今年もクロニクルデッキの季節がやってきました。
クロニクルデッキと言えば、少しお高いけれど強力な新規カードや再録カード満載なので買ってそのまま対戦しても強い。
プレイヤーにとって、1年の楽しみと言っても過言では無いです。
そこで、今回の企画は...
『クロニクルウォーズ』
内容は、フェアリーと◆ドラえもんで今年のクロニクルデッキをフルパワーにしてぶつけようぜ?です。
という事で今回は、『フェアリーch』と『ガチまとめ』のコラボ企画!
フェアリーと◆ドラえもんで、8月7日(土)に発売した『決闘!! ボルシャック・デュエル』と『熱血!! アウトレイジ・ビクトリー』をガチまとめで徹底解説し、フェアリーchでガチバトルを行いますので最後までお楽しみに!
目次
クロニクルウォーズ
フルパワーにすると言っても、やはり本企画のメインはクロニクルデッキという事でルールを設ける事にしました。
ルールは、クロニクルデッキのカードを各4枚まで採用可能。
それに加えて『 決闘!!ボルシャック・デュエル 』を使う側は《メンデルスゾーン》を4枚採用しても良い。
『 決闘!!ボルシャック・デュエル 』 だけズルくない?
その理由は、この動画の中にあります。
簡潔に動画の内容を説明すると、 『 決闘!!ボルシャック・デュエル 』 は良いクロニクルデッキなんだけど自然文明の枚数が11枚しか入っていないので、買ってそのまま使ったら初動のブースト撃てませんというものです。
このままでは【ゴミ回】事故って企画動画が大変な事に!?【驚愕】になってしまうと判断し、応急処置として《メンデルスゾーン》を4枚採用出来るというルールを設ける事にしました。
なんやかんやでフェアリーが 『 決闘!!ボルシャック・デュエル 』
◆ドラえもんが『熱血!!アウトレイジ・ビクトリー』に決定しました。
『 決闘!!ボルシャック・デュエル』特徴
初代主人公、切札勝舞の戦略をイメージした『ボルシャック』がテーマのクロニクルデッキになっています。
デッキ40枚全部が『ボルシャック』と名の付くカードで構成されていて、既存の『ボルシャック』がツインパクトになって再登場!
しかも40枚全てが『ボルシャック』で構築されている為、再録された《決闘者・チャージャー》は3コストの「3枚手札補充」+「1ブースト」に早変わりしました。
さらに、切札の《ボルシャック・決闘・ドラゴン》はメタクリーチャーを破壊しながら『ボルシャック』を踏み倒せるといったシナジーの塊みたいなデッキです。
新規のマナブーストカードが登場
今回のクロニクルデッキで新たにドラゴンデッキを強化するカードが2種類登場しました。
《ネオ・ボルシャック・ドラゴン/ボルシャックゾーン》と《ボルシャック・栄光・ルピア》の共通して強い点は、ドラゴンでありながらブーストカードである事です。
《ネオ・ボルシャック・ドラゴン/ボルシャックゾーン》 は初動でありながら、デッキのドラゴン比率を調整出来る事が優秀です。
【クリーチャー】
【種族】アーマード・ドラゴン
【文明】火
【コスト】8
【パワー】11000+
■ パワーアタッカー+4000
■ T・ブレイカー
【呪文】
【文明】自然
【コスト】2
■ 自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
デッキを構築する上で、強力な非ドラゴンカードを採用したあまりにドラゴン比率が下がってしまった、火のドラゴンをもう少し採用したい
そういう時には、ドラゴンデッキの初動である《決闘者・チャージャー》でも回収出来る事から、今後の初動の選択肢になり得ると確信した良いカードです。
《ボルシャック・栄光・ルピア》 は《龍の呼び声》と同じ効果を持つ初動でありながら、ドラゴンのクリーチャーである事が優秀です。
【クリーチャー】
【種族】ファイアー・バード/アーマード・ドラゴン
【文明】火/自然
【コスト】3
【パワー】4000
■ このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をタップしてマナゾーンに置く。それがドラゴンなら、自分の山札の上からさらにもう1枚、タップしてマナゾーンに置く。
2ブースト出来る可能性が高く、自身がクリーチャーである事からアタッカーとしても重宝します。
種族にドラゴンを持っているので《ボルシャック・サイバーエクス》に革命チェンジ出来たり、《アカシック・ファイナル》に侵略出来る事を考えても今後は環境のデッキで直ぐに採用されるカードになると思います。
ツインパクトになって再登場
今は環境で使われていない《ボルシャック・スーパーヒーロー》と《ボルシャック・大和・ドラゴン》がツインパクトになって登場しました。
この2枚はどちらも昔使っていたカードだったので、ツインパクトになった事でまた使える嬉しさ、非ツインパクトを使う事はもう無いんだなといった少し寂しい気持ちにさせてくれるカードです。
スペックに関しては《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》が環境で今すぐにも活躍しそうなくらい優秀です。
理由としては、呪文面の《超英雄タイム》が現環境でメタカードとして使用率の高い《メッチャ映えタタキ》と効果が似ている事にあります。
《卍新世壊卍》や《希望のジョー星》といったフィールド破壊という点では変わらないのですが《とこしえの超人》や《デスマッチ・ビートル》といった高いパワーラインのメタクリーチャーを破壊する事が出来るのは構築する上で《メッチャ映えタタキ》と差別化する事が出来ます。
シールド・トリガーを持っている点では《メッチャ映えタタキ》が優秀なので選べる選択肢が増えたのは良い事だと思いました。
クリーチャー面の《ボルシャック・スーパーヒーロー》も《ナウ・オア・ネバー》で踏み倒す事が出来たりとプレイの幅が広がって面白そうですね。
【ボルシャック】デッキリスト
【ボルシャック】採用カード解説
フィニッシャー
《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》《ボルシャック・決闘・ドラゴン》《ボルシャックライシス・NEX》
【クリーチャー】
【種族】アーマード・ドラゴン
【文明】火
【コスト】9
【パワー】12000+
■ スピードアタッカー
■ パワーアタッカー+5000
■ T・ブレイカー
■ 誰もコスト4以下のクリーチャーを召喚できない。
【呪文】
【文明】火
【コスト】8
■ 自分の山札の上から6枚を見る。その中から、《ボルシャック》と名前にあるドラゴンを好きな数、バトルゾーンに出してもよい。残りを好きな順序で、山札の一番下に置く。
【クリーチャー】
【種族】アーマード・ドラゴン
【文明】火/自然
【コスト】9
【パワー】9000+
■スピードアタッカー
■パワード・ブレイカー(このクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする。)
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。その後、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つ、名前に《ボルシャック》とあるドラゴンを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。
■このクリーチャーのパワーを、自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000する。
【クリーチャー】
【種族】メガ・アーマード・コマンド・ドラゴン/ハンター
【文明】火
【コスト】15
【パワー】25000
■ ダブル・シンパシー:ドラゴン(このクリーチャーの召喚コストは、バトルゾーンにある自分のドラゴン1体につき2少なくなる。ただし、コストは0以下にならない)
■ ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)
■自分のドラゴンすべてに「スピードアタッカー」を与える。
■自分のドラゴンが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それがドラゴンなら出してもよい。
このデッキのフィニッシャーは、この3枚です。理想は、ブーストして《ボルシャック英雄譚》を唱えて《ボルシャックライシス・NEX》+ボルシャックを複数体並べてSA付与能力で過剰打点を形成し、勝利する事です。
しかし《決闘者・チャージャー》でしか手札に持ってこれないこのデッキでは、毎試合《ボルシャック英雄譚》を唱える事は難しいです。
そこで《ボルシャック英雄譚》を唱える事が出来ない時に活躍するのが今回のクロニクルで新登場した《ボルシャック・決闘・ドラゴン》です。
《ボルシャック・決闘・ドラゴン》は出した時にマナから『ボルシャック』と名の付くクリーチャーをバトルゾーンに出す事が出来るので《ボルシャックライシス・NEX》に繋げる事が出来ます。
また《ボルシャック・決闘・ドラゴン》を複数体展開する事で《ボルシャックライシス・NEX》に頼らずともリーサル打点を形成する事が可能です。
《ボルシャック・決闘・ドラゴン》のプランは、マナで事前に準備が必要になるので意識してプレイしましょう。
フィニッシャーに繋げよう
このデッキのフィニッシャーは8コスト、9コストと比較的重いコストラインです。
そこで、今回は4種類のブーストカードを合計16枚採用しています。
このデッキでは、4~5ターンで8~9コスト域に到達します。《メンデルスゾーン》と《ボルシャック・栄光・ルピア》を使用した際の2ブーストを出来ない例が《メンデルスゾーン》しか無い為、物凄い確率で2ブーストが決まり、マナの枚数が一気に加速します。
《決闘者・チャージャー》を唱える事でマナを加速しながら、フィニッシャーを手札に抱える事が出来ます。こちらも回収できないカードが《メンデルスゾーン》しか無い為、基本的には3ドローです。
1ブーストなので2ターン目にブーストを撃てていないとデッキの速度は少し落ちる可能性はありますが、《ボルシャック・ドギラゴン》をキープする余裕が出来たり《超英雄タイム》や《大和ザンゲキ剣》で盤面をしっかり処理しながらマナを伸ばす事も選択肢に入るので『ボルシャック』で染まっているこのデッキだからこその強みだと思います。
このデッキは『クロニクルデッキのカード』+《メンデルスゾーン》というルールで構築している為、自然文明の枚数が16枚になっています。
なので《ボルシャックゾーン》に関しては、4枚の中で1番質が低いのでマナの色を確保する為、マナに置く事が多くなるとは思います。
フィニッシャーまで耐えよう
順調にブーストが決まり、フィニッシャーまで繋がる!
それだけがデュエマじゃないですよね?
時には事故ったり、相手のデッキの展開が速く早期にシールドを詰められる展開もあると思います。
そんな状況にも対応出来るように除去札と受け札が採用されています。
《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》のツインパクトは除去札としてかなり優秀です。
《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》
【クリーチャー】
【種族】アーマード・ドラゴン/ハンター
【文明】火
【コスト】6
【パワー】6000
■ W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーが出た時、パワー3000以下のサイキックではないクリーチャーをすべて破壊する。その後、パワー5000以下のサイキック・クリーチャーをすべて破壊する。
【呪文】
【文明】火
【コスト】2
■ バトルゾーンにある相手のコスト3以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
上面は相手の小型を一掃する事が出来て、下面は早い段階で堅実に1体を処理する事が出来ます。
《メンデルスゾーン》や《ボルシャック・栄光・ルピア》のブーストが決まると簡単に6コストに繋がるデッキなので、上面を充分に活躍させる事が出来るのはかなり魅力です。昔からスパヒ好きだから、少し嬉しい。
《ボルシャック・大和・ドラゴン/大和ザンゲキ剣》
【クリーチャー】
【種族】アーマード・ドラゴン/サムライ
【文明】火
【コスト】6
【パワー】6000+
■ スピードアタッカー■ W・ブレイカー■ 攻撃中、このクリーチャーのパワーを自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000する。 《ボルメテウス・武者・ドラゴン》の能力によって、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する時、かわりに相手のパワー12000以下のクリーチャーを1体破壊する。
【呪文】
【文明】火
【コスト】4
■ S・トリガー
■ 相手のパワー4000以下のクリーチャーを1体破壊する。バトルゾーンに自分のドラゴンがあれば、かわりに相手のパワー12000以下のクリーチャーを1体破壊する。
《ボルシャック・大和・ドラゴン/大和ザンゲキ剣》は4コストの除去札で《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》と違って条件付きではありますが、12000という大きいパワーラインまで破壊する事が出来ます。
4コストはこのデッキの動きの中では中途半端なマナコストなので、シールド・トリガーがメインの除去札になると思います。
《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》
【クリーチャー】
【種族】アーマード・ドラゴン
【文明】火
【コスト】6
【パワー】6000+
■ W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札を見る。その中から、名前に《ルピア》とあるカードを1枚出してもよい。その後、山札をシャッフルする。
■このクリーチャーは、自分の墓地にあるファイアー・バード1体につき「パワーアタッカー+1000」を得る。
【呪文】
【文明】光
【コスト】5
■ S・トリガー
■相手のクリーチャーをすべてタップする。
《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》はシールド・トリガーとして踏ませるだけで1ターン貰えるので強力な受け札として4枚採用していますが、上面も《ボルシャック・栄光・ルピア》を出す事で9コストまで繋げる事が出来るので中盤の展開+ブーストの役割を担ってくれます。
《ボルシャック・ドギラゴン》
【クリーチャー】
【種族】メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍
【文明】火
【コスト】7
【パワー】12000
■ 革命0トリガー:クリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、このクリーチャーを手札から見せてもよい。そうしたら、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードが火の進化ではないクリーチャーなら、バトルゾーンに出し、このクリーチャーをその上に置く。
■進化:火のクリーチャー1体の上に置く。
■ T・ブレイカー
■ このクリーチャーが出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このクリーチャーとその選んだクリーチャーをバトルさせる。
このデッキは、普通のドラゴンデッキと違い《決闘者・チャージャー》が3ドローなので《ボルシャック・ドギラゴン》をキープしやすいデッキになっています。
ブーストがクリーチャーになっているので、ヒット率は高いですが捲って強いカードは少ないので気を付けましょう。
おわりに
今回は、久しぶりに記事を書かせて頂きました。
今回は『決闘!!ボルシャック・デュエル』の解説をしましたが、◆ドラえもんが解説している『熱血!!アウトレイジ・ビクトリー』もかなり良いデッキです。
どちらも良いデッキだと思うので、ぜひ遊んでみてください。
今回紹介したデッキは、8月4日(日)の21時頃に『フェアリーch』で実際に対戦動画を上げます。
◆ドラえもんがフルパワーに仕上げた【アウトレイジ】デッキと実際に対戦するのでお楽しみに!
企画の感想をツイートする際は#クロニクルウォーズでお待ちしてます。
そして『フェアリーch』のチャンネル登録もよろしくお願いします。
そして今回はコラボ企画としてプレゼントキャンペーンも行います!
プレゼントキャンペーンについて
今回はコラボ企画を記念して、クロニクルデッキ『決闘!! ボルシャック・デュエル』と『熱血!! アウトレイジ・ビクトリー』 を各1名様にプレゼント!
応募方法
- 『#クロニクルウォーズ』を入れる
- 自分だったら『決闘!! ボルシャック・デュエル』もしくは『熱血!! アウトレイジ・ビクトリー』をこう改造したというDECK MAKERのURLを入れる
フェアリーと◆ドラえもんが良いと思ったデッキの中から、1名様ずつプレゼントさせて頂きます。
当選者には、デッキの感想と共にフェアリーと◆ドラえもんからツイートをさせて頂きます!
期限は8月10日(火)23時59分まで!
企画の感想もいただけると嬉しいですね!
みなさま奮ってご応募ください!