《滅びの黒魔術師》

《滅びの黒魔術師》

【 融合モンスター 】
星 8 / 闇 / 魔法使い族 / 攻2800 / 守2600

「ブラック・マジシャン」+光・闇属性モンスター
「滅びの黒魔術師」は1ターンに1度、融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
魔法カードの効果が発動したターン、自分フィールドのレベル6以上の魔法使い族・闇属性モンスター1体を除外した場合にEXデッキから特殊召喚できる。
①:このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「ブラック・マジシャン」として扱う。
②:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
「ブラック・マジシャン」1体またはそのカード名が記されたカード1枚をデッキから手札に加える。

出典:遊戯王公式データベース

新たに登場した、【ブラック・マジシャン】融合モンスター。

「滅びの黒魔術師」は1ターンに1度、融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●魔法カードの効果が発動したターン、自分フィールドのレベル6以上の魔法使い族・闇属性モンスター1体を除外した場合にEXデッキから特殊召喚できる。

融合召喚でも呼びだすできる他、魔法カードを発動したターンにレベル6以上の闇属性・魔法使い族モンスターを除外することで特殊召喚するという、特殊な召喚条件を持っています。

「~~でのみ特殊召喚」となっていて墓地からの特殊召喚などはできませんが、【ブラック・マジシャン】ではかなり扱いやすい融合モンスターとして活躍することとなるでしょう。

①:このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「ブラック・マジシャン」として扱う。

②:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
「ブラック・マジシャン」1体またはそのカード名が記されたカード1枚をデッキから手札に加える。

①の効果で《ブラック・マジシャン》として扱う効果、②で特殊召喚成功時に【ブラック・マジシャン】魔法・罠カードをサーチすることができます。

フィールド・墓地で《ブラック・マジシャン》として扱う効果は、後述する《ティマイオスの眼光》で戻すモンスターとして使うための意味合いが大きいでしょう。

あちらのカードでEXデッキに戻すことができるので、再利用しやすいと言うのもポイントです。

《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》

《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》

(制限カード) 【 融合モンスター 】
星 8 / 闇 / 魔法使い族 / 攻3000 / 守2500

「ブラック・マジシャン」+「真紅眼の黒竜」またはドラゴン族の効果モンスター
①:このカードは効果の対象にならず、効果では破壊されない
②:自分メインフェイズに発動できる。相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊し、その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。この効果は1ターン中に、このカードの融合素材とした通常モンスターの数まで使用できる。
③:1ターンに1度、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、手札を1枚捨てて発動できる。その発動を無効にして破壊し、このカードの攻撃力を1000アップする。

出典:遊戯王公式データベース

レベル8の闇属性・魔法使い族融合モンスター。

このデッキでは《合体竜ティマイオス》《ティマイオスの眼》《ティマイオスの眼光》などで呼び出すこととなります。

①:このカードは効果の対象にならず、効果では破壊されない。

③:1ターンに1度、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、手札を1枚捨てて発動できる。その発動を無効にして破壊し、このカードの攻撃力を1000アップする。

①の効果で対象耐性・効果破壊耐性を持っており、③で手札1枚を捨てることで万能無効効果を持っています。

置物として性能が非常に高く、とくに③の無効効果のおまけにある攻撃力アップが永続となっているので、効果を使えば使うほど強化されていきます。

また③の無効効果は名称ターン1の制約ではないため、蘇生などで入れ替えることで同一ターン内でも再度使用が可能となっています。

《竜騎士ブラック・マジシャン》

《竜騎士ブラック・マジシャン》

【 融合モンスター 】
星 8 / 闇 / ドラゴン族 / 攻3000 / 守2500

「ブラック・マジシャン」+ドラゴン族モンスター
①:このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「ブラック・マジシャン」として扱う。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの魔法・罠カードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。

出典:遊戯王公式データベース

レベル8の闇属性・魔法使い族融合モンスター。

①:このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「ブラック・マジシャン」として扱う。

②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの魔法・罠カードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。

①の効果で《ブラック・マジシャン》として扱う効果、②の効果で自分の魔法・罠カードに対象耐性・効果破壊耐性を付与することができます。

《竜騎士ブラック・マジシャン》には特殊召喚の制限などはないため、墓地で《ブラック・マジシャン》として扱いながら《永遠の魂》で蘇生することで、強力な壁モンスターとして活躍してくれます。

【ブラック・マジシャン】魔法・罠カード

《ティマイオスの眼光》

《ティマイオスの眼光》

【 速攻魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分のフィールド・墓地の「ブラック・マジシャン」か「ブラック・マジシャン・ガール」1体を対象として発動できる。
そのモンスター1体のみを融合素材としてデッキに戻し、そのカード名が融合素材として記された融合モンスター1体を「ティマイオスの眼」の効果扱いで融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは次のターンのエンドフェイズに除外される。

出典:遊戯王公式データベース

《ブラック・マジシャン》の名称が記された、速攻魔法カード。

ちなみに元となっている《ティマイオスの眼》は「《ブラック・マジシャン》モンスター」の記載となっているため、《マジシャンズ・ロッド》などではサーチできないので注意しておきましょう。

①:自分のフィールド・墓地の「ブラック・マジシャン」か「ブラック・マジシャン・ガール」1体を対象として発動できる。
そのモンスター1体のみを融合素材としてデッキに戻し、そのカード名が融合素材として記された融合モンスター1体を「ティマイオスの眼」の効果扱いで融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは次のターンのエンドフェイズに除外される。

フィールド・墓地の《ブラック・マジシャン》《ブラック・マジシャン・ガール》をデッキに戻すことで、対応する融合モンスターを《ティマイオスの眼》扱いで融合召喚することができます。

デッキのリソース回復を回復しながら任意の融合モンスターをフリーチェーンで呼び出すことができるので、非常に扱いやすい展開カードとなっています。

相手ターンのエンドフェイズに除外されるという制約が付与されますが、融合召喚扱いなので蘇生制限なども満たしているため、L召喚のリンク素材などに用いたり、相手ターンに呼び出して自分エンドまで維持したりなど、工夫して活用するように意識しておきましょう。

《黒の魔導陣》

《黒の魔導陣》

【 永続魔法 】

「黒の魔導陣」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、自分のデッキの上からカードを3枚確認する。
その中に、「ブラック・マジシャン」のカード名が記された魔法・罠カードまたは「ブラック・マジシャン」があった場合、その1枚を相手に見せて手札に加える事ができる。
残りのカードは好きな順番でデッキの上に戻す。
②:自分フィールドに「ブラック・マジシャン」が召喚・特殊召喚された場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。

出典:遊戯王公式データベース

《ブラック・マジシャン》名称を持った、永続魔法カード。

①:このカードの発動時の効果処理として、自分のデッキの上からカードを3枚確認する。
その中に、「ブラック・マジシャン」のカード名が記された魔法・罠カードまたは「ブラック・マジシャン」があった場合、その1枚を相手に見せて手札に加える事ができる。
残りのカードは好きな順番でデッキの上に戻す。

②:自分フィールドに「ブラック・マジシャン」が召喚・特殊召喚された場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。

①の効果でデッキトップ3枚を入れ替える効果、②の効果で《ブラック・マジシャン》が出たときに相手カード1枚を対象に取って除外する効果を持っています。

①はランダムではありますが手札1枚増える可能性がある効果なので、デッキ圧縮をして積極的に狙っていきたいところです。

③のカード除外は【ブラック・マジシャン】デッキの重要な妨害カードとなっているので、《ブラック・マジシャン》扱いのモンスターの特殊召喚や、《永遠の魂》の効果で特殊召喚して発動させていきましょう。

《黒魔術の護符》

《黒魔術の護符》

【 通常罠 】

このカードは手札の魔法使い族モンスター1体を相手に見せて、セットしたターンに発動する事もできる。
①:「ブラック・マジシャン」のカード名が記されたカードの効果の発動にチェーンして、モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その効果を無効にし、このターン、そのモンスターと元々のカード名が同じモンスターが発動した効果は無効化される
②:このカードが墓地に存在する状態で、自分が「ブラック・マジシャン」を特殊召喚した場合、2500LPを払って発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。

出典:遊戯王公式データベース

《ブラック・マジシャン》の名称が記された通常罠カード。

このカードは手札の魔法使い族モンスター1体を相手に見せて、セットしたターンに発動する事もできる。

①:「ブラック・マジシャン」のカード名が記されたカードの効果の発動にチェーンして、モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その効果を無効にし、このターン、そのモンスターと元々のカード名が同じモンスターが発動した効果は無効化される。

①の効果で《ブラック・マジシャン》関連カードの効果に対する相手モンスターの効果発動を無効にすることができます。

またセットターンであっても手札の魔法使い族モンスターを見せることで発動できるため、先攻展開で先にセットして安全に展開を通すといった使い方も可能です。

【ブラック・マジシャン】デッキと相性が良いカード

《魔導耀士 デイブレイカー》

《魔導耀士 デイブレイカー》

【 リンクモンスター 】
星 2 / 光 / 魔法使い族 / 攻1600 /

魔法使い族モンスター2体
このカード名の②④の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動する。このカードに魔力カウンターを1つ置く。②:このカードのリンク先に魔法使い族モンスターが特殊召喚された場合に発動する。このカードに魔力カウンターを1つ置く。③:このカードの攻撃力は、このカードの魔力カウンターの数×300アップする。④:このカードの魔力カウンターを2つ取り除き、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

【LINK-2:左下/右下】

出典:遊戯王公式データベース

魔力カウンターに関する効果を持った、リンク2の魔法使い族Lモンスター。

素材に魔法使い族モンスターを指定しており、魔法使い族モンスターが中心に構成された【ブラック・マジシャン】デッキでは汎用のLモンスターのように活用することができます。

カード破壊効果を持っているため除去して活用できる他、自分の《黒き魔術師-ブラック・マジシャン》を破壊すると言った使い方も可能となっています。

《神聖魔皇后セレーネ》

《神聖魔皇后セレーネ》

【 リンクモンスター 】
星 3 / 光 / 魔法使い族 / 攻1850 /

魔法使い族モンスターを含むモンスター2体以上
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動する。お互いのフィールド・墓地の魔法カードの数だけこのカードに魔力カウンターを置く。②:フィールドに「エンディミオン」カードが存在する限り、相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。③:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。自分の手札・墓地から魔法使い族モンスター1体を選び、このカードのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。

【LINK-3:左下/下/右下】

出典:遊戯王公式データベース

魔法使い族モンスターを素材に要求する、汎用のリンク3魔法使い族モンスター。

フィールド・墓地の魔法カードの数まで魔力カウンターを置き、自分・相手メインに魔力カウンター3つを取り除くことでリンク先に魔法使い族モンスターを蘇生することができます。

序盤の展開としてはもちろん、魔法カードが十分にある中盤に出して詰めとしても使うことができる優秀なモンスターとなっています。

《儀式の準備》

《儀式の準備》

【 通常魔法 】

自分のデッキからレベル7以下の儀式モンスター1体を手札に加える。その後、自分の墓地から儀式魔法カード1枚を手札に加える事ができる。

出典:遊戯王公式データベース

儀式モンスターデッキの汎用サポートである通常魔法カード。

先述した《イリュージョン・オブ・カオス》→《マジシャンズ・ソウルズ》《ブラック・マジシャン》《ブラック・マジシャン・ガール》と繋ぐことで、《滅びの黒魔術師》を呼びだせるカードとして活用できます。

手札にダブついても《マジシャンズ・ソウルズ》の手札交換のコストにできると言うのも、優秀なポイントとなっています。

【ブラック・マジシャン】デッキの回し方

《魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール》+手札コスト1枚からの展開例

【使用カード/条件】

  • 《魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール》
  • 手札コスト1枚

【結果】

  • 《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》が守備表示
  • 《S:Pリトルナイト》
  • 《マジシャンズ・サルベーション》
  • 《光の黄金櫃》
  • セットに《永遠の魂》
  • 墓地に《マジシャンズ・ロッド》

【手順】

  1. 手札から《魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール》の効果を手札1枚捨てて発動、自身を特殊召喚
    《魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール》の効果を発動、デッキから《光の黄金櫃》を手札に加える
  2. 《光の黄金櫃》の効果を発動、デッキから《未来への沈黙》を手札に加える
  3. 手札から《未来への沈黙》を発動、デッキから《黒き魔術師-ブラック・マジシャン》を手札に加える
  4. 手札から《黒き魔術師-ブラック・マジシャン》の効果を発動、自身を特殊召喚
  5. 《魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール》を除外して、EXデッキから《滅びの黒魔術師》を特殊召喚《滅びの黒魔術師》の効果を発動、デッキから《マジシャンズ・ロッド》を手札に加える
  6. 手札から《マジシャンズ・ロッド》を召喚して効果を発動、デッキから《ティマイオスの眼光》を手札に加える
  7. 《マジシャンズ・ロッド》《滅びの黒魔術師》を素材として、EXデッキから《魔導耀士 デイブレイカー》をL召喚して効果を発動、魔力カウンター1つを置く
  8. 手札から《ティマイオスの眼光》の効果を墓地の《滅びの黒魔術師》対象に発動、対象のカードをデッキに戻しEXデッキから《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》を特殊召喚《魔導耀士 デイブレイカー》の効果を発動、魔力カウンター1つを置く
  9. 《魔導耀士 デイブレイカー》の魔力カウンター2つを取り除いて《黒き魔術師-ブラック・マジシャン》対象に効果を発動、対象のカードを破壊墓地の《黒き魔術師-ブラック・マジシャン》の効果を発動、自身を特殊召喚してデッキから《マジシャンズ・サルベーション》をセット
  10. 《マジシャンズ・サルベーション》を発動、デッキから《永遠の魂》をセットする
  11. 《魔導耀士 デイブレイカー》《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》を素材として、EXデッキから《神聖魔皇后セレーネ》をL召喚して効果を発動、自身に魔力カウンター4つを置く
  12. 《神聖魔皇后セレーネ》の魔力カウンター3つを取り除いて効果を発動、墓地の《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》を守備表示で特殊召喚
  13. 《黒き魔術師-ブラック・マジシャン》《神聖魔皇后セレーネ》を素材として、EXデッキから《S:Pリトルナイト》をL召喚

【盤面の解説】

《魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール》を用いた、新規カードを活用した【ブラック・マジシャン】デッキの基本となる展開です。

《ティマイオスの眼光》のデメリットである相手エンド除外を、《神聖魔皇后セレーネ》のL素材にしてそちらで蘇生することで回避しています。

万能無効効果を持った《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》と、相手カードの効果にチェーンしてモンスター2体を一定期間除外できる《S:Pリトルナイト》が、妨害として機能します。

《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》の手札コストには、セットしている《永遠の魂》《黒・魔・導》をサーチすることで捻出することができます。

もちろん【ブラック・マジシャン】デッキの真髄は、さまざまな魔法・罠カードとのコンボにあります。

この展開以外の部分で、《黒の魔導陣》や《黒魔術の護符》などを組み合わせることで、より盤石な布陣を築くことができます。

手札次第でさまざまな盤面に変化するので、いろんなシチュエーションでプレイして、展開を試してみると良いでしょう。

《マジシャンズ・ロッド》を用いた相手ターンの動きの例

【使用カード/条件】

  • 墓地に《マジシャンズ・ロッド》
  • 《神聖魔皇后セレーネ》(魔力カウンター3つ以上)
  • 魔法使い族モンスター(《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》)
  • 相手ターンに発動可能な魔法・罠カード(魂のしもべ)

【結果】

  • 手札に《マジシャンズ・ロッド》
  • 魔法使い族モンスター(《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》)蘇生

【手順】

  1. 相手カードの発動にチェーンして《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》の効果を手札1枚捨てて発動、その相手カードの発動を無効にする
  2. セットしていた《魂のしもべ》を発動、手札・デッキ・墓地から任意の【ブラック・マジシャン】カードをデッキトップに置く
  3. 処理後に墓地の《マジシャンズ・ロッド》の効果を《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》リリースして発動、自身を手札に加える
  4. 《神聖魔皇后セレーネ》の魔力カウンター3つを取り除いて効果を発動、墓地の《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》を守備表示で特殊召喚

【盤面の解説】

《マジシャンズ・ロッド》を再利用する【ブラック・マジシャン】の基本となるギミックコンボです。

この例では序盤の展開が通っている前提で、中盤以降に出した《神聖魔皇后セレーネ》《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》の組み合わせを想定した動きとしています。

《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》はターン1で万能無効効果を使用できますが、名称ターン1の制約ではないため、出しなおすことで再び無効効果を発動することが可能となります。

手札こそ必要になりますが、この動きを用いれば《マジシャンズ・ロッド》を回収しつつ、相手カードを2回無効にするといった妨害ができます。

【ブラック・マジシャン】デッキをカスタムするおすすめカード

【原石】関連カード

《原石竜アナザー・ベリル》

《原石竜アナザー・ベリル》

【 効果モンスター 】
星 4 / 地 / ドラゴン族 / 攻1600 / 守0

このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚した場合に発動できる。
デッキから「原石」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
②:このカードをリリースして発動できる。
デッキから通常モンスター1体を墓地へ送る。
③:自分スタンバイフェイズに、自分フィールドか墓地に通常モンスターが存在する場合に発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。

出典:遊戯王公式データベース

《原石の皇脈》

《原石の皇脈》

【 永続魔法 】

このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、デッキから「原石の皇脈」以外の「原石」カード1枚を手札に加える。
②:自分フィールドの通常モンスター及び「原石」モンスターの攻撃力は、自分の墓地の通常モンスターの種類×300アップする。
③:通常モンスターのカード名を1つ宣言して発動できる。
宣言した通常モンスター1体を自分の手札・デッキ・墓地から守備表示で特殊召喚する
このターン、自分は特殊召喚されたフィールドのモンスターの効果を発動できない。

出典:遊戯王公式データベース

通常モンスターをサポートする【原石】の関連カードです。

条件さえ整って入れば毎ターン手札に帰ってくる《原石竜アナザー・ベリル》や、制約こそあるものの毎ターン通常モンスターを呼びだせる《原石の皇脈》が非常に強力です。

魔法・罠カードを主体で戦う【ブラック・マジシャン】であれば、《原石の皇脈》の制約もさほど気にすることなく活用することができるでしょう。

【光の黄金櫃】関連カード

《破壊竜ガンドラG》

《破壊竜ガンドラG》

【 効果モンスター 】
星 8 / 闇 / ドラゴン族 / 攻0 / 守0

このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「光の黄金櫃」が存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードの攻撃力は、除外状態のカードの数×300アップする。
③:LPを半分払って発動できる。
フィールドの他のカードを全て破壊し除外する。

その後、デッキから「光の黄金櫃」のカード名が記されたレベル7以下のモンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターのレベルは、この効果で破壊したカードの数だけ上がる。

出典:遊戯王公式データベース

《光の黄金櫃》

《光の黄金櫃》

【 永続魔法 】

このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは魔法&罠ゾーンに存在する限り、モンスターの効果では破壊されない。
②:自分メインフェイズに発動できる。
「光の黄金櫃」を除く、「光の黄金櫃」のカード名が記されたカード1枚をデッキから手札に加える。
③:相手が墓地からモンスターを特殊召喚した場合、手札から魔法カード1枚を捨て、その内の1体を対象として発動できる。
そのモンスターを墓地へ送る。

出典:遊戯王公式データベース

サンプルデッキにも採用している、【光の黄金櫃】の関連カードです。

《破壊竜ガンドラG》などの強力なモンスターを採用できるため、【ブラック・マジシャン】デッキよりも攻撃的なデッキにすることが可能です。

どちらのデッキにも強みがあるため、プレイヤーの考えに合わせて構築を寄せていくと良いでしょう。

《クリッチー》

《クリッチー》

【 融合モンスター 】
星 6 / 闇 / 魔法使い族 / 攻2100 / 守1800

「クリッター」+「黒き森のウィッチ」

出典:遊戯王公式データベース

効果を持たないレベル6の闇属性・魔法使い族モンスター。

《簡素融合》1枚から呼び出すことができ、そのまま《滅びの黒魔術師》に変換することで【ブラック・マジシャン】の動きに繋げることができます。

手数が足りないときや、さらに強固な盤面をつくりたい場合などに、採用を検討すると良いでしょう。

おわりに

いかがだったでしょうか。

魔法・罠カード使ったプレイングが求められるデッキではありますが、それだけ上達にもつながりやすく、強くなったことが実感しやすいデッキでもあります。

新規カードでかなりの強化を受けて現代遊戯王でも活躍できるようになった【ブラック・マジシャン】デッキは、競技やカジュアルなどさまざまな場面で活躍させることができるでしょう!

興味を持っていただけたなら是非とも実際にカードを手に取ってプレイしてみていただければ幸いです。

ここまでのご精読、ありがとうございました!


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