【遊戯王OCG】第3回 Mogi杯 個人戦の大会結果と環境考察【大会結果】

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【遊戯王OCG】第3回 Mogi杯 個人戦の大会結果と環境考察【大会結果】

目次

こんにちは、たけっしーです。

今回は2/9に僕が開催した『第3回 Mogi杯 個人戦』の大会結果と環境考察の記事になります!

差し入れでいただきました!😋

Mogi杯も3回目になりますが、今回は参加者37名とたくさんの方に参加していただき大変嬉しく思います。

それでは早速、予選デッキ分布から見ていきましょう!

予選デッキ分布

  • ライゼオル⋯13
  • M∀LICE⋯6
  • 青眼⋯5
  • 水晶機巧⋯3
  • 白き森⋯2
  • オルフェゴール⋯2

以下 分布1

  • Evil★Twin
  • ユベル
  • R-ACE
  • 植物GS
  • 破壊剣
  • エルドリッチ

以上、参加者 37名

今回のトップシェアも【ライゼオル】となりました。

関西では使用者も多く、今期の環境トップデッキとなります。

次点で分布が多かったのは【M∀LICE】【青眼】【水晶機巧】になります。

どれも関西では一定数使用者がおり、今大会でも続投されています。

特に【M∀LICE】は【ライゼオル】と並んで安定した入賞率を誇り、今期の環境トップの一角になります。

分布上は【青眼】に分類しましたが、中には【征竜】【天盃龍】等のドラゴン族のギミックを合わせたグッドスタッフ構築のデッキも存在していました。

【白き森】【オルフェゴール】は以前に比べて数を減らしつつあるものの、一定の使用者がいるデッキになります。

それでは予選を抜け、決勝トーナメントに残ったデッキを見ていきましょう。

決勝トーナメント デッキ分布

  • ライゼオル⋯3(再世アザミナデモンスミス入り1)
  • M∀LICE⋯2
  • 白き森⋯1
  • 破壊剣⋯1

以上、7名

予選全勝は【ライゼオル】となりました。

予選同様、決勝トーナメントにも【ライゼオル】が分布トップで勝ち残っています。

デッキの性質上、構築が固定化されやすい【ライゼオル】ですが、【再世】【アザミナ】【デモンスミス】のギミックを投入した複合構築が予選を抜け、決勝トーナメントまで勝ち残っていました。

それぞれのギミックが独立しており、合わせ引いた際の盤面強度が高いのはもちろんのこと、【ライゼオル】のメタである《次元障壁》も他のギミックで躱せるといった弱点補強も担っています。

常識に囚われない個性的な構築で、デッキレシピを拝見した時は驚きました。

他に環境で見ることが少ない珍しいデッキタイプとして、【破壊剣】が勝ち残っています。

見事ベスト4に入賞しているため、デッキレシピやギミックについては後ほど解説します。

それでは入賞レシピを見ていきます。

ベスト4【ライゼオル】

ベスト4は【ライゼオル】になります。

今期の環境トップは今回も安定して結果を残しています。

構築プランも【ライゼオル】では固定化されつつある「ドロー系+無効系」が軸となっています。

サイドからは主に【ライゼオル】ミラーで有効な《共界神淵体》、広い範囲で捲り札になる《ライトニング・ストーム》を投入するといったところでしょう。

特徴的なのはエクストラの採択です。

《スター・ライゼオル》登場後は採用されていることが多い《ヘルフレイム・バンシー》が不採用となっています。

使用しなくても展開自体は問題無く出来るため、不要と判断されたと推測できます。

初動に対する無効系が強要されるようになった現在は《ライゼオル・デュオドライブ》に決め打ちされなくなったことから、《ヘルフレイム・バンシー》を経由しなくてもある程度強い盤面が作れることは確定しているという意味では必要無いかもしれません。

また、《No.106 巨岩掌ジャイアント・ハンド》の採用も珍しいですね。

《神殿を守る者》のような《時空の七皇》で見せてサーチするカードは採用されていないため、恐らくは《ライゼオル・ホールスラスター》で相手ターンに出せる妨害の択として採用されていると推測できます。

決勝トーナメントに残った【ライゼオル】3名のうち、2名は一回戦で脱落しており予選全勝ボーナスとして一回戦シードだった1名が残っていましたが、準決勝では勝ちきれずベスト4で収まることとなりました。

ベスト4【破壊剣】

ベスト4の2人目は【破壊剣】となります。

ギミックとしては【深淵の獣】【烙印】【青眼】の要素も含まれており使用者の工夫が多数見られる構成になっています。

環境ではあまり見ない珍しいデッキタイプではありますが、システムモンスターによるロックが強力なデッキになります。

基本的な目指す盤面としては《天球の聖刻印》《破壊剣士の揺籃》の布陣になります。

相手ターンに《破壊剣士の揺籃》のコストで墓地に送った《破壊剣の追憶》の効果を使用し、

《竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー》と《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》を盤面に揃えて相手のモンスター効果をロックするのが基本戦術です。

種族がドラゴン族に変更されることで種族指定のリンク召喚や融合召喚等が出来なくなったり、サポートを受けれなくなったりするため、ロック効果適用以外でも種族変更は見た目以上に厄介です。

一方で《天球の聖刻印》からは①のバウンスを使用後に②で《アルバスの落胤》を特殊召喚し、相手のモンスターを処理しながら《氷剣竜ミラジェイド》で妨害を追加することが出来ます。

状況次第では《アルバスの落胤》では無く、《深淵の獣マグナムート》を特殊召喚し、《深淵の獣ルベリオン》をサーチしておくことで2ターン目以降は【深淵の獣】のギミックを回せるように備えることも可能です。

この繋がりにより、デッキには【烙印】のギミックが多数採用されています。

中でも《深淵竜アルバ・レナトゥス》は《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》による種族変更とも噛み合っており、相手のモンスターを全て融合素材にできます。

基本的な初動としては《破壊剣士の揺籃》をサーチできる《破壊剣士の伴竜》、それをサーチできる《青き眼の賢士》になります。

《青き眼の賢士》から動く場合は《青き眼の精霊》から《光の霊堂》を経由して《破壊剣士の伴竜》を出力できます。

デッキの欠点としては《破壊剣士の揺籃》のコストがデッキからのみであるため《バスター・ブレイダー》を引いてしまうとギミックが動かなくなってしまう点になります。

そのためデッキ枚数を43枚にし、《バスター・ブレイダー》を引きにくいように工夫されています。

ギミック面以外では《超融合》《ハーピィの羽根帚》《三戦の号》のメイン採用が目立ちます。

特に《三戦の号》は《破壊剣士の揺籃》をセットできる点から初動に対する無効系への貫通札になります。

無効系の手札誘発も少なからず採用されているものの、最大枚数とっていないことから評価は高くないといったところでしょうか。

【深淵の獣】のギミックを動かした時に《復烙印》のドローから追加できる妨害として最低限採用していると推測できます。

【破壊剣】は環境で見ることがほとんど無い珍しいデッキタイプですが、使用したプレイヤーは長らく使用し続けていたデッキであるため研究の成果が上手く実った結果かもしれません。

🥈2位🥈【M∀LICE】

2位は【M∀LICE】となります。

今期は【ライゼオル】同様、関西では毎回入賞に食い込むデッキですが、今回も決勝まで勝ち残っています。

特徴的なのは「M∀LICE」ネームの枚数コンパクトに抑え、初動としては《M∀LICE〈P〉Doomouse》《バックアップ@イグニスター》といった質の高いカードに繋がる《サイバネット・マイニング》を重視しており

空いた枠を手札誘発や《三戦の才》といった汎用札に回しています。

サイドからはメインデッキの手札誘発を補完する形《エフェクト・ヴェーラー》《霊王の波動》といった無効系を追加、

更に《原始生命態ニビル》での展開抑制する狙いが見えます。

今期流行している【マルチャミー】は一切採用せず、無効系による展開抑制とリソース奪取を軸としています。

【M∀LICE】の場合、対【ライゼオル】でドロー系を発動したとしても《ライゼオル・デッドネーダー》は着地されると捲るのは困難であり、加えてサイド後はメタである《アーティファクト・ロンギヌス》でやり過ごされてしまいます。

無効系プランであれば、リソースを枯らせることが期待できるため【ライゼオル】の手数が少なければ展開失敗、或いはリソースが無い状態での《ライゼオル・デッドネーダー》単騎になればやり取りの中で突破できる可能性があります。

サイド後に飛んでくる《アーティファクト・ロンギヌス》に対しても、無効系で相手のギミックが停止させ《アーティファクト・ロンギヌス》単品と向き合うだけであれば《バックアップ@イグニスター》《ウィザード@イグニスター》、それに繋がる《サイバネット・マイニング》での解決が可能になるため、無効系プランが関節的なメタへの解答となります。

《ドロール&ロックバード》もドロー系に対しての解答でありながら、対【ライゼオル】では無効系と合わせてリソースを消し、展開を抑えこめる可能性があるカードになります。

手札誘発で一貫したプランニングで構築の纏まりが良いので、個人的に推し構築です。

🏆優勝🏆【白き森】

優勝は【白き森】になります。

構築の特徴としては【デモンスミス】を採用せず、【アザミナ】ギミックの根幹である《罪宝の欺き》も最低限の採用で纏めた所謂「純構築」といったところでしょうか。

《白き森の魔女》を《テラ・フォーミング》まで含めた最大枚数採用されており、【ディアベル】ギミックによるメインデッキ内で独立した妨害を用意できる構成なのも特徴的ですね。

【デモンスミス】を採用していない穴埋めとしてはモンスター2体から作れる《影法師トップハットヘア》+《碑像の天使-アズルーン》のパッケージを採用されており、展開が通りきらなかった場合の妥協点として活用できる構成になっています。

また【デモンスミス】を採用しないことの利点としてエクストラの空きを利用し、サイドからは【ライゼオル】に対して有効な《月女神の鏃》が組みこまれています。

手札誘発は質の高いものに絞って採用されており、制限カードである《PSYフレームギア・γ》も採用されています。

2位の【M∀LICE】にも採用されており、最近トレンドの1枚ですね。

入賞レシピの解説は以上になります。

今回のまとめ

今回は2/9に僕が開催した『第3回 Mogi杯 個人戦』の大会結果と環境考察の記事でした。

次回のMogi杯は未定ですが、定期的に開催する予定ですので、是非ご参加ください!

それでは👋

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