前回の記事⇒ 【優勝　青魔導具】超CSIII in山形　上位入賞デッキ紹介【大会結果報告＆デッキ紹介】

はじめに

皆さんこんにちは！
ガチまとめDM担当　F野です！！

デュエル・マスターズ全国大会2019店舗予選が各地で開催されております！
例年通り全国各地のカードショップで権利をかけたアツいデュエマが行われております。

今週もガチまとめに掲載されたデッキの中からDM担当が特に気になったデッキを3つピックアップ！
今週は店舗予選期間ということもあり、2ブロックのデッキを3つ紹介します！

今週で権利を獲得したい方、2ブロックのCSで勝ちたい方は要チェックだ！

【これはマストでチェック！】
今週のタコ勝ち優勝デッキ

【大会名】 フェアプロ×コンプオフ鐘紡CS （2ブロック戦）
【選手名】1位　ミノミー選手

【デッキタイプ】青魔導具

【担当コメント】

いつの間にか環境トップと言っても良い使用率になってしまった「青魔導具」。
そんな「青魔導具」マスター、ミノミー選手がまたまた優勝してくれました！（一体何回勝つんだこの人は…）

今回は彼のリストから「青魔導具」が環境的に強い理由を学ぼうと思います。

2ブロックの環境デッキは、
・青魔導具
・バラギアラ
・赤緑ジョーカーズミッツァイル
・赤白ミッツァイル
・印鑑パラス
・ジョラゴンジョーカーズ
・メタリカミッツァイル
等が挙げられます。

使用率が低いものも含めたらまだまだ挙げられます。
この中でガン不利対面がないのが「青魔導具」の強みの一つです。

2ブロック最強除去の《ゴゴゴ･Cho絶･ラッシュ》があらゆるデッキに睨みを利かせます。

《 ゴゴゴ･Cho絶･ラッシュ 》

【 呪文 】 
【文明】 火
【コスト】4 

■Ｓ・トリガー（この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい）
■自分の手札を１枚捨てる。相手のクリーチャーを、コストの合計がその捨てた手札のコスト以下になるように好きな数選び、破壊する。 

出典：デュエル・マスターズ

《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》を捨てれば、たった4マナで相手のクリーチャーを全破壊できます。しかもSトリガー付きなのがなんともタチが悪いです。

不用意に殴ればトリガーして盤面が壊滅。かといってケアするために盤面を作ってから《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》をしようとすれば、その前に手撃ちされて盤面崩壊。《卍 新世壊 卍》を張っていれば手札はかなり増えてしまっているため、相手のハンド状況を読み切るのはかなり難しいです。

ミノミー選手は、《爆殺!! 覇悪怒楽苦》を採用しこのカードを手撃ちしやすくしています。 相手の一番キツいところに撃ち込むことができればゲームを決することができるため、手撃ちしやすくする構築力はさすがと言えます。

また、「バラギアラ」などのSトリガーで受けるデッキに対してはこのカードが超働きます。

《堕呪 ウキドゥ》

【 呪文 】 
【種族】 魔導具
【文明】 水
【コスト】2 

■いずれかのプレイヤーのシールドを１つ見る。それを持ち主の墓地に置いてもよい。そうしたら、そのプレイヤーは自身の山札の上から１枚目を裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。
■カードを１枚引く。 

出典：デュエル・マスターズ

今期の2ブロックには例年通り最強Sトリガー《終末の時計 ザ・クロック》が存在しますが、このカードで剥がしてしまえば無問題！

というより、上手く剥がさないと《凶鬼卍号 メラヴォルガル》で自分のシールドもブレイクしているためワンチャン負けてしまいます。4枚ブレイクして追加ターンを得た後に踏んでしまったら目も当てられません。

そんな万が一の憂いを無くしてくれるのがこのカード。
追加ターンでチラ見してバッチリケアしてあげましょう。（ゲームのどこかで安全な盾を発見していれば、その他の見ていない盾をブレイクしちゃいましょう）

2コストであり1ドローがついているためどんなときにも撃ちやすい！
自分に撃って展開補助することもできるので、見た目以上にデキるやつです。

勿論先行2ターン目《卍 新世壊 卍》のブン回りもアリ！店舗予選を勝ち抜くためには。間違いなく意識しなくてはいけないデッキです。しっかり対策するか、「青魔導具」を自分で使ってしまうのはアリだと思います。

【コレはビックリ！いいデッキ！】
DM担当イチオシデッキ

【大会名】 フェアプロ×コンプオフ鐘紡CS （2ブロック戦）
【選手名】３位　 ZweiLance　選手

【デッキタイプ】 緑ジョラゴンジョーカーズ

【担当コメント】

我らがカーナベル所属プロ、ZweiLance選手が3位入賞！彼が使ったのは「ジョラゴンジョーカーズ」。《ガヨウ神》は殿堂入りし、《燃えるデット・ソード》は2ブロック環境では使えなくなってしまいましたがデッキとしては問題ないのでしょうか！？リストから分析します！

《 バングリッドX7 》

【 クリーチャー 】 
【種族】 ジョーカーズ
【文明】 自然
【パワー】4000
【コスト】4 

■マッハファイター（このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる）
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から１枚をマナゾーンに置く。
■自分のターン中、クリーチャーを１体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。
■バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計６枚以上あれば、このクリーチャーを自分のマナゾーンから召喚してもよい。 

出典：デュエル・マスターズ

ZweiLance選手のリストにはこのカードが4枚採用されております。《ガヨウ神》を失った代わりに「ジョーカーズ」が得た新たなリソースカードです。《ガヨウ神》や《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》を失ったことにより「ジョーカーズ」は潤沢な手札で戦うデッキではなくなりました。

このカードはジョーカーズが盤面もしくはマナに合計6枚あれば、マナから召喚できます。手札がカツカツのデッキにとってこのように気軽にマナにおけるカードの存在は重要です。

更に、マナからクリーチャーを召喚できる効果は非常に強力！コスト軽減やマナ加速が得意なこのデッキでは、相性抜群です。《ヤッタレマン》→《バングリッドX7》→《ジョット・ガン・ジョラゴン》の黄金ムーブをより安定して決めることができます。

自身もマッハファイターを持っているため、相手の展開阻害も可能！
ZweiLance選手はこのカードを4枚採用し、デッキの安定感を高めております。

《 キング・ザ・スロットン7/7777777 》の展開力や《アイアン・マンハッタン》のロック力は相変わらず強力！プールに 《燃えるデット・ソード》 が存在しない為、攻撃後一度盤面を返されてしまうと立て直しが困難になってしまいましたが、デッキ本来の良さを活かし戦うデッキとして2ブロック環境での存在感を放っております。

【これ、使ってみたい！！】
DM担当注目デッキ

【大会名】  青単ムートピア　
【選手名】 1位 垢BANチキン選手

【デッキタイプ】   青単ムートピア　

【担当コメント】

《セイレーン・コンチェルト》の殿堂により機能不全に陥ったかと思われた「青単ムートピア」ですが、見事リペアに成功！

以前のように見切り発車からの強引なループは難しくなりましたが、《歩く賄賂コバンザ》を着地させてからのループは健在です。

《 歩く賄賂　コバンザ》

【 クリーチャー 】 
【種族】 ムートピア
【文明】 水
【パワー】1000
【コスト】3 

■自分が呪文を唱えた時、カードを１枚引く。 

出典：デュエル・マスターズ

現在の2ブロック環境を見渡すと、早期の《歩く賄賂　コバンザ》を処理できるカードは多くはありません。（メジャーなところだと《KAMASE-BURN!》等）そのため盤面に残ったままターンが帰ってくることが多く、返しにブン回せることに期待ができます。《歩く賄賂　コバンザ》への依存度が上がった分、《堕呪 ゴンパドゥ》などで積極的に拾いに行く構築となっております。

《セイレーン・コンチェルト》殿堂により枠が空いた為、《終末の時計ザ・クロック》が採用できるようになりました。シールドブレイクにより手札が潤沢になった後、カウンターの要領で返しにブン回してあげましょう！

環境から消えたと思われるデッキは、マークが浅く相手のスキを突くことができます。特に比較的デッキの少ない2ブロックでは、環境が噛み合えば他のデッキより1歩抜きんでることも可能です！

おわりに

ちなみに自分の店舗予選は、「赤緑ジョーカーズミッツァイル」を使用して「青魔導具」対面に踏んではいけないところで 《ゴゴゴ･Cho絶･ラッシュ》 を踏んでしまい破産…なんとかスケジュールを調整して沢山店舗予選に出たいものです。

権利が取れなくて焦っている人も大丈夫！
その時々の流れや運はどうしても関係しますが、しっかり考えて試行回数をこなせばきっと権利は取れます！

ガチまとめの2ブロックの大会デッキリストを眺めて、勝機を見出しましょう！

前回の記事⇒ 【優勝　青魔導具】超CSIII in山形　上位入賞デッキ紹介【大会結果報告＆デッキ紹介】