昨日8/8、遊戯王マスターデュエルにて、新セレクションパック 『ウィングス・オブ・ガーディアン』 が配信を開始しました。
前回に引き続き新規登場となった【RR】や、OCGでは今年も2作目が発表されている「TERMINAL WORLD」で強化の入った【氷結界】などが収録されているこのパック。
しかし、何と言っても注目は【粛声】でしょう。
今回はこちらを深堀りしていきます。
目次
【粛声】デッキとは?
【粛声】は《粛声の祈り手ロー》や《粛声なる守護者ローガーディアン》を始めとした、光属性モンスターのみで構成された儀式召喚テーマです。
初期に登場した儀式モンスター《ローガーディアン》儀式魔法《ローの祈り》を元に、現代遊戯王でも戦えるように調整されたリメイクテーマとなっています。
もともとは効果を持たないバニラの儀式モンスターでしたが、リメイクによって強力な効果をいくつも獲得することとなりました。
【粛声】デッキの特徴
【粛声】デッキのエースである《粛声なる守護者ローガーディアン》は、フィールドや墓地に《粛声の祈り手ロー》が存在することで、攻撃力アップや無効効果を得ることができます。
《粛声の祈り手ロー》はサーチャーであると同時に、光属性の儀式モンスターが特殊召喚された際に自己再生効果も持ち併せているため、このカード1枚から粛声】デッキのエンジンカードとして活躍してくれます。
また自身の効果のみで儀式モンスターをサーチしながら儀式召喚できる《粛声の竜賢姫サフィラ》や、相手の展開に合わせて儀式モンスターを呼び出せる《粛声の竜賢聖サウラヴィス》もあるため、【儀式召喚】の弱点だったアドバンテージ消費の多さをかなり軽減しているのも特徴です。
一言で言えば、「場持ちのいい切札と絞ったカウンターで戦うミッドレンジデッキ」といった感じ。
過去の人気カード達を今の性能に落とし込み、高いデッキパワーからOCGでも人気が高い名テーマと言えるでしょう。
詳しい純構築の解説はこちらを参考にどうぞ。
収録状況と気になるレア度
マスターデュエルで新デッキを組む時、どうしても気になるのはやはり新規のレア度。
【粛声】テーマ内のURは《粛声なる守護者ローガーディアン》、《粛声の祈り手ロー》、《粛声の竜賢姫サフィラ》、《宣告者の神巫》、《粛声なる結界》の脅威の5種類!!!
特に、OCGではレア設定の 《粛声の竜賢姫サフィラ》 、 《粛声なる結界》 もバッチリURなのはキツイですね。超メインどころなので、気持ちはわかりますが……。
結果、過半数が3枚以上採用推奨というかなりのブルジョワデッキとなりました。
【粛声】デッキの 弱点
手数に弱い
純粋な妨害が少ないこのデッキでは、あれもダメこれもダメと行動を制限することができません。
カウンター先を見極めなければころっと負けることもしばしばあるため、そもそも手数の多いデッキには不利が付きやすい傾向にあります。
後手捲りが弱い
テーマ内の除去カードが《粛声なる威光》のみと、かなり乏しい【粛声】。
展開力も高くないため、EXデッキのカードにはあまり頼ることができません。
そのため、手札誘発を駆使して定着前に処理する必要があります。
今回のまとめ
- 大量の誘発と1枚初動でペースに持ち込め!
- UR5種、手持ちとは要検討
- 丸いデッキが好きな人にはオススメ
また、OCGで組まれる際は、ぜひカーナベルで!
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