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クロニクルデッキ、発売。
どうも、クロニクルデッキは侵略デッキを買った方の弁天です。
今回のクロニクルデッキは侵略と刃鬼の2デッキがつい先日発売された。特に侵略デッキは《天災 デドダム》や《虹速 ザ・ヴェルデ》など強力なカードが収録されるということで発売前から話題になっていた。
そんな中、性能とはまったくもって関係ないところに注目している男がいた。
出典:デュエル・マスターズ
「フレーバーテキストに、ギュウジン丸がいる……!!!」
そう、事前情報の時点でカードが公開されたときに私は真っ先にこのことに注目し(てしまっ)たのだ。
ギュウジン丸、出張る。
珍しく発売日にクロニクルデッキを入手できた私は、さっそくすべてのカードのフレーバーテキストに目を通してみる。そこでふと気づくことがあった。
「ギュウジン丸のことについて書かれてるフレーバー、多くない?」
確信を得るために、公式サイトのカードリストを参考に数えてみることに。
- 《凶鬼09号 ギャリベータ》
- 《プラチナ・ワルスラS》
- 《復讐 ブラックサイコ》
- 《虹速 ザ・ヴェルデ》
- 《天災 デドダム》
- 《終末の時計 ザ・クロック》
- 《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》
- 《終断γドルブロ》
なんとあのレジェンド、18種類中8種類のカードに登場しているのである。出すぎか?通常弾のフレーバーテキストにいるならまだしも。
デッキ、構築す。
こんなにギュウジン丸愛に溢れたデッキ、使うしかない!!とはいえ、価格がお高めのデッキで「オールフレーバーテキストギュウジン丸デッキ~!!!」とかあほみたいなことはできないので、ここは普通のデッキを構築していきたいと思う。話がとっ散らかって申し訳ない。
やはり、このデッキの核となるのは《SSS級天災 デッドダムド》《S級不死 デッドゾーン》《天災 デドダム》の3枚であろう。また、《不死 デッド55》《虹速 ザ・ヴェルデ》の2枚も外せない。ここまでの考えから、デッキ全体のカラーリングは青黒緑(アナカラーと呼ばれたりもする)だろう。ここで問題となるのが、「この3色のうちどれをサブカラーとするか」だろう。
デッキを3色とするときに私が考えるのがこれである。気持ちとしては3色すべてを均等に分けたいのだが、基本的に1色は枚数を抑え目にしておくほうがデッキの回転が良くなるというのが持論だからだ。(根拠はあまりない)
この問題を解決するカギとなる視点は、「どういう動きを主体とするか」だろう。ここはやはり侵略デッキの主眼である「侵略して殴りかつ」のがいいだろう。また、3色というカラーがきっちり3マナ揃って3ターン目を迎えることはまずないといって過言ではない。すなわち、《天災 デドダム》が3ターン目に着地することはほぼないと思っておけばいいだろう。そうなると必然、侵略元となる《不死 デッド55》《虹速 ザ・ヴェルデ》を安定して着地させたいので、「サブカラーは青」として考えた方がデッキが作りやすいだろう。メインは黒緑、サブに青。デッキの方針は決まった。
出典:デュエル・マスターズ
そうなるとうれしいのが、《悪魔妖精ベラドンナ》の存在である。メインの2色を持っているのもそうだが、何より2コストマナブーストをすることにより《不死 デッド55》《虹速 ザ・ヴェルデ》を3ターン目には着地させることができる。ハンデス効果も後半の動きに嬉しい効果だ。このデッキには入っていないが《ダーク・ライフ》と合わせて入れたい。
出典:デュエル・マスターズ
そして、サブカラーの4コストコマンドといえば《奇天烈 シャッフ》である。次の動きをけん制しつつ《SSS級天災 デッドダムド》の侵略元となり得る。こんなに心強いやつはそういないだろう。最大枚数入れたい。
こんな感じでデッキを作っていき、最終的にできたリストがこちらである。
ギュウジン丸、フレーバーテキストだけで頑張る。
こちらが作成したデッキである。
最初の2ターンくらいはマナ加速やハンデスでこちらの流れをつかみつつ、《不死 デッド55》や《虹速 ザ・ヴェルデ》、《超次元リバイヴ・ホール》からの《勝利のガイアール・カイザー》で侵略を目指していくかなり前のめりなデッキに仕上がった。おそらくここまで前のめりなデッキになると《SSS級天災 デッドダムド》や《S級不死 デッドゾーン》の除去能力があまり目立たなくなるかもしれないが、まぁそれはそれで。
なるべくデッキ1つでたどり着ける範囲に構築してみたので、気になる方は《不死 デッド55》や《虹速 ザ・ヴェルデ》を増やしたりしてもいいかもしれない。2コスト帯13枚はやりすぎたかもしれない。
あとがき:侵略デッキの面白さ
今回は参考までに1つのデッキを作ってみたが、このクロニクルデッキの面白さはこれだけではないと思う。改造次第によっては除去コントロールのようなデッキにもなり得るところだろう。そこのデッキは他の方に任せるが。
ところで、このデッキで余った他のパーツはどうしようか。割と多くのパーツが抜けてしまった……はっ。
それではまた次回。