このデッキはこんな人におすすめ! |
●安くて楽しいデッキが欲しい! ●《デドダム》4枚のデッキを使いたい! ●《デドダム》以外は安く抑えたい! ●前に見たようなネタでも許せる! |
《デドダム》だー!!!
ついに……格安デュエマ研究所に《 天災 デドダム 》4枚のデッキが来たぞ!!
……って導入しようと思ったら、前回の副所長がもうやってたね……
はい、というわけで今回も《デドダム》を使い倒すデッキです。
……敢えて《デドダム》ネタを続けたのは真面目な理由もあり――そのへんは後述。
目次
格安デュエマ研究所とは?
まずは本コーナーについて、改めてご紹介。
『格安デュエマ研究所』は、デュエル・マスターズの安くて楽しいデッキを構築・紹介していく企画だ。

「格安」の定義として、「シングル価格の合計がクロニクルデッキの定価(=およそ5000円)以内」と設定している。このままクロニクルデッキが出なくなったらこの基準も伝わりにくくなってしまうかもしれない。
※シングル価格は、執筆時点(2023/8/19)のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)相当として計算
もちろん、すでに持っているカードや傷アリカードを使えば、もっと安く構築することが可能だ。
また、安いデッキは高額デッキの代用品や劣化版ではない。独自の強さや面白さを持つデッキを研究・紹介していくぞ!
デッキのコンセプトと《デドダム》
ちょっと前置き:《デドダム》の話
というわけで、格安圏内にやってきた《 天災 デドダム 》。
とりあえず、なんで2回連続《デドダム》なんだよ、っていう部分のお話をちょこっと語らせてほしい。
構築にはマジで何も関係ないので、早くデッキを見たい方は次の項までスクロールいただければ幸いだ。
所長はペットのお散歩のため、よく公園に行く。
そうすると、輪ゴムで束ねたデッキをベンチに広げて遊ぶ少年たちと遭遇することがあって。(そういう子たちが再び増えてきていること、嬉しいね!)
少年「おじさんデュエマ分かるの?」
所長「まぁ、ちょっとなら」
みたいな感じで、ちょこちょこ話すようになったんだよね。
話す中で彼らのデッキを見ると、パーツが足りないなりに【アビス】【アーマード】【ジャイアント】といった、ARev種族で固めた構築ができている。
一方で、パックで当てたであろう黒トレジャー《デドダム》は、「余りカード」としてクッキーの空き缶に放り込まれていた。
所長「《デドダム》、超強いカードだよ。使わないの?」
少年「ええー?どういうデッキで使うのか分からない」
なるほど、確かに侵略先も高コストの多色クリーチャーも持っていないならば、《デドダム》をどう使うのかピンと来なくても無理はない。
また、デュエマフェスを巡る中で、
「安くなったとは言っても、《ガイアッシュ》や《サイクルペディア》を4枚揃えるのは、学生にはやっぱりきついですよ……」
とぼやく学生プレイヤーさんにもたびたび出会った。
であれば。
《デドダム》を強く使いつつ、他のパーツは低価格で済ませるデッキを複数パターン紹介することで、彼らの役に立てるのでは?
――と考え、今回のデッキテーマに至った。
みなさんが、あるいはみなさんの周囲のプレイヤーが《デドダム》を余らせているなら、ぜひ今回(や前回)の記事をヒントに「こんな使い方もアリか!」と考えていただければ幸いだ。
長いお話でごめんね、前置き終わり。
デッキの方針
さて改めて、今回のコンセプトカードは言わずもがな《 天災 デドダム 》。

【 クリーチャー 】
種族 トリニティ・コマンド / 侵略者 / 文明 水/闇/自然 / パワー3000 / コスト3
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚を自分の手札に加え、1枚をマナゾーンに置き、残りの1枚を墓地に置く。
280円
このカードを使いつつ、他のカードは安く収めるデッキ――というのが今回のテーマだ。
となると、色を足していわゆる4c、5c構築にすることは避けたい。自ずと各色の高額パワーカードが採用されてしまうからだ。
先ほども名前の挙がった《ガイアッシュ・カイザー》や《サイクルペディア》あたりの力も借りずに済ませられるとベターだろう。
これらを入れないデッキということは、
- 水闇自然の3色で収める
- コスト10以上のクリーチャーを入れない(《ガイアッシュ》不採用の理由)
- コスト4以下の呪文を入れない(《サイクルペディア》不採用の理由)
……という条件を満たせばよい。
《 甲型龍帝式 キリコ3 》で《 オールデリート 》を射出する、【キュービックデリート】なら条件にバッチリ合致するのでは???
まぁ、これも副所長に先回りされてるんだけどね!めちゃくちゃ連携悪いなこの研究所
上記の記事の中で北白河副所長はこう述べている。
アドバンスにして雑に《 オールデリート 》(190円)っていうのは実際一番楽ではあるんですが、ぶっちゃけ読者の皆様もそんなの求めてないと思うんですよ。
第108回格安デュエマ研究所より
「アドバンスにして」――つまり《 オールデリート 》で封印を全部剥がして禁断開放するのがカンタン、というお話だ。
※あと「離れた時GR召喚」で後続を確保するとかもアリ
それじゃ面白くないっていうなら、オリジナル範囲でフィニッシュ手段を完結させよう。
要するに、《 オールデリート 》処理後、すぐに軽量クリーチャーを走らせられれば良いのだ。
――《荒廃と豊穣の決断》でマナから進化元と進化クリーチャーを出してしまえば良いのでは?
デッキレシピ
というわけで完成したデッキがこちら!


合計金額は4,150円(2023/8/19時点)。
もともと採用していた200円前後のカードが次々に抜けてしまい、最終的に何故か予定より大きく値下がるという不思議な結果となった。
そのあたりの改造案というか競合候補については、解説の中でおいおい見ていこう。
個別カード解説
では、ここからは個別のカードを紹介していく。
個別カード解説【デドダム】
別にギミックでも何でもないんだけど、まずはコンセプトカードから。
《天災 デドダム》4枚

【 クリーチャー 】
種族 トリニティ・コマンド / 侵略者 / 文明 水/闇/自然 / パワー3000 / コスト3
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚を自分の手札に加え、1枚をマナゾーンに置き、残りの1枚を墓地に置く。
280円
というわけで、現代デュエマを象徴するインフラ。ようやくインフラが人類に行き渡ったんだね……
実はこのデッキだと、闇の単色カードがマナに置きたくない《 オールデリート 》1種のみとなっている。1枚目の《デドダム》はマナに埋めてしまい、色の安定に使う場面も多いだろう。
……こうした、「3色のマナ基盤として使える」点も《デドダム》の強さだよね……(しみじみ)
今回のデッキでは、フィニッシュ時に《荒廃と豊穣の決断》で射出して進化元になることも重要な役割。コスト3かつマナに埋めても強いという点が役立つぞ。
個別カード解説【メインギミック】
続いてはメインギミックだ。
《甲型龍帝式 キリコ3》4枚

【 進化クリーチャー 】
種族 クリスタル・コマンド・ドラゴン / 文明 水 / パワー13000 / コスト8
■進化-自分の水のドラゴン1体の上に置く。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札をすべて、好きな順序で山札の一番下に置く。その後、自分の山札の上から、呪文が3枚出るまで、カードをすべてのプレイヤーに見せる。こうして見せたそれ以外のカードをすべて山札に加えてシャッフルし、その後、その3枚の呪文をコストを支払わずに唱える。
■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
60円
というわけで、第108回とかぶってしまった呪文コンボの起点。
……《デドダム》と色が合って、他の高額カードを使わないフィニッシュって言うとコイツが思いついてしまったんじゃ……
発射する呪文は、そんな第108回で言及された《オールデリート》に加え、《 荒廃と豊穣の決断 》。
ちなみにハンデスで《 オールデリート 》《荒廃と豊穣の決断》が全て落とされてしまった場合などには、《キリコ3》のT・ブレイカーで泣きながら殴ることになる。何やかんやパンチ力はあるので、暴力にすべてを託そう。
どうでもいいけど、実は初出時と名前が違う。
最初はキリコの3乗だったのに、何故か再録されたら3号機みたいな名前にされてしまったぞ。
《蒼狼の王妃 イザナミテラス》4枚

【 クリーチャー 】
種族 サムライ / オリジン / ポセイディア・ドラゴン / 文明 水/自然 / パワー4000 / コスト6
■このクリーチャーが出た時、次のうち1つを選ぶ。
▶︎相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて持ち主のマナゾーンに置く。
▶︎自分の山札から1枚目を見て、手札に加えるかマナゾーンに置く。
その後、このクリーチャーから進化できる、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャーを1体、手札またはマナゾーンから選び、このクリーチャーの上に置く。
110円
《キリコ3》踏み倒し担当。
あんまりにもカブトボーグ回とギミックが寄ってしまうのだけど、今回はデドダムの使い道を紹介するのがテーマということでひとつ……
ちなみにマナゾーンに《キリコ3》が置けていないときは「3000以下全部マナ送り」モードでお茶を濁しつつ、普通に手札からの進化を待とう。
また、《キリコ3》を踏み倒すにはマナゾーンのカードが8枚必要。
自身の効果で1マナは増やせるので、7マナ時点での召喚を目指そう。
《オールデリート》2枚

【 呪文 】
文明 闇 / コスト11
■各プレイヤーは、バトルゾーン、手札、シールドゾーン、墓地にある自身のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。
140円
全てを消し飛ばす、このデッキの切り札だ。
シールドも手札もなくなるので、トリガータマシードやG・ストライク、革命0トリガーといった防御手段も無効化できるぞ。
実はスター進化とEXライフを仕留められないのが弱点。
それらを相手取る際は、《 オールデリート 》を2度撃ちする、EXライフシールドを先に割っておく、などの一工夫が必要となる。
どうでもいいけど、所長は何とも言えない画質のCGザキラが描かれている『名場面BEST』版もクソコラっぽくて好きだぞ。
《荒廃と豊穣の決断》2枚

【 呪文 】
文明 闇/自然 / コスト5
■自分のマナゾーンと墓地に合計8枚以上カードがあれば、この呪文を唱えるコストを2少なくする。
■次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
▶自分の山札の上から2枚を墓地に置く。その後、カードを1枚、自分の墓地からマナゾーンに置いてもよい。
▶このターン、相手のクリーチャーすべてのパワーを-1000する。
▶闇または自然の、コスト3以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出す。
55円
《 オールデリート 》後の更地にフィニッシャーを射出する、もう一つの切り札。
基本的には3つ目の「マナから踏み倒し」モードを2回使い、進化元と進化クリーチャーを出して詰めに行くぞ。
ちなみに《 オールデリート 》ともども各2枚採用なのは、《キリコ3》で同カード3枚を捲る事故を防ぐため。
もちろん2枚とも楯落ちするリスクもあるのだけれど、2枚積みのカードがどちらも楯落ちする確率は約1.28%(のはず)。
となると、《 オールデリート 》《荒廃と豊穣の決断》いずれかが2枚とも楯に埋まって機能不全に陥る確率は、加法定理より2.56%。
この程度の確率ならば、受け入れてしまって構わないかな……という理念で2枚積みとしてみたぞ。
※計算ミスってたらこっそり教えてください
あ、楯落ちの話のついでに。
山札を全部見る、楯落ちチェック要員を入れたい場合は《 緑銅の鎧 》がオススメ。
《ソーナンデス<レイザー.Star>》3枚

【 スター進化クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / ジャイアント・インセクト / レクスターズ / 文明 自然 / パワー6000 / コスト3
■スター進化:レクスターズまたは自然のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
■マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
50円
またデッカくんかよ!!!
《荒廃と豊穣の決断》から射出できる「自然のコスト3で召喚酔いしないクリーチャー」という条件を満たしたため採用。
他にも3マナ進化獣はいくつか存在するけれど、《デッカくん》の場合はマッハファイターで露払いし、時間稼ぎできるのが強み。《 オールデリート 》以外の盤面干渉手段が少ないからね……
また、その《 オールデリート 》の項で書いたけれどスター進化は《 オールデリート 》を耐える。(類似裁定例:《 テック団の波壊Go! 》のケース)
前のターンまでに《デッカくん》を出して《 オールデリート 》した場合、生き残った進化元がそのままフィニッシャーになるぞ!
個別カード解説【初動&サポート】
残るカードは全てサポート。
ここについては、かなーり検討の余地が大きい構成となっているので、サンプルレシピをベースに手に馴染む形を探してみてほしい。
なお、《キリコ3》のノイズとなってしまうことから、ツインパクトを含めサポート呪文は不採用。そのあたりも加味しながら見ていこう。
《霞み妖精ジャスミン》4枚

【 クリーチャー 】
種族 スノーフェアリー / 文明 自然 / パワー1000 / コスト2
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーを破壊してもよい。そうした場合、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
50円
というわけで、呪文が不採用となれば初動はコイツ。
多色率が高いデッキなので、アンタップで置きやすいマナとしても重宝するはずだ。(なので、2ターン目に《ベラドンナ》とどちらを使うか迷ったときはこちらを手札に残すのがオススメ)
どうでもいいけど、地味に十王篇(と、同年の『ドラリンパック』)を最後に通常収録されていない。デッキをたくさん組んでいると、ちょっと足りなくなってきたぞ……
《悪魔妖精ベラドンナ》4枚

【 クリーチャー 】
種族 スノーフェアリー / ファンキー・ナイトメア / 文明 闇/自然 / パワー2000 / コスト2
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、次のうちいずれか1つを選ぶ。
→相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
→自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
100円
2マナブースト2種類目。
こちらは言わずもがな、マナが潤沢ならばハンデスとしても運用できるのが嬉しいところ。
また、不足しがちな闇マナでもある。初動カードではあるけれど、初手に見えたら埋めておくと《デドダム》をプレイしやすいぞ。
《天体かんそ君》4枚

【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 自然 / パワー3000 / コスト4
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚を自分のマナゾーンに、1枚を山札の一番下に、1枚を山札の一番上に置く。
50円
もともとデッキに入っていた《 ウマキン☆プロジェクト 》の枠を奪い、全抜きに追い込んだジョーカーズ。ウッソでしょ??
というのもこのデッキ、呪文2種はずっと山札の下に眠らせておきたい。
《デドダム》に加え《ウマキン》まで採用すると、これらの呪文を公開領域に持ち込む頻度が上がりすぎ、ちょっと取り回しが悪いという印象を受けた。
というわけで「1枚は山札の下」という効果が光る《 天体かんそ君 》の出番。
なんだか屁理屈みたいな理由だけど、回してみると確かにこちらのほうがデッキの動きを阻害しない。
冒頭の《ガイアッシュ》《サイクルペディア》を使わない話もだけれど、こういう「パワーカードを使わない理由」が見つけられるとちょっと楽しいぞ。
《月光電人オボロカゲロウ》4枚

【 クリーチャー 】
種族 グレートメカオー / 文明 水 / パワー1000 / コスト2
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンにある文明ひとつにつき、カードを1枚引いてもよい。その後、引いたカードと同じ枚数の手札を、好きな順序で自分の山札の一番下に置く。
190円
引いちゃった呪文2種をないないする担当。
山札の下に好きな順序で戻せるため、2種類を1枚ずつ引いてしまった場合なんかは「どちらを2枚唱えるか」をある程度コントロールできるぞ。
(※《キリコ3》で唱えられるのは「山札を順に捲って出た3枚」。このデッキの呪文は全4枚なので、楯落ちがなければ一番下にある1枚は唱えない)
特に、相手のデッキにスター進化やEXライフ持ちが採用されていそうな場合は《 オールデリート 》を2枚唱えられるよう積み込んでおきたいところだ。
実はこのデッキで《デドダム》が輝く理由の一つでもある。
1ターン目に《デドダム》をチャージしておくことで、2ターン目から《オボロカゲロウ》で3枚掘り進めることが可能。2ターン目の《オボロカゲロウ》で引くことで、3ターン目の《デドダム》着地率が高まる……と、地味ながら良い嚙み合い方をしてくれるんだ。
ちなみに【オボロティガウォック】以外ではあまり使われないカードということもあって、気が付くと価格が動いている。「持ってないよ!」という人は、ぜひタイミングを見極めてゲットしてほしい。
《エビデンスバード》2枚

【 クリーチャー 】
種族 トリックス / チームウェイブ / 文明 水 / パワー1000 / コスト4
■ S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚を見る。その中から自然のクリーチャーを1体選び、相手に見せてから手札に加えてもよい。残りを好きな順序で山札の一番下に置く。
50円
「防御手段にもなってコンボパーツを探せて、かつ呪文は山札の下に送れるカードありませんかね?」という無茶振りに答えられることから採用。
登場時効果で《イザナミテラス》《プロメテウス》あたりを持ってこられると嬉しいところだ。
防御手段としてもコンボパーツ探索としてもちょっとピリッとしない性能であることは確かなので、好みでどちらかに特化したカードに差し替えてしまうのもアリ。
単純に受け札としての性能を求めるなら、定番の《 終末の時計 ザ・クロック 》、あるいは今なら《終止の時計 ザ・ミュート》あたりだろうか。
《飛散する斧 プロメテウス》3枚

【 クリーチャー 】
種族 アウトレイジ / 文明 水/自然 / パワー1000 / コスト5
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚をタップしてマナゾーンに置く。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻す。
50円
このデッキを組む上で、最後まで悩んだ末に確定した枠がコイツ。
結局のところこのデッキ、《デドダム》→なんやかんやマナゾーンを整えつつ→7マナ時点で《イザナミテラス》……という動きがカギ。
そう、突き詰めると3→5→7のアクションなんだよね。
というわけで「何やかんやマナゾーンを整えつつ」を達成しながらマナカーブを埋めるコイツを採用。
《ウマキン☆プロジェクト》《妖精 アジサイ-2》ら、「2枚見て1枚マナ1枚手札」組に比べるとコストが重くパワーも低い。
けれど、それらと違って元々マナゾーンにあったカードも手札に加えられるのが大きな強みだ。
マナブーストの過程で落ちてしまった必殺呪文を拾う、重要な役割を果たしてくれるぞ。
デッキの回し方
このデッキのメインプランは《キリコ3》からの《 オールデリート 》+《荒廃と豊穣の決断》。
単色マナの少なさやマナに置くべきカード・置いてはいけないカードの扱いがややシビアだ。
そのあたりをいくつか補足していこう。
【前提】目標を確認
まず、目指すべき状況は以下。
①マナゾーンに《キリコ3》《デッカくん》(と、任意のコスト3以下クリーチャー)がいる状態で7マナに到達
②呪文2種が手札または山札に存在
上記2条件を満たした状態で《イザナミテラス》を召喚するのが目標だ。
【序盤~中盤】目標のマナゾーンを作れ
目標達成のために頼れるのが《デドダム》。
このデッキでは墓地肥やしの恩恵はほぼないものの、3枚の中からマナに置くべきパーツ・手札に引くべきパーツを振り分けられるのはやっぱり超便利だ。
何はなくとも呪文は山札の下! 《 天体かんそ君 》であらかじめ弾いたり、引いてしまった分は《オボロカゲロウ》で隠したりしておこう。
《ジャスミン》《ベラドンナ》で呪文がマナ落ちしてしまった際には《プロメテウス》で確実に拾っておきたいところ。
【フィニッシュ】すべてをデリート!デッカくんが荒野を走る!
条件を満たしたら《イザナミテラス》を召喚! マナゾーンの《キリコ3》を踏み倒して進化しよう。
引いてしまった呪文も、手札に握っていればココで《キリコ3》によって山札に戻る。2枚とも楯落ちしていない限り、《 オールデリート 》《荒廃と豊穣の決断》が最低1枚ずつ唱えられるはずだ。
先に《 オールデリート 》の効果を適用し、マナゾーンを除く互いの全カードを山札に。
続いて《荒廃と豊穣の決断》で「コスト3以下踏み倒し」モードを2回選択。適当な進化元クリーチャーと《デッカくん》を投げればダイレクトアタックで勝利だ!
ちなみにこれ、大会の合間のフリープレイで何度か炸裂させたけど、フィニッシャーがちょっぴり予想外ということもあって結構盛り上がるぞ。
これをお読みのみなさんも、ぜひ使って対戦相手をビックリさせてほしい!
改造するなら
このデッキは「理想のマナゾーン」を要求しつつ、墓地を肥やすメリットはほぼない。
そのため、「マナを操作しつつ、不要カードを山札の下に送る手段」があればなお良いといえる。――《 オットコマエ・ピーマン 》だ。

【 クリーチャー 】
種族 ワイルド・ベジーズ / 文明 自然 / パワー1000 / コスト2
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から4枚を、タップして自分のマナゾーンに置いてもよい。
そうした場合、自分のマナゾーンから4枚、好きな順序で自分の山札の一番下に置く。
■ワイルド・ソウル
620円
コイツを採用することで、手札に来てしまった《 オールデリート 》《荒廃と豊穣の決断》を気兼ねなくマナチャージすることが可能だ。
これらの呪文が《ジャスミン》《ベラドンナ》によって思いがけずマナに落ちてしまった場合もケア可能であり、さらに《デドダム》のために色を整える役目も果たせる。
と、できれば採用したいカード――なのだけれど、2マナ枠をこれ以上増やすのも現実的ではない。
《ジャスミン》(と《ベラドンナ》)を抜いて2→4の流れを完全に捨てるなど、序盤のプランをある程度見直す必要があるだろう。
(《ベラドンナ》の抜けた枠は、追加の闇カードとして《Disジルコン》を入れてみるのもオススメ!)
カード濾過あれこれ
繰り返すけれど、このデッキでは呪文2種を引きたくない。
というわけで「山札の上から○枚見て△枚を手札/マナ、残りを山札の下」タイプのカードは基本的に相性が良いぞ。
どうしても4マナ域・自然単色が太くなってしまうため採用を見送ったけれど、どれも一考の余地があるカードだ。
マナから何を射出する?
今回は(今回も)デッカくんを投げてフィニッシュしたこのデッキ。
しかしながら、他にもフィニッシャー候補は考えられる。特に有力なのは、マナ進化の面々だ。
マナ進化の場合、《荒廃と豊穣の決断》の踏み倒しモードを1回しか消費しない。
他の2モードを使いたい場面はほとんどないけれど、選択肢の一つとして示しておきたいところだ。
また、《 オールデリート 》後もマナゾーンは無傷のため、マナから召喚できるカードも相性は悪くない。
《 オールデリート 》したターンに起きてるマナ残らないでしょ……ということで不採用ではあったけれど、受けの細さも補える《マーチングバトン ダイダイ》は要注目だ。
第2の進化元
元々のレシピだと《キリコ3》の進化元は《イザナミテラス》のみとなっている。
山札をガンガン掘り進めるデッキなので、進化元不足感はそんなにない――けれど、保険として2種類目を採用してみるのもアリだろう。
オススメは《バイケンの海幻》!
《バイケンの海幻》

【 タマシード 】
種族 ポセイディア・ドラゴン / シノビ / レクスターズ / 文明 水 / コスト4
■シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
■自分のターンの終わりに、カードを1枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を1枚捨てる。
■相手のクリーチャーが自分を攻撃する時、このタマシードを破壊してもよい。そうしたら、水のコスト6以下のクリーチャーを1体自分の手札から出し、このターン、そのクリーチャーに「ブロッカー」を与える。このターンの終わりに、そのクリーチャーを手札に戻す。
250円
水のドラゴンでシンカライズ持ちのため、問題なく進化元として運用が可能。
置きドローとしてパーツ探しに役立つのもよく噛み合っている。
たまに発生しうるのが、相手の攻撃に反応して《イザナミテラス》を踏み倒すパターン。
《イザナミテラス》の3000以下マナ送りモードを選ぶだけでもそこそこのカウンター効果が見込めるけれど、恐ろしいのはマナが7枚揃っていた時。
そう、登場時に《キリコ3》を踏み倒すことで、《 オールデリート 》を受け札的に活用できちゃうのだ。
たられば感の強い動きではあるものの、決まれば間違いなく爽快。
試してみる価値はありそうだ。
さいごに
格安デュエマ研究所、今回は《デドダム》に支えられたワンショットデッキをお送りしたぞ。最後まで読んでくれてありがとう。
「組んでみたよ!」「こんな改造はどう?」「研究所メンバーの連携体制を見直せ」などなど、コメントがあればぜひ#格安デュエマ研究所で寄せてほしい。
前回のココで轟破天とティーゾリスはもうええわって言われてたけどデッカくんもそっち寄りだね

格安デュエマ研究所は今後も定期更新予定!次回もお楽しみに!
【格安デュエマ研究所】研究成果一覧
