【2022年8月マスターデュエル環境】流行りの最強デッキランキング【Tierランキング】

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【2022年8月マスターデュエル環境】流行りの最強デッキランキング【Tierランキング】

はじめに

マスターデュエルもリリースから早半年以上。

カードプールも新たに更新され、環境の変化が生まれています。

こちらの記事では、ゲーム『遊戯王マスターデュエル』流行りの最強デッキを紹介していきます。

どのようなデッキがあるのか、早速見ていきましょう!

目次

先月からのカードプールの変化

7月11日には新セレクションパック『インヴィンシブル・レイド』が追加され、新テーマ「ダイノルフィア」「騎甲虫(ビートルーパー)」の登場や「DD」「極星」などの強化がありました。

この新セレクションパック『インヴィンシブル・レイド』による環境への変化はほぼなかったのですが、今後環境に来るであろう【デスピア】の採用カードのうちの1枚である《ガーディアン・キマイラ》。

そして強力な効果を備えている《ダイノルフィア・レクスターム》《ダイノルフィア・フレンジー》がまだ未実装であるものの、【ダイノルフィア】デッキの核となるカード、《ダイノルフィア・テリジア》《ダイノルフィア・ドメイン》などが多数収録されているため、将来性のあるカードの収録が多いとも言えます。

「最強」の定義

 本記事では最強デッキを「遊戯王マスターデュエル環境での相対的な強さ」と定義します。

 Tier1とは「環境内に不利なデッキが少ない、あるいは相性差を覆しやすいデッキであり、ランクマッチで持ち込みが一番多いと予想される対策必須のデッキ」です。

 Tier2とは「Tier1やTier2のデッキにある程度勝てる見込みがあり、ランクマッチでも一定数いると予想されるデッキ」です。

 Tier3とは「弱点が多い、デッキパワーが低いなどの理由で使用者は少ないものの、特定のメタゲームでは活躍することができるデッキ」です。

Tier1

【天威勇者】Tier1


【天威勇者】は、《水晶機巧-ハリファイバー》のリンク召喚から《幻獣機アウローラドン》をリンク召喚し、展開することで盤面の制圧を狙うデッキです。

特徴としては、《幻獣機アウローラドン》をリンク召喚したあとの展開から《源竜星-ボウテンコウ》をシンクロ召喚し、「竜星」モンスターと「天威」モンスターを絡めて展開するという点です。

また、最終的な盤面に並ぶのは《フルール・ド・バロネス》や《相剣大師-赤霄》などの優秀な妨害の他、《竜星の九支》がサーチされている状態で《幻竜星-チョウホウ》も並ぶため、《幻竜星-チョウホウ》を破壊して《竜星の九支》の発動無効+《幻竜星-チョウホウ》が破壊された場合に《灰流うらら》などのチューナーモンスターをサーチする、というスキのない盤面を形成することができます。

弱点としては、展開系デッキであるため《増殖するG》をもらうと展開を止めざるを得ないこと、また《灰流うらら》《無限泡影》など各種手札誘発をもらった場合に展開が止まってしまい、妨害を敷けない場合があることです。

しかしデッキに採用されている「勇者」ギミックの《流離のグリフォンライダー》や、《墓穴の指名者》《抹殺の指名者》で相手の妨害を無力化させることもできるので、そのまま展開を決めてしまうことも容易です。

Tier2

【幻影騎士団】Tier2


【幻影騎士団】は展開に長けた墓地活用デッキです。

レベル3モンスターが多いため、レベル3モンスターを墓地に送れる《彼岸の黒天使 ケルビーニ》との相性が良く、レベル3モンスター2体を起点に展開を伸ばすことができます。

《彼岸の黒天使 ケルビーニ》の効果はレベル3モンスターであればなんでもデッキから墓地に送れるので、「勇者」ギミックの核となる《アラメシアの儀》をサーチすることができる《聖殿の水遣い》も墓地に送ることができます。

そして「幻影騎士団」のギミック内で《幻影霧剣》《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》《幻影騎士団サイレントブーツ》からアクセスできる妨害となる罠カードでもあります。

《幻影騎士団ブレイクソード》や《天霆號アーゼウス》といった後攻から捲りにいけるカードも多いので、先攻でも後攻でも戦いやすいデッキとなっています。

また展開した後も墓地で効果が使えるリソースが残るので、展開した盤面を捲られても次のターン再展開する、といったことも可能です。

【電脳堺】Tier2


【電脳堺】はレベルが3の倍数のモンスターでテーマが構成された、持ち前の展開力を駆使して盤面を制圧する展開系デッキです。

メインデッキの「電脳堺」モンスターはレベル3と6のみで、《電脳堺姫-娘々》と《電脳堺嫦-兎々》以外のモンスターは以下の共通効果を持っています。

  • このカードが手札に存在する場合、自分フィールドの「電脳堺」カード1枚を対象として発動できる。そのカードとは種類(モンスター・魔法・罠)が異なる「電脳堺」カード1枚をデッキから墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。
  • 上記の効果に加えてそのカードによって違う処理を行う。(例えば《電脳堺媛-瑞々》なら「電脳堺」カードのサーチ)
  • 「このターン、自分はレベルまたはランクが3以上のモンスターしか特殊召喚できない」という制約がつく。

この効果で次々と「電脳堺」モンスターを特殊召喚し、《電脳堺狐-仙々》などのシンクロモンスターや、《真竜皇V.F.D.》などのエクシーズモンスターを出して盤面を制圧します。

「電脳堺」の魔法・罠カードも強力なカードが多いです。

特に《電脳堺門-朱雀》は表側表示のカードを破壊する妨害効果を持っているので、モンスターと罠で妨害が分かれることで相手が対処しづらい盤面を作ることができます。

OCGでは現在禁止カードである《真竜皇V.F.D.》がマスターデュエルでは制限カードであり、そのあまりにも強力な妨害効果と《真竜皇V.F.D.》の召喚のしやすさがこのデッキを強力たらしめています。

【プランキッズ】Tier2


ここでは【プランキッズ】の中でも一番ランクマッチで数の多い「勇者」+「プランキッズ」型についての紹介となります。

「勇者」ギミックの登場以前から【プランキッズ】デッキは環境には顔を出していましたが、「勇者」ギミックの登場によりかなり増えました。

【プランキッズ】デッキは初動の「プランキッズ」モンスター1体から《プランキッズ・ミュー》をリンク召喚することで展開を伸ばして相手ターンに《プランキッズの大暴走》を発動、《プランキッズ・ハウスバトラー》を融合召喚し妨害とリソースを構えるデッキです。

展開は強力なのですが、初動の「プランキッズ」モンスターに妨害を当てられると展開できなくなることが多いのが欠点でもありました。

それを「勇者」ギミックの《流離のグリフォンライダー》が手札誘発などの妨害のケアとして解決してくれたので、弱点であった初動の「プランキッズ」モンスターへの妨害をケアしての先攻展開や後攻の捲りがしやすくなりました。

メインデッキの「プランキッズ」モンスターの効果はリンク素材になると発動するので《アラメシアの儀》の制約の影響も受けるカードがなく、相性が良いです。

しかし「勇者」ギミックを引けなかったときは従来の【プランキッズ】と変わりないのでやはり妨害には弱く、相手の《D-HERO デストロイフェニックスガイ》などで初動の「プランキッズ」モンスターの効果を潰されて負ける、といったケースもあります。

初動が通ったときの展開の強力さ、1枚初動の多さ、デッキの性質上「勇者」ギミックを採用できてそれが展開を通しやすくしていることは評価が高いのですが、初動が通らなかったときの弱さもありTier2への位置付けです。

【ふわんだりぃず】Tier2


【ふわんだりぃず】デッキは、「ふわんだりぃず」モンスター共通効果である『召喚成功時に鳥獣族モンスターを召喚する効果』を駆使して、大型の鳥獣族モンスターを召喚して盤面を制圧していくアドバンス召喚主体のデッキです。

下級の「ふわんだりぃず」モンスター共通効果として、

  1. 『このカードが召喚に成功した場合に発動できる。○○する(モンスターの種類によってこの部分は異なります)。その後、鳥獣族モンスター1体を召喚できる。』
  2. 『表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。』
  3. 『このカードが除外されている状態で、自分フィールドに鳥獣族モンスターが召喚された場合に発動できる。このカードを手札に加える。』

この3つの共通効果があります。

1の効果で連続召喚をして上級の鳥獣族モンスター召喚へと繋げ、2の効果で除外された「ふわんだりぃず」モンスターを3の効果で回収することで、アドバンス召喚の弱点であった、召喚権の不足問題とアドバンス召喚のリリースによるリソース切れ問題を解決するテーマとなっています。

盤面の制圧力も高く、《ふわんだりぃず×えんぺん》の単体での妨害と、《ふわんだりぃずと夢の町》《ふわんだりぃずと謎の地図》によって相手ターンに《烈風帝ライザー》を召喚して妨害、そして鳥獣族である《烈風の結界像》を置いておくことで特殊召喚封じもすることができます。

またこのデッキは召喚自体はするものの特殊召喚は滅多にしないので、シングル戦であるランクマッチにおいて採用率が高い《増殖するG》を一方的に腐らせることができるのも魅力の一つです。

弱点としては召喚成功時の効果で、さらに召喚という形をとるので《無限泡影》《エフェクト・ヴェーラー》などの効果無効系カードを通すとそれ以降の展開が難しくなるところ。

後攻になったときに攻める手数が、通常の召喚権と《ふわんだりぃずと謎の地図》くらいしかないので相手が少ない妨害でターンを返してきても突破できないという場面もそれなりに存在するところです。

先攻盤面の制圧力、後続確保のしやすさは強力ですが、攻め手の少なさなどのマイナス評価もありTier2の位置付けです。

Tier3

【鉄獣戦線(トライブリゲード)】Tier3


【鉄獣戦線(トライブリゲード)】デッキは、獣・鳥獣・獣戦士族モンスターを中心とする、リンク召喚によって盤面を制圧していくデッキです。

メインデッキの「鉄獣戦線」モンスターの効果によって墓地から獣・鳥獣・獣戦士族モンスターを除外し、除外した枚数と同じ数のリンクマーカーを持つ獣・鳥獣・獣戦士族リンクモンスターを特殊召喚して展開します。

獣・鳥獣・獣戦士族の高リンクモンスターを出すことが容易なので、「鉄獣戦線」モンスターの効果で出したリンクモンスターを素材に《アクセスコード・トーカー》《召命の神弓-アポロウーサ》などの強力なリンクモンスターを出すことも簡単にできます。

またこのテーマは「トライブリゲード」罠カードである《鉄獣の抗戦》が墓地・除外の獣・鳥獣・獣戦士族モンスターを任意の数特殊召喚しそれら全てをリンク素材として「鉄獣戦線」リンクモンスターをリンク召喚する、という強力な効果を持っています。

この効果で《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》をリンク召喚して、《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》のリンク召喚成功時の効果と《鉄獣戦線 ナーベル》などの墓地に送られたモンスターの効果を使い、除去とリソース確保を同時に行えるのが【鉄獣戦線】の強みの一つです。

また《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》が墓地に送られた場合に発動できる効果で《鉄獣の抗戦》をサーチできるので、《鉄獣の抗戦》へのアクセスも簡単です。

 

 

【相剣】Tier3


【相剣】デッキは、レベル4チューナーの「相剣トークン」を「相剣」カードの効果で特殊召喚し、高レベルシンクロモンスターをシンクロ召喚して戦うデッキです。

《相剣師-莫邪》《相剣師-泰阿》《相剣軍師-龍淵》が主に採用されるメインデッキの「相剣」モンスターです。

このうち《相剣師-莫邪》は召喚成功時に手札の幻竜族モンスターか「相剣」カードを相手に見せることで、《相剣師-泰阿》は起動効果で幻竜族モンスターか「相剣」カードを墓地から除外することで「相剣トークン」を生成し、どちらもレベル4モンスターなのでそのままレベル8シンクロモンスターへと繋げることができます。

《相剣大師-赤霄》をシンクロ召喚すれば、シンクロ召喚成功時のサーチ効果を使うことで後続確保またはさらなる展開へと繋げることも可能です。

《相剣軍師-龍淵》は他の2体とは違いレベル6モンスターなので、レベル4の「相剣トークン」とシンクロ召喚することでレベル10のシンクロモンスター《相剣大公-承影》や《フルール・ド・バロネス》などになれます。

そしてデッキの自由枠が多いのも魅力の一つです。

「手札誘発を大量に積む」「『天威』ギミックを採用する」「罠カードを多めに積む」「『D-HERO』ギミックを出張させる」などの構築の選択肢の幅が広くプレイヤーの構築の好みが出るデッキでもあります。

弱点としては、《相剣師-莫邪》《相剣師-泰阿》《相剣軍師-龍淵》が単体では完全な1枚初動でないため手札事故が発生しやすいことが挙げられます。

マスターデュエルはシングル戦のため、ピンポイントメタである《トークンコレクター》が採用しにくい環境であり、《トークンコレクター》という弱点をほぼ克服しています。

しかし現環境では初動の《相剣師-莫邪》《相剣師-泰阿》を「勇者」ギミックの《流離のグリフォンライダー》で潰されてしまい、厳しい状況に立たされることが多いため分布数を減らしています。

 

【エルドリッチ】Tier3


【エルドリッチ】は《黄金卿エルドリッチ》を主軸のモンスターとしているデッキです。

罠モンスターとして特殊召喚されて《黄金卿エルドリッチ》がいることで妨害効果が追加で使える「黄金郷」カード、《黄金卿エルドリッチ》をフィールドに出すための「エルドリクシル」カードを活用して戦う罠カード主体のデッキです。

「黄金郷」「エルドリクシル」カードは墓地で発動できる効果もあり、「黄金郷」カードは「エルドリクシル」カードを、「エルドリクシル」カードは「黄金郷」カードをデッキからセットできます。

この墓地効果によってリソースを半永久的に確保できます。

【エルドリッチ】の強みとして《スキルドレイン》をはじめとした強力な罠が採用しやすいという点があります。

《虚無空間》《サモンリミッター》《王宮の勅命》などの各種永続罠は【エルドリッチ】デッキ自体にはあまり影響がないので採用しやすいです。

また【エルドリッチ】はEXデッキを積極的に使うデッキではないため、初動の確保・強い罠を引き込むために《強欲で金満な壺》《金満で謙虚な壺》を採用できるのも強みの一つです。

「勇者」の登場によって《騎竜ドラコバック》や《流離のグリフォンライダー》を使用するデッキが増えたため、《スキルドレイン》などの永続罠の通りが悪くなり、立ち位置は以前より厳しくなっています。

 

【魔救(アダマシア)】Tier3


【アダマシア】は岩石族を中心とした展開系デッキです。

メインデッキの「アダマシア」チューナーモンスターは共通して、特定の条件下で自身を手札から特殊召喚する効果、デッキトップを5枚めくってレベル4以下の岩石族非チューナーを特殊召喚する効果の2つを持っています。

デッキトップからめくられた岩石族モンスターから更に展開をつなげ、《魔救の奇跡-ドラガイト》や《フルール・ド・バロネス》などのシンクロモンスター、《召命の神弓-アポロウーサ》《I:Pマスカレーナ》などのリンクモンスターで盤面を制圧します。

【アダマシア】デッキの中でも特に強力なのが《ブロックドラゴン》で、このカード1枚で展開とサーチをすることができます。

《ブロックドラゴン》へのアクセス手段も《ユニオン・キャリアー》《御影志士》とこのデッキではかなり簡単です。

展開途中で《コアキメイル・ガーディアン》をフィールドに置いておくことで《原始生命態ニビル》などの展開系デッキに致命的な手札誘発をケアできるのも強みの一つです。

 

【@イグニスター】Tier3


【@イグニスター】は、持ち前の展開力で《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》をリンク召喚することを目標としたデッキです。

《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》の高打点と完全耐性によって、相手に突破手段を与えずに打点で押し切ることができます。展開途中で《ダンマリ@イグニスター》を墓地に送ることができるので、相手の《アクセスコード・トーカー》《ヴァレルソード・ドラゴン》などの効果を無効化し突破手段を封じることもできます。

展開手段として《イグニスターAiランド》と、それをサーチする《ダークインファント@イグニスター》があります。

《イグニスターAiランド》の効果で連続して展開、リンク召喚を行い、《ダークナイト@イグニスター》の効果で「@イグニスター」モンスターを大量蘇生、《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》へとつなげます。

テーマ内にサーチカードが多く、1枚初動も多いため、安定性が高いのも強みの一つです。

【閃刀姫】Tier3


【閃刀姫】は、リンク1の「閃刀姫」モンスターと「閃刀」魔法カードを駆使して戦うデッキです。

特徴として、墓地に3枚以上魔法カードがあると「閃刀」魔法カードは追加効果が得られるものが多いです。

特に準制限カードの《閃刀起動-エンゲージ》は通常の効果でサーチと、追加効果でドローまで付いてきます。

他にも《閃刀機-ウィドウアンカー》《閃刀機-シャークキャノン》は相手の妨害と自分の展開を兼ねることのできるカードとなっています。

そして、「閃刀姫」リンクモンスターは《閃刀姫-ジーク》を除き、「閃刀姫」モンスター1体でリンク召喚できるのも特徴の一つです。

メインデッキに入る「閃刀姫」モンスターの《閃刀姫-レイ》《閃刀姫-ロゼ》からリンク1の「閃刀姫」モンスターのリンク召喚へと繋げ、「閃刀姫」リンクモンスターの効果でアドバンテージを稼ぐのが基本的な動きとなっています。

【シャドール】Tier3


【シャドール】は、リバースした場合と効果で墓地に送られた場合に強力な効果を発揮する「シャドール」モンスターを軸に「シャドール」融合モンスターを融合召喚し、盤面を制圧するデッキです。

【シャドール】には様々な構築がありますが、ここでは【シャドール】と相性のいい「召喚獣」ギミックと《隣の芝刈り》を使用したデッキ枚数60枚の【60召喚シャドール】について紹介します。

「シャドール」モンスターは共通して、効果で墓地に送られた場合にそれぞれ様々な効果を発動することができます。この共通効果は、効果で素材を墓地に送る融合召喚と相性が良く、融合素材で失われる盤面・手札を共通効果によってアドバンテージに変換することができます。

「シャドール」融合モンスターも強力なカードが多いです。《エルシャドール・ネフィリム》は融合召喚成功時にデッキから「シャドール」カードを墓地に送る、《エルシャドール・アプカローネ》は墓地に送られた場合にサーチする、デッキを回す上で欠かせないモンスターです。

《エルシャドール・ミドラーシュ》は1ターンでのお互いの特殊召喚できる回数を1回に縛る効果を持っており、妨害として活用できます。

「シャドール」融合モンスターを融合するカードにも強力なものが多く、《影依融合》は条件を満たせばデッキ融合、《神の写し身との接触》は速攻魔法の融合、《影依の偽典》は墓地融合ができます。

「召喚獣」も同じく融合テーマであるため、融合サポートを共有することができ相性が良いです。

また、デッキ枚数を60枚にしている理由である《隣の芝刈り》が通ってしまえば「シャドール」カードの様々な墓地効果が起動し大量のアドバンテージとリソースを確保することができます。

環境のまとめと今後の展望

マスターデュエルの8月現在のランクマッチ環境では、様々なデッキタイプが見かけられますが、「勇者」出張できるデッキ、「D-HERO」出張できるデッキが一つ抜けている印象があります。

その中でも【天威勇者】は展開が通ったときの盤面制圧力が圧倒的で、シングル戦であるランクマッチ環境では、1強と言うわけではありませんが他のデッキと比べて優位な立ち位置となっています。

ただ、「勇者」「D-HERO」出張していないデッキも戦えているので、完全な出張環境ではないのも事実です。

群雄割拠した環境に「勇者」「D-HERO」出張するデッキがランクインし、さらに混沌とした環境になっていると言えます。

また今後の展望として、OCGのパック『バトル・オブ・カオス』に収録されていてマスターデュエルでは未実装の《ふわんだりぃずと旅じたく》《暗影の闇霊使いダルク》などは次弾で収録される可能性もあります。

OCGのパック『バトル・オブ・カオス』には《ガーディアン・キマイラ》も収録されていたので、《ふわんだりぃずと旅じたく》《暗影の闇霊使いダルク》などのカードが近いうちに収録される可能性はかなり高そうです。

また、8/31からマスターデュエルでは新しいリミットレギュレーションが適用されます。

《真竜皇V.F.D.》《D-HERO ディバインガイ》《No.75 惑乱のゴシップ・シャドー》《虚無空間》《王宮の勅命》の禁止

《抹殺の指名者》《フュージョン・デステニー》《金満で謙虚な壺》《プランキッズ・ミュー》の制限カード指定など、どれも環境デッキへの影響があるものばかりです。

特に《D-HERO ディバインガイ》の禁止カード指定、《フュージョン・デステニー》の制限カード指定によって「D-HERO」出張セットを採用するデッキは減少すると予想されます。

また《抹殺の指名者》の制限カード指定によって手札誘発の通りが良くなるので、展開系デッキは以前より苦しい面もあります。

しかし今回の改訂では「勇者」出張セットがノータッチなので、「勇者」出張セットを採用できる【天威勇者】などの展開系デッキはまだまだ活躍しそうです。

新規カードの登場、そして8/31からのリミットレギュレーションの適用で環境がまた動くはずなので、今後のマスターデュエル環境の動向に注目です!

おわりに

遊戯王マスターデュエルの8月の環境について解説いたしました。

この記事が皆さんのデッキ構築・環境への理解の手助けとなっていれば幸いです。

それでは9月の環境解説記事でまたお会いしましょう!

OCG環境はこちら!


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