【OCG】2024年 粛声デッキ 入門書【少女の祈りが断罪の守護者を呼び覚ます!光の儀式モンスターでフィールドを征圧せよ!】

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【OCG】2024年 粛声デッキ 入門書【少女の祈りが断罪の守護者を呼び覚ます!光の儀式モンスターでフィールドを征圧せよ!】

はじめに

読者の皆さま、こんにちは。かもめ先生です。

「リメイクされた新しい《ローガーディアン》を使ってみたい!」「儀式召喚を主軸としたデッキで戦いたい!」

今回はそんな方に向けた、光属性モンスターを中心とした儀式召喚テーマ粛声】デッキの解説記事です。

この記事では、さまざまな光属性の儀式モンスターを扱う【粛声】デッキの特徴や展開例、相性の良いカードについて解説していきます。

大会優勝レシピはこちら!

目次

【粛声】デッキレシピ


このデッキレシピで行える具体的な展開はこちら ▼

【粛声】デッキの特徴

【粛声】デッキとは?

【粛声】は《粛声の祈り手ロー》や《粛声なる守護者ローガーディアン》を始めとした、光属性モンスターのみで構成された儀式召喚テーマです。

初期に登場した儀式モンスター《ローガーディアン》儀式魔法《ローの祈り》を元に、現代遊戯王でも戦えるように調整されたリメイクテーマとなっています。

もともとは効果を持たないバニラの儀式モンスターでしたが、リメイクによって強力な効果をいくつも獲得することとなりました。

また《竜姫神サフィラ》《古聖戴サウラヴィス》といった、光属性・ドラゴン族の儀式モンスターもサポートを共有するデザインがなされています。

いずれも登場当時から【光属性】の【儀式召喚】サポートとして登場した背景もあることから、同テーマとして組み込まれたのでしょう。

このようにさまざまな光属性の儀式モンスターを活用できるというのが、【粛声】デッキの特徴となっています。

【粛声】デッキの特徴

【粛声】デッキのエースである《粛声なる守護者ローガーディアン》は、フィールドや墓地に《粛声の祈り手ロー》が存在することで、攻撃力アップや無効効果を得ることができます。

《粛声の祈り手ロー》はサーチャーであると同時に、光属性の儀式モンスターが特殊召喚された際に自己再生効果も持ち併せているため、このカード1枚から粛声】デッキのエンジンカードとして活躍してくれます。

また自身の効果のみで儀式モンスターをサーチしながら儀式召喚できる《粛声の竜賢姫サフィラ》や、相手の展開に合わせて儀式モンスターを呼び出せる《粛声の竜賢聖サウラヴィス》もあるため、【儀式召喚】の弱点だったアドバンテージ消費の多さをかなり軽減しているのも特徴です。

また【粛声】デッキの特徴のひとつに、共通効果として光属性の戦士族・ドラゴン族の儀式モンスターをサポートすることができるという点があります。

テーマで指定されている《粛声なる守護者ローガーディアン》や《竜姫神サフィラ》《古聖戴サウラヴィス》だけでなく、《オッドアイズ・ペンデュラムグラフ・ドラゴン》などの儀式モンスターもデッキに採用することができます。

今はまだ光属性の戦士族・ドラゴン族儀式モンスターはあまり多くないですが、今後の強化にも期待できるというのが良いところですね。

【粛声】デッキの戦い方

【粛声】デッキで最も重要となるのは、やはりエンジンカードとなる《粛声の祈り手ロー》です。

できるだけ早く《粛声の祈り手ロー》をフィールドに呼び出し、そちらの効果で《粛声なる結界》や《粛声なる威光》にアクセスしてデッキを回していきます。

《粛声の祈り手ロー》から《粛声なる結界》、《粛声の竜賢姫サフィラ》から《粛声なる守護者ローガーディアン》とサーチ効果を使っていくことができ、さらに《粛声の竜賢姫サフィラ》の墓地効果を発動することで《粛声なる守護者ローガーディアン》を儀式召喚することができます。

《粛声の祈り手ロー》《粛声なる守護者ローガーディアン》の布陣を整えることができれば、あとは毎ターン無効妨害を構え続けるだけでアドバンテージ差を拡げていくことができます。

相手の妨害が激しい場合は《粛声の竜賢姫サフィラ》や《粛声の竜賢聖サウラヴィス》などの効果を活用し、手数を活かして儀式モンスターを展開するように立ち回ると良いでしょう。

墓地に《粛声の祈り手ロー》さえ存在すれば、儀式モンスターを特殊召喚するだけでもモンスターを展開することができるので、うまく扱えば不利状況を返していくことも可能です。

盤面が整ってきたら、《古聖戴サウラヴィス》で相手の特殊召喚無効を構えたり《粛声なる威光》のカード破壊効果で除去・妨害したりしながら状況を有利に進めていきましょう。

【粛声】デッキはかなりコントロールに寄せられた「受け」のデッキとなっていますので、盤面を整えながら相手の展開をきっちり抑えて戦うことを意識すると良いでしょう。

《粛声の祈り手ロー》がいれば《粛声なる守護者ローガーディアン》の打点は4100まで上がっているので、相手の隙をうかがって2回ほど攻撃してやれば、それだけでライフを削りきることができます

【粛声】カードの解説

【粛声】の効果モンスター

《粛声の祈り手ロー》

《粛声の祈り手ロー》

【 効果モンスター 】
星 1 / 光 / 天使族 / 攻50 / 守2050

このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「粛声」永続魔法・永続罠カード1枚を自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く
②:戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスター1体を儀式召喚する場合、このカード1枚で儀式召喚に必要な分のリリースとして使用できる。
③:このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドに戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《ローの祈り》に登場していた少女が、23年の時を経てモンスターカードとして登場。

①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「粛声」永続魔法・永続罠カード1枚を自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。

《粛声の祈り手ロー》の①の効果

自身の召喚・特殊召喚成功時に、デッキから【粛声】永続魔法・罠カードを置くことができます。

展開の初動ではサーチ効果を持った《粛声なる結界》を、以降はサーチ効果と除去効果を持った《粛声なる威光》を置いておくと良いでしょう。

自身の③の自己再生効果でも誘発させることができるので、特殊召喚したタイミングの状況に合わせて柔軟に対応しましょう。

②:戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスター1体を儀式召喚する場合、このカード1枚で儀式召喚に必要な分のリリースとして使用できる。

《粛声の祈り手ロー》の②の効果

②の効果は、自身が儀式召喚のリリースに用いられる際にコストを軽減する効果です。

この効果の存在によって、後述する展開例でも紹介するように①のサーチ効果と併せることでこのカード1枚から《粛声なる守護者ローガーディアン》の儀式召喚に繋ぐことができます。

また中盤以降は、そのほかの戦士族・ドラゴン族の光属性儀式モンスターのリリースコストとして活用すると良いでしょう。

③:このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドに戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。

《粛声の祈り手ロー》の③の効果

③の効果は、儀式モンスターが特殊召喚された場合に自身を墓地から特殊召喚する自己再生効果です。

これによって《粛声なる守護者ローガーディアン》の無効効果の発動条件を自動的に満たすことができます。

この効果は儀式召喚でなくても反応するので、《粛声の竜賢聖サウラヴィス》によるリクルート効果《大儺主水》による蘇生効果でも誘発させることができます。

これらの効果を用いれば相手ターンでも自己再生が可能なので、①のサーチ効果と併せてテクニカルに立ち回ることが可能となっています。

《粛声の竜賢姫サフィラ》

《粛声の竜賢姫サフィラ》

【 効果モンスター 】
星 6 / 光 / ドラゴン族 / 攻2500 / 守2400

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから儀式魔法カード1枚を墓地へ送る。
その後、戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスター1体を自分のデッキ・墓地から手札に加える事ができる。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスター1体を儀式召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《竜姫神サフィラ》から派生したレベル6のドラゴン族モンスター。

①:このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから儀式魔法カード1枚を墓地へ送る。
その後、戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスター1体を自分のデッキ・墓地から手札に加える事ができる。

《粛声の竜賢姫サフィラ》の①の効果

①の効果で、デッキから儀式魔法カードを墓地へ送りつつ儀式モンスターをサーチすることができます。

単純なサーチャーとして活用できるのは言うまでもなく、墓地に儀式魔法を用意することで《粛声の竜賢聖サウラヴィス》の特殊召喚条件を満たしたり各種儀式魔法カードの墓地効果を準備したりと、幅広い範囲で活用することができます。

②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスター1体を儀式召喚する。

《粛声の竜賢姫サフィラ》の②の効果

また②の墓地効果で、手札の儀式モンスターを儀式召喚することができます。

①のサーチ効果と併せることで、儀式召喚の面倒な部分をこのカード1枚で補うことが可能となっており、【粛声】デッキで重要な展開カードの1枚として活躍してくれます。

《粛声の竜賢聖サウラヴィス》

《粛声の竜賢聖サウラヴィス》

【 効果モンスター 】
星 7 / 光 / ドラゴン族 / 攻2600 / 守2800

このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは自分の手札・墓地から儀式魔法カードを含む魔法カード2枚をデッキに戻し、手札から特殊召喚できる。
②:相手がカードの効果を発動した時、フィールドのこのカードを手札に戻して発動できる。
手札・デッキから戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは次のターンのエンドフェイズにデッキに戻る。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《古聖戴サウラヴィス》の派生となるレベル7のドラゴン族モンスター。

①:このカードは自分の手札・墓地から儀式魔法カードを含む魔法カード2枚をデッキに戻し、手札から特殊召喚できる。

《粛声の竜賢聖サウラヴィス》の①の効果

②:相手がカードの効果を発動した時、フィールドのこのカードを手札に戻して発動できる。
手札・デッキから戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは次のターンのエンドフェイズにデッキに戻る。

《粛声の竜賢聖サウラヴィス》の②の効果

①の効果で自身を手札から特殊召喚、②の効果で自身を手札に戻しながら手札・デッキから儀式モンスターを特殊召喚することができます。

純構築の【粛声】デッキでは①の特殊召喚効果をしっかり活用するには工夫が必要ですが、うまく活用すれば毎ターン呼び出すことも可能でしょう。

②の効果で相手の展開に合わせて儀式モンスターを呼び出すことができるので、《粛声なる守護者ローガーディアン》や《古聖戴サウラヴィス》、《オッドアイズ・ペンデュラムグラフ・ドラゴン》などで状況に合わせて対応していきましょう。

戦士族・ドラゴン族の儀式モンスター

《粛声なる守護者ローガーディアン》

《粛声なる守護者ローガーディアン》

【 儀式モンスター 】
星 7 / 光 / 戦士族 / 攻2050 / 守2500

このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが儀式召喚した場合に発動できる。
デッキから「粛声」モンスターまたは戦士族・ドラゴン族の儀式モンスター1体を手札に加える。
②:自分のフィールドか墓地に「粛声の祈り手ロー」が存在する限り、このカードの攻撃力は2050アップする。
③:自分フィールドに「粛声の祈り手ロー」が存在し、相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《ローガーディアン》のリメイクである、【粛声】デッキのエースモンスター。

①:このカードが儀式召喚した場合に発動できる。
デッキから「粛声」モンスターまたは戦士族・ドラゴン族の儀式モンスター1体を手札に加える。

《粛声なる守護者ローガーディアン》の①の効果

①の効果で自身が儀式召喚に成功した場合、デッキから【粛声】モンスターか儀式モンスターを手札に加えることができます。

デッキ内のさまざまなカードにアクセスできる効果となっているので、状況に合わせてサーチ先を検討するようにしましょう。

またこのサーチ効果ではその他の【粛声】カードと違い、光属性以外の戦士族・ドラゴン族モンスターも選ぶことが可能となっているので、他の儀式テーマなどと混ぜる場合は意識しておくと良いでしょう。

②:自分のフィールドか墓地に「粛声の祈り手ロー」が存在する限り、このカードの攻撃力は2050アップする。

《粛声なる守護者ローガーディアン》の①の効果

③:自分フィールドに「粛声の祈り手ロー」が存在し、相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

《粛声なる守護者ローガーディアン》の③の効果

②の効果は《粛声の祈り手ロー》がフィールド・墓地に存在する場合に攻撃力をアップする効果、③の効果は自分フィールドに《粛声の祈り手ロー》が存在する場合に発動できる無効効果となっています。

③の効果はモンスター・魔法・罠のすべてを無効にできる強力な効果ではありますが、自分フィールドに《粛声の祈り手ロー》が存在していないと発動できないという点は注意しておきましょう。

《粛声の祈り手ロー》自身に自己再生効果があるので条件を満たすのは容易ですが、言い換えれば墓地メタなどで《粛声の祈り手ロー》が存在しなくなると大きく弱体化してしまうということでもあります。

《古聖戴サウラヴィス》

《古聖戴サウラヴィス》

【 儀式モンスター 】
星 7 / 光 / ドラゴン族 / 攻2600 / 守2800

「精霊の祝福」により降臨。
①:自分フィールドのモンスターを対象とする魔法・罠・モンスターの効果を相手が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。
その発動を無効にする。
②:相手がモンスターを特殊召喚する際に、フィールドのこのカードを持ち主の手札に戻して発動できる。
その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを除外する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

レベル7の光属性・ドラゴン族の儀式モンスターです。

①:自分フィールドのモンスターを対象とする魔法・罠・モンスターの効果を相手が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。
その発動を無効にする。

《古聖戴サウラヴィス》の①の効果

①の効果は自分のモンスターが効果の対象となった際に発動を無効にできる、手札誘発の効果となっています。

《エフェクト・ヴェーラー》《無限泡影》といった手札誘発カードにも対応できるため、メインデッキから手札誘発の対策ができるという、非常に優秀な効果となっています。

②:相手がモンスターを特殊召喚する際に、フィールドのこのカードを持ち主の手札に戻して発動できる。
その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを除外する。

《古聖戴サウラヴィス》の②の効果

また②の効果では相手がチェーンに乗らない特殊召喚を行った際に、フィールドのこのカードを手札に戻すことで、特殊召喚を無効にしながら除外するという強力な効果となっています。

カード効果で呼び出される儀式召喚や融合召喚には対応できませんが、S召喚やX召喚、L召喚などを無効にする手段としてとても扱いやすいので、妨害手段の1つとして活用すると良いでしょう。

《竜姫神サフィラ》

《竜姫神サフィラ》

【 儀式モンスター 】
星 6 / 光 / ドラゴン族 / 攻2500 / 守2400

「祝祷の聖歌」により降臨。「竜姫神サフィラ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが儀式召喚したターンのエンドフェイズ時及び、このカードがモンスターゾーンに存在し、手札・デッキから光属性モンスターが墓地へ送られたターンのエンドフェイズ、以下の効果から1つを選択して発動できる。●自分はデッキから2枚ドローする。その後、手札を1枚捨てる。●相手の手札をランダムに1枚選んで墓地へ捨てる。●自分の墓地の光属性モンスター1体を選んで手札に加える。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

レベル6の光属性・ドラゴン族の儀式モンスターです。

①:このカードが儀式召喚したターンのエンドフェイズ時及び、このカードがモンスターゾーンに存在し、手札・デッキから光属性モンスターが墓地へ送られたターンのエンドフェイズ時、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分はデッキから2枚ドローする。その後、手札を1枚捨てる。
●相手の手札をランダムに1枚選んで墓地へ捨てる。
●自分の墓地の光属性モンスター1体を選んで手札に加える。

《竜姫神サフィラ》の①の効果

①の効果で、自身が儀式召喚したターンまたは手札・デッキから光属性モンスターが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに3つの効果から選んで発動することができます。

いずれもドロー効果・ハンデス効果・サルベージ効果となかなか強力で、状況に合わせて使い分けることが可能となっています。

後述する儀式魔法《粛声なる祈り》の墓地効果で特殊召喚できるモンスターの1つとして指定されており、うまく扱えばトリッキーな動き方ができるのが面白い点です。

ただしあちらは儀式召喚ではなく特殊召喚となっているので、それだけでは①の効果発動の条件を満たせないことは知っておきましょう。

【粛声】魔法・罠カード

《粛声なる結界》

《粛声なる結界》

【 永続魔法 】

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「粛声の祈り手ロー」及び光属性の儀式モンスターが存在する限り、相手モンスターは儀式モンスターしか攻撃対象に選択できず、自分フィールドの光属性モンスターを相手は効果の対象にできない。
②:自分メインフェイズに発動できる。
「粛声なる結界」を除く、「粛声」カード1枚か「ローガーディアン」儀式モンスター1体をデッキから手札に加える。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《粛声の祈り手ロー》の効果でアクセスできる【粛声】永続魔法カード。

①:自分フィールドに「粛声の祈り手ロー」及び光属性の儀式モンスターが存在する限り、相手モンスターは儀式モンスターしか攻撃対象に選択できず、自分フィールドの光属性モンスターを相手は効果の対象にできない。

《粛声なる結界》の①の効果

②:自分メインフェイズに発動できる。
「粛声なる結界」を除く、「粛声」カード1枚か「ローガーディアン」儀式モンスター1体をデッキから手札に加える。

《粛声なる結界》の②の効果

①の効果で《粛声の祈り手ロー》と光属性の儀式モンスターが存在する場合に自分のモンスターに耐性を付与する効果、②の効果でサーチ効果を持っています。

①の効果は《粛声の祈り手ロー》と相互の関係となっており、《粛声の祈り手ロー》が存在することで《粛声なる結界》の効果発動の条件を満たし、 《粛声なる結界》の効果で《粛声の祈り手ロー》を護るという形になっています。

これによって《粛声なる守護者ローガーディアン》の無効効果の条件を満たしつつ、《粛声の祈り手ロー》を先に除去されるリスクを大幅に軽減しています。

②のサーチ効果は単純に強力な効果となっていて、維持するだけで毎ターン発動できる【粛声】デッキの重要なアドバンテージ源となっています。

相手としてもなるべくこのカードを除去したいと考えているはずなので、《粛声なる守護者ローガーディアン》の無効効果や《オッドアイズ・ペンデュラムグラフ・ドラゴン》の魔法無効効果を活用してこのカードを守るように立ち回ると良いでしょう。

《粛声なる祈り》

《粛声なる祈り》

【 儀式魔法 】

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドの光属性モンスターをリリースし、手札から光属性の儀式モンスター1体を儀式召喚する。
②:自分フィールドの表側表示の光属性の儀式モンスターが相手の効果でフィールドから離れた場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札・デッキから「古聖戴サウラヴィス」「竜姫神サフィラ」「粛声なる守護者ローガーディアン」のいずれか1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《粛声の竜賢姫サフィラ》の墓地送り効果の先となる、【粛声】儀式魔法カード。

①:レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドの光属性モンスターをリリースし、手札から光属性の儀式モンスター1体を儀式召喚する。

《粛声なる祈り》の①の効果

②:自分フィールドの表側表示の光属性の儀式モンスターが相手の効果でフィールドから離れた場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札・デッキから「古聖戴サウラヴィス」「竜姫神サフィラ」「粛声なる守護者ローガーディアン」のいずれか1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。

《粛声なる祈り》の②の効果

①の効果は光属性の儀式モンスターで用いることができる汎用的な儀式召喚効果、②の効果は3つの儀式モンスターを直接リクルートする効果となっています。

特徴的なのがやはり②の効果で、このカードを墓地へ用意しておくことで相手の除去を間接的に防ぐことができます。

バウンスや除外と言った破壊以外の除去にも対応できるので、《粛声なる守護者ローガーディアン》をフィールドに残す手段として用いると良いでしょう。

《粛声なる威光》

《粛声なる威光》

【 永続罠 】

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手のメインフェイズに、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の手札・墓地から、戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスター1体または儀式魔法カード1枚をデッキに戻し、デッキから「粛声」モンスター1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。
自分フィールドの戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスターの数まで、相手フィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードとこのカードを破壊する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《粛声の祈り手ロー》の効果でアクセスできる【粛声】永続罠カード。

①:自分・相手のメインフェイズに、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の手札・墓地から、戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスター1体または儀式魔法カード1枚をデッキに戻し、デッキから「粛声」モンスター1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。
●自分フィールドの戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスターの数まで、相手フィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードとこのカードを破壊する。

《粛声なる威光》の①の効果

お互いのメインフェイズに、2つの効果から選んで発動することができます。

手札・墓地の儀式モンスター・儀式魔法をデッキに戻して《粛声の竜賢聖サウラヴィス》をリクルートすれば、デッキのリソースを回復しながら相手の展開に合わせて儀式モンスターを展開することができます。

またカード破壊効果の方はこのカード自体も一緒に破壊してしまうものの、【粛声】デッキでは能動的に発動できる除去手段として活用できるので、相手を詰め切る際などに用いると良いでしょう。

【粛声】デッキと相性が良いカード

《宣告者の神巫》

《宣告者の神巫》

【 チューナーモンスター 】
星 2 / 光 / 天使族 / 攻500 / 守300

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキ・EXデッキから天使族モンスター1体を墓地へ送る。このカードのレベルはターン終了時まで、そのモンスターのレベル分だけ上がる。②:このカードがリリースされた場合に発動できる。手札・デッキから「宣告者の神巫」以外のレベル2以下の天使族モンスター1体を特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《宣告者の神巫》は天使族モンスターをデッキ・EXデッキから墓地へ送ることができる、汎用として用いられるチューナーモンスターです。

《虹光の宣告者》を墓地へ送ることで儀式モンスターをサーチしたり、《トリアス・ヒエラルキア》を墓地へ送って自身をリリースることで《粛声の祈り手ロー》をリクルートしたりと、さまざまな場面で活用することができます。

また後述の《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》でも蘇生できる天使族モンスターであり、チューナーとしてS召喚に用いることができるのも面白い点となっています。

《オッドアイズ・ペンデュラムグラフ・ドラゴン》

《オッドアイズ・ペンデュラムグラフ・ドラゴン》

【 儀式・ペンデュラムモンスター 】
星 7 / 光 / ドラゴン族 / 攻2700 / 守2500

「オッドアイズ・アドベント」により降臨。
このカードは儀式召喚及び手札からのP召喚でのみ特殊召喚できる。
①:相手がEXデッキからモンスターを特殊召喚する度に、相手に300ダメージを与える。
②:1ターンに1度、相手が魔法カードの効果を発動した時に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置き、その相手の効果を無効にする。
儀式召喚したこのカードをPゾーンに置いた場合、さらにEXデッキから「オッドアイズ」モンスター1体を特殊召喚できる。
【P効果 青4/赤4】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手のエンドフェイズに発動できる。
自分のデッキ・墓地から儀式魔法カード1枚を選んで手札に加える。
その後、このカードを持ち主の手札に戻す。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

【粛声】カードのサポートが適用できる、光属性・ドラゴン族の儀式・Pモンスターです。

P効果で自分のエンドフェイズに儀式魔法をサーチ・回収する効果、モンスター効果で魔法カードの効果無効の効果を持っています。

【粛声】だけでは妨害が足りなくなりがちなので、このカードの魔法カード無効効果も活用することで、妨害手段を増やすことが狙いとなっています。

《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》

《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》

【 フィールド魔法 】

「祝福の教会-リチューアル・チャーチ」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の手札から魔法カード1枚を捨ててこの効果を発動できる。
デッキから光属性の儀式モンスター1体または儀式魔法カード1枚を手札に加える。
②:自分の墓地の魔法カードを任意の数だけデッキに戻し、デッキに戻した数と同じレベルを持つ、自分の墓地の天使族・光属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《サイバー・エッグ・エンジェル》からサーチできる、【儀式召喚】サポートのフィールド魔法です。

手札で不要となった魔法カードを捨てることでデッキから光属性の儀式モンスターをサーチできるので、このデッキではエンジンカードの1つとして採用することができます。

また《粛声の祈り手ロー》がレベル1・天使族モンスターである点も相性が良く、維持できれば毎ターン蘇生するカードとしても活用できます。

【粛声】デッキの回し方

《粛声の祈り手ロー》1枚からの展開例

【使用カード/条件】

  • 《粛声の祈り手ロー》

【結果】

  • 《粛声なる守護者ローガーディアン》
  • 《粛声の祈り手ロー》
  • 《粛声なる結界》
  • 手札に《古聖戴サウラヴィス》
  • 墓地に《粛声なる祈り》

【手順】

  1. 手札から《粛声の祈り手ロー》を召喚して効果を発動、デッキから《粛声なる結界》を置く
  2. 《粛声なる結界》の効果を発動、デッキから《粛声の竜賢姫サフィラ》を手札に加える
  3. 手札の《粛声の竜賢姫サフィラ》を捨てて効果を発動、デッキから《粛声なる祈り》を墓地へ送り、デッキから《粛声なる守護者ローガーディアン》を手札に加える
  4. 墓地の《粛声の竜賢姫サフィラ》を除外して効果を発動、《粛声の祈り手ロー》をリリースして手札から《粛声なる守護者ローガーディアン》を儀式召喚する
  5. 処理後にチェーン1《粛声なる守護者ローガーディアン》の儀式召喚成功時効果、チェーン2で墓地の《粛声の祈り手ロー》の効果を発動チェーン2で墓地から《粛声の祈り手ロー》を特殊召喚、チェーン1でデッキから《古聖戴サウラヴィス》を手札に加える

【盤面の解説】

《粛声の祈り手ロー》1枚から動く、基本的な展開の一例です。

フィールドに《粛声の祈り手ロー》《粛声なる守護者ローガーディアン》を揃えることで、相手のカード発動を無効にすることができます。

《粛声なる結界》が存在するので相手はこちらの光属性モンスターを効果の対象にできず、戦闘でも《粛声なる守護者ローガーディアン》しか対象にできないため、かなり面倒な盤面となっていることでしょう。

《粛声なる結界》を維持できれば次の自分ターン以降もまたサーチ効果を発動することでアドバンテージ源となるので、できるだけ除去されてしまわないように立ち回ることを意識すると良いでしょう。

展開の最後に《古聖戴サウラヴィス》をサーチしているので、もしフィールドのモンスターが無効や除去の対象になってしまっても、1度は無効にしてしまうことができます。

あとは残りの手札と相談しながら、次ターン以降の展開にも備えて動いていきましょう。

《粛声の竜賢聖サウラヴィス》を活用した展開例

【使用カード/条件】

  • 《粛声の祈り手ロー》
  • 《儀式の準備》(その他の魔法カードでも可)

【結果】

  • 《粛声の竜賢聖サウラヴィス》
  • 《大儺主水》
  • 《粛声なる結界》
  • 手札に《古聖戴サウラヴィス》
  • 墓地に《粛声の祈り手ロー》《粛声なる守護者ローガーディアン》

【手順】

  1. 手札から《儀式の準備》を発動、デッキから《古聖戴サウラヴィス》を手札に加える
  2. 手札から《粛声の祈り手ロー》を召喚して効果を発動、デッキから《粛声なる結界》を置く
  3. 《粛声なる結界》の効果を発動、デッキから《粛声の竜賢姫サフィラ》を手札に加える
  4. 手札の《粛声の竜賢姫サフィラ》を捨てて効果を発動、デッキから《粛声なる祈り》を墓地へ送り、デッキから《粛声なる守護者ローガーディアン》を手札に加える
  5. 墓地の《粛声の竜賢姫サフィラ》を除外して効果を発動、《粛声の祈り手ロー》をリリースして手札から《粛声なる守護者ローガーディアン》を儀式召喚する
  6. 処理後にチェーン1《粛声なる守護者ローガーディアン》の儀式召喚成功時効果、チェーン2で墓地の《粛声の祈り手ロー》の効果を発動チェーン2で墓地から《粛声の祈り手ロー》を特殊召喚、チェーン1でデッキから《粛声の竜賢聖サウラヴィス》を手札に加える
  7. 墓地の《儀式の準備》《粛声なる祈り》をデッキに戻し、手札の《粛声の竜賢聖サウラヴィス》を特殊召喚
  8. 《粛声の祈り手ロー》《粛声なる守護者ローガーディアン》を素材として、EXデッキから《大儺主水》をL召喚

【盤面の解説】

展開の途中で自己特殊召喚効果を持った《粛声の竜賢聖サウラヴィス》を織り交ぜた展開の一例です。

先述の《粛声の祈り手ロー》1枚展開の派生となっており、手札によってさまざまなルートに変えることができます。

《大儺主水》は相手ターンにフリーチェーンで墓地の《粛声なる守護者ローガーディアン》を特殊召喚することができるので、《粛声の祈り手ロー》の自己再生効果を併せることで相手ターンに展開することができます。

この際、《粛声の祈り手ロー》の効果でデッキから《粛声なる威光》を置いておけば、そちらの効果でサルベージや除去を行うことも可能です。

また相手カード効果の発動に合わせて《粛声の竜賢聖サウラヴィス》の効果を発動すれば、手札・デッキから儀式モンスターを特殊召喚することができます。

《古聖戴サウラヴィス》を呼び出せばそちらの効果で相手モンスターの特殊召喚無効を、《オッドアイズ・ペンデュラムグラフ・ドラゴン》を呼び出せば魔法カードの無効効果を発動させることができます。

【粛声】デッキをカスタムするおすすめカード

【ドラグマ】関連カード

《教導の聖女エクレシア》

《教導の聖女エクレシア》

【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 魔法使い族 / 攻1500 / 守1500

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:EXデッキから特殊召喚されたモンスターがフィールドに存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「教導の聖女エクレシア」以外の「ドラグマ」カード1枚を手札に加える。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。③:このカードはEXデッキから特殊召喚されたモンスターとの戦闘では破壊されない。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《ドラグマ・パニッシュメント》

《ドラグマ・パニッシュメント》

【 通常罠 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力以上の攻撃力を持つモンスター1体を自分のEXデッキから墓地へ送り、対象のモンスターを破壊する。このカードの発動後、次の自分ターンの終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

【ドラグマ】は光属性・魔法使い族で統一されたテーマデッキです。

テーマの特性としてEXデッキのモンスターを特殊召喚せず、カード効果で直接墓地へ送ることを得意としているため、《虹光の宣告者》などを活用する【粛声】と相性が良いテーマとなっています。

また強力な除去効果を持った《ドラグマ・パニッシュメント》の制約も受けにくいため、よりデッキパワーを挙げたい場合は採用を検討すると良いでしょう。

【影霊衣】関連カード

《ブリューナクの影霊衣》

《ブリューナクの影霊衣》

【 儀式モンスター 】
星 6 / 水 / 戦士族 / 攻2300 / 守1400

「影霊衣」儀式魔法カードにより降臨。
「ブリューナクの影霊衣」以外のモンスターのみを使用した儀式召喚でしか特殊召喚できない。「ブリューナクの影霊衣」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードを手札から捨てて発動できる。デッキから「ブリューナクの影霊衣」以外の「影霊衣」モンスター1体を手札に加える。
②:エクストラデッキから特殊召喚された、フィールドのモンスターを2体まで対象として発動できる。そのモンスターを持ち主のデッキに戻す。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《影霊衣の万華鏡》

《影霊衣の万華鏡》

【 儀式魔法 】

「影霊衣」儀式モンスターの降臨に必要。
「影霊衣の万華鏡」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:儀式召喚するモンスターと同じレベルになるように、自分の手札・フィールドのモンスター1体をリリース、またはエクストラデッキのモンスター1体を墓地へ送り、手札から「影霊衣」儀式モンスターを任意の数だけ儀式召喚する。
②:自分フィールドにモンスターが存在しない場合、自分の墓地からこのカードと「影霊衣」モンスター1体を除外して発動できる。デッキから「影霊衣」魔法カード1枚を手札に加える。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

【影霊衣】デッキも【粛声】デッキと同様の儀式召喚を軸とするテーマで、EXデッキから出たモンスターに対して強いテーマデッキです。

【儀式召喚】のサポートを共有できる他、【粛声】には無いEXデッキのモンスターに対するメタ効果が強力であるため、想定するデッキによっては採用を検討してみると良いでしょう。

また《粛声なる守護者ローガーディアン》の効果でサーチ可能な戦士族・ドラゴン族の儀式モンスターがテーマ内に存在するのも面白い点となっています。

《プリンシパグ》

《プリンシパグ》

【 効果モンスター 】
星 1 / 地 / 獣族 / 攻0 / 守00

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
元々のカード 名に「ガーディアン」を含む自分フィールドの通常召喚できないモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
②基地のこのカードを除外し、自分の墓地の通常召喚できない「ガーディアン」モンスター1体を対象とし、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●対象のモンスターを手札に加える。
●対象のモンスターにカード名が記されたカード1枚を自分の墓地から手札に加える。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《プリンシパグ》は、貴重な【ガーディアン】サポート効果を持ったレベル1の獣族モンスターです。

《粛声なる守護者ローガーディアン》は【ガーディアン】モンスターでもあるためサポートを受けることができ、連続攻撃付与や回収効果の対象とすることができます。

また何故か墓地効果で《粛声の祈り手ロー》も回収できるので、手数がほしい場合に採用を検討してみると良いでしょう。

おわりに

いかがだったでしょうか。

【粛声】デッキは儀式召喚テーマとしてもかなり扱いやすく、強さも保証された優秀なテーマデッキとなっています。

展開もかなりまとまっているのでわかりやすく、うまく扱えば環境デッキ相手でもしっかりと戦うことができる優秀なテーマですので、【儀式召喚】デッキに触れてみたい方に是非ともオススメとなっています!

興味を持っていただけたなら是非とも実際にカードを手に取ってプレイしてみていただければ幸いです。

ここまでのご精読、ありがとうございました!


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