【2024年最新版】青魔導具の回し方と必勝テクニック【青魔導具/ゼニスザーク/ドルスザク/クロカミ】

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【2024年最新版】青魔導具の回し方と必勝テクニック【青魔導具/ゼニスザーク/ドルスザク/クロカミ】

はじめに

《「無月」の頂 $スザーク$》の登場により、《凶鬼卍号 メラヴォルガル》を使った「ワンショット構築」から「コントロール構築」に一新された【青魔導具】。

2023年3月20日に《ガル・ラガンザーク》が殿堂入りを果たしたせいで、ゲームへの抑止力が弱まり、大会での使用者数が減っていくと予想されていました。

 

しかし、《凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ》や《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》といったメタカードを取り入れる事で、現環境のトップメタである【サガループ】に強く立ち回る事ができるようになり、現環境でも注目のデッキです。

また、《凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ》と《神の試練》を使ったライブラリアウトを狙う無限ループも内蔵されており、今までの「ワンショット構築」よりも強力なデッキへと進化しました。

今回は、オリジナルフォーマットで猛威を奮っている【青魔導具】について解説していきます。

目次

【青魔導具】特徴

【青魔導具】は《卍新世壊卍》の下に魔導具呪文を四枚以上ためて、《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》を唱え、強力なドルスザククリーチャーを踏み倒し大量のアドバンテージを獲得します。

また、《卍新世壊卍》と《「無月」の頂 $スザーク$》のドロー効果によって山札を掘りやすく、《神の試練》の「EXターン獲得」効果を早期に達成する事ができます。

そして、【青魔導具】には大きな強みが3つあります。

1つ目『呪文ロックに強い』

1つ目は呪文主体のデッキタイプでありながら呪文ロックに強いことです。

デッキのエンジンである《卍新世壊卍》には、ドルスザク呪文と魔導具呪文を唱えられなくする効果を無効化する能力があります。

これにより《アルカディアス・モモキング》や《聖魔連結王ドルファディロム》《音卿の精霊龍ラフルルラブ/「未来から来る、だからミラクル」》などの呪文ロックを無効化出来ます。

2つ目『豊富なリソース』

2つ目に豊富なリソースです。

《卍新世壊卍》には他にも唱えた魔導具呪文を下に引く際に1枚ドローする能力があります。

これによりフィニッシュに必要なパーツを揃えやすくなっています。

ハンデス系のデッキにとっては天敵です。

また、新採用された《「無月」の頂 $スザーク$》によりこれまででは考えられ無いほどの速さで手札を抱えたり、山を掘り進めたりすることが出来るようになりました。

3つ目『踏み倒しメタに強い』

3つ目はガリュミーズで出すドルスザククリーチャーは召喚扱いなので踏み倒しメタクリーチャーを無視することができる点です。

正規コストを支払わずに踏み倒しを行うことが多いデュエルマスターズにおいて、それを咎める踏み倒しメタを持つクリーチャーを一部無視することができるのは強力です。

【青魔導具】サンプルリスト

これを基に採用カードと採用候補カードについて解説していきます。


採用カード解説

コンセプトカード

《卍新世壊卍》

【 無月フィールド 】
文明 水 / コスト2

■自分の魔導具呪文を唱えた時、唱えた後で墓地に置くかわりに、このフィールドの下に置いてカードを1枚引いてもよい。
■自分の魔導具呪文またはドルスザク呪文を唱えられなくする能力を無視する。
■無月の門99:自分のターンの終わりに、このフィールドの下に4枚以上カードがあれば、ゲーム中で一度、水のコスト99以下の呪文を1枚、自分の手札または墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。

エンジン!呪文ロック貫通!

《卍新世壊卍》はデッキのエンジンです。2ターン目に張った時の出力はトップクラスです。

前述のとおり強力な呪文ロック無効化能力とドロー能力を持っています。

このカードの下に唱えた魔導具呪文を敷いていき4枚以上貯めることを目指します。

その後、墓地または手札から 《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》 を唱えフィニッシュします。

また、《堕呪 エアヴォ》などの「カード指定除去」でバトルゾーンから離れた場合は下にある魔導具呪文は全て墓地に行きます。

ただし、「エレメント除去」の場合は対象領域に一緒に移動しますので、覚えておきましょう。

 

《「無月」の頂 $スザーク$》

【 クリーチャー 】 
種族 ドルスザク / マフィ・ギャング / ゼニス / 文明 闇 / パワー15000 / コスト10 

■無月の門・絶:各ターンの終わりに、自分の魔導具をバトルゾーンまたは墓地から合計6つ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら6枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によって出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体破壊し、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■相手の墓地に、どこからでもカードが置かれた時、カードを1枚引いてもよい。 

後ほど触れる《ガル・ラガンザーク》に続き、【青魔導具】を劇的に変えたカードです。

召喚によっての登場時と攻撃時に相手のクリーチャーを1体破壊し、相手の手札を1枚ランダムで捨てさせます。

攻撃時に邪魔なブロッカーなどを除去し、手札に抱えている《百鬼の邪王門》などのカウンター札を射抜いてくれます。

無月の門・絶を持っているので各ターンの終わりに墓地または場の魔導具カードを合計6枚下に敷いてタダで召喚することが出来ます。

相手のターン終了時に召喚すれば、召喚酔いをせずに攻撃出来るので2枚ハンデス、2体除去が可能です。

さらにこのクリーチャーは常在能力で相手の墓地にカードが置かれた時に1枚ドロー出来る能力を持っているので登場するだけでハンデスと除去に最大2枚ドローまで付いてきます。

《ガル・ラガンザーク》

【 クリーチャー 】
種族 ドルスザク / マフィ・ギャング / 文明 水/闇 / パワー9000 / コスト8

■夢幻無月の門:自分の魔導具クリーチャーを出した時、または自分の魔導具呪文を唱えた時、自分の魔導具をバトルゾーンと墓地から合計4枚選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら4枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■呪文の効果によって相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。
■相手のターン中に、相手のクリーチャーが召喚以外の方法で出る時、相手はかわりにそのクリーチャーを墓地に置く。

でかいテスタロッサ

《ガル・ラガンザーク》 は【青魔導具】の可能性を広げてくれた1枚です。

現在は殿堂入りカードの為1枚しか入れられませんが、引けた際には強力なメタカードとして活躍します。

呪文に選ばれない、ブロッカー、踏み倒しメタ、夢幻無月の門と能力てんこ盛りとなっています。

呪文のGストライク能力でも選ばれないのでフィニッシュでは一番最後に残しておきましょう。

呪文の能力を処理する前の段階で魔導具カードが足りていなくても宣言は可能なので「 《堕呪バレッドゥ》で魔導具呪文を落とすことが出来れば…」なときや「 《堕呪ウキドゥ 》で魔導具呪文を落とすことが出来れば…」といったときにもしっかり宣言しましょう。

しかし、宣言した後に条件を満たしているのに出さないといったことは出来ないので注意しましょう。

《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》

【 呪文 】
種族 ドルスザク / 文明 水 / コスト99

■ドルスザクを4体まで、自分の手札または墓地からコストを支払わずに召喚してもよい。
■このターンの後で自分のターンをもう一度行う。

追加ターン!踏み倒し!

《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》 は追加ターンを取りつつ、墓地または手札から合計4体までドルスザクを出すことができる締めのカードです。

フィニッシュの際に必要になりますが、フィニッシュ時に1枚あれば良いため3枚の採用となっています。

2枚の構築も稀に見かけますが、「肝心な場面で見当たらずにゲームに負ける」という事を防ぐ目的での3枚採用です。

 

魔導具呪文

《堕呪ゴンパドゥ》

【 呪文 】
種族 魔導具 / 文明 水 / コスト2

■自分の山札の上から3枚を見る。その中から1枚を自分の手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。

三枚見て好きなのをどうぞ

足りないパーツを探す際に優先的に唱えるカードです。

《卍新世壊卍》がない時は優先的に《堕呪ゴンパドゥ》を唱えて探しに行くことがセオリーです。

しかし、対面や手札によっては後述で紹介する《堕呪 ブラッドゥ》での墓地リセットや《ガル・ラガンザーク》 を出す為に《堕呪バレッドゥ》や《堕呪ウキドゥ》を唱える事もあります。

《堕呪バレッドゥ》

【 呪文 】
種族 魔導具 / 文明 水 / コスト2

■カードを2枚引く。その後、自分の手札を1枚捨てる。

エマージェンシータイフーン

《堕呪バレッドゥ》は1枚の魔導具呪文で墓地に2枚魔導具を送ることが出来るので3ターン目に 《ガル・ラガンザーク》の召喚を可能にします。

他にも《堕呪バレッドゥ》 はドルスザクや 《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》 を墓地に送ることでハンドキープを楽にする役割もあります。

《卍新世壊卍》の能力を使う場合は三枚山札を減らすことになるので山札の枚数には注意が必要です。

《凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ》

【 ツインパクトカード 】
種族 マフィ・ギャング / 魔導具 / 文明 水/闇 / パワー5000 / コスト3

■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)
■このクリーチャーが攻撃する時またはブロックした時、自分の手札を1枚捨てる。

【呪文】
カード名:堕呪 ブラッドゥ
文明:水
コスト:2マナ
種族:魔導具
■プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーは、自身の墓地のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。
■カードを1枚引く。

主に呪文面である《堕呪 ブラッドゥ》を多用します。

墓地を扱うデッキのメタカードとしてはもちろん、最終的に「無限EXターンループ」のコンボパーツとして活躍します。

また、【赤単我我我ブランド】などの速攻デッキに対して《凶鬼98号 ガシャゴン》を使用する事もあります。

スレイヤーを持っているので、《我我我ガイアール・ブランド》の打点を削れるという事も頭の片隅に入れておきましょう。

堕呪 ボックドゥ

【 呪文 】
種族 魔導具 / 文明 水 / コスト2

■S・トリガー・プラス(この呪文を自分のシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい。それが相手のターンで、そのターン中に自分のシールドが2つ以上ブレイクされていれば、この呪文にP能力を与える)
■P−相手のエレメントを1つ選び、持ち主の手札に戻す。
■相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。

魔導具であることを抜きにしても、高品質な防御性能を誇るS・トリガー呪文です。

堕呪 シュノドゥと同様のプリン効果に加えて、コストなどに一切の指定がないエレメントバウンスを放つプラス効果が強力です。

手撃ちでこそ除去効果は使えませんが、補って余りある性能を持っています。

《堕呪 ウキドゥ》

【 呪文 】
種族 魔導具 / 文明 水 / コスト2

■いずれかのプレイヤーのシールドを1つ見る。それを持ち主の墓地に置いてもよい。そうしたら、そのプレイヤーは自身の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。
■カードを1枚引く。

墓地肥やし兼ドローソース兼フィニッシュカードです。

基本フィニッシュ時に使うカードです。

《堕呪 バレッドゥ》のように1枚で2枚以上の「魔導具」カードを墓地に肥やす可能性がある為、《「無月」の頂 $スザーク$》の早期着地を狙う際に使用したりします。

またアグロデッキ対面時では、受け札の確率を上げるカードにもなる事を覚えておきましょう。

《堕呪エアヴォ》

【 呪文 】
種族 魔導具 / 文明 水 / コスト4

■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■バトルゾーンにある、コスト7以下のカードを1枚選び、持ち主の手札に戻す。

カード除去

コスト7以下ですがクリーチャーだけでなくカード除去も可能です。

《堕呪エアヴォ》は相手のカードだけではなく自分のカードを手札に戻すことが出来ます。

《卍新世壊卍》、《ガル・ラガンザーク》、《「無月」の頂 $スザーク$》の下の魔導具呪文を手札に戻し、再利用することも可能です。

よく使うので覚えておきましょう。

《堕呪エアヴォ》の手札に戻す効果は強制なので場に戻せるカードが《卍新世壊卍》だけの時には《卍新世壊卍》を手札に戻すことになるので注意が必要です。

《 堕呪 ゾメンザン》

【 呪文 】
種族 魔導具 / 文明 水 / コスト1

バニラカード

《堕呪ゾメンザン》は唯一の1コストの魔導具呪文です。

2ターン目に最速で《卍新世壊卍》を置くことが出来た際、次のターンに2コストの魔導具呪文を唱えつつ余った1マナで唱えることができます。

この動きは4ターン目に 《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》 を唱えることを可能にするので相手に圧をかけることができます。

1コストで墓地に 魔導具呪文 を送ることも出来るので 《ガル・ラガンザーク》 や 《卍ギ・ルーギリン卍》を出す際に必要になることもあります。


その他

《神の試練》

【 呪文 】
文明 水 / コスト5

■コストが同じカードが2枚出るまで、自分の山札の上からカードを表向きにする。
■こうして自分の山札をすべて表向きにした場合、このターンの後に自分のターンを追加し、残りのゲーム中、自分の山札のカードが1枚もなくても、自分はゲームに負けない。
■表向きにしたカードをすべて手札に加える。

《凶器98号ガシャゴン/堕呪ブラッドゥ》と組み合わせることで好きな数追加ターンを得ることが出来るので《堕呪ウキドゥ》と合わせて安全にフィニッシュが出来ます。

ループをしなくても《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》と合わせて複数回EXターンを獲得することが可能になります。

また、山札切れにより敗北しなくなります。

この能力は《∞龍ゲンム・エンペラー》により無効化されてしまい、ゲームに敗北してしまうので気をつけましょう。

採用候補カード

《堕∞魔 ヴォゲンム》

【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / デーモン・コマンド / 魔導具 / 文明 闇 / パワー13000 / コスト4

■T・ブレイカー
■自分のターンの終わりに、自分の山札の上から13枚を墓地に置く。

《卍新世壊卍》の5枚目以降の役割となるカードです。

墓地を13枚肥やすため、1枚で《「無月」の頂 $スザーク$》を作る事が出来、相手をコントロールすることはもちろん、《卍新世壊卍》のアクセスを早める事ができます。

注意点としては毎ターン終了時に山札を13枚も削ってしまうため、《「無月」の頂 $スザーク$》の素材にするなどしてライブラリアウトに気をつけましょう。

受け札

《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》

【 呪文 】
文明 火 / コスト4

■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■自分の手札を1枚捨てる。相手のクリーチャーを、コストの合計がその捨てた手札のコスト以下になるように好きな数選び、破壊する。

お手軽全体除去

《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ 》 は 《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》 やドルスザクなどの高コストカードを捨てることでその捨てたカードのコスト以下になるように好きな数相手のクリーチャーを破壊することができます。

しかし、墓地に落としてもよい 《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》 やドルスザクを手札にキープしなくてはいけません。

また、火の呪文なので手札から唱えるためには火文明のカードをマナに置かなければなりませんが赤単ガガガなどの対面で踏ませればほとんど勝ちとなります。

《終末の時計ザ・クロック》

【 クリーチャー 】
種族 アウトレイジMAX / 文明 水 / パワー3000 / コスト3

■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、ターンの残りをとばす。(次のプレイヤーのターンをすぐに始める)

必ずターンがくる

《終末の時計ザ・クロック》は言わずと知れた水文明の最強Sトリガーです。

やはり早く攻撃してくる対面や1ショットをしてくる対面に対して踏ませれば確実に攻撃を咎めることができるのは魅力的です。

しかし、最近は踏ませて1ターンをもらっても解決になってないことが多く。不採用になりがちです。

強力な常在型能力をもったクリーチャーが多いので除去の方が効果的ですね。

 

メタカード

《敬虔なる警官》

【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / チーム銀河 / 文明 水 / パワー4000 / コスト4

■ギャラクシールド [ww02](このカードを使うコストの代わりに、 [ww02]を支払ってもよい。そうしたら、このカードを表向きにし、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く)
■自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。
■このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンに置かれた時、相手のコスト2以下のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。次の相手のターン中、相手はコスト2以下のクリーチャーを召喚できない。

《敬虔なる警官》は【赤単ガガガ】、【緑単オービーメイカー】に有効です。

使う際に必要なコストが2コストと軽いことは低コストカードを同一ターン中に使う【青魔導具】にマッチしてます。

他にも《若き大長老アプル》や《とこしえの超人》などの小型メタクリーチャーをバウンスし、次のターンに再度手札から召喚出来なくします。

しかし、2コスト以下のクリーチャーに重きがあるデッキ以外ではほとんど使わないので、大会の環境を考えて採用の判断をしましょう。

《龍素記号Xfクローチェ・フオーコ》

種族 クリスタル・コマンド・ドラゴン / 文明 水 / パワー6000 / コスト5

■ブロッカー
■G・ゼロ―相手の墓地にカードが5枚以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■このクリーチャーは攻撃することができない。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、各プレイヤーは自身の墓地のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。 

《龍素記号Xfクローチェ・フオーコ 》は相手の墓地をリセットするのが主な役割です。

相手の墓地が5枚以上だとGゼロでタダ出し出来るので《堕呪ゴンパドゥ》 などで手札に加えた後にマナが余っていなくても使えます。

自分の山札が少ない時に出して山札を回復させることも可能ですし、攻撃してくる対面にブロッカーとして出すことも出来ます。

回し方

《卍新世壊卍》の設置を目指す

【青魔導具】というデッキは、良くも悪くも《卍新世壊卍》に依存しています。

そのため、《卍新世壊卍》の設置をまずは目指しましょう。

2ターン目に設置ができれば、プレイ自体難しくありません。EXターンを目指して必要パーツを集めに行きましょう。

《卍新世壊卍》 が初手にない場合

基本的には《堕呪ゴンパドゥ》や《堕呪バレッドゥ》を唱えて 《卍新世壊卍》 を探しに行きます。

しかし、《卍新世壊卍》を探す事によってテンポロスしています。

そのため、《堕呪 ブラッドゥ》や《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》を使って相手のテンポを遅くします。

《堕∞魔 ヴォゲンム》や《堕呪バレッドゥ》を使い「無月の門・絶」で《「無月」の頂 $スザーク$》召喚し、《卍新世壊卍》に少しでも早くアクセスする事も意識します。

《神の試練》ループ方法

必要パーツ

  • 【手札】《堕呪 ブラッドゥ》1枚《堕呪ゴンパドゥ》1枚
  • 【墓地】《堕呪 ブラッドゥ》1枚《堕呪ゴンパドゥ》1枚《神の試練》1枚

条件

  • マナゾーン9枚
  • 山札0枚
  • 《神の試練》で山札が0枚でもゲームに負けない状態

手順

  1. 手札から《堕呪 ブラッドゥ》を唱えて、墓地にある《堕呪 ブラッドゥ》と《堕呪ゴンパドゥ》と《神の試練》を山札に戻す。
  2. 《堕呪ゴンパドゥ》を唱えて《神の試練》を回収する。
  3. 《神の試練》を唱えて、《堕呪 ブラッドゥ》と《堕呪ゴンパドゥ》を手札に加えてEXターンを獲得する。
  4. EXターンを獲得して、初期盤面に戻る。

このループは9マナで1回EXターンを獲得出来るため、18マナまで貯めるとEXターンを1ターンで2回獲得出来るようになります。

《堕呪 ウキドゥ》ループ

必要パーツ

  • 【手札】《堕呪 ブラッドゥ》1枚《堕呪 ウキドゥ》1枚
  • 【墓地】《堕呪 ブラッドゥ》1枚

条件

  • マナゾーン4枚
  • 山札0枚
  • 「《神の試練》ループ」で無限EXターンを獲得している状態

手順

  1. 《堕呪 ウキドゥ》を唱えて、相手のシールドを1枚墓地に置いて山札からシールド化。
  2. 手札から《堕呪 ブラッドゥ》を唱えて墓地にある《堕呪 ブラッドゥ》と《堕呪 ウキドゥ》を山札に戻し1枚引く。
  3. EXターンを使用し、ターン開始時に1枚引いて初期盤面に戻る。

無限EXターンを応用して、《堕呪 ウキドゥ》を唱え続けるループです。

これで相手の山札が無くなるまで唱え続けます。

クロカミ型


こちらは《好詠音愛 クロカミ》を採用し、ソリティア力を高めた構築です。

採用カード

《 好詠音愛 クロカミ 》

【 クリーチャー 】
種族 マジック・マーメイド / 文明 水 / パワー2000 / コスト3

■ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)
■自分の呪文を唱えるコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。
■自分が呪文を唱えた時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。

この型の最大の特徴です。

呪文を軽減できる水文明らしい能力ですが、これまでの同型カードと違いジャストダイバーを持っている点が非常に優秀。

場持ちが良いためほぼ確実に次ターンからの魔導具連打を可能にしてくれます。

特に2コスト魔導具すべてがバリューの高い《堕呪 ゾメンザン》相当に化けるのは破格。

上述の試練ループも合計わずか6コストで行えるようになるので、シームレスにコンボへと移行できます。

リソースに直接絡まないので、着地後はドロー系魔導具をメインに使えるハンドキープを心がけましょう。

《卍ギ・ルーギリン卍/卍獄ブレイン》

【 ツインパクトカード 】 
種族 ムートピア / ドルスザク / 文明 水 / パワー9000 / コスト8 

■虚無月の門:自分の魔導具呪文を唱えた時、自分の魔導具をバトルゾーンと墓地から合計4枚選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら4枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。 
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■自分のクリーチャーはブロックされない。

【呪文】
カード名:卍獄ブレイン
文明:水
コスト:1マナ

■カードを1枚引く。 

《卍ギ・ルーギリン卍》は自分のすべてのクリーチャーがブロックされなくなる能力をもっています。

何らかの能力でブロッカーになったクリーチャーや《ヘブンズ・ゲート》で出たブロッカーなどをこいつで無視して攻撃しましょう。

「虚無月の門」とブロッカーを持っているのでS・トリガー呪文からブロッカーとして出せることも覚えておきましょう。

呪文面の《卍極ブレイン 》 は1ドローする能力を持っています。《堕呪ゾメンザン》のように余った1マナで唱えることができるので使い勝手がいいです。

虚無月の門は墓地からも出せるので唱えて墓地に送っておくこともメリットとなります。

呪文面は魔導具でもドルスザクでもないので 《卍新世壊卍》の呪文ロック無効化能力の適用外です。忘れがちなので気を付けましょう。

《キャディ・ビートル》形式のメタクリーチャーが流行った時が狙いめで、このカードを宣言することで強引に5ブーストし、メタ範囲外から抜け出すプレイを取ることもあります。

《卍月ガ・リュザーク卍/卍・獄・殺》

【 ツインパクトカード 】
種族 マスター・ドルスザク / マフィ・ギャング / 文明 闇 / パワー11000 / コスト9

■無月の門・絶:各ターンの終わりに、自分の魔導具をバトルゾーンまたは墓地から合計6つ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら6枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。
■相手のターンのはじめに、相手は自身のマナゾーンのカードを3枚までしかアンタップできない。
■W・ブレイカー

【呪文】
カード名: すべてみえているぞ!
文明:水
コスト:5マナ

■S・トリガー
■次の自分のターンのはじめまで、相手は各ターン1度しか、クリーチャーで攻撃もブロックもできない。

クリーチャー面の《卍月ガ・リュザーク卍》 はマナを縛ることが出来るのでコントロールデッキに対して強いです。

また、無月の門絶によりお互いのターンの終了時に出すことも可能です。

呪文面は 《卍・獄・殺》 と違い、手撃ちのしやすい範囲で確実な生存を図れる防御性能が優秀。

踏ませて受けきれないはずの盤面を耐えるのはかなり気持ちいいです。

1コストで動くことの多いこのデッキでは水文明を保有している点も重宝します。

おわりに

いかがだったでしょうか。

● 強みは潤沢なリソースと各種メタへの強さと安全なフィニッシュ

●《 「無月」の頂$スザーク$ 》が活躍

● 初手に 《 卍新世壊卍 》 が引けなくても勝てる

今回の記事の内容をまとめると以上のような内容となってます。

前回の強化《卍ガル・ラガンザーク卍》に続き、《「無月」の頂$スザーク$》により、新たな戦い方を得た【青魔導具】。

もう弱点はないと言っても過言ではありません。

主要パーツが再録し、かなり安価で組めるようになったこのデッキ、この機会に組んでみてはいかがでしょうか。


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